憂「新生軽音部の練習のお手伝いをしてたんだよ～」

唯「あっ、そういえば今日あずにゃんが練習してた！ 憂も音楽室にいたの？」

憂「うんっ、本格的で結構楽しかったよ」

唯「言ってくれれば私も参加したのに！」

憂「ふふっ、3年生の皆さんには内緒でやってるからね！ いくらお姉ちゃんでも駄目だよ～」

唯「あーそっかぁ、ちぇ～」

憂「ん？ なんか台所から焦げた匂いしない…？」

唯「あっ！カレー作ってたんだった！ 忘れてたっ！」だっ

憂「えぇ！？ 絶対焦げてるよ！」だっ

・・・
憂「ふぅ…なんとか片付いた」

唯「ういー、ごめんねぇ」

憂「大丈夫だよ！ ところで何でいきなりカレーなんて作ろうと思ったの？」

唯「家に帰っても憂がいないなんて珍しいからね、たまには憂に楽させてあげようと思ってね！」

憂「お姉ちゃん……」うるうる

唯「でも、結局迷惑かけただけになっちゃったけど……」

憂「ううん、気持ちがうれしいよお姉ちゃん！」

唯「えへへ、そう？ でもやっぱり私は憂がいないと駄目だね～」

憂「私もお姉ちゃんがいないと頑張れないよ？」

唯「じゃあ一緒だね！」

唯「ってことで！ 一緒に夕飯作りしよう！」

憂「うんっ！」

憂「あ、でも……」

憂（お姉ちゃんが怪我したり火傷したら…大変！）

憂「じゃあお姉ちゃんは皿を並べたりサラダを盛り付けたりしてくれる？」

唯「ええぇ、そんな簡単な仕事で良いの？」

憂「でもお姉ちゃんがその仕事をこなしてくれないと私たちは夕飯を食べられなくなる重要な仕事だよ？」

唯「はっ！ そういえばそうだね！」

唯「ラジャーだよ憂！ 皿並べとサラダの盛り付けは私に任せてね！」

憂「うんっ期待してるね、お姉ちゃん」

唯「ふんふ～ん♪」

憂（そういえばお姉ちゃんは自分で料理をしようとしたんだよね）

憂（今まではそんな事する素振りも見せなかったのに…）

憂（でも結局私が邪魔しちゃった）

憂（私はお姉ちゃんを縛ってるだけなのかな？）

唯「ういー、出来たよ～」

憂（お姉ちゃんはやれば出来る人なんて言っておいて）

憂（お姉ちゃんがやろうとしてるのを邪魔してるのは私自身なんだ…）

唯「うい？」

憂「！！ な、なにお姉ちゃん?」

唯「えっと出来たよ？」

憂「あっ、私も出来たから食べよっか」

唯「うんっ！」

唯憂「いただきまーす」

唯「おいしいねー、憂」

憂「うん……」

唯「憂、さっきからちょっと元気ないよ？」

唯「何か悩み事があったら私に相談してよ！」

憂「……じゃあ」

憂「お姉ちゃんは料理とか家事全般やってみたい？」

唯「料理かぁ、うーん私も一応女の子だからね～ちょっとは出来ないとまずいかなぁって思うよ」

唯「今日みたいなことになっても困っちゃうからね」

憂「だよね…」

　展開が思いつかないので少しはしょりますが
　お姉ちゃんを縛り付けてると自覚した私は軽音部に入ることにしました

純「憂も入ってくれたからあと一人だね」

梓「今回の新歓ライブで絶対に捕まえよう！」

純憂「おぉー！」

　じゃんじゃんじゃかじゃか♪

いちねんせい「きゃーかっこいい」

　ライブは成功しました
　部員も増え、今年どころか再来年までどうやら安泰みたいです

憂「ただいま～」

唯「おかえりーういー」だきっ

唯「うい、もうご飯出来てるよ！ 手洗って一緒に食べよう！」

憂「うんっお姉ちゃんの料理どんどんおいしくなっていくから楽しみだなあ」

唯「てれますなぁ～」

　このように去年までと比べて私たち姉妹の関係は真逆になってしまいました
　でも家に帰るとお姉ちゃんが笑顔で待ってくれてる事に幸せを感じる毎日です
　この前おねえちゃんにそれを伝えたら

唯「憂の笑顔も私を幸せにしてくれてたのちゃんと分かってる？」

　なんて思わず顔が綻んでしまうような事を言ってくれました
　家事も出来るようになったお姉ちゃんはなんだか本物のお姉ちゃんみたいです

憂「ねっ、私やっぱり軽音部入って良かったよ」

唯「でしょ？ 憂が幸せなら私もうれしいよ！！」

唯「今まで家事とか押し付けちゃっててごめんね？」

憂「あー、あの時だってお姉ちゃんの幸せで私が嬉しい気持ちになってたのちゃんと分かってる？」

唯「うい……ういいいい！！！」うるうるだきっ

憂「も～お姉ちゃんこのままじゃ家に上がれないよ～」

唯「あ、そっか」

憂「それにお姉ちゃんの料理早く食べたいな」

唯「今日はカレーだよ！」

憂「あっカレー……」

唯「えへへ、あの時以来でしょ？」

唯「今度は焦がしてないから大丈夫！」

憂「もうそんな心配する必要ないよっ」

　そうです、お姉ちゃんはも立派に自立できるくらい成長しました
　まぁ妹の私が言うのも変だと思いますが……

唯「じゃあどうぞどうぞ」

憂「うんっ」

唯憂「いただきまーす！」

憂「うんっおいしいね！」

唯「よかったぁ」

唯憂「ごちそーさまでした」

憂「じゃあ私洗い物するね」

唯「ダメダメ、憂は部活でお疲れでしょ？」

憂「ううん、お姉ちゃんの為なら平気だよ！」

唯「だめっ！ 私がやるの！」

憂「も～！ じゃあお願いするね？」

　食後はいつもゴロゴロしていたお姉ちゃんはもういません
　その姿がとてもかわいく私はその姿の為に家事に勤しんでいたのかもしれません

唯「ういー、終わったよ～」

憂「一緒にテレビ見よう！」

唯「うんっ」

　でも実はその姿を見る事が出来なくなっても寂しくはありませんでした
　なんでかって？
　あの時も今も昔からずっと変わってない事があるからです

唯「うい、アイス持ってきたよ」

憂「わぁありがとうっ」

唯「はい、はんぶんこ」

唯憂「おいしいね～」

　それは私達が誰にも負けない仲良し姉妹だって言うことです

唯「ずっと一緒にいようね！」

憂「うんっお姉ちゃん大好き！」

おわり

見るからに糞すれだったので僕の好きな唯憂に変えておきました
明日のプリキュアの為に早く寝たくて展開はやくてすいません
だがこれで終わりではない
こういうスレが立つ限り第２第３の唯憂好きが現れる・・・・・・
じゃあの

うむ
唯憂は至高