294: 2009/07/17(金) 20:55:01 ID:???
203X年 11月某日
NERVからの帰り道、僕は運転手に命じて、なじみの店へと車を向かわせていた。
成り行きで、NERVの責任者になった僕は、仕事がら多くの店で色々な人と
会食をする事は多かったが、なじみの店んなて持ってなかった。
そう、あの手紙が来るまでは、彼女からの「会いに来て」と言うたった一言の
手紙を受け取るまでは...。

2015年に起こった、サードインパクトそして、その後に起こった大惨事は、セカンドインパクト後に
かろうじて生き残った人々に更なる試練を与えた。そう、それ以降の何年かは語ることすら
はばかられる地獄の様な時代だった。それと引き換えに、日本には季節が戻り、永遠の
夏は終わりを告げた....。

僕は、何の考えも無くただ、エヴァのパイロットとして、周りに流されながら生きていただけの人間だったのに
何故か、世界を救った英雄となってしまい、全ての人の記憶に残る存在となってしまっていた。僕が新生NERV
の責任者になったのもそう言ういきさつからだ。別に、なんら優れた事もない。ずるくて臆病な人間なのに...。
本当に、立派なのはあの時に亡くなったり、彼女の様に全てを捨てて生きているそんな人のはずなのに...。

295: 2009/07/17(金) 21:09:50 ID:???
その店につくと、すでに僕の警護の人間が先に来ており、セキュリティーチェックは終わっていた。僕は、
警護の人間に先導されながら、そのみせのVIPルームへと向かう。本当は、そんな所へ行く資格のある
人間とは思えないけど、僕の安全を守ってくれる警護の物に負担をかけないように外出時には
必ず、そう言うスペースを利用するようにしている。

実際、有名人とは言え、もう10年以上も前の英雄なんて殆どの人は忘れてくれている。しかし、この街は違う
この街は、NERVの城下町と言って言い街だ。当然、NERVの最高責任者への視線は集まってくる。
「おい、あの人?」
「ああ、間違いない。」
そんな声ともならないどよめきが僕を包み込む。

VIPルームには居たスタッフに
「何時もの、それと...。」
もう、この店には何年も通っている。全て頼むものは決まっているので、この一事で全てが通じる
「解っています。彼女も直ぐにきますのでしばらくお待ち下さい。」

296: 2009/07/17(金) 21:22:25 ID:???
「へー、貴方が世界を救った碇シンジさんですか?始めまして。」
「僕は、君を呼んだ覚えはないよ。」
「そんな事、おっしゃらないで下さい。世界を救った英雄さんに挨拶を
したくて来ただけですから。」
そう言うが早いか、その娘は僕に飛びついて来た。多分、彼女と僕の
関係を知らない新人なんだろう。これは、早く追い払わないと一波乱起きてしまう。

「いや、僕はそんな立派な人間じゃないし、それに僕にはなじみの女の子もいるんだよね。」
「え?なじみって、あの無愛想なバァさんですよね。あんな人より、アタシを指名して下さいよ。
お願いします。もっと、楽しめますよ。」
たしかに、NERVの責任者がなじみに成れば色々良い事もあると考える娘はいるだろう。
でもね。君じゃだめなんだ、僕が会いたいのは....。

297: 2009/07/17(金) 21:39:47 ID:???
「どきな!」
どすを利かせて入るが、何処か可愛らしさが残る声がした。ヤバい、間に合わなかったか。
「こわい、たすけて、シンジさまぁ。」
「いや、久しぶりだね。アス...いや、エヴァちゃん。」
真紅のドレスに身を包み、エヴァと名乗っている彼女こそ、そうアスカ・ラングレーその人だ

「誤解しないでね。この娘は、何も知らずに、ただ有名人の僕を見にきただけなんだよ。」
「はい、ぞんじて居りますわ。シンジ様。」
アスカは満面の笑みで僕にそう答えてくれた。
「え?エヴァさんってわらうんだ。やっぱり、お金持ち相手には、愛そうが良いんですね。」
おい、軽口を言い過ぎだぞ。それに、彼女が笑顔を見せるのは、僕だけなんだ。
「いい加減に、しないか。アンタは呼ばれてないないはずだ。さっさと、別の客の所へ行くんだ。」
「ええ、でもシンジさんの様な英雄さんをもてなすのは、エヴァさんみたいな、オバさんより若い
ワタシの方がふさわしいと思うんですけどぉー。」

298: 2009/07/17(金) 21:47:53 ID:???
その刹那。アスカの右手が新人の女の子の頬を直撃した。はっきりりって、彼女のビンタは
タダものでは無い。スピードと手首のスナップの利かせ方が尋常じゃ無いからだ。
流石に、元軍人と言っていいだろう。僕なんかとは大違いだ。

「いたーい。何すんのよ。」
頬は腫れて、口を切ったらしくて血が出ていた。僕は、素早く財布から数枚の一万円札を
取りだし。素早く、新人君の胸元へ押し込んだ。
「今日の所は、これで勘弁してくれないか?」
「ちょっと、こんなの.....。」
「いろいろ、言いたい事は有るだろう。しかし、ココは楽しむ所だ、これ以上、僕に嫌な思いをさせないでくれ。」
「解りました。ご迷惑をおけかして、申し訳ありません。」
そういって、僕の元を離れると、
「エヴァお姉さん、後はよろしくお願いします。」
と言い残して去っていった。

299: 2009/07/17(金) 22:27:23 ID:???
「ごめんなさい。みっともない所をお見せして。」
アスカは再び、満面の笑みを浮かべて言う。
アスカと別れて再び会うまで何年有ったろうか
その間、僕は中身は伴わずに外見だけは随分変わった。身長は父さんよりも高く成り、
ヒゲも生やすようになった、そうでもしないと威厳を保てないからだ。今の僕は見た目だけは
鬼の総司令と言われた父さんとウリ二つに成っている。

でも、アスカは違った。別れた頃から殆ど変わって居なかった。多少、やつれてはいたが、
長い金髪を腰まで伸ばした姿は、誰よりも真剣に生きていた時の彼女そのものだった。

「座って良いかしら?」
「ああ。」
その声を聞くと直ぐに、アスカは僕の横に体を押し付ける世に座り、
片手を僕の膝の上に乗せた。

300: 2009/07/17(金) 22:51:39 ID:???
「しかし、こうやって、啖呵を切る所は、バカシンジって言っていた頃と変わらないね。」
「もう、その話はよして下さいよ。そんな失礼な事を言っていた自分を思い出すたびに
火が出る位に恥ずかしく成るんですから。」

そんな他愛のない話をして居る所へ、シャンパンとフルーツのセットが運ばれてきた。
アスカは僕と彼女自身のグラスにシャンパンをそそぐと、グラスを僕に渡す。二人で、
「カンパイ。」
と言ってからそのシャンパンを飲みほす。このシャンパン名前は何と言ったか忘れてしまったが
アスカが好きと言うから毎回開けているうちに、何時もので通るようになり、いつの間にか銘柄も
忘れてしまった。酒の味の解らない僕にとっては決して安くない値段の酒とそこら辺の酒屋でかう
安い酒との味の違いも解らないが、アスカは本当に美味しそうに飲んでくれる。

グラスが空に成ったアスカは、物欲しそうに僕の顔を見る。
「いいよ。好きなだけ飲んでね。」
アスカは本当にうれしそうな顔で、「ありがとう、ございます。」と言って自分のグラスにシャンパンを注ぐ。
「本当に好きなんだね。」
「ええ、こんなのおごってくれるのは、シンジ様だけですし、自分じゃとても買えないから。」

301: 2009/07/17(金) 23:06:51 ID:???
「でも、こう言う仕事って結構儲かるんじゃないの?」
「そんな事は無いです。特に、ワタシはもう年で愛想も悪いし、それに良く見ると
この傷は解ってしまうから...。お客さん付かないんですよね。」
そう、その傷....。
あの日、3号機が使徒に乗っ取られた日。僕は、何も出来ずにただ、無責任に
戦いをさけ、その結果、アスカの顔と心に一生消えない傷を付けてしまった。
そして、父さんにも酷い事をいってしまった。今思えば本当に酷い事をしたと、
悔いても悔いきれない事だった。

「あ、別にシンジ様に恨みなんて全く無いですよ。あの時はああするしか無かった
訳だし。誰も悪い訳じゃない。それに、あの事件のお陰で、シンジ様は世界を救う
人になれたんだと、その引き金を引けたこと、今でも誇りに思っています。」
「僕は、そんな立派な人間じゃない。ずるくて、臆病でどうしようもない人間なんだ」
「貴方は何も解ってない。貴方はとても優しい、その優しさが世界を救ったんです。」
彼女の真剣なまなざしを僕は、受け止めきれずに、思わず目をそらしてしいまった。

302: 2009/07/17(金) 23:17:37 ID:???
「で、NERVに戻る気はないの?」
「また、その話ですか?今のワタシがNERVの役に立つとはとても思えません。
今のNERVは軍事組織では無く、あの事件の後始末と限界まで減少した
人口を復興するための組織でしょ?元軍人のワタシが役に立つと思います?」
「でも、僕には君が必要だ。」
彼女は僕の口に手を当てて、優しく言い返す。
「だから、こうして会いに来てくれる。今は、それで十分です。」

「でもだかからと言って、君見たいな人がこんな所に埋もれていて良いはずがない。僕みたいな
どうしようも無い人間が英雄だなんだと言われているのに、なんでアスカが誰よりも真剣に生きていた
アスカがこんな目に合わないと行けないんだ。」
「別に、ワタシは自分が不幸なんて少しも思って無いですよ。ただ、少し、運が無かっただけ、人生なんて
そんなもんですよ。」
「ごめん。何度もひつこいよね。」
「ふっ、別に謝らないで下さい。そうやって、直ぐに謝る癖は、むかしのまま、本当にお優しいんですよね。」

303: 2009/07/18(土) 05:26:24 ID:???
「先日、久しぶりにトウジと委員長にあったんだけど、君の事凄く心配をしていた。」
「あ、ヒカルなら会いましたよ。会ったと言うより見かけたと言うべきですけど。
あのー、何て言ったかしら、万年ジャージを着た野蛮人と子供を連れて、幸せ
そうでしたね。まぁ、小さな街だから昔の知り合いはよく見かけます。でも、幸い誰にも
気づかれないで過ごして居ます。」
「なんで、声位かけないんだ?皆、アスカの事は心配しているよ。」
「嫌です。多分、笑われますよ。高慢なワタシがこんなに落ちぶれているんですよ。
恰好の笑いのネタですよ。そんなのは、絶対にいや。」
「僕には会ってくれるのに?」
「それは、貴方が優しいから。笑わたり、蔑んだりしないでくれるからです。他の人には
絶対に会いたくない。」
プライドの高さは昔のままだ、もしかしたら、僕に会うのも辛いんじゃ無いの?ただ、生きるには
この店にしがみ付くしかない彼女が唯一、大金を落としてくれる僕に氏ぬ思いで会って居るんじゃないのか?
多分、僕という常連客がいなければもっと前にこの店に居られなかっただろう。

304: 2009/07/18(土) 05:52:14 ID:???
「これ、受けっとってくれないかな?」
「え、これなですか?開けますよ。これ指輪?ってこれ本物のダイヤですよね。しかも
ピンクダイヤ。これ、相当大きいですよね。ちょと、シンジ様何を考えてるんですか?
お金持なのは解りますが、ワタシみたいなのに送るもんじゃないですよ。もう少し、
節度って物を...。」
アスカは明らかに動揺していた。この指輪の意味は明らかだ。それを否定するために
必氏で別の理由を考えている感じだ。
「そうかな。婚約指輪って自分の収入に比例して少し無理する位が良いって聞いたからね。
それに、アスカに似合う指輪はそこら辺の安物じゃ駄目だと思ったし。」
「あのぉ、そう言う冗談はやめて下さい。何で今更、そんな事をおっしゃるんですか?それとも
憐れみですか?」
「君と再会した時から、それだけを言いたかった。でも、臆病な僕は何年も言いだせなかった。
そのせいで、君をずい分傷つけたと思う。だから、もう君が傷つくのを終わりにしたいんだ。」
「嘘おっしゃい。貴方、実はまだファーストの事忘れらないんでしょ?」
「綾波は...。君が思っている。様な事は...。」
「はい、ワタシも知って居ます。でも、それって結局、ワタシを彼女の代わりにして居るだけでしょ?
それ以上に、彼女が怖いからワタシに逃げているだけでしょ。」

305: 2009/07/18(土) 06:47:15 ID:???
「君は、誰の代わりでも無い。アスカはアスカだ。綾波は...、彼女は、僕たちとは違う存在だ。
始めらか、あり得ない関係なんだよ。」
「だから、それが逃げだっていってんじゃないの。結局、ワタシは貴方のオカズでしかない。
そんなの昔から解っていたし、ファーストが普通の人間ならワタシなんか相手にもされなかった。
偶々、違ったから逃げ込む先に選ばれただけ。」
「違う。僕は、初めから...。いや、初めからではないけど、何時からかは僕も解らないけど...。
君が居なくなって初めて、君が僕にとってかけがえのない存在だと解ったんだ。」
「だから、もう嘘はいい。ワタシは何時も一人なの、誰も本気でワタシを見てくれる人は居ない、
だったら、気に入られようと努力して、それで...、それで、傷つく位なら、初めから
嫌われた方がマシなのよ。」
「そんな事無い。アスカが優しいのは皆知ってる。アスカが誰よりも頑張って生きているのも
皆知ってる。アスカは、孤独なんかじゃない。」
「だったら、何で、ワタシが居なくなった時、誰も探さなかったの?結局、どうでも良い存在だから
でしょ?」
「探したさ。でも、どうやって探せば良いか解らないし、ましてこんな近くに居たなんて、灯台もと暗し
も良い所だ!」

306: 2009/07/18(土) 08:01:55 ID:???
「ばかぁ、ばか、ばか、ばか、.......」
アスカはいきなり、僕胸に殴りかかってきた。本気で殴ってないのは直ぐにわかる。
彼女が本気で殴れば、僕なんか一撃で気絶させられるし、これだけ殴ぐれば
あばらの一二本は折られるだろう。ただ、異変を感じて、護衛の人間が入ってくるには
十分なリアクションである。
僕は彼を手で制する。
「しかし、...。」
「大丈夫だ。今の彼女が僕に危害を加えたりしない。」
気づいた事には遅かった。彼女はいつの間にか僕を殴るのをやめて、憎悪のまなざしで僕を睨んで居た。

実際は、そんなに長い時間では無いようにも思うけど、僕にはかなり長い時間睨まれていた気がする。
突然、アスカは大声で泣き出した。
「悔しい。辛い。悲しい。こんな奴に頼ろうなんて考えた。アタシが馬鹿だった。もう嫌だ。もう、どうでも良いよ。
いいから帰れ!顔も見たくない。二度とくんな。」
僕は如何する事も出来ずに、その店から出て行くしか無かった。

307: 2009/07/18(土) 08:52:05 ID:???
結局、何も出来ずに僕は彼女の元から逃げるしかなかった。アスカの心の闇は尋常じゃ無いほど暗くて深い。
僕なんかじゃそれを包み込むなんて最初からムリだって解っていいたはずだ。なのに、中途半端な気持ちで
臨んだ僕は、また彼女を深く傷つけてしまった。悔やんでも悔やみきれない失敗いだ。こんな、失敗を僕は
何度繰り返したんだろう。一向に前に進んでいる自身は無い。何時も同じところをグルグル回っているだけだ。

僕が急に店を出たお陰でまだ、車は来ていなかった。寒空の下で車を待つのは辛いものだ。それ以上に
辛いのはもう、二度と彼女に会えないかもしれないということだ。二度と、あの笑顔を見ることは出来ない
だろうか?ほとぼりが冷めた頃、再び会いいにけば許してくれるか?絶対に無理だ。今回の事で
彼女がこの街を出て行く事だって考えられる。そうなったら、もう探しようがない。

車に乗り込むと、緊張が解けたのか、目から大粒の涙が流れだす。何もしてやれない、無力感だけが
自分を包み込む。何が、人類を救った無敵の男だ、冗談じゃない。好きな女ひとり、守れてないじゃないか
ただ、エヴァに乗れただけ、父親が優秀な人間だったけ、僕自身は何も出来ないちっぽけな存在なんだと、
改めて思い知らされた。

309: 2009/07/18(土) 13:15:40 ID:???
一瞬、赤いものがルームミラーに映った気がした僕は後ろにめをこらす。間違い無い、
真紅のドレスを着たアスカが僕の車の方に走ってきている。慌てて車を止めさせた
僕は車から降りて彼女をさがした。

探すまでもなく、彼女は僕の方へ駆けて来ていた。この寒空の下ヒールを脱ぎすて、素足のままに
コートすら着ないで僕の方へ全力で駆けて来る。良いよ、無理しなくて車にぶつかったら大変だろ。
いや、違う。彼女は全力で駆けながら的確にコースを決めて、人と車を上手くよけながら走っている。
真紅のドレスで身軽に走る様は、2号機を思わせる。女豹の様なしなやかな身のこなしだ。彼女は
こんな状態で居ながら、チャンと鍛えているんだ。いつか、這いあがる日の為に。

そう、アスカは僕の大好きなアスカは氏んでいなかった。こんなどん底にありながら、這いあがる機会を
その愛くるしい眼の下に潜む野獣の様なまなざしで見つめて居たんだ。

310: 2009/07/18(土) 13:51:26 ID:???
僕の胸に飛び込む前に、アスカは絶妙のコントロールで速度をゆるめてくれた。
あのまま、全力で駆けこまれれば、僕は吹っ飛んだだろう。僕の胸に飛び込んだとき
あれだけの速度で駆けながら息切れ一つ起こして居ない。
「捨てないで、お願い、捨てないで。」
「捨てる?僕がそんなことする訳無いだろ。」
「蔑まれても良い。アイツの代わりでも良い。暇つぶしに来てくれるだけで良い。だから、捨てないで。」
「じゃあ、先刻の話受けてくれるんだね。」
「あれは、ごめんなさい。良く解らない。」
「え?どういう事?」
「今以上、貴方と近づく事が怖い。ワタシが貴方を壊してしまうかもしれない。」
「そんな事は....。」
「無いって言いきれる?貴方は優しいから、ワタシの傷に触れたら耐えられなると思う。」
「強く成るよ。」
「え?」
「今初めて、思った。そう、僕が何時までもウジウジしているから、君を苦しめるんだ。だったら
僕が強く成れば君を傷つけずに済むんだもの。」
「そんな、急には変われないわ。」
「一か月待ってくれ。来月また、会いに行く。その時、僕が以前より少しはマシな人間に成ったと
思ったら。例の話を受けて欲しい。それがダメなら、次の月まで、君に認められるまで何時までも
君に会いに行く。」
「ふっ、無理しちゃって、解った、楽しみにしてるわ。」

彼女を抱きしまながら、来月は彼女の誕生日だと言う事を思い出して居た。彼女に素敵な
誕生日プレゼントをあげたいと心から思った。

終劇

311: 2009/07/18(土) 13:59:06 ID:???
GJ!!
どうなることかとどきどきしながら読みました。
すっごくよかったです!

312: 2009/07/18(土) 15:24:18 ID:???
超GJ!!!!

引用元: 落ち着いてLAS小説を投下するスレ 15