1: 2013/10/24(木) 19:58:48.40
2: 2013/10/24(木) 20:12:54.70
綾「そんな……陽子が……」
忍「どうしたんですか?」
綾「陽子が風邪引いたんだって、メールが……」
アリス「ええっ!?」
忍「あの陽子ちゃんが……」
忍「小学校のころから、風邪で休んだことなんて一度もなかったのに……」
忍「どうしたんですか?」
綾「陽子が風邪引いたんだって、メールが……」
アリス「ええっ!?」
忍「あの陽子ちゃんが……」
忍「小学校のころから、風邪で休んだことなんて一度もなかったのに……」
3: 2013/10/24(木) 20:16:04.55
綾「大丈夫かしら……」
カレン「どうしたデス?」
アリス「ああカレン。ヨーコが風邪引いたって」
カレン「oh,それは可哀想デース」
綾「熱が38度出てるんだって、つらそうね……」
忍「でも、ひとつ良かったことがありますよ」
綾「え?」
忍「これで陽子ちゃんがバカじゃないことが明らかになりました!」
綾(今までバカだと思ってたのね……)
カレン「どうしたデス?」
アリス「ああカレン。ヨーコが風邪引いたって」
カレン「oh,それは可哀想デース」
綾「熱が38度出てるんだって、つらそうね……」
忍「でも、ひとつ良かったことがありますよ」
綾「え?」
忍「これで陽子ちゃんがバカじゃないことが明らかになりました!」
綾(今までバカだと思ってたのね……)
4: 2013/10/24(木) 20:20:28.93
~昼休み~
綾「……」
綾(今日は陽子がいない……)
綾(ただそれだけのことなのに、どうしてこんなに寂しいんだろう……)
綾(胸に穴がぽっかり空いたみたい……)
綾(陽子、今頃体だるくて苦しんでるんだろうな……)
綾(心配だわ……)
綾「……」
綾(今日は陽子がいない……)
綾(ただそれだけのことなのに、どうしてこんなに寂しいんだろう……)
綾(胸に穴がぽっかり空いたみたい……)
綾(陽子、今頃体だるくて苦しんでるんだろうな……)
綾(心配だわ……)
5: 2013/10/24(木) 20:23:51.71
綾「はいこれ、あげる」
忍「いらないんですか?」
綾「食欲がないのよ……」
忍「そうですか」パクッ
綾「ごちそうさま……」
アリス「アヤももしかして体調悪いんじゃないの?」
綾「ううん、大丈夫よ」
カレン「……」
カレン(相当ショック受けてるみたいデス……)
忍「いらないんですか?」
綾「食欲がないのよ……」
忍「そうですか」パクッ
綾「ごちそうさま……」
アリス「アヤももしかして体調悪いんじゃないの?」
綾「ううん、大丈夫よ」
カレン「……」
カレン(相当ショック受けてるみたいデス……)
6: 2013/10/24(木) 20:26:49.94
カレン「皆さん、放課後なにも予定はないデスヨネ?」
綾「え、ええ」
忍「私もアリスも、ありませんけど……」
カレン「じゃあ皆でヨーコのうちへお見舞いに行きマショー!」
綾「そうね! 名案だわ! そうしよう、絶対そうよね、ね皆!?」
忍(急に元気になりましたね……)
忍「わ、分かりました……行きましょうか、アリス」
アリス「うん!」
綾(べ、別に陽子に会いたいから、とかじゃないわよ。私はただ、陽子に早く良くなってもらいたいだけで……)
綾「え、ええ」
忍「私もアリスも、ありませんけど……」
カレン「じゃあ皆でヨーコのうちへお見舞いに行きマショー!」
綾「そうね! 名案だわ! そうしよう、絶対そうよね、ね皆!?」
忍(急に元気になりましたね……)
忍「わ、分かりました……行きましょうか、アリス」
アリス「うん!」
綾(べ、別に陽子に会いたいから、とかじゃないわよ。私はただ、陽子に早く良くなってもらいたいだけで……)
7: 2013/10/24(木) 20:30:07.64
~放課後~
ピンポーン
空太「はい、って、カレンお姉ちゃん」
カレン「ヨーコ! 救援に来マシタヨ! 私が来たからには風邪なんてどこかへぶっ飛ばしてヤリマス!」
空太「あ、あの……」
綾「よ、陽子のお見舞いに来ました」
空太「綾お姉ちゃんも、って、四人皆で来てくれたの?」
空太「ありがとう、どうぞ、上がって」
ガチャ
ピンポーン
空太「はい、って、カレンお姉ちゃん」
カレン「ヨーコ! 救援に来マシタヨ! 私が来たからには風邪なんてどこかへぶっ飛ばしてヤリマス!」
空太「あ、あの……」
綾「よ、陽子のお見舞いに来ました」
空太「綾お姉ちゃんも、って、四人皆で来てくれたの?」
空太「ありがとう、どうぞ、上がって」
ガチャ
8: 2013/10/24(木) 20:32:49.22
~陽子の部屋~
陽子「ごめんな、皆で来てもらって」
アリス「気にしないで。私たち皆心配だったから」
陽子「げほっげほっ、ごほっ」
綾(ひどい咳だわ……)
陽子「ごめんな、皆で来てもらって」
アリス「気にしないで。私たち皆心配だったから」
陽子「げほっげほっ、ごほっ」
綾(ひどい咳だわ……)
9: 2013/10/24(木) 20:36:58.88
カレン「熱は大丈夫デスカ?」
陽子「朝からずっと寝てたんだけど、全然引かなくて……」
カレン「どれどれ……」ピトッ
綾(カレンが、陽子のおでこに手を……)
綾(私も熱を調べるふりして、陽子のおでこにタッチしようかしら……)
陽子「朝からずっと寝てたんだけど、全然引かなくて……」
カレン「どれどれ……」ピトッ
綾(カレンが、陽子のおでこに手を……)
綾(私も熱を調べるふりして、陽子のおでこにタッチしようかしら……)
10: 2013/10/24(木) 20:40:03.81
綾「陽子の熱、どう……?」
カレン「ソーホットデス」
アリス「陽子大丈夫? 私も熱測らせて!」ピトッ
忍「私も!」ピトッ
陽子「なんかモテモテだな、おい……」
綾「陽子、わた、私も……」ソーッ
陽子(なんで震えてんの)
カレン「ソーホットデス」
アリス「陽子大丈夫? 私も熱測らせて!」ピトッ
忍「私も!」ピトッ
陽子「なんかモテモテだな、おい……」
綾「陽子、わた、私も……」ソーッ
陽子(なんで震えてんの)
11: 2013/10/24(木) 20:43:28.95
陽子「ごほっ、ごほっ」
綾(顔色も、いつもより相当悪いわ……)
アリス「ヨーコ、なにかしてほしいことあったら言ってね」
陽子「うーん」
陽子「そういえば私、朝からなにも食べてないな……」
忍「ええっ! 陽子ちゃん、それじゃダメですよ!」
忍「風邪引いた時こそしっかり食べないと!」
陽子「ご、ごめんなさい……」
綾(顔色も、いつもより相当悪いわ……)
アリス「ヨーコ、なにかしてほしいことあったら言ってね」
陽子「うーん」
陽子「そういえば私、朝からなにも食べてないな……」
忍「ええっ! 陽子ちゃん、それじゃダメですよ!」
忍「風邪引いた時こそしっかり食べないと!」
陽子「ご、ごめんなさい……」
12: 2013/10/24(木) 20:46:13.94
綾「おかゆなら食べられそう?」
陽子「うん、食欲ないけど、頑張って食べるよ」
綾「じゃあ私おかゆ作るわ」
忍「はいはい! 私も手伝います!」
綾「え? わ、分かったわ」
陽子「うん、食欲ないけど、頑張って食べるよ」
綾「じゃあ私おかゆ作るわ」
忍「はいはい! 私も手伝います!」
綾「え? わ、分かったわ」
13: 2013/10/24(木) 20:50:09.99
バタン
カレン「私とアリスはなにをシマショウカ」
アリス「うーん」
陽子「できるだけ部屋の外にいたほうがいいよ。風邪移っちゃうから」
アリス「そ、そうだよね」
カレン「私とアリスはなにをシマショウカ」
アリス「うーん」
陽子「できるだけ部屋の外にいたほうがいいよ。風邪移っちゃうから」
アリス「そ、そうだよね」
14: 2013/10/24(木) 20:55:15.13
カレン「NO! それじゃ私たちが来た意味ないデス!」
カレン「なにかヨーコの役に立てることがあるはずデス! じっくり考えるのデス」
アリス「うん、そうだね! ――あそうだ、ヨーコを励ますのはどうかな?」
アリス「頑張れー、風邪に負けるなー、って」
カレン「名案デスネ! 頑張れ頑張れヨーコ!」
陽子「賑やかだな……」
陽子(頭に響いて、正直やめてほしいけど、言いにくいよな……)
陽子(カレン、真面目にやってくれてるもんな)
カレン「なにかヨーコの役に立てることがあるはずデス! じっくり考えるのデス」
アリス「うん、そうだね! ――あそうだ、ヨーコを励ますのはどうかな?」
アリス「頑張れー、風邪に負けるなー、って」
カレン「名案デスネ! 頑張れ頑張れヨーコ!」
陽子「賑やかだな……」
陽子(頭に響いて、正直やめてほしいけど、言いにくいよな……)
陽子(カレン、真面目にやってくれてるもんな)
15: 2013/10/24(木) 20:59:05.75
~台所~
綾「……しかし、二人で作るものでもないわよね、おかゆ」
綾「お鍋にお米と水入れて炊くだけだし……」
クラクラ
忍「私お鍋見てますから、綾ちゃんは戻っててください」
綾「ずっとって、小一時間かかるわよ」
忍「いいんです」
綾「はあ……」
綾「……しかし、二人で作るものでもないわよね、おかゆ」
綾「お鍋にお米と水入れて炊くだけだし……」
クラクラ
忍「私お鍋見てますから、綾ちゃんは戻っててください」
綾「ずっとって、小一時間かかるわよ」
忍「いいんです」
綾「はあ……」
16: 2013/10/24(木) 21:01:39.06
綾「じゃあ戻るわね」
空太「……」
美月「……」
綾「空太くんに美月ちゃん。どうしたのそんな悲しそうな顔して」
空太「あの」
美月「お姉ちゃん、大丈夫かな?」
綾「え、ええ……だいぶ辛そうだったけど……」
美月「実は今日、お姉ちゃんずっと部屋にこもりっきりで」
空太「今日は一度も顔合わせてないんだ」
空太「……」
美月「……」
綾「空太くんに美月ちゃん。どうしたのそんな悲しそうな顔して」
空太「あの」
美月「お姉ちゃん、大丈夫かな?」
綾「え、ええ……だいぶ辛そうだったけど……」
美月「実は今日、お姉ちゃんずっと部屋にこもりっきりで」
空太「今日は一度も顔合わせてないんだ」
17: 2013/10/24(木) 21:04:43.28
空太「お姉ちゃんずっと風邪なんて引いたことなかったから」
美月「心配してて……」
綾「そうなの……」
綾(きょうだいにこんなに心配されるなんて……)
綾(陽子って、ホントにいいお姉ちゃんなのね……)
綾「大丈夫よ」
美月「心配してて……」
綾「そうなの……」
綾(きょうだいにこんなに心配されるなんて……)
綾(陽子って、ホントにいいお姉ちゃんなのね……)
綾「大丈夫よ」
18: 2013/10/24(木) 21:07:25.60
綾「今は具合悪そうだけど、しっかり休めばよくなるわ」
綾「それに、空太くんに美月ちゃん、陽子をこんなに心配してあげてるんだもの」
綾「心配してあげた分だけ、早く治るわよ」
綾「それに、空太くんに美月ちゃん、陽子をこんなに心配してあげてるんだもの」
綾「心配してあげた分だけ、早く治るわよ」
19: 2013/10/24(木) 21:09:44.38
空太「そうだよね、綾お姉ちゃんも、いっぱい心配してあげてるもんね」
綾「そ、それほどでもないけどね」///
美月「照れなくてもいいよ。うち入って来たとき、綾お姉ちゃんすごい不安そうな顔だったもん」
綾「……っ!」///
綾「そ、それほどでもないけどね」///
美月「照れなくてもいいよ。うち入って来たとき、綾お姉ちゃんすごい不安そうな顔だったもん」
綾「……っ!」///
20: 2013/10/24(木) 21:11:57.75
綾「と、とにかく、陽子に空太くん美月ちゃんが心配してたって伝えるわね」
空太「そ、それはちょっと……恥ずかしい」
綾「……そうよね。なんだか分かるわ、その気持ち」
綾「伝えたくて仕方がないのに、伝えられないのよね……」
空太「そ、それはちょっと……恥ずかしい」
綾「……そうよね。なんだか分かるわ、その気持ち」
綾「伝えたくて仕方がないのに、伝えられないのよね……」
25: 2013/10/27(日) 00:48:01.40
ワーワー
空太「なんだか二階が騒がしいね」
綾「そうね」
綾(アリスにカレン、なにしてるのかしら)
綾「じゃあ私二階に戻るね」
綾「忍におかゆ出来たら持ってきてくれるよう言っておいて」
空太「なんだか二階が騒がしいね」
綾「そうね」
綾(アリスにカレン、なにしてるのかしら)
綾「じゃあ私二階に戻るね」
綾「忍におかゆ出来たら持ってきてくれるよう言っておいて」
26: 2013/10/27(日) 00:51:26.46
~陽子の部屋~
カレン「そろそろ元気出てきマシタか?」
陽子「うーん、どうかな」
陽子(頭にガンガン響いてくるんだけど)
陽子「ちょっとマシになった気はする……かな」
アリス「それは良かったよー!」
カレン「そろそろ元気出てきマシタか?」
陽子「うーん、どうかな」
陽子(頭にガンガン響いてくるんだけど)
陽子「ちょっとマシになった気はする……かな」
アリス「それは良かったよー!」
27: 2013/10/27(日) 00:53:56.11
ガチャ
綾「ただいまー。なにしてたの?」
カレン「ヨーコを励ましてたデス!」
綾「なんで!?」
アリス「ヨーコに元気を送れると思って」
綾「あ、ああそう」
綾(絶対迷惑がられてるわよそれ……)
綾「ただいまー。なにしてたの?」
カレン「ヨーコを励ましてたデス!」
綾「なんで!?」
アリス「ヨーコに元気を送れると思って」
綾「あ、ああそう」
綾(絶対迷惑がられてるわよそれ……)
28: 2013/10/27(日) 00:57:37.71
―――――――
陽子「喉渇いたな」
陽子「ごめん誰か、コップに水入れて持ってきてくれないかな?」
アリス「私行ってくるよ」
陽子「喉渇いたな」
陽子「ごめん誰か、コップに水入れて持ってきてくれないかな?」
アリス「私行ってくるよ」
29: 2013/10/27(日) 00:59:44.20
綾「陽子、すごい汗よ……」
陽子「ああ、ずっと布団の中だったからな」
陽子「気持ち悪いし、着替えようかな」
綾「え、こここここで着替えるの!?」///
陽子「どこで着替えろって言うんだよ」
陽子「……」シュルシュル
綾「ぬ、脱ぎ始めないでよ! 出て行くから!」///
カレン「oh、やっぱりないすばでーデス……」
綾「カレンもまじまじ見ない!」
ガチャ
陽子「ああ、ずっと布団の中だったからな」
陽子「気持ち悪いし、着替えようかな」
綾「え、こここここで着替えるの!?」///
陽子「どこで着替えろって言うんだよ」
陽子「……」シュルシュル
綾「ぬ、脱ぎ始めないでよ! 出て行くから!」///
カレン「oh、やっぱりないすばでーデス……」
綾「カレンもまじまじ見ない!」
ガチャ
30: 2013/10/27(日) 01:02:10.86
陽子「下着下着……」
綾「……」
綾(陽子今頃裸になってるのかしら……)
綾「……」///
カレン「アヤヤ! どうしたデス! 風邪貰っちゃったデスカ?」
アリス「ただいまーって、なんで二人とも部屋の前にいるの?」
カレン「ヨーコが着替えてるデス」
カレン「それでアヤヤがあんな調子なのデス」
綾(想像しちゃ駄目よ……キャーッ!!!)
綾「……」
綾(陽子今頃裸になってるのかしら……)
綾「……」///
カレン「アヤヤ! どうしたデス! 風邪貰っちゃったデスカ?」
アリス「ただいまーって、なんで二人とも部屋の前にいるの?」
カレン「ヨーコが着替えてるデス」
カレン「それでアヤヤがあんな調子なのデス」
綾(想像しちゃ駄目よ……キャーッ!!!)
31: 2013/10/27(日) 01:04:25.49
陽子「おっけーだよ」
ガチャ
アリス「はいヨーコ、お水だよ」
陽子「アリス、さんきゅーな」
アリス「シノがもうすぐおかゆ出来そうだって」
陽子「お、そうか」
ガチャ
アリス「はいヨーコ、お水だよ」
陽子「アリス、さんきゅーな」
アリス「シノがもうすぐおかゆ出来そうだって」
陽子「お、そうか」
32: 2013/10/27(日) 01:07:03.99
~台所~
忍「良い感じの柔らかさになってきました」
忍「後はお塩を入れて……」
忍「はっ!」
忍(確か理科の授業で先生が言っていたような気がします)
忍(人間に最低限必要なものは、水と塩……)
忍(陽子ちゃんは今弱ってるから、水と塩をたくさん取らないとダメですよね……)
忍(それから、元気が出る食べ物と言えば……)
忍「良い感じの柔らかさになってきました」
忍「後はお塩を入れて……」
忍「はっ!」
忍(確か理科の授業で先生が言っていたような気がします)
忍(人間に最低限必要なものは、水と塩……)
忍(陽子ちゃんは今弱ってるから、水と塩をたくさん取らないとダメですよね……)
忍(それから、元気が出る食べ物と言えば……)
33: 2013/10/27(日) 01:10:34.11
~陽子の部屋~
ガチャ
忍「陽子ちゃん、お待たせしましたー」
陽子「おおしの、ありがとう。蓋開けるね」パカ
陽子「……」
陽子(水、多くないか……?)
ガチャ
忍「陽子ちゃん、お待たせしましたー」
陽子「おおしの、ありがとう。蓋開けるね」パカ
陽子「……」
陽子(水、多くないか……?)
34: 2013/10/27(日) 01:13:55.26
陽子(まあ水気多いほうが胃腸には優しいよな……)
陽子「いただきます」パクッ
陽子「……っ! げほっ、げほっ」
綾「陽子、大丈夫?」
陽子「ああ、ちょっと咳が出ただけ」
陽子(めちゃくちゃ塩っ辛い……)
陽子(それに、なんだこの独特の風味は……)
陽子「いただきます」パクッ
陽子「……っ! げほっ、げほっ」
綾「陽子、大丈夫?」
陽子「ああ、ちょっと咳が出ただけ」
陽子(めちゃくちゃ塩っ辛い……)
陽子(それに、なんだこの独特の風味は……)
35: 2013/10/27(日) 01:17:11.14
陽子「なにこれ……」
忍「え?」
陽子「いや、なんでもない」
陽子(全部食べて、皆を安心させなきゃな……)
忍「え?」
陽子「いや、なんでもない」
陽子(全部食べて、皆を安心させなきゃな……)
36: 2013/10/27(日) 01:19:33.33
カレン「そういえば、日本では風邪引いた時におかゆを食べるんデスね」
忍「イギリスは違うんですか?」
カレン「オニオンスープとか、暖かいスープを食べてマシタ」
アリス「レムシップ、っていうレモン味の風邪薬を飲んだりするよ」
忍「イギリスは違うんですか?」
カレン「オニオンスープとか、暖かいスープを食べてマシタ」
アリス「レムシップ、っていうレモン味の風邪薬を飲んだりするよ」
38: 2013/10/27(日) 01:22:39.01
カレン「私あの味、実は苦手なんデス」
アリス「ええ、そうなの? あれが風邪引いたときの唯一の楽しみだったのに!」
カレン「アリスがなんと言っても私は嫌いデス!」
ワーワー
綾「そこ、もめない!」
陽子(頭に響いてくる……)
アリス「ええ、そうなの? あれが風邪引いたときの唯一の楽しみだったのに!」
カレン「アリスがなんと言っても私は嫌いデス!」
ワーワー
綾「そこ、もめない!」
陽子(頭に響いてくる……)
39: 2013/10/27(日) 01:25:17.51
陽子「ご、ごちそうさん」
綾「はい、全部食べたのね」
アリス「陽子、顔色がさっきより良くないけど大丈夫?」
陽子「そう? 気のせいだよ、良くなってるよ」
綾「じゃあ私、片づけてくるね」
綾「はい、全部食べたのね」
アリス「陽子、顔色がさっきより良くないけど大丈夫?」
陽子「そう? 気のせいだよ、良くなってるよ」
綾「じゃあ私、片づけてくるね」
40: 2013/10/27(日) 01:28:16.52
綾(なんか独特のにおいがするのよね、この鍋……)
綾(にんにくみたいな……)
~台所~
綾(あら、しのったら、道具片づけてないじゃない、全く……)
綾(お塩はこっちで……って、)
綾(すりおろし器と、ニンニクのかけら……)
綾(しの、まさかおかゆにニンニクを……?)
綾(にんにくみたいな……)
~台所~
綾(あら、しのったら、道具片づけてないじゃない、全く……)
綾(お塩はこっちで……って、)
綾(すりおろし器と、ニンニクのかけら……)
綾(しの、まさかおかゆにニンニクを……?)
41: 2013/10/27(日) 01:30:37.08
~陽子の部屋~
アリス「レムシップは美味しいよ!」
カレン「美味しくないデス!」
ガチャ
忍「おかえり綾ちゃん……って、どうしたんですか?」
綾「しの、おかゆにニンニク入れた?」ヒソヒソ
忍「い、入れましたけど……」
綾「なんでそんなこと!」
忍「あ、綾ちゃん」
陽子「おい、どうした綾」
アリス「レムシップは美味しいよ!」
カレン「美味しくないデス!」
ガチャ
忍「おかえり綾ちゃん……って、どうしたんですか?」
綾「しの、おかゆにニンニク入れた?」ヒソヒソ
忍「い、入れましたけど……」
綾「なんでそんなこと!」
忍「あ、綾ちゃん」
陽子「おい、どうした綾」
42: 2013/10/27(日) 01:32:58.95
綾「……ダメよ、こんなの」
綾「陽子に良くなって貰うためにお見舞いにきたのに」
綾「アリスとカレンはうるさくして陽子を困らせるし、しのは……」
綾「これじゃ、私たち逆に陽子を悪くしちゃうじゃない!」
綾「……帰ろう」
綾「陽子に良くなって貰うためにお見舞いにきたのに」
綾「アリスとカレンはうるさくして陽子を困らせるし、しのは……」
綾「これじゃ、私たち逆に陽子を悪くしちゃうじゃない!」
綾「……帰ろう」
43: 2013/10/27(日) 01:35:44.17
アリス「アヤ……」
アリス「ヨーコ、私たち帰るよ」
カレン「そ、そうデスね」
忍「帰るんですか? じゃあ私も帰ります」
陽子「……」
アリス「ヨーコ、私たち帰るよ」
カレン「そ、そうデスね」
忍「帰るんですか? じゃあ私も帰ります」
陽子「……」
44: 2013/10/27(日) 01:37:26.19
綾「空太くん美月ちゃん、お邪魔しました」
空太「あ、はい、さよなら」
ガチャ、バタン
空太「あ、はい、さよなら」
ガチャ、バタン
46: 2013/10/28(月) 21:56:28.55
~次の日、学校~
忍「今日も陽子ちゃん来ませんでしたね」
アリス「……私たちのせいなのかな」
カレン「そんなことないデス。陽子はきっと喜んでくれマシタよ」
綾「……そうかしら」
カレン「……」
忍「今日も陽子ちゃん来ませんでしたね」
アリス「……私たちのせいなのかな」
カレン「そんなことないデス。陽子はきっと喜んでくれマシタよ」
綾「……そうかしら」
カレン「……」
47: 2013/10/28(月) 21:59:11.94
綾(もう今日は、お見舞いには行かないでおこう)
綾(頭が痛いのにワーワー騒がれたり、まずいもの食べさせられたり)
綾(昨日のあんなこと……私が陽子だったら我慢できないわよ)
綾(その方が、絶対にいいわ)
綾「……」
烏丸「小路さん!」
綾「……あ、はい!」
烏丸「はい、日誌。今日小路さんが日直でしょ?」
綾「あ、どうも……」
綾(頭が痛いのにワーワー騒がれたり、まずいもの食べさせられたり)
綾(昨日のあんなこと……私が陽子だったら我慢できないわよ)
綾(その方が、絶対にいいわ)
綾「……」
烏丸「小路さん!」
綾「……あ、はい!」
烏丸「はい、日誌。今日小路さんが日直でしょ?」
綾「あ、どうも……」
48: 2013/10/28(月) 22:01:43.81
~放課後、帰り道~
綾「それじゃ、バイバイ」
忍「さようなら、綾ちゃん」
綾「……」
綾(やっぱり、誰もお見舞いを提案しなかったわ)
綾(皆昨日のことを気にしてるのね)
綾「それじゃ、バイバイ」
忍「さようなら、綾ちゃん」
綾「……」
綾(やっぱり、誰もお見舞いを提案しなかったわ)
綾(皆昨日のことを気にしてるのね)
49: 2013/10/28(月) 22:04:00.72
綾(心の中が、もやもやする……)
綾(どうして、昨日はあんな出て行き方したんだろう)
綾「……」
綾(そうだ、私)
綾(陽子に一言も謝らないまま、出てきちゃった)
綾(どうして、昨日はあんな出て行き方したんだろう)
綾「……」
綾(そうだ、私)
綾(陽子に一言も謝らないまま、出てきちゃった)
50: 2013/10/28(月) 22:07:34.18
ピンポーン
綾「小路です」
空太「ああ、今日も来てくれたんですね」
綾「いえ、すぐに帰るわ」
空太「え? まあ、どうぞ入って」
綾「小路です」
空太「ああ、今日も来てくれたんですね」
綾「いえ、すぐに帰るわ」
空太「え? まあ、どうぞ入って」
51: 2013/10/28(月) 22:09:34.35
~陽子の部屋~
陽子「ごほっ、ごほっ」
綾(昨日と変わらず、ひどい咳……)
陽子「今日は一人?」
綾「え、ええ」
綾(言いださなきゃ……)
陽子「ごほっ、ごほっ」
綾(昨日と変わらず、ひどい咳……)
陽子「今日は一人?」
綾「え、ええ」
綾(言いださなきゃ……)
52: 2013/10/28(月) 22:11:51.44
綾「昨日は、ごめん」
陽子「何の話?」
綾「私陽子に嫌な思いさせちゃったよね」
陽子「え、どうしたの?」
綾「だって、勝手に騒いで、意味分からないうちに飛び出していって、不快だったでしょ?」
陽子「え? ……別に、そこまで気にしてないんだけど」
陽子「何の話?」
綾「私陽子に嫌な思いさせちゃったよね」
陽子「え、どうしたの?」
綾「だって、勝手に騒いで、意味分からないうちに飛び出していって、不快だったでしょ?」
陽子「え? ……別に、そこまで気にしてないんだけど」
53: 2013/10/28(月) 22:15:02.44
陽子「まあ、今日も来てくれてありがとな」
綾「それだけだから。私、もう帰る」
陽子「え?」
綾「今日は昨日のこと謝りに来たの。うっとうしく感じたならごめんなさい」
綾「これ以上いても陽子の邪魔しちゃうから。一人でゆっくり休んで」
綾「それだけだから。私、もう帰る」
陽子「え?」
綾「今日は昨日のこと謝りに来たの。うっとうしく感じたならごめんなさい」
綾「これ以上いても陽子の邪魔しちゃうから。一人でゆっくり休んで」
54: 2013/10/28(月) 22:17:30.56
陽子「……」
綾「じゃ、さよなら」
陽子「……待って」
綾「……」
陽子「なあ綾。風邪引いたときって、すごい暇で、でもなにもしたくないんだよな」
陽子「寝たり起きたりしながら、時間がゆっくりゆっくり過ぎて行く……風邪引いたのなんてほとんど初めてだから、こんな感覚新鮮だよ、ごほっごほっ」
綾「なにが、言いたいの」
陽子「……ここに居て? 私一人だと寂しくて仕方ないんだ」
綾「じゃ、さよなら」
陽子「……待って」
綾「……」
陽子「なあ綾。風邪引いたときって、すごい暇で、でもなにもしたくないんだよな」
陽子「寝たり起きたりしながら、時間がゆっくりゆっくり過ぎて行く……風邪引いたのなんてほとんど初めてだから、こんな感覚新鮮だよ、ごほっごほっ」
綾「なにが、言いたいの」
陽子「……ここに居て? 私一人だと寂しくて仕方ないんだ」
55: 2013/10/28(月) 22:19:45.30
綾「……」
陽子「……」
綾「……嫌じゃないの?」
陽子「全然。一緒に居てくれるだけで嬉しい」
綾「……そう」
陽子「……」
綾「……嫌じゃないの?」
陽子「全然。一緒に居てくれるだけで嬉しい」
綾「……そう」
56: 2013/10/28(月) 22:21:40.51
綾「……暗くなってきたから、帰るわね」
陽子「うん」
綾「……」
陽子「綾」
綾「なに?」
陽子「ありがとな。明日も、来てくれ」
陽子「うん」
綾「……」
陽子「綾」
綾「なに?」
陽子「ありがとな。明日も、来てくれ」
57: 2013/10/28(月) 22:24:23.60
~翌日、陽子の部屋~
綾「お水、持ってこよっか?」
陽子「うん、ありがと」
綾(昨日より、だいぶ顔色が良くなったわ)
綾「お水、持ってこよっか?」
陽子「うん、ありがと」
綾(昨日より、だいぶ顔色が良くなったわ)
58: 2013/10/28(月) 22:26:53.61
綾「はい」
陽子「さんきゅー。綾が来てくれて、ホント助かるよ」
綾「……私じゃなくて、空太くんや美月ちゃんに頼めばいいじゃない」
陽子「……いや、そうなんだけどさ」
陽子「なんか、身内に頼むの照れくさいじゃん?」
陽子「なんつーか、頼みたいんだけど、頼みづらい」
綾「……」
綾(伝えたくて仕方がないのに、伝えられない)
綾(きょうだいで一緒なのね)
陽子「綾だったら、全然頼みやすいからな。昨日頼んだら実際今日来てくれたし」
綾「……」///
陽子「さんきゅー。綾が来てくれて、ホント助かるよ」
綾「……私じゃなくて、空太くんや美月ちゃんに頼めばいいじゃない」
陽子「……いや、そうなんだけどさ」
陽子「なんか、身内に頼むの照れくさいじゃん?」
陽子「なんつーか、頼みたいんだけど、頼みづらい」
綾「……」
綾(伝えたくて仕方がないのに、伝えられない)
綾(きょうだいで一緒なのね)
陽子「綾だったら、全然頼みやすいからな。昨日頼んだら実際今日来てくれたし」
綾「……」///
59: 2013/10/28(月) 22:30:02.17
陽子「お腹すいたな……」
綾「食欲が出てきたの? 良かったわ
綾「私なにか作ろっか」
陽子「あ、そう? じゃあお言葉に甘えて」
綾「冷蔵庫の中身、勝手に使っていい?」
陽子「ああ、大丈夫だと思う」
綾「食欲が出てきたの? 良かったわ
綾「私なにか作ろっか」
陽子「あ、そう? じゃあお言葉に甘えて」
綾「冷蔵庫の中身、勝手に使っていい?」
陽子「ああ、大丈夫だと思う」
60: 2013/10/28(月) 22:33:37.46
綾「はい、出来ました」
陽子「お、ありがとありがと……ポトフか」
綾「暖かいし、柔らかくて消化もいいから」
陽子「いただきます」パクッ
陽子「……ハムが美味しい。久しぶりにお肉食べたなあ……」
陽子「美味しい、美味しいよ綾。私のお母さんにホントなって欲しいわ」
綾「な……なってあげるもんですか!」///
陽子「お、ありがとありがと……ポトフか」
綾「暖かいし、柔らかくて消化もいいから」
陽子「いただきます」パクッ
陽子「……ハムが美味しい。久しぶりにお肉食べたなあ……」
陽子「美味しい、美味しいよ綾。私のお母さんにホントなって欲しいわ」
綾「な……なってあげるもんですか!」///
61: 2013/10/28(月) 22:35:55.60
陽子「ごちそうさま」
綾「お粗末さまでした」
陽子「暗くなってきたな」
綾「うん」
陽子「綾、ホントありがとな。すごい元気でてきたわ」
陽子「この調子だったら、明日は学校行けるかもな!」
綾「……そうね」
陽子「皆に会うの楽しみー!」
綾「……あのさ」
綾「お粗末さまでした」
陽子「暗くなってきたな」
綾「うん」
陽子「綾、ホントありがとな。すごい元気でてきたわ」
陽子「この調子だったら、明日は学校行けるかもな!」
綾「……そうね」
陽子「皆に会うの楽しみー!」
綾「……あのさ」
62: 2013/10/28(月) 22:37:51.07
綾「その、皆に会うの、私も含めてだけど、嫌、じゃないの?」
陽子「へ、どうして?」
綾「だって、おととい、ひどいことされたじゃない」
綾「アリスとカレンに部屋で騒がれたり」
陽子「……」
綾「忍にニンニク入りのおかゆ食べさせられたり」
陽子「あ、気づいてたか」
陽子「へ、どうして?」
綾「だって、おととい、ひどいことされたじゃない」
綾「アリスとカレンに部屋で騒がれたり」
陽子「……」
綾「忍にニンニク入りのおかゆ食べさせられたり」
陽子「あ、気づいてたか」
63: 2013/10/28(月) 22:41:25.96
陽子「私、実は全然気にしてない。皆私のためを思ってやってくれたんだし」
綾「でも、風邪が酷かったのに辛かったでしょ?」
陽子「……私昨日言ったじゃん」
陽子「風邪のとき、一人じゃ寂しいんだよ」
陽子「私はみんなが来てくれたとき、ものすごく嬉しかったし、皆が私の為に働いてくれるのがホントに胸に染みたよ?」
綾「でも、風邪が酷かったのに辛かったでしょ?」
陽子「……私昨日言ったじゃん」
陽子「風邪のとき、一人じゃ寂しいんだよ」
陽子「私はみんなが来てくれたとき、ものすごく嬉しかったし、皆が私の為に働いてくれるのがホントに胸に染みたよ?」
64: 2013/10/28(月) 22:43:28.78
綾「……そう、なの? 陽子、怒ってないの?」
陽子「なんで私が怒らなきゃいけないんだよ」
綾「私てっきり、陽子はずっと怒ってるものだと思ってたわ」
陽子「あはは、なんでだよー」
綾「それなら、昨日も皆誘って連れてきた方が良かったわね」
綾(なによ、私の思い込みだったんじゃない!)
陽子「なんで私が怒らなきゃいけないんだよ」
綾「私てっきり、陽子はずっと怒ってるものだと思ってたわ」
陽子「あはは、なんでだよー」
綾「それなら、昨日も皆誘って連れてきた方が良かったわね」
綾(なによ、私の思い込みだったんじゃない!)
65: 2013/10/28(月) 22:46:28.97
陽子「いやしかし、綾が来てくれてホントに嬉しいよ」
陽子「なんだかさ、ベッドで寝てると退屈で寂しいんだけどさ、綾に会うと、胸がポカポカしてくるんだよね……」
綾「……」
陽子「それで昨日も今日も、綾と長いこと、出来るなら一日中一緒にいたいって思うんだ」
綾「……」///
陽子「なんだかさ、ベッドで寝てると退屈で寂しいんだけどさ、綾に会うと、胸がポカポカしてくるんだよね……」
綾「……」
陽子「それで昨日も今日も、綾と長いこと、出来るなら一日中一緒にいたいって思うんだ」
綾「……」///
66: 2013/10/28(月) 22:49:11.12
陽子「……あ、ゴメンね、変な話しちゃって」
綾「い、いいのよ」
陽子「忘れてくれ」
綾「忘れられないわよ」ボソッ
陽子「え、なにか言った」
綾「なんでもないわ」
綾「い、いいのよ」
陽子「忘れてくれ」
綾「忘れられないわよ」ボソッ
陽子「え、なにか言った」
綾「なんでもないわ」
67: 2013/10/28(月) 22:51:26.61
綾「わ、私帰るわね」
陽子「おう、じゃあな。また明日、学校で!」
綾「ええ、バイバイ」
ガチャ
陽子「おう、じゃあな。また明日、学校で!」
綾「ええ、バイバイ」
ガチャ
68: 2013/10/28(月) 22:55:19.54
~一階~
空太「あ、あの、綾お姉ちゃん」
綾「どうしたの?」
空太「毎日お見舞いに来てくれて、ありがとう」
美月「綾お姉ちゃん本当に心配してくれてるんだね」
綾「べ、別にいいのよ」
空太「あ、あの、綾お姉ちゃん」
綾「どうしたの?」
空太「毎日お見舞いに来てくれて、ありがとう」
美月「綾お姉ちゃん本当に心配してくれてるんだね」
綾「べ、別にいいのよ」
69: 2013/10/28(月) 22:58:45.55
空太「……綾お姉ちゃんの思い、届いてるといいね」
綾「ど、どういうことかしら」
美月「綾お姉ちゃん、うちのお姉ちゃんのこと好きなんでしょ?」
綾「……っ!」///
綾「ど、どういうことかしら」
美月「綾お姉ちゃん、うちのお姉ちゃんのこと好きなんでしょ?」
綾「……っ!」///
70: 2013/10/28(月) 23:03:19.94
~次の日、学校~
陽子「セーフセーフ。はあ、はあ……疲れた」
カレン「病み上がりで忙しいデスね、ヨーコ」
アリス「カレンにしの、早く教室に戻った方がいいんじゃない?」
忍「そ、そうでした!」
陽子「セーフセーフ。はあ、はあ……疲れた」
カレン「病み上がりで忙しいデスね、ヨーコ」
アリス「カレンにしの、早く教室に戻った方がいいんじゃない?」
忍「そ、そうでした!」
71: 2013/10/28(月) 23:05:47.88
陽子「あれ、綾は?」
忍「綾ちゃんはお休みみたいです。風邪引いたんですって」
カレン「ヨーコの風邪、貰っちゃったんじゃないデスか?」
陽子「あらら……」
陽子(お見舞い、行ってやるか)
おわり
忍「綾ちゃんはお休みみたいです。風邪引いたんですって」
カレン「ヨーコの風邪、貰っちゃったんじゃないデスか?」
陽子「あらら……」
陽子(お見舞い、行ってやるか)
おわり
72: 2013/10/28(月) 23:08:09.14
ありがとうございました
土日中に終われなくて申し訳ない
土日中に終われなくて申し訳ない
73: 2013/10/28(月) 23:24:54.48
お疲れ様でした。
引用元: 陽子「風邪引いた……」綾「嘘!?」
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