1: 2013/07/05(金) 18:38:15.06
レールガン×アメコミ

御坂「親愛なる隣人」 の続編です


4: 2013/07/05(金) 19:01:20.31
―学園都市

不良A「へいへいお嬢ちゃん~俺達と遊ばない~?」

女子生徒「や、やめてください」

不良B「そういやがんなって。痛い目あいてえの~?」ナイフトリダシ

女子生徒「きゃー!誰かー!」

不良A「ハ!そんな古いコミックみてーな――」

 THIWP!THWIP!



スパイディ「悪かったね。古くさくて。君たちの言動もよっぽど古いって」

8: 2013/07/05(金) 19:09:20.36
>>4

古臭くて~:スパイディの初登場は1962年。去年現役50年を迎えたベテランヒーローである。
 スパイディが登場したコミック、『アメイジング・ファンタジー』は当時人気がふるわず、廃刊が決まっていた。
 そこで「どうせならやりたいことやっちゃおう」と登場したのがスパイディだとか。
 考えたのはご存じMARVELの父、スタン・リー。MARVEL映画のほとんどに登場してる元気な人。映画の見所の一つ
 作画を担当したのは『キング』こと、ジャック・カービー。このコンビは他にFF、マイティ・ソーなどの数多くの
 ヒーローを誕生させている黄金コンビ。MARVELの代表作品の多くをこのコンビが作りだしている

10: 2013/07/05(金) 19:13:24.37
不良A「げえっ!?スパイダーマン!?」

不良B「すっげえマジもん!?」

スパイディ「ちょっとちょっと、そんなリアクションされちゃうとこっちもやりづらいよ。君達ぐるぐる巻きだよ今」

女子生徒「スパイディ!サインください!大ファンです!」

スパイディ「ええー・・・まったく人気ものはつらいねえ。君さっきまでSOSだしてたのに」

不良A「スパイダーマン!俺達にもサインくれ!あ!写真一緒にとってくれ!」

不良B「おい嬢ちゃん!今のウェブでぐるぐるのを写真とってくれよ!早く!」

女子生徒「はいはい。じゃあ私もスパイディと並んでとってもらうからね」

不良B「おう!これがとれたらな!」

スパイディ「やれやれ・・・いいことなのかなこれって・・・」

11: 2013/07/05(金) 19:21:38.45
――――――

初春「スパイダーマンさんがこっちの世界に来て1か月半ぐらいになります」

初春「センチネルと悪魔博士の事件が終わって、ローガンさんもスパイダーマンさんも元の世界に戻って行きました」

初春「でもすぐにスパイダーマンさんがこっちに来てくれたんで、さびしさなんてふっとんじゃいました!」

初春「でも一緒に来た『ヴェノム』とかいう、黒いスパイダーマンさんのおかげでまた一悶着ありました・・・」

初春「御坂さんと白井さんとスパイダーマンさんがヴェノムさんを捕まえて、元の世界に返したんですけどね」

初春「それからまたしばらくして、スパイダーマンさんは今日も学園都市で大忙しです!」

――――――

13: 2013/07/05(金) 19:35:18.57
>>11

ヴェノム:スパイディの宿敵の一人で、黒いスパイダーマン。といってもけっこうゴツくてスパイディと見た目は違う
 元はある事件でスパイディが宇宙に召喚された際、『シンビオート』という寄生体がくっついたことがきっかけ
 地球に戻るとスパイディの全身を包む黒いスーツ状になったシンビオート。スパイディはこれを気に入ることになる
 しばらくの間、まさしくブラックスパイダーマンとして活動していた(やってることは一緒で、見た目が黒いだけ)
 だが、そのスーツが生命体であることに気付き、さらに夜な夜な勝手に身体を支配していることに気付き、FFに相談
 なんとかしてシンビオートを引き剥がしたが、今度はエディ・ブロックという人物の下へと移る
 エディはカメラマンで、自分の取材写真がスパイディの活躍でガセだったということがバレ、批難されたことから
 スパイディに仕返しをしたいと思っていた。そこにシンビオートと融合し、ヴェノムとなった

 スパイディに寄生していた間に、シンビオートはスパイディのスパイダーセンスや能力をコピーしていた
 そのためエディと融合してヴェノムになってもスパイディと同じくスパイダーセンスやウェブを生成できる
 しかも、スパイディ本人のスパイダーセンスを無効化することもできるので、スパイディにとって天敵といえる
 だが、エディ本人がそもそも悪人というわけではなく、スパイディを痛めつけるのが目的なので一般人に手は出さない
 むしろ人々を守るためにスパイディと協力することもしばしば

後にエディがガンの治療代のためにシンビオートをオークションにかけ、ヴェノムを引退、ギャングの子が二代目になる
が、そのギャングの子がふがいないためシンビオートが離脱。その後スコーピオンというヴィランに寄生し三代目になる
現在はスコーピオンもヴェノムではなくなり、フラッシュというピーターの同級生がヴェノムを継いでいる
こちらはアメリカ政府がヴェノムを軍事用に利用する実験の一環でフラッシュにシンビオートを寄生させている。
それまでのヴェノムと違い、銃器を装備して戦う『エージェント・ヴェノム』となっている

また、エディは体内にあったシンビオートとその抗体から新たなヴェノム、『アンチヴェノム』となっている
白いヴェノムであり、スパイダーセンス無効だけでなく、シンビオートの能力も無効化するアンチシンビオートである

14: 2013/07/05(金) 19:35:58.12
説明文すげえ長くなっちゃうけどええかな?説明がホンタイになってる

16: 2013/07/05(金) 19:47:44.20
―ジャッジメント支部

スパイディ「ただいまーっと」

個法「あ、おかえりなさいスパイダーマンさん」

初春「おかえりなさいー」

スパイディ「あれ?黒子は?」

個法「スパイダーマンさんが言ってたシンビオートの欠片がないか捜査してますよ」

スパイディ「ああそっか。あの後アンチスキルとか総動員で探したけど、なんせシンビオートだからね。念入りにね」

初春「そんなにする必要あるんですかね?」

スパイディ「あるある。学園都市の誰かが新しいヴェノムになるなんてたまったもんじゃないよ」

17: 2013/07/05(金) 19:58:32.74
>>16

シンビオートの欠片~:シンビオートはちょっとした欠片(スライム状)から無数に増幅する。
 エディが監獄から脱走する際に壁にちょっと残ってたシンビオートの欠片が、同じ刑務所にいたクレタス・カサディに
 寄生したことから、ヴェノムを超える脅威『カーネイジ』となる。こちらはエディと違い、ガチの悪人。
 ヴェノムがヴィランでありながら悪人ではないことから、ガチで悪いヴェノム役として登場したのだろうか
 赤いヴェノムで、触手が数本うねってる。能力的にはヴェノム以上なので、スパイディとヴェノムが協力して戦った

 他にもシンビオートの欠片が警官に寄生して『トキシン』という新ヴェノムになったり、
 クレタスの血液の中に潜伏していたり、エディの体内にいたりとかなり増殖している感じ
 そもそもヴェノムからちょっとこぼれた程度のシンビオートからカーネイジになってる時点でかなりヤバイ

 ある事件ではNY中の人間とシークレットアベンジャーズの面々がヴェノムにさせられたこともある

19: 2013/07/05(金) 20:08:09.38
黒子「ただいまもどりましたの・・・」

スパイディ「おっかー」

個法「だいぶお疲れね」

黒子「そりゃあもう!街のいたるところを見て回ってるんですのよ!マネーカード探しの時より大変ですわ」

スパイディ「こんだけ探してないってんなら大丈夫だと思うけどね」

初春「そういえばスパイダーマンさん、なんか知りあいがこっちに来るとか言ってませんでしたっけ?」

スパイディ「ああ、そうそう。僕が学園都市の話をしたら『是非見たい!気になる』ってきかなくてっさ」

初春「はあ、科学者か何かですかね?」

スパイディ「そうだね、世界で数本の指に入る天才だったかな」

個法「なっ」

黒子「あいかわらずぶっとんでますわね」

 プシュー

御坂「やっほー皆」

佐天「おじゃましまーす」

初春「あ、御坂さん、佐天さん」

御坂「スパイディの世界の人が来るっていうから来たのよ」

佐天「またヴェノムさんとかみたいに危なかったら止めてくださいね」

御坂「了解了解」

黒子「ちょっとお姉さま、今度はスパイダーマンさん承認でくるんですからそんなことには――」

スパイディ「・・・いや、けっこうやることはやばいからなその人」

黒子「え」

22: 2013/07/05(金) 20:27:58.06
 KNOCK KNOCK

個法「あ、誰か来た」

スパイディ「噂をすればだね」

初春「今開けますねー」

スパイディ「ああいいよいいよ。自分で開けるだろうから」

初春「え?」



 プシュー

トニー「ふむ、セキュリティはずいぶん甘いようだな。こんなんじゃ電気流すだけで開くんじゃないのかい?」

初春「うああ!?」

佐天「ほんとに勝手にあけた」

黒子「一応ロックがあるのに・・・」

御坂「なんかさらっと言いあてられてる気がする・・・」

個法「ちょ、ちょっと!勝手にロック解除するなんて!逮捕しますよ!」

黒子(お姉さま・・・)

トニー「え?ダメだったかい?すまないね、すぐに開かないから自分で開けようと思ってね。ところで君の名前は?」

個法「え・・・個法 美偉・・・ですけど」

トニー「ミス・コノリ、どうだい今夜はセキュリティ強化について食事をしながら話でも・・・」

個法「ええっ!?」

スパイディ「ちょっとトニー、この子まだ学生なんだけど。犯罪になっちゃうぞ」

26: 2013/07/05(金) 20:46:20.95
>>22

トニー:とある科学の鋼鉄社長、アイアンマンことトニー・スターク。ヒゲのおっちゃんヒーローとして日本でも大人気
 スターク・エンタープライズ(もしくはスターク・インダストリー)の社長さん(そうでないことも)
 かなりの天才で、ガラクタの中から(しかも捕虜としてとらわれながらも)超人アーマーを作りだすほど
 ロキのいたずらのせいでハルクらとケンカさせらるが、それをきっかけにアベンジャーズを結成することとなった
 当時の創設メンバーはトニー、ソー、ハルク、アントマン(ハンク・ピム)、ワスプ(ジャネット)。
 この時のアーマーは2代目のゴールドアーマー。腹にコンセントぶっさして充電してた頃。動力はトランジスター
 後にキャプテンアメリカが参加し、ソーとキャップと並んでアベンジャーズBIG3と呼ばれることになる
 アーマーの数は非常に多く、中にはハルクをぶっとばすためのハルクバスター(これだけで数体のバージョンあり)や
 銀河を普通に消滅させる神の如き力、フェニックスフォースをぶちのめすためのフェニックスバスターアーマーなど
 状況に応じたものも多数ある。また、友人の軍人、ローズ専用にウォーマシンアーマーも作った

 が、そんな天才さんながらやってることはけっこうヤバイことが多い。近年の後付け設定だけど・・・
 ハルクを宇宙に追放し、戻ってきたらハルクバスターアーマーで迎撃(失敗)。その後弁明。
 超人登録法をめぐってキャップと対立。ぼこる(トニー曰く、キャップのパンチの軌道は全てデータに記録してある)
 アベンジャーズ最初のミーティングの時からソーの髪の毛を採取。それを元にクローンを作る
 などなど、プロフェッサーXもびっくりな感じである

 また、映画版『アベンジャーズ』で主役のようにセンターをはっているのは、MARVELスタジオ制作の映画作品で、
 最初に作られたのが『インクレディブル・ハルク』と『アイアンマン』であり、これがコケれば大痛手の賭けだった
 そんな中、アイアンマンは見事に大成功を収め、その結果続編の2制作、そして『マイティ・ソー』や
 『キャプテンアメリカ・ファーストアベンジャー』、『アベンジャーズ』と連なる一大企画が動き出すことになる
 それらのプロジェクトも、アイアンマンの一作目が大ヒットしたからこそのものであり、アイアンマンさまさまなのだ
 これらの経緯は『アベンジャーズ』の特典にて語られている

27: 2013/07/05(金) 20:51:02.37
トニー「え、高校生?ホントに?」

個法「どこみてんですか!?」

御坂「ちょっとスパイディ、このヒゲのおっさん大丈夫?こないだのヴェノムのがマシなんじゃない?」

スパイディ「時と場合には・・・」

トニー「ヒゲのおっさん?これは私のトレードマークなんだけどな。私ほどの有名人になればヒゲを剃るだけで変装に」

佐天「あれ?御坂さんはナンパしないんですか?」

黒子「サテンサン、ブチノメシマスヨ」

トニー「うん?・・・んー・・・さすがにね」

御坂「どこ見て判断してんのよ!」

スパイディ「おこらすなよトニー、この子マンダリンより危ないかもよ」

トニー「ホントに?そうはみえないけどな」

御坂「試してやろうかしら?・・・」バリバリ

初春「み、御坂さん落ち着いてくださいー」

黒子「そうやってすぐケンカしようとするからおかしいって言われるんですわよ」

28: 2013/07/05(金) 20:54:46.91
>>27

ヒゲを剃るだけで~:実際、ヒゲ剃っただけで変装になったことがある

マンダリン:アイアンマンの宿敵の一人。映画3作目に登場して有名(だがほぼ別キャラ)
 宇宙船の中から見つけた10個の指輪を装備し、宇宙パワーで戦うチャイニーズヴィラン。魔法ともいえる
 科学の力のアイアンマンとは正反対なパワーの持ち主で、互角に戦うほど強い

30: 2013/07/05(金) 21:01:48.77
御坂「で、なんでこっちの世界に来たの?」

佐天「学園都市に興味があるとか聞いてますけど」

トニー「ああ、ここの科学技術がかなり進んでるってピーターから聞いてね。気になって」

スパイディ「本名いうなって」

黒子「そうでしたの。学園都市は外部より30年ほど進んでますのよ」

トニー「ここに来るまでにちょっと散策してみたが、確かにすごい。まあ私の家ほどではないが」

黒子「なんかカンにさわりますわねこの人」

スパイディ「そういうなって」

個法「そこまでいうならよっぽどすごいんでしょう?」

トニー「もちろんだ。みせようか?私の技術の結晶を」

佐天「え!?なんですかそれ!」

トニー「ふふふ、私の自慢の『アーマー』を見せよう」

スパイディ「アーマー?どこにあるのさ。今普通の服じゃん」

トニー「ふふふ」

御坂「?スーツケース?」

 パカ

トニー「これがアーマーだよ」

佐天「カバンの中に!?」

初春「折りたたんで!?」

御坂「服かよ!」

31: 2013/07/05(金) 21:05:16.93
>>30

カバンの中に~:昔のアーマーはスーツケースに折りたたんで、持ち運んでいた。マジで
 ペラペラなのだが、着ると今のアーマーみたいにちゃんと戦えるというある意味今よりすごいオーバーテクノロジー
 しかもそれでありながら成層圏の外側まで行って人工衛星押し返すといった荒技をやってのけている

34: 2013/07/05(金) 21:36:08.84
トニー「え?だめ?」

御坂「だめっていうか・・・」

黒子「もっとガッキーンって感じのかと・・・」

トニー「そう思って準備はしてあるさ。外に待機させてある」

佐天「ホント!?」

トニー「サプライズは女性のハートをつかむ手段の一つさ」

黒子(うわあ、この人無理)

 WEEEN

初春「!な・・・なんか浮いてる機械が入ってきた・・・」

個法「これがアーマー?」

トニー「私が着てなくても自立稼働するアーマーさ。かっこいいだろう?」

スパイディ「このアーマー見るとやなこと思い出すなあ」

35: 2013/07/05(金) 21:45:00.17
>>34

自立稼働するアーマー:ニューアベンジャーズ結成時に着ていた、モデル28のアーマーのこと
 脳波コントロールできるものは以前にもあったが、アーマーが自立して動くのはこれが最初
 バトルモードになって、トニー無しでも戦闘が可能

やなこと~:このアーマーが自立稼働した時、スパイディ達はすっぽんぽんにされてつかまってた

36: 2013/07/05(金) 21:48:25.64
トニー「アーマー、装着」

アーマー【了解】

 ガシャン カシャカシャ

トニー「どうだい?これでアイアンマンの完成さ」

御坂「おお・・・」

初春「か・・・かっこいい」

黒子「スパイダーマンさんのタイツとちがって強そうですわね」

スパイディ「きっついなあ。僕だってトニーにアーマー作ってもらったんだよ」

黒子「そうですの?」

スパイディ「まあトニーにぶっこわされたけどね」

トニー「あー・・・その節は、ね」

御坂「?」

37: 2013/07/05(金) 21:53:23.94
>>36

トニーにアーマー~:通称アイアンスパイダーアーマー。防弾に透明化機能まで搭載
 3本の触手爪も搭載しており、かなりの高性能アーマー。しかも材質的にはタイツみたいな感じ。布っぽい。
 しばらくはそのスーツで活動していたが、シヴィルウォーというヒーロー同士の対立イベントの際、最初は
 アイアンマン派についたスパイディだが後に間違いと気付き、トニーに「やめるから!」と辞表をつきつけたさい
 戦闘になり、アイアンスパイダーアーマーは破壊され、それ以降は着なくなった

38: 2013/07/05(金) 22:06:12.34
個法「これって空も飛べるんですか?」

トニー「もちろん。宇宙までいけるよ」

個法「ええ!?」

初春「すごい技術ですねえ・・・」

佐天「学園都市の技術よりすごいかも!」

黒子「明らかにすごいでしょ」

トニー「ふむ、今このアーマーでこの街の全体図を見てるんだが・・・」

佐天「そんなこともできるんですか!?」

トニー「なんだか妙な施設が多いな。何か危ない研究や実験でもやってそうだ」

御坂「!」ギクッ

スパイディ「なんだよそれ。トニーもリード達と集まって変なことしてたっていうじゃない」

トニー「地球のためだったんだがねそれ。でもこの街には不鮮明なところが多いな」

佐天「学園都市の闇ってやつですね!」

初春「なんでうきうきしてるんですか」

40: 2013/07/05(金) 22:15:05.90
>>38

リード達と集まって~:地球のために色々考えるグループセラピー、イルミナティのこと(イルミネイティとも)
 ファンタスティックフォーのリーダーで宇宙1(くらい)の天才のリード・リチャーズ、
 X-MENの指導者で世界最強のテレパス、プロフェッサーX、アトランティスの王、ネイモア、
 超人類インヒューマンズの王、ブラックボルト、世界最強の魔術師、Dr,ストレンジ、そしてトニーというメンツ
 MARVELの重鎮が秘密裏に集まって地球の平和のために活動していたが、やってることは非道といわれている

43: 2013/07/05(金) 22:21:51.75
佐天「そういえば前に御坂さんのクローンがどうのこうのって話ありましたよね?」

御坂「ギクギク」

スパイディ「クローン?マジで?やめてくんない?」

固法「真に受けないで。そんな噂この街じゃ山ほどあるんだからね」

黒子「そうですの。お姉さまのクローンなんていたらハアハア」

初春「白井さんが大変ですね」

トニー(これが日本で流行ってる『YURI』?)

佐天「でももしホントにクローンの話なんてあったらスパイダーマンさんのクローンとか作られるかもしれませんね」

スパイディ「ギク」

黒子「あー、ありそうな気も」

スパイディ「勘弁してよ・・・ホントに・・・」

47: 2013/07/05(金) 22:43:47.43
>>43

スパイダーマンさんのクローン~:実際にスパイディのクローンが登場した時期があった。悪名高き『クローンサーガ』
 ヴィランの科学者がスパイディのクローンを作りだし、スパイディの本名ピーター・パーカーとそっくりさんの顔で
 名前はピーターの伯父の名前からとって、ベン・ライリーと名乗った。しかし、ピーターのクローンなのでいい人。
 スカーレットスパイダーという名でヒーロー活動をすることになる。コスチュームは違うがかっこいい
 ところが、ピーターがオリジナルではなくクローンであることが発覚。
 つまりベンがオリジナルであり、今までのスパイディ、ピーターはクローンだったのだ!
 自分がクローンか・・・という凹みと、妻のMJの妊娠があってピーターはヒーローを引退することなる
 それ以降はベンがスパイダーマンとして活動するものの、グリーンゴブリンがピーターを襲撃する。
 ピーターを助けるためにベンがかばってくれて、ベンは命を落とす。そしてその身体が消滅してしまった。
 これはベンがやっぱりクローンであるということの証拠だった!つまり結局ピーターがオリジナルということ
 
 この「今までの主人公がクローン!」→「新スパイダーマンデビュー!」→「やっぱ元さやね!」というめちゃくちゃ
 な展開に読者は困惑。むしろ人気がでてきたベンを削除するのがなんでじゃ!という批判もあったとか
 この一連のストーリーは、スパイダーマン史上の汚点と言われるものの一つである。公式でもネタになっている



デッドプール「クローンサーガの二の舞にだけはさせねえぞ!あれはたまったもんじゃねえ!」

48: 2013/07/05(金) 22:50:41.80
御坂「何?クローンにやな思い出でもあるの?」

スパイディ「すごくいい奴が僕のクローンだったけどね、色々あって消えちゃった」

御坂「・・・」

スパイディ「妻の妊娠も流産しちゃうし、最悪だったよほんと」

初春「そ・・・そうですか・・・」

トニー「もし本当にこの街にクローンなどあるなら、ピーターはブチ切れるかもな」

スパイディ「どうだろうね。まあ噂だし」

黒子「お姉さまのクローンはほしいですけどね」

スパイディ「だからやめてって!」

 HAHAHA!



御坂「・・・」

50: 2013/07/05(金) 23:13:15.64
御坂「あ、あのスパイディ・・・ちょっといい?」

スパイディ「ん?何?」

御坂「ちょっと外で話があるんだけど・・・」

スパイディ「外?」

黒子「お姉さま!まさかスパイダーマンさんにこくは――」

御坂「ちがわい!」

スパイディ「何かしらないけどここで話せないならいいよ」




―ジャッジメント支部の外

御坂「あの・・・ちょっとショックかもしれないけど・・・実は、私のクローンってホントなの」

スパイディ「へ?」

御坂「2万体近く私のクローンが作られて、ちょっと実験に使われてたの・・・」

スパイディ「2万!!?(ベンが2万分!?いや、カインもいるから1万ずつ!?)」

御坂「皆には秘密にしてるけど、話しておこうと思って・・・」

スパイディ「・・・その実験ってもう終わったんだよね」

御坂「・・・うん。でもあの子達を悪く見ないで。私の妹達だから・・・」

御坂「スパイディにとってクローンっていうと嫌な思い出なのかもしれないけど・・・でも」

御坂「私の妹達は皆いい子だから!」

スパイディ「わかってるって。確かに僕にとってクローンってのはつらいことを連想させるけどさ」

スパイディ「ベンも・・・僕のクローンもいい奴だったからさ。御坂のクローンに悪い印象なんてないよ」

スパイディ「・・・ってかそんな心配する?普通。どんだけ心配症なんだよ」

御坂「なん!?」

スパイディ「君の妹達だろ?誇りに思えよ」

御坂「・・・ふふ・・・そうね」

51: 2013/07/05(金) 23:38:08.68
>>50

カイン:スパイディのクローンの一人。ケインという場合もある。ベン・ライリーとは違い、悪人として行動する
 ベンのクローンを作ったジャッカルというヴィランが作ったピーターのクローンだが、当時は技術が未完成だった。
 そのため見た目はピーターとは全然ちがうようになった失敗作。自分が失敗作になったのはオリジナルのせいだと思い
 オリジナルと思いこんだベンを襲撃する。逆にピーターは、同じクローン仲間と思っていた
 悪人だったりそうでなかったりするキャラだが、見た目からしてもとてもスパイディとは思えない、
 でもかっこいい

52: 2013/07/06(土) 00:08:32.74
―ジャッジメント支部

スパイディ「中に入る前に聞くけど、皆には秘密なの?」

御坂「だって、なんか・・・」

スパイディ「まあいいや。秘密にするならそうしとこうか」

 プシュ

御坂「ごめーん、お待たせ――」



ミサカ10032号「クローン実験はもう終わったのでその心配はないと思います。と、ミサカは安心を与えます」

佐天「やっぱりクローンってホントだったんですねー」

初春「でもスパイダーマンさんのクローンはやっぱりないんですね。安心しました~」

黒子「ど、どこからどう見てもお姉さまですの・・・こ・・・これは・・・」ゴクリ

固法「これって法的にどうなのかしら・・・」



御坂「」

スパイディ「あれ?御坂が・・・?もしかして・・・あれって御坂の妹?」

ミサカ「あ、お姉さま」

佐天「!御坂さん。この子がクローンですよね?」

御坂「ちょっとおおおおお!なんでいるのよおおおおお!」

トニー「ああ、私が街全体にスキャンをかけて見つけて、連れてきたんだ」

御坂「一歩も外にでてないじゃない!」

トニー「窓からびゅーんと」

御坂「ああもう!何なのよあんたら!ほんとめちゃくちゃすぎ!」

スパイディ「ぐうのねもでないよ」

56: 2013/07/06(土) 01:01:29.64
ミサカ「もうすでにみなさんと自己紹介を終えたので、どうしようもありません。と、ミサカはダメ押しします」

御坂「ああ・・・どうしよう・・・」

佐天「なんで隠すんですか?別に大丈夫ですよ。見間違いはするかもだけど、話せば間違えませんって」

御坂「そうじゃなくて・・・クローンの話は学園都市のかなりヤバイ方面の実験だったから、公にしたくない連中がいるの」

佐天「え」

御坂「実験は終わったけど、クローンのことは秘密だから存在を知るだけでその連中に狙われちゃうかもしれないの」

佐天「ええ!?」

初春「どどどどうしましょう!」

スパイディ「でも1万くらい妹いるんでしょ?絶対そのうちバレるんじゃないの?」

御坂「知らないわよそんなの。でもどうしよう・・・皆が秘密にすればいいってだけじゃなさそうだし・・・」

トニー「ストレンジ呼んで魔法で解決させるか?」

スパイディ「でもあの不思議博士、できそうなことできなかったりするからなあ・・・」

57: 2013/07/06(土) 01:09:45.81
>>56

ストレンジ:至高の魔術師、Dr,ストレンジのこと。最強の魔法使い『ソーサラー・スプリーム』。(サプリ―ムとも)
 魔法で大概のことができるチートキャラで、曰く「シヴィルウォーも一人で何とかできる」とか(ウォッチャー談)
 ソーサラー・スプリームは世界で一人だけが得られる称号で、受け継がれるもの。その座につくと大体なんでもできる
 だが近年、闇魔術に手を出してしまったため、ソーサラー・スプリームの称号を手放すことになった

不思議博士:FFの邦訳版、『宇宙忍者ゴームズ』においてのストレンジの名称。ド直球

できそうなことできなかったり~:スパイディが『ハウス・オブ・M』というイベントで別の可能性世界に行った時
 その世界の記憶を消してほしいと言ったところ、「それはできない」と言って断っている。
 単に記憶を消すことができないという意味なのか、それとも消せるけど、人道的にそういうことはできない、という
 意味なのかは定かではない。たぶん後者。きっとスプリームの座が消えてしまうとかそういうのだろう

67: 2013/07/06(土) 17:05:24.24
ミサカ「何も心配することはありません。と、ミサカは今更ながら訂正します」

御坂「・・・へ?」

ミサカ「実験はすでに終了しています。それに他の妹達の多くは世界中に散らばっています」

ミサカ「それにミサカとお姉さまが同行している様子を目撃している人はすでに大勢いると推測します」

ミサカ「ので、『クローンの噂は実は双子だった』説を通して、皆さんもそのように接してもらえれば問題ありません」

ミサカ「と、ミサカはご都合解釈でみなさんを安心させます」

佐天「い・・・言われてみればそうかもですけど・・・」

初春「御坂さんの妹という風にしてれば、変に思われないってことですね」

ミサカ「ぶっちゃけ皆さんと面識あるSSが山ほどあるから問題ない。と、ミサカはメタ発言をします」

スパイディ「やめて」

御坂「・・・そうかもしれないわね。じゃあ皆、この子は私の妹ってことでオッケーね!」

 ハーイ

トニー「まあ問題は解決したようで何よりだよ」

スパイディ「元はといえばあんたがつれてきたからだよ?」

御坂「あんたにはいっぺん電気ショックをくらわせなきゃならないかしら」ビリビリ

トニー「おっと、これはやばいな。ミス・コノリ、ちょっと街を案内してくれないかい?」

固法「へ?でもさっきここに来るまでに散策したって・・・」

トニー「もっと詳しく知りたくてね。ここにいると耐電戦闘を考えなくちゃならないから」

固法「はあ・・・あ、でもそのアーマーは着ててください」

トニー「え?どうして?身軽に動きたいんだけどね」

固法「だってヒゲのおじさんと一緒に歩いてると変に思われそうなので」

トニー「」

スパイディ「Uh-oh。大富豪トニー・スターク、JKにフられるの巻き」

68: 2013/07/06(土) 17:14:13.17
黒子「結局、アーマーを着たまま行かれましたわね」

初春「固法先輩ってけっこうきついこというんですね」アハハ・・・

スパイディ「あ、そうだ。御坂、ちょっと買い物付き合ってくんない?」

御坂「へ?買い物?」

佐天「新しいスーツの購入とか?」

スパイディ「言ってくれるね佐天。このスーツそんなにダサい?」

佐天「イヤカッコイイデスヨ」

スパイディ「いいよいいよ、タイツがダサいってのはヒーローの悩みの定番だからさ・・・」ショボーン

佐天「ああっ、そんなんじゃなくて・・・ちょっとからかっただけですよ~」

スパイディ「ベンのコスチュームはかっこいいもんなあ~・・・」

佐天「もースパイダーマンさん~」ユサユサ



御坂「・・・あの、本題に戻らなくていいの?」

スパイディ「おっとそうだった。あのね、この街って科学の街でしょ?実は僕こう見えて科学オタクなんだ」

初春「そうなんですか?」

スパイディ「このウェブシューターも手作りさ!特許とろうかな」

御坂「・・・で?」

スパイディ「実はさ、もうウェブのカートリッジが・・・」

 スカッ スカッ

スパイディ「弾切れでね」

黒子「あらま」

佐天「さっきのパトロールの時はあったんですか?」

スパイディ「ここに戻るときに燃料切れ」

69: 2013/07/06(土) 17:17:57.48
>>68

ウェブシューター:スパイディの一番の武器、クモ糸を発射する装置。ピーターの独学での発明品。天才ならでは
 ウェブカートリッジを複数持ち歩き、切り替えることで使用する。肝心な時に弾切れということはけっこうある。
 しかし、スパイディの生みの親、スタン・リー曰く『肝心な時に弾切れになる方が面白いじゃん?』と言っている
 小粒のウェブでかなりの量の糸になるためコスパは高い。材料をそろえて充填するのが通常運転。
 だが金欠で材料が買えないからウェブが使えないということもしばしば。そこも魅力なんだろう

70: 2013/07/06(土) 17:24:13.42
スパイディ「で、ウェブの材料を買いに行きたくてね。この街なら色々ありそうだし新ウェブも作れるかも」

御坂「そういうことね。いいわよ。黒子達も行く?」

黒子「わたくしは・・・・ジャッジメントのお仕事が・・・行きたいのにっ・・・お姉さまと買い物・・・ううっ」グググ

初春「私達はここで仕事ですよ白井さん」

御坂「そう。佐天さんは?」

佐天「・・・宿題がなければ行くんですけど・・・」ドヨーン

御坂「そ・・・そう・・・じゃあ――」

ミサカ「ミサカも行きます。と、ミサカは好奇心旺盛に挙手します」

御坂「ええ!?いいの?」

スパイディ「いいんじゃない?一緒にいるのを周りに見せつける方が双子説を広められるし」

御坂「うーん・・・そういうもんかしら・・・」

スパイディ「いいじゃんいいじゃん。僕も美人JC二人つれて歩くっていうトニー越えできるし」

御坂「そういうこというんじゃないわよ!」

ミサカ「タイツ着てそういうこと言うとシャレにならねーぞ。と、ミサカはきつめの一言をあびせます」

スパイディ「じょ、冗談だってば!」

71: 2013/07/06(土) 17:41:40.18

・・・・・・・・・・

スパイディ「正直さ、僕っていっつもこの学園都市はウェブスイングで飛び回ってたじゃん?」

御坂「うん」

スパイディ「なのに今こうやって普通にスタスタ歩いてるのってさ、すっごいはずかしいんだよね」

御坂「ちょっとわかる」

ミサカ「見た目もハデだし、皆見てますからね。と、ミサカは追い打ちをかけます」



 「お!スパイディ!今日は徒歩かい?」

スパイディ「まあね」

 「スパイダーマン?クモ糸は品切れ?」

スパイディ「買い出し中」



常盤台生「あら御坂様、ごきげんよう・・・あれ?そちらは双子の妹さんですの?噂は本当でしたのね」

御坂「え、ええ。こんにちはー」

ミサカ「そうなんです。と、ミサカは話を合わせます」

常盤台生「スパイダーマンさんもごきげんよう」

スパイディ「ごきげんよう。と、パーカーはお嬢様言葉で返事します」

御坂「おい」

73: 2013/07/06(土) 18:07:42.30

・・・・・・・・・・

スパイディ「すごい!こんなにたくさん材料があるなんて!こりゃホントに新しいウェブを作れるかも!」

御坂「すっごいはしゃいでるわね。科学用品を見てあんなにテンションあがる人見たことないわ」

ミサカ「お姉さまのゲコ太グッズへの思いと同じかと思います。と、ミサカはつっこみます」

御坂「そ、そう?」

スパイディ「これは・・・おいおいアントマンより僕のがすごいって証明ができるかもしれないぞこりゃあ」

御坂「・・・これは時間がかかりそうね」



 1時間後――

スパイディ「いやあ~買った買った~」

御坂「かいすぎよこれ。両手にそばの出前並に持ってるじゃない」

ミサカ「漫画でしかこんな持ち方ありえません。と、ミサカはヤボなことを言います」

スパイディ「これを僕の部屋に持って帰って実験しまくりだ!UH-HUH!」

御坂「そりゃあよござんすねー。まだ黒子達が手配したっていう部屋使ってたんだ」

スパイディ「こっちの世界にいる時は使ってるんだ」

ミサカ「なんともずうずうしいですね。とミサカはひどい一言を――」

御坂「あれ?・・・あれって・・・」





打ち止め「早く早く!売り切れちゃうよ!ってミサカはミサカはすっごく急ぐ!」

一方通行「っせェな・・・ンなもン売り切れっかよォ・・・たかがケーキぐれェであわてンな。転ぶぞ」

74: 2013/07/06(土) 18:26:11.13
>>73

アントマン:天才科学者、ハンク・ピムのこと。アントマンはそのヒーロー名。
 他にジャイアントマン、ゴライアス、イ工口ージャケット、ワスプなど数々のヒーロー名と姿を持つ。ややこしい
 身体を縮小化できる『ピム粒子』を発見し、さらにアリと意志疎通ができる装置を発明する。
 あのアベンジャーズの創設メンバーであり、ヒーローとしては偉大な人物・・・のはずなのだがMARVELきってのアレな人
 妻のジャネット(ワスプ)にDVするし、精神的に不安定で別人格が独立して動いたり、改名しまくったり・・・
 特に自分の補佐役として自身の脳波パターンを元にしたアンドロイド『ウルトロン』を作成。これがヴィランになる
 しかもウルトロンはアベンジャーズ最大の敵の一人であり、何度も何度も地球の危機をもたらすスーパーヴィラン
 そんなヴィランを(そのつもりじゃなくても)作りだしたピムの所業はかなりのものである

 ちなみに現代風にリメイクされてスタートした新シリーズ、『アルティメットシリーズ』ではさらにひどいことに

78: 2013/07/06(土) 18:59:11.94
御坂「一歩通行、打ち止め」

打ち止め「!お姉さま!」

一方通行「あン?・・・オリジナルと妹が一緒たあ珍しいな」

ミサカ「二人はいつも一緒ですね。と、ミサカはニヤつきます」

一通「てめェぶちのめすぞ」

打止「あ、それにウェブヘッドも一緒なんだ!ってミサカはミサカははしゃいだり」

スパイディ「やあ子御坂、アクセ」

ミサカ「?スパイダーマンさんは二人と面識があるのですか?と、ミサカは率直な感想をのべます」

スパイディ「まあね、こっち来て一ヶ月以内には出会ってたね。一回しか会ってないけど」

一通「よォ蜘蛛野郎」

スパイディ「よおセ口リ」

一通「あン?」

打止「ウェブヘッドとまたあえてすっごいうれしい!ってミサカはミサカはぴょんぴょんする!」ピョンピョン

御坂「そんなにスパイディに会いたかったの?」

打止「うん!」

一通「・・・あー・・・蜘蛛野郎、ちょっとこっちこいや」

スパイディ「うん?何?」

打止「ちょっと!ケンカしちゃダメだよ?ってミサカはミサカは不安になる」

ミサカ「上位個体を奪われて悔しいのはわかりますが戦闘はさけるべきです。と、ミサカは真をつきます」

一通「ちげェっつゥーンだ!そンなンじゃねェっての!」

79: 2013/07/06(土) 19:08:16.85
一通「こンだけ離れりゃ聞こえねェだろ・・・」

スパイディ「何だよ?このシチュって告白?勘弁、僕はストレートだから」

一通「ぶちのめすぞこら」

スパイディ「ジョークだって。日本人ジョーク通じない」

一通「あのよォ・・・さっきの見ただろ。あいつ、てめェのファンなンだよ」

スパイディ「そう?ありがとっていっといて」

一通「それでよォ・・・・・・あのな・・・」

スパイディ「なんだよモジモジしてモヤシか」



一通「サイン・・・書いてやってくれ」スッ

スパイディ「・・・ワオ!こりゃびっクリプトン!あの一方通行がサイン色紙をさしだした!」

一通「っせェ!さっさとしろや!」

スパイディ「はいはい、こりゃいいパパになるよ君」スラスラ~

一通「っせェ」

スパイディ「はい、どうぞ」

一通「おう。・・・あ・・・それとよォ・・・」

スパイディ「まだ何か?」





一通「俺の分も書いてくれや」



スパイディ「・・・・・宛名はあくせられえたくんでいいの?」

一通「おう」

84: 2013/07/06(土) 19:45:15.56
>>79

びっクリプトン:かつて刊行されたDCコミックの翻訳本、月刊スーパーマンにて超訳された伝説のセリフ。
 スーパーマンやスーパーガールなどのクリプトン星人がびっくりした時に言っていた。インパクトがすごい
 原文は『Great Krypton!』と書かれているが、すさまじい翻訳センスによってこうなっちゃった
 ちなみに、『ワンダーウーマンが変装してそうな人物リスト』に和田アキ子の名が。たぶん原文は違うと思う

 さすがに>>1もこの本は実物を見たことがないので詳しくは知りません



あと、>>8でスパイダーマンの原作者として、ジャック・カービーと説明してますが、間違いでした
正確には、スティーヴ・ディッコとスタン・リーでした。申し訳ありません・・・
このように>>1の説明文にも間違いなどがあるのでご注意ください

86: 2013/07/06(土) 19:51:48.66
スパイディ「アクセラレータくんへ・・・っと。カンジはまだ難しくてね」

一通「おう」



打止「あ、やっと戻ってきた!一体何なのー?ってミサカはミサカは真相を聞きだす」

一通「なンでもねェよ。それよりさっきまでケーキがどーのこーの言ってたのはいいのか?」

打止「はうあ!?そういえばそうだった!早く行こう!ってミサカはミサカは腕をひっぱる!」

一通「あーめんどくせェ・・・じゃァなてめェら」

打止「じゃあねお姉さまと10032号とウェブヘッド!ってミサカはミサカはもうケーキで頭いっぱい!」

御坂「うん、じゃあね~」



 <ハヤクハヤク!ウリキレタラアナタノセイダカラネッテミサカハミサカハリフジンナコトヲイウ!
 <アーモウ、ウデヒッパンナッテ・・・カエッタライイモンガアルカラオトナシクシロ



御坂「・・・いい感じねあの二人」

ミサカ「一方通行は素直じゃないな~。と、ミサカはぶっちゃけます」

スパイディ「ある意味素直だよ。ホントに」

88: 2013/07/06(土) 20:16:03.01
・・・・・・・・・・

固法「――で、あっちが商業区の第16学区です。アルバイトする学生がたくさんいますね」

トニー「ふむ、興味深いね。区別でそんな地域があるとは・・・」

固法「学園都市は人口も多いですからね」

トニー「ちょっと待って・・・これは?」

固法「え?」

トニー「アーマーがこの街をスキャンにかけた所、使用禁止になってるプライベートプールがあるんだが」

固法「は?」

トニー「なぜか人影が4つ確認できる。記録上は改装工事で使用禁止になってるはずなのに」

固法「ちょっと、そんなことできるなら私が案内する必要なかったんじゃないですか?」

トニー「実を言うと君と親交を、と思ったのが本音さ。ちょっと見てくる。ミス・コノリ、案内ありがとう」

 ギューン



固法「・・・飛んでっちゃった」





―プライベートプール

麦野「ったく、久々の休みだってのに水遊びかよ」

フレンダ「いいじゃんいいじゃん。そう言いながら結局、水着にあってるよ麦野」

絹旗「泳がないんですか?」

滝壺「ぷかぷかするのが楽しい」

92: 2013/07/06(土) 20:26:05.52
 BAKOOOOOOMMM!

麦野「!?なんだあ!?」

フレンダ「天井が!」



トニー「・・・ワオ、かわいい女の子がキャッキャウフフだったか。こりゃ大当たりだね」

麦野「っだってめえ!」ドオ!

トニー「!?ブラスト!?」

 BEEEEEE!

麦野「!?」

滝壺「麦野の原子崩しが防がれた?」

トニー「フォースフィールドさ。ちょっと話を聞いてくれ。私は敵じゃない」

絹旗「そんな超怪しいカッコして超ぶち壊しながら来ておいてそんなこと聞けるはずがありません」

麦野「何だってんだてめえは!」

トニー「そう凄まないでくれ。美人さんが台無しだよ」

麦野「黙りやがれシェルヘッド」

トニー「うーむ・・・こちらの世界の女性はガードが固いなあ・・・」

94: 2013/07/06(土) 20:37:49.64
>>92

フォースフィールド:いわゆるバリア。アメコミでは大体こう言う。
 アイアンマンやマグニート―レベルなら核でも兵器

シェルヘッド:アイアンマンのあだ名の一つ。缶詰頭の意

95: 2013/07/06(土) 20:45:08.12
滝壺「どこかの組織のロボット?」

トニー「いいや、人間だよ。君達スパイダーマンは知ってるよね?」

フレンダ「!知ってる~!この街の人気者!」

トニー「私は彼と同じ世界から来た、というところかな。で、このプールは出入り禁止になってるのに君達がいたから」

滝壺「何ごとか、と思ってきたと」

トニー「そういうこと」

絹旗「でも屋根を壊すのは超やりすぎです」

トニー「それは悪かった・・・あとで弁償代払うよ」

フレンダ「!?何!?あんた金持ちな訳!?」

トニー「まあ、かなり」

フレンダ「どお~する麦野ォ!金持ちさんだよ!」

麦野「どーもこーもねーよ!この野郎、あたしの能力を無効化しやがって・・・カンにさわる野郎だ・・・」

トニー「そんなこといわずにさ、どうだい?今夜食事でも」

麦野「いるかボケ!」

トニー「・・・アーマー、水着を透視する機能はあるか?」ボソ

アーマー【残念ながら犯罪行為の機能は搭載されてません】

トニー「Oh・・・」

麦野「聞こえてんぞこらあ!」

97: 2013/07/06(土) 20:50:38.95
>>95

アーマー:コミックのアイアンマンのアーマーに搭載されてるコンピューターは超優秀。命令にすぐに答える。
 映画版では『ジャーヴィス』というコンピューターAIだが、ジャーヴィスはコミックでは人間でトニーの執事である
 主にアベンジャーズの身の回りの世話などをする苦労人で、何度か敵に洗脳されてしまったことがある
 映画では執事キャラがリアリティーがなかったのか、コンピューターの名前としてリサイクル。これがいいキャラ
 コンピューターなのにけっこう人間らしい感じがしたり、トニーの理解者という感じがする
 このSSではアーマー(コミック基準)だが、映画版のジャーヴィスっぽい感じで

トニー「ジャーヴィス、ヨナの物語を知ってるか?」

ジャーヴィス【ああ~・・・彼の真似はやめておいた方が・・・】

98: 2013/07/06(土) 21:03:08.44
麦野「てめえこらあブチ消す!」ドンドン!

トニー「うおあ!?ちょ、やめろ!」

フレンダ「ちょっと麦野、弁償代もらってからじゃないとだめだって!」

トニー「もう何なんだ君達は!とりあえずこれ小切手ね!じゃあ!」ヒラヒラ

 ギューン

麦野「待てこらあああ!」

絹旗「もう超ほっておけばいいのです」

滝壺「あ、小切手」キャッチ

フレンダ「ちゃんと使えるんでしょうねこれ・・・!?な・・・ななななな何この額・・・」

滝壺「・・・麦野・・・これ見て」

麦野「ああ!?0円とかだったらあの野郎見つけだして――」



フレンダ「これ、プール10個くらいは買える額だよ・・・」ガクガクブルブル

麦野「・・・今度見つけたら財布絞りとるぞ」

滝壺「おー」

100: 2013/07/06(土) 21:13:57.87
―ジャッジメント支部

御坂「ただいまーっと」

黒子「おかえりなさいませ」

初春「おかえりなさい」

佐天「おかえりー!」

個法「・・・ここは溜まり場じゃないんですけど?」

スパイディ「まあまあ個法。トニーとのデートはどうだった?」

個法「勝手に飛んでったわ!何なのあの人!」

スパイディ「脈なしと見たか・・・」

黒子「スパイダーマンさんはずいぶん買い漁ったご様子で」

御坂「そうなのよ。科学用品をあれやこれやと買いまくり。びっくりしちゃった」

ミサカ「びっクリプトン。と、ミサカはスーパーマンみたいに驚きを表現します」

佐天「なんですかそれ・・・(ちょっといいかも)」

初春「インパクトのある単語ですね」

スパイディ「そんなことよりさ!これで新しい特性をもったウェブとかできるかもしれないよ!」

黒子「そんなに簡単にできるもんなんですの?」

スパイディ「このピーター・パーカーをなめないでくれ!ノーベル賞もひっくり返るぞ!」

佐天「もう本名隠す気ゼロですね」

ミサカ「さっきも普通にパーカーと名乗ってました。と、ミサカは思い出を振り返ります」

101: 2013/07/06(土) 21:23:40.78
トニー「ふう、やっと一息つけるよ」

初春「あ、トニーさん帰ってきた」

個法「ちょっとスタークさん!いきなり私を置いてどっか行くなんてどういうことですか!」

トニー「おこるなよミス・コノリ。美人が台無しだぞ」

個法「もうその手はくいません!」

スパイディ「はあ・・・トニー、こっちの世界に来てナンパがしたかったのかよ。科学技術を見たかったんじゃないの?」

トニー「ああ、もう一通りみたからね。あとは女性とディナーができれば目標達成だよ」

佐天「こいつあひでえや」

御坂「ったく・・・スパイディ関連の人ってロクな連中がいないわね。悪魔博士とかいう変なのとか」

初春「でもローガンさんはすごくかっこいいしいい人でしたよ」

黒子「初春はすっかりローガンさんのファンですわね」

初春「ふええ!?」

佐天「初春に初めての春が!?・・・これがホントの初 春」

初春「そういうんじゃないんですったら!」

御坂「そういえば、ウルヴァリンはこっちに来てないのね」

スパイディ「彼ならもうすぐ日本に来るけどね」

御坂「え?そうなの?」

スパイディ「まあそれは置いといて、トニー以外にもこっちに来るかもしれないよ」

佐天「え?どういうことです?」



スパイディ「いろんな人にこの学園都市の話をしたからね。興味ある人はくるかもよ」

御坂「ええー!?また変なのがいっぱい来るの!?」

トニー「ひどい言われようだ」

103: 2013/07/06(土) 21:26:06.96
>>101

もうすぐ日本に来る~:今夏、ウルヴァリンを主役にした映画作品『ウルヴァリン・SAMURAI』が公開される。
 日本を舞台にした映画で、キャストも日本人が多い。ウルヴァリンにとって日本はなじみのある場所である
 また、映画冒頭にあるパラマウントのロゴが富士山になるんだとか。世界遺産効果か

105: 2013/07/06(土) 21:31:16.91
 ―――――

マグニートー「・・・素晴らしい・・・なんということだ・・・」

 ワイワイガヤガヤ

マグニートー「ミュータントが・・・平和に・・・サピエンと並んで街を歩いている・・・」

 ワイワイガヤガヤ

プロフェッサーX「・・・ああ・・・これこそが、私達が求めていた世界だ・・・」

 ワイワイガヤガヤ

マグニートー「・・・こんな世界が存在するなんて・・・この街の指導者と話がしたい」

 ワイワイガヤガヤ

プロフェッサーX「やめておけエリック。所詮私達は異邦者・・・この世界の人達に干渉しない方がいい」

 ワイワイガヤガヤ

マグニートー「・・・そうだな・・・私達の世界も、この街のように変えてみせる!」

 ―――――

108: 2013/07/06(土) 21:42:22.01
>>105

マグニートー:X-MENのヴィランとして有名な磁界王。磁気を操作する能力を持つミュータント。本名エリック・マグナス
 弾圧されるミュータント達を救うべく、人類を支配してミュータントの世界を作ろうとする。が、現在はそうでもない
 プロフェッサーXとは昔出会って以来意気投合。ミュータントの未来について語り合う親友となる。
 しかし、方向性の違いから決別。マグニは悪のミュータント集団『ブラザーフッド』を結成することとなる
 かなりの人気キャラで、あらゆるコミック作品のヴィラン人気投票でダースベイダーらを抜いて1位になったとか

プロフェッサーX:X-MENの指導者にして世界最強のテレパス。車椅子のハゲ。本名チャールズ・エグゼビア
 他人の思考を見ることからテレパシーで会話、さらには記憶を改変したり洗脳したりと幅広い能力をもつチートキャラ
 時には車を持ち上げたりなどのサイコキネシスや、他人を支配したりともうテレパシーってレベルじゃないことも
 が、人としてはけっこうダメな部分があり、浮気したり移り変わりが激しく、さらには教え子であるジーンにも惚れる
 他にも『自分のせいでX-MENの新メンバーが全滅したことを知ってる人物から記憶を全部消して証拠隠滅』とかしてる
 そのせいで一番の教え子だったサイクロップスに『もうあんたとは一緒にいられない』と決別されている

サピエン:人間のこと

109: 2013/07/06(土) 21:46:04.97
 ―――――

タスクマスター「さあさあ御立ち合い!無能力者の諸君!能力がほしくてたまらないって気持ち、あるよね~?」

タスクマスター「だけども大丈夫!安心するのである!吾輩が君達を能力者以上に強くしてさしあげよう!」

タスクマスター「もしかすると能力者以上にすごい超人になっちゃうかもしれないのであるぞ?」

タスクマスター「さあ!今すぐ『タスクマスターの超人育成教室』へ入会するのである!」

タスクマスター「今なら入会料金は2割引きなのである!お早目にしないと、サービスが終わっちゃうぞ~?」

 ワーワー!ニュウカイシマスー!



佐天「・・・」グググ

初春「佐天さんだめですってー!怪しすぎますってー!」

 ―――――

111: 2013/07/06(土) 21:58:58.51
>>109

タスクマスター:主にアベンジャーズのヴィランとして登場するキャラ。超能力者ではなく普通の人間である
 ドクロ顔に白いマント、剣、盾、銃器を装備。ドクロ顔はホログラム(マスクということも)
 見た動きを完全に再現できる『写真的反射(フォトグラフィックリフレクシズ)』という特技(才能)を持つ
 弓術の達人の弓術、棒術の達人の棒術、剣術の達人の剣術、キャプテンアメリカの体術など多くを覚えている
 銃器の扱いも達人級で、人間でありながらかなりの実力をもつ。MARVEL最強レベルの技巧派
 金のために動く性格で、ギャラが高ければ悪人にもヒーローにもなる。ヴィランとしては大物から一目おかれている
 また、他人に技術を教えて教育することにも長けており、普通の人間を超人レベルに鍛えられる。
 むしろこれが天職と気付き、訓練所で指導官として活動してたりする

 長らく原書にしか(ほぼ?)登場しないマイナーキャラだったが、格ゲーのマブカプ3に参戦して知名度を上げた
 が、なぜかセリフが「~である」口調。まあつかみとしてはいいのかも

112: 2013/07/06(土) 22:10:09.90
 ―――――

ソー「我はアズガルドの王、オーディンの息子!ソー!」バリバリガシャーン!

禁書目録「とーま!とーま!神が!神さまがあ!」

上条「あれが神様?あんなマッチョさんなのか?」

ソー「マイティ・パネェし!」マイティー!

禁書「シスターとして神さまに仕えます!」

上条「・・・ビリビリってレベルじゃねーな・・・」

ソー「この世界に神の祝福があらんことを!」マイティーキタク!

禁書「ああ!神さま!?どこへ行かれるのですかー!?」

上条「元の世界に帰ってったんだろ」

 ―――――

115: 2013/07/06(土) 22:20:35.70
>>112

ソー:正真正銘の神で、北欧神話の雷神、トールの英語読み。魔法のハンマー、ムジョル二アを持つ最強のヒーロー
 雷や天候を操れる上、ムジョル二アによる時空、次元移動も可能。体力は無限でパワーはハルク並
 ムジョル二アは高潔な精神の持ち主でないと持ち上げることができない。ソー以外にできるのはキャップなど少数
 当初、ブロンドの男がヒーローなんておかしいと思われたものの、『神』というすさまじいキャラクターで人気になる
 ソーの物語は神話などが多く、インパクトのあるダイナミックでスケールのあるストーリーが人気となった

 ちなみに『マイティ』とはすごい、とか強い、とかの意味らしい。鉄腕アトムの鉄腕みたいな感じ
 マジの神だから禁書目録もこういうリアクションするかも・・・違うかな?

マイティ・パネェし!:マブカプ3のソーの技『マイティ・パニッシュ』の空耳の一つ

116: 2013/07/06(土) 23:18:51.34
 ―――――

婚后「最近、この辺りで妙な方々が現れるらしいですわね」

湾内「婚后さんも聞きました?その噂」

婚后「学園都市の品格を下げるような連中は勘弁してほしいですわね」

泡浮「大丈夫ですよ。スパイダーマンさんの世界の方々らしいですから、きっとすごい方達ですわ」

婚后「そもそもわたくし、あのスパイダーマンとかいう方も気にいらないんですわ」

湾内「あれ?この前スパイダーマンさんを見て歓声を上げてませんでしたか?」

婚后「!」ギク

泡浮「そうそう、『キャー!スパイダーマンさーん!』とおっしゃってたかと・・・」

婚后「も、もうお二人とも!そんなこと今すぐ忘れてください!」アセアセ

湾内「ふふふっ、そうはいきませんわ」

泡浮「婚后さんかわいらしいですわ~」





デッドプール「ホントホント!婚后さんかわいすぎマジ俺ちゃんの嫁☆!かわいすぎだぞ反則じゃねえ!?」



婚后「」

湾内「」

泡浮「」

デッドプール「なんかがんばってる感とかおちゃめなとことかさ、すっげえかわいいよね!やべえ!マジやべえ!」

デッドプール「あ、もちろん湾内ちゃんと泡浮ちゃんもかわいいよ!結婚して!デートして!ミソスープ作って!」

デッドプール「つか婚后さんの出番もっと増やせや公式ィ!三下か!とある富豪の噴射嬢様とかのタイトルでよォ!」



 ドワオ!

婚后「・・・大丈夫です。私の能力で足元を噴射口にして吹き飛ばしましたわ」

湾内「・・・ありがとうございます。私、ものすごく怖かったですわ・・・」

泡浮「・・・背筋が凍りましたわ・・・何かとてつもない危険を感じました」



  ☆

 ―――――

117: 2013/07/06(土) 23:55:04.62
>>116

デッドプール:メタ発言連発のMARVELの人気キャラ。不氏身の回復能力ヒーリングファクターをもつ無敵の存在
 元は肺がんの治療のために軍の実験に参加したが、副作用で全身が焼けただれてしまい、精神に異常をきたしてしまう
 そして、『第四の壁破壊』というタブーをこなす。コミックのキャラは、コミックの中の世界を『現実』ととらえるが
 デップーは自分がコミックのキャラだと知っており、読者のことも見えている。
 例えば、演劇などで役者は舞台上で物語の世界に入りこみ、背景を第一の壁、左右のソデを第二、第三の壁として、
 観客席側を第四の壁とする。舞台上の人物は客席側にも物語の世界が広がってる『てい』で演じるため客席は見えない
 しかしデップーはそれを無視して客席に語りかけるということなのだ。そのため編集部に文句を言ったりする

 また、実力も高く、銃器の扱いやカタナ、手裏剣、マーシャルアーツなどもマスターしている。ワープ装置もある
 さらに、サノスの力で完全なる不氏の身体に加え、ヒーリングファクターの再生力を持つため無敵ともいえる
 しかも問答無用で存在を消されても編集部にいちゃもんをつけて復活したりと、やりたいほうだい
 さらにさらに、なぜかモテる。しかも美人に

 タスクマスターとコンビを組んで大暴れする『DARK REIGN:DEADPOOL/THUNDER BOLT'S』は名作。原書のみだが

119: 2013/07/07(日) 01:13:53.38
 ―――――

強盗A「へへへ!有り金全部いただくぜ!さっさと金を出しやがれ!」

強盗B「で、でもよお・・・スパイダーマンが来たらどうするんだ?」

強盗A「大丈夫だってーの。こんなとこにスパイダーマンが――」



 「待てーっ!」

強盗A「!?」

強盗B「げえっ!?マジでスパイダーマン!?」




スパイダーマッ!「犬笛にむせび泣く男!スパイダーマッ!」ポーズキメキメッ

     \デーデデーン、デッデデーン/



強盗A「」

強盗B「」

スパイダーマッ!「スパイダーストリングス!」ビューン

強盗A「」

強盗B「」




 「おい聞いたか?スパイディのクローンがいるんだって」

 「マジかよ。スパイダーマンが何人もいるのか?」

 「しかもなんか熱いかんじらしいぜ」

 「かっけー!」

 「スパイディが二人もいれば無敵だな!」

 ―――――

120: 2013/07/07(日) 01:27:28.86
>>119

スパイダーマッ!:1978年から1979年まで放送された、東映が制作した日本版スパイダーマン。
 東映とMARVELが互いに3年間作品をフリーに使える契約を結び、独自の設定などで制作された伝説の作品である
 内容も東映らしく、逆にスパイディらしくないもので、巨大ロボ、レオパルドンに乗って〆る。次峰超人ではない
 スパイディの生みの親であるスタン・リーも大絶賛の作品で、MARVELの公式サイトで配信されていた
 が、スパイディファンには東映版を好まない人もいるため、あまり多用はしない方がいいと思われる。
 >>1は普通。どっちともいえないけど、きらう人もいそうなので控え気味

 また、MARVEL側は勇者ライディーンなどをコミック化していた。X-MENがゴジラと戦ったりしている

129: 2013/07/07(日) 20:01:47.75
 ・・・・・・

初春「――と、こんな感じで毎日のように、スパイダーマンさんの世界の人が来ています」

初春「ほとんどの人は観光に来てすぐに帰っちゃうんですけど、中にはしばらくこっちにいる人もいるそうです」

初春「なんだか特別教室を開いてなんか指導してるらしいですけど・・・」

初春「スパイダーマンさんのクローンの話もちらほら聞くんですが、本人はクローンじゃないって否定してます」

初春「『巨大ロボはかっこいいけど、ナシだな』って言ってましたが・・・面識があるそうでびっくりです」

初春「あと、向こうの世界の人がこっちの事件を解決したり、色々とすごいことになったり」

初春「でも結局こっちに居座ってるのはスパイダーマンさんくらいなんですけどね」

初春「そして、今日はまたトニーさんが来るそうです!」

 ・・・・・・

130: 2013/07/07(日) 20:25:46.79
―ジャッジメント支部

スパイディ「やっふぇーい!皆!Having fun yet!?(楽しんでる!?)」

黒子「おや、ずいぶんご機嫌ですわねスパイダーマンさん」

固法「だからここはそんなちょくちょく来るとこじゃないんですけど!」

初春「だって佐天さん」

佐天「ええ~?初春は私がいるのやなの~?」

初春「・・・うーん。そんなことな――」

佐天「即答してよ!間空けてからだと不安になるじゃん!」

スパイディ「まあまあそんなことよりさ!見てよこれ!新しいウェブか完成したんだよ!」ジャジャーン

黒子「あらま、ホントに作れたんですの?すごいですわね」

スパイディ「だしょ?だしょ?見る?気になる?どんなのか見せましょうか?」



黒子「今忙しいので」

初春「別にいいです」

佐天「まあいいや」

固法「書類まとめよっと」

スパイディ「うそです!見てください!僕のがんばりをほめて!」ウアーン!



佐天(どっちが年上なんだか)

131: 2013/07/07(日) 20:38:14.26
スパイディ「まずはこれ!今までのウェブは電気を通さないものだったけど、電導の特性を持つんだ」

スパイディ「これなら御坂との連携の幅も大きく増えるってもんだ!」

初春「御坂さんとのコンビプレーを考慮したものですかー」

スパイディ「そんで今度はこれ!形状記憶の特性をもつウェブ!これは形を保った状態で、硬度は鉄以上さ!」

佐天「へえ~、どういうことですか?」

スパイディ「たとえばこうやって指先でちょちょいっと爪みたいな形にしれば」TWHIP!TWHIP!

スパイディ「ローガンの真似~!ウルヴァリンだぞー!うがー!」

黒子「3本の爪をウェブで作ったんですのね。ローガンさんとおそろい」

佐天「初春が思い出して切なくなっちゃうからやめておくべきじゃないの?」

初春「だからそんなんじゃないですって!」

スパイディ「最後はこれ!金属を溶かす酸性の特別ウェブ!これならセンチネルがまた来ても大丈夫だぜ!」

黒子「またセンチネルが来ることがないようにしてくださいまし」

佐天「でも・・・それってやばくないですか?すごく危険な感じが・・・」

スパイディ「大丈夫大丈夫。人体に影響はないんだ。金属だけを溶かすすげえ発明!」

初春「へえ~」

固法(・・・ジャッジメントとして取り締まるべきなのかしら?)



スパイディ「これらと普通のウェブ、それぞれを切り替えて使うのさ!じゃあ早速パトロールいってくんね!」

 スタタタ

黒子「・・・お忙しい方ですわね」

133: 2013/07/07(日) 21:08:58.64
スパイディ「oh~ waoh oh waoh waoh waoh~♪ oh waoh waoh waoh♪ oh~♪」TWHIP!

 ビューン

スパイディ「おや、センスに反応!さっそく新ウェブのお披露目だ!」



男「や、やめろ!う・・・撃つな!」

強盗「へへっ・・・だまらねえと肩を撃つぞ!」

 TWHAP!

強盗「!?・・・なっ、なんだあ!?銃が・・・とけたあ!?」

スパイディ「メルトウェブの試用展示会へようこそ!どう?手は熱くもなんともないでしょ?」

強盗「!?スパイディ!」

スパイディ「普通のウェブに切り替えてっと、じゃあ血が頭に上るまでにアンチスキルにおろしてもらえたらいいね」

 TWHAP!

男「・・・糸で逆さにつるした・・・」

スパイディ「じゃあねモブさん!僕が必要ならいつでも呼んで!聞こえたら来るからね!」TWHIP!

 ビューン

134: 2013/07/07(日) 21:12:19.01
>>133

oh~ waoh♪~:アメコミじゃないが、『FUN』というバンドの『SOME NIGHTS』という曲。本場で大ヒットした
 歌詞が違うかもしれませんのでご注意

135: 2013/07/07(日) 21:22:47.33
スパイディ「おやおや?今度はなんだ?」チャクチ

作業員「ああ、なんてこった!・・・スパイディ?」

スパイディ「どうしたんだい?ジャイアンツが9回裏で逆転でも喫した?」

作業員「いやあ、この電力供給の機械が壊れちまったみたいでな・・・作業が進まないんだ」

スパイディ「へえ、ここで壊れてて、電流が流れないんだな・・・僕にお任せ!」

作業員「え?あんたなんとかできるってのかい?」

スパイディ「電導ウェブに切り替えてっと・・・そら」TWHIP!

 ビリビリビリ

作業員「びっくりフジツボ!電気が流れてらあ!」

スパイディ「うっしゃ!成功!そんじゃあ今度からは御坂を呼んでね!」TWHIP!

 ビューン

作業員「ありがとなあスパイディ!」

136: 2013/07/07(日) 21:28:47.38
スパイディ「ただいま公園上空をスイング中。異常は見当たりませ・・・ん?」

子供A「う~・・・あっつい~・・・」

子供B「帽子もってくるんだったなあ~・・・」



スパイディ「どうしたんだい子供達。こんな日に公園で炎天下の下で、日サロ代節約してんの?」チャクチ

子供A「あ、スパイダーマン」

子供B「あつくてたまんないんだよ~・・・さっきまで遊んでたんだけどね・・・」

スパイディ「ほうほう、ならこのウェブの出番だぜ」

 TWHAP!TWHAP!TWHAP!

スパイディ「ほうら、特性ウェブパラソルのできあがりだ」

子供A「うあー!すっげえー!」

子供B「糸で傘を作ったんだー!」

スパイディ「これを地面に立ててっと・・・これで日陰ができたね!じゃあの!」TWHIP!

 ビューン

子供A&子供B『ありがとうスパイダーマンー!』

138: 2013/07/07(日) 21:44:55.69
 ・・・・・・

御坂「いやあ~買えた買えた~」ホッコリ

ミサカ「急いで書店へ行くというから何かと思ったらまたゲコ太グッズですか。と、ミサカはため息をつきます」フーッ

御坂「な、何おう!?いいじゃないの別に!」

ミサカ「この年で買うのは周囲の目が気になるが二人ならまだ・・・という魂胆が見え見えです。と、ミサカは推理します」

御坂「いいじゃないの!妹なら姉の趣味も理解しなさいよ!」



トニー「まったくだ。姉妹というものは大事なものだからな」

御坂「!?アイアンマン!?」

ミサカ「アーマーを来ていきなり現れるとびっくりします。と、ミサカは無表情で驚きます」

トニー「また来たんだが、君達が何やらもめていたみたいだったからね。どうしたんだい?」

御坂「へ?・・・いや、なんでも・・・」

トニー「・・・アーマー、御坂が持ってる袋の中身は何だ?」

アーマー【スキャン完了。『ゲコ太公式ファンブック、税込2980円』です】

御坂「んな!?」

トニー「ゲコ太?・・・なんだそれは」

アーマー【この世界における、子供を対象としたマスコットキャラクターのことです】

御坂「だあああ!ばらすんじゃないわよ!つか勝手に調べるな!」

トニー「・・・まあ、趣味は人それぞれだし・・・とやかくは言わないさ・・・うん」

御坂「何か言いたそうにしてるじゃない!もう!」

ミサカ「スタークさんの気持ちは痛いほど伝わります。と、ミサカは反応に困るスタークさんを助けます」

御坂「もー!」

139: 2013/07/07(日) 22:39:18.37
スパイディ「いやー新ウェブもちゃんと使えて今日は調子がいいなあー。色々できるぞー」



打止「あ!ウェブヘッドー!ってミサカはミサカは声をかけたり!」

一通「・・・あァ?またか」

スパイディ「やあ子御坂、アクセ!元気してる?」チャクチ

打止「なんだかゴキゲンだね!ってミサカはミサカは調子を見透かしたり」

スパイディ「あ、わかっちゃう?やっぱり?いやあ新しいウェブがいい感じでね~」

打止「新しい糸?すごーい!ってミサカはミサカは称賛したり」

スパイディ「えへへー。もっと褒めて~」

打止「えらいえらい!ってミサカはミサカはウェブヘッドの頭をなでたり」

スパイディ「へへへ、サンキューね!」

一通「・・・うぜェ」



スパイディ「あっれ~?アクシーは嫉妬さんですか~?」

一通「ンなンじゃねェっつうの」

スパイディ「子御坂、アクシーもなでてほしいんだって」

打止「大丈夫、あなたはいつもみたいに帰ってからなでてあげるから!ってミサカはミサカは習慣を暴露したり」

一通「はァ!?」

スパイディ「あらあら、オアツイことですわね~」

一通「何言ってンだ!ンなことやってねェだろ!」

打止「冗談だよ。ってミサカはミサカはからかったり」ケラケラ

スパイディ「いいねえやるねえ子御坂」ケラケラ

一通「てめェらァ!」

スパイディ「わー!おこったー!」

打止「にげろー!ってミサカはミサカはウェブヘッドと走りだすー!」

一通「まてこらァー!」

142: 2013/07/08(月) 00:02:09.40
御坂「別にいーじゃない!子供向けとはいってもちゃんとファンはたくさんいるんだから!」

トニー「だから何も言ってないじゃないか。そうムキになると逆効果だよ」

ミサカ「お姉さまのクローンながら、その趣味まで同一でなくてホッとしました。と、ミサカは胸をなでおろします」

御坂「むきー!」



スパイディ「たすけてー!セ口リが追ってくるー!」

打止「きゃー!さらわれるー!ってミサカはミサカはノリにのるー!」

一通「変なこと言ってンじゃねェー!」



御坂「あ、打ち止めに一方通行とスパイディ」

ミサカ「なんだか楽しそうです。と、ミサカはほほえましくなります」

トニー「にぎやかなことだ」

打止「あ!おねえさま!」

スパイディ「トニーも!」

一通「てめェらァ!」

打止「あー、つかまったー」

スパイディ「ひえー」

一通「マジでなめてンのかこらァ!」

御坂「ふふ、楽しそうね」

ミサカ「親子なのか兄妹なのか難しいところです。と、ミサカは判断に困ります」



スパイディ「平和だー。学園都市は楽しいなー」

143: 2013/07/08(月) 00:27:16.21
     VVVOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!



スパイディ「!?」

御坂「!?」



一通「・・・あン?・・・なんだァ?・・・」

打止「なんか・・・ものすごい音がしたってミサカはミサカは不安になる」

ミサカ「何かが降り立ったかのようです。と、ミサカは衝撃音から推測します・・・」

ト二ー「アーマー、今のは?」

アーマー【分析中・・・・・・警戒してください】

ト二ー「!?」





 「科学の街、学園都市。すでにこの街のコントロールは手中にある。抵抗は無意味だ。降伏しろ」

トニー「や・・・奴は・・・」

スパイディ「・・・なんてこった・・・」





     ウルトロン「I'M ULTRON!!!(我はウルトロン!!!)」

146: 2013/07/08(月) 00:51:11.70
>>143

ウルトロン:アベンジャーズの最大の敵の一人。何度も何度も地球を滅ぼす手前まできているスーパーヴィラン。
 全身が世界で最も硬いアダマンチウムでできている。さらに全身をイオンエネルギーなどに変換したりもできる
 洗脳にも長けており、『もし自分が破壊されても修理するように』と、前もって誰かを洗脳していたりする
 破壊されても倒しても何度も何度も復活し、その度にパワーアップしているため、かなりの強敵となっている
 しかも自己再生、自己進化も備えているデビルガンダムっぷり。単体でアベンジャーズと互角以上の戦闘力である

 元はハンク・ピムが作ったアンドロイドだったが悪の心が芽生えて敵対することになる。やっぱピムはアレだ
 だが、そんなピムの脳波パターンから作られているからなのか、ウルトロンもドジっ子な部分がややある
 ウルトロンが作ったアンドロイド、『ヴィジョン』を作るも、ヴィジョンがアベンジャーズに寝返ることになる
 ヴィジョンはアベンジャーズでも優秀なヒーローになっちゃったり、ピムとウルトロンの関係の逆版となってしまった
 さらに、自分のお嫁さんロボット、『ジョカスタ』を作るも、これまたアベンジャーズに寝返っちゃう

 ちなみに、トニーもかつて洗脳され、ウルトロンを復活させてしまったことがある
 また、つい最近『エイジ・オブ・ウルトロン』というイベントがあり、地球はウルトロンの手で壊滅させられている

163: 2013/07/08(月) 15:39:58.23
御坂「ウルトロン?・・・」

スパイディ「アクセ!子御坂をつれて早くここから離れて!」

一通「あァ?ンでだよ」

スパイディ「いいから早く!」

トニー「アーマー、戦闘モード」

アーマー【了解】キュイーン

御坂「何!?何なの!?」



アイアンマン「リパルサー出力最大!」

 FSSSHAAAAAAAAZZZZZZMMMMM!!!

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!



御坂「!?アイアンマンの手からビームが!」

ミサカ「すさまじい威力です。と、ミサカは爆風を見ながら実況します」

164: 2013/07/08(月) 15:52:30.63
アイアンマン「アーマー、アンチスキルに連絡しろ。この周囲一帯を封鎖するように」

アーマー【アクセス中・・・】

御坂「ちょっと!スパイディ、これどういう状況なの!?」

スパイディ「簡単にいうよ・・・奴は世界で最も頑丈なロボットで、最も強くて、最もヤバイ機械だ」

一通「機械だァ?ンなもンどーってことねェだろォ」

スパイディ「いいや、誇張なしで言うけど、ウルトロンはマジでやばい。学園都市だけじゃなくこっちの世界すら・・・」

御坂「そんなになの?・・・」

アイアンマン「御坂達は避難してくれ。こいつは我々の世界の敵だ。それに、君達では歯がたたないだろう」

一通「あァ?なめてンのかこらァ」

スパイディ「トニー、君は知らないだろうけど、御坂達は君が思ってる以上に強いよ。力になれると思う」

アイアンマン「しかし・・・」

スパイディ「もちろん、無関係の御坂達を巻き込むのはいやだし、危ないとも思う。けど、必ず力になる!」

御坂「そうよ・・・前のセンチネルよりやばそうな気がするけど、この街を支配しようってんなら戦うわ!」

一通「・・・めんどくせェ」

アイアンマン「・・・そうか。ありがとう。だが街の人々は守らねばならない」

アイアンマン「アーマー、周囲をフォースフィールドで包囲しろ。周囲に影響がでないように――」



ウルトロン「その必要はないぞアイアンマン」

アイアンマン「!」

御坂「・・・さっきのビームをくらったはずなのに・・・」

ミサカ「全くの無傷です。と、ミサカは分析します」

ウルトロン「この街のことはすでに調べつくしてある。計画も練ってな」

165: 2013/07/08(月) 16:26:41.69
アイアンマン「エネルギーフィールドを張って防いだか・・・」

ウルトロン「我々の世界とこの世界間に何度もワームホールが確認されていた。FFのリード・リチャーズの機械でな」

ウルトロン「多くの人影がそのワームホールを通じてこちらに行くことから、この世界には何かがあると推測」

ウルトロン「私は重力レンズをコントロールしてアインシュタインゲートブリッジを作りだし、この世界を観測した」

ウルトロン「ここ学園都市は科学技術のレベルが高く、かつ広範囲でその技術が研究、開発されていることを知った」

ウルトロン「その学園都市の全てを支配下にし、私自身をさらなる強化することに役立つと判断した」

ウルトロン「また、学園都市には多くの能力者、ミューテートを確認。それらを研究することで新たな性能を得られる」

御坂「!」

一通「なンだと」

スパイディ「能力者を捕まえ、研究することで自身のさらなるバージョンアップにつながるということか」

ウルトロン「さらに、魔法に関する何らかのデータも観測した」

御坂「っ!」

ウルトロン「私の最大の弱点である魔法を、この学園都市の全機能を使うことで解明し、完全なるウルトロンとなる」

ミサカ「科学で魔術は解明できないと思います。と、ミサカは訂正させます」

ウルトロン「できる。このウルトロンならばな」

打止「能力者を捕まえるなんてだめ!ってミサカはミサカはやめさせる!」

ウルトロン「私のバージョンアップに必要なのだ。抵抗さえしなければ傷つけはしない。が、抵抗するなら実力行使だ」

スパイディ「君一人でやろうってのかい?クローンをつれてきたなら困るけどさ」

ウルトロン「すでに我が配下となるアンドロイド軍団を用意してある。こちらの世界に送りこみ、能力者をとらえる」

御坂「そんな・・・」



アイアンマン「そんなことはさせんぞ!この街の人達に手を出させはせん!」

ウルトロン「させん?私は単純な悪役ではない。なぜ邪魔されるかもしれないのにこのような話をすると?」

アイアンマン「!?・・・」





ウルトロン「35秒前に実行したよ」

166: 2013/07/08(月) 16:30:44.76
>>165

35秒前に~:アメコミ史上最大の名作の一つ、『ウォッチメン』の名セリフの一つ。ホントは『35分前』
 詳しくは原作か映画を参照

167: 2013/07/08(月) 16:49:46.58
 ―――――

麦野「なんだこいつは・・・」

フレンダ「ロボット?学園都市の新しいなんかな訳?」

アンドロイド【能力者補足。捕獲スル】グアッ

滝壺「!」

 ドオ!



アンドロイド【――行動―不能―】

滝壺「ありがとう麦野」

麦野「ああ。しっかしなんだこいつは。いきなり現れて襲いかかってくるなんて・・・」

フレンダ「麦野の能力でぶちのめされちゃった・・・」

絹旗「・・・警戒してください。まだ超たくさんいます」

麦野「へ?」



アンドロイド【能力者補足。捕獲スル】

アンドロイド【能力者補足】

アンドロイド【能力者補足】



フレンダ「あ・・・あわわ・・・」

麦野「なんなんだこいつら!」

 ―――――

168: 2013/07/08(月) 16:56:24.27
 ―――――

婚后「なんですの!」ドオ!

アンドロイド【―ッ――ガガ――】

湾内「大丈夫ですか婚后さん!」

婚后「ええ、それよりお二人ともできるだけ固まってください!」

泡浮「変なロボットさんが大勢・・・これは・・・」

婚后「私の能力で蹴散らしますが・・・数も多いし、簡単には倒せないようですわ」

アンドロイド【補足】

アンドロイド【補足】

湾内「この水筒の水で!」ビュオ!

アンドロイド【―ッ―】

湾内「っく・・・やはりあまり効果はありませんわ・・・」

泡浮「ではこの自販機を持ち上げて!(ああ、自販機さんごめんなさい)」グアッ

 ドズーン!

アンドロイド【――・・・ガ―】

湾内「流石ですわ泡浮さん!」

アンドロイド【捕獲】グアッ

泡浮「!」

婚后「させませんわ!」

 ドオ!

アンドロイド【―ガガ―――・・・】



泡浮「婚后さん・・・ありがとうございます」

婚后「わたくしの友人に手出しはさせませんわ!」

 ―――――

169: 2013/07/08(月) 17:02:40.65
 ―――――

黒子「っく!」ヒュン

アンドロイド【目標喪失・・・】

黒子「こちらですわ!」ガン!

アンドロイド【―ッ―】

初春「白井さん!ロボットにドロップキックはあまり意味がないですよ!」

黒子「っくー、足が・・・」シビレ

佐天「なんなのよこれ~!固法さんもどっか行っちゃうし!」

初春「市民の救護へ向かったんですよ。私達も救護が必要ですが・・・」

黒子「これでどうでしょう!?」ヒュン

アンドロイド【―?―】

 ガシャン



佐天「さかさまにして地面に叩きつけた!」

黒子「ふーッ・・・私達はお姉さまを探しましょう!」

初春「・・・あー・・・白井さん・・・それも難しそうですよ」

アンドロイド【能力者補足】

アンドロイド【補足】

黒子「Uh-oh」

 ―――――

170: 2013/07/08(月) 17:11:45.89
スパイディ「!街中にスパイダーセンスが!」

御坂「それって街中に危険があるってこと!?」

ウルトロン「すでにこちらの世界に我が配下のアンドロイドを無数に送り込んだ。抵抗は無意味だ」

アイアンマン「それはどうかな。君を倒せば全て解決。そうだろ?」

ウルトロン「それは不可能だ」

アイアンマン「どうかな!」

 SSSPACOOOOOOOOOOOOOMMM!



ミサカ「ものすごい勢いでアイアンマンがウルトロンに突撃しました。と、ミサカは実況します」

スパイディ「うっひょー」

御坂「・・・!・・・あれ・・・」



アイアンマン「AAAAARRRRRGGGHHHHHHHHH!」バリバリバリ

御坂「アイアンマンの様子が!?」

 ZOOOM・・・

打止「倒れちゃった・・・」

ウルトロン「アイアンマンのエネルギーは全て吸収した。貴様らの勝率は0パーセントだ」

御坂「!・・・」

スパイディ「御坂、もしかして同じこと考えてる?」

御坂「・・・そうね・・・」



スパイディ&御坂『チームアップ!』

171: 2013/07/08(月) 17:17:22.63
ウルトロン「・・・超電磁砲。出力は未知数か・・・」

御坂「機械が相手なら私の独壇場よ!」

 バリバリバリ!

スパイディ「ついでにくらえ!電導ウェブだ!電気の流れもいいぞ!」TWHAP!TWHAP!

 バリバリバリバリバリ!

ミサカ「すごい威力です。と、ミサカはお姉さまの電力をたたえます」

一通「おいガキ、離れンなよ」

打止「うん・・・ってミサカはミサカは不安になる」



御坂「どうよ!」

スパイディ「・・・」

ウルトロン「無駄だ。私を電気程度で止められると思ったか」

スパイディ「やっぱダメか・・・」

御坂「なら!」ズゾゾ

スパイディ「!前の砂鉄の剣!」

御坂「この切れ味はどう!?」

 カインッ

御坂「!?」

ウルトロン「アダマンチウムのこの身体はどんな攻撃も無効化する」ガシッ

スパイディ「!っ御坂!」

ミサカ「お姉さまが頭をつかまれてしまいました。と、ミサカは焦ります

172: 2013/07/08(月) 17:21:44.45
御坂「っが!・・・っぐう!離しなさいっ!」

ウルトロン「超電磁砲。学園都市第3位の能力者。サンプルとしてとても貴重だ。できるだけ無傷で手に入れたい」

御坂「ふざけんじゃないわよ!」バリバリバリ

ウルトロン「無駄だ。抵抗するならば意識を喪失させるのみ」グググ・・・

御坂「があっ!あああ!」メリメリ

スパイディ「御坂っ!」

ウルトロン「邪魔をするな」

 ZZZAAAAATTT!

スパイディ「ぐあっ!ブラスト・・・ぐ・・・」

打止「お姉さまー!」

御坂「あああああ!」メリメリ



 ポンポン

ウルトロン「?」



一通「よォ」

 ズオ!

ウルトロン「!?」

173: 2013/07/08(月) 17:27:15.14
スパイディ「!・・・アクセ」

ミサカ「一方通行がウルトロンを吹き飛ばしました。と、ミサカはお姉さまの無事に安堵します」



ウルトロン「・・・一方通行・・・学園都市第1位の能力者・・・ベクトルを操作する能力」

一通「詳しィじゃねェか。てめェみてェな機械風情がこの街で肩で風切って歩くのは早ェンだよ」ドン

 バオ!

ウルトロン「ッ!・・・想定以上の威力だ・・・だが、その程度か」

一通「あァ!?ンだとおィ!」ドン!

 バウ!

一通「!?」



ウルトロン「学習した。今度はこちらだ」

 グオ!

スパイディ「!アクセ!あぶない!」

一通「はっ、パンチだァ?ンなもン俺に――」

 ゴッ

一通「!?っ!・・・がはっ!」



ウルトロン「ベクトル操作をさらに操作させて、向きを上書きすれば問題ない」

174: 2013/07/08(月) 17:31:32.87
御坂「はあっ・・・はあっ・・・一方通行!」

一通「・・・このやろォ・・・やりやがったな!」ドン

ウルトロン「無意味だ。フォースフィールドで無効化した」

一通「だったらこれはどうだァ!」ズオ!

 ドアオ!

ウルトロン「!?」



スパイディ「わーお・・・アクシーのやつ、あんな威力まで出せるのか・・・」

ウルトロン「っぐ・・・想定していた威力をはるかに上回る出力だ・・・」

御坂「一方通行!どいて!」

一通「あン?」

スパイディ「!コイン!レーザーブラストか!」

御坂「ぶっ散れ!」

 ドオ!



ウルトロン「無意――」

 GGGRRRAAAAAGOOOOOOOOMMM!

ウルトロン「!?!?っ!」



スパイディ「・・・前より威力あがってる・・・」

175: 2013/07/08(月) 17:37:58.78
ウルトロン「っ・・・想定した威力の800パーセントの威力・・・これは・・・」グググ

一通「ほォ・・・てめェ強くなってンな」

御坂「そうよ。私だって成長するんだから」



アイアンマン「ぐう・・・アーマー・・・動けるか?」

アーマー【現在エネルギーの60パーセントまでの充電が完了しています。行動は可能です】

アイアンマン「なら、行くぞ。私もアベンジャーだ。子供たちに任せてられるものか!」

 ウィーン

スパイディ「!トニー、動けるの?」

アイアンマン「ああ、何とかな・・・それより、君の言った通り、あの子達はすごいな」

スパイディ「でしょ?」

アイアンマン「だが、ウルトロンは我々が原因だ。我々が見ているだけではだめだな」

スパイディ「ああ、メルトウェブに切り替えっと・・・」

アイアンマン「いくぞ!」BBBEEEEEE!

御坂「!アイアンマンのビーム!」

ウルトロン「・・・無駄だ。貴様のブラストは吸収する」キュウウウン

アイアンマン「っく!」

スパイディ「くらえ金属ならとけるはずだ!」

 THWAP!THWAP!THWAP!

ウルトロン「無駄だ。このウルトロンにそんなものは通じぬ!」BAKOOOOOMMM!

スパイディ「ARGH!」

御坂「スパイディ!」

176: 2013/07/08(月) 17:45:01.79
スパイディ「うう・・・メルトウェブは通じないっと・・・メモしとこう」

アイアンマン「くらえ!」

 SSSPACOOOOOMMM!

ウルトロン「貴様のパンチなどで、このアダマンチウムの装甲が壊せるものか!」

 BAKOOOOOOOMMM!

アイアンマン「っが!」

御坂「アイアンマン!


一通「ちょォーしこくンじゃねェぞこのドサンピンが!」

 ドア!

ウルトロン「っ!・・・一度学習すれば、対応レベルは上がる」

一通「っち」

ウルトロン「貴様の能力は興味深い。丁重に扱おう」

 DOKOMMM!

一通「っぐは!」

スパイディ「アクセに手ェだすンじゃねェ!形状記憶ウェブで作ったカタナだ!」

 KANG!

スパイディ「折れたあー!?」

ウルトロン「効くものか!」

 BAKOOOOMMM!

スパイディ「ぐあっ!・・・新ウェブは・・・全部通じないか・・・」

177: 2013/07/08(月) 17:53:07.83
スパイディ「だったらいつものごとく!ウェブで動けなくしてやる!」

 THWAP!THWAP!THWAP!

ウルトロン「こんなものが通用すると思うか」ビリビリ

スパイディ「っちぇ!もうやんなっちゃうよ!」

ウルトロン「ひっこんでいろ」

 FSHAAAAAZZZZZMMMMM!

スパイディ「AAAAAAAA!」



御坂「スパイディ!このおおお!」バリバリバリ!

ウルトロン「っ!約8億ボルトの電流。なるほど、人間にしてはすさまじい出力だ。やはり能力者は興味深い」

御坂「!平然と・・・」

ウルトロン「今度はこちらのブラストを受けてみろ」

御坂「っ!電磁バリアを――」

 ZZZAAAAAAAATTT!

御坂「っくう!」

ウルトロン「ほう、電撃でフィールドを・・・ならばこの出力ならどうだ」

 ZZZZZZAAAAAAAAAAATTTTTTT!

御坂「ああああああああああ!」

ミサカ「お姉さま!」




 ドサッ・・・

打止「お姉さま・・・」

ミサカ「一方通行も、アイアンマンも、スパイダーマンも・・・」

178: 2013/07/08(月) 17:58:20.90
ウルトロン「・・・抵抗は無意味だと言ったはずだ。・・・貴様らは超電磁砲のクローンだな。貴様らも捕獲の対象だ」

打止「・・・」キッ

ミサカ「ミサカ達があなたに従うと思っているのですか?と、ミサカは問います」

ウルトロン「今の光景を見てもそんな態度をとるか?貴様らのオリジナルも、第1位の能力者も、このありさまだ」

打止「・・・」

ウルトロン「今頃、学園都市中の能力者達は捕獲されているはずだ。無能力者は始末するように指示してある」

打止「!」

ウルトロン「この街はもはや完全に我がものだ。能力者は我が研究サンプルに、無能力者は全滅・・・」

ウルトロン「ヤワな世界だ・・・私の世界もこの程度なら簡単に支配できるものの・・・」

ウルトロン「超電磁砲や一方通行には驚いたものの、所詮はこの程度」

ウルトロン「我が力の前では、何の意味もならない」

ウルトロン「貴様らも、オリジナルのように叩きのめされたいか」



ミサカ「・・・あなたは間違っています。と、ミサカは訂正を求めます」

ウルトロン「・・・何?」

179: 2013/07/08(月) 18:04:49.35
ミサカ「この世界が、この街が、学園都市が、簡単に支配できると思ったら大間違いです」

ミサカ「確かにあなたの力は大きく、すさまじいものではあると思います」

ミサカ「ですが、この街の人々は、あなたが思ってるように弱い人間ではありません」

ミサカ「あなたの配下のロボットが能力者を捕獲、無能力者を始末していると言いましたが、そんなことはありません」

ミサカ「この街の人々は、あなたが思ってるほどにヤワではありません」

ミサカ「学生たちは能力と知恵を駆使してあなたのロボットを撃退しているでしょう」

ミサカ「大人達も、アンチスキルと協力して、子供たちを助けるために動いてるはずです」

ミサカ「この街には、確かに闇の部分があります。非人道的なことをする大人や、犯罪を行う人も少なくありません」



ミサカ「ですが、皆あなたの想定を上回っている」

ミサカ「たかがコンピューターの計算で、この街の人たちを完全に把握などできるはずがありません」

ミサカ「おとなも、こどもも、お姉さまも」

ミサカ「あなたの想定を超えています」

ミサカ「この街を、なめんじゃないのです!と、ミサカは自信を持って言います」

180: 2013/07/08(月) 18:20:46.99
ウルトロン「・・・クローンが・・・貴様もコンピューターから作られた身、その貴様が偉そうに何を言う」

ミサカ「・・・」

ウルトロン「我が配下が貴様らなどにやられるはずが――」

打止「だったら調べてみればいい。ってミサカはミサカは返す」

ウルトロン「!?」

打止「調べれば、わかるよ」

ウルトロン「・・・フン、ならばそうしよう。現在この街で機動しているアンドロイドは・・・・・・!?」

打止「・・・」

ウルトロン「なんだ・・・これは!?どういうことだ!?」





 ―――――

麦野「おらおらおらあ!その程度で私達を捕まえるだあ!?調子こいてんじゃねえぞ!」

 ドウドウドウ!

絹旗「私の窒素装甲の応用で、超重いものを超ぶつければ超倒せます」

 ドガン!

滝壺「皆さんこちらに非難してください。気をつけて」

フレンダ「はいはいこっちだよ~!って、なんで私達が避難誘導しなきゃなんない訳!?」

滝壺「麦野と絹旗がやっつけてくれる間に、私達は私達のできることをする」

フレンダ「あ~あ、これでノーギャラなんて割に合わないよ~!」

 ―――――



 ―――――

婚后「そおれっ!」ドオ!

湾内「大丈夫ですか?ケガは?」

子供「うん、大丈夫」

泡浮「婚后さんがロボットを相手にしてくれてる間に、無能力者の救護を!」

湾内「ええ、そうですわね!」

婚后「この私を婚后光子としってのろうぜきですのー!?」ドアオ!

 ―――――



 ―――――

黒子「行かせませんわ!」ヒュン! ガシャン!

初春「皆さんゆっくりあわてず慎重に避難してくださいー」

佐天「無能力者は抵抗せずに避難してくださいー」

初春「って佐天さんもですよ!」

佐天「私だってセンチネル退治に一役かったんだから、これくらいできるって!」

初春「佐天さん・・・」

黒子「早く避難を完了させてくださいましー!」

 ―――――

182: 2013/07/08(月) 19:13:31.79
ウルトロン「なんだ?・・・捕獲数・・・0?・・・ありえん・・・こんなことは・・・」



 ―――――

固法「こっちです!早く避難を!」

柳迫「ったく、ジャッジメント総出で仕事かよ!」

固法「しょうがないでしょこの状況じゃ!あんたもちゃんと仕事仕事!」

 ―――――

木山「押さないで、走らずに、おしゃべり禁止。急いで避難して」

子供達『はーい木山せんせー!』

木山「・・・なぜ遠足気分なんだ」

 ―――――

布束「ロボットにもクローンがあるのかしら?・・・」

鉄装「何ぼーっとしてるんですか!ここはアンチスキルに任せて早く避難してください!」

布束「気になる・・・」

 ―――――

アケミ「早く早く!ロボットにさらわれちゃうよ!?」

マコちん「待ってよー!そんなに走らないでー!」

むーちゃん「アンチスキルが何とかしてくれてるから今のうちだよ!」

 ―――――

絶対等速「おらっ」ガシャーン!

男子生徒A「あ・・・ありがとうございます」

男子生徒B「ロボットを押し返した・・・」

絶対等速「さっさと逃げろ。俺の気がかわらないうちによ」

不良「さんきゅー!」

絶対等速「・・・ジャッジメントでもねーのによ・・・俺」

 ―――――

食峰「もう、避難しないヤジ馬を洗脳して逃がすのはめんどいわぁ」

口囃子「女王!ロボットがきます!早く避難を!」

食峰「あんたもよぉ」ピッ

 ―――――

185: 2013/07/08(月) 19:32:45.83
打止「わかる?この街の人は、そんなにヤワじゃないんだよ。ってミサカはミサカは胸をはる」

ウルトロン「っ・・・」

ミサカ「それに、あなたの世界の方々も、この街のためにがんばってくれるはずです。と、ミサカは付け加えます」

ウルトロン「!」



 ―――――

マグニートー「貴様らなどに!この楽園を壊させるものかあ!」

女子生徒「・・・すごい・・・あの人、ロボットを無双してる・・・」

プロフェッサーX「こちらの世界の危機と聞いてすぐに来たが、エリックはかなりご立腹だ」

マグニートー「機械など相手になるかあ!」

プロフェッサーX「まあ、私もだがね!」

 バゴーン!

 ―――――

タスクマスター「さあ『タスクマスターの超人育成教育』の生徒達!今日こそ訓練の成果を見せるときである!」

訓練生達『おー!!!』

タスクマスター「周囲の人を救出しつつ、ロボットを撃破するのである!」

訓練生達『おー!!!』

タスクマスター「後でヘルプ料金清算するために顔はしっかり覚えとくのであるぞ!」

訓練生達『おー!!!』

 ―――――

ソー「マイティ・サンダー!」バリバリバリ!

不良「す・・・すげえ!」

子供「雷でロボットを倒しちゃった・・・」

女性「あ・・・あなたは一体・・・」

ソー「我こそはアルガルドの王、オーディンの息子!マイティ・ソー!」マイティー!

不良「かっけー!」

子供「かっけー!」

女性「かっこいいー!」

ソー「この街を脅かす悪は我がムジョルニアにて粉砕してくれる!」マイティガンバル!

 ―――――

189: 2013/07/08(月) 19:56:15.02
 ―――――

デッドプール「ヘイヘイヘイ!ロボ・ハザードだぜえ!BANG!BANG!BANG!」

女子A「あの変態タイツ・・・ロボットを無双してる・・・」

女子B「なんか楽しんでる?・・・」

デッドプール「カッティングターイム!LaLaLa~♪」

女子A「怖っ」

女子B「やばっ」

デッドプール「これで次のとあるシリーズの出番はいただきだぜェい!」

 ―――――

スパイダーマッ!「悪のからくりを粉砕する男、スパイダーマッ!」

   \デーデデーン、デッデデーン/

男性「あ!スパイディのクローンだ!」

スパイダーマッ!「マーベラー!」

女性「何!?あれは!?」

スパイダーマッ!「マーベラー、チェンジ・レオパルドン!」

男性「巨大ロボに変形した!?」

 ドーン

女性「数秒で終わった!」

 ―――――



打止「あなたの想定なんて、なんのアテにもならないの。ってミサカはミサカは語る」

ウルトロン「っ・・・」



 ―――――

黒子「ふうー・・・ひとまずは避難が完了しましたわね」

佐天「お疲れさん!」

初春「がんばりましたね、白井さ――」

アンドロイド【捕獲】

黒子「!初春後ろに!」

初春「!?」

佐天「危ない!」

 ZANG!



アンドロイド【――ッ――・・・】ドサッ

初春「!ロボットが・・・斬られた?」




ローガン「無事か、ウイハル」

190: 2013/07/08(月) 20:23:05.00
>>189

レオパルドン:東映版スパイダーマンが駆る巨大ロボット。マーベラーという宇宙戦艦から変形する初代巨大ロボ
 公式で『特撮史上最強ロボットと謳われている』と紹介されている最強のロボ。
 尺の都合で活躍する時間が短いため、敵を数秒で片づけることから最強と言われることとなった
 ラスボスですら無敵の活躍で楽勝という最強っぷり。ちなみに戦隊シリーズの巨大ロボの元祖であるとか

193: 2013/07/08(月) 20:50:16.23
初春「!?・・・ローガン・・・さん?」

黒子「そのお姿は?・・・以前は黄色と黒のコスチュームでしたが・・・」

佐天「ピカチュウみたいな」

ローガン「ああ、あれはできれば着たくねえんだ」

黒子「タンクトップにジーンズと、ずいぶんラフな格好ですわね。しかしそれとは逆に・・・」

佐天「なんで刀を持ってるんですか?」

ローガン「こいつあ『ムラマサブレード』。実は日本で侍の映画があるんでそれの試写会見でな。これは小道具だ」

黒子「それでロボットをぶった斬ってましたが・・・」



初春「あっ、あの!ローガンさん、また助けていただいてありがとうございます!」

ローガン「気にすんな。もっと早く来れたらな」

初春「い、いえ!そんな!」

黒子(おやおや)

佐天「これは初春さん、ホントに――」

初春「それは違いますって!!!」

ローガン「?」

195: 2013/07/08(月) 20:55:37.31
>>193

黄色と黒の~:ウルヴァリンの基本コスチュームはピカチュウみたい。本人もいやがっている。
 今回はラフなカッコで素顔で登場。実写映画版のイメージで。ヒュー・ジャックマンのハマりっぷりったらないね

ムラマサブレード:ヒーリングファクターを無効化する刀。つまりウルヴァリンを倒しうる手段の一つ
 この刀でウルヴァリンはライバルでありヒーリングファクターを持つ、セイバートゥースを倒している
 今度の映画は侍なので、登場するかも

197: 2013/07/08(月) 21:00:11.26
あー、タンクトップより革ジャンのがいいかー・・・

>>194
ローガンはX-MENのメンバーほとんどと関係をもってるくらいのアレなんだぜ・・・
だから初春はそういう感じの気持ちじゃないのサ!とある側のファンに怒られそうだからそういうことにして

198: 2013/07/08(月) 21:18:40.79
 ―――――

ウルトロン「っ・・・なぜだ・・・なぜこの程度の街を・・・支配できぬというのか・・・」

打止「あなたはなめてかかってしまった。この街の人はそんなにヤワじゃないんだよ」

打止「皆ができることをして、助けあって、がんばってるんだよ」

ウルトロン「・・・」



打止「この街の皆がてめーなんかに負けるほどヤワなワケがねーのだ!ってミサカはミサカは言いきる!」

ウルトロン「このっ・・・クローン風情が!生意気に!」

 TWHIP!

ウルトロン「!?」



スパイディ「小さな子に手を上げるなんて、大人のすることじゃないよ」

打止「ウェブヘッド!」

ウルトロン「ぬっ!」

 ドッゴオオオーーーン!!!

ウルトロン「っが!?」



御坂「私の妹達に・・・手ェだすんじゃないわよ」

ミサカ「お姉さま!」

199: 2013/07/08(月) 21:27:14.15
ウルトロン「っがあ・・・超電磁砲・・・ぐう」

アイアンマン「アーマー!リミッタ―解除!」

アーマー【了解】

ウルトロン「!?」

アイアンマン「アイアンアヴェンジャー!!!」

 BAKOOOOOOOOOOOOOOMMM!!!

ミサカ「!アイアンマンがウルトロンに突撃して・・・」

アイアンマン「発射準備完了!」

ウルトロン「っ何!?」

アイアンマン「FUUUAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

 VVVGGGOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!



ミサカ「・・・胸部からの超ビームで吹き飛ばしました・・・と、ミサカはびっくりします」

一通「こっちも最大出力だぜェ・・・いくぞこらァ!」

アイアンマン「っ!?何を!?」

一通「てめェのビームのベクトルをパワーアップさせてやるぜェ!」

 VVVVVVGGGGGGGOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMMMM!!!

ウルトロン「っがあああああっ!!!」



打止「すごい・・・威力・・・ってミサカはミサカは言葉を失う」

200: 2013/07/08(月) 21:33:19.33
アイアンマン「はあ・・・ふう・・・すごいな・・・君の能力はベクトルの操作か」

一通「てめェじゃ威力がたりねェからな」

スパイディ「御坂、大丈夫?」

御坂「ええ・・・かなり体力的にきてるけど・・・」



ウルトロン「UUUUUGGGGGAAAAAAAAAAAAAHHHHH!!!」グアッ

御坂「!?」

アイアンマン「まさか!?あれほどの攻撃をうけてもまだ!?」

一通「・・・なンてやろォだ・・・」

ウルトロン「私が負けるものか!!!このアダマンチウムの身体は貴様らには破壊できない!!!」

御坂「・・・確かに・・・あの装甲をなんとかしないと効果は半減ってとこかしら・・・」

スパイディ「・・・賭けになるけど、もしかしたらなんとかできるかもしれない」

御坂「!」

アイアンマン「何だって!?どうやるんだ!」

スパイディ「僕が作った新ウェブ、金属を溶かすウェブの特性を変位させて強力なものにすれば・・・」

201: 2013/07/08(月) 21:39:41.63
一通「どうすンだ?」

スパイディ「3種の新ウェブを全部まとめてカートリッジごとなげる。それを御坂が電撃をあびせてくれ」

御坂「え?」

スパイディ「電導ウェブが御坂の電気を帯電して、他のウェブに影響を与えるはずだ」

御坂「ほんとに?・・・」

スパイディ「形状記憶ウェブの特性を変化させて、メルトウェブとうまく融合して変位させれば、あるいは・・・」

一通「恐ろしく適当な話だなォィ」

アイアンマン「アーマー、うまくいくか?」

アーマー【解析不可。未知数です】

アイアンマン「・・・ったく、こういうときになんでそうなる」

アーマー【私もさっぱり】

御坂「いいわ、やってやろうじゃない!」

202: 2013/07/08(月) 21:48:55.05
スパイディ「いくよ!御坂!」

 ヒュンヒュンヒュン

ウルトロン「!?ウェブカートリッジを投げて何になる!」

御坂「最大出力!」

 ッカ!

 バリバリバリバリバリ!!!



アイアンマン「・・・すごい・・・10億ボルトを超えるのか?」

ウルトロン「AAARRRRGGGGHHHHHH!」

スパイディ「!ウェブが溶け合って・・・ウルトロンの装甲が溶けてる!」

ウルトロン「GAAAAAAAAAAA!なっ!何ィ!?これはァ!」

アイアンマン「アダマンチウムが溶けてる!」

一通「マジか」

御坂「すごい!ホントにうまくいった!」

ウルトロン「っぐあああああ!こんなもの!」

一通「おィ!あの野郎フィールドを出して糸のと電撃を引き離すつもりじゃねェのか!」

アイアンマン「そうはさせるか!アーマー!フォースフィールド!出力最大だ!」

 BBBBBBZZZZZZZZZZZZZ!

ウルトロン「何ィ!ぐううう!

アイアンマン「その電撃とウェブを貴様から引き離すものか!」

ウルトロン「こんなものっ!」

アイアンマン「っく!フィールドが破られる!」

一通「させっかよォ!」

アイアンマン「!フィールドのベクトルを・・・強化したのか!」

ウルトロン「なっ!破れない!?」

一通「そのフィールドを外から押しこんでるンだぜェ。てめェでも破れねェだろ」

203: 2013/07/08(月) 21:58:38.02
ウルトロン「AAAAAGGGGGGGGGGGGHHHHHHH!!!」

御坂「ウルトロンが・・・とけて・・・」

スパイディ「体内のエネルギーがあふれてる!」

アイアンマン「すさまじいパワーが体内で暴走してるのか」

一通「力が溢れてンのか」



ウルトロン「私――ッ―――完全―――支配―――必ず――戻っ―――」

     カッ!!!





・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・




御坂「消えた・・・倒したの?・・・」

スパイディ「・・・たぶんね」

205: 2013/07/08(月) 22:14:02.00
打止「終わったの?ってミサカはミサカは勝利を確認する」

一通「みてェだな。なンとか」

アイアンマン「ふう・・・よくやってくれた皆。いや、ホントにすごかったよ」

スパイディ「僕の新ウェブのおかげだね」

御坂「何言ってんの。私のフルパワー電気がなければ全然意味なかったじゃない」

アイアンマン「まあまあ、私がフィールドを貼らなければ攻略されていたってことで」

一通「なら俺のおかげじゃねェか。俺がフィールドを強化しなけりゃ意味なかっただろ」

ミサカ「ここは間をとってミサカのおかげということで。と、ミサカは漁夫の利を狙います」

打止「ミサカの演説のおかげかも!ってミサカはミサカはアピールしたり!」

御坂「あんた達は何もやってないでしょ」

 HAHAHAHAHAHAHA!



アイアンマン「ああ、アーマーで今調べたが、学園都市に無数にいたアンドロイドも機能停止したようだ」

一通「ほォ、やるじゃねェか学園都市ィ」

ミサカ「皆さん頑張ったんでしょう。と、ミサカは称賛します」

打止「やっぱり学園都市はすごいね!ってミサカはミサカは歓喜する」

スパイディ「この街に来てけっこうになるけど、やっぱいい街だ」

御坂「・・・黒子、初春さん、佐天さん・・・皆・・・無事かしら」

スパイディ「当たり前だろ。あいつらだぜ?」

御坂「・・・そうね!」

206: 2013/07/08(月) 22:23:42.26



 ・・・・・・・・・・

スパイディ「はあ~・・・ウルトロンを倒せたものの、やっこさん街中にロボットの粗大ゴミを散らかしていっちゃった」

黒子「こらー!スパイダーマンさん!口より手を動かしてくださいまし!」

スパイディ「はいはい。ったく、後始末が大変だよ」

初春「仕方ないですよ。前のセンチネルの時もそうでしたから」

スパイディ「そうだったの?」

御坂「そうよ。私達で片づけたんだから。あんた達は帰っちゃうし」

佐天「ジャッジメントでもなんでもないのに、なんで私まで片づけを・・・」トホホ



湾内「すごーい泡浮さん!ホントに軽くなりました!」

泡浮「こういうときに私の能力は役にたちますわね。婚后さんもどうです?」

婚后「いえ、ここはわたくしの能力で!」

 ドッヒューン☆

婚后「・・・あれ?」

湾内「すごい勢いで飛んでっちゃった」

泡浮「あら?あちらは常盤台の寮の方向・・・」

婚后「ま、まあきっと誰も気づいておりませ――」

寮監「婚后さん?」

婚后「わっひゃい!?」

湾内&泡浮(かわいい・・・)



フレンダ「麦野~、手伝わなくていい訳?」

麦野「はあ?なんで私らがロボットの片づけなんかしなきゃならねーんだ」

滝壺「もうすでに皆がんばりすぎました」

絹旗「無給の仕事は超たまにする程度でいいんです」

207: 2013/07/08(月) 22:35:14.30
御坂「・・・ところで、一方通行と打ち止めは?」

ミサカ「手をつないで帰りました。と、ミサカは腰をトントンしながら言います」

御坂「片づけ放棄か・・・」

黒子「まったく、街の方々が有志で後片付けをしてくれているというのに・・・」

初春「まあまあ、皆さん避難とか防衛とかで疲れてるんですから、片づけまで手伝ってくれる人の方が少ないですよ」

佐天「ローガンさんは映画の宣伝に行っちゃうし・・・トニーさんは?」

スパイディ「アーマーがだいぶ痛んでるからって帰ったよ・・・すぐ戻ってこいよ!って言ったけど」

御坂「あンのヒゲおやじ・・・あのアーマーならこんなのちょちょいじゃないの」



トニー「誰がヒゲおやじだって?」

初春「!トニーさん」

スパイディ「遅いぞ!早くこのウルトロンの手下ロボの残骸の片づけやってよ」

黒子「面倒でしょうがありませんわ」

佐天「科学のパワーでばーっと!」

トニー「いやあ、それがね・・・ウルトロンとの戦闘が思った以上にダメージで、まだアーマーがうまく機能しないんだ」

初春「え」

トニー「というわけで、私は元の世界に戻るよ。それと、しばらくはこっちに来ないつもりだからね」

御坂「はあ!?」

スパイディ「おい待てや!片づけくらいできるだろ!」

トニー「ミス・コノリか原子崩しの子がデートしてくれるっていうならするけどね。収穫なしで気が向かないんだ」

御坂「はあああ!?」

トニー「じゃあね皆!また来るから!」

 ギューン

御坂「こら待てー!」

208: 2013/07/08(月) 22:54:52.87
黒子「まったく!暴れるだけ暴れて掃除しないなんて!」

初春「スパイダーマンさん、なんとかできないんですか?」

佐天「そうですよ。なんてったってウルトロンをやっつけた――」

御坂「とある科学の蜘蛛超人」

佐天「ですもんね」

スパイディ「はあ、僕はもっと3流ヴィランをやっつけるのが性にあうよ」



黒子「さあスパイダーマンさん!10トンも持ち上げるパワーがあるならちゃっちゃと片づけてくださいな!」

スパイディ「勘弁してよ。ウルトロンパンチで骨が何本かやってるんだから」

初春「そんなこと言わずに、糸とかでザーっと」

スパイディ「新ウェブは全部使ったし、普通のウェブも切れちゃった」

佐天「あの金属溶かすウェブなら簡単だったんじゃないんですか~?」

スパイディ「まったくだよ。でもウルトロンと後片付け、どっちが楽だと思う?」

御坂「はいはい、おしゃべりはそこまで。早く片づけましょう」

スパイディ「はー・・・ヒーローに休みナシ、か」



御坂(ウルトロンは・・・消滅する時、『必ず戻る』って言ってた気がする)

御坂(もしかしたら、また戻ってくるのかもしれない・・・)

御坂(でも、負けない。スパイディもいる。黒子や初春さんや佐天さんもいる)

御坂(別の世界のヒーロー達がいる)

御坂(街の皆がいる)

御坂(私達は・・・負けない)

御坂「たとえどんな困難だろうと、私達は負けない」



 ~おわり~

211: 2013/07/08(月) 23:01:16.93
 ~おまけ~



打止「今日は大変だったね。ってミサカはミサカはねぎらう」

一通「あァ~・・・だりィ・・・さすがに疲れたぜ」

打止「まあまあ、そんな時はこれ見て元気を出すんだ!ってミサカはミサカはウェブヘッドのサインをみせる」

一通「・・・おゥ。俺のと並べて飾ろうぜ」

打止「うん!今度お姉さまにも見せようねってミサカはミサカは見せびらかしたい」

一通「やだ」

打止「え」

一通「ちゃンと額に入れて飾っとくンだ。誰かに見せたりしたら傷がつくかもしンねェだろ」

打止「意外とコレクター気質なんだねってミサカはミサカは少し引く」



 ~おわり~

216: 2013/07/08(月) 23:50:09.56
これにて完結です。続編は考えてなかったのですが、思った以上に評価を頂けて書きました
レールガンの漫画を見て勉強したのですが、まだそれっぽくないかもしれません・・・婚后さんええね!
アダマンチウムをとかすくだりはオリジナルですのでコミックでそういうことにはならないと思います。気をつけてね
あと、アメコミ説明は間違いなどあるかもなので注意を。>>1もアメコミブームのころは子供だったぺーぺーなんでね・・・
説明が長くなってしまい、申し訳ありません。でもまだ書き足りないくらいだ!

それでは、ここまで見てくれた方、サポートしてくれた方、レスしてくれた方、本当にありがとうございました!

引用元: 御坂「とある科学の蜘蛛超人(スパイダーマン)」