74: 2015/04/13(月) 01:38:27.47
【グッナイきんモザ】

シノ「どうしたんですかアリス!?」

アリス「Whats はっぺん!?」

シノ「なんか今日アリスおかしいです」

アリス「我輩はおかしくないよ!! ちょっと日本の歴史も脳に刻みすぎただけである」

シノ「そうですか……」

アリス「うむ」

シノ「とにかく時間がないので朝ごはん食べて学校いきましょうか?」

アリス「御意!! 今朝は粟がいいな」

シノ「そんなのありません!!」

75: 2015/04/13(月) 01:49:55.59
~~~~通学路~~~~

シノ「おはようございます陽子ちゃん、綾ちゃん」

陽子「おはようシノ、アリス」

綾「おはよう」

アリス「GOODモーニング 陽子殿、綾殿」

陽綾「!?」

陽子「おいシノ……なんかアリスおかしくないか?」ボソボソ

シノ「そうなんですよ。本人いわく日本の歴史を吸収しずぎたようで」ボソボソ

綾「それでこんな喋りに?」ボソボソ

アリス「うむ? どうしたのだ諸君?」

シノ陽綾「(なんかもういろいろごちゃごちゃだ!!!!)」

トテトテ

?「おはようごじゃいまーす!!」

76: 2015/04/13(月) 01:59:15.15
陽子「あっ、カレンいいタイミングで来た! 実はアリスが……」

カレン「アリ巣がどうかしたの!? ってカレンはカレンは尋ねてみたり!」

陽子「」

シノ「まさかカレンまで……」

綾「おかしくなったの!?」

カレン「あン? どういうこったァ?」

アリス「カレン三等陸曹。なんか言葉遣いがおかしいのである」

カレン「そんな幻想はぶち頃すっ!!」


77: 2015/04/13(月) 02:07:35.18
シノ「まさかカレン……」

カレン「なンだァ三下ァ」

シノ「とあるシリーズを読んだのですか?」

カレン「たしかに読みましたよってカレンは冷静な表情でありながら心の中ではなんだこいつエスパーか!って驚きます」

シノ「やっぱり……」

陽子「でも、本読んだぐらいでそんなに影響されるのかねぇ~」

綾「陽子、本やメディアの影響をなめてはいけないわ!」

78: 2015/04/13(月) 02:20:32.70
陽子「どうしたんだ綾? そんなに興奮して?」

綾「いい陽子? 私って誰かに似てない?」

陽子「いきなりだな……う~ん」

陽子「ハッ!! ごちうさのリゼとけいおんのあずにゃんに似てる!」

シノ「たしかに」

アリス「目から鱗であった」

カレン「なンだと……」

綾「そうよ。私はリゼとあずにゃんに似てる。それに私の性格はツインテールという髪型のせいでツンデレという付加価値で確立されているのよ」

綾「だから、私も多くのアニメが影響して出来上がった個体と言っても過言ではないわ」

陽子「そうだったのか……ごめんな綾」

綾「わかればいいのよ」

79: 2015/04/13(月) 02:30:40.87
シノ「でもアリスとカレンはそれで過ごしにくくないですか?」

アリス「我に不快なことなど断じてない」

カレン「不幸はカレンさんのステータスですよ」トホホ

陽子「シノ、私たちのほうが過ごしにくい」

綾「それは同意するわ」

シノ「そうですねえ、とりあえず戻るまで待ちましょう」

陽子「そうだな。じゃあ学校行くか?」

綾「そうね」

アリス「いざっ!!! 出陣だ!!!」

カレン「根性みせてやるぜっ!!!」

シノ陽綾「(やっぱ早く治って欲しい!!)」

83: 2015/04/13(月) 16:08:38.22
~~~~学校~~~~

アリス「では、シノ殿 綾殿 カレン三等陸曹 お達者で」フリフリ

シノ「はい、またあとで」フリフリ

綾「なんか重いわね」フリフリ

カレン「三等陸曹だァ? 三下じゃねェか!!」

カレン「私を誰だとおもっていやがる!!」

綾「はいはい、いくわよカレン……」ズルズル

陽子「今日はこのアリスを一人で対応かあ」

陽子「不幸だ」

アリス「なにを黄昏ているのだ陽子殿? 生理か?」

陽子「ちげーよ!! それともっとデリカシー持とうよ!!」



そして、各クラス授業が始まった。

84: 2015/04/13(月) 16:33:39.77
烏丸先生「では、英語の授業を始めたいと思います」

烏丸先生「まず、先週の宿題の答えあわせからしていきましょう」

カキカキ

『It was stupid of me to make such a mistake.』

烏丸先生「じゃあ~アリスちゃん! 読んで訳してください」

アリス「承ったでござる! 烏丸恩師」

烏丸恩師「?????」υυ

アリス「いっとわずすっつっぴどおぶみーめいくさーちあみすていく」

アリス「訳は『そんな間違いをするなんて我輩も愚かでござる』である」

アリス「そう、あれは遠い昔のこと……」

烏丸先生「」υυ

アリス「我輩が幼少の頃、あるこけしが届いた」

クラス「」

アリス「そのこけしはどうやら東洋のものらしく、母上がまたアマゾンで購入したのかと思ったが」

アリス「それが現在のシノだったのだ」

アリス「あのとき我輩は愚かな間違いをしたなぁ」

烏丸先生「」υυ

85: 2015/04/13(月) 21:40:15.68
陽子「お、おいアリス、烏丸先生が困ってるだろ」

アリス「おっ、これは失敬した烏丸恩師」

烏丸先生「いや、いいんですけど……アリスちゃん、体調はいいですか?」

アリス「アイム ファイン」グッ!!

烏丸先生「なら大丈夫ですね!!」

陽子「それでいいのかよ……」

烏丸先生「では次猪熊さん」

陽子「えっ?」

アリス「ハハッ! 無知のベールぜよ陽子殿!!」

86: 2015/04/13(月) 21:50:51.57

名前を入れ忘れましたが、続いてシノサイド

久世橋先生「今日の家庭科は調理実習となっていましたのでエプロンと三角巾をつけて下さい」

カレン「小萌s……久世橋しぇんしぇ」

久世橋先生「どうしましたカレンさん?」

カレン「カレンさんは度重なる不幸体質ですのでエプロンと三角巾忘れたでせう」

久世橋先生「……」ゴゴゴゴオオォォォ

カレン「ひィ!! イノケンティウスが!!」

久世橋先生「カレンさんなんですかその態度は!! 罰として>>87です!!」

カレン「不幸だあああ!!!」


92: 2015/04/14(火) 00:30:49.70
~~~~放課後~~~~

カレン「ということで別スレたてろという罰がでたよ。ってカレンはカレンは終わりに向かって巻きモード!!」

シノ「なにを言ってるんですかカレン?」

陽子「とある大人の事情だよ」

綾「?」

アリス「そんなことより帰りは甘味処によるでござる」

シノ「アリスは何が食べたいですか?」

アリス「粟が食べたい」

シノ「アリス……粟はデザートじゃないです」

アリス「ファッ!?」



93: 2015/04/14(火) 00:58:55.04
上条「はあ~この年で一時のパパか不……いやいや幸福だ!!」

上条「不幸を言い訳にしたらこれからの子育てに悪影響がでる」

上条「それより」ガサッ

上条「美琴が買ってきてってメモしたものは……」

上条「ベビーカー・哺乳瓶・オムツ・ガラガラ・粉ミルク・おしゃぶり……」

上条「まさか上条さんに卵ともやし以外の物を買う日がくるとは」テクテク



がやがや

アリス「粟はデザートである!!」テクテク

陽子「アリス、今の日本に粟を提供してくれるとこなんてないと思うぞ?」テクテク

カレン「そうだぞ三下ァ。わがまま言うンじゃねェ」テクテク

綾「カレン前っ!!」

カレン「あン?」


ドンッ! パキーン


上条「イタッ!!」ドサッ

カレン「あふん!」ドサッ

上条「すまん、よそ見してた! 大丈夫か?」

カレン「いいえ、こちらこそごめんなちゃいで~す」

シノ「あれ?」

陽子「カレン」

綾「言葉が」

アリス「直っているのである!?」

カレン「ほんとじぇ~す! 直りました!!」

上条「?」

アリス「それより貴殿は大丈夫であるか?」手を差し出す

上条「ああ、なんてことねえよ(ずいぶん古風な喋り方するなこの外国人)」手を握る

パキーン!!

アリス「もう、カレンもちゃんと前みなきゃだめだよ!」

カレン「反省してまーす」

シノ「あれ?」

陽子「アリス」

綾「言葉が」

カレン「直ってま~す!?」

アリス「ほ、本当だ!! 直ってるよ!」

上条「なんか盛り上がっているところわるいけど、俺そろそろいくわ」

上条「ぶつかってごめんな」

カレン「こっちもごめんでーす」







97: 2015/04/14(火) 01:41:39.11

すいません、今回(ハローきんモザ二話)もにやにやしてしましました。では残り投下します。

シノ「でも、二人ともどうして直ったのでしょう?」

アリカレ「「さあ?」」

陽子「まあいいじゃん! 直ったんだし」

綾「そうね。終わりよければ全ていいのよ」

シノ「そうですね! ではアリスのリクエストで粟を食べに行きましょう」

アリス「シノ……あれは」

シノ「わかってますよアリス。じゃあみなさん私の家でティーパーティしましょう!」


~~~~ fin ~~~~~




引用元: 上条「なあ御坂?」 御坂「な、何よ!?」