1: 2012/12/03(月) 00:15:40.58
P「春香ー、今日のごはんだぞー」
ドシャ
春香「……うー」ピチャピチャ
P「春香ー、おいしいかー?」
春香「……うー!!ぐうぉおおお……」ガシャガシャ
P「そうかそうか、おいしいか!!」
P「よかったなあ春香ー!」
ドシャ
春香「……うー」ピチャピチャ
P「春香ー、おいしいかー?」
春香「……うー!!ぐうぉおおお……」ガシャガシャ
P「そうかそうか、おいしいか!!」
P「よかったなあ春香ー!」
2: 2012/12/03(月) 00:16:40.48
ある日突然、世界は滅びた
氏人が生き返り、生者を食らう……
それは確かに世界の終りだった
氏人が生き返り、生者を食らう……
それは確かに世界の終りだった
3: 2012/12/03(月) 00:17:36.54
P「春香ー、今日は歌のレッスンだー」
春香「ぐうぉおおお!」ガシャッ
P「もっとうまくなって、目指すはトップアイドルだー」
P「今日は太陽のジェラシーを歌おうなー」
P「もっと遠くへ泳いでみたい 光満ちる白いアイランっ」
P「ほら、歌って歌ってー」
春香「ぐうぉおおお!」ガシャッ
P「もっとうまくなって、目指すはトップアイドルだー」
P「今日は太陽のジェラシーを歌おうなー」
P「もっと遠くへ泳いでみたい 光満ちる白いアイランっ」
P「ほら、歌って歌ってー」
5: 2012/12/03(月) 00:20:13.02
春香「……うー……うー……」
P「もっと人魚になっていたいの 夏に 今ダーイビーンっ」
春香「……うー……ぐうぉおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「ははは、首輪の鎖がガシャガシャいってるぞー
リズムを取ってるのかなー?」
春香「ううぉおおおおおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「もっと人魚になっていたいの 夏に 今ダーイビーンっ」
春香「……うー……ぐうぉおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「ははは、首輪の鎖がガシャガシャいってるぞー
リズムを取ってるのかなー?」
春香「ううぉおおおおおおおおおお!!」ガシャガシャ
6: 2012/12/03(月) 00:21:02.52
P「ほーら、今日のごはんだぞー」
春香「……うー……、うー……」ピチャピチャ
P「今日は俺も一緒に食べるぞー」
P「え?プロデューサーさん、美味しいですかって?」
P「春香と一緒なら何でもおいしいさ(キリッ」
P「なーんつって、ははは」
春香「……うー……、うー……」ピチャピチャ
P「今日は俺も一緒に食べるぞー」
P「え?プロデューサーさん、美味しいですかって?」
P「春香と一緒なら何でもおいしいさ(キリッ」
P「なーんつって、ははは」
7: 2012/12/03(月) 00:22:40.17
春香「うー……うー……」ピチャピチャ
P「美味しいなー、春香ー」
ピー……ピー……
P「む、侵入者か」
春香「ぐうぉおおおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「春香、そんなに怖がらなくてもいいよ」
P「俺が始末するからね」
P「美味しいなー、春香ー」
ピー……ピー……
P「む、侵入者か」
春香「ぐうぉおおおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「春香、そんなに怖がらなくてもいいよ」
P「俺が始末するからね」
8: 2012/12/03(月) 00:24:16.93
?「ここ……電気が通ってる……」
??「で、でも、この血……油断は禁物よ」
??「しかし、電気が通ってるってことは……」
??「誰かいるってこと……ですかね」
P「おい、誰だあ?」チャキ
P「お、普通の人間だなあ」
P「手、あげろ」
??「で、でも、この血……油断は禁物よ」
??「しかし、電気が通ってるってことは……」
??「誰かいるってこと……ですかね」
P「おい、誰だあ?」チャキ
P「お、普通の人間だなあ」
P「手、あげろ」
9: 2012/12/03(月) 00:25:25.90
真「プ、プロデューサー!!!」
P「?」
P「真?真か?」
千早「生きてらしたんですね……」
P「千早か!!」
P「?」
P「真?真か?」
千早「生きてらしたんですね……」
P「千早か!!」
10: 2012/12/03(月) 00:27:10.32
冬馬「……久しぶりだな」
悪徳「どうもこの度は、へへへ」
P「えーっと、どちらさまでしたっけ?」
冬馬「チッ、ひでえな……」
P「いや、冗談だよ。知り合いに会えて嬉しいよ」
P「どこから入ってきた?
そこをふさいだら、中を案内するからついてきてくれ」
悪徳「どうもこの度は、へへへ」
P「えーっと、どちらさまでしたっけ?」
冬馬「チッ、ひでえな……」
P「いや、冗談だよ。知り合いに会えて嬉しいよ」
P「どこから入ってきた?
そこをふさいだら、中を案内するからついてきてくれ」
11: 2012/12/03(月) 00:29:07.18
真「この中には、奴らはいないんですか?」
P「うーん、目につく連中はあらかた……全部監視してるわけじゃないけど」
悪徳「一人でそこまで?」
P「いや、そんなことはないです。一人やられ、二人やられ……最後は俺だけに」
冬馬「なるほど……」
千早「765プロの……他の皆の安否は分かりますか……?」
P「うーん、目につく連中はあらかた……全部監視してるわけじゃないけど」
悪徳「一人でそこまで?」
P「いや、そんなことはないです。一人やられ、二人やられ……最後は俺だけに」
冬馬「なるほど……」
千早「765プロの……他の皆の安否は分かりますか……?」
12: 2012/12/03(月) 00:31:49.49
P「多分、伊織とやよいは生きてる」
P「社長は、俺達を逃がすために盾になって……」
P「他は……分からない」
千早「……」
冬馬「電気が通ってるのは?」
P「ああ、ここはソーラー発電と、自家発電、それからバッテリーが生きてたらしい」
P「正直助かったよ」
P「ま、なるべく夜中は明かりが漏れないようにしてるから、昼間に着いてくれて良かったよ」
P「社長は、俺達を逃がすために盾になって……」
P「他は……分からない」
千早「……」
冬馬「電気が通ってるのは?」
P「ああ、ここはソーラー発電と、自家発電、それからバッテリーが生きてたらしい」
P「正直助かったよ」
P「ま、なるべく夜中は明かりが漏れないようにしてるから、昼間に着いてくれて良かったよ」
13: 2012/12/03(月) 00:33:45.43
真「あの……、言いにくいんですけど、食料は?」
P「ああ、ここは元はショッピングモールだったから、
缶詰とか一杯残ってるよ。好きに食べてくれ」
P「あ、それから注意事項がある」
冬馬「?」
P「地下は、まだ手つかずなんだ。奴らがいるかもしれないから立ち入らないでくれ。
助けに行けないからな」
悪徳「そりゃ怖い……。近寄らないようにしましょう」
P「ああ、ここは元はショッピングモールだったから、
缶詰とか一杯残ってるよ。好きに食べてくれ」
P「あ、それから注意事項がある」
冬馬「?」
P「地下は、まだ手つかずなんだ。奴らがいるかもしれないから立ち入らないでくれ。
助けに行けないからな」
悪徳「そりゃ怖い……。近寄らないようにしましょう」
14: 2012/12/03(月) 00:35:38.52
P「春香ー、ごはんだぞー」
春香「……うー……、うー……」ピチャピチャ
P「え?侵入者は大丈夫だったのかって?」
P「心配してくれるなんて春香は優しいなあ」
春香「ぐうぉおおおおおおお!!」ガシャガシャ
春香「……うー……、うー……」ピチャピチャ
P「え?侵入者は大丈夫だったのかって?」
P「心配してくれるなんて春香は優しいなあ」
春香「ぐうぉおおおおおおお!!」ガシャガシャ
16: 2012/12/03(月) 00:37:46.16
P「ははは、そう照れないでくれよ」
P「実はなー、今日なー」
P「千早と真に会ったんだー」
P「良かったなー、またユニット組めるぞー」
春香「ぐうぉおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「実はなー、今日なー」
P「千早と真に会ったんだー」
P「良かったなー、またユニット組めるぞー」
春香「ぐうぉおおおおおお!!」ガシャガシャ
17: 2012/12/03(月) 00:39:25.07
悪徳「どう思います?」
冬馬「どうって……?」
悪徳「最初に会ったときの奴、憶えてます?」
冬馬「奴……?765プロのプロデューサーか?」
悪徳「ええ。あの目……」
悪徳「きっとここには、何かありますよ」
冬馬「どうって……?」
悪徳「最初に会ったときの奴、憶えてます?」
冬馬「奴……?765プロのプロデューサーか?」
悪徳「ええ。あの目……」
悪徳「きっとここには、何かありますよ」
18: 2012/12/03(月) 00:41:53.89
千早「久々に……安心して眠れるわね……」
真「うん……」
千早「まさか、プロデューサーにまた会えるなんて……」
真「そうだね……」
千早「こんなことになってしまって……」
千早「もう会えないかと……うう……」
真「千早、泣かないで……」
真「!!」
真「うん……」
千早「まさか、プロデューサーにまた会えるなんて……」
真「そうだね……」
千早「こんなことになってしまって……」
千早「もう会えないかと……うう……」
真「千早、泣かないで……」
真「!!」
19: 2012/12/03(月) 00:44:28.29
真「……千早、シッ」
千早「?」
真「聞こえる……地下から……唸り声……」
千早「やっぱり……いるのね……」
真「うん……」
千早「?」
真「聞こえる……地下から……唸り声……」
千早「やっぱり……いるのね……」
真「うん……」
20: 2012/12/03(月) 00:46:41.82
―次の日―
悪徳「そりゃ酷い!」
冬馬「そうだぜ。俺達はここにたどり着くまでに武器を失った。
俺達にも武器をくれよ。不安で仕方ない」
P「そういうわけにはいかない。最初にここにいた仲間の半分は、仲間割れで氏んだんだ」
P「幸い、ここの地上階には奴らはいない。不安になることはないさ」
千早「なるほど。プロデューサーのいう事に一理ありますね」
P「ありがとう、千早」
真「……」
悪徳「チッ」
悪徳「そりゃ酷い!」
冬馬「そうだぜ。俺達はここにたどり着くまでに武器を失った。
俺達にも武器をくれよ。不安で仕方ない」
P「そういうわけにはいかない。最初にここにいた仲間の半分は、仲間割れで氏んだんだ」
P「幸い、ここの地上階には奴らはいない。不安になることはないさ」
千早「なるほど。プロデューサーのいう事に一理ありますね」
P「ありがとう、千早」
真「……」
悪徳「チッ」
22: 2012/12/03(月) 00:49:12.71
P「ふんふーん……」
千早「あ、私たちの曲……」
P「……」ピク
P「千早か」
P「俺は、いつもお前たちの歌を忘れたことは無いぞ」
P「できれば、生き残った人々を集めて、もう一度お前たちをステージに立たせたい」
千早「プロデューサー……。こんな事になっても、やっぱりプロデューサーなんですね……」
P「……そうかもな」
―物陰―
真「……」
千早「あ、私たちの曲……」
P「……」ピク
P「千早か」
P「俺は、いつもお前たちの歌を忘れたことは無いぞ」
P「できれば、生き残った人々を集めて、もう一度お前たちをステージに立たせたい」
千早「プロデューサー……。こんな事になっても、やっぱりプロデューサーなんですね……」
P「……そうかもな」
―物陰―
真「……」
24: 2012/12/03(月) 00:52:11.28
冬馬「たしかに、おかしいかもな」
悪徳「そうでしょう?」
悪徳「それと……」
悪徳「あのプロデューサー、夜中にどこに行ってるんでしょうね?」
冬馬「ん?」
悪徳「夜中、いなくなるじゃないですか。ふらっと」
冬馬「そういえば……」
悪徳「アイツ、地下に行ってますぜ」
悪徳「そうでしょう?」
悪徳「それと……」
悪徳「あのプロデューサー、夜中にどこに行ってるんでしょうね?」
冬馬「ん?」
悪徳「夜中、いなくなるじゃないですか。ふらっと」
冬馬「そういえば……」
悪徳「アイツ、地下に行ってますぜ」
25: 2012/12/03(月) 00:54:44.20
冬馬「何?」
悪徳「地下に、何かあるんじゃないかと思うんですけどね」
悪徳「行ってみませんか?」
冬馬「……」
冬馬「よし」
真「……あのさ……」
悪徳「!!」
冬馬「!!」
真「ボクも、連れて行ってよ」
悪徳「地下に、何かあるんじゃないかと思うんですけどね」
悪徳「行ってみませんか?」
冬馬「……」
冬馬「よし」
真「……あのさ……」
悪徳「!!」
冬馬「!!」
真「ボクも、連れて行ってよ」
26: 2012/12/03(月) 00:57:02.44
P「春香ー、ごはんだよー」
春香「……うー……、うー……」ピチャピチャ
P「おいしいかー、そうかーよかったなー」
P「今日な、千早にな」
P「こんなになっても、俺はまだプロデューサーだって言われちゃったよ……」
春香「ぐうぉおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「春香、きっとまた歌えるぞ……」
春香「……うー……、うー……」ピチャピチャ
P「おいしいかー、そうかーよかったなー」
P「今日な、千早にな」
P「こんなになっても、俺はまだプロデューサーだって言われちゃったよ……」
春香「ぐうぉおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「春香、きっとまた歌えるぞ……」
27: 2012/12/03(月) 00:58:41.54
―地下―
冬馬「どうしてついてくる気になったんだ?」
真「……プロデューサー」
真「確かに、ちょっとおかしい……」
真「歌を歌ってるところを千早が見てたんだけど
それに気づかれた時の目が、尋常じゃなかった」
悪徳「ほらね。近しい人もこう言ってるんだし」
冬馬「ああ」
冬馬「どうしてついてくる気になったんだ?」
真「……プロデューサー」
真「確かに、ちょっとおかしい……」
真「歌を歌ってるところを千早が見てたんだけど
それに気づかれた時の目が、尋常じゃなかった」
悪徳「ほらね。近しい人もこう言ってるんだし」
冬馬「ああ」
29: 2012/12/03(月) 01:01:10.34
グウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
真「唸り声はするのに、奴らは一体もいない……」
冬馬「いる、のにいない……
どういうことだ……?」
悪徳「どうも、あっちの方から聞こえてくるみたいですね……」
真「唸り声はするのに、奴らは一体もいない……」
冬馬「いる、のにいない……
どういうことだ……?」
悪徳「どうも、あっちの方から聞こえてくるみたいですね……」
30: 2012/12/03(月) 01:02:55.90
冬馬「この部屋か」
悪徳「あ、開けてみてくだせえ」
真「……」ゴクリ
冬馬「……いくぞ」ガチャリ
悪徳「こ、これは……」
悪徳「あ、開けてみてくだせえ」
真「……」ゴクリ
冬馬「……いくぞ」ガチャリ
悪徳「こ、これは……」
32: 2012/12/03(月) 01:06:20.37
―次の日―
真「千早……大事な話が……」
千早「……?」
冬馬「おい」
P「ん?どうした?」
悪徳「昨日、見ちまったんですよ……」
悪徳「地下で、アンタがやってることをね」
真「千早……大事な話が……」
千早「……?」
冬馬「おい」
P「ん?どうした?」
悪徳「昨日、見ちまったんですよ……」
悪徳「地下で、アンタがやってることをね」
33: 2012/12/03(月) 01:08:42.05
P「んー、そうか」
P「ばれたか」
P「くくくくく……」
P「んで?どうするの?」
冬馬「悪いが、アンタにここを任せておくことはできない」
悪徳「アンタが武器を独占してるなんて、悪い冗談ですよ」
P「ばれたか」
P「くくくくく……」
P「んで?どうするの?」
冬馬「悪いが、アンタにここを任せておくことはできない」
悪徳「アンタが武器を独占してるなんて、悪い冗談ですよ」
35: 2012/12/03(月) 01:10:18.16
P「ひひひひひ」
P「で?俺をどうするって?」
冬馬「すまんが、氏んでもらう」チャキ
P「ほーう、武器持ってたねー」
P「で?そんな小火器で俺に勝つつもり?」
悪徳「チッ」
P「で?俺をどうするって?」
冬馬「すまんが、氏んでもらう」チャキ
P「ほーう、武器持ってたねー」
P「で?そんな小火器で俺に勝つつもり?」
悪徳「チッ」
36: 2012/12/03(月) 01:12:16.63
真「プロデューサー!!」
真「もう止めてください!!」
P「!!」
真「お願いですから!!降伏しましょう?」
冬馬「良い仕事だぜ!!」パンッ
真「もう止めてください!!」
P「!!」
真「お願いですから!!降伏しましょう?」
冬馬「良い仕事だぜ!!」パンッ
37: 2012/12/03(月) 01:15:46.15
P「ぐ……」
悪徳「あの馬鹿、外しやがった……」
P「くそっ」
冬馬「逃げた……」
悪徳「まずいですぜ!武器を増やすつもりだ」
悪徳「あの馬鹿、外しやがった……」
P「くそっ」
冬馬「逃げた……」
悪徳「まずいですぜ!武器を増やすつもりだ」
39: 2012/12/03(月) 01:17:20.48
―地下―
P「ハァ……ハァ……」
P(傷口は……肩か……。弾は貫通してるな……)
P「春香……」
ガチャリ
P「……」
P「千早……」
千早「プロデューサー」チャキ
P「ハァ……ハァ……」
P(傷口は……肩か……。弾は貫通してるな……)
P「春香……」
ガチャリ
P「……」
P「千早……」
千早「プロデューサー」チャキ
40: 2012/12/03(月) 01:20:21.55
春香「ぐうぉおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「銃を見つけたか……」
千早「あの三人は見つけられなかったみたいですけど」
千早「私は、プロデューサーがどこにどう隠すのか、すぐに分かりますから」
P「こりゃ参ったな……」
P「銃を見つけたか……」
千早「あの三人は見つけられなかったみたいですけど」
千早「私は、プロデューサーがどこにどう隠すのか、すぐに分かりますから」
P「こりゃ参ったな……」
41: 2012/12/03(月) 01:24:20.58
P「隣も、見たのか?」
千早「はい。冷蔵庫に、人の氏体が」
春香「ぐうぉおおおおおおおおお!!」ガシャガシャ
千早「見たところ、奴らのと、そうでないのがありましたね?」
P「ああ」
千早「はい。冷蔵庫に、人の氏体が」
春香「ぐうぉおおおおおおおおお!!」ガシャガシャ
千早「見たところ、奴らのと、そうでないのがありましたね?」
P「ああ」
42: 2012/12/03(月) 01:27:07.82
P「俺は……生きなければならなかった。春香のために」
P「春香は、どちらかといえば、人の肉の方が好きなんだ」
千早「春香……」
P「俺を撃つのか……?」
千早「……」
P「春香は、どちらかといえば、人の肉の方が好きなんだ」
千早「春香……」
P「俺を撃つのか……?」
千早「……」
44: 2012/12/03(月) 01:29:38.28
冬馬「撃てっ!」
P「!」
悪徳「こんな真似しやがって……どうせ俺達も頃すつもりだったんだろ?」
P「あー、正直、うん」
P「あ、でも、千早と真は違うよ。だって春香とユニットを組むんだから」
春香「ぐうぉおおおおおおお!!」ガシャガシャ
P「!」
悪徳「こんな真似しやがって……どうせ俺達も頃すつもりだったんだろ?」
P「あー、正直、うん」
P「あ、でも、千早と真は違うよ。だって春香とユニットを組むんだから」
春香「ぐうぉおおおおおおお!!」ガシャガシャ
46: 2012/12/03(月) 01:31:23.67
千早「……春香……」
冬馬「コイツは、もう氏んでんだよ!!」
悪徳「狂ってるぜ……」
冬馬「この野郎!!」パンッパンッ
P「ぐあ……」ドサッ
千早「プロデューサー!!!」
冬馬「コイツは、もう氏んでんだよ!!」
悪徳「狂ってるぜ……」
冬馬「この野郎!!」パンッパンッ
P「ぐあ……」ドサッ
千早「プロデューサー!!!」
47: 2012/12/03(月) 01:33:10.34
冬馬「武器!!どこだ!?」
悪徳「こんな部屋に隠しやがって……どこだ?」
P「千早……逃げろ……」
千早「?!」
P「……ぐふっ……千早……」
P「あそこのリュックを持って……」
悪徳「こんな部屋に隠しやがって……どこだ?」
P「千早……逃げろ……」
千早「?!」
P「……ぐふっ……千早……」
P「あそこのリュックを持って……」
48: 2012/12/03(月) 01:35:03.03
P「アイツらが今まさぐってるのは、武器庫のスイッチじゃない」
P「外から地下倉庫への扉のスイッチだ……」
冬馬「これか?」ポチっ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
グウォオオオオオオオオ!!!
冬馬「ウソだろ……?」
悪徳「ひええ!!奴ら……」
P「逃げろ!!」
千早「はいっ!!」
P「外から地下倉庫への扉のスイッチだ……」
冬馬「これか?」ポチっ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
グウォオオオオオオオオ!!!
冬馬「ウソだろ……?」
悪徳「ひええ!!奴ら……」
P「逃げろ!!」
千早「はいっ!!」
51: 2012/12/03(月) 01:37:27.86
P「ぐ……」ズルッズルッ
P「春香……鎖につないで……済まなかった」カチャ
P「もう、これで自由だ」
P「さよなら……春香……」
P「……」
P「春香……鎖につないで……済まなかった」カチャ
P「もう、これで自由だ」
P「さよなら……春香……」
P「……」
52: 2012/12/03(月) 01:38:40.03
冬馬「畜生!!」パンッパンッ
悪徳「ひええ……たすけて……」
ゾンビ「グウォオオオオオオオオ!!!」
悪徳「ぎゃああああああ」
ピチャ……ピチャ……
悪徳「ひええ……たすけて……」
ゾンビ「グウォオオオオオオオオ!!!」
悪徳「ぎゃああああああ」
ピチャ……ピチャ……
55: 2012/12/03(月) 01:41:05.41
冬馬「クソっ」
春香「ぐうぉおおおおおおおおおお!!」
冬馬「ひっ」
春香「……うー?」
春香「…………」カチャ
冬馬「銃を……取りやがった……」
春香「ぐうぉおおおおおおおおおおおお!!」バン
冬馬「ぐ……がはっ……」
冬馬(ゾンビが……銃を……撃つなんて……)
冬馬「……」ピクピク…
春香「ぐうぉおおおおおおおおおお!!」
冬馬「ひっ」
春香「……うー?」
春香「…………」カチャ
冬馬「銃を……取りやがった……」
春香「ぐうぉおおおおおおおおおおおお!!」バン
冬馬「ぐ……がはっ……」
冬馬(ゾンビが……銃を……撃つなんて……)
冬馬「……」ピクピク…
57: 2012/12/03(月) 01:42:11.41
千早(逃げるといっても……どこへ……)
真『館内放送ー!!千早ー!!聞こえるー!?』
真『屋上に来て!!』
千早「屋上……?」
真『館内放送ー!!千早ー!!聞こえるー!?』
真『屋上に来て!!』
千早「屋上……?」
58: 2012/12/03(月) 01:44:09.19
―屋上―
千早「これは……?」
真「ヘリコプターさ」
真「ちょうどいいことに、燃料も満タン」
千早「あ、今、奴らが……」
真「うん、外から一斉にこの中へ入るのが見えた」
真「早く逃げよう!!ここにはいられない」
千早「そうね……」
グウォオオオオオオオオオオ……
千早「これは……?」
真「ヘリコプターさ」
真「ちょうどいいことに、燃料も満タン」
千早「あ、今、奴らが……」
真「うん、外から一斉にこの中へ入るのが見えた」
真「早く逃げよう!!ここにはいられない」
千早「そうね……」
グウォオオオオオオオオオオ……
59: 2012/12/03(月) 01:46:09.53
―ヘリ内―
真「それ……プロデューサーの?」
千早「ええ」
千早「これ……」
真「CD……ボクたちの……」
千早「プロデューサー……、本気で……」
真「……」
真「それ……プロデューサーの?」
千早「ええ」
千早「これ……」
真「CD……ボクたちの……」
千早「プロデューサー……、本気で……」
真「……」
60: 2012/12/03(月) 01:48:57.70
無線『あーあー、聞こえる?生存者の皆さん、こちらにキャンプがあるわよ』
無線『私たちは生きてるわ。きっと大丈夫。だから諦めないで。私たちに合流しなさい』
無線『場所は……』
真「これ、伊織……?」
千早「真……」
真「うん」
千早「歌いましょうか」
終わり
無線『私たちは生きてるわ。きっと大丈夫。だから諦めないで。私たちに合流しなさい』
無線『場所は……』
真「これ、伊織……?」
千早「真……」
真「うん」
千早「歌いましょうか」
終わり
61: 2012/12/03(月) 01:49:10.94
助かって欲しいけどゾンビ映画ならここからが…
62: 2012/12/03(月) 01:52:20.36
乙
ロメロはえじきがピークだったよね
インディーズ戻ってからのダイアリーとサバイバルは糞すぎた
ロメロはえじきがピークだったよね
インディーズ戻ってからのダイアリーとサバイバルは糞すぎた
63: 2012/12/03(月) 01:53:06.41
タイトルはジョージ・A・ロメロの映画より
69: 2012/12/03(月) 01:56:15.10
乙
日本じゃ銃が無いからゾンビ出たら積むなあ
日本じゃ銃が無いからゾンビ出たら積むなあ
引用元: P「死霊のえじき」
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