～梓「猫に小判！」～

紬「紅茶よ♪」

唯「ありがと～」

律「サンキュー」

紬「今日の紅茶は本場のイギリスから取り寄せたのよ」

唯「へえ～」

律「くはー！うめー！」

唯「おお、いけるクチですな」

律「授業の後は一気飲みに限る！」

梓（この人達って……）

　　　　　　　　　～唯「二兎追う者は一兎も得ず！」～

唯「ギター弾きたい！」

澪「勉強が先だろ」

唯「そうだ！ギター弾きながら勉強しよう」

唯「ふむ……なるほど」ｼﾞｬｶｼﾞｬﾝ

律「ほんとに憶えられるのか？」

澪「じゃあ『NO, Thank You』の意味は？」

唯「……」

律「だめじゃん！」

唯「えへへ～ちょっと疲れてるだけだよ」

唯「ギター休憩しよう！」

唯「……」

紬「唯ちゃんどうしたの？」

唯「Ｃってどうおさえるんだっけ？」

梓「ええ！？」

　　　　　　　　　　～唯「備えあれば患い無し！」～

唯「超大音量目覚まし！」ｼﾞｬｼﾞｬｰﾝ

唯「これで朝はバッチリ！」

唯「安心して眠れる！」

唯「おやすみなさーい」

――翌朝

唯「zzz」

　ジャリャリャリャリャリャリャ！

唯「zzz」

　ジャリャリャリャリャリャリャ！

唯「うるさいなあ」ﾊﾞｷｯ

　　ジャ……リャリャ……ジャ……

唯「zzz」

　　　　　　　　　～唯「隣の花は赤い！」～

紬「今日は色々な種類のケーキを持ってきたわ♪」

律「モンブランもーらい！」

唯「私いちごショート！」

澪「私はチョコレートケーキかな」

梓「チーズケーキ頂きます」

唯「……」ｼﾞｰ

唯「りっちゃんのもおいしそうだね」

律「やらんぞ」

唯「けちっ」

　　　　　　　　　～紬「蝦で鯛を釣る！」～

紬「唯ちゃん、クッキーあげるわ」

唯「わあ！ありがとう！」

紬「どういたしまして♪」

唯「おいし～」ﾆｺﾆｺ

紬（クッキーだけでこの笑顔が見れるなんて……）ｳｯﾄﾘ

　　　　　　　　　～梓「飼い犬に手を噛まれる！」～

梓「トンちゃん、ごはんだよ」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

梓「……」

トンちゃん「パクパク」

梓（可愛い……）

トンちゃん「バシャ！」

梓「トンちゃんが跳ねた！？」

梓「うう……」

梓「目に水が……」

　　　　　　　　　　～純「一難去ってまた一難！」～

純「ええ！？次の授業宿題で出たの！？」

純「聞いてないよ！」

梓「純は寝てたからね」

純「憂！見せて！」

憂「いいよ～」

純「ありがとう！」ｶｷｶｷ

梓「憂も甘やかしちゃだめだよ」

憂「今回だけ♪」

純「できた！危機は去ったぞ！」

――授業

先生「小テストやるぞー」

純「小テスト！？」

純「聞いてないよ！」

梓「寝てたからね」

　　　　　　　　　～唯「雨降って地固まる！」～

澪「律だってそうだろ！」

律「なんだとー！」

紬「二人とも落ち着いて！」

唯「喧嘩しちゃだめだよ！」

律「もう澪なんか嫌いだ！」

澪「私も嫌いだ！」

律澪「ふんだ！」

――１時間後

律「さっきはごめん……」

澪「うん……」

律「嫌いなんて言っちゃったけど……嘘だよ……///」

澪「わ、私も……///」

紬「いいわあ……」ｳｯﾄﾘ

唯「一件落着！」ﾌﾝｽｯ

　　　　　　　　　～梓「馬の耳に念仏！」～

梓「練習しましょう！」

律「今日はもういいや」ｸﾞﾃﾞｰ

唯「夕日がきれいだよ、りっちゃん」ｸﾞﾃﾞｰ

律「ほんとだ」

唯「風流ですな」

律「風流ですな」

梓（この人達には何言っても効果ないな）

　　　　　　　　　～唯「病は気から！」～

唯「風邪ひいたかも……」

律「大丈夫か？」

唯「ちょっと気持ち悪い……」

律「気持ち悪いと思うから気持ち悪いんだ」

律「気持ち悪くないと思えば気持ち悪くないのだ！」

唯「な、なるほど」

唯「気持ち悪くない……気持ち悪くない……」

唯「……」

律「どうだ？」

唯「やっぱり気持ち悪い……」

　　　　　　　　　　～唯「明日には明日の風が吹く！」～

唯「テスト赤点だった……」

唯「補習に追試だよ……」

唯「もうちょっと勉強すればよかった……」

律「唯、過ぎ去ったことを悔やんでも仕方ない」

律「過去のことは忘れて前に進もう」ｷﾗｷﾗ

唯「りっちゃん……！」

律「さあいこう、輝ける明日へ」ｷﾗｷﾗ

唯「うん！」ｷﾗｷﾗ

澪「だめだろ」

　　　　　　　　　　～律「押してだめなら引いてみな！」～

律「澪ー！ノート貸して！」

澪「またノート取らなかったのか？」

律「お願い！」

澪「もう律には貸さないって決めたんだ。いつまでも甘やかしてると進歩がないからな」

律「そこを何とか！」

澪「だーめ、落書きだってするし」

律（う～ん、どうしたものか）

律（そうだ！）

律「じゃあ、いいよ」

律「もう澪には頼み事しない」

律「他の人に頼もーっと」ﾁﾗｯ

澪「あ、えっ……」

澪「しょ、しょうがないな！今回だけだぞ！」

律（よっしゃ）

　　　　　　　　　～唯「腐っても鯛！」～

唯「ここ難しいよ～」

さわ子「ちょっとギター貸してみなさい」

さわ子「お手本聴かせてあげるわ」

唯「お願いします！」

さわ子「きえええええい！」ｷﾞｭｳｨｰﾝ

唯「おお！」

さわ子「こんな感じよ」

唯「さわちゃんは歳とってもギターの腕は健在だね！」

さわ子「まだ若いって言ってるでしょ！」

　　　　　　　　　～唯「藪をつついて蛇を出す！」～

唯「むむ……」ｼﾞｰ

さわ子「唯ちゃんどうしたの？」

さわ子「私の昔の写真じっと見て」

唯「さわちゃん」

さわ子「はい？」

唯「やっぱり昔と比べると老けたね」

さわ子「だからまだ若いって言ってるでしょ！」

澪「ひいっ！？」ﾋﾞｸｯ

さわ子「うおらあああああ！」

さわ子「いい加減城よおまえらああああ！」ﾄﾞｶｰﾝ

唯「さわちゃんが覚醒した！？」

律「お前が余計なこと言うからだ！」

　　　　　　　　　 ～律「法螺を吹く！」～

律「澪はな、中学校の時、女番長って呼ばれてたんだぞ」

唯「へえ～」

律「学校の不良はみんな澪の弟子で、気に入らない奴は片っ端から半頃しにしてたんだ！」

唯「澪ちゃん……恐ろしい子！」

律「それを私が更生させたのさ……」ｷﾗｰﾝ

唯「うぅ……ええ話や……」ｸﾞｽｯ

澪「り～つ～！」

律「あ、澪」

澪「でたらめ言うな！」ｶﾞﾂｰﾝ

律「あいてー☆」

　　　　　　　　　　～唯「雀の涙！」～

唯「お腹空いた～」

律「コンビニでも寄るか？」

唯「そうしよう！」

律「たしかもうちょっと先にあったな」

唯「あ、でも今日財布忘れたんだった……」

律「しょうがないな～。私が貸してやろう！」

唯「りっちゃんさすが！」

律「えーと」

律「よっと」ﾁｬﾘｰﾝ

唯「……１９円」

律「財布にそれしかなかった……」

唯「りっちゃん……」

律「……」

唯「……」

　　　　　　　　　　～律「管鮑の交わり！」～

律「思えば私と澪は小学校からずっと一緒だなー」

澪「そうだな」

律「澪は私がいなければ何もできないからな！」

澪「そ、そんなことないぞ！」

律「ははっ、冗談だよ」

澪「むう……」

律「みーお」

律「これからもよろしくな？」

澪「！」

澪「うん！」

　　　　　　　　　　憂「海棠の眠り未だ足らず！」

憂「お姉ちゃん朝だよ」

唯「う～ん……」

憂「遅刻しちゃうよ？」

唯「あ、ういー……」ﾎﾟｹｰ

唯「おはよー……」ﾎﾟｹｰ

憂（はうぅ……）

憂（寝ぼけてるお姉ちゃん可愛すぎ！）

　　　　　　　　　　～律「塵も積もれば山となる！」～

律「昼飯を恵んでください！」

信代「おにぎりあげるよ」

唯「憂の作った卵焼きだよ！」

澪「じゃあたこさんウインナーを」

春子「枝豆やるよ」

エリ「ロールキャベツ！」

紬「りんごとぶどうよ♪」

いちご「ミニハンバーグ」

しずか「プチトマトあげる！」

和「大根の煮つけあげるわ」

律「よっしゃあ！」

律「弁当一つ分になった！」

　　　　　　　　　　唯「情けが仇！」

唯「ういー、私も手伝うよー」

憂「え、うーん……」

憂（お姉ちゃんに包丁は危ないからなあ……）

憂「じゃあお皿運んでもらえる？」

唯「わかった！」

憂（でもお姉ちゃんが手伝うって言ってくれた！）

憂（うれしい！）

唯「わわ！？」ﾊﾟﾘｰﾝ

憂「お姉ちゃん！？」

唯「お皿割っちゃった……」

　　　　　　　　　　～律「青雲の志！」～

律「夢は武道館ライヴ！」

唯「おー！」

紬「おー！」

澪「話が飛躍しすぎだろ」

梓「先輩は志だけは高いんですね」

律「ふんすっ」

もうネタ切れ…
ありがとうございました

おっつん！
たのしかったお

４コマみたいだったな
また思い付いたら頼むぜ
乙！