1: 2018/07/14(土)21:34:18
このすばのSSは初めてであり、且つキャラの口調が違うと思いますが、ご注意ください


カズマ「今日も疲れたぁー」グタッ

アクア「あれだけで疲れるなんて情けないわよ、ヒキニートのカ・ズ・マww」ププッ

カズマ「なんだと、この駄女神っ!!!」

アクア「はぁっ、駄女神ぃっ!?アンタこの崇高な女神の私になんて口を」

ダクネス「こらこら、喧嘩は止めないか」

めぐみん「そうですよ。大体、私をおぶってる最中にアクアと言い合うのは止めてください、耳にギンギン響きます。」

2: 2018/07/14(土)21:40:46
カズマ「あぁ、悪い、めぐみん。この駄女神g」

アクア「あぁっーー、また駄女神って言ったぁ!?」

ダクネス「カズマ、もうアクアを駄女神って言うな。そして、アクアお前も一々反応するな」

カズマ「はぁー、分かったよ。悪かった」

アクア「ふん!」プイッ

めぐみん「やれやれですね」

3: 2018/07/14(土)21:45:33
モブ男たち「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



カズマ「っ!?」ゾクッ

めぐみん「? どうかしましたか、カズマ?」

カズマ「あっ、いや何だか変な視線を」

アクア「視線感じるとか自意識過剰なんじゃないの? 誰がカズマみたいなヒキニートww」ププッ

カズマ「アクアあああぁぁーーーー、お前ええぇぇーーー!!!」

めぐみ「わぁ、いきなり叫ばないでくださいよ!?」

ダクネス「いい加減にしないか、さっきから!!!」




モブ男たち「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

4: 2018/07/15(日)00:42:01
アクア「カズマー、腹減ったぁー」

カズマ「待ってろ。あっ、食材買い忘れた」

めぐみん「またですか!? カズマはうっかり者ですね」

カズマ「仕方ないだろ! 忘れるもんは忘れんだよ」

ダクネス「私も一緒に行こう! そして、重い物をたくさん持たされ、その重量で自分の腰や腕にくる痛みを感じt///」ハァハァ

カズマ「俺一人で行ってくる。お前らは留守番を頼んだ」

5: 2018/07/15(日)01:28:29
カズマ「で、どの店で買おうか?」キョロキョロ

モブ男A「そこのお前、ちょっといいかな?」

他のモブ男たち「へっへっへ」ゾロゾロ

カズマ「わぁっ、なんだお前らは!?」

モブ男A「俺らは、別に怪しいもんじゃねぇから驚かなくていい。それより路地裏で話そうじゃないか、来な!」

6: 2018/07/15(日)01:43:26
カズマ「な、なんだよ?」

モブ男A「お前、あのカズマだな。巷でカスマ、クズマ、鬼畜のカズマとかって呼ばれてる」

カズマ「またそれか。確かに俺だが、それがどうした?」

モブ男B「それがどうした、じゃねぇ!! そんな悪評なてめぇがなんで、女を囲ってやがんだ!!!」

カズマ「女を囲う?」

モブ男C「とぼけんじゃねぇ!!てめぇのパーティーに女が三人居るって事だよ!」

カズマ「あぁ。アクアとめぐみん、ダクネスの事か」

モブ男D「そうだ。しかも男はてめぇ一人で、後は女ばかり…まるっきしハーレムだ!ちくしょう、羨ましいぜ!!」

カズマ(なんだ、俺が絡まれたのはただの嫉妬か…。)

7: 2018/07/15(日)01:58:08
モブ男E「俺らなんか男だらけで、固まりっ放し。挙句、女をパーティーに欲しても前々来ねぇんだぞ!どうしてだ!?」

カズマ「いや、俺に聞くなよ!?(男だけで、むさ苦しいからか?)」

モブ男B「という訳で俺らと違って女に恵まれて調子に乗ってるてめぇにヤキを入れようって事になったんだよ」

カズマ「へっ?」

モブ男C「さぁ、気が済むまでコテンパンn」



モブ男A「おい、お前ら!!止めろ!!!」ドゴンドゴン

モブ男B「ぐわっ!?」

モブ男C「ぐえっ!?」

8: 2018/07/15(日)02:02:25
カズマ「え、えぇと!?」

モブ男A「あぁ、こいつらが悪かったな。で、お前らをここに来させたのは頼み事をしてほしいためだ」

カズマ「頼みごと?」

モブ男A「写真だ。お前のパーティーメンバーである女三人の写真を撮って、俺らに渡して欲しいんだ」

カズマ「えええぇぇーーっ!?」

9: 2018/07/15(日)02:12:40
モブ男D「ほんとは写真で見るんじゃなくて、女三人とお近づきになりたいけどな」

モブ男E「出来れば、一人でもいいから俺らのメンバーに入ってもらいたいけどな」

モブ男B「遠目で見たけど、青い髪の子と金髪の美人、いいよなぁ/// 胸もボン、だからいい素材してるしな」

モブ男C「俺、黒い髪に赤眼の子が好みだな。可愛いし///」

モブ男A「お前ら、止めろ!! 本音と欲望ダダ漏れで、恥ずかしいだろ!!!」



カズマ(そこの親玉みたいな人だけ、バカに丁寧というか、律儀というか…。)

10: 2018/07/15(日)02:22:27
……………………………………

カズマ「ただいまー」

アクア「カズマ、おそーーーーーーい!! この私をこんな待たせていいと思ってんの!?」

カズマ「何もしない駄女神には待ちぼうけが十分だ!!」

アクア「あぁーー、またバカにしたわねぇ!?アンタ、覚悟出来ているんでしょうね?」ゴゴゴ

ダクネス「まぁまぁ、カズマも食材を買ってしっかりと戻ってきたし、別にいいじゃないか!」

めぐみん「ってか、言い争う暇があるのなら早く作ってください…」グゥ~

11: 2018/07/15(日)02:27:54
カズマ(さて、あの場から逃れたい一心でつい、頼み事を引き受けてしまい、写真を撮って渡すハメになってしまった。)

カズマ(とりあえず引き受けたのはしょうがないとして、この後どうするか…。)

カズマ(こいつらの写真を撮るのは良いが、変に撮影して勘ぐられるのも面倒だ)

カズマ(寝静まった頃に、というのもアレだ。油断すると危なそうだ)

カズマ(それと、もしも撮影して疑問に思われ、聞かれた時の上手い言い訳も考えておかないとな…。)

12: 2018/07/16(月)02:24:26
カズマ(今の所スキルも役に立ちそうにないし、いっそストレートで行くか)スッ

ダクネス「おい、カズマどうしたんだ? さっきから一口も手をつけt」

パシャパシャパシャ

三人「「「っ!!?」」」

13: 2018/07/16(月)02:29:07
カズマ「よっしゃあ、ゲット!!!」

アクア「あんた今、何したのよ!?」

めぐみん「私たちの方を向き、フラッシュが起きたようですが!?」

ダクネス「なんだ、新しいプレイかっ!?///」ハァハァ

カズマ「悪いな(三人の写真を撮れたし、速攻で部屋に逃げ込もう)。説明は明日にでもする。おやすみ!!」ダダッ

アクア「あっ、こらぁっ!?」

めぐみん「何も言わずに逃げるとは卑怯ですよ!?」

ダクネス「今度は、放置プレイかっ!!?/////」ドキドキ

14: 2018/07/20(金)00:58:11
翌日

カズマ「ほら、これでいいか?」

モブ男B・C・D・E「「「「おおおおぉぉぉぉーーーーっ!!!!!/////」」」」

モブ男A「そう。これこれ、サンキューな!」

カズマ「大事にしろよ。写真撮った後、アクアたちに色々と疑いの目を向けられたり、質問攻めにあったからな」

モブ男A「そうか。ところで、『カズマくん』……もう一ついいかな?」

カズマ「な、なんだよ……!?(か、カズマくんだとぉっ!!?)」

15: 2018/07/20(金)01:00:13
モブ男A「魔道具店のウィズって娘の写真も貰えないかな?」

カズマ「はああぁぁーーーっ!?」

モブ男A「頼むよ。こいつらが欲しがっちゃって……」チラッ

モブ男B・C・D・E「「「「えへへへへっ/////」」」」ニヤニヤ

16: 2018/07/20(金)01:03:46
モブ男A「と、いう事で頼むわ!!」ペコリ

カズマ「お、おいっ!?」



カズマ「しょうがねぇなぁ~………。」ポリポリ


それから、カズマが苦労して写真を撮り、彼らに渡して喜ばれたものの、ウィズだけでなく……

撮った事を耳にしたアクア達の質問攻めにあった事は言うまでもなかった………。




おしまい

引用元: カズマ「三人の写真が欲しい?」 モブ男たち「そうそう」