1: 2013/08/24(土) 02:33:04.19
P「ばぶう」

小鳥「喋れませんか?」

P「舌は回り辛いですが、何とか喋れます」

小鳥「ではお聞きしますが……」

小鳥「な ん で 赤 ち ゃ ん に な っ て る ん で す か !?」

2: 2013/08/24(土) 02:34:13.90
P「ホギャ~~~~!!」

小鳥「ちょ?、プロデューサーさん。冗談は止めて下さい」

P「ホギャア、ホギャア!!」

小鳥「アアッ、ゴメンなさい。ヨチヨチ、泣きやんで……」

………………

小鳥「……ハァハァ」

P「やっと落ち着きました」

小鳥「心は大人じゃなかったんですか!?」

P「この姿だと引っ張られるみたいで……。ソフトな対応をお願いします」

小鳥「他人事みたいに……」


3: 2013/08/24(土) 02:38:43.16
小鳥「じゃあお尋ねしますが、あなたはプロデューサーさんですね」

P「ハイ、765プロの敏腕プロデューサー、魅惑のPとは私のコトです」

小鳥「ビールの瓶なら、酒屋さんに引き取って貰えますけどね」イラッ

小鳥「それで本題に入りますが、どうしてそんな姿になったんですか?」

P「愚問だぞ、ピヨすけ」

P「天が廻り晴れやかな朝が来るのも、月日が流れ乙女が美しく花咲くのも、此れ凡て天の配剤」

小鳥「……で?」イライラ

P「サッパリわかりましぇーん」

小鳥「ええと、赤ちゃんポストって九州だけだったかしら」

P「すみません。もう、ふざけ無いので勘弁して下さい」

4: 2013/08/24(土) 02:40:27.32
…………………

P「まあ、ホントにわからんのですよ」

P「仕事が溜まってたから事務所で徹夜で片付けた後、仮眠から覚めたらこの姿」

P「正直、驚く間も無く小鳥さんが入ってきたので……」

小鳥「取り敢えず、脅かしてみたんですか」

P「イヤだなぁ。喜びのあまり、つい、愛らしく笑ってしまっただけじゃないですか」

小鳥「『ウケケケケ……』と、白目を剥いて嗤う赤子が、何処にいますか!?」

P「まあまあ、いい歳してチビってしまったコトはナイショにしておきますから」

小鳥「……急に、パチンコ行きたくなりました」

小鳥「プロデューサーさんは良い子だから、車で待っててくれますね」

P「本当に、すみませんでした」

5: 2013/08/24(土) 02:42:04.01
P「ってか、ネタがヤバすぎるので、先に進めましょう」

小鳥「この先、何をしでかす気ですか」

P「せっかく赤子になってしまったのだから、うちのアイドル達に世話して貰おうとおもいまして」

小鳥「また、マニアックな」

P「赤子だと堂々と全裸で、オッパイお姉さんにダッコして貰えるコトに気づきましたので」

ボスッ!

パタパタ……

P「ありゃ?顔を真っ赤にして去って行ってしまった」

P「ヤラ3を、あまりからかうもんじゃ無いな」

P「しかし、ソファの上に放置されたまま、一向に動けん」

P「ハイハイどころか寝返りも出来んとは、不自由な身体になったもんだ」

6: 2013/08/24(土) 02:53:58.13
ガチャ

「おはよーございまーーす」

P「おお、やよいか。助けてくれ」

やよい「えっ?なんであかちゃんが」

やよい「プロデューサー。どこですかーーー」

P「ココだ、ココ。この赤子が、今の俺の姿だ」

やよい「アッ、あかちゃんがしゃべった!?」

7: 2013/08/24(土) 02:57:03.54
P「やよい。驚かないで聞いてくれ。俺がPだ」

やよい「うっうーー!プロデューサー。あかちゃんになっちゃったんですか?」

P「うむ。長い人生、赤子に戻ることも、ままあるモノなのだ」

やよい「そんなもんなんですかーー」

P「と、いう訳で世話を頼む、やよい。サッパリ動けん」

8: 2013/08/24(土) 03:00:07.40
やよい「アッ、特売で買ってきた浩三のオムツがあります。コレを……、ヨイショ!」

グイッ

P「オウッ!?」

やよい「ハーイ、足あげて。いい子ねーー」

パフパフ……

P「ハフン」

やよい「こなこな付けるよーー。サラサラして、気持ちいいねーー」

サワサワ

P『アンッ!お尻の割れ目から、キンタマの裏まで……』

シュッ、ペタペタ……

やよい「ハイ、できました」

11: 2013/08/24(土) 03:05:02.85
P『可愛いやよいにオムツを当てられてしまった。この背徳感がたまらんな』

やよい「ガマンしたねー、いいこいいこ」

チュッ

P「うひゃう!?」

やよい「アッ、ゴメンなさい。オムツ変えた後、チュッするのがクセになってて」

P「へそにチュウされたのは初めてだ」

やよい「ゴメンなさーい。こうすると浩三が喜ぶんで、つい……」

P「なに、俺も大喜びだから、謝ることではない……イッキシッ!」


12: 2013/08/24(土) 03:10:07.49
やよい「わっ!クシャミ?そういえば、はだかんぼです。カゼひいちゃう」

やよい「とりあえずこのワイシャツでくるんで……。何か着るもの買ってきますね」

P「オウ、頼む。俺の抜け殻から財布、持ってってくれ」

やよい「このスーツですね。ハンガーに掛けてっと……」

やよい「行ってきまーーす」

パタパタ……

13: 2013/08/24(土) 03:17:39.72
P「……しまった。やよいを行かせてしまっては、世話をしてくれる者が居ない」

P「どうしたもんか……」

ウトウト……

23: 2013/08/24(土) 13:19:01.86
…………………

ガチャ

「アレッ?ダレもいないyo」

「小鳥も?たるんでるわね」

「あらあらーー、お買い物にでも行ってるのかしら?」

「プロデューサー殿も今日は、いる筈なんだけと……」

「あれ!コレなに?」

24: 2013/08/24(土) 13:21:55.41

クークー……

「…………」
「…………」
「…………」
「あらーー、可愛いですねー」


「くぉらーーー!プロデューサー!!鳥ーーー!!なにしでかしたーーーー!?」

ビクンッ

P「ボギャーーーーーーー!!」


25: 2013/08/24(土) 13:24:04.17

律子「エッ?チョット?なに?」

P「フギャッ、フギャッ、フギャッーーー……」

律子「ア、アノ……、チョット……」

伊織「チョッ、なにフリーズしてんのよ。何とかしなさいよっ!」

律子「……………………」

26: 2013/08/24(土) 13:28:24.16

伊織「モウッ!ほんとイレギュラーに弱いんだから。亜美、何とか出来る?」

亜美「エエッ!?いおりん、ムチャブリすぎるよーー」

亜美「あずさお姉ちゃん、パス」

あずさ「アッ、ハイ。ヨイショ!」

ダッコ

あずさ「よーしよし。いい子いい子。泣かないで」

27: 2013/08/24(土) 13:31:40.47

ギュッ

ポンポン

ヨシヨシ

P「……フヤフヤ」

あずさ「♪…………」

亜美「な、なんとか泣きやんだyo」

伊織「フウッ、さすがはあずさね。良くやったわ。それにしても……」


28: 2013/08/24(土) 13:34:23.09

律子「………………」

伊織「アンタはいつ迄固まってんのよ!」

律子「……フェッ?あ、そう、プロデューサー、プロデューサーはどこ!?」

あずさ(の方向)「オウ、ここだ」

29: 2013/08/24(土) 13:36:36.33

亜美「…………」チラッ

伊織「…………」チラッ

律子「…………」チラッ

あずさ「?」

伊織「あ、あずさ。変な声、出さないでよね」

亜美「エッ?ニイちゃんじゃ無いの」

律子「バ、バカね。プ、プ、プロデューサー殿なんて、い、いないじゃない」


30: 2013/08/24(土) 13:39:17.08

律子「あずささん。こ、こんな時にふざけないで下さい」

あずさ「いえ、この子が……」

P「俺だよ、オレ」

亜美「エエッ?ニイちゃん、あかちんになってるyo」

P「長い人生、赤子になることも……」

伊織「そんなわけ無いでしょ!」

ビクッ

31: 2013/08/24(土) 13:41:37.00

P「フエッ……」

あずさ「アアッ、ヨシヨシ、ゴメンなさい。驚いたねーー」

ユサユサ、ポンポン……

P「フエッ、フニュフニュ……」

あずさ「伊織ちゃん。赤ちゃんを驚かしてはダメよ」

32: 2013/08/24(土) 13:43:49.62

伊織「だ、だってソイツ……」

あずさ「……伊織ちゃん」

亜美「逆らわない方がイイよ、いおりん」

亜美「あずさお姉ちゃん、完全にお母さんモードに入っちゃってる」

伊織「わ、悪かったわよ」

33: 2013/08/24(土) 13:47:58.31

P「ウム、気をつけてくれ。いおりん」

伊織「アンタはッ!」

亜美「まあまあ、いおりん。話が進まないから」

亜美「……で、ニイちゃん。なんで赤ちゃんになっちゃったの?」

P「正直わからん。まあ最悪20年チョットで戻るからな。気にしないでよろしい」


34: 2013/08/24(土) 13:50:21.28

P「で、せっかくだから赤ちゃんライフを満喫するコトにした」

亜美「タフだね。ニイちゃん」

伊織「いいかげんなだけよ」

P「ウムッ、あずささんの抱かれ心地は良い加減だぞ。実にクッションが効いて……」

あずさ「あらーー、ありがとうございます」

35: 2013/08/24(土) 13:52:47.71

伊織「アンタはっ!あずさも礼なんか言ってんじゃないわよ!セクハラよ、セクハラ!!」

P「赤子にセクハラもなにも無いもんだ」

P「ならば伊織。代わりにダッコしてくれ」

伊織「な、なんでわたしが……」

36: 2013/08/24(土) 13:55:32.41

P「フム、伊織はあずささんを、セクシャルハラスメントの毒牙にかけたままで良いと」

伊織「なっ?そんなこと……」

P「フウッ、ガッカリしたよ。仮にも龍宮小町のリーダーたるモノが……」タメイキ

伊織「な、なによ!わたしだってダッコぐらい出来るわよ!!」

Pあみ『『ちょろい』』

38: 2013/08/24(土) 13:58:37.71

伊織「ホラ、貸しなさいよ、あずさ。こんなもんこうして……」

グラッ

あずさ「キャアッ!」

ハッシ!

亜美「ダミだよぉ、いおりん。ニイちゃんまだ、首がすわって無いんだから」

亜美「こうして首をおさえてあげないと……」

40: 2013/08/24(土) 14:02:52.92
>>37 ドモです。これでいいかな

41: 2013/08/24(土) 14:06:03.74

P「オオ、亜美。なかなか上手いな」

亜美「病院(ウチ)に来た赤ちゃん、ダッコさせて貰ったりしてるからねーー」フフン

亜美「でもいおりんも、やよいッチのトコで浩三ちゃんダッコしてたりしてなかったっけ?」

伊織「……怖いからあんまり」

P「じゃあ良い機会だ。俺で練習してみろ」

伊織「い、いいわよ。そんなの」

42: 2013/08/24(土) 14:10:43.91

P「伊織なら出来るさ。いつもやってるじゃないか」

伊織「いつもって……」

P「シャルルさんを抱いてるだろ。うらやましいもんだ」

伊織「そんなの……」

P「同じだよ、伊織。お前はシャルルさんを大事に思ってる」

P「同じ気持ちでやってみろ。慣れたら浩三も将来の伊織の子もダッコ出来るんだぞ」

伊織「……やってみる」


43: 2013/08/24(土) 14:13:23.76


………………

P「そうだ。片手でお尻と背中を抑えて、もう片手の肘の内側で、頭を抑えるんだ」

亜美「ウン、そんな感じだよ。いおりん」

伊織「こ、これぐらいなんとも無いわ。この才気あふれる伊織ちゃんにとって、造作も無いことよ」

P「ならもうちょっと、しっかり抱いてくれ。ヘッピリ腰だと身体が浮いて恐い」

44: 2013/08/24(土) 14:16:29.63

伊織「こ、こう?」

ギュッ

P「そうそう。ちょっとクッションが足り無いが、なかなかイイぞ」

ポン

ドサッ!

P「ソファーといえ、投げ出すなよ」

伊織「うるさい!うるさい!うるさい!!この変態プロデューサー!!」

45: 2013/08/24(土) 14:20:20.69


亜美「まあまあ、いおりん。ニイちゃんが変なのは、いつものことだよ」

ギュッ

亜美「ホラ、ニイちゃん。亜美のクッションはどうかニン?」

P「子供だと思ってたが、ずいぶん成長したなぁ。ニイちゃん、感慨に耽っちゃうよ」

亜美「ンフーー、真美に0.5ほど差をつけたもんねーー」

P「ほう。して、ウエストは?」

亜美「そこは聞かないのが、ブチのなさけだよ」


46: 2013/08/24(土) 14:23:14.18

あずさ「あ、亜美ちゃん。私にも抱かせてぇ」

亜美「エエーー、もうちょっと」

伊織「ちょっと!ソレの中身はプロデューサーよ。あの変態オヤジよ!!」

伊織「律子もなんとか……、って、まだフリーズしてんの!?」

律子「……ソンナコトアリエナイ。ソンナコトアリエナイ」

伊織「モウッ!たいがいにしなさ……」

亜美「いおりーーん……」

伊織「なによ!!次から次に!?」

47: 2013/08/24(土) 14:26:09.92


亜美「ニイちゃんがーー……」

P「ウムッ。尿を漏らしてしまった。オムツを替えてくれ」

あずさ「お願いしますね」

亜美「ガンバレ、いおりん」

伊織「な、なんでわたしが!」


48: 2013/08/24(土) 14:29:31.62

伊織「ってか、なんで漏らしてんのよ。アンタ大人でしょ!」

P「見ためは赤子、頭脳は大人なんだがな。身体能力が完全に赤子だからしょうがない」

P「さあ、俺の尿まみれのオムツを付け替えてくれ。ハリーハリーハリーー!」

伊織「ふざけんな!そんなことまで、面倒みきれないわよ!」


49: 2013/08/24(土) 14:32:28.44

亜美「まあまあ、いおりん。ここは共同作業ということで」

あずさ「そうよ、伊織ちゃん。プロデューサーさんだって悪気は無いんだから」

伊織「悪意の塊じゃないの!わたしはイヤよ」

亜美「(コソコソ)いおりーん。オムツ替えちゃうんだよ。ニイちゃんのし・た・ぎ」

伊織「!?」

亜美「いおりんとこ、お兄ちゃんと歳はなれてるから見たことないっしょ」

伊織「べっ、別に見たく無いわよ!……そうよ、そんなもの見たくなんて」


50: 2013/08/24(土) 14:37:52.08

亜美「……そうだよねーー!だけどホラ。今は赤ちゃんだけど、戻ったニイちゃんに
『なによ!オムツ替えて貰ったクセに!!』(くぎゅう風)って、いばれますぜぃ」

伊織「………………」

亜美「たのむよーー、いおりーーん。亜美達だけじゃ不安だよーー」

伊織「……しょ、しょうがないわね。このリーダー伊織ちゃんが、面倒みてあげるわ」

亜美『ニイちゃん、ほめれ』隠れピース

P『GJ』サムアップ

51: 2013/08/24(土) 14:43:03.41

あずさ「あらーー、やる気になってくれたのね、伊織ちゃん。協力してがんばりましょう」

亜美「で、新しいオムツは?」

あずさ「あらあらーー、どこかしら」

伊織「そもそも、オムツなんてあるわけ無いじゃない」

亜美「でも、今してるっしょ」キョロキョロ

亜美「アッ!あった。コレコレ」

あずさ「ああ。やよいちゃんのお買い物みたいね。後でお金払ってあげなきゃ」

52: 2013/08/24(土) 14:45:04.49

伊織「じゃあ、コレを着ければいいわけ?」

あずさ「その前に拭いてあげなきゃいけないんじゃないかしら」

伊織「エッと、濡れタオル、濡れタオル」

亜美「そういややよいッチ、なんかパフパフしてたような」

伊織「シッカロール、シッカロール」

あずさ「伊織ちゃん、積極的ね。頼もしいわーー」

伊織「アンタも動きなさいよ!」


53: 2013/08/24(土) 14:48:52.94

亜美「チャーハン(丁半)そろいましたね。では、まいります」

ペリペリ

パサッ

ジーーーー……

伊織「エッ?コレが……」

亜美「確かに、亜美たちと違いますな」

あずさ「……コレ、届くのかしら?」

亜美「届く?」

伊織「亜美は知らなくてイイの!てか、あずさは何を口走ってんのよ」

55: 2013/08/24(土) 14:52:07.08


ピューーー……

あみあずいお「「「キャアッ!?」」」

伊織「な、何漏らしてんのよ!」

P「うむ、オムツが外れた解放感で、つい尿道が緩んでしまった様だな」

P「なんとも清々しい気持ちで一杯だ」

P「惜しむべきは、狙ったわけでは無かったから命中させられなかった事だな」


56: 2013/08/24(土) 14:55:07.17

伊織「頃す!成長する前に息の根止める!!」

亜美「いおりん、デンチュウでござる!ピカチュウでござる!」

あずさ「伊織ちゃん!大声出すとプロデューサーさんが……」

P「ボ ギ ャ ア ーーーー!!」

伊織「知るかぁ!そんなクソプロデューサー。トイレに流してやる!!」

ポンポン

「ハイハイ、伊織。落ち着いて」

57: 2013/08/24(土) 14:56:51.67

伊織「……律子」

P「おお、律子。やっと再稼動始めたか」

律子「おかげさまで。あまり伊織をからかわないで下さいね」

P「別にからかっちゃいないんだがな。いつも通りだ」

律子「ナチュラルに挑発してるんですね。わかりました。とにかく……」

脱がし脱がし……


58: 2013/08/24(土) 15:01:38.50


P「イヤン、はずかちい。優しくして」

律子「オシッコまみれでいたいんですか?」

P「自分のでは、流石に嫌だな」

律子「じゃあジッとしていて下さい。伊織、その濡れタオルちょうだい」

伊織「………………」スッ……

フキフキ……


59: 2013/08/24(土) 15:03:44.66

P「すまないねぇ。こんな時おっかさんが生きていてくれたら……」

律子「ハイハイ、キレイになりましたよ。あずささん、そこのシッカロール取ってもらえます」

あずさ「あ、はい。これ」

パプパフ……

亜美「りっちゃん、オムツ」ぺりぺり……

律子「あら、ちゃんと開いて。わかってるじゃないの」

亜美「ムフーー、亜美様にぬかりはないでござるよ」

60: 2013/08/24(土) 15:06:41.48

律子「はい。オムツつけますよ」

クイッ

サッサッ

ペタペタ……

律子「おしまい」

あみあずいお「「「オオーーー!」」」

P「鮮やかな手並みだな。やった事あるのか?」

律子「子供の頃ですけどね。割と覚えているもんです」

亜美「ま、まさか、涼ちんの涼チンを……」

ゴン!

真美「イッタぁーー」

律子「アイドルがそういうこと言わない」

61: 2013/08/24(土) 15:10:31.83


律子「まあ皆んな、良くやったわ」

伊織「……ナニよ。フリーズしてたクセに」

律子「ゴメンね、伊織。あなたも頑張ってたわ」

P「アア、伊織は頑張った。俺が保証しよう」

伊織「なに偉そうに言ってんのよ!」

あずあみ「「まあまあ伊織ちゃん(いおりん)」」

律子「で、まだ続けるんですか?」

P「ああ、まだオレはようやく登り始めたばかりだからな」


P「この、はてしなく遠い赤子坂をよ!」


 未 完























伊織「終わってんじゃない!」

62: 2013/08/24(土) 15:50:22.29
本当に終わりって訳じゃないよね?(不安)

67: 2013/08/24(土) 22:47:34.59

肝心なとこ、なおしてねぇーーーーーーーーーー



………………………………………………

ゴン!

亜美「イッタぁーー」

律子「アイドルがそういうこと言わない」


………………………………………………

です。トホホ……

68: 2013/08/24(土) 22:51:08.46


伊織「そうはいかないわよ!」

P「どうした?伊織」

伊織「私たちだけこんな目に合わされて、納得出来る訳ないでしょ!」

P「やよいもやったぞ」

伊織「やよいなら楽勝に決まってるじゃない」

69: 2013/08/24(土) 22:52:47.72

亜美「まあ、そうだねぃ。亜美はマコちんや千早お姉ちゃんあたり、見てみたいな」

あずさ「貴音ちゃんなんかも、違う意味で面白いかも」

P「あずささんまでノリノリとは、意外ですね」

あずさ「ちょっとイジワルかしら?ウフフ……」

律子「まあ私も醜態を晒したことですし、このまま終わりと言うのも釈然としませんしね」

亜美「ここで止めても、ニイちゃんが元に戻るわけでないっしょ。
かんさつぞっこーー!」


70: 2013/08/24(土) 22:55:04.54

P「わかった。じゃあお前たちは社長室に隠れていてくれ」

P「モニターがあるから赤子に異常が無い様、よく見張っているように」

伊織「えっらそぉに」

律子「まあまあ。でも、なんでこんな所にモニターが?」

P「小鳥さんと仕掛けました。アイドル達の自然な生態を眺めてハァハァするために……」

律子「……戻ったら説教が待ってますからね」

律子「じゃあ、とりあえず隠れるわよ」

ほーい
フン
ウフフ

ゾロゾロ……

77: 2013/08/25(日) 11:44:12.53


……………………

ガチャ

「たっだいまーーー」

「ほら美希、ちゃんと歩いて」

「ネムイのーー」

「すぐに熱いお茶淹れるから」


78: 2013/08/25(日) 11:45:26.96

P『早速帰って来たか。この声は、真美、真、美希、雪歩だな』

真美「ありゃりゃ?みんないないヨン」

真「確か、プロデューサーと打ち合わせのはずだよね」

真美「ウン、でもニイちゃんどころか、ピヨちゃんもいないyo」

真「お使いにでも出てるのかな」


79: 2013/08/25(日) 11:48:25.82

フラーー……

美希「美希、ネムイの。お昼寝してるの……」

P「よう」

美希「……ジャマなの。そのソファーは、美希のベッドなんだよ」

ヒョイ

ギュッ

ポスン

クークー……

80: 2013/08/25(日) 11:51:15.75

P「さすが美希だ。図太い」

P「ってか、ぬいぐるみか何かと勘違いしてるのか?アッサリ抱っこして、寝入ってしまった」

P「しかし……」

ムギュ

P「こ、呼吸が……」

ジタバタ

真美「ミキミキーー、まだ寝ちゃダミだよーー……って、ナニこれ?」

ヒョイ

P「おう、真美。助かったぞ。危うく窒息するところだった」


81: 2013/08/25(日) 11:54:32.02

真美「エ?」

P「まあ、女の胸に埋れて往くのは、男の夢ではあるがな。ハハハ……」

真美「……ア、アハハ、相変わらずニイちゃんは工口いなぁ」

真美「ヨシ、真美のパフパフ攻撃だーーー」

パフパフ……

P「フッ、俺をたおすには0.5ほど足りないな」

真美「ああーー、亜美のやつ、バラしたなーーー!」

真美「でも亜美、おなかは1.5も増えたんだよ。デブデブだよ」


82: 2013/08/25(日) 11:57:07.72

…………………………

社長室
亜美「そんなに増えてなーーい!」(怒)

律子「まあまあ。それにしてもあの子達、動じないわね」

あずさ「美希ちゃんは寝ぼけてたみたいだけど」

伊織「意外なのは真美ね。すんなり対応してるわ。
もうちょっと騒ぐかと思ったけど……」

亜美「フンだ。あんなのとーひしてるだけだよ」



83: 2013/08/25(日) 11:59:23.81


りつあずいお「「「?」」」

亜美「赤ちゃん見つけてチョーびっくりしたところでニイちゃんから声かけられたから、
ソッチに逃げただけだモン」

伊織「流石に双子ね。良くわかってるわ」

亜美「人をおとしいれるヤツなんて、姉でも妹でもないわ」プンプン

律子「そんなに怒らないの。ほら、今度こそ面白くなりそうよ」

あずさ「雪歩ちゃんが行きますね」

…………………………


84: 2013/08/25(日) 12:03:25.29

雪歩「お茶、はいりましたよ。これ飲んで目を覚まして……」

P「おう、俺にも頼む。いつものように渋いヤツを」

真美「あかちゃんなのに、おっとなー」

P「そう言えば身体に悪いかな。雪歩、どう思う?」

雪歩「………………」

85: 2013/08/25(日) 12:08:43.77

真「やっぱり、みんないない……、どしたの?」

雪歩「……アッ、真チャン。ワタシ、シブいお茶、イレてクルから」お盆パス

真美「あっ、みきみき。真美、雪ピョン手伝ってくる」赤子パス

(スタタタタ…………)×2

真「お茶ならコレじゃん……って、美希。ナニ抱いてんの!?」

P「おう、まこ……」

真「エッ?」

P「ま……、ママーーー」

真「ええーーー!?」


87: 2013/08/25(日) 18:37:57.84


…………………………

社長室

伊織「妙な行動に出たわね」

律子「みんないまいちスルー気味だったからね。攻め手を変えたのかしら」

あずさ「プロデューサーさん、わたしには……」ムゥッ

亜美「ンッ?どしたの。あずさお姉ちゃん」

あずさ「……な、何でも無いのよ、亜美ちゃん」

…………………………


88: 2013/08/25(日) 18:40:53.71

真「えっ?キ、キミ誰だい?」ヒョイ

P「ママーーー」ギュッ

真「アッ、ちょっと。……しょうがないなぁ」ギュウッ

真「ウヒャア、やわらかい。ちっちゃい。かわいーい」

真「ねぇキミ、何処から来たの?」ジーーー

真「……てか、プロデューサーに似て無い?」

P『ヤバイ』プイッ

89: 2013/08/25(日) 18:43:52.18

真「アハッ、そんな訳無いよね。美希がママなの?」

P「ママ」ジーーー

真「ボク?ボクはママじゃ……」

P「ママ」

真「………………」キョロキョロ

ギュウッ

真「……ママですよーー」

美希「真クン!なにしてるの!?」

90: 2013/08/25(日) 18:47:09.52

真「ワアッ!美希、起きて……」

美希「その子、ナニ?いつの間にPの子、産んだの!?」

真「ち、違うよ!この子は……」

美希「真クンにはミキの赤ちゃん、産んでもらうの!」

真「そっちかよ!……ってか、産ませないし、産んでもいないよ!!」

雪歩「そうです。落ち着いて下さい。美希ちゃん」

91: 2013/08/25(日) 18:51:27.81

真「雪歩、言ってやって言ってやって」

雪歩「まず、真ちゃんに産ませたプロデューサーをうめるのが先です」

真「ウン。雪歩から落ちつこうか」

真美「もう、しゅらばは三人で行ってて。ニイちゃんは真美が引き取るから」

美希「プロデューサーの子は、ミキが産むよ」

雪歩「じゃあ、真ちゃんの子はわたしが……」


真「い い か ら 黙 れ!!」

92: 2013/08/25(日) 18:54:48.71


……………………

真「……で、プロデューサーなんですか?」

P「そうです。わたしが変なPです」

真美「♪変な赤ちゃん、変な赤ちゃん」

真「…………」ギ口リ

Pあみ 「…………」ガクブル

真「で、なんで、赤ちゃんになってんですか」

P「さあ?」

真「…………」パキャン!

P「無言でコップを握り潰さないで下さい。本当にわからないんだってば」


93: 2013/08/25(日) 18:57:53.57

雪歩「ま、真ちゃん、手、大丈夫?」

真「鍛えてるからね。赤子の一人や二人……」

P「なんでそんなに好戦的なんだ。かよわい赤子に向かって……」

真「あんなこと言って、ボ、ボクに恥ずかしいこと言わせた癖に」

雪歩「……プロデューサー」

P「怖いからシャベルを置きなさい。つい『ママーー』と、甘えただけです」

P「明るく振舞っているがな。こんな体になって、本当は不安なんだ……」(遠い目……の演技)

真「……プロデューサー」

94: 2013/08/25(日) 19:00:26.72


P「だからつい、優しい母の胸を求めてしまったのさ」

P「すまない。プロデューサー失格だよな」(哀しげな……ry)

真美『ニイちゃん、だましにかかってるな』

真美「そっかぁーー、ニイちゃんも辛かったんだね。マコちん、許してあげようよ」

雪歩「真ちゃん……」

真「……ウン、わかったよ。気付いてあげられなくてゴメンなさい」ポロポロ……


95: 2013/08/25(日) 19:02:17.59

P『ヤバイ、やり過ぎた』

P「あっ、あーー、と言うわけで雪歩にもダッコして欲しいなーー」ゴマカシゴマカシ

雪歩「えっ?私ですか」

真美「この子、いい抱き心地ですぜ。ユキピョンのダンナ、グェッヘッヘッ……」

雪歩「そのゲス顔止めて、真美ちゃん」

雪歩「でもわたし、ヒンソーでチンチクリンで……」

真「……ボクからも頼むよ、雪歩」グスグス

雪歩「真ちゃん?」


96: 2013/08/25(日) 19:04:01.36

真「プロデューサーの辛い気持ちもわからず、怒っちゃうなんてボクは……」グスン

P『なんか罪悪感がハンパない』

美希「深く考えないの、真クン。赤ちゃんはおっOい好きなだけなんだよ」

雪歩「エッと、じゃあ……」ヒョイ

雪歩「コレで良いですか?」ギュッ

P「おふぅ、癒されるぅ。パライソパライソ」


97: 2013/08/25(日) 19:05:16.65

……………………

社長室

伊織「……そろそろ殴りに行かない?」

律子「ま、まだ許容範囲内でしょ。かろうじて……」

あずさ「プロデューサーさん、明るく振る舞ってたのに、本当は辛かったんですね」ポロポロ

亜美「イヤイヤ、アレはニイちゃんのえんぎっしょ。ムダにうまくてムカつくけど……」

…………………………


102: 2013/08/26(月) 00:29:48.46


クゥーー……

雪歩「プロデューサーさん?」

P「そういや、なんか腹減ってきたな」

雪歩「幼児用の水出しのお茶、淹れましたけど……」

亜美「おやつのタマゴボーロあるよん」

真「幼児と言うより赤ちゃんだからな。大丈夫かな?」

美希「それならコレなの」スパッ

まこゆきまみ「「「!?」」」

P「コ、コラッ!!服を脱ぐな」

103: 2013/08/26(月) 00:33:32.61

美希「赤ちゃんのゴハンは、ミルクに決まってるんだよ」ヌギヌギ

美希「ミキ、おっきいからたぶんいっぱい出ると思うの」プッチン

プリン

P「イ、イカン。流石にソレは倫理規定に違反している」

美希「遠慮しないの。いっぱい飲んで、おっきくなるんだよ」プルプル

真「美希!ダメだって」ガッシ

雪歩「ヤメテェ!そんなの」ムネカクシッ

真美「そうだよ。ニイちゃんには真美が……」メカクシ

美希「さあハニー、飲ん……」

スパーーーーン

美希「イタッ!?」

104: 2013/08/26(月) 00:35:18.27

律子「あん」スパン!
律子「たは」スパン!
律子「なにを」スパン!
律子「やってんの!!」

スパンスパンスパン!!!

美希「痛い痛い痛いぃーー!律子、ハリセンヤメテェ!」

伊織「『ママ』ですって?プププ……」

真「なっ!?伊織?」

亜美「ダレが1.5もふえたぁ」(怒)ポカポカ

真美「はらの方が育ってたのはじじつじゃい」ダダッコパンチ

あずさ「プロデューサーさん。辛かったんですね。ママって呼んで良いんですよ」ギュウッ

雪歩「アッ、アノ……。みんなどこから……」オロオロ

P「フ ギ ャ ア ーーーーーー!!」

バタン!!

やよい「赤ちゃん泣かすの、だ れ で す か ーーーーーーーー!!!」



105: 2013/08/26(月) 00:37:07.66

…………………………

P「すんませんでした」

やよい「プロデューサー。イタズラはほどほどにしてくださいね」

やよい「律子さんもダメですよ」

律子「面目ない……」

美希「律子、ランボーなの」

律子「アン?」ギロッ

106: 2013/08/26(月) 00:38:45.19

あずさ「まあまあ、律子さん。美希ちゃんも、いきなりオッパイ出したりしたらダメですよ」メッ

P「全然怖くない『メッ』が、カワユ過ぎますなぁ」フヒヒ

まこいおりつ「………………」ギロッ!!!

P「おまいらのメンチ切り、怖過ぎ。アイドルなんだから少し控えなさい」

雪歩「………………」ニコッ

P「お前は笑顔が怖い!もっとボクに優しくしてよ」

107: 2013/08/26(月) 00:40:10.38

やよい「プロデューサーもはしゃぎすぎです。おしりペンですよ」

P「………………」

P「優しくしてね」ポッ

真「……律子」

律子「はい、ハリセン。フルスイングでね」

P「…………」ガクブル

108: 2013/08/26(月) 00:41:38.59

P「と、とにかくだな、お前らの女子力について、問題を洗い出しておいたほうがいい訳だ」

P「残り少しだし、もうちょっとだけ試さないか?」

亜美「こりないね、ニイちゃん」

真美「まあ、お姫ちんの行動には、真美も興味あるし……」

伊織「響、大慌てよ。キット」キシシシシ……

真「……春香と千早が一緒だと、むしろ安定しそうでつまらないかな」

あずさ「もう!そんなこと言っちゃだめよ、真ちゃん」

雪歩「ゴメンなさい。わたしも、ちょっと楽しいかなって……」

109: 2013/08/26(月) 00:42:34.05

やよい「もーー、赤ちゃんで遊んじゃダメです」

律子「まあまあ、中身はプロデューサー殿なんだし、何事も経験よ」

P「ほら、やよい。皆、お前みたいに育児経験が無いんだし、試しておくも重要だぞ」

P「今はこんな身体だがな。お前達の為になるなら、どんな事でも喜んでやるさ」

P「俺はお前達のプロデューサーだからな」キリッ

110: 2013/08/26(月) 00:44:04.40

やよい「プロデューサー……」

美希「ハニー、カッコ良いの」

伊織「……ほんっと、どこまで本気かわからないわよね」

真「たまに妙に良いこというよね、プロデューサー」

律子「だからあんた達、騙されちゃダメよ」

律子「とにかく続行するのね。残りが帰ってくるまで、社長室に撤退よ」

一同「おぉーーー……」

115: 2013/08/27(火) 21:25:35.93

……………………


「ただいまーー」

「おはようございます」

「帰ったぞーー」

「只今、戻りました」

P「おう、おかえり」

116: 2013/08/27(火) 21:26:46.69

春香「………………」
千早「………………」
響「………………」
貴音「お疲れ様です。あなた様」

はるちはひび「「「イヤイヤイヤ…………」」」

117: 2013/08/27(火) 21:27:48.52

貴音「どうしたというのです。みな」

響「どうしたは貴音の方だぞ。アレがプロデューサーだっていうのか?」

貴音「はて面妖な。プロデューサー以外の何者というのですか?」

春香「エッと、貴音さん。私にはなんと言うか……」

千早「赤ちゃんにしか見えないんだけれど……」


118: 2013/08/27(火) 21:29:50.32


貴音「?」ジーー……

P「貴音!近い近い」

貴音「なんと!?これは面妖な。プロデューサーが赤子に戻っております」

響「ウン、もっと早く気付こうな。……ってか、それ本当にプロデューサーなんかさーー」

119: 2013/08/27(火) 21:31:12.28

春香「確かに言われて見れば……」

千早「面影はあるけれども……」

P「おう、まごうことなく、プロデューサーだ」

120: 2013/08/27(火) 21:33:01.00

響「いったい、どうしたんさーー!?」

P「どうかすれば、こうなると言うのか!?」

響「エッ?」

P「本来、不可逆な事象が顕現されたのだ。原因を推測してもそれは単なる仮説に過ぎず、
只、空論を行使した所で、この現象を打破するに至ら無い事は明白なのに、お前は其れでも、
逢えて説明を求めると言うのか?」

響「エッ?エッ?エッ?」

P「仮説と考察による明察は、この事態に対する幾らかの根拠を示す事が能うかもしれんが、
その説明に依る安堵は、其れ自体机上の空論に過ぎず、事実に理屈をこじ付けただけの、
寧ろ害悪に近い空虚な概念だ」

P「何 故、貴 様 は そ れ を 理 解 し 無 い の か!?」

響「ウェーーン、ゴベンナサーーイ!!」号泣

P『フウッ、響をイジるのは楽しいなぁ』


121: 2013/08/27(火) 21:34:56.70


貴音「……あなた様」

ムギュ……

P「イライ、イライ。ホッヘ、ヒッハフハッ!(痛い、痛い。ホッペ、ひっぱるなっ!)』

貴音「響で遊ぶのは構いませんが、泣かすことは許しませんよ」

ムニーー

122: 2013/08/27(火) 21:35:58.55

はるちは「「チョッ、チョット、貴音(四条)さん」」

P「フ ギ ャ ア ーーーー!!」

はるちはたか「「「キャアッ(なんとっ)?」」」

P「ホギャー、ホギャー、ホギャー……」

貴音「ああっ、わたくし、そんなつもりじゃ……」ホロホロ……

響「アーーン、貴音が泣いてるーー」ビャアッーー……

春香「もうっ、なんでみんな、泣いちゃうんですかぁ」グスッ……

Pたかひびはる「ウェーーーン」


千早「……なんなの、これ」

123: 2013/08/27(火) 21:37:22.28

…………………………

P「一時はどうなることかと……」

春香「元凶が言わないで下さい」

響「ホントだぞ。まったく」プンプン

千早「着いていけなかった私が、一番つらかったと思うわ」

124: 2013/08/27(火) 21:38:39.19

貴音「まあまあ、如月千早。この様に愛らしくなったのですから、良いとしましょう」ダッコ

P「おう、貴音。なかなか上手いな」

貴音「遠き昔、この様に妹を抱いたものです」

響「じ、自分も抱いてみたいぞ」

P「ン?大丈夫か。動物とは違うんだぞ」


125: 2013/08/27(火) 21:40:07.68

P「なってみて気付いたが、赤ん坊は生物として虚弱過ぎる。サイズは同じぐらいでも、
ブタ太にも負けるぞ。しま男やもも次郎も厳しい。ハム蔵だって勝ちにはいけないぐらいだ」

響「なんの自慢さーー。心配しなくても、島にもちっちゃい子いたからな。
普通に慣れてるぞ」ヒョイ

P「ウン。安定の抱かれ心地だが……、少し痩せたか?」

響「ン?ライブに向けてダンスレッスン増やしたから。少し絞れたかも知れないさーー」


126: 2013/08/27(火) 21:41:20.66

P「最近、貴音と別行動も多いしなぁ。響は体調に出やすいんだから、チャンと管理しろよ」

響「はいサーー」ショボン

貴音「あなた様。響はわたくしが食べさせますから……」

P「お前が肥やして響が絞ってだから安定しないんだよ。むしろ連れてくべきは……」チロッ

72「…………」ソラシ

127: 2013/08/27(火) 21:42:48.84

P「じゃあ次は春香頼む」

春香「エッ?私ですか」

P「最近、菓子の差し入れが増えたからな」

P「お前、ダイエットのストレスを料理で晴らす傾向にあるだろ」

春香「ソンナコトナイデスヨ」のワの

P「イイからダッコしてくれ。測ってやる」


128: 2013/08/27(火) 21:44:30.95

……………………

社長室

伊織「ナチュラルにセクハラしてるわね」コクコク

律子「見た目が赤ちゃんだと、どうしても警戒心が弛むからね」ズズーー

亜美「ヘッ?ニイちゃんにダッコして貰うなんて、いつものことじゃん」ポリポリ

やよい「そーだよね。ナデナデと同じくらい、いつものことだよね。
ネェ、真美?」モグモグ

真美「ふらないで欲しい……」(///)ペロペロ

あみやよ「「?」」


129: 2013/08/27(火) 21:46:04.75

美希「美希もよくハニーにダッコするよ。ギュッて……」マグマグ

律子「アンタは控えなさい、まったく。外じゃしてないでしょうね」

美希「律子……さん、うるさいの」

130: 2013/08/27(火) 21:48:18.92

あずさ「あらーー、みんないいわねぇ。私なんか手を繋いで貰うぐらいしかないし……」カリッ

真「エエッ!?あずささん、プロデューサーとお手々つないでもらってるんですか?」ムシャムシャ

あずさ「ええ、迷い子にならないように、迎えに来てくれた時は引っ張ってくれるの」

真「いいなぁ。ボクなんか組手の相手ぐらいしか接点がないや」

雪歩「でも、たまにナデナデはしてくれますよね。ちょっと恥ずかしいけど、
気持ちいいです」コポコポ

律子「あんたたち……。ほんっと、外では自重しなさいよ」グーーイ!

…………………………

131: 2013/08/27(火) 21:49:50.64

P「やっぱりちょっと、ふっくらしてるなぁ」

春香「エーーン。プロデューサーさんのいじわるーー」

P「まあ、維持しようという意志は認めよう。さて……」

132: 2013/08/27(火) 21:50:43.77

千早「………………」のの

P「………………」ジーー……

千早「………………」のの

P「……千早」

千早「……何ですか」

P「抱け」

133: 2013/08/27(火) 21:51:45.72

千早「春香に抱いて貰ってるじゃありませんか」

P「誰に抱いて貰っているかは関係ない。俺はお前に抱けと言っている」

千早「……嫌です」

P「素直に抱かないと、酷いことするぞ」

千早「……お好きなように」


134: 2013/08/27(火) 21:52:42.17

P「ラーメン禁止」

貴音「なっ!?」

P「ペット同行禁止」

響「なんさーー!?」

P「お菓子持ち込み禁止」

春香「ち、ちょっと、プロデューサーさん!?」


135: 2013/08/27(火) 21:53:45.84

P「ああ、安心しろ。全部なんて言わないから」

春香「いや、それでも……」

P「その内のどれかを、千早が選んでくれる」

千早「なっ!?」

P「無論、選ばない場合はすべて適応されるがな」


136: 2013/08/27(火) 21:54:52.10

P「さあ、千早。誰を助ける?」

千早「そ、そんなこと規制する権利、あなたには……」

P「当然あるよ。俺はプロデューサーだぜ。アイドル達の体調管理や事務所の管理も仕事の内だ」

千早「クッ」

P「ほら、早く選ぶんだな。誰を助けて、誰を見捨てるのかを」

137: 2013/08/27(火) 21:57:50.74

千早「…………わかりました」

P「ンンーー?何がわかったんだ」

千早「あなたを……抱けばいいんでしょ」

P「『抱かせて下さい』だろ」

千早「なっ!?」

P「おいおい、この俺を抱けるんだぜ。頭を下げてお願いするのが道理ってもんだろ」

千早「クッ」

138: 2013/08/27(火) 21:59:13.61

P「別にイヤならいいんだぜ。俺を抱きたいってヤツは、ゴマンといるんだ」

千早「わ、わかり……ました」

春香「だ、ダメだよ。千早ちゃん!」

貴音「そうです。そんなこと……」

響「自分らなら、デージーさー」

千早「みんな……」


139: 2013/08/27(火) 22:02:47.45

…………………………

社長室

真「なにやってんの?みんな……」パクッ

伊織「あいつ、小芝居好きよねぇ」コリコリ

雪歩「妙に引きづられちゃうんですよね」ツツーー

あずさ「あそこにいたら、参加しちゃうような気がしますね」カチャカチャ

140: 2013/08/27(火) 22:03:46.70

亜美「でもニイちゃん……」アムッ

真美「困ってるよニーー」ペキッ

やよい「そうなの?」チュルッ

律子「ツッコミが弱いから悪役芝居が辞められなくて、深みにはまってるわね」ボリボリ

141: 2013/08/27(火) 22:05:18.18

雪歩「ああ、だからさっきから……」

真「ちらちらカメラの方見てるんだ」

あずさ「助けを求めてるのね。うふふ……」

亜美「ここはやっぱし」

真美「ほーちでしょ」

やよい「プロデューサー。ガンバってくださーーい」カンパーイ

…………………………

142: 2013/08/27(火) 22:08:16.48

P『……助け(ツッコミ)が来ん』

千早「いいの、みんな。こんなの大丈夫だから」

千早「さあ、来なさいプロデューサー。私は負けないから!」

P「お、おう」

P『まあ、しゃあない。流れで続けるか』


143: 2013/08/27(火) 22:10:22.58

P「で、言うことがあるんじゃなかったか?」

千早「クッ、『プロデューサーを抱かせて下さい』」

P「『お願いします』は?」

千早「お、お願い……します」

P「んーー、千早は背が高いからなあ。遠くてよく聴こえんよ」

千早(お辞儀)「お願いします。プロデューサーを抱かせて下さい!」ペコリ


144: 2013/08/27(火) 22:12:54.73

P「まだ高……」

ギュッ

P『イテテ』

春香(黒)『それ以上やったら、IN THE コインロッカーですよ』オシリツネリ

P『オ、オウ』ガクブル

145: 2013/08/27(火) 22:14:36.14

P「では、やって貰おうか」

ダッコ

千早「こ、これで満足ですか」

P「肋骨が当たって痛い」

千早「くっ」

P「だいたい千早に無いのは『胸』じゃなくて『肉』なんだ」

P「ろくに食わずにトレーニングばかりしてたら、痩せる一方だろ」

146: 2013/08/27(火) 22:16:15.56

P「貴音はともかく、響も春香も一生懸命、体調管理に勤めてるんだぞ。……貴音はともかく」

貴音「何故、二回言ったのでしょうか?」カシゲ

響「デージなことだからじゃないかっさーー」

千早「………………」

P「春香も何時も心配している。小鳥さんも律子も、むろんみんなもだ……」

P「無意識に自分を虐めるのは止めてくれ。それが俺たちの願いだ」

千早「プロデューサー……」

148: 2013/08/27(火) 22:19:54.06
……………………

社長室

あずまこゆきみきやよ「………………」ボロボロ

りついお『あのヤロウ……』ギリッ

亜美「ニイちゃん、カッコイイーー!!」ヒューヒュー

真美「………………」

伊織「なんで、あんなに口説き癖がヒドいの、アイツは!!」イライラ


149: 2013/08/27(火) 22:20:59.09

律子「恐ろしいのは、まったく自覚して無いところよね」

律子「いい、みんな。プロデューサーのアレはただの習性だからね!軽く流さなきゃダメよ」

一同「………………」

美希「……律子だって」ポツリ

律子「アン?何か言った!?後、『さん』をつけなさい」

…………………………


150: 2013/08/27(火) 22:22:48.15

P「と、時間を稼ぎ、千早の胸を堪能した訳だ」オフゥ

千早「クッ!」

P「で、そろそろ腹が減ったんで、ミルクを貰えんかな」

響「ひぇっ!?やっぱりプロデューサーは変態だぞ」

貴音「響。その様な事を言ってはなりません。食は何よりも大切な物です」

151: 2013/08/27(火) 22:24:19.50

貴音「では、僭越ながらわたくしが……」プチプチ……

春香「ちょっと、貴音さん!」

P「ウン、止めて。それさっき美希がやったから」

P「そこらにやよいが買ってきた、粉ミルクと哺乳瓶があるからヨロシク」

千早「高槻さんが?」

春香「それに美希って……」


152: 2013/08/27(火) 22:25:03.73

響「……雪歩の茶道具が無くなってるぞ」

貴音「小鳥嬢のすとっく菓子も消えておりますね……」

P『ヤバイ』

はるちはびびたか「こらーーーー!!!!」


154: 2013/08/27(火) 22:26:32.77

…………………………

やよい「ごめんなさーーい」

千早「高槻さんはいいのよ。恐らく巻き込まれただけだし」

春香「やはり責任者は……」

律子「……最年長者?」

響「プロデューサーに決まってるさーー!」

律子「ほらプロデューサー殿。言われてますよ」

貴音「貴方です。秋月律子」


155: 2013/08/27(火) 22:28:11.09

P「往生際が悪いぞ。律子」

千早「主犯はプロデューサーです」

P「そんな!赤子に責任を押し付けるなんて」

千早「………………」ギロッ

P「すべて私の不徳と致す所であります」


156: 2013/08/27(火) 22:29:14.45

亜美「んで、これからどーするの?ニイちゃん」

真美「うちの病院で検査する?」

P「検査してどうなるもんでも無いだろうしなぁ」

P「まあ、そのうち戻るべ」

亜美「ニイちゃんはのんきだなぁ」

一同「あはははは…………」



157: 2013/08/27(火) 22:34:10.55

……………………
……………………
……………………

P「えっと、今日は千早が海外から戻りで、雪歩の舞台が中日か……」

ガチャ

P「おはようございます」

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん。もうすっかり元通りですね」

P「……そうですね」

P「ええ、これでやっと言えます」

小鳥「……?」


158: 2013/08/27(火) 22:35:06.80

P「小鳥さん。俺と結婚して下さい」

小鳥「ピヨッ!?プ、プ、プロデューサーさん。からかわないで下さいよ」

P「あなたしかいないんです。もう、俺にはあなたしか見えない」

小鳥「だってこんなオバちゃんに……」

P「小鳥さんは素敵な女性です。それに……」

159: 2013/08/27(火) 22:35:44.95









P「俺、50代の熟女にしか燃えないんです」



アイドル達「まさか本当に20年以上かかるとは……」




160: 2013/08/27(火) 22:41:08.33
元に戻ってないなコレ…

161: 2013/08/27(火) 22:41:26.46
えぇぇぇぇぇぇぇ

162: 2013/08/27(火) 22:42:29.29
アイドル達はもうアイドルじゃないんだろうなぁ…

164: 2013/08/27(火) 23:40:17.33

オチでワロタ

引用元: P「ばぶう」