1: 2010/08/21(土) 20:52:03.83
律「うーっす!」ガチャリ
梓「あ、律先輩。こんにちは」
律「よぉ、梓ー。ひとり?」
梓「あ、はい。今来たばかりなんです」
澪「律! 私の焼きそばパン返せ!」ガチャリ
紬「こんにちは~」
梓「澪先輩! ムギ先輩! こんにちは!」
唯「こんちゃ!」ガチャリ
梓「あ、律先輩。こんにちは」
律「よぉ、梓ー。ひとり?」
梓「あ、はい。今来たばかりなんです」
澪「律! 私の焼きそばパン返せ!」ガチャリ
紬「こんにちは~」
梓「澪先輩! ムギ先輩! こんにちは!」
唯「こんちゃ!」ガチャリ
3: 2010/08/21(土) 21:00:39.71
梓「あ、唯せんぱっ…」
律「ゆ、唯……!」
澪「お、お前……」
紬「なんだかとっても……」
梓律澪紬「かぁわいい~!」
唯「うわっ! みんなやめてよ!」
ワイワイ
梓「って! どうしたんですか唯先輩!」
唯「ちっちゃくなっちゃった!」テヘッ
律「てへっ じゃないだろ!」
澪「一体どうしたんだよ!」
紬(唯ちゃん……! ハァハァ)
律「ゆ、唯……!」
澪「お、お前……」
紬「なんだかとっても……」
梓律澪紬「かぁわいい~!」
唯「うわっ! みんなやめてよ!」
ワイワイ
梓「って! どうしたんですか唯先輩!」
唯「ちっちゃくなっちゃった!」テヘッ
律「てへっ じゃないだろ!」
澪「一体どうしたんだよ!」
紬(唯ちゃん……! ハァハァ)
5: 2010/08/21(土) 21:04:11.96
唯「なんだかよくわかんないんだけど、ホームルーム終わってちょっとお昼寝してたの」
律「ほうほう」
唯「そしたらね……」
唯「ちっちゃくなってたんだ!」
澪「それ大変だろ!」
紬「このくらいだと…。大体130cm、小学4年生ってとこね」
唯「ここまで来るの大変だったよ~。高校っておっきいね!」
律「ほうほう」
唯「そしたらね……」
唯「ちっちゃくなってたんだ!」
澪「それ大変だろ!」
紬「このくらいだと…。大体130cm、小学4年生ってとこね」
唯「ここまで来るの大変だったよ~。高校っておっきいね!」
7: 2010/08/21(土) 21:07:13.55
澪「何から何まで幼くなったんだな」
律「頭脳はそのままだけど……」
梓「声もこどもっぽいです」
紬(唯ちゃん、唯ちゃん!! ハァハァ)
唯「あうっ!」バタッ
梓「唯先輩!?」
律「唯!」
澪「しっかりしろ!」
紬「唯ちゃん! 唯ちゃん! (ハァハァ)」
律「頭脳はそのままだけど……」
梓「声もこどもっぽいです」
紬(唯ちゃん、唯ちゃん!! ハァハァ)
唯「あうっ!」バタッ
梓「唯先輩!?」
律「唯!」
澪「しっかりしろ!」
紬「唯ちゃん! 唯ちゃん! (ハァハァ)」
9: 2010/08/21(土) 21:11:53.68
唯「う、う~ん」ムクッ
律「唯! おきたか!」
梓「よかったです!」
澪「心配したんだぞ!」
紬(ちっちゃい唯ちゃんの寝顔…! 可愛かったよ!)
唯「おねえちゃんたち、だれ?」
律梓澪紬「え」
律「唯! おきたか!」
梓「よかったです!」
澪「心配したんだぞ!」
紬(ちっちゃい唯ちゃんの寝顔…! 可愛かったよ!)
唯「おねえちゃんたち、だれ?」
律梓澪紬「え」
10: 2010/08/21(土) 21:16:05.04
澪「唯、どうしたんだ?」
律「なんか、雰囲気変わったぞ……」
梓「まさか、頭の中まで幼稚になったんじゃ……?」
紬(これぞ本当の幼女よ! 幼女バンザイ!)
唯「どしたの? おねえちゃんたち。それに、ここはどこ?」
律「えーっとだなー……」
澪「いちおう、説明してやらないと」ヒソヒソ
梓「ですが、このままで通しましょう。なんてったって全部が幼いんです、混乱するかも」ヒソヒソ
紬「自己紹介とかでいいんじゃないかしら?」ヒソヒソ
律「なんか、雰囲気変わったぞ……」
梓「まさか、頭の中まで幼稚になったんじゃ……?」
紬(これぞ本当の幼女よ! 幼女バンザイ!)
唯「どしたの? おねえちゃんたち。それに、ここはどこ?」
律「えーっとだなー……」
澪「いちおう、説明してやらないと」ヒソヒソ
梓「ですが、このままで通しましょう。なんてったって全部が幼いんです、混乱するかも」ヒソヒソ
紬「自己紹介とかでいいんじゃないかしら?」ヒソヒソ
11: 2010/08/21(土) 21:20:07.61
律「オホン。えーっと…私は田井中律だ」
澪「秋山澪」
梓「中野梓です」
紬「琴吹紬よ」
唯「えっと、りっちゃんに、澪ちゃんに、梓ちゃんに、ムギちゃんだね」
律澪梓紬(そのへんはあんま変わってない!)
梓「あ、でも、私のことはあずにゃんって呼んでくれなきゃ嫌です!」
唯「あずにゃん~♪」
梓「かっ、かわいい///」
澪「秋山澪」
梓「中野梓です」
紬「琴吹紬よ」
唯「えっと、りっちゃんに、澪ちゃんに、梓ちゃんに、ムギちゃんだね」
律澪梓紬(そのへんはあんま変わってない!)
梓「あ、でも、私のことはあずにゃんって呼んでくれなきゃ嫌です!」
唯「あずにゃん~♪」
梓「かっ、かわいい///」
14: 2010/08/21(土) 21:25:40.40
梓「じゃ、なくて! これからどうするか考えましょうよ!」
律「梓やけに真剣だな」
澪「梓、お前まさか……」
梓「ええ、私は唯先輩が好きです」
紬「ああ、仲間として……」
梓「付き合いたいとも思っています」
紬「え(唯ちゃんは私のものなのに!)」
梓「だからこのままではダメです! どうにかして戻してあげないと!」
律「お前の熱意、十分に伝わった! 澪!」
澪「ああ、協力するぞ! 律!」
紬「わ、わたしも~(クッ、邪魔な虫どもめ)」
律「梓やけに真剣だな」
澪「梓、お前まさか……」
梓「ええ、私は唯先輩が好きです」
紬「ああ、仲間として……」
梓「付き合いたいとも思っています」
紬「え(唯ちゃんは私のものなのに!)」
梓「だからこのままではダメです! どうにかして戻してあげないと!」
律「お前の熱意、十分に伝わった! 澪!」
澪「ああ、協力するぞ! 律!」
紬「わ、わたしも~(クッ、邪魔な虫どもめ)」
15: 2010/08/21(土) 21:32:27.78
梓「まずはどうしましょう?」
律「病院に連れていくとか?」
澪「アホか、こんなの医学的にありえないって」
紬「そもそもなんでこうなったのかしら?」
唯「あ~つ~い~」
梓「まずは学校の中を探索してみましょう」
澪「おっ、それいいな!」
律「じゃ、3年2組からいくぞ!」
澪梓「おー!」
紬「お、お~」
律「病院に連れていくとか?」
澪「アホか、こんなの医学的にありえないって」
紬「そもそもなんでこうなったのかしら?」
唯「あ~つ~い~」
梓「まずは学校の中を探索してみましょう」
澪「おっ、それいいな!」
律「じゃ、3年2組からいくぞ!」
澪梓「おー!」
紬「お、お~」
16: 2010/08/21(土) 21:37:51.01
唯「あへぇ…歩くの疲れたよ~」
梓「おぶってあげるです」スッ
唯「えへへ、あずにゃんやさしい~」
律「いい光景だなぁ」
澪「そうだなぁ」
紬「ほらほら二人とも、はやくしましょ?」
梓「おぶってあげるです」スッ
唯「えへへ、あずにゃんやさしい~」
律「いい光景だなぁ」
澪「そうだなぁ」
紬「ほらほら二人とも、はやくしましょ?」
18: 2010/08/21(土) 21:44:02.98
唯「ここおもしろそう! わ~い!」トテトテ
梓「あ、危ない!」
唯「あうっ!」バタン
澪「転んだぞ!」
律「唯、大丈夫か!」
唯「い、いたいよ…。えうっ、えうっ」ウルウル
唯「うわああああああああああああああああああああん!」
梓「あ、危ない!」
唯「あうっ!」バタン
澪「転んだぞ!」
律「唯、大丈夫か!」
唯「い、いたいよ…。えうっ、えうっ」ウルウル
唯「うわああああああああああああああああああああん!」
20: 2010/08/21(土) 21:49:42.99
梓「ゆっ、(あれ!? 相手は私より小さくて幼いのに、先輩っていうのは…)
梓「唯ちゃん!」
唯「えうっ、ひぐっ」ウルウル
梓「大丈夫だからね……」ギュッ
タタタタタタタタタタ
律「? なんか足音が」
憂「お姉ちゃん!」
梓「唯ちゃん!」
唯「えうっ、ひぐっ」ウルウル
梓「大丈夫だからね……」ギュッ
タタタタタタタタタタ
律「? なんか足音が」
憂「お姉ちゃん!」
22: 2010/08/21(土) 21:58:05.15
憂「って、あれ?」
澪「あ、憂ちゃん」
憂「お姉ちゃんの声がした気がしたんですけど……」
憂「お姉ちゃ~ん! どこにいるの~?」
唯「ひくっ、ひくっ」
梓「もう泣き止んで……ね?」
憂「あっ! おねえ……ちゃん?」
澪「あ、憂ちゃん」
憂「お姉ちゃんの声がした気がしたんですけど……」
憂「お姉ちゃ~ん! どこにいるの~?」
唯「ひくっ、ひくっ」
梓「もう泣き止んで……ね?」
憂「あっ! おねえ……ちゃん?」
23: 2010/08/21(土) 22:05:57.15
憂「お姉ちゃんがちっちゃくなってる!」パァァ
澪「えっ!? 驚かないの!?」
憂「え? いやぁ、ちっちゃいお姉ちゃんも可愛いなぁ…って」
梓「だよね! すっごい可愛いよね!」
律「それで、どうしてこうなったかを知るために、まずは校内探索ってところだ」
憂「そうなんですか…。私も手伝わせてもらえませんか?」
澪「ああ、いいぞ」
紬(こいつら、さっきからヌケヌケと唯の名前呼びやがって)
澪「えっ!? 驚かないの!?」
憂「え? いやぁ、ちっちゃいお姉ちゃんも可愛いなぁ…って」
梓「だよね! すっごい可愛いよね!」
律「それで、どうしてこうなったかを知るために、まずは校内探索ってところだ」
憂「そうなんですか…。私も手伝わせてもらえませんか?」
澪「ああ、いいぞ」
紬(こいつら、さっきからヌケヌケと唯の名前呼びやがって)
25: 2010/08/21(土) 22:12:29.68
梓「どうやらここには何も無いようですね」
憂「だね、別のところにいこっか」
律「和がいるかもしんないし、生徒会室行ってみっか?」
澪「うん、そうしよう」
憂「だね、別のところにいこっか」
律「和がいるかもしんないし、生徒会室行ってみっか?」
澪「うん、そうしよう」
27: 2010/08/21(土) 22:17:55.18
律「失礼しまーす……」
和「あら、律どうしたの?」
律「実は……」
唯「えへへ~♪」
和「唯!? こんなことって……」
澪「この通り、ちっちゃくなってしまったんだ」
梓「その原因を知るべく、こうして探索しているわけです」
和「なるほどね……」
和「あら、律どうしたの?」
律「実は……」
唯「えへへ~♪」
和「唯!? こんなことって……」
澪「この通り、ちっちゃくなってしまったんだ」
梓「その原因を知るべく、こうして探索しているわけです」
和「なるほどね……」
29: 2010/08/21(土) 22:22:51.49
和「この唯も可愛いけど、元に戻してあげるのが一番よね」
和「私も協力するわ」
律「おおっ、心強い!」
澪「よろしくな、和」
梓「唯ー! 走ると危ないってばー!」
唯「あはは~」トテトテ
和「私も協力するわ」
律「おおっ、心強い!」
澪「よろしくな、和」
梓「唯ー! 走ると危ないってばー!」
唯「あはは~」トテトテ
30: 2010/08/21(土) 22:29:14.84
和「記憶がなくなってるし…。憂ちゃんや私のことも覚えてないみたいね」
唯「んん?」
和「無邪気な笑顔…。ほんっと可愛い…」
和「まず、元の唯の意識が残ってたときの話を聞かせて」
唯「んん?」
和「無邪気な笑顔…。ほんっと可愛い…」
和「まず、元の唯の意識が残ってたときの話を聞かせて」
32: 2010/08/21(土) 22:33:17.69
和「そう……。確かにホームルームの後、少し寝てたわね」
和「でも、私はすぐに生徒会に行ったから、後のことはあんまりよくわからないわ」
律「じゃぁ聞き込みだな!」
――
律「いちごも姫子も、後のことは知らないって」
澪「そうか…。一体どうしてこんなことに…」
和「でも、私はすぐに生徒会に行ったから、後のことはあんまりよくわからないわ」
律「じゃぁ聞き込みだな!」
――
律「いちごも姫子も、後のことは知らないって」
澪「そうか…。一体どうしてこんなことに…」
33: 2010/08/21(土) 22:41:09.53
梓「今日はもう遅いですから、帰りましょう」
梓「唯は当番制で預かるということで」
澪「分かった、一日目は誰にしよう?」
律「うーん……。とりあえず、憂ちゃんか梓にしよう」
憂「じゃぁ、一旦私が預かります。今だったら親もいないですし……」
和「それじゃ、また明日ね」
紬「ええ♪」
梓「唯は当番制で預かるということで」
澪「分かった、一日目は誰にしよう?」
律「うーん……。とりあえず、憂ちゃんか梓にしよう」
憂「じゃぁ、一旦私が預かります。今だったら親もいないですし……」
和「それじゃ、また明日ね」
紬「ええ♪」
38: 2010/08/21(土) 22:52:52.18
憂「お姉ちゃん、帰ろう?」
唯「やーだー! もうちょっと遊ぶのー!」
憂「わがまま言わないでよ~」アセアセ
梓「そうだよ、遊んでるんじゃないんだから!」
唯「え~」ウルウル
憂梓(か、可愛い!!)
梓「憂、今日泊まってもいい!?」
憂「うん、いいよ! 一緒にお姉ちゃんと遊ぼう!」
唯「やーだー! もうちょっと遊ぶのー!」
憂「わがまま言わないでよ~」アセアセ
梓「そうだよ、遊んでるんじゃないんだから!」
唯「え~」ウルウル
憂梓(か、可愛い!!)
梓「憂、今日泊まってもいい!?」
憂「うん、いいよ! 一緒にお姉ちゃんと遊ぼう!」
41: 2010/08/21(土) 23:03:04.29
唯「つぎ! 人生ゲーム! 人生ゲームがしたい~!」
梓「うん、しようね!」ニコニコ
憂「今準備するから!」
梓(楽しいなぁ……もう0時なのに…)
憂「準備できたよ~」
唯「ふにゅ~」スヤスヤ
梓「寝ちゃったみたい」クスッ
憂「起こさないであげようね」
梓「もちろん!」
憂「私たちも寝ようか?」
梓「そうだね、おやすみ」
憂「おやすみー」
梓「うん、しようね!」ニコニコ
憂「今準備するから!」
梓(楽しいなぁ……もう0時なのに…)
憂「準備できたよ~」
唯「ふにゅ~」スヤスヤ
梓「寝ちゃったみたい」クスッ
憂「起こさないであげようね」
梓「もちろん!」
憂「私たちも寝ようか?」
梓「そうだね、おやすみ」
憂「おやすみー」
42: 2010/08/21(土) 23:08:15.80
~翌朝~
梓「ふぁ~あ……」
梓(日曜の朝に唯と一緒にいるなんて……幸せ///)
憂「あ、梓ちゃんおはよう~」
梓「おはよう~。唯まだ起きないね」
憂「うん、まだ7時だしね」
梓「とりあえず、今日は律先輩たち含め、みんなで街に行こうか」
憂「そうしよう!」
梓「ふぁ~あ……」
梓(日曜の朝に唯と一緒にいるなんて……幸せ///)
憂「あ、梓ちゃんおはよう~」
梓「おはよう~。唯まだ起きないね」
憂「うん、まだ7時だしね」
梓「とりあえず、今日は律先輩たち含め、みんなで街に行こうか」
憂「そうしよう!」
43: 2010/08/21(土) 23:14:25.34
律「お~! みんな早いなー」
澪「お前が遅いんだっ!」
唯「おっかいもの♪ おっかいもの♪」
梓「あれ? そういえばムギ先輩がいませんね」
律「ああ、ムギなら体調が悪いとかでいないぞ?」
梓「へぇ、そうなんですか」
和「遅れてごめ~ん! さ、行きましょ」
澪「お前が遅いんだっ!」
唯「おっかいもの♪ おっかいもの♪」
梓「あれ? そういえばムギ先輩がいませんね」
律「ああ、ムギなら体調が悪いとかでいないぞ?」
梓「へぇ、そうなんですか」
和「遅れてごめ~ん! さ、行きましょ」
44: 2010/08/21(土) 23:22:39.08
唯「おかし買って~! ねぇおかし~!」
梓「はいはい、待っててね!」
唯「わ~い♪」
和「この調子じゃ、唯がこうなった原因なんてつかめなわね」
律「そうだなー、やっぱり医者に……」
澪「だからそれじゃダメだって言ってるだろ?」
梓「はいはい、待っててね!」
唯「わ~い♪」
和「この調子じゃ、唯がこうなった原因なんてつかめなわね」
律「そうだなー、やっぱり医者に……」
澪「だからそれじゃダメだって言ってるだろ?」
45: 2010/08/21(土) 23:26:39.33
>>44で結構ミスりました
すいません
澪「それじゃあ、今日は私が預かるかな」
唯「わーい! 澪ちゃんだ澪ちゃん!」
澪「よしよし。じゃ、帰るぞ」
すいません
澪「それじゃあ、今日は私が預かるかな」
唯「わーい! 澪ちゃんだ澪ちゃん!」
澪「よしよし。じゃ、帰るぞ」
46: 2010/08/21(土) 23:32:11.97
律(澪、今頃唯と遊んでんだろうな~)
律(しかし、一体なんで唯は小さく……)
律(ムギ今日来なかったし…。なんか怪しいぞ…)
~澪の家~
澪「唯、ほら、これがベースだぞ」
唯「わ~♪ かっこいい!」ニコニコ
澪「だろ?」
澪「ほら、よい子はもう寝る時間だぞ」
唯「はーい……」スヤスヤ
澪「私も寝るか……」
律(しかし、一体なんで唯は小さく……)
律(ムギ今日来なかったし…。なんか怪しいぞ…)
~澪の家~
澪「唯、ほら、これがベースだぞ」
唯「わ~♪ かっこいい!」ニコニコ
澪「だろ?」
澪「ほら、よい子はもう寝る時間だぞ」
唯「はーい……」スヤスヤ
澪「私も寝るか……」
47: 2010/08/21(土) 23:36:23.74
律「」プルルルルルル
只今、電話に出ることが―
律「ムギの奴、電話に出ないなー」
律「何やってんだ?」
――
紬「また田井中から電話かよ。しつけぇっつうの!」ピッ
只今、電話に出ることが―
律「ムギの奴、電話に出ないなー」
律「何やってんだ?」
――
紬「また田井中から電話かよ。しつけぇっつうの!」ピッ
49: 2010/08/21(土) 23:43:14.76
紬(唯ちゃんは私だけのもの…っ)
紬(それなのに奴ら、小さくなったら私の唯ちゃんをちやほやして)
紬(今更魅力に気づいても遅いのよ)
紬「それにしても、ホームルームの後、唯ちゃんが一人で寝たのは好都合だったわ」
紬(それなのに奴ら、小さくなったら私の唯ちゃんをちやほやして)
紬(今更魅力に気づいても遅いのよ)
紬「それにしても、ホームルームの後、唯ちゃんが一人で寝たのは好都合だったわ」
50: 2010/08/21(土) 23:49:01.32
――
律「今日はあたしの番か」
唯「りっちゃん♪りっちゃん♪」
和「これでもう3日目ね……」
澪「唯が元に戻る気配をかんじないよな……」
梓「でも、私はこの唯でもいい気が…」
憂「私もそう思います!」
律「今日はあたしの番か」
唯「りっちゃん♪りっちゃん♪」
和「これでもう3日目ね……」
澪「唯が元に戻る気配をかんじないよな……」
梓「でも、私はこの唯でもいい気が…」
憂「私もそう思います!」
51: 2010/08/21(土) 23:53:48.74
律「だったら、梓」
梓「はい」
律「放課後ティータイムはどうするんだ?」
梓「あっ……」
律「確かに、この唯が可愛いのは分かる」
律「でも、放課後ティータイムで輝いてた唯に戻ってほしいのがあたしの本音だ」
梓「は、はい……」
律「それから憂ちゃん」
律「憂ちゃんは、姿や中身が幼くなった唯のままでいいのか? それより、ありのままの唯のほうがういいんじゃないか?」
憂「…っ!」
憂「確かに…。ギター弾いてるお姉ちゃんを、ずっと見てたいです」
律「だったら、どうにかしねぇとな」
梓「はい」
律「放課後ティータイムはどうするんだ?」
梓「あっ……」
律「確かに、この唯が可愛いのは分かる」
律「でも、放課後ティータイムで輝いてた唯に戻ってほしいのがあたしの本音だ」
梓「は、はい……」
律「それから憂ちゃん」
律「憂ちゃんは、姿や中身が幼くなった唯のままでいいのか? それより、ありのままの唯のほうがういいんじゃないか?」
憂「…っ!」
憂「確かに…。ギター弾いてるお姉ちゃんを、ずっと見てたいです」
律「だったら、どうにかしねぇとな」
52: 2010/08/21(土) 23:57:21.87
律「とりあえず、今日はあたしが唯を預かって様子を見る」
律「明日からは、本格的に唯を元に戻す方法を探るんだ」
澪「律…! 分かった!」
和「みんなで頑張るわよ」
梓「憂、がんばろう!」
憂「うん!」
律「明日からは、本格的に唯を元に戻す方法を探るんだ」
澪「律…! 分かった!」
和「みんなで頑張るわよ」
梓「憂、がんばろう!」
憂「うん!」
53: 2010/08/22(日) 00:00:48.34
律「唯、ジュースもってくるからな、そこで待っとけよ」
唯「うん!」
律(さて、明日から本格的に…とは言ったものの、何をするべきか)トクトクトク
律(ま、今は唯の面倒見なきゃな!)
律「唯のやつ、おとなしくしてるかな?」トントン
律「唯ーっ! ジュースだぞーっ!」ガチャリ
唯「うん!」
律(さて、明日から本格的に…とは言ったものの、何をするべきか)トクトクトク
律(ま、今は唯の面倒見なきゃな!)
律「唯のやつ、おとなしくしてるかな?」トントン
律「唯ーっ! ジュースだぞーっ!」ガチャリ
54: 2010/08/22(日) 00:03:32.18
律「あれ……」
律「唯が…いない!?」
律「おい! 唯! どこだ!?」ガサゴソ
律「隠れてんだろ!? 出てこいよ!」ガサゴソ
律「窓が開いてる…。まさか!」
律「唯が…いない!?」
律「おい! 唯! どこだ!?」ガサゴソ
律「隠れてんだろ!? 出てこいよ!」ガサゴソ
律「窓が開いてる…。まさか!」
80: 2010/08/22(日) 06:58:24.98
澪梓和憂「えーっ!?」
律「ごめん……。ちょっと目を離した隙に、いなくなってたんだ」
梓「律先輩の部屋の窓から一人で出たんでしょうか?」
澪「でもあの状態の唯で窓に届くか?」
和「だったら、さらわれた……の方が正しいんじゃない?」
憂「そんな……お姉ちゃん!」
律「そして今日もムギはいない……」
澪梓和憂「!!」
81: 2010/08/22(日) 07:04:16.78
澪「まさか……! ムギが!」
梓「信じられません、あの沢庵」
憂「頃す」
和「待って! …みんな落ち着いて」
律「そうだ、まだムギが犯人だと決まったわけじゃないんだ」
律「ただ、ムギなら何か知ってるかもしれない」
和「ムギの家に行こうってわけね」
律「ああ、みんな行くぞ!」
梓「信じられません、あの沢庵」
憂「頃す」
和「待って! …みんな落ち着いて」
律「そうだ、まだムギが犯人だと決まったわけじゃないんだ」
律「ただ、ムギなら何か知ってるかもしれない」
和「ムギの家に行こうってわけね」
律「ああ、みんな行くぞ!」
83: 2010/08/22(日) 07:07:20.13
唯「ふぇ~ん、ここどこ~?」ウルウル
唯「誰もいないし、まっくらだし、怖いよ~!」
唯「あずにゃん、りっちゃん、澪ちゃん、うい、ムギちゃん、和ちゃん……」
唯(会いたいよぉ…)
唯「びぇ~ん!!」
唯「誰もいないし、まっくらだし、怖いよ~!」
唯「あずにゃん、りっちゃん、澪ちゃん、うい、ムギちゃん、和ちゃん……」
唯(会いたいよぉ…)
唯「びぇ~ん!!」
84: 2010/08/22(日) 07:13:23.24
紬「唯ちゃん……」
紬「はぁぁぁぁっ///」
紬(監禁部屋にいれて、もう完全に私だけのものっ)
紬「もし誰かが奪いにでも来たら、頃してやるんだから」
紬「はぁぁぁぁっ///」
紬(監禁部屋にいれて、もう完全に私だけのものっ)
紬「もし誰かが奪いにでも来たら、頃してやるんだから」
85: 2010/08/22(日) 07:20:28.47
ピンポーン
斉藤「おはようございます。何か御用でしょうか」
律「あのーっ、えっと…ムギ、じゃなくて紬さんいますか?」
斉藤「お嬢様なら、今朝早くにお出かけになられました」
律「どこに行ったかとかは分からないでしょうか」
斉藤「さぁ……。そのことについては何もおっしゃらずに、お嬢様は飛び出していったもので……」
律「そうですか…。分かりました、ありがとうございます」
斉藤「おはようございます。何か御用でしょうか」
律「あのーっ、えっと…ムギ、じゃなくて紬さんいますか?」
斉藤「お嬢様なら、今朝早くにお出かけになられました」
律「どこに行ったかとかは分からないでしょうか」
斉藤「さぁ……。そのことについては何もおっしゃらずに、お嬢様は飛び出していったもので……」
律「そうですか…。分かりました、ありがとうございます」
86: 2010/08/22(日) 07:30:06.90
律「しょうがない、情報はないけど探しまくるか…」」
斉藤(お嬢様…!)
斉藤「お待ちください! 皆様!」
律「え?」
斉藤「実は私、お嬢様の居場所を知っています」
律「ほっ、ほんとか!?」
斉藤「最近お嬢様は学校にも行かれず、ぼーっとしてるか、机に向かって一生懸命何かしてるかでした」
律「……」
斉藤「それでも、家に来て下さったり、探してくださるご学友には、嘘はつけません」
斉藤「お嬢様の居場所を書いた地図です」
律「ありがとう…」
斉藤「どうかお嬢様をよろしくお願いします」
律「まかせとけ!」
斉藤(お嬢様…!)
斉藤「お待ちください! 皆様!」
律「え?」
斉藤「実は私、お嬢様の居場所を知っています」
律「ほっ、ほんとか!?」
斉藤「最近お嬢様は学校にも行かれず、ぼーっとしてるか、机に向かって一生懸命何かしてるかでした」
律「……」
斉藤「それでも、家に来て下さったり、探してくださるご学友には、嘘はつけません」
斉藤「お嬢様の居場所を書いた地図です」
律「ありがとう…」
斉藤「どうかお嬢様をよろしくお願いします」
律「まかせとけ!」
87: 2010/08/22(日) 07:37:24.22
澪「しかし、コレかなり遠いぞ」
梓「それに、途中からは電車もバスもありませんね」
憂「でも、お姉ちゃんのためなら、私も行きます!」
律「よし、よく言ったぞ、憂ちゃん。他のみんなもいいか!」
澪「おう!」
梓「はい!」
和「うん!」
律「よし、いっくぞー!」
梓「それに、途中からは電車もバスもありませんね」
憂「でも、お姉ちゃんのためなら、私も行きます!」
律「よし、よく言ったぞ、憂ちゃん。他のみんなもいいか!」
澪「おう!」
梓「はい!」
和「うん!」
律「よし、いっくぞー!」
88: 2010/08/22(日) 07:42:01.84
律(唯、待ってろよ。今助けに行くからな)ガタンゴトン
梓「あ、あの…。律先輩…」ガタンゴトン
憂「あっちの車両の人、ドア越しに私たちのこと見てるよね……」
澪「ま、まぁいいさ。どうせ次の駅で降りるんだから……」
――
律「……」
和「降りてもついてくる…」
律(まさかムギがよこしたんじゃ…。ええい! 仲間を疑うなんて、部長失格だ!)
澪「おい。ついてくるやつ消えたぞ」
梓「本当ですね。一体なんだったんでしょう?」
憂「よく分かんないけど、とりあえずよかったね!」
梓「あ、あの…。律先輩…」ガタンゴトン
憂「あっちの車両の人、ドア越しに私たちのこと見てるよね……」
澪「ま、まぁいいさ。どうせ次の駅で降りるんだから……」
――
律「……」
和「降りてもついてくる…」
律(まさかムギがよこしたんじゃ…。ええい! 仲間を疑うなんて、部長失格だ!)
澪「おい。ついてくるやつ消えたぞ」
梓「本当ですね。一体なんだったんでしょう?」
憂「よく分かんないけど、とりあえずよかったね!」
89: 2010/08/22(日) 07:45:31.03
和「そろそろ、ムギの隠れ家に着いてもいいんじゃないかしら」
律「そうだな……」
梓「あの白い建物がそうじゃないですか!?」
憂「あれっぽいね!」
澪「あそこに唯が……?」
律「……」ゴクリ
律「そうだな……」
梓「あの白い建物がそうじゃないですか!?」
憂「あれっぽいね!」
澪「あそこに唯が……?」
律「……」ゴクリ
90: 2010/08/22(日) 07:49:35.16
律「みんなで一斉に行くより、2つに別れて左右から行ったほうがよさそうだな…」
澪「じゃあ私は梓と和といこうかな」
憂「律さん、ご一緒します!」
律「これでグループ分けもできたな! じゃぁみんな、あっちでまた会おうぜ!」
澪「じゃあ私は梓と和といこうかな」
憂「律さん、ご一緒します!」
律「これでグループ分けもできたな! じゃぁみんな、あっちでまた会おうぜ!」
91: 2010/08/22(日) 07:53:00.48
唯「お~な~か~す~い~た~」
紬「今持っていくからね、唯ちゃん……」
唯「ごはんだー!」
唯「あのね、ムギちゃん!」
紬「何かしら?」
唯「ごはんはおかずなんだよ~!」
紬「……っ!」
唯『1、2、3、4、ごーはーん!』
紬「やめて、思い出させないで…っ!」
唯「どったの?」
紬「今持っていくからね、唯ちゃん……」
唯「ごはんだー!」
唯「あのね、ムギちゃん!」
紬「何かしら?」
唯「ごはんはおかずなんだよ~!」
紬「……っ!」
唯『1、2、3、4、ごーはーん!』
紬「やめて、思い出させないで…っ!」
唯「どったの?」
93: 2010/08/22(日) 07:57:11.65
澪「そういえば学園祭は一週間後なんだよな……」
梓「はい、そうですね」
和「だったらなんとしてでも唯ちゃんを取り返して、また放課後ティータイムの演奏を聞かなきゃね」
梓「はい! 楽しみにしてください!」
澪「おい、ここ行き止まりだぞ」
梓「え……。どうして!?」
和「多分、信じたくは無いけど、ムギの仕業ね」
澪「ああ、ここに吊橋があった形跡もあるしな」
梓「そんな…! ではどうしましょう?」
澪「何が何でもあの隠れ家にたどり着かなきゃいけないんだ」
和「地図のルートを多少外れても、いけるわ!」
梓「そうですね……。行きましょう!」
梓「はい、そうですね」
和「だったらなんとしてでも唯ちゃんを取り返して、また放課後ティータイムの演奏を聞かなきゃね」
梓「はい! 楽しみにしてください!」
澪「おい、ここ行き止まりだぞ」
梓「え……。どうして!?」
和「多分、信じたくは無いけど、ムギの仕業ね」
澪「ああ、ここに吊橋があった形跡もあるしな」
梓「そんな…! ではどうしましょう?」
澪「何が何でもあの隠れ家にたどり着かなきゃいけないんだ」
和「地図のルートを多少外れても、いけるわ!」
梓「そうですね……。行きましょう!」
94: 2010/08/22(日) 08:05:18.95
唯「ムギちゃん…?」
紬「もういいっ! ごはんはお預けです! そこでじっとしてなさい!」
唯「え~っ! ごはんないと困るよ~」
唯『ごはんはすごいよ ないと困るよ』
紬「もう…やめてよ!」
紬「もういいっ! ごはんはお預けです! そこでじっとしてなさい!」
唯「え~っ! ごはんないと困るよ~」
唯『ごはんはすごいよ ないと困るよ』
紬「もう…やめてよ!」
95: 2010/08/22(日) 08:08:57.74
律「」キョロキョロ
憂「だ、大丈夫でしょうか…?」
律「ここには罠はなさそうだな」
憂「よかった~」
律(私たちのコースには罠がたくさんあった…。澪、お前は大丈夫なのか?)
――
澪「やっぱり山奥、携帯が繋がらないや」
梓「律先輩たち、無事だといいですね!」
和「律たちなら大丈夫でしょう。それより、私たちも頑張らないと!」
憂「だ、大丈夫でしょうか…?」
律「ここには罠はなさそうだな」
憂「よかった~」
律(私たちのコースには罠がたくさんあった…。澪、お前は大丈夫なのか?)
――
澪「やっぱり山奥、携帯が繋がらないや」
梓「律先輩たち、無事だといいですね!」
和「律たちなら大丈夫でしょう。それより、私たちも頑張らないと!」
96: 2010/08/22(日) 08:15:21.14
律「やっとまともな道に入れたな」
憂「そうですね! あの白い建物がそうじゃないですか!?」
律「見つけた! よし、急ぐぞ!」
憂「はい! お姉ちゃん、今いくよ!」
――
梓「なかなか到着しませんね~」
和「かなり道を逸れたしね。もう律たちはついてるのかしら?」
澪「律はこういうとき行動がはやいし、頼りになる奴だからな! もうついてるだろ」
和「やけに律のことを持ち上げるのね? 澪、律のことが好きなの?」
澪「!! ああ、そうだよ…! 律がいなきゃ、私…」
梓「だったら、一刻も早く追いつきましょう!」
憂「そうですね! あの白い建物がそうじゃないですか!?」
律「見つけた! よし、急ぐぞ!」
憂「はい! お姉ちゃん、今いくよ!」
――
梓「なかなか到着しませんね~」
和「かなり道を逸れたしね。もう律たちはついてるのかしら?」
澪「律はこういうとき行動がはやいし、頼りになる奴だからな! もうついてるだろ」
和「やけに律のことを持ち上げるのね? 澪、律のことが好きなの?」
澪「!! ああ、そうだよ…! 律がいなきゃ、私…」
梓「だったら、一刻も早く追いつきましょう!」
97: 2010/08/22(日) 08:20:23.74
律「いよいよ、ムギの隠れ家に入るんだな」キョロキョロ
憂「そうですね! それにしても辺りを見回してますが、どうしたんですか?」
律「いや、こういうときに限って監視カメラが…。あ、あった!」ヒュン
パリン
憂「お、おお~(律先輩、いつもとちがう…!)」
憂「そうですね! それにしても辺りを見回してますが、どうしたんですか?」
律「いや、こういうときに限って監視カメラが…。あ、あった!」ヒュン
パリン
憂「お、おお~(律先輩、いつもとちがう…!)」
98: 2010/08/22(日) 08:23:26.72
澪「つ、つかない!」
和「やっぱり地図どおりに行かないとだめだったかしら?」
梓「あれ? なんでしょうこの鉄板」
澪「うおっ! 持ち上げられるぞ!」
和「階段が出てきたわ…! まさかここが入り口!?」
梓「かもしれませんね! 行ってみましょう!」
99: 2010/08/22(日) 08:38:40.30
唯「おなかすいたよ~……」スヤスヤ
唯『とりあえず軽音部って所に入ってみました!』
唯『けいおん大好きー!』
唯「ふぇっ!? いまのなに?」
紬(元の唯ちゃんの記憶が徐々に戻りつつある…。クスリをもう一度投与しないと……」
律「そうはさせるか!」
紬「!?」
憂「ムギさん! なんですか、その注射器は!」
律「それで唯を小さくしたんだな!?」
唯『とりあえず軽音部って所に入ってみました!』
唯『けいおん大好きー!』
唯「ふぇっ!? いまのなに?」
紬(元の唯ちゃんの記憶が徐々に戻りつつある…。クスリをもう一度投与しないと……」
律「そうはさせるか!」
紬「!?」
憂「ムギさん! なんですか、その注射器は!」
律「それで唯を小さくしたんだな!?」
100: 2010/08/22(日) 08:41:26.14
紬「あら? なんのことかしら?」
律「えっ!?」
紬「私はここで唯ちゃんと遊んでただけよ?」
憂「ふざけるな……! お前は頃す」
憂「うああああああああっ!」ダッ
律「憂ちゃん!」
律「えっ!?」
紬「私はここで唯ちゃんと遊んでただけよ?」
憂「ふざけるな……! お前は頃す」
憂「うああああああああっ!」ダッ
律「憂ちゃん!」
101: 2010/08/22(日) 08:44:29.65
紬「ちょっと…うるさいのよ」ドスッ
憂「あぐっ!?」バタン
律「憂ちゃん!」
紬「心配しないで…。気絶させただけよ」
紬「でも…。唯ちゃんと同じになってもらおうかしら」ブスリ
憂「うっ…!」
律「……っ! どんどん小さくなってる!」
憂「あぐっ!?」バタン
律「憂ちゃん!」
紬「心配しないで…。気絶させただけよ」
紬「でも…。唯ちゃんと同じになってもらおうかしら」ブスリ
憂「うっ…!」
律「……っ! どんどん小さくなってる!」
102: 2010/08/22(日) 09:03:34.64
憂「おねえちゃん? おねえちゃんどこ? うっ、ううっ…」ウルウル
憂「うわあああああああああああああああああああん!」
律「なんだ、そのクスリは……」
紬「琴吹家の技術をもってすれば、作るのは容易なことよ」
紬「さぁ、あなたにもちっちゃくなってもらおうかしら?」
律「や、やめろ!」ダッ
紬「ふふ…。にげても無駄よ」
憂「うわあああああああああああああああああああん!」
律「なんだ、そのクスリは……」
紬「琴吹家の技術をもってすれば、作るのは容易なことよ」
紬「さぁ、あなたにもちっちゃくなってもらおうかしら?」
律「や、やめろ!」ダッ
紬「ふふ…。にげても無駄よ」
103: 2010/08/22(日) 09:06:18.81
澪「なんだ? ここ真っ暗だ……」
梓「携帯の明かりでなんとか見えますね」
キャッキャッ
和「なんかこどもがはしゃく声が聞こえるわね」
キャッキャッ うーいー
梓「こ、この声は!?」
梓「携帯の明かりでなんとか見えますね」
キャッキャッ
和「なんかこどもがはしゃく声が聞こえるわね」
キャッキャッ うーいー
梓「こ、この声は!?」
104: 2010/08/22(日) 09:09:22.39
唯「うーいー♪ あはは~」
憂「おねえちゃ~ん♪ うふふ」
キャッキャッ
澪「唯…やっと見つけた!」
梓「憂がちっちゃくなってる!?」
和「てことは…」
澪「律が危ない!」
憂「おねえちゃ~ん♪ うふふ」
キャッキャッ
澪「唯…やっと見つけた!」
梓「憂がちっちゃくなってる!?」
和「てことは…」
澪「律が危ない!」
105: 2010/08/22(日) 09:13:24.77
律「くそっ! 行き止まりだ!」
紬「地の利でこっちが有利だったわね。りっちゃん、ちっちゃくなってもらうわよ」
律「くっ!(もうダメか……!)」
紬「さぁ…! いくわよ、りっちゃん」
澪「りぃぃぃぃつぅぅぅ!」
紬「地の利でこっちが有利だったわね。りっちゃん、ちっちゃくなってもらうわよ」
律「くっ!(もうダメか……!)」
紬「さぁ…! いくわよ、りっちゃん」
澪「りぃぃぃぃつぅぅぅ!」
106: 2010/08/22(日) 09:18:21.55
律「澪!?」
律「ダメだ! こっちにくるな!」
紬「あら澪ちゃん」クルッ ブスッ
澪「えっ…!?」バタン
紬「あはは! ちっちゃい澪ちゃんもさぞ可愛いでしょうね!! あはははははは!」
律「ちっくしょぉぉぉぉぉ!!」
律「ダメだ! こっちにくるな!」
紬「あら澪ちゃん」クルッ ブスッ
澪「えっ…!?」バタン
紬「あはは! ちっちゃい澪ちゃんもさぞ可愛いでしょうね!! あはははははは!」
律「ちっくしょぉぉぉぉぉ!!」
107: 2010/08/22(日) 09:26:29.58
澪「え…、えと…。ここ、どこ?」
律「み、澪…!」
澪「お、おねえちゃん誰? いやっ、はずかしい!!」
和「澪! 先に行くと危ないって……」
梓「澪先輩!? ちっちゃくなって……」
和「あなたの仕業ね、ムギ」
紬「あなたもちっちゃくしちゃうわよ?」
和「かかってきなさいよ!」
律「み、澪…!」
澪「お、おねえちゃん誰? いやっ、はずかしい!!」
和「澪! 先に行くと危ないって……」
梓「澪先輩!? ちっちゃくなって……」
和「あなたの仕業ね、ムギ」
紬「あなたもちっちゃくしちゃうわよ?」
和「かかってきなさいよ!」
108: 2010/08/22(日) 09:33:44.72
律(ムギつえぇ…。和までちっちゃくされた……)
律「梓! ここは私が時間を稼ぐ! だからお前はみんなを元に戻す方法を探してくれ!」
梓「は、はい!」
澪「はずかしい…」
唯「うーいー」
和「ゆいちゃん、あそぼー」
キャッキャッ
梓「今、元に戻しますからね…!」ダッ
律「梓! ここは私が時間を稼ぐ! だからお前はみんなを元に戻す方法を探してくれ!」
梓「は、はい!」
澪「はずかしい…」
唯「うーいー」
和「ゆいちゃん、あそぼー」
キャッキャッ
梓「今、元に戻しますからね…!」ダッ
109: 2010/08/22(日) 09:45:37.16
梓「注射だったから、もしかしたた元に戻すためのものも薬品かな?」ガサゴソ
――
紬「いいの? りっちゃん。 あなたじゃ私に勝てないわよ?」
律「くっ…!」
梓「見つかりました! これですね!」ザッ
紬「それはっ!?」
律「どうやら元に戻すクスリのようだな。へへっ、私たちの勝ち…」ブスッ
律「え?」バタッ
紬「ふふ、コレでりっちゃんもちっちゃくなったわね♪」
紬「あとは梓ちゃん、あなただけよ」
梓「やめて……。こないで!」
紬「ふふふ…」
――
紬「いいの? りっちゃん。 あなたじゃ私に勝てないわよ?」
律「くっ…!」
梓「見つかりました! これですね!」ザッ
紬「それはっ!?」
律「どうやら元に戻すクスリのようだな。へへっ、私たちの勝ち…」ブスッ
律「え?」バタッ
紬「ふふ、コレでりっちゃんもちっちゃくなったわね♪」
紬「あとは梓ちゃん、あなただけよ」
梓「やめて……。こないで!」
紬「ふふふ…」
110: 2010/08/22(日) 10:03:08.12
唯「ムギちゃん! あずにゃんをいじめないで!」ガシッ
紬「!?」ポトッ パリン
紬「注射器がっ!」
梓「澪先輩、元にもどるです!」ブスッ
紬「おのれぇぇぇ!」
律「梓! 助かったぜぇ!」
紬「いつのまに!」
憂「お姉ちゃんを…よくも!」
和「私を忘れてもらっちゃ困るわ!」
紬「!?」ポトッ パリン
紬「注射器がっ!」
梓「澪先輩、元にもどるです!」ブスッ
紬「おのれぇぇぇ!」
律「梓! 助かったぜぇ!」
紬「いつのまに!」
憂「お姉ちゃんを…よくも!」
和「私を忘れてもらっちゃ困るわ!」
112: 2010/08/22(日) 10:15:28.95
紬「私の負けね…。煮るなり焼くなり隙にするといいわ」
律「何言ってんだよ。あたし達は放課後ティータイムの仲間じゃないか」
紬「りっちゃん……」
澪「そうだ、ムギのキーボードがないと、ダメなんだからな」
紬「澪ちゃん……」
梓「ムギ先輩がいないと、寂しいです……」
紬「梓ちゃん……」
唯「おいしいお茶とお菓子期待してるよ~」
紬「唯ちゃん……」
律「何言ってんだよ。あたし達は放課後ティータイムの仲間じゃないか」
紬「りっちゃん……」
澪「そうだ、ムギのキーボードがないと、ダメなんだからな」
紬「澪ちゃん……」
梓「ムギ先輩がいないと、寂しいです……」
紬「梓ちゃん……」
唯「おいしいお茶とお菓子期待してるよ~」
紬「唯ちゃん……」
113: 2010/08/22(日) 10:19:43.48
和「さ、帰るわよ」
憂「お姉ちゃん、帰ろう!」
唯「うん!」
梓「唯先輩、手をつなぎましょう!」
唯「いいよ~」
憂(お姉ちゃん! ま、いいか~)
憂「お姉ちゃん、帰ろう!」
唯「うん!」
梓「唯先輩、手をつなぎましょう!」
唯「いいよ~」
憂(お姉ちゃん! ま、いいか~)
115: 2010/08/22(日) 10:28:58.81
~数日後~
律「あれからムギ来てないな……」
澪「一体どうしたんだろうな?」
梓「せっかく仲直りしたのに……」
唯「お茶とお菓子がもらえないよ~」
律「そこかよっ!?」
律「あれからムギ来てないな……」
澪「一体どうしたんだろうな?」
梓「せっかく仲直りしたのに……」
唯「お茶とお菓子がもらえないよ~」
律「そこかよっ!?」
116: 2010/08/22(日) 10:30:41.61
ガチャリ
紬「こんにちは~」
唯「あれ!? ムギちゃんちっちゃい!」
澪「そんな!?」
律「でも…」
梓「かわいい…かも!」
唯「むぅぎちゃぁぁん!」ダキッ
澪「あはは、かわいいな~!」スリスリ
律「一体どうしちまったんだ~?」サワサワ
梓「……? なにもってるの?」
紬「なんでもないよ~」ニヤリ
~完~
紬「こんにちは~」
唯「あれ!? ムギちゃんちっちゃい!」
澪「そんな!?」
律「でも…」
梓「かわいい…かも!」
唯「むぅぎちゃぁぁん!」ダキッ
澪「あはは、かわいいな~!」スリスリ
律「一体どうしちまったんだ~?」サワサワ
梓「……? なにもってるの?」
紬「なんでもないよ~」ニヤリ
~完~
117: 2010/08/22(日) 10:33:36.08
これで終わりです
ご都合展開で申し訳ありません……
脱字などがあってgdgd感は否めませんでしたが、
最後まで読んでくださった方、それから保守してくださった方に感謝しております
それでは、おつかれさまでした
また会いましょう
118: 2010/08/22(日) 10:58:22.71
乙乙
なかなかのものでした
なかなかのものでした
引用元: 唯「ちっちゃくなっちゃった!」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります