1: 2021/09/18(土) 22:55:02.924
弟「もう準備できたぞーっ! はやくー」

姉「はいはい、私も今行くから」

弟「久しぶりのお出かけだね~楽しみ!」

姉「そうだね。あ、ほらあそこで友達が待ってるよ! いそごっ!」

弟「友達? ……!」

お姉さん1「やっほー」

お姉さん2「どうもー」

お姉さん3「よーっす」

姉「待たせた! ごめ~ん」

お姉さん1「キャー! 弟君可愛いー!」ナデナデ

弟「へっ!///」ビクッ

お姉さん2「お、弟君っ」

お姉さん3「ふーん…これが姉の弟か…」

弟(なっなんか大きいお姉さんがいっぱいいる!)ビクビク

2: 2021/09/18(土) 22:56:59.347
姉「緊張すんなって、私の友達みんないい人だよ?」

弟「う、うんそうだね! こんにちは!」ペコリ

お姉さん1「わー! ちゃんと挨拶できて偉いねー!」ナデナデ

弟「こ、子供じゃないから! できるよ!」バッ

お姉さん3「子供じゃなかったらw何なんだよw」

弟「う…」

姉「こいつ連れてきちゃったけど邪魔じゃなかったかな?」

お姉さん2「うぅん、全然。よろしくね、弟君。」

弟「あっうん…よ、よろしく///(みんな綺麗だな…)」

お姉さん3「さて、それじゃーひとっ走りするか!」

弟「走る?」

お姉さん3「ん、姉から聞いてなかったか? 今日は高速のってあたしの実家に行くんだよ!」

お姉さん1「お姉さん3の実家はねー! 大自然の中にあるんだよー!」キラキラ

弟「へぇ、そうなんだ!」モジモジ

お姉さん2「…ん? 弟君、どうしたの?」

お姉さん達 ニヤニヤ

3: 2021/09/18(土) 22:59:21.837
弟「ん、高速道路乗るなら先にトイレ行っていい?」

お姉さん3「…よっしゃ! さっそく出発するか!」

弟「えっ」

お姉さん1「わくわくするねー!」

弟「あ、あの」モジモジ

お姉さん2「弟君、調子悪くなったらいつでも言ってね?」

弟「う、うん、そのトイレ行きたいんだけど」

お姉さん2「私の隣のりたい? 弟君」

お姉さん1「えー! だーめー! 弟君は私の隣!」

弟「(なんで…? 聞こえてない?)…お、お姉ちゃん! トイレ行きたいん」

姉「あ、そういや例のアレ持ってきてないじゃーん!」

お姉さん3「あー! ほんとだ! どーしよ!」

弟「ねぇっ! 無視しないでよ!」

姉「私学校からアレ取ってきて、後で自分の車で向かうから! ○○SAで一旦合流しよ!」

お姉さん3「マジ? 悪いね」

姉「いいの、アレは本当に必要だからね。では後ほど!」タタタタ…

弟「あお、お姉ちゃーんっ! なんで聞いてよっ!(例のアレってなんだろ?)」モジモジ

お姉さん3「さ、いこか」

5: 2021/09/18(土) 23:00:51.648
弟「ね、ねーえ! ちょっと!」ツンツン

お姉さん3「ん? どうした? 早く車のれよ」

弟「と、トイレ行きたいんだけど!」

お姉さん1「私の隣のろー! 弟君!」ヒョイ

弟「う、うわぁ!」ビクッ

弟は強制的に車の中へ

お姉さん2(利尿薬いい感じに効いてる効いてる//)ハァハァ

お姉さん3(計画通り…)ニヤ…

弟「うぅ…(なんで…みんな聞いてくれないのっ…)」

補足 弟は姉から渡された利尿薬入りのお茶を飲んでいた…

6: 2021/09/18(土) 23:02:02.125
お姉さん2「ねー、弟君、歳いくつ?」

弟「ん、えーと、9歳です。あ、あの」モジモジ

お姉さん1「へー! まだ3年生かぁー」

弟「(もう…!)…えっとでも、早生まれだから、その、4年生なんだ」モジモジ

お姉さん2「んー…どうしたの? さっきから弟君なんか変だよ?」

弟「! その、トイレに行きたいんですっけど…(今のは聞こえたはず…!)」モジモジ

お姉さん2「ふーんそっか、なんともないのね。心配しちゃうよー?」

弟「えっ! なんでっ…き、聞いてよっ!(なんでー!? 無視すんの!)」モジモジ

お姉さん3「…あのなぁ……! おい! 弟!」

弟「はっはひっ!?(呼び捨て!?)」ビクッ

お姉さん3「お前さっきから態度悪りぃーぞぉ!!!!」バンッ

弟「!?!?」

お姉さん3「お前のためにお姉さん2は聞いてやってんだぞ…心配して…!」

お姉さん2「そうだよ弟君。いくら何でもひどいよ」

お姉さん1「ひどいよ弟君!!」パシッ

弟「ぁ…ひぅっ…ご、ごめんなさい…」ウルウル

お姉さん3「…これ以上あたしを怒らせるな」ゾクゾク

7: 2021/09/18(土) 23:04:15.043
お姉さん2「いいよ、弟君。それよりどうしたのか正直に言ってごらん? 遠慮しないで。」

弟「(うー…無視するくせに…)っ…ぇぐっ…と、トイレに、行きたいんです…!」ポロポロ

お姉さん1「………なーーんだ! そんなことかぁー!」

弟「ぇっ…」ウルウル

お姉さん2「そんなことなら早く言ってよ! はい、コレ」スッ

弟「(聞いてくれた…!)っ、ありがとうございます……ぇえっ!?」

お姉さん1「てってれー! ペットボトルー!!」ジャジャーン

弟(こ、こんなのっ…!)

お姉さん2「ほら、コレにやりなよ。」

弟「えーえぇとっその、は、恥ずかしいよ」モジモジ

お姉さん2「恥ずかしくないよー」ホレホレ

弟「でっでも…」オドオド

お姉さん1「えっ…弟君……? そんなこと言ってていいの…?」

弟「えっ…」

お姉さん3「わがままいうのかお前…?」ギロッ

弟「あっ…! ごっごめんなさいー! こ、これにやりますー!」ビクビク

お姉さん3「……(無言の圧力)」

弟「うぅっ…だからおこらないでー!」ウルウル

8: 2021/09/18(土) 23:06:45.577
お姉さん2「…やるのね、じゃあ脱がせるから」サワサワ

弟「ひ! じ、自分でやるよぉ!」

お姉さん1「おさえとくねー」ガシッ

弟「(い、痛っ!)っいたいよー!」ググ

お姉さん1「…」ギチギチッ

弟「うぁ゛っ…!(力が強いよ…)」ウルウル

お姉さん2「はい、やっていいよー」

弟「……どぉしてっ…っ…みんなおかしいよ…」ポロポロ

お姉さん12「」ググググ

弟「……ぅっ…」ポロポロ

少しして弟はお姉さん達に力では勝てないことを悟り、決心した

お姉さん1「ほら、はやくやりなよっ!」

弟「そのっ…き、緊張して…出なくて…」

お姉さん2「(想定通り…!)ふーん…じゃあ、出させてあげるね」コショコショコショコショ

弟「え、あの、やめっあっはは!いやーっ!あははっ!やめてー!」ジタバタ

お姉さん1「」コショコショコショコショコショコショコショコショ

弟「ひぃっひぃぃ!やめっ! っ゛やめてよー!あっあはは!」ウルウル

9: 2021/09/18(土) 23:08:28.567
弟「ぁ!お、おしっこ!出るからーっ!やめてぇっ!//」ググ

お姉さん12「」コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ

弟「ぅあ゛っ!」ショロロ… シャァアアアアアアアアアアア!…プシャアアアアアアアアアアア!!

お姉さん2「おー、出た出た(可愛い)」

弟「…ぅっ…えぐっ…お、お姉ちゃーん…ぐすっ」ポロポロ

お姉さん1「おー! 泣くな泣くな!」ナデナデ

弟「…ひぐっ…やめてっ…」ポロポロ

お姉さん3(車内ドラレコつけといて良かった)

お姉さん2「ほら、そろそろ○○SAだからお姉ちゃんに会えるよ。だから泣かないで」

弟「…! ほんと!」ゴシゴシ

お姉さん3「姉に伝えないとなー。弟が泣きながら携帯トイレに小便してたって」

弟「!? や、やめてよっ!」

お姉さん3「ん、そうだなーw じゃーお前態度改めてこれからは敬語使え。そしたらやめたげる」

弟「っ…け、敬語…?」

10: 2021/09/18(土) 23:11:47.759
お姉さん3「そ。言ってみ? 僕が泣きながら携帯トイレにおしっこしてたことを姉にばらすのはやめてください、って」ホラホラ

弟「ぅー…は、恥ずかしっ…あっ」

お姉さん3「……」ギロッ

弟「い、言うから…おこらないで…ください…」ウルウル

お姉さん1「」REC

弟「うぅ…ぼ、僕が泣きながら携帯トイレに、お、おしっこしてたってことっを、お姉ちゃんに言うのは、やめてください//」ウルウル

お姉さん3「……おーけー。よく頑張ったな。偉いぞ。」ヨシヨシ

弟「ひっ…う、…ば、ばらさない?……ですか?」ウルウル

お姉さん3「ばらさないぞー。あと、後でご褒美あげてやる。」

弟「…ぁ…ありがとう…ございます…」

お姉さん2(弟君のおしっこあとで飲もう)

11: 2021/09/18(土) 23:14:02.943
数分後 ○○SAで一旦合流した

弟「っおねーちゃーん!」タタタッ

姉「おー、よしよし。いい子にしてた?」

お姉さん3「…」ギロッ

弟「う、うん…」ビクビク

姉(成功したのね)

お姉さん3(グッド)

姉(このまま最後までやるよ あと録画コピーして後で頂戴)

お姉さん達(了解!!)

弟「……?」

姉「はい、例のアレ」

お姉さん3「おー! わりぃわりぃ、マジで」

お姉さん2「あのさー、思ったんだけど姉の車ってこれからどうするの?」

姉「あー、置いていくわけにもいかないし。私このまま一人であんたらのこと追いかけてるよ」

お姉さん1「なんか、本当ごめーんって感じ」

弟「…!(お姉ちゃんの車に一緒に乗ってけば…!)」

12: 2021/09/18(土) 23:16:23.543
弟「っあ、あの!」

お姉さん3「んー? なんだ、今度ははっきり言えよ」

弟「ぼ、僕、お姉ちゃんの車に乗って行きたいですっ!」

お姉さん3「お、そうかそうか、じゃ出発するぞー」ガシッ グイグイ

弟「うぁっ!? い、いたいっ!」

お姉さん3は弟を強制的に自分の車に乗せた。

弟「えっ!! な、なんで…なんでぇー!(や、やっぱり、また無視…!)」ウルウル

お姉さん1「お姉さん3、運転疲れたんじゃない? 代わろか?」ツンツン

お姉さん3「あー、わりー、よろしく。じゃ、あたし弟の隣ね」ズイズイ

弟「ぁ!!…お、お姉ちゃーん! お願い聞いてよ!(お姉さん3さん怖いよぉっ!)」ビクビク

姉「弟をよろしくたのむー!」フリフリ

弟「うぅぅ……(もう…やだよーこんなの…)」ガタガタ

2台の車はSAを出た

13: 2021/09/18(土) 23:17:05.208
お姉さん3「お、そうだそうだ。お前にご褒美あげるってさっき言ったよな」ガサゴソ

弟「あっ…」

お姉さん3「ほれ、缶ジュース」

弟「わ…あ、ありがとうございます!」

お姉さん3「今飲め」

弟「え?」

お姉さん3「今飲め全部」

弟「(全部…? ま、またおしっこしたくなるのやだ…)あ、あの」ビクビク

お姉さん3「ん?」

弟「その…後で飲むために、と、とっておきたいです!」

お姉さん3「ダメです」

弟「えっ」

お姉さん3「今飲め!!」ギロッ

弟「ぁうっ…わ、わかりました…」ガタガタ

お姉さん3(期待を裏切らない反応)ゾクゾク

16: 2021/09/18(土) 23:20:21.870
お姉さん3「…」ジーーー

弟「…んぐっ……んぐっ…(怖いよ…)」ゴクゴク

お姉さん2「…」ジーーー

弟「……んぐっ…ぷはっ」

お姉さん3「うまかった?」

弟「は、はい…(あれ…)」

弟(なんで…急に眠気が……)

弟(ぁ…ぁあーーれーー……)

弟「」スヤスヤ

お姉さん3は缶ジュースに睡眠薬と遅効性の利尿薬を注入していた

お姉さん3「よし、手間取ったが作戦成功だ。手際悪いが急遽次のPAでまた降りるぞ」

お姉さん1「りょーかい!」

お姉さん3「すぐに例のアレを用意しろ! 睡眠薬は少量だ! 時間が無い!」

17: 2021/09/18(土) 23:21:14.231
弟「……んぅ…あれ…(寝ちゃってた…)」

お姉さん2「おはよー、弟ちゃん」

弟「ん、あ、おはよう…ございます…(ちゃん…?)」

お姉さん3「お、起きたか。おはよー弟ちゃん」

弟「お、おはようございます…あ、あのちゃんって」

お姉さん1「鏡みてみなよー」

お姉さん2「はい、手鏡」

弟「(鏡…?)え、あありがとうございます……!??」

お姉さん3「ははっ びっくりしたか?」

お姉さん2「寝てる間に例のアレを着せられて、起きたら女の子になっちゃってたドッキリでしたー!」

お姉さん3「だからこれからはお前のこと女子として扱うからな」

弟「…? …?」

お姉さん3「ふふっ 似合ってるよ。ってかマジで女の子だなお前」

お姉さん2「可愛いー」ムギューーッ

お姉さん1「むーっ! 運転終わったら私もハグしたいー!」

弟「ぃや、やめて…(お姉さん達の考えてることが…わからない…)」

弟(お姉ちゃん…助けて…)

18: 2021/09/18(土) 23:22:12.648
弟「……」ビクビク

お姉さん2「……//」サワサワ

弟「ひぅ……(さっきからお姉さん2さんがすごい体触ってくる…)」

お姉さん2「………」サワサワサワ

弟「ん…あ、あのお姉さん2…さん…」

お姉さん2「わー 名前覚えてくれたの? うれしーなー弟ちゃん!」サワサワサワサワ

弟「ひぅ…そ、その…体…さわるの、やめてください…」

お姉さん2「ん? なんて?」サワサワ

弟「う、その…! 体っ…さわらないで…ください…!」ビクビク

お姉さん3「…声が小さい…」ギロッ

弟「ぅぅ…っぐ…体っ! さわるのっ! やめてくださぃ…!」フルフル

お姉さん2「あ゛ー!! 痴漢たのじーなーぁぁ!!! 可愛いよぉおお!!!!」サワサワモミモミ!

弟「?!…ぁ…ぁの……ぃや、やめて……こわぃ…」ウルウル

お姉さん3「そんくらいにしとけ、お姉さん2」ガシッ

19: 2021/09/18(土) 23:23:01.792
弟「ぇっ……」ガタガタ

お姉さん2「あっ…… ごめんね…弟君…私としたことが…取り乱しちゃった……」

弟「ぁえっ…い、いいですよ…(お姉さん3さんが止めてくれた…?)」ガタガタ

お姉さん3「ふぅ、よかったな。仲直りできて。」

弟「あ…あありがとうございます…お姉さん3さん…!」ウルウル

お姉さん3「!!(名前で呼んでくれた…可愛いっ…!!)」

弟「……(お姉さん3さんって…本当は優しい人なのかな…)」ホッ

お姉さん3「……(お姉さん3って…本当は優しい人なのかな…とーか思ってそう。可愛すぎでしょ)」サワサワッ

弟「! ひぁっ…! …ぇ(い、今…また…誰…?)」

お姉さん3「……//」サワサワサワサワサワサワサワサワサワサワ

弟「ひぅぅ……(お姉さん3さんだ…!? …止めてくれたのに…もうやだぁ…)」ビクビク

お姉さん1(いーなー! 私も運転終わったら痴漢しよ!)

20: 2021/09/18(土) 23:23:46.971
数分後

お姉さん3(そろそろ利尿薬も効いてきたころかな)

弟「……ぅぅ」モジモジ チラッ

お姉さん2「zzz…zzz…(弟君(女装)の膝枕で狸寝入り気持ぢーーっ!!)」

弟(お姉さん2さんは寝てるし…やっぱりお姉さん3さんに言うしかないか…)モジモジ

お姉さん3「……」サワサワ

弟「ひぅ…(いや…! そうだ! 運転中のお姉さん1さんに言おう…!)」モジモジ

お姉さん3「ん? お前。何か言いたそうだなー。一体どうしたんだ????」

弟「ぇっ」ビクッ

お姉さん3「具合でも悪いのか? おい、どうしたんだよ? ん? 話してみろ?」

弟「(い、いきなりすごい聞いてくるっ…!)あ、えと…その」アタフタ

お姉さん3「早く教えろ…!!」ギロッ

弟「ひぅっ…そ…そのっ…! またトイレに行きたいんですけど…」モジモジ

お姉さん3「もっと大きな声で言って?」

弟「っ!…とトイレに行きたいので…トイレ休憩させてくださいっ…!(できた…! 大きな声でっ!)」モジモジ

21: 2021/09/18(土) 23:24:36.757
お姉さん3「漏らせばいいのに」

弟「えっ」

お姉さん3「なーんてな! 冗談だよ! よしよし、よく言えたな。トイレ休憩しよっか!」

弟「あ…ありがとうございます…!(よかった…無視されなかった…!)」ホッ

お姉さん3「おい、お姉さん1、弟ちゃんがトイレ行きたいって。私姉に連絡するから」

お姉さん1「りょーかいっ! 次のPAでいったん休憩ね!」

弟(まだちゃん付けで呼ぶんだ…恥ずかしい…)モジモジ

お姉さん2「ふぁー… よく寝た…」ムクッ

弟「! あっ…!!」ビクッ

弟の腰回りに少し余裕が生まれたおかげで、膀胱が割と限界寸前であったことに気付く弟

お姉さん2「ん? どうかした? 弟ちゃん」

弟「い、いや…なんでもないです…」ギュゥゥ

お姉さん1「そろそろつくよー!」ブロロロ

23: 2021/09/18(土) 23:26:11.628
PAに到着した2台の車

弟(よかった…間に合いそ…)

お姉さん3「よっしゃほら! ついたぞ」

弟「あ、ありがとうございますっ…!」カチャカチャ

弟(あれ…シートベルトが…外れない…んっ……)カチャカチャ

お姉さん3「……あー、そういえば、実はあたしもトイレ行きたかったんだよねー。漏れるー」

弟「あ、あの! シートベルトが外れな」カチャカチャ

お姉さん2「あ、私も漏れそう!」

お姉さん1「私も行きたいーー!」

弟「(え……?)え、あの、ちょっと」カチャカチャ

お姉さん3「あー。みんな行きたいのか。じゃ、ごめん弟ちゃん、うちら先行ってるからシートベルト外れたら追っかけてきて?(姉の車から拝借した絶対外れないやつ?をキッツキツに締めてるんだけどね。姉の車ヤバスギでしょwww)」

弟「!! ちょ、ちょっと」

お姉さん1「頑張って! じゃっ!」

弟「あ、 ま、まって! 外してよ! お願いー!」カチャカチャ

弟「あ、あ…(ど、どうしよ…ぅう…漏れるよー)」カチャカチャ

24: 2021/09/18(土) 23:27:11.652
弟「ぅぅ…(どうして…結局こうなるの…)」カチャカチャ

弟(もしかして…僕嫌われてるの…?)ウルウル

弟(っ! こうなったら…下からくぐり抜けて…)モゾモゾ

弟(!! やった!…抜けられたっ!)ギュゥゥゥ

弟(急がなきゃっ)タッタッタッ

おじさん1「ん? あんなところに可愛い娘がいるなぁ」ポリポリ

おじさん2「つかまえてみるか」

おじさん3「よぉ、お嬢ちゃん」

弟「ひっ…!(な、なに、知らないおじさん…)」モジモジ

おじさん1「君可愛いねー」

弟「ぁ、あの、すみません、急いでるんですっ!」タタタッ

おじさん2「慌てないでー? おじさん君のこともっと知りたいな…」ガシッ

弟「ひぃっいやー! やめてー! ぼ、僕男ですー!」グググ

おじさん3「む? 男だと?」

26: 2021/09/18(土) 23:28:30.847
おじさん3「俺らの大好物じゃねーか!」

弟「へぇっ…?」ゾゾゾ

おじさん2「茂みまで運ぶぞ」

おじさん3「ほら、行こうぜお嬢ちゃん」グイグイ

弟「ひっ…! い、やだよー! やめてよぉ! 殺さないでっ! 助けてーっ!」ググ

おじさん1「静かにしろな…」ギュッ

弟「!? んーっ! んんーっ!」ウルウル

おじさん3「ここならだれも見てねーな」

おじさん2「解放してやれ」

おじさん1「…」スッ

27: 2021/09/18(土) 23:29:29.005
弟「! ぷはぁっ! …ぁ、ご、ごめんなさいぃっ…えぐっ…ぁぉお願いします…っゆるしてくださいっ……ひぐっ」ポロポロ

おじさん3「え、泣いてるの? 可愛いわ~お嬢ちゃんなんで女装してるのかな?」

弟「えぐっ…と、トイレ…あっ!…ぁ…」

おじさん3「トイレ?」

弟「んっ…~~~っ…」ジワッ…ショロロッ……ジョジャァアアアアアアアアアアア…シャラッ…シャラッ…

30: 2021/09/18(土) 23:31:20.896
おじさん3「あーららら、漏らしちゃったの、ごめんねーお嬢ちゃん、トイレに行きたかったんだね」

おじさん2「おじさんたちが体掃除してあげるからねー。ほら、おいで?」ガシッ

弟「ぃっ…いやぁ! お願いやめてっ…! ぇぐっ…だれかー!」ポロポロ

姉「こらちょっとあんたたち」

弟「!! ぉ姉ちゃん!」

おじさん達「!!」

姉「警察呼ぶわよ」ピッピッ

おじさん1「おっとここはまずいな… 逃げるぞ!」タタタッ

おじさん3「あ゛ー畜生! 覚えとけよ!」タッタッタ

おじさん2「あーと少しだったのに…」パッ

弟「おね゛ぇっぢゃぁーーん!!」ギュゥゥゥ

姉「わっ……よしよし…怖かったね…一人にしてごめんね…もう安心だよ…」ナデナデ

弟「えぐっぁ゛っ…あのねっ…ひぐっ怖がったのっひっひぐっ」ポロポロ

姉「…ごめんね…」

弟「ぉ゛っ…ぉ姉さん達もねっえぐっ…っみんなっひっおがじいの゛ぉっ…ぉえっ」

姉「…そうだったの…(あのキツキツシートベルトから抜け出しておっさん達に絡まれるなんて…想定外だったわ…)」

この後なんだかんだして出口で待ち伏せされておっさん達は捕まった。

33: 2021/09/18(土) 23:32:17.003
そしてお姉さん3の実家に到着した

お姉さん3「いやー、マジで。結構やばかったな」

お姉さん2「弟君にそんなひどい事するなんて…最低…」

お姉さん3(どの口が言ってんだか)

お姉さん1「まぁ、こんなに可愛い子が一人で歩いてたらねー…十分可能性はあったよね」

弟「…」スーー…スー…

姉「あたりまえだけど、今日一日中振り回しすぎて疲れちゃったみたい」

お姉さん3「まー、だろうな。ちょいやりすぎたか」ポリポリ

お姉さん1「ごめんね、弟君」

お姉さん2「これからどうするの?」

姉「もちろん計画を続行するよ?」

お姉さん3「うわっ鬼畜(よっしゃぁあああ!!)」

お姉さん2「姉、あんた自分の弟をこれ以上…(ごめんね弟君、でももう後戻りできない!!)

お姉さん1「ひどいよ姉!(マジ神!)」

姉「最後の計画だ! 外道だとか思うなら今すぐ散れ!」

お姉さん達「思いません」

姉(弟にさらなる絶望を見せつける…!)

34: 2021/09/18(土) 23:33:32.911
弟「ん…ぅ…」

姉「おはよ、弟」

弟「ぁ…お姉ちゃん……おじさんは…ここどこ…」

姉「おじさん達は捕まったよ。あとここはね、お姉さん3の実家だよ」

弟「よかっ…! あ゛…! お、お姉さん…ぁ…ぁ…」ブルブル

姉(やっぱりトラウマなのね…お姉さん達が)

弟「…お、お姉ちゃ、僕もう帰りたいよ…」

姉「うん…」

弟「もうやだの、もう女の子の服も脱ぎたいよ…」

姉「うん…」

弟「えっ? なにこれ?」カラン カラン

姉「ごめんね…私やっぱり我慢できなかった…」

弟「えっ えっ お姉ちゃん、なにこれ外してよ(て…手錠……?)」カシャン カシャン

姉「私ね、弟には女装が似合うなーって、ずぅーっと思ってたんだ」

弟「…え」

35: 2021/09/18(土) 23:34:21.206
姉「この間の学芸会で弟、女の子の役やってたじゃない」

弟「えっ…な、なに」

姉「ずっと我慢してたけどね、そこで何かが吹っ切れたの」

弟「え…な、なーに! お姉ちゃん! わかんない!」

姉「あの時ステージのわきの方でいきなりうずくまったじゃない」

弟「お、お姉ちゃん…?」

姉「アレ あの時おしっこ漏らしてたんでしょ」

弟「ぇっ……っ、うん…」

姉「やっぱり。なんで黙ってたの?」

弟「ご…ごめんなさいっ…」

姉「謝るのはいいから、私はなぜ黙ってたのか聞いてるの」

弟「ぅ…実はあの時…お手伝いの人達が掃除してくれたんだけど…」

姉「うん」

弟「そ…そしたらその…お手伝いの人…いきなり、床の…ぉ、おしっこ…舐め始めて…」

36: 2021/09/18(土) 23:35:17.820
姉「へぇ」

弟「ぉ、おいしぃ、とかって…言い出してそれで、怖くなって、逃げようとしたの」ブルブル

姉「……」

弟「そ、そしたら…お手伝いの人が…お前、家の人に、このこと言うなよっ…て…」

姉「……」

弟「家に帰っても、だ、誰も漏らしたこと、気づいてなかったから…もう、そのまま黙っておこかなて…」

お姉さん3「そのお手伝いさんってさぁー」ガバッ

弟「…?!?!」ビクッ

お姉さん2「もしかしてー」ガチャ

お姉さん1「私たちのこと?」スルスル

弟「…ぇぁ…い…ゃ…」ガタガタ

40: 2021/09/18(土) 23:36:30.539
姉「今日のためにね。準備してきてたんだよ。全部」ナデナデ

弟「ぇ……な何を…」ガタガタ

お姉さん3「ごめんな、あの時のお前可愛すぎて、もう一回見たくなっちったんだ」

お姉さん1「お姉ちゃんだけは味方だって思ってたでしょ。」

姉「ごめんね…私が全部計画したの…弟のお漏らし計画」

弟「へ…いぁ…そんな…」ガタガタ

姉「でも、弟、さっきおじさんに絡まれちゃったから…余計に怖くなっちゃったんだよね…ごめんね、でもあれは計画のうちに入ってなかったの」

弟「…はぁっ…はぁっ…も…いやぁ…」ガタガタ

お姉さん2「お姉ちゃんに裏切られて怯えてるの?」

お姉さん3「なんでそんなに可愛いんだ?」

姉「強引で悪かったね…弟…でもこれから起こることでもう最後だから…」

弟「っへ…はぁっ…ま、まだぁるの…ぉ…?」ガタガタ

姉「これで最後だからっ!」

弟「…っご! ごめんなさいぃ! もっも、許してぇっ…!」ガタガタ

42: 2021/09/18(土) 23:38:17.741
弟「ぼ、僕がっ…悪かったからぁっ…謝るがらぁっ!…」

姉「……」

弟「ごめんなさっ…ひぐっ…ごめんなさぃ…! もっ…許してくださぃ…」ポロポロ

姉「……」

お姉さん2「…逆効果だよ。弟ちゃん、泣きながら謝っちゃったりしたら」スッ

弟「ぃやぁっ…! ごめんなさぃ…っ! お願いっ…もっ…やめで…ぇぐっ」ポロポロ

お姉さん3「まぁ、とりあえずそろそろ来たころじゃないか?」

弟「ひっ…ぁっ…!」ポロポロ モジモジ

姉「ごめん! 弟! 生憎これは謝って済むお話じゃないんだよ!」

お姉さん3「また缶ジュース、お前が寝てる間に飲ませちゃった! ご褒美だぞ!」

弟「…ぁ…ぁ…やだ…」モジモジ

44: 2021/09/18(土) 23:41:14.814
お姉さん1「ごめんねー。何度もお水出させちゃって」

お姉さん3「今日はお前からたっくさん絞り出してやったなー」

お姉さん2「その言い方なんか卑猥」

弟「ぉ…ぉ願い…ほ、ほんとにお願いだから…今回はトイレに行かせてっ……」ブルブル

お姉さん3「……忘れたのか? 敬語、けーいーご」ギロッ

弟「ひぅっ…ひぐっ…もっ…ぃやだぁっ…っえ゛ぅっ」ポロポロ

お姉さん1「おー、ほらもーう泣くな泣くな!」ナデナデ

お姉さん2「漏らすまで放置してよっか」

姉「そうね」

弟「!! っ…ぉ姉ちゃんっ!」

姉「ん?」

45: 2021/09/18(土) 23:42:22.382
弟「お、お姉ちゃん達は…ひぐっ…ぉ、おしっこ…の、飲みたい…の……?」

姉「うん」

弟「じ、じゃぁ…っ僕今、とトイレでペットボトルに…ぃ、入れてくるからっ…だから…トイレ、行かせてっ…くださいっ…!」ブルブル

姉「…はぁ…(弟なりに機転を利かせたんだね…うーん…可愛い)あのね…肝心なのはね、漏らすところを見ることなんだよ」

弟「ぇっ…」

姉「それとおしっこの採取は既に車内でお姉さん1とお姉さん2が計画通りにやってくれた」

お姉さん2「ほら! これこれ」チャプンチャプン

お姉さん1「コショコショ攻撃で内またになって出してたよねっ!」

姉「本当は全部車内で終わらすつもりだったんだよ? それがおっさんに邪魔されて…」

お姉さん3「まぁ、ぶっちゃけ、最低だけど女装したお前がおっさんに絡まれて漏らしちゃったっていうその文を見て想像するだけで興奮しちまったんだけど」

弟「ぁ……あぁあ…」ガタガタガタガタ

お姉さん2「あー…そろそろ漏らしそうだね」ゾクゾク

お姉さん1「またコショコショする?」

弟「ゃ…にゃ…やめて…」ウルウル カシャンカシャン

お姉さん3「すぐ漏らすよ。お前今手使えないし」

47: 2021/09/18(土) 23:43:56.999
弟「んーっ…ぅっ…ぉお願いっ…だから…ぉトイレっ…」ブルブル

お姉さん2「だーめ//」

お姉さん3「またあの時みたいに漏らしてくれよ」

姉「…」REC

弟「ぅぅっ…ぇう゛っ…みんな…ひどいよ…」ブルブル

お姉さん1「怖がらないで…さ、ほら」

弟「…っぁ゛っ…見ないでっ…」ジワッ

弟「ぁ゛あーーーー…ぁーーー……」ジョワッ ジョシャァアアアァアアアア ジャァアァァァァーーーアアアア プシャシャッ シャッ シャッ

弟「…ひぁ……」シャッ シャーッ シャッ シャシャッ シャーッ シャッ

48: 2021/09/18(土) 23:46:16.296
姉「……可愛いね。やっぱりあんた、女装お漏らしが一番似合うよ」

弟「ぃ…んぁ…」ブルブル

お姉さん3「…ぁ、やっぱりおいしい。あの時の味だ」ペロペロ

弟「…………」…ピク…ピク…

お姉さん2「ふぅ……あれ、弟君? 大丈夫?」

弟「………」

お姉さん1「寝ちゃったの?」

姉「あら…もしかしたら脱水症状かも…」

お姉さん3「あー、まーたやりすぎちったな」

お姉さん1「涙とおしっこでお水全部持ってかれちゃったかー」

お姉さん2「か弱い弟ちゃん可愛い」

姉「とりあえず扇風機とか氷とかある? あとお水」

お姉さん3「おう、今持ってきてやる」

お姉さん2「今夜は涼しいからね、きっとすぐ直るよ」

お姉さん1「じゃあ私部屋掃除(直飲み)しとくね!」

お姉さん3「あー、おい! ずるいぞ!」

姉「今日はごめんね、弟。ゆっくり休んで。お疲れ様…」

この後体いじくりまわした

49: 2021/09/18(土) 23:47:34.222
弟「………ぅ…んっ…」

姉「…」ブロロロロロロ

弟(あれ…ここ…どこ…あ、お姉ちゃんの車…)

姉「…」ブロロロ

弟「お、…お姉ちゃんっ!」

姉「あ! 起きたの、おはよう」

弟「ぁ…」ガタガタ

姉「私の友達はもういないよ、今家に帰ってるから安心して」

弟「ぃや…(お姉ちゃんも…信じられない…)」

姉「もしかして、私も怖い? まぁ、あたりまえだよね」

弟「う…ごめん…ごめんなさい…」

姉「うーん、なんだか私が悪役みたいになっちゃった(まぁ実際そうなんだけど)」

弟(お姉ちゃん…なんでひどい事…怖いよ…)ガタガタ

姉「…ごめんね、弟…私自分の欲求のために弟を振り回しちゃった…」

弟「……いや…」

姉「お姉ちゃん失格だね…」

弟(どうしよ、落ち込んでる…)

50: 2021/09/18(土) 23:49:22.666
弟「そっ…そんな…」

姉「私なんて…ダメなんだわ…」グスン

弟「っ、そんなこと! ないよ!」

姉「え…?」

弟「た、確かに、ちょっと、怖かったけど…でもっき、きっと、お姉ちゃん…そう、疲れが溜まってたんだよ!」

姉「そうだったのかな…」

弟「また…いつものお姉ちゃんに、戻ってくれたら、お姉ちゃん大好きだよ!」

姉「…うぅっ…弟は…ほんとに…優しいねぇ…」ウルウル

弟(よかった…いつものお姉ちゃんだ…やっぱり、疲れてたんだね…)

姉「ごめんね、弟。こんな私だけど、これからもよろしく」

弟「うん! もうしないでねー?」

姉「もうしないよー!」アハハ

弟「! ぁっ…お、お姉ちゃん」モジモジ

姉「ん? どうした?」

弟「ん、ちょっと、トイレ寄りたいな…って」モジモジ

51: 2021/09/18(土) 23:51:16.431
姉「……」

弟(んー…またトイレ行きたくなるなんて、もう)

姉「……」

弟(ぅぅ…トイレしたくなるたびに、お姉さん達のこと思い出しちゃう…やだな……ん?)

姉「……」

弟(ぁ…れ…なにこれ…体が動かない…あっ…これ……)

姉「……」

弟(!! お姉さん3さんの車のシートベルトだ…! しかも何これ…手錠つけっぱなし…?)

姉「……」

弟「(そういえば……僕…まだ女の子の服着てる…)っお、お姉ちゃんっ!」ゾゾゾ

姉「……」

弟「(む…無視…?……あ…?)…ぁっ…あ…あぁあ…」ガタガタ


姉「んー、やっぱ無理だわ弟、もーちょっとダメな姉でいさせてね」


54: 2021/09/18(土) 23:53:52.689
俺の思う理想のシチュエーションをすべて詰め込みました。読んでくれた人ありがとう。お疲れ様です。

53: 2021/09/18(土) 23:52:06.547
救いはないんですか!?

55: 2021/09/18(土) 23:55:19.610
>>53
救いがないのが最高なのです

引用元: 弟「お姉さん達がトイレに行かせてくれない」