1: 2014/10/21(火) 12:44:13.94
生徒会室
妹「なぜお兄様が二科生なのですか!納得できません」

会長「ですから何度も申しました通り我が校では成績でクラスが編成されるのです。重度の知的障害をおった劣等生君が合格できただけでも奇跡というものです」

妹「お兄様は私がいないと排便もできないのですよ!?それをこのように引き裂くだなんて……」

会長「その点に関してはクラスに司馬係を設けることで解決したと聞きましたよ?」

妹「どこの誰とも知れない人間にお兄様は任せられません!」

劣等生「あうあ、あうああうあ?(^q^) 」

妹「ですがお兄様!」

7: 2014/10/21(火) 12:50:17.86
妹「これは差別ですよ!なぜお兄様を差別するのですか!」

会長「当校に差別的な風潮があるのは事実ですが、この点に関してはこちらもかなりの譲歩をしているのですよ?」

劣等生「まんま!まーま(^q^) 」

妹「お兄様、おなかがすいたのですか?仕方ありませんね行きましょうか」

会長「苦情の件は、納得していただけましたか?」

妹「お兄様がおなかすいたって言ってるんだから仕方ないでしょうが!!!」

会長「ヒィ!」

妹「明日また来ますからね。お兄様を一科に移すまでは毎日でも」

劣等生「うううううううううう(^q^) 」

8: 2014/10/21(火) 12:52:35.22
風紀「しかしすごい剣幕だったな。冷気がこちらまで伝わってきたぞ」

ちび「あうううう怖かったでシュウウ」

無表情のやつ「というか司馬さん自分の受け持ちの仕事やらずに帰りましたね」

会長「仕方ないからみんなで分担してやりましょうか……」

14: 2014/10/21(火) 13:02:55.36
翌日!
妹「提案があります!」

会長「な、何度申されましても劣等生君のクラス変更は無理です」

妹「その点は今は置いておきましょう。今日は別の話です」

風紀「ほう。一応聞いてみてやるか」

妹「お兄様を生徒会に入れましょう!」

会長「……正気ですか」

妹「私は思ったのです。生徒会の役員に選出されながらもお兄様のために仕事をこなせないふがいなさに。ですからお兄様も役員にしてしまえば私もここで安心して仕事をできるのですがいかがでしょう」

風紀「いかがでしょうじゃねーよ」

15: 2014/10/21(火) 13:03:37.59
無表情のやつ「しかし妹さんが真面目に仕事をしてくれるならすごい戦力としてあてになりますね」

劣等生「にぎゃああああああああああああ(^q^) 」

ちび「ひぃいいいいいいいいいいい」ジョロジョロジョロ

妹「あらあらお兄様はちびさんがきにいったようですね」

ちび「助けてください会長!」

妹「お兄様をそんな風に怖がるのはやめてください!失礼ですよ!貴方は冷酷なレイシストですか!?」

劣等生「んんんんんんんぺや(^q^) 」

会長「ひぃ!唾が飛んできた!」

妹「お兄様は清潔ですよ!そんな風によけることないじゃないですか!」

16: 2014/10/21(火) 13:05:09.45
ワロタ

17: 2014/10/21(火) 13:05:11.16
魔法で知能あげたりできないの?

24: 2014/10/21(火) 13:10:05.97
会長「とにかく、無理です。生徒会は一科生で構成されると決まっていますし劣等生君にできそうな仕事もありません」

妹「またそれですか。一科一科一科!それがそんなに偉いんですか!?貴方たちには人の心がありません!」

劣等生「あうあうあ、あうう(^q^)」

妹「ですがお兄様!」

風紀「……生徒会は無理だろうが、ウチで引きっとってやってもいいぞ」

会長「ちょっ?風紀ちゃん正気なの!?」

風紀「いや、あれが特攻すれば喧嘩している生徒も蜘蛛の子散らした勢いで逃げるんじゃないかなあと思って」

無表情なやつ「襲われるのが怖くないのですか」

風紀「はは!そんなことしてきたら返り討ちにしてやるさ」

ちび(そんなことしたら妹さんがまたわめきそうですうう)

26: 2014/10/21(火) 13:21:09.94
会長「じゃ、じゃあ妹さんが生徒会活動をする放課後には劣等生君には風紀委員として刈るどうしてもらうということでいいですか?」ビクビク

劣等生「あう!(^q^)」

なっがたらしい名前のかませ「僕は反対ですね」

会長「あらかませくんいたの?」

長ったらしい名前のかませ「ずっといましたよ!いいですか、風紀委員もれっきとした生徒会の一機関だ。池……いや二科生が就任した前例はないしそもそも彼に勤まるような甘い仕事ではないでしょう」

妹「お兄様への侮辱は許しませんよ!」

長ったらしい名前のかませ「妹さん、失礼だが君も感情的になりすぎているようだね。お兄さんが大事なのはわかるが人には向き不向きがあるんだよ。とにかく僕は反対です」

劣等生「あうあうああううあ?(^q^)」

長ったらしいかませ「ほう?二科生ごときがいうじゃないか」

会長「なんで通じてるの!?」

妹「お兄様は実力を示せば文句はないだろうといっています」

風紀「そうか、なら劣等生君とかませで模擬試合をして劣等生君が勝ったら風紀委員入りということにしようか。審判は私がやる」

長ったらしいかませ「いいでしょう。妹さんにも現実をわからせてあげるいい機会だ」

劣等生「……あう」

29: 2014/10/21(火) 13:29:53.94
体育館
風紀「ルールは一対一、武器の使用はGDP?だかとにかく魔法の杖みたいなやつ以外は使用禁止。相手を気絶か降参させたものを勝者とする」

ちび(降参してても何言ってるかききとれないんじゃ……?)

風紀「ではお互い、開始に位置につけ!」

長ったらしい名前のかませ「ん?なんだ貴様GDPすら持ってないのか。いや持ってても扱えないかお前じゃ」

妹「失礼な!」

劣等生「……」

長ったらしい名前のかませ「氏なない程度にいたぶってやる、なんて悪趣味なことはしない。一瞬でカタをつけてやりますよ」

風紀「それでは試合開始!」

劣等生「ふにぎゃあっかあああああああああああすぢおあざああああああ!」ドスドスドス

なっがったらしい名前のかませ「くらえ!吹き飛ばし魔法!」

劣等生「ぎゃういあさおいおあああああああああああああああ!!!!!」

会長「防いだ!?」

無表情なやつ「というよりまるできいてないようでしたが」

劣等生「うううううううううううううううううああああああああああああああ」

会長「すごいスピードでの突進攻撃ね!」

31: 2014/10/21(火) 13:36:38.91
GDPワロタ

32: 2014/10/21(火) 13:37:26.32
長かませ「そんな原始的な攻撃で!フルパワー吹き飛ばし魔法!」

劣等生「ふんす!」

風紀「衝撃波をにぎりつぶしただとぅ!?」

長かませ「ば、ばかな!?クソだが肉弾戦でもこの僕は強いんだ!」

劣等生「ふりゅううううううううううううううううううううううううううう」ズドン

長いかませ「ぐはあああああああ」

無表情のやつ「かませくんがふきとびましたね」

風紀「すかさず劣等生君がマウントをとったああああ」

劣等生「ふぎゅうううああああああああああああああああああああああああ」ボコボコボコボコボコ

風紀「嵐のような連打がかませを襲うううう」

会長「風紀ちゃん楽しそうねえ」

長いかませ「わ、悪かった!俺の負けだ助けてくれ!」

劣等生「ふしゃあああああああああああああああああああああああああ」ぼこぼこぼこぼこ

34: 2014/10/21(火) 13:38:13.77
妹「もういいでしょうお兄様」

劣等生「……あう(^q^)」

長いかませ「あ……ああああああ……」

妹「かませ先輩?実力は示せましたよね?」

長いかませ「ひぃいいいいいいいい」

劣等生「あうあ!(^q^)」

妹「さすがお兄様でした。見事な勝利です」

35: 2014/10/21(火) 13:39:30.72
劣等生が可愛く見えてきた

37: 2014/10/21(火) 13:43:42.89
劣等生可愛いな

39: 2014/10/21(火) 13:46:29.99
脳筋じゃねえか魔法はどうした

40: 2014/10/21(火) 13:50:34.01
風紀「あははははははすごい戦力じゃないか!彼さえいれば学内の不穏分子一掃も夢じゃないぞ!」

会長「……風紀ちゃんほんとうに大丈夫?あれを下に置くのよ?」

風紀「なあに、強いとはいえまだまだひよっこだ。私に襲い掛かってきたら魔法で返り討ちにしてやるさ」

会長「……いや、魔法効いてないじゃない」

風紀「……あっ」ガクガクガクガクガクガク

妹「それでは風紀委員先輩、兄をよろしくお願いしますね」ニコ

劣等生「あうあう(^q^)」

風紀「」

第一話 完

42: 2014/10/21(火) 13:52:10.40
あの細い体のどこから怪力を出すというのか

69: 2014/10/21(火) 16:35:15.97
・幼い時に改造された人間魔法兵器で、最強になったが精神が破壊された

71: 2014/10/21(火) 16:48:58.34
魔法科高校の特別学級生

引用元: 劣等生「あうあうあ~(^q^) 」妹「さすがお兄様です」