1: 2012/12/16(日) 20:49:37.04
P「ふっふっふ……今夜はどのアイドルと遊ぼうかねェ……?」
小鳥「プロデューサーさん……もうやめてあげてください! みんな傷付いてるんです!」
P「じゃかしぃっ!!」バンッ!
小鳥「ひぃっ!」
P「アイツらは、俺のお陰でアイドルになれたんだ……俺に尽くすのは当然なんだよ!」
小鳥「…………あの頃を思い出してください……入社したばかりの、情熱の日々を……!」グスッ
P「はんっ、そんなものは忘れちまったよ! アイドルがダメなら、お前でもいいんだぜェ?!」ガバァッ!
小鳥「いやぁ! 誰か、助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
P「?! 何モンだ!?」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『音を外せど、踏み外せぬは人の道……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
小鳥「プロデューサーさん……もうやめてあげてください! みんな傷付いてるんです!」
P「じゃかしぃっ!!」バンッ!
小鳥「ひぃっ!」
P「アイツらは、俺のお陰でアイドルになれたんだ……俺に尽くすのは当然なんだよ!」
小鳥「…………あの頃を思い出してください……入社したばかりの、情熱の日々を……!」グスッ
P「はんっ、そんなものは忘れちまったよ! アイドルがダメなら、お前でもいいんだぜェ?!」ガバァッ!
小鳥「いやぁ! 誰か、助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
P「?! 何モンだ!?」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『音を外せど、踏み外せぬは人の道……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
3: 2012/12/16(日) 20:52:44.40
ハールカッカー「プロデューサーさん……日替わりで女の子を悲しませるなんて、非道の極み!」ビシィッ!
P「ふん、これこそがプロデューサーの特権! とやかく言われる筋合いはない!」
ハールカッカー「で、でも、えっと……私は、プロデューサーさんのためならいつでも……えへへ」
P「リボンは趣味じゃないから……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンカッター!!!」
(ズバァッ!!)
P「ぐあああああああ!!!」
(ドサッ)
小鳥「プロデューサーさん?!」
ハールカッカー「心配しないでください。今切り裂いたのは、悪の心……きっと、かつての情熱の日々を取り戻せます」ニコッ
小鳥「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」ウルッ
ハールカッカー「プロデューサーさん……もう、忘れちゃダメですよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
P「ふん、これこそがプロデューサーの特権! とやかく言われる筋合いはない!」
ハールカッカー「で、でも、えっと……私は、プロデューサーさんのためならいつでも……えへへ」
P「リボンは趣味じゃないから……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンカッター!!!」
(ズバァッ!!)
P「ぐあああああああ!!!」
(ドサッ)
小鳥「プロデューサーさん?!」
ハールカッカー「心配しないでください。今切り裂いたのは、悪の心……きっと、かつての情熱の日々を取り戻せます」ニコッ
小鳥「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」ウルッ
ハールカッカー「プロデューサーさん……もう、忘れちゃダメですよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
5: 2012/12/16(日) 20:57:45.61
千早「私、歌う以外はやりません」キリッ
律子「千早! そうも言ってられないのよ! 事務所を持たせるためには……」
千早「じゃかしぃっ!」バンッ
律子「ち、千早!?」
千早「私は自分が歌いたいだけです。事務所がどうなろうと、知ったことではありません!」
律子「どうしちゃったの、千早……! この事務所が出来た時、みんなで頑張ろうって誓い合ったじゃない……!」グスッ
千早「ふっ、そんな約束、忘れてしまったわ。さっさとドームソロライブの企画でも持ってきなさい!」ズオオオオ
律子「お願いよ……誰か、助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
千早「?! 誰!?」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『おっちょこちょいでも、可愛ければ全て良し……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
律子「千早! そうも言ってられないのよ! 事務所を持たせるためには……」
千早「じゃかしぃっ!」バンッ
律子「ち、千早!?」
千早「私は自分が歌いたいだけです。事務所がどうなろうと、知ったことではありません!」
律子「どうしちゃったの、千早……! この事務所が出来た時、みんなで頑張ろうって誓い合ったじゃない……!」グスッ
千早「ふっ、そんな約束、忘れてしまったわ。さっさとドームソロライブの企画でも持ってきなさい!」ズオオオオ
律子「お願いよ……誰か、助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
千早「?! 誰!?」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『おっちょこちょいでも、可愛ければ全て良し……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
7: 2012/12/16(日) 21:01:44.85
ハールカッカー「千早ちゃん……嫌なことでも、やらなきゃいけないことってあるんだよ!」ビシィッ!
千早「私は歌うためだけにアイドルになったの。歌えないというのなら、他の場所でも、独りでも……!」
ハールカッカー「歌だけが全てじゃないよ! それに、デュエットは仲間がいないとできないよ……えへへ」
千早「仮に誰かとデュエットするとしても、春香とは……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンビィーームッ!!!」
(ズバァッ!!)
千早「きゃあああああああ!!!」
(ドサッ)
律子「千早?!」
ハールカッカー「心配しないでください。今切り裂いたのは、慢心……きっとまた、あの日の誓いを思い出してくれますよ」ニコッ
律子「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」
ハールカッカー「千早ちゃん……もう、わがまま言っちゃダメだよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
千早「私は歌うためだけにアイドルになったの。歌えないというのなら、他の場所でも、独りでも……!」
ハールカッカー「歌だけが全てじゃないよ! それに、デュエットは仲間がいないとできないよ……えへへ」
千早「仮に誰かとデュエットするとしても、春香とは……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンビィーームッ!!!」
(ズバァッ!!)
千早「きゃあああああああ!!!」
(ドサッ)
律子「千早?!」
ハールカッカー「心配しないでください。今切り裂いたのは、慢心……きっとまた、あの日の誓いを思い出してくれますよ」ニコッ
律子「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」
ハールカッカー「千早ちゃん……もう、わがまま言っちゃダメだよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
8: 2012/12/16(日) 21:04:38.54
亜美真美「「んっふっふ~、覚悟はいいかね、あずさクン」」ニヤッ
あずさ「あ、亜美ちゃん、真美ちゃん、やめましょう……?」ビクビク
真美「じゃかしぃっ!!」バンッ
亜美「こぉんなカラダをしよってからに→!」モミッ
あずさ「ぁんっ!」
真美「へっへっへ……そのせくち→な姿……床の間に晒しちゃいなYO!」
亜美「床の間じゃなくてお茶の葉じゃない?」
あずさ「まだ恋人もいないのにイヤよぉ……誰か、助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
亜美真美「「?! だ、誰!?」」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『我、あざとい、故に、我、在り……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
あずさ「あ、亜美ちゃん、真美ちゃん、やめましょう……?」ビクビク
真美「じゃかしぃっ!!」バンッ
亜美「こぉんなカラダをしよってからに→!」モミッ
あずさ「ぁんっ!」
真美「へっへっへ……そのせくち→な姿……床の間に晒しちゃいなYO!」
亜美「床の間じゃなくてお茶の葉じゃない?」
あずさ「まだ恋人もいないのにイヤよぉ……誰か、助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
亜美真美「「?! だ、誰!?」」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『我、あざとい、故に、我、在り……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
10: 2012/12/16(日) 21:07:59.34
ハールカッカー「亜美、真美……やりすぎないが、あなた達のポリシーだったはずだよ!」ビシィッ!
亜美「んっふっふ~……亜美達は最早、視聴率の奴隷なんだZE☆」
ハールカッカー「他にいくらでもやり方はあるはずだよ! わ、私なら、その、多少脱いでも……えへへ」
真美「はるるんじゃそんなに視聴率取れなさそうだしNE」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンギロチンッ!!!」
(ズバズバァッ!!)
亜美真美「「うあああああああん!!!」」
(ドサドサッ)
あずさ「亜美ちゃん、真美ちゃん?!」
ハールカッカー「心配しないでください。今切り裂いたのは、野心……きっとまた、可愛い二人に戻ってくれますよ」ニコッ
あずさ「ありがとう……ありがとうございます、ハールカッカー!」
ハールカッカー「亜美、真美……もう、無茶しちゃダメだよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
亜美「んっふっふ~……亜美達は最早、視聴率の奴隷なんだZE☆」
ハールカッカー「他にいくらでもやり方はあるはずだよ! わ、私なら、その、多少脱いでも……えへへ」
真美「はるるんじゃそんなに視聴率取れなさそうだしNE」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンギロチンッ!!!」
(ズバズバァッ!!)
亜美真美「「うあああああああん!!!」」
(ドサドサッ)
あずさ「亜美ちゃん、真美ちゃん?!」
ハールカッカー「心配しないでください。今切り裂いたのは、野心……きっとまた、可愛い二人に戻ってくれますよ」ニコッ
あずさ「ありがとう……ありがとうございます、ハールカッカー!」
ハールカッカー「亜美、真美……もう、無茶しちゃダメだよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
11: 2012/12/16(日) 21:11:16.95
雪歩「響ちゃん……立ち退きの用意、できた?」
響「な、なんで立ち退かなきゃいけないのさ! ペットOKの契約だったぞ!」
真「じゃかしぃっ!!」バンッ
ハム蔵「ジュッ!?」
雪歩「この土地や建物は、もう萩原組のモノですぅ……文句は言わせません!」ゴゴゴゴゴ
響「自分達追い出されちゃったら、もう行く当てがないぞ……」フルフル
真「申し訳ありませんが……お嬢の為、出ていってもらいますけぇ……!」ギロッ
ハム蔵「ジュ、ジュッ……!」プルプル
『忘れた頃にやっ……きゃわ!?』ドテッ
雪歩真「「?! だ、誰!?」」
『あ、悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『天が呼ぶ、地が呼ぶ、私と同じ声が呼ぶ……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
響「な、なんで立ち退かなきゃいけないのさ! ペットOKの契約だったぞ!」
真「じゃかしぃっ!!」バンッ
ハム蔵「ジュッ!?」
雪歩「この土地や建物は、もう萩原組のモノですぅ……文句は言わせません!」ゴゴゴゴゴ
響「自分達追い出されちゃったら、もう行く当てがないぞ……」フルフル
真「申し訳ありませんが……お嬢の為、出ていってもらいますけぇ……!」ギロッ
ハム蔵「ジュ、ジュッ……!」プルプル
『忘れた頃にやっ……きゃわ!?』ドテッ
雪歩真「「?! だ、誰!?」」
『あ、悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『天が呼ぶ、地が呼ぶ、私と同じ声が呼ぶ……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
13: 2012/12/16(日) 21:15:24.56
ハールカッカー「雪歩、真……多分、裏では法律的に色々問題なことしてるでしょ!」ビシィッ!
雪歩「そ、そんなの関係ないです……お金が、利権が全てなんですぅ!」
ハールカッカー「そ、そんなに利権が欲しいなら! わ、私が枕営業でも……うぅ、健気な私……」
真「いや、多分春香が営業してもそんなに効果は……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンスラッシュッ!!!」
(ズバズバァッ!!)
雪歩真「「ひゃあああああああ!!!」」
(ドサドサッ)
響「ゆ、雪歩、真?!」
ハールカッカー「心配しなくていいよ。今切り裂いたのは、強欲……起きた時には、きっとちゃんと話し合えるよ!」ニコッ
響「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」
ハールカッカー「雪歩、真……もう、イジワルしちゃダメだよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
雪歩「そ、そんなの関係ないです……お金が、利権が全てなんですぅ!」
ハールカッカー「そ、そんなに利権が欲しいなら! わ、私が枕営業でも……うぅ、健気な私……」
真「いや、多分春香が営業してもそんなに効果は……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンスラッシュッ!!!」
(ズバズバァッ!!)
雪歩真「「ひゃあああああああ!!!」」
(ドサドサッ)
響「ゆ、雪歩、真?!」
ハールカッカー「心配しなくていいよ。今切り裂いたのは、強欲……起きた時には、きっとちゃんと話し合えるよ!」ニコッ
響「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」
ハールカッカー「雪歩、真……もう、イジワルしちゃダメだよ。あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
16: 2012/12/16(日) 21:19:33.31
伊織「やよい……利息分も含め、返すお金は用意できた?」
やよい「ご、ごめんなさい……まだ、全然足りなくて……」ビクッ
伊織「じゃ、じゃかしぃっ!!」バンッ
やよい「ひゃうっ!?」
伊織「あ、ご、ごめ……じゃなくて、保証人だろうと、返さないとダメなんだから!」ウルッ
やよい「うっうー……もうちょっとだけ、待って、伊織ちゃん……」ウルウル
伊織「う、うぅ……だ、ダメよ! 耳を揃えて払いなさい! 払えないなら、や、やよいを……!」グスッエグッ
やよい「誰か、伊織ちゃんを助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
伊織「?! だ、誰よ!?」ゴシゴシ
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『闇ある所光あり、リボンある所私あり……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
やよい「ご、ごめんなさい……まだ、全然足りなくて……」ビクッ
伊織「じゃ、じゃかしぃっ!!」バンッ
やよい「ひゃうっ!?」
伊織「あ、ご、ごめ……じゃなくて、保証人だろうと、返さないとダメなんだから!」ウルッ
やよい「うっうー……もうちょっとだけ、待って、伊織ちゃん……」ウルウル
伊織「う、うぅ……だ、ダメよ! 耳を揃えて払いなさい! 払えないなら、や、やよいを……!」グスッエグッ
やよい「誰か、伊織ちゃんを助けて……!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
伊織「?! だ、誰よ!?」ゴシゴシ
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『闇ある所光あり、リボンある所私あり……』カカンッ!
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
17: 2012/12/16(日) 21:23:09.49
ハールカッカー「伊織……雪歩や真と同じで、法的にヤバそうだよ!」ビシィッ!
伊織「り、利息は法定金利内よ! 私だって、好きでやってるわけじゃ……」
ハールカッカー「あ、そうなんだ……じゃあ、私を担保にお金を借りて、それで借金を返せばいいでしょ?」
伊織「ええと、査定額は……にーきゅっぱね」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンレーザーッ!!!」
伊織「凸ミラー!」ピカッ!
ハールカッカー「ひゃっ!? このっ……」ポカッ
伊織「ぶ、物理……」ガクッ
やよい「い、伊織ちゃん?!」
ハールカッカー「心配しないで大丈夫。今切り裂いたのは……」ニコッ
やよい「今、レベルを上げて物理で殴ってました」
ハールカッカー「……春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
伊織「り、利息は法定金利内よ! 私だって、好きでやってるわけじゃ……」
ハールカッカー「あ、そうなんだ……じゃあ、私を担保にお金を借りて、それで借金を返せばいいでしょ?」
伊織「ええと、査定額は……にーきゅっぱね」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンレーザーッ!!!」
伊織「凸ミラー!」ピカッ!
ハールカッカー「ひゃっ!? このっ……」ポカッ
伊織「ぶ、物理……」ガクッ
やよい「い、伊織ちゃん?!」
ハールカッカー「心配しないで大丈夫。今切り裂いたのは……」ニコッ
やよい「今、レベルを上げて物理で殴ってました」
ハールカッカー「……春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
19: 2012/12/16(日) 21:26:56.26
(フヨフヨフヨフヨ)
『たぁげっと索敵……』フヨフヨ
美希「ふんふふんふ~ん♪」
『あれがトップアイドル、星井美希……地球人の優秀さんぷる、ですね』フヨフヨ
美希「あふぅ……眠いけど、今日もお仕事頑張るの!」
(フヨフヨフヨフヨ)
美希「え、アレって……UFO!?」
(ミョンミョンミョンミョン)
貴音「……こんにちは、星井美希」ミヨォォン
美希「わっ! ほ、ホンモノの宇宙人なの!」
貴音「早速ですが、あなたには我々の調査さんぷるとして同行していただきます」
美希「えー、ミキ、お仕事行かなきゃダメだから、や!」
貴音「そうですか……それでは」ウニョウニョ
美希「髪の毛が!? た、助けてー!」
貴音「力づくでも!」ガシィッ
『たぁげっと索敵……』フヨフヨ
美希「ふんふふんふ~ん♪」
『あれがトップアイドル、星井美希……地球人の優秀さんぷる、ですね』フヨフヨ
美希「あふぅ……眠いけど、今日もお仕事頑張るの!」
(フヨフヨフヨフヨ)
美希「え、アレって……UFO!?」
(ミョンミョンミョンミョン)
貴音「……こんにちは、星井美希」ミヨォォン
美希「わっ! ほ、ホンモノの宇宙人なの!」
貴音「早速ですが、あなたには我々の調査さんぷるとして同行していただきます」
美希「えー、ミキ、お仕事行かなきゃダメだから、や!」
貴音「そうですか……それでは」ウニョウニョ
美希「髪の毛が!? た、助けてー!」
貴音「力づくでも!」ガシィッ
20: 2012/12/16(日) 21:31:07.45
『待てぇーーーい!!』
(バサァッ)
美希「!?」
貴音「!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
美希「だ、誰なの!?」
貴音「何奴……」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『私はリボンの子……この世の生きとし生けるもの全てを守る……』カカンッ!
(ズァッ!!!)
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
(バサァッ)
美希「!?」
貴音「!」
『忘れた頃にやってくる!!!』
美希「だ、誰なの!?」
貴音「何奴……」
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『私はリボンの子……この世の生きとし生けるもの全てを守る……』カカンッ!
(ズァッ!!!)
ハールカッカー「人呼んで、正義の味方、ハールカッカー!」ハッ! ドドンッ!
22: 2012/12/16(日) 21:34:20.37
ハールカッカー「とうとう姿を現しましたね、タカネー星人! 美希を放しなさい!」ビシィッ
貴音「わたくしには、四条貴音という名があります」
ハールカッカー「あ、ごめんなさい、四条さん」フカブカー
貴音「星井美希は貴重な優秀さんぷるです。手放すわけには参りません」
ハールカッカー「な、なら……代わりに、私がサンプルになります! うぅ、囚われの私……」ドキドキ
貴音「残念ですが、優秀なさんぷるでなければならないのです」
ハールカッカー「だから可愛い可愛い正義の味方な私が……えへへ」テレテレ
貴音「春香ではさんぷるとして物足りないので……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンミサイr」
貴音「隙だらけです」
(ビシィッ!)
ハールカッカー「きゃあっ!?」ドテッ
美希「春香!」
貴音「……銀髪うぃっぷ」ヒュンヒュンッ
貴音「わたくしには、四条貴音という名があります」
ハールカッカー「あ、ごめんなさい、四条さん」フカブカー
貴音「星井美希は貴重な優秀さんぷるです。手放すわけには参りません」
ハールカッカー「な、なら……代わりに、私がサンプルになります! うぅ、囚われの私……」ドキドキ
貴音「残念ですが、優秀なさんぷるでなければならないのです」
ハールカッカー「だから可愛い可愛い正義の味方な私が……えへへ」テレテレ
貴音「春香ではさんぷるとして物足りないので……」
ハールカッカー「悪・即・斬!! リボンミサイr」
貴音「隙だらけです」
(ビシィッ!)
ハールカッカー「きゃあっ!?」ドテッ
美希「春香!」
貴音「……銀髪うぃっぷ」ヒュンヒュンッ
25: 2012/12/16(日) 21:37:42.04
ハールカッカー「えへへ……転んじゃいました! ……転んじゃいましたよ?」
(ビシィッビシィッ!)
ハールカッカー「や、やぁんっ! 服が破れちゃったぁ!」ビクンビクンッ
美希「春香、あざといの!!」
ハールカッカー「う、うぐ……美希を守るためにもこの戦い……負けられない!」グッ
貴音「しかし、あなたに一体何ができるというのです」ヒュンヒュンッ
(ビシィッビシィッ!)
ハールカッカー「きゃあああんっ!」ドテッ
美希「春香!」
ハールカッカー「……撮れてます? えへへ、私ちゃんと映ってます?」チラッチラッ
美希「あざといの!!」
ハールカッカー「うぅ……ぜ、絶体絶命のピンチ……!」
『『『忘れた頃にやってくる!!!』』』
ハールカッカー「こ、この声は!?」
(ビシィッビシィッ!)
ハールカッカー「や、やぁんっ! 服が破れちゃったぁ!」ビクンビクンッ
美希「春香、あざといの!!」
ハールカッカー「う、うぐ……美希を守るためにもこの戦い……負けられない!」グッ
貴音「しかし、あなたに一体何ができるというのです」ヒュンヒュンッ
(ビシィッビシィッ!)
ハールカッカー「きゃあああんっ!」ドテッ
美希「春香!」
ハールカッカー「……撮れてます? えへへ、私ちゃんと映ってます?」チラッチラッ
美希「あざといの!!」
ハールカッカー「うぅ……ぜ、絶体絶命のピンチ……!」
『『『忘れた頃にやってくる!!!』』』
ハールカッカー「こ、この声は!?」
27: 2012/12/16(日) 21:41:17.81
『悪あるところにリボンあり……』イヨォーーーッ
『リボンで繋がる、絆を信じて……』カカンッ!
P「俺が!」ハッ! ドドンッ!
小鳥「私が!」ハッ! ドドンッ!
千早「私こそが!」ハッ! ドドンッ!
律子「いいえ、私こそが!」ハッ! ドドンッ!
亜美「ううん、亜美が!」ハッ! ドドンッ!
真美「真美も真美も!」ハッ! ドドンッ!
あずさ「私ですよ~!」ハッ! ドドンッ!
雪歩「わ、私もですぅ!」ハッ! ドドンッ!
真「違う、ボクが!」ハッ! ドドンッ!
響「自分達が!」ハッ! ドドンッ!
伊織「違うの! 私が!」ハッ! ドドンッ!
やよい「えっとえっと!」ハッ! ドドンッ!
美希「うるさいの!!!!」カカッ!
『リボンで繋がる、絆を信じて……』カカンッ!
P「俺が!」ハッ! ドドンッ!
小鳥「私が!」ハッ! ドドンッ!
千早「私こそが!」ハッ! ドドンッ!
律子「いいえ、私こそが!」ハッ! ドドンッ!
亜美「ううん、亜美が!」ハッ! ドドンッ!
真美「真美も真美も!」ハッ! ドドンッ!
あずさ「私ですよ~!」ハッ! ドドンッ!
雪歩「わ、私もですぅ!」ハッ! ドドンッ!
真「違う、ボクが!」ハッ! ドドンッ!
響「自分達が!」ハッ! ドドンッ!
伊織「違うの! 私が!」ハッ! ドドンッ!
やよい「えっとえっと!」ハッ! ドドンッ!
美希「うるさいの!!!!」カカッ!
28: 2012/12/16(日) 21:44:22.97
ハールカッカー「み、みんな……!」ウルッ
P「俺達は、春香のお陰で目が覚めたんだ」
千早「あなたがいなければ、地の底に沈んだままだった……」
亜美「はるるんが、助けてくれたんだよ!」
真美「だからね、はるるんがピンチの今!」
雪歩「今度は、私達が助ける番ですぅ!」
真「春香、ボク達を信じて!」
伊織「諦めないで、私達が付いてる!」
ハールカッカー「ぐすっ……私は、一人じゃなかったんだね……!」ウルウル
貴音「青春活劇はそこまでです」
(ビュオッ!)
律子「春香、危ない!!」
ハールカッカー「え?」クルッ
(ザシュッ…)
P「俺達は、春香のお陰で目が覚めたんだ」
千早「あなたがいなければ、地の底に沈んだままだった……」
亜美「はるるんが、助けてくれたんだよ!」
真美「だからね、はるるんがピンチの今!」
雪歩「今度は、私達が助ける番ですぅ!」
真「春香、ボク達を信じて!」
伊織「諦めないで、私達が付いてる!」
ハールカッカー「ぐすっ……私は、一人じゃなかったんだね……!」ウルウル
貴音「青春活劇はそこまでです」
(ビュオッ!)
律子「春香、危ない!!」
ハールカッカー「え?」クルッ
(ザシュッ…)
29: 2012/12/16(日) 21:47:32.72
ハールカッカー「あ……」
美希「り、リボンが!」
(パサァッ…)
ハールカッカー「あ、リボンが……」シュウウウウ
春香「取れ、ちゃった……」フッ
響「は、春香!?」
春香「えへへ……バレちゃったね、私が、ハールカッカーだ、って……」
やよい「はいっ! ずっと前かrむぐぐ」ムームー!
伊織「は、春香がハールカッカーだったなんて!」グイィ
春香「ごめんね……ずっと、隠してて……」
春香「でも、リボン、もう無くなっちゃった……もう、四条さんに、勝てないよ……」ガクゥッ
P「バカヤロウ!!」
春香「ぷ、プロデューサーさん……?」
美希「り、リボンが!」
(パサァッ…)
ハールカッカー「あ、リボンが……」シュウウウウ
春香「取れ、ちゃった……」フッ
響「は、春香!?」
春香「えへへ……バレちゃったね、私が、ハールカッカーだ、って……」
やよい「はいっ! ずっと前かrむぐぐ」ムームー!
伊織「は、春香がハールカッカーだったなんて!」グイィ
春香「ごめんね……ずっと、隠してて……」
春香「でも、リボン、もう無くなっちゃった……もう、四条さんに、勝てないよ……」ガクゥッ
P「バカヤロウ!!」
春香「ぷ、プロデューサーさん……?」
30: 2012/12/16(日) 21:51:39.92
P「お前が信じた正義は……そんな、ちっぽけなぬのっきれだったのか?!」
小鳥「春香ちゃんの正義は、春香ちゃん自身が持っているの!」
あずさ「春香ちゃんなら、もう分かっているはずよ?」
真「思い出してよ、春香! ボク達に言ったことを!」
千早「春香は、彼女のことを忘れてしまったの!?」
春香「みんな……!」
貴音「……余興はその程度にしていただきましょう、天海春香」グッ
美希「は、はる、か……」ギリギリ
春香「美希!? き、貴重なサンプルだって!」
貴音「生かしておく必要はないのです」グッ
美希「助、けて……」
春香「っ……!」
小鳥「春香ちゃんの正義は、春香ちゃん自身が持っているの!」
あずさ「春香ちゃんなら、もう分かっているはずよ?」
真「思い出してよ、春香! ボク達に言ったことを!」
千早「春香は、彼女のことを忘れてしまったの!?」
春香「みんな……!」
貴音「……余興はその程度にしていただきましょう、天海春香」グッ
美希「は、はる、か……」ギリギリ
春香「美希!? き、貴重なサンプルだって!」
貴音「生かしておく必要はないのです」グッ
美希「助、けて……」
春香「っ……!」
32: 2012/12/16(日) 21:54:54.85
その時、私は無意識の内に走り出していました。
春香「美希いいいいい!!!」ダダダッ
走りながら、胸の中から、何か熱いものがこみ上げてくるのが、分かったんです。
貴音「真っ直ぐに愚直とは、笑止!!」ビュオッ
四条さんの銀髪が迫ってくる中、私の中で、何かが燃え上がったんです。
千早「春香、危ない!!!」
その燃え上がる炎の中に、私は見ました。
春香「あ――」
マントをたなびかせる、その黒い勇姿を。
春香「美希いいいいい!!!」ダダダッ
走りながら、胸の中から、何か熱いものがこみ上げてくるのが、分かったんです。
貴音「真っ直ぐに愚直とは、笑止!!」ビュオッ
四条さんの銀髪が迫ってくる中、私の中で、何かが燃え上がったんです。
千早「春香、危ない!!!」
その燃え上がる炎の中に、私は見ました。
春香「あ――」
マントをたなびかせる、その黒い勇姿を。
35: 2012/12/16(日) 21:58:28.11
(ズルッ)
春香「わきゃっ!?」
P「春香!?」
――りめんヴぁーい――
(ドンガラ)
――ハールカッカー!――
(ガッシャーン)
(カッ!!!!)
春香「わきゃっ!?」
P「春香!?」
――りめんヴぁーい――
(ドンガラ)
――ハールカッカー!――
(ガッシャーン)
(カッ!!!!)
36: 2012/12/16(日) 22:01:58.08
(チュドォーーーンッ!!!)
美希「春香ぁーーーっ!!」
貴音「……」ピクッ
美希「春香……春香ぁっ……!」グスッ
貴音「……おかしいのです」
美希「……え?」
貴音「天海春香の生体反応が……」ピピッ
貴音「消えていない……!」ピピピッ
――忘れたころにやってくる――
貴音「?!」
美希「春香ぁーーーっ!!」
貴音「……」ピクッ
美希「春香……春香ぁっ……!」グスッ
貴音「……おかしいのです」
美希「……え?」
貴音「天海春香の生体反応が……」ピピッ
貴音「消えていない……!」ピピピッ
――忘れたころにやってくる――
貴音「?!」
38: 2012/12/16(日) 22:05:27.11
(ゴォォォォォォォォオ)
貴音「爆炎の……奥から……!」ツツゥ
『春閣下を』
美希「何かが、来る……!」
『忘れるな』
(ブォッ!!!)
P「おわぁっ!?」
千早「火の海が割れて……道が!」
『恐れ』
『平れ伏し』
ハルシュタイン「崇め奉りなさい!!」ザンッ!!
貴音「爆炎の……奥から……!」ツツゥ
『春閣下を』
美希「何かが、来る……!」
『忘れるな』
(ブォッ!!!)
P「おわぁっ!?」
千早「火の海が割れて……道が!」
『恐れ』
『平れ伏し』
ハルシュタイン「崇め奉りなさい!!」ザンッ!!
40: 2012/12/16(日) 22:09:06.52
伊織「あ、あれは、伝説の戦士、正当派皇帝ハルシュタイン!!!」
亜美「知っているの、いおりん?!」
伊織「……元々、ハールカッカーのリボンは、ハルシュタインのデータを元に水瀬で作ったけど、盗み出されたのよ」
P「そうか、ハールカッカーとして戦う内に」
真「その正義のパワーが……」
伊織「春香の中で、真の勇者として、覚醒していったのよ……!」
真「ボクのじゃないよ!」
貴音「く……なんという圧倒的な……」
ハルシュタイン「四条さん……美希は、返してもらう!」
貴音「……」
(ドンッ)
美希「きゃっ!」ドサッ
貴音「本気を出さねば、ならないようですね……」
亜美「知っているの、いおりん?!」
伊織「……元々、ハールカッカーのリボンは、ハルシュタインのデータを元に水瀬で作ったけど、盗み出されたのよ」
P「そうか、ハールカッカーとして戦う内に」
真「その正義のパワーが……」
伊織「春香の中で、真の勇者として、覚醒していったのよ……!」
真「ボクのじゃないよ!」
貴音「く……なんという圧倒的な……」
ハルシュタイン「四条さん……美希は、返してもらう!」
貴音「……」
(ドンッ)
美希「きゃっ!」ドサッ
貴音「本気を出さねば、ならないようですね……」
41: 2012/12/16(日) 22:12:22.44
ハルシュタイン「いくよ、四条さん!」ダンッ
貴音「っ後ろ! 銀髪うぃっぷ!」
(ヒュンッ!)
貴音「……いない!?」
P「違う! こけてるんだ!」
ハルシュタイン「てへっ♪」ドテッチラッ
千早「なんていう反射神経……銀髪うぃっぷを転びながら避けつつ、カメラ目線でしっかり可愛さアピール!」
あずさ「は、春香ちゃん……底が知れないわ……!」ガクガクブルブル
ハルシュタイン「今度は、私の番!」ガシャンッ!
ハルシュタイン「クッキーバルカン!!」
(ガガガガガッ!!)
美希「は、春香! 相手はタカネー星人なのに!」
貴音「しくじりましたね、ハルシュタイン……!」クパァッ
貴音「っ後ろ! 銀髪うぃっぷ!」
(ヒュンッ!)
貴音「……いない!?」
P「違う! こけてるんだ!」
ハルシュタイン「てへっ♪」ドテッチラッ
千早「なんていう反射神経……銀髪うぃっぷを転びながら避けつつ、カメラ目線でしっかり可愛さアピール!」
あずさ「は、春香ちゃん……底が知れないわ……!」ガクガクブルブル
ハルシュタイン「今度は、私の番!」ガシャンッ!
ハルシュタイン「クッキーバルカン!!」
(ガガガガガッ!!)
美希「は、春香! 相手はタカネー星人なのに!」
貴音「しくじりましたね、ハルシュタイン……!」クパァッ
43: 2012/12/16(日) 22:15:23.42
(バクバクバクバクバクッ!)
やよい「す、すごい勢いで食べてます!」
響「あれじゃあ、養分を上げてるようなものだぞ?!」
貴音「軽率ですよ」ムグムグ
ハルシュタイン「……ふふふ、軽率なのは、どちらかな?」
貴音「……!?」ビクンッ
あずさ「! 貴音ちゃんの様子が!」
ハルシュタイン「あ、ごめんねっ! 間違えて、砂糖じゃなくて、塩入れちゃった!」テヘッ
貴音「ごふぅっ!」
P「は、春香のクッキーを楽しみにしていたその期待を、故意の調理ミスによって打ち砕いたんだ!」
千早「普段の四条さんなら問題なく食べれるでしょうけれど……美味しいクッキーを期待していただけに、このショックは、大きい……!」
律子「勝つためには手段を選ばない……これが、ハルシュタイン……!」
やよい「す、すごい勢いで食べてます!」
響「あれじゃあ、養分を上げてるようなものだぞ?!」
貴音「軽率ですよ」ムグムグ
ハルシュタイン「……ふふふ、軽率なのは、どちらかな?」
貴音「……!?」ビクンッ
あずさ「! 貴音ちゃんの様子が!」
ハルシュタイン「あ、ごめんねっ! 間違えて、砂糖じゃなくて、塩入れちゃった!」テヘッ
貴音「ごふぅっ!」
P「は、春香のクッキーを楽しみにしていたその期待を、故意の調理ミスによって打ち砕いたんだ!」
千早「普段の四条さんなら問題なく食べれるでしょうけれど……美味しいクッキーを期待していただけに、このショックは、大きい……!」
律子「勝つためには手段を選ばない……これが、ハルシュタイン……!」
44: 2012/12/16(日) 22:18:32.24
貴音「う、うぐ……」ヨロッ
ハルシュタイン「まだまだぁ! ゆうパック・ボム!」
貴音「は、箱の中から芳しき香りが……」グググッ
(スパァンッ!!)
貴音「~~~~っ!!!」ジタバタ
貴音「くっ……わたくしの、本気の一撃を……銀髪そにっく!」
(ヒュパッ!!)
ハルシュタイン「のワの」ササッ
貴音「外した!?」
伊織「あれは、ののワステップ!」
亜美「敢えて相手を見ずに、超直感だけで回避するチート技……」
真美「さすが……さすが、はるるんだよ!!」
ハルシュタイン「四条さん、そろそろ……終わりにしようか」
貴音「ぅ……」ビクッ
ハルシュタイン「まだまだぁ! ゆうパック・ボム!」
貴音「は、箱の中から芳しき香りが……」グググッ
(スパァンッ!!)
貴音「~~~~っ!!!」ジタバタ
貴音「くっ……わたくしの、本気の一撃を……銀髪そにっく!」
(ヒュパッ!!)
ハルシュタイン「のワの」ササッ
貴音「外した!?」
伊織「あれは、ののワステップ!」
亜美「敢えて相手を見ずに、超直感だけで回避するチート技……」
真美「さすが……さすが、はるるんだよ!!」
ハルシュタイン「四条さん、そろそろ……終わりにしようか」
貴音「ぅ……」ビクッ
45: 2012/12/16(日) 22:21:31.32
『そこに跪いて』
貴音「あぐっ!?」ストン
『強い支配を刻むのよ』
貴音「い、いや……やめ……!」
ハルシュタイン「……わっ砲、すたんヴぁい」
(ガションガションガションッ)
ハルシュタイン「充電開始」
(ビビビビビ)
貴音「わたくしの、わたくしの負けでございます! だから……!」
貴音「あぐっ!?」ストン
『強い支配を刻むのよ』
貴音「い、いや……やめ……!」
ハルシュタイン「……わっ砲、すたんヴぁい」
(ガションガションガションッ)
ハルシュタイン「充電開始」
(ビビビビビ)
貴音「わたくしの、わたくしの負けでございます! だから……!」
49: 2012/12/16(日) 22:26:02.36
ハルシュタイン「ふふふふふ、ダメだよ、四条さん」
貴音「いやでございます……!」フルフル
ハルシュタイン「もう私からは、逃げられないんだから」
『もっと啼いてみせて』
ハルシュタイン「エネルギー、すたんヴぁいオーケー」
貴音「いやぁぁぁぁあああ!!!」
ハルシュタイン「うーっ」
ハルシュタイン「わっほい☆」
(カッ!)
貴音「いやでございます……!」フルフル
ハルシュタイン「もう私からは、逃げられないんだから」
『もっと啼いてみせて』
ハルシュタイン「エネルギー、すたんヴぁいオーケー」
貴音「いやぁぁぁぁあああ!!!」
ハルシュタイン「うーっ」
ハルシュタイン「わっほい☆」
(カッ!)
50: 2012/12/16(日) 22:29:04.60
千早「その時、一筋の光が」
やよい「一筋というよりも、まるで柱のような光が」
雪歩「そして、光というにはあまりにも黒すぎる力が」
美希「四条貴音を、包み込んだの」
(ゴパアァァァァァァアアア!!!!)
貴音「あああああああああ!!!!!」
ハルシュタイン「光に……なれええええええええ!!!!!」
貴音「あの、奥に見える輝きは……」
貴音「らぁ……め……」
(チュドォォォォォォォォオン!!!!)
やよい「一筋というよりも、まるで柱のような光が」
雪歩「そして、光というにはあまりにも黒すぎる力が」
美希「四条貴音を、包み込んだの」
(ゴパアァァァァァァアアア!!!!)
貴音「あああああああああ!!!!!」
ハルシュタイン「光に……なれええええええええ!!!!!」
貴音「あの、奥に見える輝きは……」
貴音「らぁ……め……」
(チュドォォォォォォォォオン!!!!)
51: 2012/12/16(日) 22:33:18.34
ハルシュタイン「終わった……私の戦いは……終わったよ……」
伊織「こ、これが……かつて、世界を七日で平定し……億の愚民を従えた、皇帝の力……」ガクブル
美希「春香ぁ!!」タタッ
ハルシュタイン「あ、美希……」
(ギュッ)
美希「怖かった……怖かったの……!」
ハルシュタイン「大丈夫だよ、もう、怖い人は誰もいないから……」ナデナデ
貴音「……」ムクリッ
美希「っ! ま、まだ生きてるの!」ビクゥッ
ハルシュタイン「……」
美希「は、はるっ……」
ハルシュタイン「大丈夫だよ」
美希「……?」
伊織「こ、これが……かつて、世界を七日で平定し……億の愚民を従えた、皇帝の力……」ガクブル
美希「春香ぁ!!」タタッ
ハルシュタイン「あ、美希……」
(ギュッ)
美希「怖かった……怖かったの……!」
ハルシュタイン「大丈夫だよ、もう、怖い人は誰もいないから……」ナデナデ
貴音「……」ムクリッ
美希「っ! ま、まだ生きてるの!」ビクゥッ
ハルシュタイン「……」
美希「は、はるっ……」
ハルシュタイン「大丈夫だよ」
美希「……?」
52: 2012/12/16(日) 22:36:49.82
貴音「……は、ハルシュタイン……様ぁ……」スリッ
美希「た、貴音!?」
ハルシュタイン「ハルシュタインは、不殺の戦士……倒した者は、全て私の愚民になるんだよ」
美希「な、なんて力なの……」ガクガクブルブル
貴音「ハルシュタイン様ぁ……ご命令を……!」
ハルシュタイン「それじゃあ、今度一緒にケーキ作ろっか!」
貴音「……! はい……はいっ……!」
ハルシュタイン「これにて」シュウウウウ
春香「一件落着、だねっ」ポンッ
P「春香、戻ったのか!」
小鳥「リボンが、戻ってる!」
春香「えへへ……やっぱり私には、伝説の戦士……皇帝なんかよりも」
ハールカッカー「こっちの方が、性に合ってますから!」ポンッ
美希「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」
美希「た、貴音!?」
ハルシュタイン「ハルシュタインは、不殺の戦士……倒した者は、全て私の愚民になるんだよ」
美希「な、なんて力なの……」ガクガクブルブル
貴音「ハルシュタイン様ぁ……ご命令を……!」
ハルシュタイン「それじゃあ、今度一緒にケーキ作ろっか!」
貴音「……! はい……はいっ……!」
ハルシュタイン「これにて」シュウウウウ
春香「一件落着、だねっ」ポンッ
P「春香、戻ったのか!」
小鳥「リボンが、戻ってる!」
春香「えへへ……やっぱり私には、伝説の戦士……皇帝なんかよりも」
ハールカッカー「こっちの方が、性に合ってますから!」ポンッ
美希「ありがとう……ありがとう、ハールカッカー!」
53: 2012/12/16(日) 22:39:51.95
ハールカッカー「私は、いつでもみんなのことを見守ってるよ!」
美希「うん……うんっ!」
――ハールカッカー。それは、愛と勇気と、正義の名!
ハールカッカー「それじゃ、私、行かなきゃ……きゃっ!?」ドンガラガッシャーン!
――ハールカッカー。それは、忘れてはいけない、リボンの言葉!
ハールカッカー「いたたた……って、も、もうっ! どこ見てるんですか! えへへっ」チラッチラッ
――ハールカッカー。それは、あざとさと、純真の姿!
ハールカッカー「困ったときはいつでも呼んでくださいね! あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
終
美希「うん……うんっ!」
――ハールカッカー。それは、愛と勇気と、正義の名!
ハールカッカー「それじゃ、私、行かなきゃ……きゃっ!?」ドンガラガッシャーン!
――ハールカッカー。それは、忘れてはいけない、リボンの言葉!
ハールカッカー「いたたた……って、も、もうっ! どこ見てるんですか! えへへっ」チラッチラッ
――ハールカッカー。それは、あざとさと、純真の姿!
ハールカッカー「困ったときはいつでも呼んでくださいね! あと、春香さんは可愛いですよ……さらばっ!」バサァッ!
『りめんヴぁーい! ハールカッカー!』
カッカー…
カッカー…
カッカー…
終
56: 2012/12/16(日) 22:42:40.83
乙
57: 2012/12/16(日) 22:43:43.81
タイトルだけで突っ走った
わた春香さんは可愛いですよ
読んでくれたやつ乙
わた春香さんは可愛いですよ
読んでくれたやつ乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります