2: 2014/01/20(月) 23:59:11.60
マホ「り、嶺上であがっちゃったのです。」
咲「さっきの和了りすごいね。」
マホ「そ、そうですか?マホ照れてしまいます。」
咲「うん。だからほら、もう一回やってよ。」
マホ「え、で、でも…」
咲「ほら、喋ってないで始めるよ」
マホ「は、はい!」
3: 2014/01/21(火) 00:02:32.55
マホ「今度こそ…またカンならずです。」
咲「ねぇ、まだかな?次の牌は…アレだよ?頑張って」
マホ「マホ、がんばります!」
咲「ふふっ」
咲「結局ノーテンだね。」
マホ「ううぅ」
咲「ねぇ、マホちゃん…何でカンしなかったの?」
マホ「え、でも…そんなに簡単にカンなんて」
咲「せっかく私がカンしないであげたのになー」
4: 2014/01/21(火) 00:06:39.23
マホ「でも、カンなんて…何が来るかもわからないのです。」
咲「え?カンって簡単じゃない?あ、今上手いこと言ったかも。京ちゃん褒めてー」
京太郎「お、おう。すごいな、咲。」ナデナデ
咲「えへへ、私、もっと頑張っちゃうよ!」
マホ「うう…須賀先輩…マホもなぐさめ「あ゛ぁ?」」
咲「どうしたの?」ニコニコ
マホ「ごめんなさい…うぅ」
優希「このままじゃ、またダメマホで終わるじぇ?」
和「優希」
優希「失言だったじぇ~」
5: 2014/01/21(火) 00:13:21.87
咲「次はマホちゃんが親だね。次はカン出来るかな?」
マホ「な、なんか…目が怖いです。」
咲「えー失礼しちゃうなー…ウルセーヨガキガ…」
マホ「ひっ…」
咲「ほら、はやく始めようよ。」
咲「それに、まだ始めたばっかりだよ?」
まこ「止めんでええんか?」
久「今の部長は貴女よ。まこ」
久「私はもう部長じゃない。だから、止めたいならよろしく~」
6: 2014/01/21(火) 00:18:40.34
まこ「止めれるわけ無かろうが…」
和「初心者は危機感が足りない。だから無駄なカンやチーなどの鳴きを行う。それを矯正するためにも、咲さんとの1対1での特訓は効率的な練習になります。」
まこ「ほー」
和「ですから、このままで良いかと思います」
久「で、本音は?」
和「マホ、今スグ変わりなさい。そして咲さんカワイイ///」
久「やっぱりね。」
和「い、いえ…今のは、半分、いえ、7割本音…いえ、何でもありません。」
和「咲さん頑張れー!」
まこ「開き直りおった」
和「初心者は危機感が足りない。だから無駄なカンやチーなどの鳴きを行う。それを矯正するためにも、咲さんとの1対1での特訓は効率的な練習になります。」
まこ「ほー」
和「ですから、このままで良いかと思います」
久「で、本音は?」
和「マホ、今スグ変わりなさい。そして咲さんカワイイ///」
久「やっぱりね。」
和「い、いえ…今のは、半分、いえ、7割本音…いえ、何でもありません。」
和「咲さん頑張れー!」
まこ「開き直りおった」
7: 2014/01/21(火) 00:26:58.63
最初に書き忘れた【咲-Saki-】SSです。
久「全国終わってから、和…ふっきれたわね。」
まこ「似たようなやつが沢山いたからのう」
咲「あ…それ捨てちゃうんだー」
マホ「だ、だめでしたか?」
咲「カン…あは、ツモ」
咲「ねぇ、コレ何点かわかる?」
マホ「これって…や、役満ですか!?」
咲「正解。1対1だからあんまり関係ないけど、責任払いだからマホちゃんの点棒頂戴?」
マホ「そんなに払えないって…感じなのです。もう点棒がないのです」
咲「そっかー…でも大丈夫だよ!」
久「全国終わってから、和…ふっきれたわね。」
まこ「似たようなやつが沢山いたからのう」
咲「あ…それ捨てちゃうんだー」
マホ「だ、だめでしたか?」
咲「カン…あは、ツモ」
咲「ねぇ、コレ何点かわかる?」
マホ「これって…や、役満ですか!?」
咲「正解。1対1だからあんまり関係ないけど、責任払いだからマホちゃんの点棒頂戴?」
マホ「そんなに払えないって…感じなのです。もう点棒がないのです」
咲「そっかー…でも大丈夫だよ!」
8: 2014/01/21(火) 00:35:55.74
マホ「ふぇ?」
咲「箱割れしても続行だから」
咲「ほら、今度は私の親。」
マホ「和先輩~」
和「相手の河を見ずにしかも、安易に鳴くのはしない方がいいと教えたはずです。」
マホ「でも、咲先輩が…」
咲「私が…何かな?」
和「咲さんは特別です。」
咲「あはは、和ちゃん褒めすぎだよ」
10: 2014/01/21(火) 00:42:22.40
マホ「優希先輩…」
まこ「タコス買いに言ったぞ?」
マホ「須賀先輩…助け「はぁ?」」
マホ「もういやだよーグスッ」
咲「今日は合宿だし、つきっきりで教えてあげるね!」
咲「あ、京ちゃん。飲み物欲しいな。え、買いに行かなくてもいいよ?」
京太郎「そんなこと言ったって…ここにあるのは、今俺が飲んでる「私のジュースをどうぞ。咲さん!」」
咲「和ちゃんありがと。でも、今は…京ちゃんのも―らい。んっくんっく…美味しー♪」
京太郎「俺の期間限定大福味が…」
咲「えへへ…珍しそうだったから...ごめんね?」
12: 2014/01/21(火) 00:56:15.34
咲「今度二人で学食行く時に、レディースランチ奢って上げるから許してよ。」
京太郎「まったく咲はしょうがないなぁ…そうだ、マホ」
マホ「な、なんですか?」ビクッ
京太郎「さっきから怯えてどうしたんだ?金髪だからって、俺が不良とは限らないぜ?」
マホ「須賀先輩じゃなく…」
京太郎「俺じゃなく?」
マホ(後ろにいる咲先輩が怖いなんて言えないのです。)
京太郎「しゃあねーな。ほれ、これやるよ。」
マホ「冷たい…ジュース?」
13: 2014/01/21(火) 00:58:56.07
マホ「冷たい…ジュース?」
京太郎「これ飲んで頑張れよ。」
咲「……」
マホ「ありがとうございます!」
京太郎「わっ、いきなり抱きつくなって」
咲「!?」
久「モテモテねー 初心者同士気が合うのかしら?」
京太郎「そんなんじゃないですって」
マホ「優しいのは先輩だけなのです」
和「このまま初心者同士…」ブツブツ
咲「……トイレ行ってきます」
和「なら私も」
咲「ごめん。ちょっと一人にさせてくれない?」
和「咲さん?」
14: 2014/01/21(火) 01:10:51.07
ジャー
咲「ふぅ…悪い顔してるなぁ私」
咲「でも仕方ないと思うんだ。だって、あの子ってば、前にもあったけど、いきなり人の領域に土足で入ってくるし、人の夫(京ちゃん京ちゃん京ちゃん…)に色目使うし、夫婦の会話妨げるし、ほんとふざけやがって。なにがマホだ。ワカメみたいな名前しやがって。自分の立場をわきまえれないのかな?キンクリすんぞ。それに、京ちゃんが優しいのを盾に抱きつくなんて…もう我慢できない。潰してやる。いや、潰す前に後悔させないと…ここはお前が来ていい領域じゃない。それに、京ちゃんは私の夫♡って教えてあげないと…優しい先輩としてね♪でも、京ちゃんは許してあげよっと。だって私の夫だもん。多少の浮気は許さないとね。相手の女は......」
咲「うん。いい笑顔♪これなら、京ちゃんもイチコロかな?」
咲「あの子も黙って和先輩、優希先輩言ってれば、まだ可愛いんだけどなー」
咲「京ちゃんにこれ以上負担かけるわけにはいかないよね…」
咲「それに、京ちゃんはずーっと私の夫なんだもん。」
咲「これは、京ちゃんの友達も公認だしね。」
咲「よし、後輩の面倒も先輩の役目!といっても、相手はまだ中学生だけど…」
咲「がんばるぞー おー!」
20: 2014/01/21(火) 21:40:37.41
咲「おまた…せ…?」
京太郎「咲か、お帰り。」
マホ「スー…スー…」
和「お帰りなさい。遅かったですね。なにかあったんですか?もしかして暴漢に…」
咲「そ、それより…何してるのさ!!」
和「さ、咲さん?」
咲「マホの癖に、何京ちゃんの膝を…うう、そこは昔から私の席なの!!泣いた時だけの特等席なの!!」
21: 2014/01/21(火) 21:41:46.40
京太郎「しー」
咲「ごめんなさい。」
京太郎「疲れて寝ちまったんだよ。少ししたら起きるらしいし、な?」
咲「で、でも…寝るんだって、蒲団があるじゃん!」
京太郎「のど「わ―!!」」
咲「和ちゃん?」
和「そ、そうだ…ちょっと一局打ちませんか?」
咲「そんなこと言ってる場合じゃ…きゃ、引っ張らないでよ。」
和「行きましょう。ほら、龍門渕の皆さんも来たみたいですよ?」
22: 2014/01/21(火) 21:43:36.80
咲「あ、ちょっと、話はまだ…」
まこ「和も強引じゃのう。」
久「焦ってて可愛いじゃない。」
京太郎「じゃあ俺は、邪魔にならないように部屋に戻ってますね。」
久「あら、別にいてもいいのよ?」
京太郎「初心者じゃ邪魔になるだけですし。失礼します。」
久「なら、マホちゃんを部屋で休ませてあげてちょうだい。」
京太郎「わかりました。じゃあカギを貸してください。」
久「あら、女子の部屋に入る気?」
京太郎「でないと休めないでしょうが」
23: 2014/01/21(火) 21:46:37.28
久「ちょっとだけだし、須賀君の部屋で休ませてもらえない?」
京太郎「それはちょっと…」
久「あら、須賀君は中学生に欲情する変態さんだったかしら?」
京太郎「わかりましたよ…なら、マホ休ませてきますね。よいしょっと、軽いな」
久「似合う似合う。金髪だから、王子様みたいよ。」
須賀「からかわないでくださいよ。」
久「そうそう、その姿、人に見られないようにねー」
久「誰かに見られたら誤解されちゃうわよ?」
京太郎「絶対面白がってるな部長め…いや、元部長か」
マホ「ん…」
京太郎「それにしても…えらく怯えていたな。今も俺に服掴んで全然離さないし…」
25: 2014/01/21(火) 21:51:07.82
久「いったかしら?」
まこ「わしゃしらんぞ」
久「なにが~?」
まこ「咲にばれたら…大変なことになるぞ。京太郎に対する執着心は」
久「大丈夫大丈夫。仮にバレても『須賀君が部屋に連れ込んだ』って言えば平気よ。マホちゃんには被害は及ばないはず。それに咲も須賀君に酷いことはしないはずよ。問題ないわ。私もそうしているし」
まこ「こいつは…」
久「さーてと、須賀君の部屋に行ってこよ―っと」
まこ「野次馬根性は感心せんぞ?」
久「なにいってるのよ。いたいけな美少女中学生が、男子高校生に襲われてないか」
まこ「あーっもう、わかったから、はよ行ってこんかい!」
久「じゃあねー」
26: 2014/01/21(火) 21:53:08.40
まこ「はぁ…後輩だけじゃのうて、上の面倒も見るなんて、こんなん考慮しとらんぞ」
咲「はぁ、はぁ...京ちゃん!」
まこ「な、なんじゃ…そんなに焦って」
咲「京ちゃんどこ!?」
まこ「そ、それはじゃのう…それより、龍門渕と麻雀してたんじゃないんか?」
咲「そんなの飛ばして終わらせました。」
まこ(末恐ろしいやつじゃ…)
咲「京ちゃんどこー!!」
28: 2014/01/21(火) 21:56:45.24
咲「はっ、もしかしたら……」
咲「京ちゃんがいない→マホもいない→さっき膝枕してもらってた→羨ましい→マホが京ちゃんを誘惑→京ちゃんは嫌がっているのに→それを助ける私→最後は仲良しのチューで二人はHAPPY END」
咲「これだ!」
まほ「何かいらんもんも混じっとったぞ?(目のハイライトが無くなっとる 」
咲「そうとわかれば、待ってて今助けに行くよ。」
咲「幼馴染は最強だもん。」
まこ「い、今は風呂にいっとるかも知れんぞ?だから少しここで休まんか?打ちっぱなしで疲れたじゃろ?」
咲「京ちゃんがお風呂に行くことは無いと思います。」
29: 2014/01/21(火) 21:59:48.41
まこ「わ、わからんぞ?ここは旅館じゃし」
咲「京ちゃんは朝に軽く10分程度のシャワーを浴びて、体を起こします。その後食事。休日の昼は料理に掃除などの家事を中心に行います。また、たまに本屋で…本を買います。これはあとで私が没収しています。夜には平均30分のバスタイムですね。最初に洗うのは頭。その後は洗顔、左腕の順で体を洗います。知ってました?京ちゃんって、私と同じ順で体を洗うんですよ。しかも、使ってる石鹸も同じなんです。これって運命ですよね!あ、でも、頭の洗い方はすっごく豪快なんですよ。こうワシャワシャ―って感じで…すっごく男らしいですよね。あ、私の夫を盗ったら怒りますよ?」
まこ「く、詳しいんじゃな。」
咲「京ちゃんのことは何でもわかります。だって幼馴染で嫁だもん」
まこ「」
咲「だから今は…キッチンか部屋かな?そうだ、せっかくだし京ちゃんを衣ちゃんに紹介しようかな...どう思います?あ、長々喋ってすみません。」
まこ「い、いや…ええんじゃ」
咲「それじゃあ失礼します。」ペッコリン
咲「キッチン…どこだろ...」
まこ「咲ってあんなキャラじゃったっか?」
30: 2014/01/21(火) 22:03:17.38
咲「あれー…ここはお風呂場か…これって京ちゃんのかな?じゃあ今お風呂にいるのは京ちゃん?」
ガララララ
「おや、貴女は清澄の」
咲「間違えました。そうだ、京ちゃんみてませんか?」
「いえ、ここには残念ながら。何か彼に御用ですか?」
咲「そうですか。掃除ご苦労様です。」
「そうだ、彼に会ったら『ハギヨシが~』とお伝えしてほしいのですが。」
咲「善処します。」
「よろしくお願いします。」
咲「…危ない男だよ。それにしても京ちゃんってば男にもモテるんだな―。ま、女に盗られるよりはいいけどね。けど、病気が怖いかも。」
31: 2014/01/21(火) 22:04:21.71
咲「あれー…ここはお風呂場か…これって京ちゃんのかな?じゃあ今お風呂にいるのは京ちゃん?」
ガララララ
「おや、貴女は清澄の」
咲「間違えました。そうだ、京ちゃんみてませんか?」
「いえ、ここには残念ながら。何か彼に御用ですか?」
咲「そうですか。掃除ご苦労様です。」
「そうだ、彼に会ったら『ハギヨシが~』とお伝えしてほしいのですが。」
咲「善処します。」
「よろしくお願いします。」
咲「…危ない男だよ。それにしても京ちゃんは男にもモテるんだね。ま、女に盗られるよりはいいけどね。けど、病気が怖いかも。」
32: 2014/01/21(火) 22:06:23.18
咲「こんどそれとなく検査してみよっと。」
咲「お風呂場にも居ないし、キッチンはどこかわからないから…部屋かな?そういえば私、京ちゃんの部屋がどこか知らない。」
咲「これって、試されてるのかな?『俺の嫁なら、俺の部屋ぐらい簡単にわかるだろ。』って」
咲「なら、見つけたご褒美は一緒におねんねだね。」
咲「布団は1つ。枕も1つ。え、私の枕?あるよ?京ちゃんの腕枕♪」
咲「ふんふふーん♪京ちゃんの『き』は咲の『き』~♪」
咲「まってて京ちゃん♪」
33: 2014/01/21(火) 22:10:29.02
京太郎「はぁ…やっと離してくれたよ。」
マホ「ううん…」
京太郎「怖がったり寝たり忙しいやつだな。」
マホ「えへへ」
京太郎「おっと、つい咲みたいに撫でちゃった。前、怒られたんだよな」
京太郎「『女の子の髪を気軽に触っちゃだめ。触るなら、幼馴染の私だけ。』って…おかげで和に嫌われないですんだけどな。」
京太郎「にしても起きないな。ほっぺつっついても全然…あっ」
マホ「あむっ…」
京太郎「指が…抜こうにも抜けない…」
マホ「んへへ…」
34: 2014/01/21(火) 22:11:33.78
京太郎「うわすっごい笑顔…」
京太郎「しかし、こんな所を誰かに見られたら…」
久「しっかり見てるわよ~しかも、こんなに面白い展開になるなんて」
久「おっと、声を抑えないと…」
久「それにしてもいい雰囲気だわ~」
久「案外このままくっついちゃったり、そしたら優希と三角関係、いや、咲も入れたらもっと面白いわ」
「クーイズ 京ちゃんは誰の嫁?」
久「ちょっと、今いいところなのよ。じゃましないで…って、さ」
咲「正解は、私こと咲ちゃんでーす。」
久「さ、咲じゃない…」
咲「何してるんですか?」
36: 2014/01/21(火) 22:14:55.64
久「こ、これはね、違うのよ。ただね、」
咲「えい。」
久「あふぅ…」
咲「ふぅ、ちょっと眠ってもらっちゃった。」
咲「あとは…これで連絡して…よし、後はあの人たちが回収してくれるよね。」
咲「どれどれ…私の京ちゃんはいい子にしてるかな~?」
咲「……はぁ!?」
京太郎「初心者同士頑張ろうな。」ナデナデ
マホ「ん…んぅ…」
咲「京ちゃん!」
京太郎「うォう!?」
37: 2014/01/21(火) 22:15:52.60
咲「なにしてるの!」
京太郎「これは違うぞ。違うんだ。」
咲「京ちゃんが優しいのはわかってるよ。でもね、女の子は魔女だよ?」
京太郎「魔女って、咲は面白いな。」
咲「え、そうかな?」
京太郎「そうさ。」
咲「えへへ、京ちゃんが喜んでくれてうれしいよ。」
京太郎(よし、これで上手く話を)
咲「それはそうと、マホちゃん起きてるよね」
マホ「」ビクッ
39: 2014/01/21(火) 22:19:18.14
京太郎「そんなはず…」
咲「ほら、今ビクッてなったよ?ねえマホちゃん」
マホ「お、おはようございます。先輩」
咲「やっぱり…おはよう。マホちゃん。」
京太郎「おはよう。よく眠れたか?」
マホ「ハイっ!ありがとうございました。それにお布団ありがとうございます。」
咲「まさか、添い寝もしたの?」
京太郎「そんなわけないだろ。」
咲「知ってるよ。京ちゃんのこと私、信じてるもん。」
マホ「わ、私は先に戻って…」
咲「ちょっと待って、京ちゃんの指…濡れてない?」
40: 2014/01/21(火) 22:23:44.17
京太郎「な、なんのことだ?」
咲「拭いたって駄目だよ。ほら、指を見せて…クンクン」
咲「よだれ?でも、京ちゃんじゃない…まさか…」
マホ「ち、違います。マホじゃ…マホじゃないです。」
咲「ねぇマホちゃん。」
マホ「ち、近いのです…んむっ!」
咲「この匂い…マホちゃんだね。」
京太郎「いきなり指突っ込んだと思ったら…」
マホ「けほっ、ご、ごめんなさい。」
咲「どうして謝ってるの?マホちゃん何か悪いことしたの?」
京太郎「咲、そこらへんに」
咲「そこらへんって、どこらへん?それに今はマホちゃんとお話中だよ?」
41: 2014/01/21(火) 22:24:42.93
マホ「えっと、咲先輩の彼氏の指を咥えてしまったからです。」
咲「やっぱり咥えたんだ…どうだった?」
マホ「え、えっと、なんだか安心するので」
咲「その気持ちはわかるけどね、人の夫を盗ったらだめだよ?」
マホ「お、夫ですか!?お二人は結婚していたのですか?」
咲「えーっと、婚約中かな?許嫁みたいなものだよ。ね、京ちゃん♪」
京太郎「お、おう。(今逆らったらだめだ。今逆らったらだめだ。)」
咲「というわけで、マホちゃん、話してくれない?」
マホ「な、なにをですか?」
咲「京ちゃんの部屋に来た理由と、ここに来る前どうして京ちゃんの膝枕で寝てたのかな?」
マホ「そ、それは…というわけだったのです。」
咲「そっかぁ、そうだったんだね。」
マホ「ま、マホは、マホはどうなっちゃうんですか?」
42: 2014/01/21(火) 22:32:14.06
咲「怖がらせてごめんね。ほら、仲直りのハグだよ」
マホ「わっ」
咲「次は無いからな」ボソッ
マホ「は、はい!」
京太郎「うんうん。これで仲直りは出来たな。しかし、マホは相変わらず震えてるな」
咲「さ、もどろっか。京ちゃんも一緒だよ。」
京太郎「いいのか?」
咲「勿論。京ちゃんも清澄のいや、私の大事な大事な家族だもん。みんなに紹介するよ。」
京太郎「おう。ありがとな。」
咲「えへへ、褒めるなら頭を触っても「マホも行こうぜ」」
京太郎「ほら」
マホ「は、はい。」ギュッ
咲「はぁ!?」
44: 2014/01/21(火) 22:39:11.67
マホ「あ、ご、ごめんなさい。」
咲「マホちゃんは仲直りの証に私と手をつなごうよ。」
マホ「で、でも、京太郎先輩のほうが」
咲「京太郎先輩!?」
マホ「あ、これは違うのです。」
咲「ま、いっか。」
京太郎「いいのか?」
咲「夫の浮気を多少は許さないと。最終的に帰ってきてくれればいいよ。」
マホ「咲先輩……」
咲「ま、戻ったらまたマンツーマンで特訓だけどね。」
マホ「そ、それはちょっと…」
京太郎「そ、そうだ。咲、俺にも教えてくれよ。」
咲「京ちゃんには布団の中で教えてあげる。」
マホ「ふ、蒲団///」
京太郎「咲、でたらめ言うな。マホが混乱してるだろ。」
45: 2014/01/21(火) 22:39:37.46
咲「あ、これは夫婦の秘密だったね。」
マホ「高校生は凄いのです///」
マホ「マホはもうダメなの…」フラッ
京太郎「おっと、だいじょうぶか?」
マホ「あっ///」
京太郎「転んだら大変だからな。」
マホ「は、はい///」ギュッ
京太郎「お、おい」
マホ「ご、ごめんなさい。」
「「……」」
咲「ねぇ、仲間はずれはやめてほしいな。」
咲「ま、2人とも、私がしっかり麻雀を教えてあげるからね。いっぱい楽しんでよ!」
「「お、お手柔らかに」」
47: 2014/01/21(火) 22:41:03.58
マホ「コレがいいと思うのです。これならもうすぐ三色ですよ?」
京太郎「いや、こっちだろ。これのほうが待ちが良い。だってドラが沢山だぜ?」
マホ「でもそれじゃ、鳴いてるので役なしになってしまうのです」
京太郎「ホントだ、マホは賢いな」
マホ「えへへ」
咲「で、どうしてこうなるの?」
和「初心者二人では、力の差があるので、二人ひと組でやった方が効率が良いかと」
咲「そこまでは百歩譲ってもいいけど、どうして京ちゃんの上にマホちゃんが座ってるの!!」
和「そうしないと牌が見え…すみません。配慮が足りませんでした。」
咲「わかってくれた?なら、さっそく」
和「どうぞ、私にすわっていいですよ?ほら、ほら」
48: 2014/01/21(火) 22:44:48.19
咲「やだよ。それなら京ちゃんが良いもん。」
咲「そうだ、私が京ちゃん。マホちゃんが和ちゃんの膝の上に座ればいいんだよ。」
咲「よし、それならさっそく準備に…」
和「それはダメです。それでは私たちに頼りっぱなしになってしまいます。」
咲「IH中も京ちゃんが私を支えてくれてたから、今度は私が京ちゃんを支えるの!」
和「ダメです。私に座ってください。」
咲「嫌っ!!」
まこ「こっちは相変わらずじゃのう。それに」
まこ「あっちも盛り上がっとるのう」
49: 2014/01/21(火) 22:48:32.61
ゆみ「通らないな。ロン リーチ一発ドラ4 12000」
美穂子「それは上野さんのセリフ…勝手に使わないでください。」
ゆみ「状況が似ていたのでな。おや、和了り方も同じなようだ。」
蒲鉾「ワハハ、ゆみちんは強いなぁ」
ゆみ「蒲原か、見ていろ。私が久を必ず」
蒲原「応援は任せろ―!」
美穂子「私と上野さんの絆…にわかには負けませんよ」
洋榎「ちょい待ち、ウチを忘れてもらっちゃ困るで!」
蒲原「ワハハ いたのか」
50: 2014/01/21(火) 22:49:03.53
洋榎「いたわ!ゲストで来い言うたんは、あんたらやないか!なのに来たらきたで久の体1日も貸さんなんて、ホンマ酷い話やで。」
ゆみ「文句があるなら大阪に帰るといいだろう。なに、帰りの新幹線代くらい私が出そう。」
美穂子「私も半分出しますよ。」
ゆみ「気があったな」
美穂子「ええ。」
洋榎「誰が帰るっちゅうんじゃボケ!言いか、IHで一番久のことを気にかけて…」
モモ「先輩を撃ち落とし、風越いや、この煩い人をサポートするっス。そうすれば、あの人は長野からいなくなる…これっきゃないっす!」
ゆみ「モモは私が嫌いか?」
モモ「いえ、そんなことは…」
ゆみ「しかし、先ほどの発言を聞く限り…」
モモ「ご、誤解っす!!」
美穂子「モモさんの為にも、上野さんは私に任せてほしいのだけど」
洋榎「聞けや!ほんま、関東の連中は冷たいで。けどな、だからこそ久は大阪連れてくで~!待っててな、久~」
久「ん~~~!!」
51: 2014/01/21(火) 22:50:06.38
まこ「縛られとると思ったら、商品にされとる。ま、自業自得かのう。」
和「いけません。彼は呪いのイス…一度座ると二度と立ち上がることは」
咲「むしろ幸運のイスだよ!は、な、し、て!」
和「い、や、で、す!」
マホ「あのー…先輩の番ですよ?」
京太郎「ところで、優希はどこ行ったんだ?」
まこ「さっきメールで『龍門渕のコックのタコスが美味すぎるじぇ!』ってメールきとったぞ。」
京太郎「あ、ハギヨシさん。優希の奴…絶対迷惑かけてるな。後で謝らないと…」
マホ「タコス…タコスぢからでマホもパワーアップできるのです。」
京太郎「なら食うか?」
マホ「あるんですか?」
京太郎「ほれちょうど2つ分ある。」
マホ「あむっ、辛くなくて食べやすいのです。」
52: 2014/01/21(火) 22:50:55.68
京太郎「そりゃよかった。モグモグ」
咲「私の分は?」
京太郎「俺食ってるので最後だ。すまん。」
咲「…じゅるり」
咲「動かないでね。じっと、じっとして」
京太郎「さ、咲?」
咲「いただきま「させません!」」
和「だめです。人のものをとってはダメです!」
咲「離して、それを言うなら、京ちゃんのものである私を離してよ!!」
和「え、なんだって?」
53: 2014/01/21(火) 22:54:39.40
マホ「マホ、また京太郎先輩のタコスが食べたいのです。」
京太郎「おう、今度は高校入学してからだな。」
マホ「それまでマホを待ってて下さいね。先輩♪」
京太郎「おう」
マホ「あ、先輩の口元にソースが…今とって」
京太郎「お、おうサンキュ」
マホ「急に振り向いちゃ」
京太郎「え?」
咲「あーー!!」
和「よしっ!」
54: 2014/01/21(火) 22:58:51.71
マホ「え、えっと、その…」
マホ「恥ずかしながら今のはマホのファーストキスなのです。京太郎先輩♪」
京太郎「す、すまん!」
マホ「初めてのキスは、なんだかちょっぴり甘かったです♪」
咲「そんなの…私の時はレモンの味だったもん!!」
京太郎「お前が寝ている俺に、レモン丸かじりさせたからな。」
和「咲さん、嘘ですよね!?」
咲「京ちゃん。浮気は許すけど消毒しないとね!」
京太郎「まて、まて…目が怖い。目が…レモンを持つなレモンを」
55: 2014/01/21(火) 23:00:19.29
咲「いますぐ口の中綺麗にしてあげるね。」
和「だ、だめです。咲さんが汚れて」
咲「行くよ、京ちゃーん!」
和「無視は嫌。無視は嫌です!咲さん!」
まこ「はぁ…これじゃあ合宿にならんけえ。どうすればええんじゃ…」
マホ「なんだか、マホ…チュウにはまってしまいそうなのです。」
マホ「浮気はダメですけど…ちょっと、ちょっとだけならいいですよね。」
マホ「マホが咲先輩の彼氏を好きになったって…」
終わり
56: 2014/01/21(火) 23:05:11.55
まだだまだ終わらんよ
57: 2014/01/21(火) 23:08:09.91
いいカオスだった乙
引用元: 咲「マホが…なんだって?」
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