1: 2012/12/15(土) 22:41:13.10
P「なんでこんなコトしたんだ?」

真「だって…」

P「こんなコトして申し訳ないと思わないのか?」

真「プロデューサーが悪いんですよ!」

P「なぜ、うちの玄関を蹴破ったんだ」

真「プロデューサーがカギをかけるのが悪いんじゃないですか!」

3: 2012/12/15(土) 22:47:50.15
P「いま何時だと思ってる」

真「ん~深夜ですか?」

P「そうだな」

真「へへっ!やーりぃ!」

P「正解者は出てって、どうぞ」

真「正解したのにおかしいですよ!プロデューサー!」

7: 2012/12/15(土) 22:50:27.23
P「深夜にカギをかけることがどこが悪いというのか」

真「僕に合鍵を渡してくれないからですよ!」

P「は?」

真「というわけで合鍵ください!」

P「たった今お前が壊したものの名前を言ってみろ」

真「あ、そうでした!へへっ」

10: 2012/12/15(土) 22:53:53.32
P「いまの季節を答えてみろ」

真「冬…ですね」

P「お前のせいで俺は寒さがしのげなくなったわけだが」

真「大丈夫ですよ!」

P「僕が温めてあげますとかそういうのはいいからな」

真「僕が温めてあげますよ!」

P「あーあ、言っちゃった」

13: 2012/12/15(土) 22:56:43.47
P「せっかく風呂入ったのに湯冷めしちまうじゃないか」

真「それは大変です!」

P「せやな」

真「じゃあ、脱いでください!」

P「色々とお前は会話の流れがおかしいと思わんのか」

真「細かいことは気にしたらダメですよ!」

15: 2012/12/15(土) 22:58:56.98
真「ところで、どうですか?」

P「何がだ」

真「僕を見て何か感じませんか?」

P「悪意を感じる」

真「違いますよ!こう、ムラムラっとくるものがあるはずなんです!」

P「イライラっとはするんだがなぁ」

17: 2012/12/15(土) 23:02:50.60
真「まったくニブチンですね!ぷんぷん!」

P「うわ、ぷんぷんとか言っちゃってるよ」

真「…ま、まぁ、そういうところも好きなんですけどね」

P「乙女真である」

真「でも、さすがにこれだけおめかししてるんだから気がついて欲しいですよ!」

P「せっかく触れないようにしてたのにな」

19: 2012/12/15(土) 23:05:11.66
P「なんだその格好は」

真「きゃぴぴぴ~ん☆どうですか?」

P「似合ってない」

真「生搾りりんごジュースとか飲みたくないですか?」

P「光り輝いてるぞ!真!」

真「ぷ、プロデューサー!僕照れちゃいますよ、へへっ」

22: 2012/12/15(土) 23:07:17.18
P「ふりっふりやな」

真「へへっ、メイド服ですよ!」

P「なんでメイドなんだ」

真「だって、プロデューサー好きですよね?」

P「ぇ」

真「メイド、好きですよね?」

23: 2012/12/15(土) 23:09:08.94
P「いや、まぁ、好きなんですけどね」

真「へへっ、当たってた、やーりぃ!」

P「なぜ知っている」

真「懸垂のトレーニングをするためにプロデューサーの家のベランダの手摺を借りてたら見えちゃって」

P「なにそれ怖い」

真「休みの日に一日4回はやりすぎですよ?」

P「こいつ、常習犯か」

24: 2012/12/15(土) 23:12:25.92
P「それ、世間一般ではなんて言うか知ってるか?」

真「ちょっとストーカーみたいで気持ち悪いと思うかもしれない」

P「自覚してるのか」

真「でもしょうがないですね」

P「ハイライトのないマジキチスマイルやめぇや」

26: 2012/12/15(土) 23:15:54.90
真「で、どうですか?」

P「はいはい、似合ってるぞ」

真「プロデューサー…それ本気で言ってくれてますか?」

P「うん、九分九厘嘘だ」

真「最近、電柱ぐらいなら蹴り砕けるようになったんですよ」

P「やっぱり真がナンバーワン!」

31: 2012/12/15(土) 23:21:19.83
真「へへっ、プロデューサーったら僕に夢中なんですね」

P「もうそれでいいです」

真「プロデューサーが王子様として迎えに来てくれる日も遠くないかも知れませんね!」

P「どちらかと言うと真のほうが王子様っぽい気がする」

真「ああっ、でも、王子様が急に野獣になっちゃったらどうしましょうか!ボク、困っちゃいます!」

P「野獣でも殴り頃しそうだよな」

35: 2012/12/15(土) 23:23:57.50
真「ねぇ、プロ…いや、王子様」

P「やめて、なんか寒気がする」

真「ボクなんだか寒いです」

P「ああ、誰かさんが玄関ぶっ壊したからな」

真「温めてほしいなって…へへっ」

P「よし、手摺貸してやるから懸垂してこい」

39: 2012/12/15(土) 23:26:57.89
真「チラッ」

真「チラチラッ」

P「意図的なチラリズムやめろ」

真「なんでなんですかプロデューサー!」

P「やめて、壁ドンやめて、後生だから」

真「こんなに誘ってるのになんで全くなびいてくれないんですか!」

P「あ、誘ってたんですか、あれで」

42: 2012/12/15(土) 23:29:16.05
真「やっぱり…ボクには…魅力がないのかな…」

P「ごめん、地団駄やめて」

真「女の子っぽくないから…」

P「フローリングの床が剥がれちゃう」

真「どうしたら、どうしたら良いですか…プロデューサー」

P「どうしたらいいんだろうなぁ、修繕とか」

45: 2012/12/15(土) 23:32:56.11
真「プロデューサー…ボクじゃ、ダメですか?」

P「何がだね」

真「男の人と部屋で二人っきりですよ!?なのに全く襲ってくれないじゃないですか!」

P「お前を襲えというのか」

真「なんでなんですか…」

P「あーうん、そうだな」

P「俺ホ〇なんだ」

48: 2012/12/15(土) 23:35:14.19
真「」

P「おい、真?」

真「」

P「おーい、うそだぞ真ー」

真「」

P「駄目だ氏んでる」

50: 2012/12/15(土) 23:36:43.59
真「ハッ!?」

P「おお、生き返ったか」

真「びっくりし過ぎて飛んじゃいました…」

P「効果覿面すぎてびっくりしたわ」

真「でも、やっぱりなとも思いましたよ!」

P「おい」

52: 2012/12/15(土) 23:40:22.65
真「だって、あれだけ美少女に囲まれてるんですよ!?」

P「まぁな」

真「なのにツバつけないなんておかしいじゃないですか!」

P「おかしくない、おかしくない」

真「プロデューサーは…やっぱりホ〇だったんだ…」

P「だから嘘だっつったじゃねぇか」

54: 2012/12/15(土) 23:43:26.65
真「冷静に考えたら」

P「ほう、今更ながら冷静さを取り戻したというのか」

真「ボクでいいじゃないですか」

P「なにがだ」

真「ボク、オトコっぽいし」

P「だからなにがだってば」

56: 2012/12/15(土) 23:45:40.55
真「ホ〇なんですよね?」

P「もうそれでいいよ」

真「だったら問題無いですよね、ボクなら」

P「色々と真さんのアイデンティティを否定してる気がしてるんですが大丈夫ですか?」

真「これからは漢マコトとよんでください!」

P「ええのんかそれで」

57: 2012/12/15(土) 23:47:33.24
真「こうなると、プロデューサーへのアプローチ方法も変えて行かないとダメかぁ」

P「え、まだここから変化するんですか」

真「おい、プロデューサー」

P「えええ」

真「今夜はボクが満足させてやるよ…」

P「やだなにこの子かっこいい」

60: 2012/12/15(土) 23:50:08.75
P「諦めろ真、俺はアイドルには手を出さない」

真「くそっ!くそっ!」

P「やめて、壁ドンやめて、ヒビが」

真「なんでだよ!なんでなんだよ!」

P「あーあ、穴が」

真「プロデューサーは穴よりも棒のほうがいいんですよね!」

P「おいやめろ」

61: 2012/12/15(土) 23:54:10.46
真「ち○ぽですか?」

P「おいぃ?自分がアイドルだってこと忘れてないか?」

真「ちん○がいいんですか!?プロデューサー!」

P「○んぽち○ぽいうんじゃない」

真「…くそっ、なんで生えてないんだ!ボクには!」

P「生えてたら色々とまずいってPちゃん思うな」

63: 2012/12/15(土) 23:56:53.15
真「男性ホルモン打てば…もしかしたら!?」

P「男性ホルモンを投与するアイドルなんてやめてくれ」

真「肥大化する薬とかないかなぁ」

P「何をでかくするつもりだ」

真「くりt」

P「あー、もうすぐクリスマスだなぁ!氏にてぇなぁ!

65: 2012/12/16(日) 00:00:49.63
真「クリスマスですか?なんで氏にたくなるんですか?」

P「いや、予定入ってないし」

真「やーりぃ!じゃあ、プロデューサー一緒に過ごしませんか!?」

P「おう考えてやるよ」

真「性なる夜を過ごしましょう!プロデューサー!」

P「うん、遠慮しとく」

67: 2012/12/16(日) 00:03:18.98
P「真の方は予定とか入ってないのか?」

真「んー、ボクだけじゃなく事務所の子たちみんな予定いれてないと思いますよ?」

P「え、なんで」

真「もう、プロデューサーったらわかってるくせにぃ」

P「イラッとした、すっごくイラッとした」

68: 2012/12/16(日) 00:06:42.11
真「美希とか目を血走らせて『今年は、今年こそは、ハニーの…を奪うの…』とか言ってましたし」

P「え、なにそれは」

真「雪歩は組の人に何かお薬注文してましたよ?」

P「ヤバイやつじゃないか」

真「ボクなんてまだ、優しい方ですよ!」

P「あー、もう、事務所やめようかなー」

71: 2012/12/16(日) 00:09:33.30
真「!?嫌です!プロデューサー!」

P「ん、ああ、やめないやめない、大丈夫だ」

真「もし、プロデューサーがやめちゃったらボク、ボクっ!」

P「ん、ありがとうな、真」

真「誰でイッたらいいんですか!?」

P「ありがとうの言葉を返せ」

72: 2012/12/16(日) 00:11:29.35
真「で、プロデューサーは誰と一緒にクリスマスを過ごすんですか?」

P「結局は一人かなとは思っているが」

真「え!?さっきボクと約束したじゃないですか!?」

P「いや、過ごすとは言ってないし」

真「…腕の一本や二本…」

P「そうやって暴力に物を言わせて人に言うこと聞かせようとする奴とは絶対に過ごさない」

74: 2012/12/16(日) 00:13:39.88
真「っ…」

P「お前さ、結局どうなりたいんだよ」

真「ボクは!」

P「今日だけじゃない、最近、少しそういうのが目立ちすぎる」

P「女の子らしく見て欲しいって言ってるくせにおかしくないか?」

真「な、なんですか急に」

76: 2012/12/16(日) 00:16:00.32
P「お前にはちょっと説教タイムだ」

P「思い通りに行かなくなったら、手荒な行為に頼るきらいがある」

P「女の子らしさか?それが」

P「真の言う理想がそれなら俺は何も言わないよ」

P「でも、俺は間違ってると思う」

真「うるさい!」

77: 2012/12/16(日) 00:17:04.68
真「…周りがそうやってボクに押し付けてくるんじゃないですか!」

真「かっこ良くあれって!」

真「真様で居てくださいって!」

真「そうしろって言うから身についたのを振るって何が悪いんですか?」

真「そうするのが…結局一番欲しいものを手に入れるには早いんです」

真「アイドルとしての地位も…プロデューサーも!」

78: 2012/12/16(日) 00:17:35.49
真「もういいです、うんざりです」

真「説教なんていらないです」

真「欲しいのはプロデューサーだけですから」

真「無理矢理にも事実を作っちゃえばいいですよね」

P「そうか」

P「残念だよ、真」

79: 2012/12/16(日) 00:18:36.21
P「もう好きにすればいいさ」

真「ええ、好きにします」

真「愛してます、プロデューサー」

真「プロデューサーも、ボクに言ってくださいよ」

P「…愛してない」

真「…」

81: 2012/12/16(日) 00:19:45.32
真「…いうこと聞かないと痛いですよ?」

P「俺が好きな真は自分の理想と現実に違いに戸惑いながらも」

P「懸命に頑張る真だよ」

P「迷走することもあるけどな」

真「…」

真「じゃあ、どうすればいいんですか…」

82: 2012/12/16(日) 00:20:25.97
真「このままじゃ、何もボク叶わないです」

P「…そうだなぁ」

P「とりあえずキメてる腕を解除してくれ」

真「…」

P「やめてください、抜けてしまいます」

真「せっかくシリアスだったのに!」

83: 2012/12/16(日) 00:23:03.39
P「…ま、のんびり行こうよ、真」

真「のんびりって…」

P「急ぐことはないさ、真が全部手に入れるまで俺はちゃんとそばにいるよ」

真「…」

P「コレじゃダメか?」

真「でもホ〇なんですよね」

P「あのさぁ…」

84: 2012/12/16(日) 00:27:53.40
真「…決めました!」

P「お?」

真「ボクもっと強くなります!」

P「え、コレ以上強くなるんですか」

真「心も体も全部!そして」

真「プロデューサーにふさわしい男になります!」

P「だから、ホ〇じゃないって」

86: 2012/12/16(日) 00:31:11.08
真「…決めました!」

P「お?」

真「ボクもっと強くなります!」

P「え、コレ以上強くなるんですか」

真「心も体も全部!そして」

真「プロデューサーにふさわしい男になります!」

P「だから、ホ〇じゃないって」

87: 2012/12/16(日) 00:31:53.88
真「だから、それまでずっとそばに居てください!」

P「男になるのを待ってろと」

真「はい!」

P「え」

真「へへっ、ジョークですよ!ジョーク」

P「お、おう」

88: 2012/12/16(日) 00:34:53.78
真「今言いましたからね、ずっとそばにいるって」

P「せやな」

真「男に二言はありませんよね!」

P「はい、ないです」

真「へへっ!やーりぃ!」

P「まんまとしてやられたような」

89: 2012/12/16(日) 00:37:19.34
真「ボク、ほんとに全部掴みますからね!」

真「Sランクも、プロデューサーも、なにもかも全部!」

P「うん、まぁ、がんばれ」

真「プロデューサーの子どもも!」

P「それはちょっと気が早いんじゃ」

真「よし!がんばります!」

P「…いや、まぁ、そこそこにね」

真「じゃあ!今日は帰ります!走って!」

P「…帰るパターンが存在しただと…!?」

90: 2012/12/16(日) 00:41:04.83
P「…おおぅ、帰りおった」

P「嵐のようだったな、あーあ、どうすんだこの部屋」

P「せめて、扉ぐらいはなおして欲しかったな」

P「それにしても、俺の子供か」

P「ん?」

P「俺の子供?」

P「俺との子供じゃなくて?」

95: 2012/12/16(日) 00:48:29.53
「ははっ、考え過ぎだな」

「俺の、だと」


「まるで俺が真の子を妊娠するみたいに聞こえちまった」

100: 2012/12/16(日) 00:52:08.64
たたみきれませんでした、でも終わり

僕は模倣犯でファッションホ〇です、これだけはどうしても伝えたかった
真あったのか、あと誰がのこってるんだい?

102: 2012/12/16(日) 00:54:13.44
乙!ニヤニヤ出来たよwwありがとww

引用元: P「真、今からお前に説教をする」