春香「ちーちゃんは最近、プロデューサーさんにお熱です」
(パカッ)
千早「……ふふ」
春香「あれ、ちーちゃん、嬉しそうだね?」
千早「えっ、そ、そうかしら?」パタン
春香「今、笑い声が漏れてたよ」
千早「な、何でもないわ。何でもないの」アセアセ
春香「……」
千早「……」
春香「……今、携帯見てたよね」
千早「え、えぇ……」
春香「誰のメール見てたのかなー?」グリグリ
千早「や、やめて……」カァッ
(パカッ)
千早「……ふふ」
春香「あれ、ちーちゃん、嬉しそうだね?」
千早「えっ、そ、そうかしら?」パタン
春香「今、笑い声が漏れてたよ」
千早「な、何でもないわ。何でもないの」アセアセ
春香「……」
千早「……」
春香「……今、携帯見てたよね」
千早「え、えぇ……」
春香「誰のメール見てたのかなー?」グリグリ
千早「や、やめて……」カァッ
4: 2012/12/15(土) 01:50:34.91
春香「えい」ヒョイッ
千早「あっ?!」
春香「ええと」パカッ
千早「だ、ダメ! 春香! やめなさい!」アワアワ
春香「ダメだよちーちゃん、見られて恥ずかしいならパスワードとかかけないと」
千早「そ、そういうの……詳しく、ないから……」
春香「あ、プロデューサーさん専用フォルダが出来てる」
千早「!」
春香「でも、わざわざフォルダ分けるほど、色んな人からメール来ないよね」
千早「まぁ、ほとんどプロデューサーと春香だけど……じゃなくて! はーるーかー!」
春香「えへへ、いいよねー、減るもんじゃないし」
千早「あ、うぅ……」プシュウウウウウ
春香「ええと、何々……『昨日の食事、喜んでもらえたみたいで良かったよ』」
千早「ろろろ朗読しないで!!」カァァァァッ
春香(初心だなぁ)
千早「あっ?!」
春香「ええと」パカッ
千早「だ、ダメ! 春香! やめなさい!」アワアワ
春香「ダメだよちーちゃん、見られて恥ずかしいならパスワードとかかけないと」
千早「そ、そういうの……詳しく、ないから……」
春香「あ、プロデューサーさん専用フォルダが出来てる」
千早「!」
春香「でも、わざわざフォルダ分けるほど、色んな人からメール来ないよね」
千早「まぁ、ほとんどプロデューサーと春香だけど……じゃなくて! はーるーかー!」
春香「えへへ、いいよねー、減るもんじゃないし」
千早「あ、うぅ……」プシュウウウウウ
春香「ええと、何々……『昨日の食事、喜んでもらえたみたいで良かったよ』」
千早「ろろろ朗読しないで!!」カァァァァッ
春香(初心だなぁ)
7: 2012/12/15(土) 01:55:31.17
春香「へー、昨日、一緒にご飯食べたんだね」
千早「そ、そう……」カァッ
春香「何食べたの?」
千早「ちょっと雰囲気のあるレストランで、コース料理頼んだりして……」
春香「マナーとか大丈夫だった?」
千早「! そうなの! 私、マナーとかよく分からなくて! そしたらね、プロデューサーが、丁寧に教えてくれて!」パァァアッ
春香「ちーちゃんちーちゃん、落ち着いて」
千早「あっ、うぅ……」カァァァッ
春香「ちーちゃん、プロデューサーさんに告白してから毎日楽しそうだね」
千早「そ、そういうこと言わないで……」プシュウウウウ
春香(もう、幸せ絶頂のちーちゃんったら可愛いなー)
千早「そ、そう……」カァッ
春香「何食べたの?」
千早「ちょっと雰囲気のあるレストランで、コース料理頼んだりして……」
春香「マナーとか大丈夫だった?」
千早「! そうなの! 私、マナーとかよく分からなくて! そしたらね、プロデューサーが、丁寧に教えてくれて!」パァァアッ
春香「ちーちゃんちーちゃん、落ち着いて」
千早「あっ、うぅ……」カァァァッ
春香「ちーちゃん、プロデューサーさんに告白してから毎日楽しそうだね」
千早「そ、そういうこと言わないで……」プシュウウウウ
春香(もう、幸せ絶頂のちーちゃんったら可愛いなー)
8: 2012/12/15(土) 02:00:37.55
(ガチャッ)
P「おはよう」
春香「おはようございます!」
千早「あっ、ぷろっ……でゅーさー……」
P「千早……まだテンパり癖治らないのか」
千早「い、いえ……今は、たまたまタイミングが……おはようございます」ペコッ
P「あはは、でもそんなところも可愛いよ、千早」
千早「や、やめてくださいプロデューサー!」カァッ
P「お、慣れてきたか?」ナデナデ
千早「ぷ、ぷろ、でゅーさー……」カァァァァァッ
春香「ねぇちーちゃん、私コーヒーが飲みたいな、割と切実に」
P「おはよう」
春香「おはようございます!」
千早「あっ、ぷろっ……でゅーさー……」
P「千早……まだテンパり癖治らないのか」
千早「い、いえ……今は、たまたまタイミングが……おはようございます」ペコッ
P「あはは、でもそんなところも可愛いよ、千早」
千早「や、やめてくださいプロデューサー!」カァッ
P「お、慣れてきたか?」ナデナデ
千早「ぷ、ぷろ、でゅーさー……」カァァァァァッ
春香「ねぇちーちゃん、私コーヒーが飲みたいな、割と切実に」
10: 2012/12/15(土) 02:05:39.77
P「うん、朝のコーヒーってのもいいな」
千早「! はい! 今、淹れてきますね!」パァァァッ
P「ブラックでいいぞー」
春香「あ、私もね!」
千早「はいっ!」
(タタタッ)
春香「……ちーちゃん……耳と尻尾が見えたよ……」
P「最近の千早は素直だなぁ」
春香「完全にプロデューサーさんに懐いてますね」
P「まぁ、そこが可愛いんだけど」
春香「プロデューサーさんも完全に惚れ込んでますよね」
P「いや……あはは……」
春香「早くコーヒー来ないかなー」
千早「! はい! 今、淹れてきますね!」パァァァッ
P「ブラックでいいぞー」
春香「あ、私もね!」
千早「はいっ!」
(タタタッ)
春香「……ちーちゃん……耳と尻尾が見えたよ……」
P「最近の千早は素直だなぁ」
春香「完全にプロデューサーさんに懐いてますね」
P「まぁ、そこが可愛いんだけど」
春香「プロデューサーさんも完全に惚れ込んでますよね」
P「いや……あはは……」
春香「早くコーヒー来ないかなー」
11: 2012/12/15(土) 02:10:36.38
(パタパタパタ)
千早「コーヒー、淹れてきました」
(コトッコトッ)
春香「ありがとう!」
千早「どういたしまして」
P「ありがとう、ちーちゃん」
千早「ち、ちーちゃっ……?! ぷ、プロデューサーまで!」
P「春香が呼んでるの聞いてたら、なんだか可愛くてさ……あはは」
千早「も、もう……」
P「嫌だったか?」
千早「ぷ、プロデューサーが可愛いと思ってくれたなら、別に……」カァッ
春香「おかしいなぁちーちゃん、これ本当にブラック?」
千早「コーヒー、淹れてきました」
(コトッコトッ)
春香「ありがとう!」
千早「どういたしまして」
P「ありがとう、ちーちゃん」
千早「ち、ちーちゃっ……?! ぷ、プロデューサーまで!」
P「春香が呼んでるの聞いてたら、なんだか可愛くてさ……あはは」
千早「も、もう……」
P「嫌だったか?」
千早「ぷ、プロデューサーが可愛いと思ってくれたなら、別に……」カァッ
春香「おかしいなぁちーちゃん、これ本当にブラック?」
14: 2012/12/15(土) 02:15:32.55
P「いただきます……」ゴクッ
千早「……どうですか?」ドキドキ
P「……うん、美味しいよ、千早」
千早「……!」パァァァッ
春香「ちーちゃんちーちゃん、尻尾尻尾」
千早「え? し、尻尾なんて無いけれど」
春香「私には見えるんだよ。嬉しそうに振っている姿が」
P「確かに、千早はちょっと犬っぽいよな」
春香「忠犬ちーちゃん」
千早「ち、違います! 私は私、如月千早です! 犬じゃありません!」ガタッ
P「はいはい、いい子いい子」ナデナデ
千早「あ、うぅ……」プシュゥ
春香(空回りちーちゃんも可愛すぎるなぁもう)
千早「……どうですか?」ドキドキ
P「……うん、美味しいよ、千早」
千早「……!」パァァァッ
春香「ちーちゃんちーちゃん、尻尾尻尾」
千早「え? し、尻尾なんて無いけれど」
春香「私には見えるんだよ。嬉しそうに振っている姿が」
P「確かに、千早はちょっと犬っぽいよな」
春香「忠犬ちーちゃん」
千早「ち、違います! 私は私、如月千早です! 犬じゃありません!」ガタッ
P「はいはい、いい子いい子」ナデナデ
千早「あ、うぅ……」プシュゥ
春香(空回りちーちゃんも可愛すぎるなぁもう)
16: 2012/12/15(土) 02:20:28.86
春香「なぁんていうのが日常になってきて、若干食傷気味なんだけど」
千早「ふんふんふん♪」
春香「ちーちゃん、楽しそうに指を見てどうしたの?」
千早「えっと、これ……」オソルオソル
春香「……え、指輪? まさか……!」
千早「ち、違うわ! ま、前にプロデューサーに買ってもらったモノなの」
春香「でも、これまで付けてなかったよね?」
千早「人目に触れないほうが良い、って言われたから……これまでは、一人の時だけ」サスリサスリ
春香「もう隠す必要もないって?」
千早「さ、流石に仕事で出る時は外してる、けど……」カァッ
春香「似合ってるよ、ちーちゃん!」
千早「そ、そうかしら……ふふっ」
春香(言葉は謙虚でも満面の笑みだよちーちゃん)
千早「ふんふんふん♪」
春香「ちーちゃん、楽しそうに指を見てどうしたの?」
千早「えっと、これ……」オソルオソル
春香「……え、指輪? まさか……!」
千早「ち、違うわ! ま、前にプロデューサーに買ってもらったモノなの」
春香「でも、これまで付けてなかったよね?」
千早「人目に触れないほうが良い、って言われたから……これまでは、一人の時だけ」サスリサスリ
春香「もう隠す必要もないって?」
千早「さ、流石に仕事で出る時は外してる、けど……」カァッ
春香「似合ってるよ、ちーちゃん!」
千早「そ、そうかしら……ふふっ」
春香(言葉は謙虚でも満面の笑みだよちーちゃん)
18: 2012/12/15(土) 02:25:30.28
春香「でもちーちゃん」
千早「?」
春香「さっき、『違うわ!』って、何が違うとか考えてたの?」
千早「えっ?! そ、それはっ!」アセアセ
春香「ほらほらー、言っちゃおうよちーちゃん!」
千早「それは、その……こ、婚約指輪、とかじゃないって……そういう、意味で……」
春香「……ちーちゃん可愛い!」ギュウッ
千早「は、春香!?」カァッ
春香「でもちーちゃん、そんなところまで考えてるんだ」
千早「?! べべべべつに、そ、そういうわけじゃないの! たまたま……そう、たまたまよ!」アセアセ
春香「うわー分かりやすいねー」
千早「?」
春香「さっき、『違うわ!』って、何が違うとか考えてたの?」
千早「えっ?! そ、それはっ!」アセアセ
春香「ほらほらー、言っちゃおうよちーちゃん!」
千早「それは、その……こ、婚約指輪、とかじゃないって……そういう、意味で……」
春香「……ちーちゃん可愛い!」ギュウッ
千早「は、春香!?」カァッ
春香「でもちーちゃん、そんなところまで考えてるんだ」
千早「?! べべべべつに、そ、そういうわけじゃないの! たまたま……そう、たまたまよ!」アセアセ
春香「うわー分かりやすいねー」
20: 2012/12/15(土) 02:30:46.57
P「お、その指輪付けて来たのか」ガチャッ
千早「あ、プロデューサー……」
春香「ぴったりじゃないですよね。プロデューサーさんもお目が高い!」
P「店頭でいくつか見たけど、千早にはこれしかないと思ってさ」
千早「私なんかには、勿体ないくらいです」
P「俺の見立て、間違ってたかな……」
千早「えっ、いや、あの、そんなことは全然なくて、私が、その……」アワアワ
P「慌てる千早も可愛いなぁ」
千早「ぷ、プロデューサー! いじわるはやめてください!」
春香「プロデューサーさん、いい性格してますね」
P「春香のお陰だよ」
千早「あ、プロデューサー……」
春香「ぴったりじゃないですよね。プロデューサーさんもお目が高い!」
P「店頭でいくつか見たけど、千早にはこれしかないと思ってさ」
千早「私なんかには、勿体ないくらいです」
P「俺の見立て、間違ってたかな……」
千早「えっ、いや、あの、そんなことは全然なくて、私が、その……」アワアワ
P「慌てる千早も可愛いなぁ」
千早「ぷ、プロデューサー! いじわるはやめてください!」
春香「プロデューサーさん、いい性格してますね」
P「春香のお陰だよ」
21: 2012/12/15(土) 02:32:06.28
P「お、その指輪付けて来たのか」ガチャッ
千早「あ、プロデューサー……」
春香「ぴったりじゃないですか。プロデューサーさんもお目が高い!」
P「店頭でいくつか見たけど、千早にはこれしかないと思ってさ」
千早「私なんかには、勿体ないくらいです」
P「俺の見立て、間違ってたかな……」
千早「えっ、いや、あの、そんなことは全然なくて、私が、その……」アワアワ
P「慌てる千早も可愛いなぁ」
千早「ぷ、プロデューサー! いじわるはやめてください!」
春香「プロデューサーさん、やっぱりいい性格してますよね」
P「春香のお陰だよ」
千早「あ、プロデューサー……」
春香「ぴったりじゃないですか。プロデューサーさんもお目が高い!」
P「店頭でいくつか見たけど、千早にはこれしかないと思ってさ」
千早「私なんかには、勿体ないくらいです」
P「俺の見立て、間違ってたかな……」
千早「えっ、いや、あの、そんなことは全然なくて、私が、その……」アワアワ
P「慌てる千早も可愛いなぁ」
千早「ぷ、プロデューサー! いじわるはやめてください!」
春香「プロデューサーさん、やっぱりいい性格してますよね」
P「春香のお陰だよ」
22: 2012/12/15(土) 02:37:42.34
春香「そんなある日、幸せ絶頂のちーちゃんが、叩き落とされるような事件が!」
春香「……え? プロデューサーさんが?」
千早「…………」ズゥゥゥゥウウン
春香「何かの間違いじゃないかなぁ」
千早「いいえ、間違いじゃないの……」
春香「でも……あのプロデューサーさんが、浮気はしないと思うけどなぁ」
千早「見たのよ……誰か、女の人と歩いてるところ……」ズゥゥゥゥゥウン
春香「ちーちゃん……」
千早「やっぱり、私なんかじゃダメだったのかしら……私、なんか……」グスッ
春香「だ、大丈夫だよ! まだ決まったわけじゃないんだから!」
千早「……ええ、そう、よね……」グスッ
春香「……え? プロデューサーさんが?」
千早「…………」ズゥゥゥゥウウン
春香「何かの間違いじゃないかなぁ」
千早「いいえ、間違いじゃないの……」
春香「でも……あのプロデューサーさんが、浮気はしないと思うけどなぁ」
千早「見たのよ……誰か、女の人と歩いてるところ……」ズゥゥゥゥゥウン
春香「ちーちゃん……」
千早「やっぱり、私なんかじゃダメだったのかしら……私、なんか……」グスッ
春香「だ、大丈夫だよ! まだ決まったわけじゃないんだから!」
千早「……ええ、そう、よね……」グスッ
24: 2012/12/15(土) 02:42:33.41
春香「うーん、でもプロデューサーさんが浮気をするとはやっぱり……」テクテク
P「お、春香。お疲れ」
春香「あ、噂をすればプロデューサーさん」
P「噂? 俺のか?」
春香「ちょっとお聞きしたいことがあって」
P「ん、なんだ?」
春香「最近、ちーちゃん以外の女の人と一緒にいました?」
P「いっ?!」ギクッ
春香「……」
P「あ、えっと、その……」
春香「いたんですか?」
P「そ、その……いま、した……」
P「お、春香。お疲れ」
春香「あ、噂をすればプロデューサーさん」
P「噂? 俺のか?」
春香「ちょっとお聞きしたいことがあって」
P「ん、なんだ?」
春香「最近、ちーちゃん以外の女の人と一緒にいました?」
P「いっ?!」ギクッ
春香「……」
P「あ、えっと、その……」
春香「いたんですか?」
P「そ、その……いま、した……」
25: 2012/12/15(土) 02:46:35.44
春香「……プロデューサーさん、まさか、浮気ではないですよね?」
P「それは違う、断じて違う。俺には千早だけだよ」
春香「うーん」
P「ただ……ちょっと、千早には言えない理由があって」
春香「理由、ですか?」
P「その内分かるけど……今はまだ、千早には知られたくないんだ」
春香「でもちーちゃん、浮気かと思ってかなり凹んでますよ?」
P「な、なんとかフォローしてやってくれ……それと、この会話も内密に」
春香「えーっ!? ちーちゃんが立ち直れなくなったらどうするんですか!」
P「……そ、そんなになのか?」
春香「はい、覗いてみます?」
P「……うん」
P「それは違う、断じて違う。俺には千早だけだよ」
春香「うーん」
P「ただ……ちょっと、千早には言えない理由があって」
春香「理由、ですか?」
P「その内分かるけど……今はまだ、千早には知られたくないんだ」
春香「でもちーちゃん、浮気かと思ってかなり凹んでますよ?」
P「な、なんとかフォローしてやってくれ……それと、この会話も内密に」
春香「えーっ!? ちーちゃんが立ち直れなくなったらどうするんですか!」
P「……そ、そんなになのか?」
春香「はい、覗いてみます?」
P「……うん」
27: 2012/12/15(土) 02:51:45.14
春香「静かーに……」
(キィッ…)
P「どれどれ……」
千早「…………うぅ」ズゥゥゥゥゥゥウン
P「ち、千早ぁ……ごめんよ……」
春香「このままだと仕事に手が付きませんよ」
P「う、うぐ、そうか……じゃあ」
春香「?」
P「千早のためにやってる、って伝えてみてくれないか?」
春香「どうしても吐かないんですね……」
春香(まぁ、プロデューサーさんが画策してることはほぼ分かるけど)
(キィッ…)
P「どれどれ……」
千早「…………うぅ」ズゥゥゥゥゥゥウン
P「ち、千早ぁ……ごめんよ……」
春香「このままだと仕事に手が付きませんよ」
P「う、うぐ、そうか……じゃあ」
春香「?」
P「千早のためにやってる、って伝えてみてくれないか?」
春香「どうしても吐かないんですね……」
春香(まぁ、プロデューサーさんが画策してることはほぼ分かるけど)
28: 2012/12/15(土) 02:55:46.36
春香「ねぇ、ちーちゃん」
千早「春香……?」グスッ
春香「さっきプロデューサーさんに会ったから、それとなく聞いてみたんだけど」
千早「え、ええ……」
春香「ちーちゃんのために、何かやってるみたいだよ?」
千早「!」ガバッ
春香(うわぁ、待てを解除された犬みたい)
千早「本当?! それ、本当に!?」
春香「う、うん。詳しくは教えてくれなかったけど、理由があるんじゃないかなー……?」
千早「良かった……本当に、良かったぁ……!」ウルウル
春香(あーもうちーちゃん起伏が激しすぎるよ可愛いなぁ)
千早「でも、どうして教えてくれないのかしら……」
春香「それは……」
春香(多分、こっそりプレゼントでも用意してるんじゃないかなぁ)
千早「春香……?」グスッ
春香「さっきプロデューサーさんに会ったから、それとなく聞いてみたんだけど」
千早「え、ええ……」
春香「ちーちゃんのために、何かやってるみたいだよ?」
千早「!」ガバッ
春香(うわぁ、待てを解除された犬みたい)
千早「本当?! それ、本当に!?」
春香「う、うん。詳しくは教えてくれなかったけど、理由があるんじゃないかなー……?」
千早「良かった……本当に、良かったぁ……!」ウルウル
春香(あーもうちーちゃん起伏が激しすぎるよ可愛いなぁ)
千早「でも、どうして教えてくれないのかしら……」
春香「それは……」
春香(多分、こっそりプレゼントでも用意してるんじゃないかなぁ)
30: 2012/12/15(土) 03:00:32.00
春香「でもそれからというもの、ややぎこちない日々が続きました」
千早「あ、プロデューサー」
P「お、おぉ、千早か。どうした?」
千早「いえ、別に特別な用事があったわけではないんですけど」
P「そ、そうか。それじゃ……」
千早「ま、待ってください! どうして最近、そんなによそよそしいんですか……?」
P「それは……」
千早「……す、すみません。何でも、何でもないです」トボトボ
P「あ、千早……」
春香「うわぁそれは不器用すぎるよ二人とも」
千早「あ、プロデューサー」
P「お、おぉ、千早か。どうした?」
千早「いえ、別に特別な用事があったわけではないんですけど」
P「そ、そうか。それじゃ……」
千早「ま、待ってください! どうして最近、そんなによそよそしいんですか……?」
P「それは……」
千早「……す、すみません。何でも、何でもないです」トボトボ
P「あ、千早……」
春香「うわぁそれは不器用すぎるよ二人とも」
31: 2012/12/15(土) 03:05:47.91
春香「プロデューサーさん」
P「うわっ! は、春香か……」
春香「そんなじゃ、ちーちゃん本格的に落ち込んじゃいますよ」
P「俺、隠し下手だから……いつも通りやってると、つい口を滑らせてしまいそうで」
春香「ちーちゃんのこと好きなのはあんなに黙ってたのにですか?」
P「うぐ。あ、あれは、最後まで言わないつもりだったから……」
春香「……でも、これじゃあ本末転倒ですよ?」
P「そうだよな……プレゼント隠してて落ち込ませたんじゃな……」
春香「あー」
P「あっ!? しまっ……」
春香「いえ、分かってましたよ私は」
P「うわっ! は、春香か……」
春香「そんなじゃ、ちーちゃん本格的に落ち込んじゃいますよ」
P「俺、隠し下手だから……いつも通りやってると、つい口を滑らせてしまいそうで」
春香「ちーちゃんのこと好きなのはあんなに黙ってたのにですか?」
P「うぐ。あ、あれは、最後まで言わないつもりだったから……」
春香「……でも、これじゃあ本末転倒ですよ?」
P「そうだよな……プレゼント隠してて落ち込ませたんじゃな……」
春香「あー」
P「あっ!? しまっ……」
春香「いえ、分かってましたよ私は」
32: 2012/12/15(土) 03:10:15.86
春香「それで、知り合いの女の人に、プレゼント選びを手伝ってもらっていたと」
P「昨日、ようやく決まってさ。来週末にでも、デートに誘って渡そうかと……」
春香「あまりシチュエーションとか拘らないで早い方がいいと思いますよ、現状だと」
P「そ、それもそうだな……明日、持ってくるか」
春香「それがいいと思います!」
春香「これで解決……だと、いいんだけどなぁ」
千早「春香……」グスッ
春香「ち、ちーちゃん。大丈夫だよ! 多分、プロデューサーさんも近い内に……」
千早「そうじゃ、なくて」グスッ
春香「へ?」
千早「また、プロデューサーを困らせて……迷惑、かけて……」グスッ
春香(もうちーちゃんはいい子だなぁ!)
P「昨日、ようやく決まってさ。来週末にでも、デートに誘って渡そうかと……」
春香「あまりシチュエーションとか拘らないで早い方がいいと思いますよ、現状だと」
P「そ、それもそうだな……明日、持ってくるか」
春香「それがいいと思います!」
春香「これで解決……だと、いいんだけどなぁ」
千早「春香……」グスッ
春香「ち、ちーちゃん。大丈夫だよ! 多分、プロデューサーさんも近い内に……」
千早「そうじゃ、なくて」グスッ
春香「へ?」
千早「また、プロデューサーを困らせて……迷惑、かけて……」グスッ
春香(もうちーちゃんはいい子だなぁ!)
33: 2012/12/15(土) 03:15:29.06
千早「私、プロデューサーに嫌われたかもしれない……」
春香「大丈夫だよ、ちーちゃん」
千早「春香……」
春香「付き合い始めたばかりで、不安になってるだけだよ。そのくらいで嫌いになるようなプロデューサーさんじゃないよ」
千早「ええ……そう、よね……」グスッ
春香「いつも、もっともっと迷惑かけても、笑って許してくれる人なんだから」
千早「うん……」
春香「それに、ちーちゃんが好きになった人は、そんなに心の狭い人じゃないよ」
春香(恋に関しては凄く奥手で弱気だけど)
春香「大丈夫だよ、ちーちゃん」
千早「春香……」
春香「付き合い始めたばかりで、不安になってるだけだよ。そのくらいで嫌いになるようなプロデューサーさんじゃないよ」
千早「ええ……そう、よね……」グスッ
春香「いつも、もっともっと迷惑かけても、笑って許してくれる人なんだから」
千早「うん……」
春香「それに、ちーちゃんが好きになった人は、そんなに心の狭い人じゃないよ」
春香(恋に関しては凄く奥手で弱気だけど)
36: 2012/12/15(土) 03:20:41.33
千早「……なんて、昨日春香には言われたけれど……」
千早「やっぱり、心配に、なってしまうわよね……」
(ピロリロリン♪)
千早「あ、プロデューサーからメール……」パカッ
千早「『今から事務所に戻るから、待っててほしい』……?」
千早「プロデューサー、何か用かしら……」
千早「……まさか、別れ話、とか……」
千早「嫌……そんなの、嫌……せっかく、せっかくこんなに幸せなのに……!」
千早「……いいえ、しっかりしなさい、如月千早」
千早「別に、そうと決まったわけではないわ」
千早「…………でも……」
千早「……プロデューサー……」
千早「やっぱり、心配に、なってしまうわよね……」
(ピロリロリン♪)
千早「あ、プロデューサーからメール……」パカッ
千早「『今から事務所に戻るから、待っててほしい』……?」
千早「プロデューサー、何か用かしら……」
千早「……まさか、別れ話、とか……」
千早「嫌……そんなの、嫌……せっかく、せっかくこんなに幸せなのに……!」
千早「……いいえ、しっかりしなさい、如月千早」
千早「別に、そうと決まったわけではないわ」
千早「…………でも……」
千早「……プロデューサー……」
38: 2012/12/15(土) 03:24:06.57
(メトメガアウー♪)
春香「ちーちゃんからだ」パカッ
春香「……『怖い』?」
春香「あ、そうか。プロデューサーさん、呼び出したのかな」
春香「私からしたらただの勝ち戦以外の何でもないんだけど……」
春香「……負けないで、ちーちゃん」
(ウー、ワッホイ♪)
千早「あ、春香……」パカッ
千早「『何も心配いらないよ』」
千早「……春香、ありがとう……」パタン
(ガチャッ)
千早「!」
春香「ちーちゃんからだ」パカッ
春香「……『怖い』?」
春香「あ、そうか。プロデューサーさん、呼び出したのかな」
春香「私からしたらただの勝ち戦以外の何でもないんだけど……」
春香「……負けないで、ちーちゃん」
(ウー、ワッホイ♪)
千早「あ、春香……」パカッ
千早「『何も心配いらないよ』」
千早「……春香、ありがとう……」パタン
(ガチャッ)
千早「!」
39: 2012/12/15(土) 03:27:21.69
P「ごめんごめん、待たせちゃったな」
千早「いえ、そんなことは……」
P「そういや、告白の時も、待ち合わせは事務所だったな……」
千早「そ、そう、ですね……」
千早(え……どうして、そんなこと……)
P「……大事な話をするような場所じゃないよな。はは……」
千早(うそ……大事な話、って……まさか……)
千早「……嫌です」
P「えっ……?」
千早「嫌です! 私、今すごく幸せなんです!」
P「お、おい、千早」
千早「わがままだって、分かってます。迷惑なのも、分かってます!」
P「千早、落ち着けって」
千早「でも! 私は! 私はっ……!」
千早「いえ、そんなことは……」
P「そういや、告白の時も、待ち合わせは事務所だったな……」
千早「そ、そう、ですね……」
千早(え……どうして、そんなこと……)
P「……大事な話をするような場所じゃないよな。はは……」
千早(うそ……大事な話、って……まさか……)
千早「……嫌です」
P「えっ……?」
千早「嫌です! 私、今すごく幸せなんです!」
P「お、おい、千早」
千早「わがままだって、分かってます。迷惑なのも、分かってます!」
P「千早、落ち着けって」
千早「でも! 私は! 私はっ……!」
41: 2012/12/15(土) 03:30:17.76
千早「プロデューサーが、好きなんです、どうしようもなく!」
千早「別れたく、ないんです!」
P「千早……」
千早「悪いところは、直します。足りないことがあれば、できる限り努力します!」
千早「今の私にとって、一番大切なのは、何よりもプロデューサーなんです……!」
千早「おね、がい、です……」ポロッ…ポロッ…
千早「私を、千早を、あなたの傍に、置いてください……」ボロボロ
千早「見捨てないで、ください……!」グスッ
P「……千早は馬鹿だなぁ」
千早「大馬鹿です……」ヒック
千早「別れたく、ないんです!」
P「千早……」
千早「悪いところは、直します。足りないことがあれば、できる限り努力します!」
千早「今の私にとって、一番大切なのは、何よりもプロデューサーなんです……!」
千早「おね、がい、です……」ポロッ…ポロッ…
千早「私を、千早を、あなたの傍に、置いてください……」ボロボロ
千早「見捨てないで、ください……!」グスッ
P「……千早は馬鹿だなぁ」
千早「大馬鹿です……」ヒック
43: 2012/12/15(土) 03:32:51.15
P「ごめんよ千早、不安がらせちゃったな」ナデナデ
千早「うぅ……ぐすっ……ぷろでゅーさぁ……」
P「別れ話なんかじゃないよ。別れるはずないじゃないか」
千早「本当、ですか……?」
P「俺にとっても、何より大切なのは、大事なのは千早だよ」
千早「プロデューサー……」ギュウッ
P「今日呼んだのは、ちょっと渡したいものがあってさ」ゴソゴソ
千早「……?」
P「はい、これ」スッ
千早「包み……?」
P「開けてごらん」
千早「はい……」ガサガサ
(スッ)
千早「これって……チョーカー?」
千早「うぅ……ぐすっ……ぷろでゅーさぁ……」
P「別れ話なんかじゃないよ。別れるはずないじゃないか」
千早「本当、ですか……?」
P「俺にとっても、何より大切なのは、大事なのは千早だよ」
千早「プロデューサー……」ギュウッ
P「今日呼んだのは、ちょっと渡したいものがあってさ」ゴソゴソ
千早「……?」
P「はい、これ」スッ
千早「包み……?」
P「開けてごらん」
千早「はい……」ガサガサ
(スッ)
千早「これって……チョーカー?」
46: 2012/12/15(土) 03:35:22.38
P「その、ちょっと早いんだけどさ。本当は来週に、って思ったんだけど」
千早「……?」
P「……メリークリスマス、千早」
千早「……!」
(ギュウッ!)
P「お、おい、千早?!」
千早「プロデューサー……ありがとう、ありがとうございますっ!」グスッ
P「ああもう、千早は泣き虫だなぁ」ナデナデ
千早「……直した方が、いいですか……?」
P「いや、そのままでいいよ。可愛いからさ」ナデナデ
千早「……プロデューサーの、ばか」ギュウッ
千早「……?」
P「……メリークリスマス、千早」
千早「……!」
(ギュウッ!)
P「お、おい、千早?!」
千早「プロデューサー……ありがとう、ありがとうございますっ!」グスッ
P「ああもう、千早は泣き虫だなぁ」ナデナデ
千早「……直した方が、いいですか……?」
P「いや、そのままでいいよ。可愛いからさ」ナデナデ
千早「……プロデューサーの、ばか」ギュウッ
48: 2012/12/15(土) 03:38:20.61
春香「なるほど、まぁ昨日はそんなことだろうなぁとは思ってましたけど」
P「千早には悪いことしたな……」
春香「昨日のメール履歴見ます? 凄いですよ、たった数時間の間の感情の波が」
P「そういうとこも、千早の可愛いところなんだけどな……」
春香「ええと、今コーヒー切らしてるんですけど」
P「あ、じゃああとで買いに行ってくるよ」
春香「そう言う意味ではなくて」
(ガチャッ)
千早「おはようございます」
春香「あ、ちーちゃんおはよう」
P「おはよう、千早」
千早「き、昨日は、ありがとうございました……」カァッ
P「泣かせちゃってごめんな?」
千早「や、やめてください!」
P「千早には悪いことしたな……」
春香「昨日のメール履歴見ます? 凄いですよ、たった数時間の間の感情の波が」
P「そういうとこも、千早の可愛いところなんだけどな……」
春香「ええと、今コーヒー切らしてるんですけど」
P「あ、じゃああとで買いに行ってくるよ」
春香「そう言う意味ではなくて」
(ガチャッ)
千早「おはようございます」
春香「あ、ちーちゃんおはよう」
P「おはよう、千早」
千早「き、昨日は、ありがとうございました……」カァッ
P「泣かせちゃってごめんな?」
千早「や、やめてください!」
50: 2012/12/15(土) 03:41:44.72
春香「あ! 今付けてるのがプレゼントのチョーカー?」
千早「ど、どう? 似合ってる、かしら……」
春香「バッチリ! プロデューサーさん、本人いなかったのに良く選べましたね」
P「目を瞑ればすぐに思い出せるからなぁ、千早は」
千早「も、もう、プロデューサー……」
春香「だからコーヒー切らしてるのになぁ」
千早「そうなの? じゃあ、あとで買ってくるわ」
春香「いやだからそういう意味じゃなくてね」
P「でも千早、そのチョーカー、すごく似合ってるよ」
千早「そ、そうでしょうか……」カァァァッ
春香「うん、有り得ないくらいこの上なく」
千早「良かった……」ホッ
春香(忠犬が首輪付けてるみたい……)
千早「ど、どう? 似合ってる、かしら……」
春香「バッチリ! プロデューサーさん、本人いなかったのに良く選べましたね」
P「目を瞑ればすぐに思い出せるからなぁ、千早は」
千早「も、もう、プロデューサー……」
春香「だからコーヒー切らしてるのになぁ」
千早「そうなの? じゃあ、あとで買ってくるわ」
春香「いやだからそういう意味じゃなくてね」
P「でも千早、そのチョーカー、すごく似合ってるよ」
千早「そ、そうでしょうか……」カァァァッ
春香「うん、有り得ないくらいこの上なく」
千早「良かった……」ホッ
春香(忠犬が首輪付けてるみたい……)
51: 2012/12/15(土) 03:43:40.46
P「チョーカーくらいなら、気にせずに付けて出歩けると思ってさ」
千早「はい……大切に、します……」キュッ
春香「うん、それにリード付ければ完璧だね」
千早「?」
春香「ううん、何でもない。えへへ、ちーちゃん、良かったね!」
千早「春香……」
春香「だって、ちーちゃんとプロデューサーさんなんだよ? 何も心配する事なんてないよ!」
千早「……本当に、ありがとう……」
春香「えへへ、ちーちゃんは大切な親友だもん!」
千早「春香ぁっ……!」ウルッ
P「はは、むしろ、俺が捨てられないか怖いよ」
千早「! そんなこと、有り得ません! プロデューサーがいなくなったら、私……!」
P「千早……」
千早「……プロデューサー」
春香「うん、ここ事務所だからね? 続きは他所でどうぞ」
千早「はい……大切に、します……」キュッ
春香「うん、それにリード付ければ完璧だね」
千早「?」
春香「ううん、何でもない。えへへ、ちーちゃん、良かったね!」
千早「春香……」
春香「だって、ちーちゃんとプロデューサーさんなんだよ? 何も心配する事なんてないよ!」
千早「……本当に、ありがとう……」
春香「えへへ、ちーちゃんは大切な親友だもん!」
千早「春香ぁっ……!」ウルッ
P「はは、むしろ、俺が捨てられないか怖いよ」
千早「! そんなこと、有り得ません! プロデューサーがいなくなったら、私……!」
P「千早……」
千早「……プロデューサー」
春香「うん、ここ事務所だからね? 続きは他所でどうぞ」
53: 2012/12/15(土) 03:46:27.32
P「そういえばコーヒーが切れてるんだっけか。今暇だし、買ってくるよ」ガタッ
千早「あ、じゃあ、私も……」ガタッ
P「外は寒いぞ、事務所で待ってろって」
千早「だって、その……今は、あまり離れたくなくて……」キュッ
P「……ったく、仕方ないなぁ。じゃあ、行くか」ギュッ
千早「あ、手……」カァッ
P「繋ぐのは、階段下りるまでな」
千早「……ふふ、はいっ」パァァァァッ
春香「それじゃあ二人とも、いってらっしゃーい」
千早P「「行ってきます」」バタン
春香「……」
春香「あぁ、コーヒーが飲みたい……ってそれを買いに行ったんだった」
春香「……お茶飲も」
おしまい
千早「あ、じゃあ、私も……」ガタッ
P「外は寒いぞ、事務所で待ってろって」
千早「だって、その……今は、あまり離れたくなくて……」キュッ
P「……ったく、仕方ないなぁ。じゃあ、行くか」ギュッ
千早「あ、手……」カァッ
P「繋ぐのは、階段下りるまでな」
千早「……ふふ、はいっ」パァァァァッ
春香「それじゃあ二人とも、いってらっしゃーい」
千早P「「行ってきます」」バタン
春香「……」
春香「あぁ、コーヒーが飲みたい……ってそれを買いに行ったんだった」
春香「……お茶飲も」
おしまい
54: 2012/12/15(土) 03:49:01.34
今日は甘ったるい良SSが多いなぁ
寝れないじゃないか
寝れないじゃないか
55: 2012/12/15(土) 03:49:27.72
乙でした
61: 2012/12/15(土) 03:53:29.28
いつも変なSSばっか投下してるからたまにはシンプルイズベストなベタベタ王道でもいいかなーって
ネタ千早も嫌いじゃないけど純粋なちーちゃん甘ったる可愛い
乙乙
ネタ千早も嫌いじゃないけど純粋なちーちゃん甘ったる可愛い
乙乙
引用元: 春香「清純派ちーちゃんと健やかな日々」
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