1: 2017/08/04(金) 14:19:31.03
ある日、騎士くんや優衣ちゃんが通う椿ヶ丘高校にて……、
草野優衣「うーん……」キョロキョロ
安芸真琴「あれ、どうかしたのか優衣?」
優衣「あっ、真琴ちゃん。騎士くんを探してるんだけど……」
真琴「あいつなら風邪ひいたみたいだぞ」
優衣「えっ、騎士くん風邪ひいちゃったの!?」
真琴「たくっ、風邪だなんてだらしねえよな」
優衣「…………」
優衣(もしかして、昨日……)
草野優衣「うーん……」キョロキョロ
安芸真琴「あれ、どうかしたのか優衣?」
優衣「あっ、真琴ちゃん。騎士くんを探してるんだけど……」
真琴「あいつなら風邪ひいたみたいだぞ」
優衣「えっ、騎士くん風邪ひいちゃったの!?」
真琴「たくっ、風邪だなんてだらしねえよな」
優衣「…………」
優衣(もしかして、昨日……)
2: 2017/08/04(金) 14:20:00.32
それは昨日の帰り道のこと、
ザーーザーーー(迫真)
優衣『うわっ、雨だ! うう……天気予報だと今日は雨降らないって言ってたのにな』
騎士くん『お、草野! 草野も今帰りか』
優衣『あっ、騎士くん』
騎士くん『あはは、まさかいきなり降り出すなんて驚きだよな』
優衣『う、うん……そうだね』モジモジ
騎士くん『……えっと、良かったら僕の傘入っていくか?』
優衣『え、ええっ///』
____________________
________________
____________
________
____
__
優衣(そして昨日、騎士くんと相合傘しながら帰ったけれど、でも騎士くんは途中で傘を私に預けて走って帰っていった……)
優衣「私のせいで風邪ひかせちゃったのかな……」
3: 2017/08/04(金) 14:20:28.33
真琴「ん、どうしたんだ優衣?」
優衣「えっと……、今日の放課後、騎士くんのお家へお見舞いに行こうかな」
真琴「え、またかよ!? お前、この間も行ったけど結局途中で帰ったんじゃねえのか?」
※この前
【プリンセスコネクトSS】草野優衣「騎士くんのお見舞いに行こう」 (HTML化済み)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478772622/
優衣「そ、それはお店のせいだよぉ~~!」
優衣(それにあの時は怜さんやひよりちゃんもいたから。もしも私と騎士くんだけだったら、その…………///)
真琴「おい優衣、お前まで風邪かよ。なんか顔赤くなってるけど」
優衣「な、なんでもないよぉ~~!とにかく、今日の放課後にイクよ!」
真琴「お、おう……」
優衣「えっと……、今日の放課後、騎士くんのお家へお見舞いに行こうかな」
真琴「え、またかよ!? お前、この間も行ったけど結局途中で帰ったんじゃねえのか?」
※この前
【プリンセスコネクトSS】草野優衣「騎士くんのお見舞いに行こう」 (HTML化済み)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478772622/
優衣「そ、それはお店のせいだよぉ~~!」
優衣(それにあの時は怜さんやひよりちゃんもいたから。もしも私と騎士くんだけだったら、その…………///)
真琴「おい優衣、お前まで風邪かよ。なんか顔赤くなってるけど」
優衣「な、なんでもないよぉ~~!とにかく、今日の放課後にイクよ!」
真琴「お、おう……」
4: 2017/08/04(金) 14:20:58.45
そして放課後____、
優衣「よし、早速騎士くんのお家に行こう!」
優衣「今度こそ、ちゃんとお見舞いに行かないと!」
春咲ひより「あ、優衣ちゃーーん!」
士条怜「近くまで来たから寄ったみたよ」
優衣「怜さん、ひよりちゃん!?」
怜「なんだか慌てた様子だけど、どこか行くのか?」
ひより「あれ、その手に持ってるデカデカな買い物袋は何?」
優衣「え、えっと……」
優衣(仕方がない。正直に話すか……)
優衣「よし、早速騎士くんのお家に行こう!」
優衣「今度こそ、ちゃんとお見舞いに行かないと!」
春咲ひより「あ、優衣ちゃーーん!」
士条怜「近くまで来たから寄ったみたよ」
優衣「怜さん、ひよりちゃん!?」
怜「なんだか慌てた様子だけど、どこか行くのか?」
ひより「あれ、その手に持ってるデカデカな買い物袋は何?」
優衣「え、えっと……」
優衣(仕方がない。正直に話すか……)
5: 2017/08/04(金) 14:21:36.30
優衣ちゃんは二人に事情を説明した……、
ひより「ええ、先輩また風邪ひいちゃったの!?」
怜「そういえばこの間もひいてたじゃないか。全く、体調管理もろくにできないなんて」
優衣「えっと、今回は私のせいというか、とにかく騎士くんの家へ行こうと思って」
ひより「そういえばこの間もこの三人でお見舞いに行ったよね。よし、私も行くよ。どうせ今日は何も予定ないし」
怜「なら私も行こう。二人が行くなら私一人だけ行かないのもおかしな話だし」
優衣「う、うん。二人ともありがとう」
優衣(あははっ、やっぱりこうなっちゃうのか……)
ひより「ええ、先輩また風邪ひいちゃったの!?」
怜「そういえばこの間もひいてたじゃないか。全く、体調管理もろくにできないなんて」
優衣「えっと、今回は私のせいというか、とにかく騎士くんの家へ行こうと思って」
ひより「そういえばこの間もこの三人でお見舞いに行ったよね。よし、私も行くよ。どうせ今日は何も予定ないし」
怜「なら私も行こう。二人が行くなら私一人だけ行かないのもおかしな話だし」
優衣「う、うん。二人ともありがとう」
優衣(あははっ、やっぱりこうなっちゃうのか……)
6: 2017/08/04(金) 14:22:03.63
そして騎士くんの家、
ひより「着いた!」
優衣「騎士くん、今は寝てるのかな」
怜「とりあえずインターホンを押してみようか」
\ピンポーン/
シーン…………
怜「反応がない」
ひより「おかしいな。先輩、いないのーー!?」
\ピンポーンピンポーンピンポーン/
優衣「ひよりちゃん、そんなに何回も押したら迷惑だよっ……あれ?」
ひより「どうしたの、優衣ちゃん」
優衣「扉が開いてる」
ひより「えっ、本当だ!」
怜「まったく、不用心じゃないか。締め忘れということは出掛けるんじゃないのか」
優衣「騎士くん、本当にいないの……」
???「ウゥゥゥ……」
三人「「「ッ!?」」」ビクッ
ひより「なんか奥の方から変な声がしたよ!?」
怜「うなり声か?」
優衣「うなるというよりどこか苦しそうな声……」
???「ウゥゥゥ……」
ひより「まただ!?」
優衣「この声……やっぱり奥の方にいる!」
タタタタタッ
怜「あっ、コラ優衣!」
7: 2017/08/04(金) 14:22:40.84
騎士くん「ウゥゥゥ……苦しい」
優衣「やっぱり騎士くんだったんだ。騎士くん、しっかしして!」ギュッ
ひより「わわ、優衣ちゃんが先輩のことを抱き締めてるよ///」
怜「優衣のやつ、なんて大胆な……/// って、今はそれどころじゃない。顔が真っ赤じゃないか!」
ひより「先輩、本当にひどい風邪だったんだね」
優衣「もう大丈夫だよ。私が看病してあげるからね」
怜「とりあえず彼を部屋まで運んで寝かせよう」
ひより「うん!」
8: 2017/08/04(金) 14:23:19.89
騎士くんの部屋____、
騎士くん「ウゥゥゥ……苦しい」
優衣「騎士くん、苦しい夢でも見てるのかな」
ひより「とりあえずお薬は飲ませだけど、この後どうする?」
怜「何か身体に良い物を食べさせてゆっくり寝かせておくしかないだろう」
優衣「それじゃ私、お粥を作るね!」テクテク
ひより「さすがは優衣ちゃん! 料理得意だもんね」
怜「では、私たちはその間に何をしようか」
ひより「よし、じゃあ私は騎士くんの体を拭いてあげよう!」
怜「うん、それが良い……って、か、体を拭く!?////」
ひより「どうかしたの、怜さん?」
怜「いや、その……年甲斐の娘が男子の体を拭くというのは……///」
ひより「でも先輩、汗びっしょりでスッキリしたいはずだよ。綺麗にしてあげないと」
怜「それはそうだけれど……」
騎士くん「ウゥゥゥ……苦しい」
優衣「騎士くん、苦しい夢でも見てるのかな」
ひより「とりあえずお薬は飲ませだけど、この後どうする?」
怜「何か身体に良い物を食べさせてゆっくり寝かせておくしかないだろう」
優衣「それじゃ私、お粥を作るね!」テクテク
ひより「さすがは優衣ちゃん! 料理得意だもんね」
怜「では、私たちはその間に何をしようか」
ひより「よし、じゃあ私は騎士くんの体を拭いてあげよう!」
怜「うん、それが良い……って、か、体を拭く!?////」
ひより「どうかしたの、怜さん?」
怜「いや、その……年甲斐の娘が男子の体を拭くというのは……///」
ひより「でも先輩、汗びっしょりでスッキリしたいはずだよ。綺麗にしてあげないと」
怜「それはそうだけれど……」
9: 2017/08/04(金) 14:24:14.32
ひより「ねえ、怜さん?」
怜「な、なんだ?」
ひより「優衣ちゃんってさ、明らかに先輩のこと好きだよね」
怜「あ、ああ……そうだな」
ひより「もしも、今日お見舞いに行くのが優衣ちゃんだけだったら……今頃とっくに先輩は裸ん坊だったよ」
怜「な、何を言って……///」
ひより「……私、先輩のこと好きだよ///」
怜「な!?」
ひより「怜さんはどう? この際だから正直に言って!」
怜「……私も、彼のことが……す、好きだ///」
ひより「このままじぁ優衣ちゃんに騎士くんを取られちゃうよ! 優衣ちゃん可愛くてお料理もできて、スタイルだって抜群だもん……今がチャンスなんだよ!」
怜「チャンス……!?」
ひより「優衣ちゃんは今頃キッチンでお粥を作ってるし、この好きに騎士くんの騎士くんにユニオンバーストするしかないよ!」
怜「……そうだ、今がチャンス!!」
ひより「おっ、怜さんもやっとその気になったんだね!」
怜「そうと決まれば、早速彼の服を脱がそうか」
ひより「あいあいさーー!」
怜「な、なんだ?」
ひより「優衣ちゃんってさ、明らかに先輩のこと好きだよね」
怜「あ、ああ……そうだな」
ひより「もしも、今日お見舞いに行くのが優衣ちゃんだけだったら……今頃とっくに先輩は裸ん坊だったよ」
怜「な、何を言って……///」
ひより「……私、先輩のこと好きだよ///」
怜「な!?」
ひより「怜さんはどう? この際だから正直に言って!」
怜「……私も、彼のことが……す、好きだ///」
ひより「このままじぁ優衣ちゃんに騎士くんを取られちゃうよ! 優衣ちゃん可愛くてお料理もできて、スタイルだって抜群だもん……今がチャンスなんだよ!」
怜「チャンス……!?」
ひより「優衣ちゃんは今頃キッチンでお粥を作ってるし、この好きに騎士くんの騎士くんにユニオンバーストするしかないよ!」
怜「……そうだ、今がチャンス!!」
ひより「おっ、怜さんもやっとその気になったんだね!」
怜「そうと決まれば、早速彼の服を脱がそうか」
ひより「あいあいさーー!」
10: 2017/08/04(金) 14:24:56.40
ヌギヌギ…
騎士くん「ウーー、ウーー」
ひより、怜「「オォウ………////」」
ひより「先輩、可愛い顔して結構いい身体してるね///」
怜「鍛錬しているようだね。感心だな……///」
ひより「とりあえず体を拭いてあげよう」
怜「よし、なら私はこちら側を」
フキフキ
騎士くん「…………」
怜「綺麗になったな」
ひより「うん、そうだね」
騎士くん「ウーー、ウーー」
ひより、怜「「オォウ………////」」
ひより「先輩、可愛い顔して結構いい身体してるね///」
怜「鍛錬しているようだね。感心だな……///」
ひより「とりあえず体を拭いてあげよう」
怜「よし、なら私はこちら側を」
フキフキ
騎士くん「…………」
怜「綺麗になったな」
ひより「うん、そうだね」
11: 2017/08/04(金) 14:25:25.98
ガチャッ
優衣「お粥ができたよ……って、二人とも騎士くんに何してるの!?」
ひより「わわっ、優衣ちゃんが思ったより早く戻ってきた!」
怜「もうお粥が出来たのか!?」
優衣「騎士くんが服を脱がされてる……二人とも、私がいない間に……///」ブルブル
怜「ち、違うんだ優衣! これはそのあれだよ、身体を拭いてただけだ」
ひより「そうだよ(便乗)」
優衣「うぅぅ………」プルプル
ひより「あれ、優衣ちゃんの様子が変だよ」
優衣「二人だけずるいよ! 私も騎士くんの身体拭くぅぅーーーー!!」
ヌギヌギ……
ひより「うわっ、優衣ちゃん何してるの!?」
怜「優衣、一体どこを拭こうとしてるんだ///」
優衣「騎士くんの騎士くんは誰にもあげないもん! ここだけは私が綺麗にするの////」
怜「くっ、ここまできて譲れるか! それは私の竿だ! 私が手入れをする!」
ひより「二人に負けてられない、先輩の先輩を後輩にするのは私だよーー!!」
騎士くん「…………みんな、一体何してるんだ?」
三人「「「ッ!?」」」
優衣「お粥ができたよ……って、二人とも騎士くんに何してるの!?」
ひより「わわっ、優衣ちゃんが思ったより早く戻ってきた!」
怜「もうお粥が出来たのか!?」
優衣「騎士くんが服を脱がされてる……二人とも、私がいない間に……///」ブルブル
怜「ち、違うんだ優衣! これはそのあれだよ、身体を拭いてただけだ」
ひより「そうだよ(便乗)」
優衣「うぅぅ………」プルプル
ひより「あれ、優衣ちゃんの様子が変だよ」
優衣「二人だけずるいよ! 私も騎士くんの身体拭くぅぅーーーー!!」
ヌギヌギ……
ひより「うわっ、優衣ちゃん何してるの!?」
怜「優衣、一体どこを拭こうとしてるんだ///」
優衣「騎士くんの騎士くんは誰にもあげないもん! ここだけは私が綺麗にするの////」
怜「くっ、ここまできて譲れるか! それは私の竿だ! 私が手入れをする!」
ひより「二人に負けてられない、先輩の先輩を後輩にするのは私だよーー!!」
騎士くん「…………みんな、一体何してるんだ?」
三人「「「ッ!?」」」
12: 2017/08/04(金) 14:26:01.82
優衣「き、騎士くん!?」
怜「一体いつから目覚めてたんだ!?」
騎士くん「騒がしいと思って目が覚めたらみんなが僕の部屋にいて……」
ひより「えっと、風邪をひいた騎士くんをみんなでお見舞いしに来たんだよ!」
騎士くん「えっと……草野、草野が手に持っているそれって……」
優衣「えっ………」
っオパンツ
優衣「え、えぇぇぇぇぇぇーーーーーー!?」
騎士くん「その、どうして僕は裸になってるんだ……」
優衣「あわっ、あわわわわ………………/////」
\キャアァァァァァァァァーーーーーーーーーー!!!!/
13: 2017/08/04(金) 14:27:05.79
その日のことを、僕はあまり覚えていない。
後から聞くと、草野たちは僕が風邪をひいたことを知ってお見舞いに来てくれたらしい。
草野は僕のためにお粥を作り、その間に怜とひよりが部屋の片付けをしてくれたと聞いた。
でも、不思議なことに、僕はその日のことをよく覚えていない。
高熱で頭がぼんやりしていたからだろうか。
とにかく、今は風邪も良くなった。
学校の日、
騎士くん「とりあえず草野にお礼を言おう」
真琴「あ、優衣なら今日休みだぞ。風邪ひいたんだってさ」
騎士くん「えっ、草野が!?」
14: 2017/08/04(金) 14:28:04.52
優衣ちゃん家の定食屋さんにて、
優衣「うぅぅ……まさか私が風邪ひいちゃうなんて」
優衣「しかも、絶対に騎士くんに誤解されちゃってるよぉ……///」
優衣「騎士くんに嫌われちゃったかな……」シュン
コンコン
優衣ママ「優衣、お友達がお見舞いに来たわよ」
優衣「え、誰だろう。真琴ちゃんかな?」
優衣ママ「騎士くんよ」
優衣「き、騎士くん!?」
優衣「…………お母さん、勝負下着に着替えるから少し待っててもらって」
優衣ママ「あらあら~~」ニヤニヤ
その数年後、二人は結婚した____、
END
優衣「うぅぅ……まさか私が風邪ひいちゃうなんて」
優衣「しかも、絶対に騎士くんに誤解されちゃってるよぉ……///」
優衣「騎士くんに嫌われちゃったかな……」シュン
コンコン
優衣ママ「優衣、お友達がお見舞いに来たわよ」
優衣「え、誰だろう。真琴ちゃんかな?」
優衣ママ「騎士くんよ」
優衣「き、騎士くん!?」
優衣「…………お母さん、勝負下着に着替えるから少し待っててもらって」
優衣ママ「あらあら~~」ニヤニヤ
その数年後、二人は結婚した____、
END
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