1: 2008/07/25(金) 22:23:19.61
ルパン×コードギアス
適当にやる
適当にやる
2: 2008/07/25(金) 22:25:00.48
扇「……もう少しだ……もう少しでブリタニアの奴らに
一泡吹かせてやれるぞ……!」
玉城「でもよぉ、積荷の中身がわからないんだろ?」
扇「ああ。しかし、入ってきた情報だとブリタニアは
よっぽどあの積荷が大事らしい」
玉城「……へへ! そいつを横からかっさらう、か」
南「もうすぐ、予定の地点だ」
扇「ああ、わかった」
扇「計画だと、あのハイウェイの分岐を左に曲がるはず……」
一泡吹かせてやれるぞ……!」
玉城「でもよぉ、積荷の中身がわからないんだろ?」
扇「ああ。しかし、入ってきた情報だとブリタニアは
よっぽどあの積荷が大事らしい」
玉城「……へへ! そいつを横からかっさらう、か」
南「もうすぐ、予定の地点だ」
扇「ああ、わかった」
扇「計画だと、あのハイウェイの分岐を左に曲がるはず……」
3: 2008/07/25(金) 22:25:24.90
ブロロロ…
兵士「隊長、積荷の中身は何なのでしょうか?」
ヴィレッタ「私も詳しくは知らん」
兵士「隊長もご存知ではないのですか?」
ヴィレッタ「ああ。積荷の中身を知ることは任務にとっては重要ではないからな」
兵士「し、失礼いたしました!」
ヴィレッタ(しかし、情報では何者かの襲撃があるという話だったが……)
兵士「隊長、輸送車が分岐点に差し掛かります」
ヴィレッタ「わかった」
ヴィレッタ「各自、警戒を怠るな!」
ヴィレッタ(……さあ、来るならこい! イレブン共!)
兵士「隊長、積荷の中身は何なのでしょうか?」
ヴィレッタ「私も詳しくは知らん」
兵士「隊長もご存知ではないのですか?」
ヴィレッタ「ああ。積荷の中身を知ることは任務にとっては重要ではないからな」
兵士「し、失礼いたしました!」
ヴィレッタ(しかし、情報では何者かの襲撃があるという話だったが……)
兵士「隊長、輸送車が分岐点に差し掛かります」
ヴィレッタ「わかった」
ヴィレッタ「各自、警戒を怠るな!」
ヴィレッタ(……さあ、来るならこい! イレブン共!)
5: 2008/07/25(金) 22:26:01.19
扇「もうすぐ……もうすぐ分岐点に……」
玉城「お、おい扇っ!」
扇「ど、どうしてだ!?」
扇「どうして分岐を右に曲がったんだ!?」
・ ・ ・
ヴィレッタ「おい、何をしている!」
兵士「輸送車と通信繋がりました!」
ヴィレッタ「貸せっ!」
ヴィレッタ「おい、何故右折した!?」
ヴィレッタ「その分岐点は“直進”のはずだろうが!?」
???「ニシシシシシ!」
玉城「お、おい扇っ!」
扇「ど、どうしてだ!?」
扇「どうして分岐を右に曲がったんだ!?」
・ ・ ・
ヴィレッタ「おい、何をしている!」
兵士「輸送車と通信繋がりました!」
ヴィレッタ「貸せっ!」
ヴィレッタ「おい、何故右折した!?」
ヴィレッタ「その分岐点は“直進”のはずだろうが!?」
???「ニシシシシシ!」
16: 2008/07/25(金) 22:26:42.10
ヴィレッタ「だ、誰だ貴様はっ!?」
???『あ~らら、そんなに怒っちゃせっかくの美人が台無しだぜ?』
ヴィレッタ「誰だと聞いている!」
???『ぬふ、美人さんに聞かれちゃあ答えないわけにゃあいかねえな』
???『オレ様の名は……』
・ ・ ・
ビリイッ!
ルパン「ルパ~ン三世」
チャラッチャラッチャラッチャラ~♪(ルパン)チャラッチャラッチャラッチャラ~♪(ルパンルパン)
扇「……!」
チャラッ、チャラッ♪チャラッ、チャラッ♪
ヴィレッタ「……!」
チャラッ、チャラッ♪
ルパン「……」ニヤリ
ルパンザサ~~~ド♪
???『あ~らら、そんなに怒っちゃせっかくの美人が台無しだぜ?』
ヴィレッタ「誰だと聞いている!」
???『ぬふ、美人さんに聞かれちゃあ答えないわけにゃあいかねえな』
???『オレ様の名は……』
・ ・ ・
ビリイッ!
ルパン「ルパ~ン三世」
チャラッチャラッチャラッチャラ~♪(ルパン)チャラッチャラッチャラッチャラ~♪(ルパンルパン)
扇「……!」
チャラッ、チャラッ♪チャラッ、チャラッ♪
ヴィレッタ「……!」
チャラッ、チャラッ♪
ルパン「……」ニヤリ
ルパンザサ~~~ド♪
31: 2008/07/25(金) 22:27:22.21
(BGMながれっぱだと思いねえ)
ヴィレッタ「くそっ、周りの護衛車で挟み込め!」
・ ・ ・
扇「どうなっている!? おい、応答しろ!」
・ ・ ・
ルパン「今はちょおっとばかし取り込み中だから、っと!」
ブロロロロ、キキィーッ!
ルパン「……!」
ルパン「さぁ~すがに普通にやって逃げ切れるわきゃねえよな」
ルパン「……次元、頼んだぜ!」
次元『あいよ』
ヴィレッタ「くそっ、周りの護衛車で挟み込め!」
・ ・ ・
扇「どうなっている!? おい、応答しろ!」
・ ・ ・
ルパン「今はちょおっとばかし取り込み中だから、っと!」
ブロロロロ、キキィーッ!
ルパン「……!」
ルパン「さぁ~すがに普通にやって逃げ切れるわきゃねえよな」
ルパン「……次元、頼んだぜ!」
次元『あいよ』
39: 2008/07/25(金) 22:27:46.70
次元「……」
次元「!」
ドオンッ!
・ ・ ・
兵士B『う、運転がきかな……うわああっ!?』
ヴィレッタ「おい、どうした!?」
兵士A「銃声が感知されました! そ、狙撃を受けている模様!」
ヴィレッタ「なんだと!?」
ヴィレッタ(主要な狙撃ポイントは抑えているはずだぞ!?)
ヴィレッタ「ま、まさか……?」
ヴィレッタ「……そ、そんなことがあってたまるか!」
次元「!」
ドオンッ!
・ ・ ・
兵士B『う、運転がきかな……うわああっ!?』
ヴィレッタ「おい、どうした!?」
兵士A「銃声が感知されました! そ、狙撃を受けている模様!」
ヴィレッタ「なんだと!?」
ヴィレッタ(主要な狙撃ポイントは抑えているはずだぞ!?)
ヴィレッタ「ま、まさか……?」
ヴィレッタ「……そ、そんなことがあってたまるか!」
44: 2008/07/25(金) 22:28:08.56
ルパン「ひい、ふう……結構数が減ったな」
ルパン「サンキュー、次元」
次元『へっ、この程度、自慢するようなこっちゃねえよ』
ルパン「ま~たまた次元ったら、照れちゃってもう!」
次元『しかし、このまま逃げ切れるのか?』
ルパン「……だといいんだけれども、っと!」
ブロロロロ! キキィーッ!
次元『っ! お、おいルパン!』
ルパン「……まぁ、や~っぱりそうくるよな」
ルパン「サンキュー、次元」
次元『へっ、この程度、自慢するようなこっちゃねえよ』
ルパン「ま~たまた次元ったら、照れちゃってもう!」
次元『しかし、このまま逃げ切れるのか?』
ルパン「……だといいんだけれども、っと!」
ブロロロロ! キキィーッ!
次元『っ! お、おいルパン!』
ルパン「……まぁ、や~っぱりそうくるよな」
50: 2008/07/25(金) 22:28:32.49
ヴィレッタ「何者かは知らんが、狙撃程度ではナイトメアを止められまい……!」
兵士A「2号車から4号車、発進準備整いました!」
ヴィレッタ「よし、出せ!」
・ ・ ・
次元『くそっ! なんて装甲だ!』
ルパン「だ~からお前もナイトメアを使えって言ったろ?」
次元『オレぁあのナイトメアって奴が嫌いなんだよ』
ルパン「おいおい、そりゃまたどうして」
次元『前も言っただろ?銃ってのは生身で撃つもんだ』
ルパン「そ~んなワガママ言ってっから今大変な目に……うわっと!?」
ガシインッ!
ルパン「今度の仕事はナイトメアを使ってくれよな?」
次元『ナイトメアの銃声が下品じゃなくなったらな』
兵士A「2号車から4号車、発進準備整いました!」
ヴィレッタ「よし、出せ!」
・ ・ ・
次元『くそっ! なんて装甲だ!』
ルパン「だ~からお前もナイトメアを使えって言ったろ?」
次元『オレぁあのナイトメアって奴が嫌いなんだよ』
ルパン「おいおい、そりゃまたどうして」
次元『前も言っただろ?銃ってのは生身で撃つもんだ』
ルパン「そ~んなワガママ言ってっから今大変な目に……うわっと!?」
ガシインッ!
ルパン「今度の仕事はナイトメアを使ってくれよな?」
次元『ナイトメアの銃声が下品じゃなくなったらな』
61: 2008/07/25(金) 22:29:54.41
KMF兵A「このまま運転席ごとひねり潰してやる!」
KMF兵B『おい、前方に気をつけろ! 人影だ!』
???「……」
KMF兵A「……なんだ、問題ないじゃないか」
KMF兵B『何がだ?』
KMF兵A「あの人影、間違いない。イレブンだ」
KMF兵B『どうしてわかったんだ?』
KMF兵A「拡大してみたんだがな、イレブン特有の妙な服をきてやがる」
KMF兵B『なるほどな』
KMF兵A「イレブンだったら……何の問題もないだろう?」
KMF兵B『……だな』
???「……」
五ェ門「……また、つまらぬ物を斬らねばならんようだ」
…チャキンッ!
KMF兵B『おい、前方に気をつけろ! 人影だ!』
???「……」
KMF兵A「……なんだ、問題ないじゃないか」
KMF兵B『何がだ?』
KMF兵A「あの人影、間違いない。イレブンだ」
KMF兵B『どうしてわかったんだ?』
KMF兵A「拡大してみたんだがな、イレブン特有の妙な服をきてやがる」
KMF兵B『なるほどな』
KMF兵A「イレブンだったら……何の問題もないだろう?」
KMF兵B『……だな』
???「……」
五ェ門「……また、つまらぬ物を斬らねばならんようだ」
…チャキンッ!
65: 2008/07/25(金) 22:30:32.90
五ェ門「……」
ブロロロロロ!
ルパン「後は頼んだぜ五ェ門おおぉぉぉ……」
ロロロロ……
五ェ門「……」
KMF兵A『どけぇ、イレブン!』
KMF兵B『邪魔だぁ!』
五ェ門「……愚かな」
五ェ門「……きえいっ!」
KMF兵A『……な、なんだ? き、機体の制御が……』
KMF兵B『う、うわああああっ!?』
五ェ門「……」
チンッ!
…バラッ…………ドォーンンン!!!
ブロロロロロ!
ルパン「後は頼んだぜ五ェ門おおぉぉぉ……」
ロロロロ……
五ェ門「……」
KMF兵A『どけぇ、イレブン!』
KMF兵B『邪魔だぁ!』
五ェ門「……愚かな」
五ェ門「……きえいっ!」
KMF兵A『……な、なんだ? き、機体の制御が……』
KMF兵B『う、うわああああっ!?』
五ェ門「……」
チンッ!
…バラッ…………ドォーンンン!!!
70: 2008/07/25(金) 22:31:18.61
ヴィレッタ「おい、何が起こった!?」
兵士A「わ、わかりません!」
ヴィレッタ「わかりませんではないだろうが!」
ドンッ!
兵士A「し、至急応援を……」
ヴィレッタ「急げ!」
ヴィレッタ「……くそっ! なんたる失態だ!」
ヴィレッタ「だが……」
ヴィレッタ「ルパンという男は……一体何者だ?」
兵士A「わ、わかりません!」
ヴィレッタ「わかりませんではないだろうが!」
ドンッ!
兵士A「し、至急応援を……」
ヴィレッタ「急げ!」
ヴィレッタ「……くそっ! なんたる失態だ!」
ヴィレッタ「だが……」
ヴィレッタ「ルパンという男は……一体何者だ?」
73: 2008/07/25(金) 22:31:40.97
廃工場跡のアジト
ルパン「んん~っ!」
次元「おいルパン。さっきっからうなってねえで説明しろ」
五ェ門「……」(斬鉄剣の手入れ中
ルパン「もうちょおっとなんだよな~……」
次元「おい、ルパン!」
ルパン「あ~っ、もう! ゴチャゴチャうるせえな!」
次元「おいおい、当たるなよ」
ルパン「うるせえやい」
次元「……で、今度のお宝は一体どんな代物なんだ?」
ルパン「……不老不氏、ってのが実際にあるって聞いたら信じるかい?」
次元「あん?」
ルパン「んん~っ!」
次元「おいルパン。さっきっからうなってねえで説明しろ」
五ェ門「……」(斬鉄剣の手入れ中
ルパン「もうちょおっとなんだよな~……」
次元「おい、ルパン!」
ルパン「あ~っ、もう! ゴチャゴチャうるせえな!」
次元「おいおい、当たるなよ」
ルパン「うるせえやい」
次元「……で、今度のお宝は一体どんな代物なんだ?」
ルパン「……不老不氏、ってのが実際にあるって聞いたら信じるかい?」
次元「あん?」
77: 2008/07/25(金) 22:32:06.91
次元「お、おいおいルパン!」
ルパン「……」
次元「お前、まさか本当にそんなもんがあるって信じてるんじゃねえだろうな!?」
ルパン「……ヌフフフフ!」
次元「……はぁ~っ」ガクッ
ルパン「お、おい次元?」
次元「呆れてものも言えねえよ、全く」
ルパン「実物を見る前にそりゃちょっとばかし結論が早いんでないの?」
次元「あん? そりゃどういうこった」
ルパン「不老不氏ってのはな、存在するんだよ」
次元「はぁ?」
五ェ門「……」
…チャキンッ!
ルパン「……」
次元「お前、まさか本当にそんなもんがあるって信じてるんじゃねえだろうな!?」
ルパン「……ヌフフフフ!」
次元「……はぁ~っ」ガクッ
ルパン「お、おい次元?」
次元「呆れてものも言えねえよ、全く」
ルパン「実物を見る前にそりゃちょっとばかし結論が早いんでないの?」
次元「あん? そりゃどういうこった」
ルパン「不老不氏ってのはな、存在するんだよ」
次元「はぁ?」
五ェ門「……」
…チャキンッ!
80: 2008/07/25(金) 22:32:52.73
ルパン「……しかも、この中にだ!」
次元「……」
ルパン「あ、あら? なんか反応が悪いんでないの?」
次元「あのよルパン、常識で考えろ」
ルパン「おいおい、まさかお前の口から
“常識”なんて言葉が聞けるとは思わなかったぜ」
次元「オレぁ常識人の上、知識人なんだよ」
ルパン「へぇへぇ」
次元「仮に不老不氏があったとして、
それがこんな小さな保存カプセルに収まっちまうような代物か?」
ルパン「そうかい? オレは結構大きいカプセルだと思うけどな」
次元「そういう問題じゃねえ!」
次元「……」
ルパン「あ、あら? なんか反応が悪いんでないの?」
次元「あのよルパン、常識で考えろ」
ルパン「おいおい、まさかお前の口から
“常識”なんて言葉が聞けるとは思わなかったぜ」
次元「オレぁ常識人の上、知識人なんだよ」
ルパン「へぇへぇ」
次元「仮に不老不氏があったとして、
それがこんな小さな保存カプセルに収まっちまうような代物か?」
ルパン「そうかい? オレは結構大きいカプセルだと思うけどな」
次元「そういう問題じゃねえ!」
95: 2008/07/25(金) 22:38:42.04
次元「大体だな、不老不氏ってのがこんなもんに
入ってるってのがおかしくねえか?」
ルパン「あら、さ~すが常識人の次元は言うことが違うねぇ」
次元「うるせえ、茶化すな」
ルパン「……」
次元「……」
ルパン「ま、中身をみてみりゃわかるだろ」
次元「……だな」
五ェ門「……どけ、ルパン」
ルパン「あん?」
入ってるってのがおかしくねえか?」
ルパン「あら、さ~すが常識人の次元は言うことが違うねぇ」
次元「うるせえ、茶化すな」
ルパン「……」
次元「……」
ルパン「ま、中身をみてみりゃわかるだろ」
次元「……だな」
五ェ門「……どけ、ルパン」
ルパン「あん?」
101: 2008/07/25(金) 22:42:50.89
五ェ門「斬れば開ける必要もなかろう」
ルパン「お、おいおい五ェ門!?」
次元「そりゃ、ちっとばかし乱暴がすぎるんじゃねえのか!?」
五ェ門「不老不氏など存在する訳が無い」
チャキンッ!
ルパン「で、でもよ~う五ェ門!?」
ルパン「この積荷はブリタニアのお偉いさんが必氏こいて輸送してたモンなんだぜ?」
五ェ門「……所詮まやかしにすぎん」
ルパン「ご、ゴエモ~ン!」
次元「あ~あ、ああなっちまったらもう止められねえな」
ルパン「お、おいおい五ェ門!?」
次元「そりゃ、ちっとばかし乱暴がすぎるんじゃねえのか!?」
五ェ門「不老不氏など存在する訳が無い」
チャキンッ!
ルパン「で、でもよ~う五ェ門!?」
ルパン「この積荷はブリタニアのお偉いさんが必氏こいて輸送してたモンなんだぜ?」
五ェ門「……所詮まやかしにすぎん」
ルパン「ご、ゴエモ~ン!」
次元「あ~あ、ああなっちまったらもう止められねえな」
103: 2008/07/25(金) 22:48:42.75
五ェ門「……」
ルパン「ちょ、ちょお~っと待ってくれって五ェ門!」
五ェ門「……きえあああっ!」
シュン、シュピンッ、キインッ!
次元「……どうやら、一足遅かったみてえだな」
ルパン「おいおいおいおい! 中身まで斬っちゃいねえだろうな!?」
…ガラランッ!
五ェ門「……安心しろ。中身は傷つけていない」
次元「それも修行のうち、ってか?」
五ェ門「……」
ルパン「……ま、結果はどうあれパンドラの箱は開いちまったんだ」
ルパン「ブリタニアが隠してた不老不氏の秘密ってやつを……」
C.C.「……」
ルパン「お、おお……」
ルパン・次元・五ェ門「女!?」
ルパン「ちょ、ちょお~っと待ってくれって五ェ門!」
五ェ門「……きえあああっ!」
シュン、シュピンッ、キインッ!
次元「……どうやら、一足遅かったみてえだな」
ルパン「おいおいおいおい! 中身まで斬っちゃいねえだろうな!?」
…ガラランッ!
五ェ門「……安心しろ。中身は傷つけていない」
次元「それも修行のうち、ってか?」
五ェ門「……」
ルパン「……ま、結果はどうあれパンドラの箱は開いちまったんだ」
ルパン「ブリタニアが隠してた不老不氏の秘密ってやつを……」
C.C.「……」
ルパン「お、おお……」
ルパン・次元・五ェ門「女!?」
115: 2008/07/25(金) 22:54:53.27
次元「おい、どういうことだルパン!」
ルパン「お、俺だって知らねえよ!」
次元「お前、本当はこの女が目的だったんだろうが!」
ルパン「だ~から知らねえって言ってるでしょ~が!」
C.C.「……」
五ェ門「か、可憐な……!」
ルパン・次元「五ェ門!?」
次元「おい、五ェ門。お前まさかルパンに味方する気じゃねえだろうな?」
五ェ門「む、むう……それは……」
ルパン「信じてくれよゴエモ~ン! 俺ぁな~んにも知らなかったんだって」
五ェ門「ぬ、むう……それは……」
次元「それはそれで問題だろうが!」
ルパン「だ~から……しっ!」
次元「誤魔化すな……って、どうした?」
ルパン「どうやらよ、眠り姫様が目を覚ましたらしいぜ?」
C.C.「……ん……」
ルパン「お、俺だって知らねえよ!」
次元「お前、本当はこの女が目的だったんだろうが!」
ルパン「だ~から知らねえって言ってるでしょ~が!」
C.C.「……」
五ェ門「か、可憐な……!」
ルパン・次元「五ェ門!?」
次元「おい、五ェ門。お前まさかルパンに味方する気じゃねえだろうな?」
五ェ門「む、むう……それは……」
ルパン「信じてくれよゴエモ~ン! 俺ぁな~んにも知らなかったんだって」
五ェ門「ぬ、むう……それは……」
次元「それはそれで問題だろうが!」
ルパン「だ~から……しっ!」
次元「誤魔化すな……って、どうした?」
ルパン「どうやらよ、眠り姫様が目を覚ましたらしいぜ?」
C.C.「……ん……」
118: 2008/07/25(金) 22:58:44.97
次元「おい、まだ話は終わっちゃいねえぞルパン!」
ルパン「はいは~い、お目覚めかな~?」
次元「ちっ!……ったくよ!」
五ェ門「いや、拙者は悪いことだとは……」
次元「何か言ったか、五ェ門?」
五ェ門「な、なんでもない」
C.C.「……ここは?」
ルパン「ここはね、俺たちのアジト……隠れ家みたいなもんかな!」
C.C.「お前は何者だ?」
ルパン「はいは~い、お目覚めかな~?」
次元「ちっ!……ったくよ!」
五ェ門「いや、拙者は悪いことだとは……」
次元「何か言ったか、五ェ門?」
五ェ門「な、なんでもない」
C.C.「……ここは?」
ルパン「ここはね、俺たちのアジト……隠れ家みたいなもんかな!」
C.C.「お前は何者だ?」
120: 2008/07/25(金) 23:03:43.24
ルパン「俺かい? 俺の名はルパン三世っていうんだ、宜しくな」
すっ
C.C.「あっちの二人は?」
ルパン「あらら! 握手くらいしてくれたっていいじゃないのよ」
C.C.「……」
ルパン「……はいはい、わっかりましたよ」
ルパン「あっちの黒いのが次元」
次元「おはよう、お嬢ちゃん」
ルパン「あっちの変な服着てるのが五ェ門」
五ェ門「せ、拙者五ェ門と申します」
ルパン「な~に緊張してんだ五ェ門?」
五ェ門「う、うるさい! 緊張してなぞおらん!」
ルパン「……それで、キミの名前は?」
C.C.「……」
ルパン「ちょっと? もしも~し?」
C.C.「……ははははっ! お前たち、私が何者か知らないのか!」
すっ
C.C.「あっちの二人は?」
ルパン「あらら! 握手くらいしてくれたっていいじゃないのよ」
C.C.「……」
ルパン「……はいはい、わっかりましたよ」
ルパン「あっちの黒いのが次元」
次元「おはよう、お嬢ちゃん」
ルパン「あっちの変な服着てるのが五ェ門」
五ェ門「せ、拙者五ェ門と申します」
ルパン「な~に緊張してんだ五ェ門?」
五ェ門「う、うるさい! 緊張してなぞおらん!」
ルパン「……それで、キミの名前は?」
C.C.「……」
ルパン「ちょっと? もしも~し?」
C.C.「……ははははっ! お前たち、私が何者か知らないのか!」
121: 2008/07/25(金) 23:08:53.33
C.C.「ははは!……く、くくくくくっ!」
ルパン「……」
次元「……おい五ェ門、あの女だきゃやめとけ」
五ェ門「な、何がだ次元」
次元「ありゃ、相当厄介な女だ」
五ェ門「せ、拙者は別にそんなこと考えてなぞおらん!」
C.C.「これはいい! こ、これは傑作だ! ふ、あはははは!」
ルパン「……」
ルパン「うわ~っはっはっはっはっは! ひ~っひっひっひっひ!!」
次元「……どうやら、ルパンの奴も頭がいかれちまったらしい」
ルパン「……」
次元「……おい五ェ門、あの女だきゃやめとけ」
五ェ門「な、何がだ次元」
次元「ありゃ、相当厄介な女だ」
五ェ門「せ、拙者は別にそんなこと考えてなぞおらん!」
C.C.「これはいい! こ、これは傑作だ! ふ、あはははは!」
ルパン「……」
ルパン「うわ~っはっはっはっはっは! ひ~っひっひっひっひ!!」
次元「……どうやら、ルパンの奴も頭がいかれちまったらしい」
125: 2008/07/25(金) 23:13:55.68
C.C.「あはははっ、は……」
ルパン「ひ~っひひひひひ! おっほほほほほほほほ!」
C.C.「……」
ルパン「うわっはははほーう! ひいーひっひ、げほっげほっ!」
C.C.「……おいお前、何がおかしい?」
ルパン「げほっげほっ!……ん? なんだい?」
C.C.「何がおかしくて笑っていると聞いているんだ」
ルパン「……ヌフフフフ!」
C.C.「おい!」
ルパン「そりゃあ、こっちも聞きたいことなんだけども、いいかな?」
C.C.「……ふふっ、いいだろう」
ルパン「あ~りがとね、お嬢ちゃん」
ルパン「ひ~っひひひひひ! おっほほほほほほほほ!」
C.C.「……」
ルパン「うわっはははほーう! ひいーひっひ、げほっげほっ!」
C.C.「……おいお前、何がおかしい?」
ルパン「げほっげほっ!……ん? なんだい?」
C.C.「何がおかしくて笑っていると聞いているんだ」
ルパン「……ヌフフフフ!」
C.C.「おい!」
ルパン「そりゃあ、こっちも聞きたいことなんだけども、いいかな?」
C.C.「……ふふっ、いいだろう」
ルパン「あ~りがとね、お嬢ちゃん」
126: 2008/07/25(金) 23:20:20.15
C.C.「とりあえず、そのお嬢ちゃんと呼ぶのはやめてもらおうかボウヤ」
ルパン「あらら、怒っちゃったのかい?」
C.C.「お前、歳はいくつだ? まあ、聞くまでもないことだが」
ルパン「そりゃあ、お嬢ちゃんよりも年上さ」
C.C.「ほう?」
ルパン「あ、年上っつってもお兄さん、ってレベルだがよ?」
C.C.「ふふっ、私より年上なのか」
ルパン「そりゃあ、見ればわかるでしょ~よ」
C.C.「お前が私より年上なら、お前は立派な化け物ということになるぞ」
ルパン「あん? そりゃどういう意味だい?」
C.C.「私は、お前よりもはるかに長く生きている、という意味だ」
ルパン「あらら、怒っちゃったのかい?」
C.C.「お前、歳はいくつだ? まあ、聞くまでもないことだが」
ルパン「そりゃあ、お嬢ちゃんよりも年上さ」
C.C.「ほう?」
ルパン「あ、年上っつってもお兄さん、ってレベルだがよ?」
C.C.「ふふっ、私より年上なのか」
ルパン「そりゃあ、見ればわかるでしょ~よ」
C.C.「お前が私より年上なら、お前は立派な化け物ということになるぞ」
ルパン「あん? そりゃどういう意味だい?」
C.C.「私は、お前よりもはるかに長く生きている、という意味だ」
128: 2008/07/25(金) 23:24:49.47
ルパン「何がなんだか……っ!」
C.C.「? どうかしたか?」
ルパン「しっ! 静かに」ボソッ
次元「……どうやら囲まれちまったみてえだな」
カチリ…
五ェ門「……」
チャキンッ!
ルパン「……あった」
C.C.「何がだ?」
ルパン「ほら、これさ」
ぽいっ
C.C.「これは……なんだ?」
ppp…ppp…ppp…
ルパン「発信機さ」
C.C.「? どうかしたか?」
ルパン「しっ! 静かに」ボソッ
次元「……どうやら囲まれちまったみてえだな」
カチリ…
五ェ門「……」
チャキンッ!
ルパン「……あった」
C.C.「何がだ?」
ルパン「ほら、これさ」
ぽいっ
C.C.「これは……なんだ?」
ppp…ppp…ppp…
ルパン「発信機さ」
130: 2008/07/25(金) 23:29:43.47
兵士A「隊長! 周辺の封鎖、完了しました」
ヴィレッタ「積荷の反応は?」
兵士A「数分前に途絶えました」
ヴィレッタ「……そうか。突入の準備をしておけ!」
兵士「イエス、ユアハイネス!」
ヴィレッタ(積荷が開いていた場合、処分しろとの命令が下っている)
ヴィレッタ(しかし、ここで中身を傷つけずに奪還すれば私の失敗も帳消しになるはず)
ヴィレッタ「……」
ヴィレッタ「総員、突入しろ!」
ヴィレッタ「積荷の反応は?」
兵士A「数分前に途絶えました」
ヴィレッタ「……そうか。突入の準備をしておけ!」
兵士「イエス、ユアハイネス!」
ヴィレッタ(積荷が開いていた場合、処分しろとの命令が下っている)
ヴィレッタ(しかし、ここで中身を傷つけずに奪還すれば私の失敗も帳消しになるはず)
ヴィレッタ「……」
ヴィレッタ「総員、突入しろ!」
132: 2008/07/25(金) 23:35:13.84
ドドドドドドドド!
ルパン「くそっ! あいつらこんな所で戦争をおっぱじめる気かよ?」
次元「おい、どうするルパン!?」
ドンドンッ!
ルパン「な~んとかならねえか五ェ門?」
五ェ門「……数が多すぎる!」
キキキキキキンッ!
ルパン「さぁ~て……どうしたもんかねこれは」
C.C.「私を差し出して投降すれば助かるかもしれないぞ?」
ルパン「そいつぁ魅力的な提案だがよ」
ドドドドドドドド!
ルパン「……奴さんたち、相当頭に来ちゃってるみたいだぜ?」
ルパン「くそっ! あいつらこんな所で戦争をおっぱじめる気かよ?」
次元「おい、どうするルパン!?」
ドンドンッ!
ルパン「な~んとかならねえか五ェ門?」
五ェ門「……数が多すぎる!」
キキキキキキンッ!
ルパン「さぁ~て……どうしたもんかねこれは」
C.C.「私を差し出して投降すれば助かるかもしれないぞ?」
ルパン「そいつぁ魅力的な提案だがよ」
ドドドドドドドド!
ルパン「……奴さんたち、相当頭に来ちゃってるみたいだぜ?」
134: 2008/07/25(金) 23:42:35.86
C.C.「ああ、どうやら私ごとお前たちを撃ち頃すつもりらしい」
ルパン「お、お~いおい! どうしてそんなに冷静なわけ?」
C.C.「お前は積荷が何だと思っていたんだ?」
ルパン「そりゃあ……。っ! まさか……」
C.C.「ああ、そうだ」
C.C.「私は不老不氏なんだ」
ルパン「……」
C.C.「でなければ、この年頃のか弱い少女が
こんな状況で冷静でいられる訳がないだろう?」
ルパン「……自分で言っちゃう? それ」
C.C.「ふふっ、少女というのはおこがましかったかな?」
ルパン「……そ~いう意味じゃあないんだけどよ」
ルパン「お、お~いおい! どうしてそんなに冷静なわけ?」
C.C.「お前は積荷が何だと思っていたんだ?」
ルパン「そりゃあ……。っ! まさか……」
C.C.「ああ、そうだ」
C.C.「私は不老不氏なんだ」
ルパン「……」
C.C.「でなければ、この年頃のか弱い少女が
こんな状況で冷静でいられる訳がないだろう?」
ルパン「……自分で言っちゃう? それ」
C.C.「ふふっ、少女というのはおこがましかったかな?」
ルパン「……そ~いう意味じゃあないんだけどよ」
140: 2008/07/25(金) 23:52:47.02
ヴィレッタ「ええい、何をてこずっている!」
兵士A「そ、それが敵も相当やるようで……」
ヴィレッタ「ナイトメアを出せ! 物量で圧倒しろ!」
兵士A「はっ!」
ヴィレッタ(敵は何者だというのだ?)
ヴィレッタ(確かルパンと……)
ドォォォーン!!!
ヴィレッタ「っ!? 何事だ!」
兵士B「そ、それが……」
ヴィレッタ「状況を報告しろ!」
兵士B「ゲリラのようです!」
ヴィレッタ「何だと!?」
ヴィレッタ「くそっ! こんな時に……イレブン共め!」
兵士A「そ、それが敵も相当やるようで……」
ヴィレッタ「ナイトメアを出せ! 物量で圧倒しろ!」
兵士A「はっ!」
ヴィレッタ(敵は何者だというのだ?)
ヴィレッタ(確かルパンと……)
ドォォォーン!!!
ヴィレッタ「っ!? 何事だ!」
兵士B「そ、それが……」
ヴィレッタ「状況を報告しろ!」
兵士B「ゲリラのようです!」
ヴィレッタ「何だと!?」
ヴィレッタ「くそっ! こんな時に……イレブン共め!」
142: 2008/07/25(金) 23:59:31.72
扇「撃て! 撃って撃って撃ちまくれ!」
ゲリラ『おおっ!』
玉城「はははっ! 適当に撃つだけでガンガン当たりやがる!」
扇「なるべく密集度の高い所を狙えよ、玉城!」
玉城「へっへ! わぁかってますって!」
ポムッ…………ドォォォーン!!!
扇(しかし、何故ブリタニア軍がここに集まっているんだ?)
扇(昼間の積荷と何か関係が……)
玉城「扇! お前もボケーッっとしてねえでガンガン撃て!」
扇「……ああ、わかっている!」
玉城「氏ねえぇぇぇっ! ブリタニアのクソ共があっ!」
ゲリラ『おおっ!』
玉城「はははっ! 適当に撃つだけでガンガン当たりやがる!」
扇「なるべく密集度の高い所を狙えよ、玉城!」
玉城「へっへ! わぁかってますって!」
ポムッ…………ドォォォーン!!!
扇(しかし、何故ブリタニア軍がここに集まっているんだ?)
扇(昼間の積荷と何か関係が……)
玉城「扇! お前もボケーッっとしてねえでガンガン撃て!」
扇「……ああ、わかっている!」
玉城「氏ねえぇぇぇっ! ブリタニアのクソ共があっ!」
143: 2008/07/26(土) 00:06:21.67
次元「……おい、ルパン!」
ルパン「ああ、わぁ~かってるって!」
C.C.「どうかしたのか?」
ルパン「え~っと予備は、っと……」
C.C.「私を差し出す気になったのか? それとも恐怖で気でも違ったか?」
ルパン「お、あったあった! ほい」
ひょいっ…ばさっ
C.C.「うわぷっ!?」
ルパン「お嬢ちゃん、もしかして運動は駄目なのかい?」
C.C.「……お前がいきなり投げるからだ」
ルパン「ま、話はあとあと」
C.C.「?」
ルパン「服の上からでいいから、そのスーツを着てくれ」
C.C.「何故だ」
ルパン「そりゃあもちろん、ここからズラかるためさ」
ルパン「ああ、わぁ~かってるって!」
C.C.「どうかしたのか?」
ルパン「え~っと予備は、っと……」
C.C.「私を差し出す気になったのか? それとも恐怖で気でも違ったか?」
ルパン「お、あったあった! ほい」
ひょいっ…ばさっ
C.C.「うわぷっ!?」
ルパン「お嬢ちゃん、もしかして運動は駄目なのかい?」
C.C.「……お前がいきなり投げるからだ」
ルパン「ま、話はあとあと」
C.C.「?」
ルパン「服の上からでいいから、そのスーツを着てくれ」
C.C.「何故だ」
ルパン「そりゃあもちろん、ここからズラかるためさ」
146: 2008/07/26(土) 00:11:47.68
ドォォォーン!!!
ヴィレッタ「くそっ! まだイレブンのゲリラ共は制圧出来んのか!」
兵士A「そ、それが、地形的な不利もあり……」
ヴィレッタ「言い訳はいい!」
兵士B「ヴィレッタ隊長!」
ヴィレッタ「今度はどうした!」
兵士B「倉庫内に動きがあった模様です! こ、これは……」
ヴィレッタ「構うな! ナイトメアで制圧……」
兵士B「倉庫内から、ナイトメアの反応が!」
ヴィレッタ「何だと!?」
ヴィレッタ「くそっ! まだイレブンのゲリラ共は制圧出来んのか!」
兵士A「そ、それが、地形的な不利もあり……」
ヴィレッタ「言い訳はいい!」
兵士B「ヴィレッタ隊長!」
ヴィレッタ「今度はどうした!」
兵士B「倉庫内に動きがあった模様です! こ、これは……」
ヴィレッタ「構うな! ナイトメアで制圧……」
兵士B「倉庫内から、ナイトメアの反応が!」
ヴィレッタ「何だと!?」
148: 2008/07/26(土) 00:18:35.34
次元「……しっかし、本当にこんなもんで大丈夫なのか?」
ルパン「ヌフフ! 見てろって!」
KMF「」
ルパン「こいつぁ俺が丹精込めてチューンしたナイトメアだぜ?」
五ェ門「……所詮機械人形に過ぎん」
ルパン「そりゃあ五ェ門からしてみればそうだけれどもよ~う?」
C.C.「……おい、スーツを着終わったぞ」
ルパン「まぁ~! 似合ってるじゃな~いの」
C.C.「くだらん世辞はいい。これからどうするつもりだ?」
ルパン「まあ見ててちょうだいって」
ルパン「発進、ルパ~ンスペシャル!」
KMFL・S「」
KMFL・S「!」
ルパン「ヌフフ! 見てろって!」
KMF「」
ルパン「こいつぁ俺が丹精込めてチューンしたナイトメアだぜ?」
五ェ門「……所詮機械人形に過ぎん」
ルパン「そりゃあ五ェ門からしてみればそうだけれどもよ~う?」
C.C.「……おい、スーツを着終わったぞ」
ルパン「まぁ~! 似合ってるじゃな~いの」
C.C.「くだらん世辞はいい。これからどうするつもりだ?」
ルパン「まあ見ててちょうだいって」
ルパン「発進、ルパ~ンスペシャル!」
KMFL・S「」
KMFL・S「!」
153: 2008/07/26(土) 00:28:17.78
兵士B「敵ナイトメア、接近!」
ヴィレッタ「取り押さえろ! 無理ならば破壊して構わん!」
兵士B「イエス、ユアハイネス!」
ヴィレッタ(ふん、どんな手を打ってくるかと思えばナイトメア戦とはな)
ドォォォーン!!!
兵士B「敵ナイトメア、なおも接近中!」
ヴィレッタ「ふん、大方指揮官を倒せば逃げおおせると思っているのだろう」
ヴィレッタ「ナイトメアは敵機体を包囲!
他の者は倉庫の確認とゲリラの殲滅をしろ!」
兵士A「ど、どちらへ行かれるので?」
ヴィレッタ「知れた事」
ヴィレッタ「……私もナイトメアで出る!」
ヴィレッタ「取り押さえろ! 無理ならば破壊して構わん!」
兵士B「イエス、ユアハイネス!」
ヴィレッタ(ふん、どんな手を打ってくるかと思えばナイトメア戦とはな)
ドォォォーン!!!
兵士B「敵ナイトメア、なおも接近中!」
ヴィレッタ「ふん、大方指揮官を倒せば逃げおおせると思っているのだろう」
ヴィレッタ「ナイトメアは敵機体を包囲!
他の者は倉庫の確認とゲリラの殲滅をしろ!」
兵士A「ど、どちらへ行かれるので?」
ヴィレッタ「知れた事」
ヴィレッタ「……私もナイトメアで出る!」
158: 2008/07/26(土) 00:35:10.84
扇「むっ、ブリタニア兵の動きが……」
ゲリラ『おい、倉庫の中にいた奴らがナイトメアを出したらしい!』
扇「……そうか」
ゲリラ『それに合わせて、こっちへ対応する数も多くなってきている!』
玉城「氏ね! 氏ねえええっ!」
扇「……ここらが潮時だな」
玉城「はあっ!? 何言ってるんだよ!」
扇「このままではこちらも危ない!」
玉城「……ちっ、わぁったよ」
扇(倉庫の中に誰がいたのかは知らんが……無茶なことをしたな)
扇(……だが、おかげでブリタニアへ大きな被害を与えることが出来た)
扇「……」
扇「撤退だ!」
ゲリラ『おい、倉庫の中にいた奴らがナイトメアを出したらしい!』
扇「……そうか」
ゲリラ『それに合わせて、こっちへ対応する数も多くなってきている!』
玉城「氏ね! 氏ねえええっ!」
扇「……ここらが潮時だな」
玉城「はあっ!? 何言ってるんだよ!」
扇「このままではこちらも危ない!」
玉城「……ちっ、わぁったよ」
扇(倉庫の中に誰がいたのかは知らんが……無茶なことをしたな)
扇(……だが、おかげでブリタニアへ大きな被害を与えることが出来た)
扇「……」
扇「撤退だ!」
161: 2008/07/26(土) 00:41:55.87
KMFL・S「……」
兵士C『敵ナイトメア、完全に沈黙しました!』
ヴィレッタ「ふん、中々の腕だったが、所詮は素人」
兵士D『ハッチ、開放します!』
ヴィレッタ「さあ、ブリタニアを侮辱したルパンとやら。
その顔を見せてもらおうか……」
兵士D『……こ、これは!』
ヴィレッタ「どうした」
兵士D『だ、誰も搭乗していません!』
ヴィレッタ「何だとっ!? ど、どこかのスペースに……」
兵士D『か、完全に……無人です』
ヴィレッタ「……くそっ! やられた!」
ヴィレッタ(ルパン……その名前、忘れんぞ!)
兵士C『敵ナイトメア、完全に沈黙しました!』
ヴィレッタ「ふん、中々の腕だったが、所詮は素人」
兵士D『ハッチ、開放します!』
ヴィレッタ「さあ、ブリタニアを侮辱したルパンとやら。
その顔を見せてもらおうか……」
兵士D『……こ、これは!』
ヴィレッタ「どうした」
兵士D『だ、誰も搭乗していません!』
ヴィレッタ「何だとっ!? ど、どこかのスペースに……」
兵士D『か、完全に……無人です』
ヴィレッタ「……くそっ! やられた!」
ヴィレッタ(ルパン……その名前、忘れんぞ!)
164: 2008/07/26(土) 00:48:12.74
ルパン「ひえっきしょお~~~い!!」
次元「おい、狭いんだからちょっとは遠慮しろ」
ルパン「わ~りいわりい」
五ェ門「……また、つまらぬものを斬ってしまった」
ルパン「快適な海の旅はどうだい、お嬢ちゃん?」
C.C.「海の旅と言っても、海の中じゃない……ヘプチッ!」
ルパン「あ~らら、風邪ひいちゃったかな?」
C.C.「……いいからタオルを貸せ」
ルパン「はいはい、っと」
ひょいっ…ばさっ
ルパン「お嬢ちゃん、やっぱり運動は駄目なんじゃないのかい?」
C.C.「……うるさい」
ルパン「……」
ルパン「ヌフフフフ!」
次元「おい、狭いんだからちょっとは遠慮しろ」
ルパン「わ~りいわりい」
五ェ門「……また、つまらぬものを斬ってしまった」
ルパン「快適な海の旅はどうだい、お嬢ちゃん?」
C.C.「海の旅と言っても、海の中じゃない……ヘプチッ!」
ルパン「あ~らら、風邪ひいちゃったかな?」
C.C.「……いいからタオルを貸せ」
ルパン「はいはい、っと」
ひょいっ…ばさっ
ルパン「お嬢ちゃん、やっぱり運動は駄目なんじゃないのかい?」
C.C.「……うるさい」
ルパン「……」
ルパン「ヌフフフフ!」
167: 2008/07/26(土) 00:54:20.17
C.C.「それにしても、この潜水艦に加え、
貴重なナイトメアを惜しげもなく犠牲にするとは……」
ルパン「あ、タオルは使い終わったらそこのカゴに入れといてね」
C.C.「……」
次元「おい、五ェ門。早くタオル貸せ」
五ェ門「しばし待て」
次元「このまんまじゃ風邪ひいちま……へ、へっ……」
C.C.「……私が使ったタオルで良ければ使え」
次元「……ありがとよ、お嬢ちゃん」
C.C.「礼はいらん。とにかくお嬢ちゃんと呼ぶのはやめろ」
ひょいっ…ぱしっ
次元「サンキュー、お嬢ちゃん」
C.C.「……」
五ェ門「さあ、拭き終わったぞ次元! こっちのタオルを使え!」
貴重なナイトメアを惜しげもなく犠牲にするとは……」
ルパン「あ、タオルは使い終わったらそこのカゴに入れといてね」
C.C.「……」
次元「おい、五ェ門。早くタオル貸せ」
五ェ門「しばし待て」
次元「このまんまじゃ風邪ひいちま……へ、へっ……」
C.C.「……私が使ったタオルで良ければ使え」
次元「……ありがとよ、お嬢ちゃん」
C.C.「礼はいらん。とにかくお嬢ちゃんと呼ぶのはやめろ」
ひょいっ…ぱしっ
次元「サンキュー、お嬢ちゃん」
C.C.「……」
五ェ門「さあ、拭き終わったぞ次元! こっちのタオルを使え!」
176: 2008/07/26(土) 01:03:37.96
C.C.「……」
C.C.(この男たちは一体……)
ルパン「……俺たちが何者か気になるかい?」
C.C.「っ!?」
ルパン「そ~んなに驚くなって」
C.C.「……どうして私が考えていることがわかった?」
ルパン「そりゃあ、そんなに見つめられちゃっちゃあわかるってもんよ
なあ、次元、五ェ門?」
次元「へっ、ちげえねえ」
五ェ門「……ご、ゴホン。そ、そうだな」
C.C.「……ならば問おう。お前たちは何者だ?」
ルパン「ヌフフ! まあ、大声じゃ言えないんだけんどもよ?」
C.C.「……」
ルパン「ただの泥棒さ」
C.C.(この男たちは一体……)
ルパン「……俺たちが何者か気になるかい?」
C.C.「っ!?」
ルパン「そ~んなに驚くなって」
C.C.「……どうして私が考えていることがわかった?」
ルパン「そりゃあ、そんなに見つめられちゃっちゃあわかるってもんよ
なあ、次元、五ェ門?」
次元「へっ、ちげえねえ」
五ェ門「……ご、ゴホン。そ、そうだな」
C.C.「……ならば問おう。お前たちは何者だ?」
ルパン「ヌフフ! まあ、大声じゃ言えないんだけんどもよ?」
C.C.「……」
ルパン「ただの泥棒さ」
187: 2008/07/26(土) 01:37:43.54
コンコン
ヴィレッタ「入れ」
銭形「失礼します」
ヴィレッタ「お前か、ルパンという男に詳しいというイレブンは」
銭形「……」
銭形「はっ! ワシはルパンを追い続けてきました!
奴に関してのことならばお任せください!」
ヴィレッタ「ふむ、追い続けてきたという事は、取り逃がしてきたということか?」
銭形「そ、それはですな……」
ヴィレッタ「ふん、まあいい。
ルパンを殺せば、名誉ブリタニア人への登録許可申請をしてやろう」
銭形「いや、ワシは……」
ヴィレッタ「なんだ? 不満か?」
銭形「……」
銭形「この銭形、ルパン逮捕に全力を注ぐつもりであります!」
ヴィレッタ「……ふん、まあいいだろう」
ヴィレッタ「入れ」
銭形「失礼します」
ヴィレッタ「お前か、ルパンという男に詳しいというイレブンは」
銭形「……」
銭形「はっ! ワシはルパンを追い続けてきました!
奴に関してのことならばお任せください!」
ヴィレッタ「ふむ、追い続けてきたという事は、取り逃がしてきたということか?」
銭形「そ、それはですな……」
ヴィレッタ「ふん、まあいい。
ルパンを殺せば、名誉ブリタニア人への登録許可申請をしてやろう」
銭形「いや、ワシは……」
ヴィレッタ「なんだ? 不満か?」
銭形「……」
銭形「この銭形、ルパン逮捕に全力を注ぐつもりであります!」
ヴィレッタ「……ふん、まあいいだろう」
190: 2008/07/26(土) 01:44:51.72
???「あの男、信用できるのか?」
ヴィレッタ「ルパンに関しては信用出来るかと思ったのですが……」
ジェレミア「所詮はイレブンだ。ワタシ達でなんとかせねばならんだろう」
ヴィレッタ「……」
ジェレミア「殿下がエリア11へご到着されるまでに決着をつけるぞ」
ヴィレッタ「はっ!」
ジェレミア「殿下がご到着されるまで三日……」
ジェレミア「それまでに解決するぞ」
ジェレミア「……全力で!」
ヴィレッタ「ルパンに関しては信用出来るかと思ったのですが……」
ジェレミア「所詮はイレブンだ。ワタシ達でなんとかせねばならんだろう」
ヴィレッタ「……」
ジェレミア「殿下がエリア11へご到着されるまでに決着をつけるぞ」
ヴィレッタ「はっ!」
ジェレミア「殿下がご到着されるまで三日……」
ジェレミア「それまでに解決するぞ」
ジェレミア「……全力で!」
195: 2008/07/26(土) 01:50:20.44
銭形「……ふん、あの目はワシを信用しとらんな……ヒック!」
銭形「……おいオヤジ、もう一杯!」
店主「飲みすぎですよ」
銭形「なぁにぃ? ワシがいつ飲みすぎた?」
店主「勘弁してくださいよ」
銭形「……」
銭形「……ワシぁ、ルパンを逮捕するぞ」
銭形「……おいオヤジ! いいから酒だ! 酒!」
銭形(ルパン……待っとれよ)
銭形(お前を捕まえるのは、このワシだからなぁ!)
銭形「ほら、オヤジ! 景気付けなんだからみみっちことを言うな!」
店主「か、勘弁してくださいよ~!」
銭形「……おいオヤジ、もう一杯!」
店主「飲みすぎですよ」
銭形「なぁにぃ? ワシがいつ飲みすぎた?」
店主「勘弁してくださいよ」
銭形「……」
銭形「……ワシぁ、ルパンを逮捕するぞ」
銭形「……おいオヤジ! いいから酒だ! 酒!」
銭形(ルパン……待っとれよ)
銭形(お前を捕まえるのは、このワシだからなぁ!)
銭形「ほら、オヤジ! 景気付けなんだからみみっちことを言うな!」
店主「か、勘弁してくださいよ~!」
196: 2008/07/26(土) 01:56:42.44
ルパン「おっほほ! 中々い~い所じゃないの!」
次元「だがよ、隠れ家にしちゃあ豪華すぎねえか?」
ルパン「な~に言ってんだよ次元!」
次元「あん?」
ルパン「今度は俺たちだけじゃなくて、お姫様も一緒なんだぜ?」
C.C.「お姫様というのはやめろ。C.C.と呼べと言っただろうが」
ルパン「おっとと、こりゃごめんなさいね」
C.C.「……ふん」
ルパン「気に入ってもらえたかい?
白くて二階建ての庭付き、しかも海が見えるロケーションは最高だろう?」
C.C.「まあまあだな」
ルパン「あらら! そ、そりゃないぜC.C.~!」
次元「だがよ、隠れ家にしちゃあ豪華すぎねえか?」
ルパン「な~に言ってんだよ次元!」
次元「あん?」
ルパン「今度は俺たちだけじゃなくて、お姫様も一緒なんだぜ?」
C.C.「お姫様というのはやめろ。C.C.と呼べと言っただろうが」
ルパン「おっとと、こりゃごめんなさいね」
C.C.「……ふん」
ルパン「気に入ってもらえたかい?
白くて二階建ての庭付き、しかも海が見えるロケーションは最高だろう?」
C.C.「まあまあだな」
ルパン「あらら! そ、そりゃないぜC.C.~!」
198: 2008/07/26(土) 02:01:06.85
次元「……おい、五ェ門」
五ェ門「……なんだ」
次元「お前さん、どう思う?」
五ェ門「拙者は犬を飼べきだと思う」
次元「そんなこたぁ聞いちゃいねえよ!」
五ェ門「む、むうっ」
次元「あの女だ。名前もどう考えても偽名だし、信用ならねえ」
五ェ門「……拙者はそうは思わん」
次元「おいおい五ェ門!?」
五ェ門「C.C.……良い名ではないか」
次元「……ったく! どいつもこいつも!」
五ェ門「……なんだ」
次元「お前さん、どう思う?」
五ェ門「拙者は犬を飼べきだと思う」
次元「そんなこたぁ聞いちゃいねえよ!」
五ェ門「む、むうっ」
次元「あの女だ。名前もどう考えても偽名だし、信用ならねえ」
五ェ門「……拙者はそうは思わん」
次元「おいおい五ェ門!?」
五ェ門「C.C.……良い名ではないか」
次元「……ったく! どいつもこいつも!」
201: 2008/07/26(土) 02:09:26.12
ルパン「さぁ~ってと、聞かせてもらおうじゃないの」
C.C.「何をだ?」
ルパン「不老不氏に関してさ」
C.C.「……」
C.C.「お前は不老不氏になりたいのか?」
ルパン「いや、ぜぇ~んぜん」
C.C.「なら、何故私を狙った?」
ルパン「そりゃあ、不老不氏の秘密っていったら
昔っから色んな噂が絶えない伝説の一つだからさ」
C.C.「……」
ルパン「泥棒的には、狙わないわけにゃあいかないだろう?」
C.C.「何をだ?」
ルパン「不老不氏に関してさ」
C.C.「……」
C.C.「お前は不老不氏になりたいのか?」
ルパン「いや、ぜぇ~んぜん」
C.C.「なら、何故私を狙った?」
ルパン「そりゃあ、不老不氏の秘密っていったら
昔っから色んな噂が絶えない伝説の一つだからさ」
C.C.「……」
ルパン「泥棒的には、狙わないわけにゃあいかないだろう?」
206: 2008/07/26(土) 02:18:00.63
C.C.「……なるほど」
ルパン「さ、聞かせてくれるかい?」
C.C.「……ならば、契約をしないか?」
ルパン「契約?」
C.C.「お前は私の願いを叶え、
そしてその代償として不老不氏の秘密と力を得る」
ルパン「へえ! そいつぁ気前がいい!」
C.C.「どうだ、悪い話ではないだろう?」
ルパン「……で、こっちにはどんなデメリットがあるんだい?」
ルパン「さ、聞かせてくれるかい?」
C.C.「……ならば、契約をしないか?」
ルパン「契約?」
C.C.「お前は私の願いを叶え、
そしてその代償として不老不氏の秘密と力を得る」
ルパン「へえ! そいつぁ気前がいい!」
C.C.「どうだ、悪い話ではないだろう?」
ルパン「……で、こっちにはどんなデメリットがあるんだい?」
210: 2008/07/26(土) 02:23:24.71
C.C.「何?」
ルパン「実はさ、俺ってば今まで悪~い女に何度も騙されてるのよ」
次元「それでもこりないんだがな」
五ェ門「確かに」
ルパン「うっせえ!」
C.C.「力が欲しくはないのか?」
ルパン「……その力ってのが何なのかはわからねえけれどもさ、
願いを叶えるって交換条件にしちゃあ、言葉が大きすぎる」
C.C.「……」
ルパン「それによ~お」
ルパン「そ~んな交換条件出さなくったって、C.C。の願い位叶えてやるぜ?」
C.C.「……ふふっ! お前は面白い男だな、ルパン」
ルパン「ヌフフフフ!」
ルパン「実はさ、俺ってば今まで悪~い女に何度も騙されてるのよ」
次元「それでもこりないんだがな」
五ェ門「確かに」
ルパン「うっせえ!」
C.C.「力が欲しくはないのか?」
ルパン「……その力ってのが何なのかはわからねえけれどもさ、
願いを叶えるって交換条件にしちゃあ、言葉が大きすぎる」
C.C.「……」
ルパン「それによ~お」
ルパン「そ~んな交換条件出さなくったって、C.C。の願い位叶えてやるぜ?」
C.C.「……ふふっ! お前は面白い男だな、ルパン」
ルパン「ヌフフフフ!」
217: 2008/07/26(土) 02:30:07.62
C.C.「しかし、もったいないことをしたな」
ルパン「何がだい?」
C.C.「その力があれば、お前の家業ももっと楽にいくかもしれないぞ?」
次元「……へっへへ、やっぱりお嬢ちゃんはお嬢ちゃんだな」
C.C.「何だと?」
五ェ門「……すまんが、拙者も次元に同意させてもらう」
C.C.「何故だ? 捕まる心配は無くなるかもしれないのだぞ?」
ルパン「C.C.、それじゃあ俺たちゃ
お前に与えられた力で盗むことになっちまうだろう?」
C.C.「それの何が悪い」
ルパン「ん~……ちょおっと恥ずかしいんだけどもよ」
C.C.「……」
ルパン「男の美学……かな~、なんつったりして!」
C.C.「……ぷっ! くふっ、ふ、あはははは!」
ルパン「何がだい?」
C.C.「その力があれば、お前の家業ももっと楽にいくかもしれないぞ?」
次元「……へっへへ、やっぱりお嬢ちゃんはお嬢ちゃんだな」
C.C.「何だと?」
五ェ門「……すまんが、拙者も次元に同意させてもらう」
C.C.「何故だ? 捕まる心配は無くなるかもしれないのだぞ?」
ルパン「C.C.、それじゃあ俺たちゃ
お前に与えられた力で盗むことになっちまうだろう?」
C.C.「それの何が悪い」
ルパン「ん~……ちょおっと恥ずかしいんだけどもよ」
C.C.「……」
ルパン「男の美学……かな~、なんつったりして!」
C.C.「……ぷっ! くふっ、ふ、あはははは!」
224: 2008/07/26(土) 02:37:40.92
C.C.「おま、お前たちという奴らは……くくくっ!」
ルパン「あ~らら、笑われっちまってるぜ?」
次元「へっ、そりゃお前のセリフがクサかったからだろうよ」
五ェ門「……拙者も聞いていて体が痒くなったぞ」
ルパン「お、おいおいそりゃないぜ二人共!」
C.C.「そうか、そうだな……ふふふっ!」
ルパン「何がだい?」
C.C.「……はぁ~っ! 久々に声を出して笑わせてもらったよ!」
ルパン「そいつぁよござんしたね」
C.C.「いや、お前たちほど欲のない人間は初めてという話だ」
ルパン「俺たちが?」
次元「欲が?」
五ェ門「ない?」
ルパン「あ~らら、笑われっちまってるぜ?」
次元「へっ、そりゃお前のセリフがクサかったからだろうよ」
五ェ門「……拙者も聞いていて体が痒くなったぞ」
ルパン「お、おいおいそりゃないぜ二人共!」
C.C.「そうか、そうだな……ふふふっ!」
ルパン「何がだい?」
C.C.「……はぁ~っ! 久々に声を出して笑わせてもらったよ!」
ルパン「そいつぁよござんしたね」
C.C.「いや、お前たちほど欲のない人間は初めてという話だ」
ルパン「俺たちが?」
次元「欲が?」
五ェ門「ない?」
227: 2008/07/26(土) 02:43:46.16
C.C.「気分が良い。面白いものを見せてやろう」
ルパン「面白いものだって?」
C.C.「何か刃物はあるか?」
五ェ門「……むぅ」
C.C.「いや、刀は確か手入れが大変なのだろう? 小さなナイフで良い」
ルパン「っと! これでいいかい?」
キラーン!
C.C.「ああ、問題ない」
次元「何をおっぱじめるつもりだ?」
C.C.「焦るな次元、すぐにわかる」
ルパン「お、おいおい……まさか……」
C.C.「……痛っ!」
……ジワァ…
ルパン「面白いものだって?」
C.C.「何か刃物はあるか?」
五ェ門「……むぅ」
C.C.「いや、刀は確か手入れが大変なのだろう? 小さなナイフで良い」
ルパン「っと! これでいいかい?」
キラーン!
C.C.「ああ、問題ない」
次元「何をおっぱじめるつもりだ?」
C.C.「焦るな次元、すぐにわかる」
ルパン「お、おいおい……まさか……」
C.C.「……痛っ!」
……ジワァ…
230: 2008/07/26(土) 02:49:18.34
次元「じ、自分の腕を切りやがった!?」
ルパン「おい五ェ門、止血用でサラシを!」
五ェ門「わかっている!」
C.C.「……おいおい、そう焦るな」
ルパン「これが焦らずにいられるかってぇの!」
C.C.「まあ、よく見ていろ」
ジワアアァァ……………
C.C.「……そろそろ良いだろう。何か拭く物をくれ」
ルパン「あ、ああ」
・ ・ ・
次元「……こいつぁたまげた」
五ェ門「……な、なんと」
ルパン「……」
C.C.「どうだ? 傷が塞がっているだろう?」
ルパン「おい五ェ門、止血用でサラシを!」
五ェ門「わかっている!」
C.C.「……おいおい、そう焦るな」
ルパン「これが焦らずにいられるかってぇの!」
C.C.「まあ、よく見ていろ」
ジワアアァァ……………
C.C.「……そろそろ良いだろう。何か拭く物をくれ」
ルパン「あ、ああ」
・ ・ ・
次元「……こいつぁたまげた」
五ェ門「……な、なんと」
ルパン「……」
C.C.「どうだ? 傷が塞がっているだろう?」
232: 2008/07/26(土) 02:57:09.84
C.C.「これで不氏の方は信じてもらえたかな?」
ルパン「……ああ、こりゃ信じねえわけにゃあいかねえな」
C.C.「不老の方は、
今は証明するものがないから信じてもらうしかないな」
ルパン「……でもよ」
C.C.「?」
ごんっ!
C.C.「あ痛っ! な、何をする!?」
ルパン「俺ってば、子供の躾にゃ厳しい男なのさ」
ルパン「……ああ、こりゃ信じねえわけにゃあいかねえな」
C.C.「不老の方は、
今は証明するものがないから信じてもらうしかないな」
ルパン「……でもよ」
C.C.「?」
ごんっ!
C.C.「あ痛っ! な、何をする!?」
ルパン「俺ってば、子供の躾にゃ厳しい男なのさ」
238: 2008/07/26(土) 03:00:21.46
C.C.「……ふん! 女に手を上げるとはな」
ルパン「……」
C.C.「どうした? 何か言い返してみろ」
ルパン「……約束してくれ」
C.C.「何をだ」
ルパン「もう、二度とこんな真似はするんじゃねえぞ?」
C.C.「……」
ルパン「……」
C.C.「……わかった」
ルパン「……ヌフッ!」
ルパン「それじゃあ、メシにしますか!」
ルパン「……」
C.C.「どうした? 何か言い返してみろ」
ルパン「……約束してくれ」
C.C.「何をだ」
ルパン「もう、二度とこんな真似はするんじゃねえぞ?」
C.C.「……」
ルパン「……」
C.C.「……わかった」
ルパン「……ヌフッ!」
ルパン「それじゃあ、メシにしますか!」
244: 2008/07/26(土) 03:10:13.77
次元「……しっかし、久々にこんなもん食ったな」
五ェ門「拙者は米と梅干の方が良かったのだが、仕方ない」
ルパン「わりぃなC.C.、もっと豪華なもんの方が良かっただろ?」
C.C.「……モグモグ」
ルパン「C.C.?」
C.C.「……ん? 何か言ったか?」
ルパン「……いや、な~んにも」
C.C.「そうか。しかし、このピザというのは美味いな」
ルパン「そんなに気に入ったかい?」
C.C.「……モグモグ」
ルパン「あの~、もしも~し?」
次元「わっははは! ルパン、お前もピザに負けるたぁヤキがまわったな!」
ルパン「うるせぇやい!」
五ェ門「“ぴざ”も中々良いものだな」
五ェ門「拙者は米と梅干の方が良かったのだが、仕方ない」
ルパン「わりぃなC.C.、もっと豪華なもんの方が良かっただろ?」
C.C.「……モグモグ」
ルパン「C.C.?」
C.C.「……ん? 何か言ったか?」
ルパン「……いや、な~んにも」
C.C.「そうか。しかし、このピザというのは美味いな」
ルパン「そんなに気に入ったかい?」
C.C.「……モグモグ」
ルパン「あの~、もしも~し?」
次元「わっははは! ルパン、お前もピザに負けるたぁヤキがまわったな!」
ルパン「うるせぇやい!」
五ェ門「“ぴざ”も中々良いものだな」
277: 2008/07/26(土) 10:27:04.34
カチッ、シュボッ!
次元「スウッ……フ~ッ……」
ルパン「や~けに美味そうに吸うじゃねえか次元」
次元「お嬢ちゃんの前で吸うとうるせえからな」
ルパン「ヌフフ!」
次元「……へっ!」
五ェ門「しかしルパン。お主これからどうするつもりだ?」
ルパン「……あれから二日間、色々調べてみたんだけどな」
ルパン「どうやらC.C.が不老不氏ってのは本当みたいだぜ?」
次元・五ェ門「……」
ルパン「しかも裏じゃあブリタニアだけじゃなく、もっとヤバそうな組織も絡んでそうだ」
次元「もっとヤバそうな組織だって?」
ルパン「詳しくはわからなかったんだけどもよ」
ルパン「なんでも“教団”っていう組織があるらしいんだわ」
次元「スウッ……フ~ッ……」
ルパン「や~けに美味そうに吸うじゃねえか次元」
次元「お嬢ちゃんの前で吸うとうるせえからな」
ルパン「ヌフフ!」
次元「……へっ!」
五ェ門「しかしルパン。お主これからどうするつもりだ?」
ルパン「……あれから二日間、色々調べてみたんだけどな」
ルパン「どうやらC.C.が不老不氏ってのは本当みたいだぜ?」
次元・五ェ門「……」
ルパン「しかも裏じゃあブリタニアだけじゃなく、もっとヤバそうな組織も絡んでそうだ」
次元「もっとヤバそうな組織だって?」
ルパン「詳しくはわからなかったんだけどもよ」
ルパン「なんでも“教団”っていう組織があるらしいんだわ」
280: 2008/07/26(土) 10:34:03.54
五ェ門「教団? 宗教のようなものか?」
ルパン「いや、俺も名前の由来まではわからねぇ」
ルパン「だがな、その組織がおっそろしい実験をしてるってのは確かだ」
次元「その実験ってのは何なんだ?」
五ェ門「C.C.殿に一体何の関係が?」
ルパン「焦るなって二人共」
ルパン「まず、ブリタニアの歴史を軽~くおさらいでもしようか」
次元「必要あるのか?」
ルパン「次元」
次元「あん?」
ルパン「いくら大国っつってもよ、ブリタニアの他国への侵略速度は速すぎると思わねえか?」
次元「そうかね」
ルパン「ああ、異常も異常さ」
ルパン「早すぎるし、何よりスムーズすぎる」
ルパン「いや、俺も名前の由来まではわからねぇ」
ルパン「だがな、その組織がおっそろしい実験をしてるってのは確かだ」
次元「その実験ってのは何なんだ?」
五ェ門「C.C.殿に一体何の関係が?」
ルパン「焦るなって二人共」
ルパン「まず、ブリタニアの歴史を軽~くおさらいでもしようか」
次元「必要あるのか?」
ルパン「次元」
次元「あん?」
ルパン「いくら大国っつってもよ、ブリタニアの他国への侵略速度は速すぎると思わねえか?」
次元「そうかね」
ルパン「ああ、異常も異常さ」
ルパン「早すぎるし、何よりスムーズすぎる」
283: 2008/07/26(土) 10:41:37.98
ルパン「それも、第98代皇帝のシャルル・ジ・ブリタニアの治世に
なってからは、異常ってもんじゃねえ」
ルパン「俺ぁ、これは何かあると思ってたんだ」
次元「だから今回はブリタニアに関係するお宝を狙ったのか?」
ルパン「ピンポンピンポーン! いつになく冴えてるじゃねえか次元」
五ェ門「……まさか」
ルパン「おほっ、今回は五ェ門まで冴えてるな」
ルパン「……そう」
ルパン「俺はもしかしたら、ブリタニアの侵攻と教団には何らかの関わりがあるんじゃねえかと思ってる」
次元「だがよ、どんな関わりがあるってんだ?
まさか、宗教を武器に戦争したってわけじゃねえんだろ?」
ルパン「そこで出てくるのが教団の行ってた実験ってやつさ」
なってからは、異常ってもんじゃねえ」
ルパン「俺ぁ、これは何かあると思ってたんだ」
次元「だから今回はブリタニアに関係するお宝を狙ったのか?」
ルパン「ピンポンピンポーン! いつになく冴えてるじゃねえか次元」
五ェ門「……まさか」
ルパン「おほっ、今回は五ェ門まで冴えてるな」
ルパン「……そう」
ルパン「俺はもしかしたら、ブリタニアの侵攻と教団には何らかの関わりがあるんじゃねえかと思ってる」
次元「だがよ、どんな関わりがあるってんだ?
まさか、宗教を武器に戦争したってわけじゃねえんだろ?」
ルパン「そこで出てくるのが教団の行ってた実験ってやつさ」
284: 2008/07/26(土) 10:47:01.09
ルパン「なんでもその教団が行ってるってのがな、不老不氏に関しての実験なんだ」
五ェ門「なんとっ!?」
次元「おいおい、それじゃあ、不老不氏のバケモンがウヨウヨいるってのか?」
C.C.「おいおい、バケモノよばわりとはひどい奴だな、次元」
次元「!」
五ェ門「し、C.C.殿! 拙者は別に……」
ルパン「……寝てたと思ったら起きてたのかい」
C.C.「面白いショーをやっているようだからな、オチオチ寝てはいられんよ」
ルパン「……」
C.C.「どうした? 続けないのか?」
ルパン「……まぁ、いいか」
ルパン「それじゃ、続けさせてもらうぜ」
五ェ門「なんとっ!?」
次元「おいおい、それじゃあ、不老不氏のバケモンがウヨウヨいるってのか?」
C.C.「おいおい、バケモノよばわりとはひどい奴だな、次元」
次元「!」
五ェ門「し、C.C.殿! 拙者は別に……」
ルパン「……寝てたと思ったら起きてたのかい」
C.C.「面白いショーをやっているようだからな、オチオチ寝てはいられんよ」
ルパン「……」
C.C.「どうした? 続けないのか?」
ルパン「……まぁ、いいか」
ルパン「それじゃ、続けさせてもらうぜ」
289: 2008/07/26(土) 10:55:54.79
ルパン「……不老不氏に関してだが、結論から言やぁまだ成功してねえ」
次元「そうなのか?」
ルパン「ああ。でも、その実験の鍵を握ってるのが……」
C.C.「ふふっ、遠慮するな」
ルパン「……そこのC.C.ってわけだ」
ルパン「だけんども、C.C.は自分の目的のために教団から逃げ出した」
ルパン「だが、目的は果たされず、
あえなく捕まって教団へ移送される所を俺たちが……って所まではいいかい?」
C.C.「……驚いたな」
次元「待て、不老不氏の実験は成功してねぇんだろ?」
ルパン「多分な」
次元「それじゃあ、ブリタニアの侵攻速度とは何の関係もないんじゃねぇのか?」
次元「そうなのか?」
ルパン「ああ。でも、その実験の鍵を握ってるのが……」
C.C.「ふふっ、遠慮するな」
ルパン「……そこのC.C.ってわけだ」
ルパン「だけんども、C.C.は自分の目的のために教団から逃げ出した」
ルパン「だが、目的は果たされず、
あえなく捕まって教団へ移送される所を俺たちが……って所まではいいかい?」
C.C.「……驚いたな」
次元「待て、不老不氏の実験は成功してねぇんだろ?」
ルパン「多分な」
次元「それじゃあ、ブリタニアの侵攻速度とは何の関係もないんじゃねぇのか?」
292: 2008/07/26(土) 11:01:33.96
五ェ門「確かに。不氏身の兵がいるという前提ならばわかるが……」
ルパン「おいおい、教団がやってる実験が一つなんて言ったか?」
次元「何だと?」
C.C.「……個人差はあるものの、発現した者は絶大な力を得る」
ルパン「なんでも、その力はとんでもないものらしいぜ?」
C.C.「私が知る中で、最も大きい力の一つ」
ルパン「そして、C.C.が俺たちに与えようとしていたもの」
C.C.「その名は……」
ルパン・C.C.「「……ギアス」」
ルパン「おいおい、教団がやってる実験が一つなんて言ったか?」
次元「何だと?」
C.C.「……個人差はあるものの、発現した者は絶大な力を得る」
ルパン「なんでも、その力はとんでもないものらしいぜ?」
C.C.「私が知る中で、最も大きい力の一つ」
ルパン「そして、C.C.が俺たちに与えようとしていたもの」
C.C.「その名は……」
ルパン・C.C.「「……ギアス」」
295: 2008/07/26(土) 11:08:01.70
次元「ギアス?」
ルパン「そう、俺もそれが何なのかまではわからなかったがな、
なんでも超常現象・摩訶不思議~なすげえもんらしいぜ?」
五ェ門「……」
C.C.「……しかし驚いたな」
ルパン「ん? 何がだい?」
C.C.「この二日間、お前は遊んでいるだけに見えたぞ」
ルパン「楽しんでもらえたかい?」
C.C.「……まあまあ、な」
ルパン「……ヌフフフフフ!」
ルパン「俺ってば不真面目に見えて、お仕事には真面目なのよ」
ルパン「そう、俺もそれが何なのかまではわからなかったがな、
なんでも超常現象・摩訶不思議~なすげえもんらしいぜ?」
五ェ門「……」
C.C.「……しかし驚いたな」
ルパン「ん? 何がだい?」
C.C.「この二日間、お前は遊んでいるだけに見えたぞ」
ルパン「楽しんでもらえたかい?」
C.C.「……まあまあ、な」
ルパン「……ヌフフフフフ!」
ルパン「俺ってば不真面目に見えて、お仕事には真面目なのよ」
297: 2008/07/26(土) 11:14:33.97
ルパン「さて、話を元に戻すぜ」
ルパン「……ここ数年のブリタニアの進行速度が早まったのは、
十中八九ギアスが関係してると思って間違いねえ」
ルパン「特殊な能力をもった人間がいれば、戦術的な効果は薄くても、
暗殺とか色々な面で戦略的な効果は絶大だ」
ルパン「……ま、最も俺も詳しいこたぁわからねぇんだけどな!」
ルパン「とりあえずここまでは合ってるかい、C.C.?」
C.C.「ルパン、お前は頭も切れるらしいな」
ルパン「あらら! き、気付いてなかったの?」
C.C.「ああ。お前を共犯者にしなかったことが悔やまれるよ」
ルパン「……なんだかよくわからねぇけど、とりあえず光栄だと言っておくよ」
ルパン「……ここ数年のブリタニアの進行速度が早まったのは、
十中八九ギアスが関係してると思って間違いねえ」
ルパン「特殊な能力をもった人間がいれば、戦術的な効果は薄くても、
暗殺とか色々な面で戦略的な効果は絶大だ」
ルパン「……ま、最も俺も詳しいこたぁわからねぇんだけどな!」
ルパン「とりあえずここまでは合ってるかい、C.C.?」
C.C.「ルパン、お前は頭も切れるらしいな」
ルパン「あらら! き、気付いてなかったの?」
C.C.「ああ。お前を共犯者にしなかったことが悔やまれるよ」
ルパン「……なんだかよくわからねぇけど、とりあえず光栄だと言っておくよ」
300: 2008/07/26(土) 11:21:20.94
ルパン「ブリタニア、教団、そして不老不氏に、特殊能力ギアス」
ルパン「調べってって大体の所は掴めたが、一つだけ全く分らないことがあった」
C.C.「ほう?」
ルパン「それはC.C.、お前のことさ」
C.C.「私のことだと?」
ルパン「そう。俺はその一点が気になって気になって仕方ねぇんだわ!」
C.C.「ならば直接聞いてみろ。
案外すんなり答えが得られるかもしれないぞ?」
ルパン「あ、そう? そんじゃま遠慮なく!」
C.C.「現金な奴だ」
ルパン「……C.C.」
ルパン「キミの望みは何だい?」
ルパン「調べってって大体の所は掴めたが、一つだけ全く分らないことがあった」
C.C.「ほう?」
ルパン「それはC.C.、お前のことさ」
C.C.「私のことだと?」
ルパン「そう。俺はその一点が気になって気になって仕方ねぇんだわ!」
C.C.「ならば直接聞いてみろ。
案外すんなり答えが得られるかもしれないぞ?」
ルパン「あ、そう? そんじゃま遠慮なく!」
C.C.「現金な奴だ」
ルパン「……C.C.」
ルパン「キミの望みは何だい?」
303: 2008/07/26(土) 11:27:38.74
ルパン「さっき挙げた四つの鍵を握るのは、間違いなくC.C.だ」
C.C.「随分と過大評価をしてくれるな」
ルパン「ブリタニアは大国だ。
大人しく協力すれば豪華な暮らしは約束されたようなもんだろう?」
C.C.「……」
ルパン「それを捨ててまで叶えたい願いってのは、一体何なんだい?」
C.C.「……それは……」
prrrrr!prrrrr!
ルパン「おっと、ちょお~っと待ってもらえるかい?」
ルパン「……そ~ろそろ連絡がくる頃だと思ってたぜ」
不二子『ハァ~イ、ルパン』
C.C.「随分と過大評価をしてくれるな」
ルパン「ブリタニアは大国だ。
大人しく協力すれば豪華な暮らしは約束されたようなもんだろう?」
C.C.「……」
ルパン「それを捨ててまで叶えたい願いってのは、一体何なんだい?」
C.C.「……それは……」
prrrrr!prrrrr!
ルパン「おっと、ちょお~っと待ってもらえるかい?」
ルパン「……そ~ろそろ連絡がくる頃だと思ってたぜ」
不二子『ハァ~イ、ルパン』
306: 2008/07/26(土) 11:37:05.91
ルパン「ハアァ~イ、不二子ちゃん!」
C.C.「……おい次元、不二子とは何者だ?」
次元「ただの女狐さ」
C.C.「女狐?」
五ェ門「いや、あのふてぶてしさは狸かもしれん」
C.C.「なるほど、あまり良い女ではないらしいな」
ルパン「ホントホ~ント、不二子ちゃんは最高にイイ女だって!」
次元「……とにかく、アイツが関わるとロクなことがねぇ」
五ェ門「うむ。それに関しては間違いないな」
C.C.「ほう、中々面白そうな奴じゃないか」
C.C.「……おい次元、不二子とは何者だ?」
次元「ただの女狐さ」
C.C.「女狐?」
五ェ門「いや、あのふてぶてしさは狸かもしれん」
C.C.「なるほど、あまり良い女ではないらしいな」
ルパン「ホントホ~ント、不二子ちゃんは最高にイイ女だって!」
次元「……とにかく、アイツが関わるとロクなことがねぇ」
五ェ門「うむ。それに関しては間違いないな」
C.C.「ほう、中々面白そうな奴じゃないか」
309: 2008/07/26(土) 11:42:48.57
不二子「だって、若くて美しいままでずっと生きられるなんてステキじゃな~い?」
不二子「だから、ね、ルパン。私にもこの件に乗らせてよ」
ルパン『おいおい不二子、今さら出てきてそりゃないんじゃないの?』
不二子「あら、ルパンは私がずっとキレイなままでいるのは嫌?」
ルパン『そ、そんなことはねぇけれどもよ?』
不二子「もう! じゃあ良いじゃないの!」
ルパン『ん~……あ、おいC.C.……』
不二子「シーツー? ねえ、何それルパン」
C.C.『……私はC.C.。はじめまして、不二子』
不二子「だから、ね、ルパン。私にもこの件に乗らせてよ」
ルパン『おいおい不二子、今さら出てきてそりゃないんじゃないの?』
不二子「あら、ルパンは私がずっとキレイなままでいるのは嫌?」
ルパン『そ、そんなことはねぇけれどもよ?』
不二子「もう! じゃあ良いじゃないの!」
ルパン『ん~……あ、おいC.C.……』
不二子「シーツー? ねえ、何それルパン」
C.C.『……私はC.C.。はじめまして、不二子』
311: 2008/07/26(土) 11:49:06.13
不二子(女……?)
不二子「……ハァ~イ、はじめましてC.C.」
C.C.『お前はルパンにとって大切な人間のようだから、忠告してやろう』
不二子「何? あなたルパンとどういう関係?」
C.C.『ふふっ、滅多に起こさない親切心だ。ありがたく思えよ』
不二子(何? この女。……いえ、声から察するにまだ若いわね)
C.C.『不老不氏というのはな、果ての無い地獄のようなものだ』
不二子「……あら、どうして? ずっと人生を楽しんでいられるのよ?」
C.C.『……ふふっ』
C.C.『そんなもの、すぐに飽きるさ』
不二子「……」
不二子「……ハァ~イ、はじめましてC.C.」
C.C.『お前はルパンにとって大切な人間のようだから、忠告してやろう』
不二子「何? あなたルパンとどういう関係?」
C.C.『ふふっ、滅多に起こさない親切心だ。ありがたく思えよ』
不二子(何? この女。……いえ、声から察するにまだ若いわね)
C.C.『不老不氏というのはな、果ての無い地獄のようなものだ』
不二子「……あら、どうして? ずっと人生を楽しんでいられるのよ?」
C.C.『……ふふっ』
C.C.『そんなもの、すぐに飽きるさ』
不二子「……」
313: 2008/07/26(土) 11:55:16.77
不二子「そんなの、なってみなくちゃわからないんじゃない?」
C.C.『そうだな。経験者の言うことは良く聞いておけよ』
不二子「経験者?」
C.C.『そうだぞ、お嬢ちゃん』
不二子「お、お嬢ちゃんですって!?」
C.C.『これを聞いてもまだ不老不氏を欲するなら、ここへ来い』
不二子「……何? あなたが不老不氏にしてくれるっていうの?」
C.C.『ああ、それも大きな力もくれてやろう』
不二子「あら! 随分と大きなことを言うのね!」
C.C.『だが、私の望みを叶えてもらう。それが契約だ』
不二子「そんなの勿論オッケーよ!」
不二子「すぐそっちに向かうわね!」
プツッ
C.C.『そうだな。経験者の言うことは良く聞いておけよ』
不二子「経験者?」
C.C.『そうだぞ、お嬢ちゃん』
不二子「お、お嬢ちゃんですって!?」
C.C.『これを聞いてもまだ不老不氏を欲するなら、ここへ来い』
不二子「……何? あなたが不老不氏にしてくれるっていうの?」
C.C.『ああ、それも大きな力もくれてやろう』
不二子「あら! 随分と大きなことを言うのね!」
C.C.『だが、私の望みを叶えてもらう。それが契約だ』
不二子「そんなの勿論オッケーよ!」
不二子「すぐそっちに向かうわね!」
プツッ
317: 2008/07/26(土) 12:02:51.78
C.C.「不二子という女は少し頭が足りていないらしいな」
ルパン「ヌフフ! そこがまたかぁ~わいいんだ!」
次元「……駄目だこりゃ」
五ェ門「……ああ、手に負えんな」
C.C.「……ルパン、不二子は私の願いを叶えてくれそうな人間だ」
ルパン「……」
C.C.「契約をしても構わんだろう?」
ルパン「まあ、ちょっとばかし待ってくれよ」
C.C.「何故だ」
ルパン「そりゃ、お前さんの願いが何なのか今のでわかっちまったからだよC.C.」
C.C.「……ふふっ、そうか。なら依存はあるまい?」
ルパン「そりゃあ……」
ドォォォーン!!!
一同「!?」
ルパン「ヌフフ! そこがまたかぁ~わいいんだ!」
次元「……駄目だこりゃ」
五ェ門「……ああ、手に負えんな」
C.C.「……ルパン、不二子は私の願いを叶えてくれそうな人間だ」
ルパン「……」
C.C.「契約をしても構わんだろう?」
ルパン「まあ、ちょっとばかし待ってくれよ」
C.C.「何故だ」
ルパン「そりゃ、お前さんの願いが何なのか今のでわかっちまったからだよC.C.」
C.C.「……ふふっ、そうか。なら依存はあるまい?」
ルパン「そりゃあ……」
ドォォォーン!!!
一同「!?」
320: 2008/07/26(土) 12:10:40.05
ジェレミア「いいぞ、その調子だ」
ヴィレッタ「そのまま砲撃を続けろ! 跡形も残すな!」
兵士『イエス、マイロード!』
ピーッ!ピーッ!
ヴィレッタ「銭形から通信?」
ジェレミア「無視して構わんだろう」
ヴィレッタ「……ですね」
ジェレミア「奴はルパンを見つけるのに役に立った。
その点では、この作戦に大きく貢献してくれたといえる」
ジェレミア「……しかし、
我がブリタニアの機密に触れたイレブンを生かしておく訳にはいかん」
ヴィレッタ「では……」
ジェレミア「ああ、もう用はない」
ヴィレッタ「……A班、銭形を始末しろ!」
ヴィレッタ「そのまま砲撃を続けろ! 跡形も残すな!」
兵士『イエス、マイロード!』
ピーッ!ピーッ!
ヴィレッタ「銭形から通信?」
ジェレミア「無視して構わんだろう」
ヴィレッタ「……ですね」
ジェレミア「奴はルパンを見つけるのに役に立った。
その点では、この作戦に大きく貢献してくれたといえる」
ジェレミア「……しかし、
我がブリタニアの機密に触れたイレブンを生かしておく訳にはいかん」
ヴィレッタ「では……」
ジェレミア「ああ、もう用はない」
ヴィレッタ「……A班、銭形を始末しろ!」
324: 2008/07/26(土) 12:15:32.70
銭形「おいコラ、砲撃をやめんか! ルパンが氏んじまう!」
銭形「おい、通信を開かんか! もしもしもしもしぃ~い!!」
銭形「……ええい!」
ガンッ!
銭形(くそぉ~う、まさか捕まえようともせずいきなり砲撃するとは……)
銭形(あのままじゃルパンが……)
兵士F「おい」
銭形「……あん!? なんd」
ドォーン…………!
銭形「おい、通信を開かんか! もしもしもしもしぃ~い!!」
銭形「……ええい!」
ガンッ!
銭形(くそぉ~う、まさか捕まえようともせずいきなり砲撃するとは……)
銭形(あのままじゃルパンが……)
兵士F「おい」
銭形「……あん!? なんd」
ドォーン…………!
330: 2008/07/26(土) 12:22:32.07
ひゅるるるる……
五ェ門「けえああーっ!」
キンッ、シュピンッ、キインッ!……バラッ!
次元「おい、ルパン!」
ドンドンッ!……ドォォォーン!
ルパン「わぁ~かってるって!」
C.C.「まだナイトメアを持っていたのか?」
ルパン「そなえあれば嬉しいな、っと」
KMF「」
ルパン「さぁ~、活躍してくれよ! ルパンスペシャル二号ちゃん!」
KMFL・P2「」
C.C.「……動かんな」
ルパン「あ、あれ?」ガチャガチャ
KMFL・P2「」
ルパン「……お、俺の作った特殊な電波を妨害してるだってぇ!?」
五ェ門「けえああーっ!」
キンッ、シュピンッ、キインッ!……バラッ!
次元「おい、ルパン!」
ドンドンッ!……ドォォォーン!
ルパン「わぁ~かってるって!」
C.C.「まだナイトメアを持っていたのか?」
ルパン「そなえあれば嬉しいな、っと」
KMF「」
ルパン「さぁ~、活躍してくれよ! ルパンスペシャル二号ちゃん!」
KMFL・P2「」
C.C.「……動かんな」
ルパン「あ、あれ?」ガチャガチャ
KMFL・P2「」
ルパン「……お、俺の作った特殊な電波を妨害してるだってぇ!?」
332: 2008/07/26(土) 12:28:38.73
ヴィレッタ「ジェレミア卿、センサーに反応が」
ジェレミア「ふん、同じ手は二度は通じんよルパン」
ジェレミア「……だが、少々時間がかかりすぎているな」
ヴィレッタ「ミサイルでは効果が薄いようです」
ジェレミア「なるほど。報告にあったSAMURAIとガンマンか」
ヴィレッタ「機銃の掃射に切り替えさせますか?」
ジェレミア「いや、それでは余計に時間がかかるだけだろう」
ヴィレッタ「では……」
ジェレミア「ワタシのサザーランドはきているな?」
ヴィレッタ「はっ!」
ジェレミア「……よし」
ジェレミア「ジェレミア・ゴットバルト、出陣する!」
ジェレミア「ふん、同じ手は二度は通じんよルパン」
ジェレミア「……だが、少々時間がかかりすぎているな」
ヴィレッタ「ミサイルでは効果が薄いようです」
ジェレミア「なるほど。報告にあったSAMURAIとガンマンか」
ヴィレッタ「機銃の掃射に切り替えさせますか?」
ジェレミア「いや、それでは余計に時間がかかるだけだろう」
ヴィレッタ「では……」
ジェレミア「ワタシのサザーランドはきているな?」
ヴィレッタ「はっ!」
ジェレミア「……よし」
ジェレミア「ジェレミア・ゴットバルト、出陣する!」
339: 2008/07/26(土) 12:37:04.49
五ェ門「いかん! 奴ら、ナイトメアを出した!」
次元「おい、とっとと潜水艦でズラかろうぜ!」
ルパン「そりゃ駄目だ! 海も完全に包囲されっちまってる!」
C.C.「私を差し出して時間を稼げばいいと思うぞ?」
五ェ門「けえああーっ!」
キンッ、シュピンッ、キインッ!……バラッ!
次元「おい、どうするよ!」
ドンドンッ!……ドォォォーン!
ルパン「今考えてるんだっての!」
C.C.「おい、聞いているのか?」
ルパン「ああ、聞いてるさ。だからもうちょこっとだけ待っててな」
C.C.「……」
ピーッ!ピーッ!
不二子『ハァ~イ』
ルパン「ナ~イスタイミングだぜ不二子ぉ!」
次元「おい、とっとと潜水艦でズラかろうぜ!」
ルパン「そりゃ駄目だ! 海も完全に包囲されっちまってる!」
C.C.「私を差し出して時間を稼げばいいと思うぞ?」
五ェ門「けえああーっ!」
キンッ、シュピンッ、キインッ!……バラッ!
次元「おい、どうするよ!」
ドンドンッ!……ドォォォーン!
ルパン「今考えてるんだっての!」
C.C.「おい、聞いているのか?」
ルパン「ああ、聞いてるさ。だからもうちょこっとだけ待っててな」
C.C.「……」
ピーッ!ピーッ!
不二子『ハァ~イ』
ルパン「ナ~イスタイミングだぜ不二子ぉ!」
341: 2008/07/26(土) 12:42:42.60
不二子「近くまで来たけど、何か取り込み中みたいね」
ルパン『そ~なんだよ不二子! 来てくれると思ってたぜ!』
不二子「……ルパン。私、あなたに会えて良かったわ」
ルパン『俺もだぜぇ不二子!』
不二子「あなた程私を大事にしてくれた人はいなかったわ」
ルパン『うんうん! これからもベッドの中でも優しくしちゃうよ!』
不二子「だから、さよならルパン。楽しかったわ」
ルパン『へっ?』
不二子「ごめんねぇ~。私、やっぱり自分が一番大切なの」
ルパン『お、おいおいおいおい! そりゃなんでないの!?』
不二子「C.C.って子に宜しく言っておいてね。不氏身みたいだから大丈夫でしょ」
ルパン『不~二~子ぉ~!!』
不二子「じゃあね~」
ルパン『えっ!? 嘘だろ、おい! 待て、待って不二』
プツッ
ルパン『そ~なんだよ不二子! 来てくれると思ってたぜ!』
不二子「……ルパン。私、あなたに会えて良かったわ」
ルパン『俺もだぜぇ不二子!』
不二子「あなた程私を大事にしてくれた人はいなかったわ」
ルパン『うんうん! これからもベッドの中でも優しくしちゃうよ!』
不二子「だから、さよならルパン。楽しかったわ」
ルパン『へっ?』
不二子「ごめんねぇ~。私、やっぱり自分が一番大切なの」
ルパン『お、おいおいおいおい! そりゃなんでないの!?』
不二子「C.C.って子に宜しく言っておいてね。不氏身みたいだから大丈夫でしょ」
ルパン『不~二~子ぉ~!!』
不二子「じゃあね~」
ルパン『えっ!? 嘘だろ、おい! 待て、待って不二』
プツッ
349: 2008/07/26(土) 12:49:54.82
ルパン「……くっそぉお、不二子の奴!」
C.C.「どうやらあてがはずれたみたいだな」
ルパン「今度あったら覚えてやがれ! メッタンメンタンのギッタンギッタンにしてやる!」
C.C.「どうだ? 私と契約をすれば助かるかもしれんぞ?」
ルパン「そんでもって、あっ、イヤン、そこは駄目~、なんつったりなんかしてヌフフフフ!」
C.C.「おい、このままでは氏ぬぞ?」
ルパン「かもしれねえなあ」
C.C.「なら……」
ルパン「っ!? 危ねぇ!」ガバッ!
C.C.「きゃあっ!?」
ザクッ!
ルパン「っぐうっ!」
C.C.「どうやらあてがはずれたみたいだな」
ルパン「今度あったら覚えてやがれ! メッタンメンタンのギッタンギッタンにしてやる!」
C.C.「どうだ? 私と契約をすれば助かるかもしれんぞ?」
ルパン「そんでもって、あっ、イヤン、そこは駄目~、なんつったりなんかしてヌフフフフ!」
C.C.「おい、このままでは氏ぬぞ?」
ルパン「かもしれねえなあ」
C.C.「なら……」
ルパン「っ!? 危ねぇ!」ガバッ!
C.C.「きゃあっ!?」
ザクッ!
ルパン「っぐうっ!」
351: 2008/07/26(土) 12:56:21.62
C.C.「……いきなり何をする? 氏ぬ前に、というやつか?」
ルパン「いっちちち!……大丈夫か? 怪我はないか?」
C.C.「何を……」
C.C.「っ!? おい、その左腕!」
ルパン「あ~ぶないあぶない」
C.C.「ガラスの破片が……深いな」
ルパン「危うくお前さんの顔に直撃するところだったぜ」
C.C.「何故私を庇った?」
ルパン「そりゃあ、女の子の顔に傷をつけるわけにゃあいかねぇだろう?」
C.C.「その程度、すぐに直る」
ルパン「そんでもよ、俺ってば女の子の痛そうな顔って見てらんねぇの」
C.C.「……お前は馬鹿だな。救いようがない」
ルパン「お~いおい、そう言うなって」
C.C.「……本当に馬鹿だな」
ルパン「いっちちち!……大丈夫か? 怪我はないか?」
C.C.「何を……」
C.C.「っ!? おい、その左腕!」
ルパン「あ~ぶないあぶない」
C.C.「ガラスの破片が……深いな」
ルパン「危うくお前さんの顔に直撃するところだったぜ」
C.C.「何故私を庇った?」
ルパン「そりゃあ、女の子の顔に傷をつけるわけにゃあいかねぇだろう?」
C.C.「その程度、すぐに直る」
ルパン「そんでもよ、俺ってば女の子の痛そうな顔って見てらんねぇの」
C.C.「……お前は馬鹿だな。救いようがない」
ルパン「お~いおい、そう言うなって」
C.C.「……本当に馬鹿だな」
354: 2008/07/26(土) 13:05:03.28
五ェ門「そろそろ……もたん!」
次元「おいルパン! イチャイチャするのは後にしやがれ!」
ルパン「……わぁかってるって!」
バババババババッ!
C.C.「……ありがとうな」
五ェ門「けあっ!」
キンッ、シュピンッ、キインッ!……バラッ!
C.C.「……楽しかったよ」
ドンドンッ!……ドォォォーン!……カチッ、カチッ!
次元「くそっ! 弾切れか!」
ルパン「くっそ~! あいつら俺たちを消し炭にするつもりかよ!」
ルパン「おい、C.C.! 諦めるんじゃねぇぞ! まだチャンスは……」
ルパン「……C.C.? し、C.C.どこだ!? どこへ行きやがった!?」
次元「おい、ルパン! あれを見ろ!」
ルパン「今忙しくて手がはなせ……」
ルパン「!?」
次元「おいルパン! イチャイチャするのは後にしやがれ!」
ルパン「……わぁかってるって!」
バババババババッ!
C.C.「……ありがとうな」
五ェ門「けあっ!」
キンッ、シュピンッ、キインッ!……バラッ!
C.C.「……楽しかったよ」
ドンドンッ!……ドォォォーン!……カチッ、カチッ!
次元「くそっ! 弾切れか!」
ルパン「くっそ~! あいつら俺たちを消し炭にするつもりかよ!」
ルパン「おい、C.C.! 諦めるんじゃねぇぞ! まだチャンスは……」
ルパン「……C.C.? し、C.C.どこだ!? どこへ行きやがった!?」
次元「おい、ルパン! あれを見ろ!」
ルパン「今忙しくて手がはなせ……」
ルパン「!?」
358: 2008/07/26(土) 13:12:44.17
ヴィレッタ『ジェレミア卿、捕獲対象と思われる人物が出てきました』
ジェレミア「ほう」
C.C.「……」
ジェレミア「……なるほど、自分を差し出し時間を稼ごうという訳か」
ヴィレッタ『いかがいたしますか?』
ジェレミア「構うな。あれは後で回収すれば良い」
ヴィレッタ『はっ、ですが……』
ジェレミア「“あれ”はそういうものらしいのでな」
ヴィレッタ『……了解しました』
ジェレミア「さあ、もう打つ手はないぞルパン」
ジェレミア「さらに、このワタシが出陣したとあっては……」
KMF「!」
ジェレミア「な、何っ? な、何故だ!」
KMF「……!」
ジェレミア「何故ワタシのサザーランドが勝手に動き出している!?」
ジェレミア「ほう」
C.C.「……」
ジェレミア「……なるほど、自分を差し出し時間を稼ごうという訳か」
ヴィレッタ『いかがいたしますか?』
ジェレミア「構うな。あれは後で回収すれば良い」
ヴィレッタ『はっ、ですが……』
ジェレミア「“あれ”はそういうものらしいのでな」
ヴィレッタ『……了解しました』
ジェレミア「さあ、もう打つ手はないぞルパン」
ジェレミア「さらに、このワタシが出陣したとあっては……」
KMF「!」
ジェレミア「な、何っ? な、何故だ!」
KMF「……!」
ジェレミア「何故ワタシのサザーランドが勝手に動き出している!?」
362: 2008/07/26(土) 13:21:03.61
チャ~ンチャランチャンチャンチャンラ~ンチャラ~ン♪
??「くっそおブリタニアめ、ワシを利用しおったな!」
チャンチャンランチャンランチャランチャラ~ン♪(ry
??「あやうく殺されるところだったわ!」
??「しっかし、起動準備が出来ているナイトメアがあって助かったわい」
??「ふふふ、待っとれよルパ~ン!」
??「お前を殺させはせんぞ! お前を逮捕するのは……」
銭形「日本人! ICPOの、この銭形だ!」
銭形「……」
銭形「……うわぁあ~ああ! 操縦方法がよくわからん!」
??「くっそおブリタニアめ、ワシを利用しおったな!」
チャンチャンランチャンランチャランチャラ~ン♪(ry
??「あやうく殺されるところだったわ!」
??「しっかし、起動準備が出来ているナイトメアがあって助かったわい」
??「ふふふ、待っとれよルパ~ン!」
??「お前を殺させはせんぞ! お前を逮捕するのは……」
銭形「日本人! ICPOの、この銭形だ!」
銭形「……」
銭形「……うわぁあ~ああ! 操縦方法がよくわからん!」
395: 2008/07/26(土) 14:11:52.62
KMF兵A「おい、なんだあの無茶苦茶な動きをするナイトメアは」
KMF兵B『サザーランド、識別信号は……じぇ、ジェレミア卿!?』
KMF兵A「なんだと!?」
KMF兵B『と、とにかく射撃中止だ!』
・ ・ ・
ジェレミア「その機体に乗っているのはワタシではない!」
ジェレミア「くそっ! どこの馬鹿だあれは!」
ヴィレッタ『ジェレミア卿! どうなされたのですか!?』
ジェレミア「どうもこうもない! 機体が何者かに乗っ取られた!」
ヴィレッタ『なんですって!?』
ジェレミア「射撃を止めるな!」
ジェレミア「……ええい、何をやっている! 撃てと言っているだろうが!」
KMF兵B『サザーランド、識別信号は……じぇ、ジェレミア卿!?』
KMF兵A「なんだと!?」
KMF兵B『と、とにかく射撃中止だ!』
・ ・ ・
ジェレミア「その機体に乗っているのはワタシではない!」
ジェレミア「くそっ! どこの馬鹿だあれは!」
ヴィレッタ『ジェレミア卿! どうなされたのですか!?』
ジェレミア「どうもこうもない! 機体が何者かに乗っ取られた!」
ヴィレッタ『なんですって!?』
ジェレミア「射撃を止めるな!」
ジェレミア「……ええい、何をやっている! 撃てと言っているだろうが!」
404: 2008/07/26(土) 14:19:04.82
次元「ん? 砲撃がやんだぞ」
五ェ門「……今が好機!」
ルパン「おいC.C.! 早くこっちへ!」
C.C.「あ、ああ。しかし何が……」
KMF『ルパ~ン!』
ルパン「あの声は……とっつぁんじゃねえか!」
次元「ちっ! また厄介な時に現れてくれたもんだぜ!」
五ェ門「いや、待て……」
KMF『お前たちを殺させはせんぞ~!』
ルパン・次元・五ェ門「……」
C.C.「おい、とっつぁんとは何者だ?」
ルパン「……ぬふっ! ヌフフフフ!」
ルパン「こっころ強い助っ人さぁ!!」
五ェ門「……今が好機!」
ルパン「おいC.C.! 早くこっちへ!」
C.C.「あ、ああ。しかし何が……」
KMF『ルパ~ン!』
ルパン「あの声は……とっつぁんじゃねえか!」
次元「ちっ! また厄介な時に現れてくれたもんだぜ!」
五ェ門「いや、待て……」
KMF『お前たちを殺させはせんぞ~!』
ルパン・次元・五ェ門「……」
C.C.「おい、とっつぁんとは何者だ?」
ルパン「……ぬふっ! ヌフフフフ!」
ルパン「こっころ強い助っ人さぁ!!」
410: 2008/07/26(土) 14:26:03.31
銭形「逮捕だルパ~ン!」
ルパン『い~い所に来てくれたじゃねえかとっつぁん!』
銭形「な、なんだ~あ?」
ルパン『そのまま俺たちを乗せてってくんねえかな~あ?』
銭形「ふふふ、バッカモンが! ワシは貴様を逮捕しに来たのだ!」
ルパン『とっつぁんも、もうお尋ね者だぜ?』
銭形「あん?」
ルパン『だってよ、それってばブリタニアのナイトメアじゃねえのかい?』
銭形「……ぬああっ!? ワシとしたことが盗みを!」
ルパン『それにさぁ、俺たちあいつらに捕まったら殺されっちまうよ』
銭形「ぬ、ぬぅ……!」
ルパン『頼むぜ! な、とっつぁん!』
銭形「ぬ、ぬうううっ~!」
ルパン『い~い所に来てくれたじゃねえかとっつぁん!』
銭形「な、なんだ~あ?」
ルパン『そのまま俺たちを乗せてってくんねえかな~あ?』
銭形「ふふふ、バッカモンが! ワシは貴様を逮捕しに来たのだ!」
ルパン『とっつぁんも、もうお尋ね者だぜ?』
銭形「あん?」
ルパン『だってよ、それってばブリタニアのナイトメアじゃねえのかい?』
銭形「……ぬああっ!? ワシとしたことが盗みを!」
ルパン『それにさぁ、俺たちあいつらに捕まったら殺されっちまうよ』
銭形「ぬ、ぬぅ……!」
ルパン『頼むぜ! な、とっつぁん!』
銭形「ぬ、ぬうううっ~!」
414: 2008/07/26(土) 14:32:01.65
銭形『しかし、ワシは……』
ルパン「とっつぁん! あんたは俺を逮捕するんじゃねえのかい!?」
銭形『……ええい! 乗れ!』
ルパン「さあっすがとっつぁんだぜ!」
次元「へっ! まさかとっつぁんに助けられる日が来るたぁな!」
五ェ門「……しかし、感謝せねばな」
C.C.「おい、本当にナイトメア一機で逃げられるのか?」
ルパン「へっへへ! まぁ~かせとけって!」
銭形『急げ! あいつらまた砲撃を始めるつもりだぞ!』
ルパン「わぁ~かってるって!」
ルパン「とっつぁん! あんたは俺を逮捕するんじゃねえのかい!?」
銭形『……ええい! 乗れ!』
ルパン「さあっすがとっつぁんだぜ!」
次元「へっ! まさかとっつぁんに助けられる日が来るたぁな!」
五ェ門「……しかし、感謝せねばな」
C.C.「おい、本当にナイトメア一機で逃げられるのか?」
ルパン「へっへへ! まぁ~かせとけって!」
銭形『急げ! あいつらまた砲撃を始めるつもりだぞ!』
ルパン「わぁ~かってるって!」
417: 2008/07/26(土) 14:39:59.96
ジェレミア「砲撃の手を休めるな!」
兵士『イエス、マイロード!』
ジェレミア「くそっ! なんたる失態だ!」
ジェレミア「……いや、これもイレブンを作戦に含めたことが原因か」
ジェレミア「だが、いくらワタシのサザーランドとはいえ一機では……」
ドォォォーン!
ジェレミア「なっ、何事だ!?」
ヴィレッタ『じぇ、ジェレミア卿!』
ジェレミア「どうした、状況はどうなっている!?」
ヴィレッタ『海岸で爆発が!
海からの逃走を警戒していた船が攻撃を受けている模様です!』
ジェレミア「何だとっ!?」
兵士G『う、うわああっ、水が、水があああっ……!』
ジェレミア「ええい、一体何がどうなっている!?」
兵士『イエス、マイロード!』
ジェレミア「くそっ! なんたる失態だ!」
ジェレミア「……いや、これもイレブンを作戦に含めたことが原因か」
ジェレミア「だが、いくらワタシのサザーランドとはいえ一機では……」
ドォォォーン!
ジェレミア「なっ、何事だ!?」
ヴィレッタ『じぇ、ジェレミア卿!』
ジェレミア「どうした、状況はどうなっている!?」
ヴィレッタ『海岸で爆発が!
海からの逃走を警戒していた船が攻撃を受けている模様です!』
ジェレミア「何だとっ!?」
兵士G『う、うわああっ、水が、水があああっ……!』
ジェレミア「ええい、一体何がどうなっている!?」
419: 2008/07/26(土) 14:47:36.80
C.C.「いいのか? 潜水艦を失っては逃げ道がないぞ?」
ルパン「まあ、ミサイルは一発しか積んでなかったからな」
C.C.「逃走手段の潜水艦とミサイルで、敵の船二隻。
しかし、まだ船は三隻残っているぞ」
ルパン「ああ、そうだな、っと!」ゴソゴソッ
C.C.「どうするつもりだ?」
ルパン「まあ、見てなって」
・ ・ ・
ジェレミア「沿岸部を警戒しろ! 今の砲撃、奴らは海路を使うつもりだ!」
ジェレミア「魚雷に警戒し、陣形を整えろ!」
ジェレミア「……くそっ!」
ジェレミア「奴らめ、まだこんな兵器を隠していたとは!」
ルパン「まあ、ミサイルは一発しか積んでなかったからな」
C.C.「逃走手段の潜水艦とミサイルで、敵の船二隻。
しかし、まだ船は三隻残っているぞ」
ルパン「ああ、そうだな、っと!」ゴソゴソッ
C.C.「どうするつもりだ?」
ルパン「まあ、見てなって」
・ ・ ・
ジェレミア「沿岸部を警戒しろ! 今の砲撃、奴らは海路を使うつもりだ!」
ジェレミア「魚雷に警戒し、陣形を整えろ!」
ジェレミア「……くそっ!」
ジェレミア「奴らめ、まだこんな兵器を隠していたとは!」
423: 2008/07/26(土) 14:57:55.48
C.C.「? 奴ら、海の方の警戒を強めだしたぞ」
ルパン「だろぉ?」ゴソゴソッ
C.C.「しかし、何故こうなることがわかったんだ」
ルパン「奴さん、どうやら同じ敵に同じ手で
やられるのが嫌だって感じがしたんだ」
ルパン「なにせ、わざわざ俺のルパンスペシャル二号ちゃんの
電波を妨害してくる位だしよ」
C.C.「なるほど。しかし、それは賭けだな」
ルパン「いや~、相手は貴族様だしよ」
ルパン「分の良い賭けだと思ったからベットした訳さ」
・ ・ ・
ジェレミア「ふふふ、同じ手は二度はくわんぞ!」
ジェレミア「大方ワタシのサザーランドを
前回の無人機の代用として使おうとしたのだろうが……」
ジェレミア「笑止!」
ルパン「だろぉ?」ゴソゴソッ
C.C.「しかし、何故こうなることがわかったんだ」
ルパン「奴さん、どうやら同じ敵に同じ手で
やられるのが嫌だって感じがしたんだ」
ルパン「なにせ、わざわざ俺のルパンスペシャル二号ちゃんの
電波を妨害してくる位だしよ」
C.C.「なるほど。しかし、それは賭けだな」
ルパン「いや~、相手は貴族様だしよ」
ルパン「分の良い賭けだと思ったからベットした訳さ」
・ ・ ・
ジェレミア「ふふふ、同じ手は二度はくわんぞ!」
ジェレミア「大方ワタシのサザーランドを
前回の無人機の代用として使おうとしたのだろうが……」
ジェレミア「笑止!」
426: 2008/07/26(土) 15:08:07.26
ルパン「あとはっと……。ヌフフ! か~んせい!」
C.C.「さっきから何をゴソゴソと……」
ルパン「これかい? これはな……」
銭形『急げルパン!』
ルパン「わぁ~かってるって! ポチッとな」
ピッ…ピッ…ピッ…
ルパン「さぁ、乗る場所がないからしっかり捕まってろよ!」
C.C.「なあ、あれは一体なんだったんだ?」
ルパン「とっつぁん、出してくれ!」
銭形『安全運転は保証出来んぞ!』
C.C.「おいルパン。教えろ」
ルパン「おっと、わりぃわりぃ」
ルパン「ありゃあな」
ルパン「……時限爆弾さ」
C.C.「さっきから何をゴソゴソと……」
ルパン「これかい? これはな……」
銭形『急げルパン!』
ルパン「わぁ~かってるって! ポチッとな」
ピッ…ピッ…ピッ…
ルパン「さぁ、乗る場所がないからしっかり捕まってろよ!」
C.C.「なあ、あれは一体なんだったんだ?」
ルパン「とっつぁん、出してくれ!」
銭形『安全運転は保証出来んぞ!』
C.C.「おいルパン。教えろ」
ルパン「おっと、わりぃわりぃ」
ルパン「ありゃあな」
ルパン「……時限爆弾さ」
429: 2008/07/26(土) 15:13:28.78
ヴィレッタ『ジェレミア卿! 奪取されたサザーランドに動きが!』
ジェレミア「それは囮だ! こちらに向かってくるまで放置して構わん!」
ヴィレッタ『いえ、し、しかし……!』
ジェレミア「今は沿岸部の警戒を強めろ!」
ヴィレッタ『さ、サザーランドはこちらとは間逆、逃げるような進路を取っています!』
ジェレミア「何?」
ジェレミア「……ま、まさか!?」
ジェレミア「海からの逃走はない! 全力でサザーランドを追え!」
兵士『イエス、マイロード!』
ジェレミア「それは囮だ! こちらに向かってくるまで放置して構わん!」
ヴィレッタ『いえ、し、しかし……!』
ジェレミア「今は沿岸部の警戒を強めろ!」
ヴィレッタ『さ、サザーランドはこちらとは間逆、逃げるような進路を取っています!』
ジェレミア「何?」
ジェレミア「……ま、まさか!?」
ジェレミア「海からの逃走はない! 全力でサザーランドを追え!」
兵士『イエス、マイロード!』
434: 2008/07/26(土) 15:20:29.71
ルパン「ちっ、もう気付きやがったか!」
次元「おいルパン、まだ爆発しねぇのか!?」
ルパン「あと少しかかる! へへ、相手の指揮官さんもやるじゃないの!」
C.C.「余裕を見せている場合か?
それにどうして遠隔操作ではなく時限式に?」
ルパン「お~い次元、呼んでるぜぇ?」
五ェ門「……くだらん」
ルパン「あらら!」
ルパン「……まあ、もうちょい気付くのに時間がかかると思ったんだがな?」
ルパン「そうすりゃ追ってきたナイトメアと
追跡経路を潰せるって寸法だったんだ」
ルパン「遠隔操作にしなかったのは、
敵さんがどこまでの電波妨害をしてきてるかわからなかったからさ」
ドォォォーン!!
銭形『おいルパァ~ン!』
ルパン「ちっ!」
ルパン「一機抜けてきやがったか!」
次元「おいルパン、まだ爆発しねぇのか!?」
ルパン「あと少しかかる! へへ、相手の指揮官さんもやるじゃないの!」
C.C.「余裕を見せている場合か?
それにどうして遠隔操作ではなく時限式に?」
ルパン「お~い次元、呼んでるぜぇ?」
五ェ門「……くだらん」
ルパン「あらら!」
ルパン「……まあ、もうちょい気付くのに時間がかかると思ったんだがな?」
ルパン「そうすりゃ追ってきたナイトメアと
追跡経路を潰せるって寸法だったんだ」
ルパン「遠隔操作にしなかったのは、
敵さんがどこまでの電波妨害をしてきてるかわからなかったからさ」
ドォォォーン!!
銭形『おいルパァ~ン!』
ルパン「ちっ!」
ルパン「一機抜けてきやがったか!」
447: 2008/07/26(土) 15:45:19.93
ヴィレッタ「今度こそ逃がさんぞ!」
ジェレミア『後続は先の爆発によって追いつけん!』
ヴィレッタ「なっ……全滅ですか!?」
ジェレミア『全滅ではないが、追跡経路が絶たれた!
くそっ、なんたる失態! なんたる屈辱!』
ジェレミア『こちらもなんとか増援を送れるよう努力する!
それまで足止めを……』
ヴィレッタ「いえ、これは元々奪取された私の責」
ジェレミア『……』
ヴィレッタ「必ずや捕まえます!」
ジェレミア『……頼んだ!』
ヴィレッタ「イエス、マイロード!」
ジェレミア『後続は先の爆発によって追いつけん!』
ヴィレッタ「なっ……全滅ですか!?」
ジェレミア『全滅ではないが、追跡経路が絶たれた!
くそっ、なんたる失態! なんたる屈辱!』
ジェレミア『こちらもなんとか増援を送れるよう努力する!
それまで足止めを……』
ヴィレッタ「いえ、これは元々奪取された私の責」
ジェレミア『……』
ヴィレッタ「必ずや捕まえます!」
ジェレミア『……頼んだ!』
ヴィレッタ「イエス、マイロード!」
450: 2008/07/26(土) 15:52:28.35
ヒュルルルルル……
次元「ヤロウ、こんな急勾配で撃ってきやがった!」
五ェ門「拙者に任せろ!」
ルパン「いや、駄目だ五ェ門!
ミサイルの破片が機体に当たったら元も子もねぇ!」
五ェ門「むうっ……!」
銭形『る、ルパン! なんとかしろぉ~お!』
ルパン「わぁってるよ、とっつぁん!」
ドンドンッ!……ドォォォーン!!
C.C.「うわっ!?」
ふわっ…
ルパン「おっととと!」
がしっ!
C.C.「す、すまない」
ルパン「銃で撃ち落すんじゃ爆風は防げねえからな。
しっかり捕まってないと振り落とされちまうぞ!」
C.C.「ああ……っ、ルパン!」
ヒュルルルルル…
ルパン「ったく、何発ミサイルを積んでいやがるんだ!?」
次元「ヤロウ、こんな急勾配で撃ってきやがった!」
五ェ門「拙者に任せろ!」
ルパン「いや、駄目だ五ェ門!
ミサイルの破片が機体に当たったら元も子もねぇ!」
五ェ門「むうっ……!」
銭形『る、ルパン! なんとかしろぉ~お!』
ルパン「わぁってるよ、とっつぁん!」
ドンドンッ!……ドォォォーン!!
C.C.「うわっ!?」
ふわっ…
ルパン「おっととと!」
がしっ!
C.C.「す、すまない」
ルパン「銃で撃ち落すんじゃ爆風は防げねえからな。
しっかり捕まってないと振り落とされちまうぞ!」
C.C.「ああ……っ、ルパン!」
ヒュルルルルル…
ルパン「ったく、何発ミサイルを積んでいやがるんだ!?」
452: 2008/07/26(土) 15:56:32.15
ヴィレッタ「残りは二発か……!」
ヴィレッタ「……ん? あれは……」
ヴィレッタ「くくく、そうか! 流石にその人数を
サザーランド一機で運びきるのは無理だったようだな!」
ヴィレッタ「何人かは……」
ヴィレッタ「置いていってもらおうか!」
ヴィレッタ「……ん? あれは……」
ヴィレッタ「くくく、そうか! 流石にその人数を
サザーランド一機で運びきるのは無理だったようだな!」
ヴィレッタ「何人かは……」
ヴィレッタ「置いていってもらおうか!」
454: 2008/07/26(土) 16:00:13.54
銭形『おいルパ~ン! この先ゃ崖になっとるぞ!』
ルパン「お~う、案外操縦上手いじゃねえかとっつぁん!
もっと時間がかかると思ってたぜ!」
銭形『そ、そうか? じゃなくてだな!』
ルパン「構わず飛んでくれ!」
銭形『なぁにぃ!?』
ルパン「いいから! 説明してる余裕は……」
ヒュルルルルル…
ルパン「ねえんだって!」
ドンドンッ!
銭形『な、ななな……南ぁ無三!!』
ルパン「お~う、案外操縦上手いじゃねえかとっつぁん!
もっと時間がかかると思ってたぜ!」
銭形『そ、そうか? じゃなくてだな!』
ルパン「構わず飛んでくれ!」
銭形『なぁにぃ!?』
ルパン「いいから! 説明してる余裕は……」
ヒュルルルルル…
ルパン「ねえんだって!」
ドンドンッ!
銭形『な、ななな……南ぁ無三!!』
458: 2008/07/26(土) 16:07:32.28
ドォォォーン!
ルパン「うし! これで逃げ切れ……」
C.C.「ルパンっ!」
ヒュルルルルル…
ルパン「なっ、二発重ねて撃ってやが……くそっ、間に合わ」
C.C.「……じゃあな」
…トンッ
ルパン「……へっ?」
ルパン(おい、どうしてお前は手を離してんだ?)
ルパン(なんで手を振って……)
…ドォォォーン!!!
次元「そろそろ着水だ!」
五ェ門「……」
銭形『あわ、あわわわぁ~!!』
ルパン「し、シーt」
……ドボォーンッ!!
ルパン「うし! これで逃げ切れ……」
C.C.「ルパンっ!」
ヒュルルルルル…
ルパン「なっ、二発重ねて撃ってやが……くそっ、間に合わ」
C.C.「……じゃあな」
…トンッ
ルパン「……へっ?」
ルパン(おい、どうしてお前は手を離してんだ?)
ルパン(なんで手を振って……)
…ドォォォーン!!!
次元「そろそろ着水だ!」
五ェ門「……」
銭形『あわ、あわわわぁ~!!』
ルパン「し、シーt」
……ドボォーンッ!!
472: 2008/07/26(土) 16:38:19.46
銭形「さあ、ブリタニアから逃げ切ったところで!」
銭形「ルパ~ン! 逮捕だぁ~っ!」
ルパン「……」
次元「……」
五ェ門「……」
銭形「なあ……逮捕するぞ? いいのか?」
ルパン「くそっ!」
ガンッ!
ルパン「もう二度とあんな真似はしねぇって約束したじゃねえか!」
カチッ、シュボッ!
次元「スウッ……フーッ……」
五ェ門「……拙者が未熟なばかりに……!」
銭形「な、なんだなんだぁ~あお前ら?」
銭形「いくら滝の中とはいえ、湿っぽすぎるんじゃあないか?」
どどどどどどど!
銭形「ルパ~ン! 逮捕だぁ~っ!」
ルパン「……」
次元「……」
五ェ門「……」
銭形「なあ……逮捕するぞ? いいのか?」
ルパン「くそっ!」
ガンッ!
ルパン「もう二度とあんな真似はしねぇって約束したじゃねえか!」
カチッ、シュボッ!
次元「スウッ……フーッ……」
五ェ門「……拙者が未熟なばかりに……!」
銭形「な、なんだなんだぁ~あお前ら?」
銭形「いくら滝の中とはいえ、湿っぽすぎるんじゃあないか?」
どどどどどどど!
477: 2008/07/26(土) 16:45:46.54
銭形「ワシにゃあ事情がわからんが、何かあったのか?」
ルパン「……ん、ああ、わりぃなとっつぁん」
次元「あれから丸一日経っちまってるからな……」
五ェ門「それに、あの爆発では……」
銭形「……逮捕する~っ!」
ルパン「ああ、それにここじゃあ外の状況がわからねえ」
次元「絶望的、ってやつか」
五ェ門「……くうっ!」
銭形「あのお~っ……もしも~し?」
ルパン・次元・五ェ門「……」
銭形「ぬ、ぬうう~ぅぅ!!」
銭形「いいかげんにせんか、このバッカモ~ン!」
ルパン・次元・五ェ門「!?」
ルパン「……ん、ああ、わりぃなとっつぁん」
次元「あれから丸一日経っちまってるからな……」
五ェ門「それに、あの爆発では……」
銭形「……逮捕する~っ!」
ルパン「ああ、それにここじゃあ外の状況がわからねえ」
次元「絶望的、ってやつか」
五ェ門「……くうっ!」
銭形「あのお~っ……もしも~し?」
ルパン・次元・五ェ門「……」
銭形「ぬ、ぬうう~ぅぅ!!」
銭形「いいかげんにせんか、このバッカモ~ン!」
ルパン・次元・五ェ門「!?」
505: 2008/07/26(土) 20:46:16.06
銭形「ワシぁこんな腑抜けたお前たちを
捕まえるためにブリタニアに……く、くう~っ!」
次元「とっつぁん……」
五ェ門「銭形……」
銭形「大体だな! 何かを取られたら取り返すのが
お前らのやり方じゃあないのか!?」
ルパン「……へへ、とっつぁん。とっつぁんがそれを言っちゃあ
マズいんじゃないのかい?」
銭形「ワシぁな! お前たちを捕まえるために人生を捧げてきたんだ!」
銭形「その肝心のお前らがこんな調子じゃ……く、くう~っ!
泣けてきて涙も出んわい!」
ルパン「お、おいおいとっつぁん」
銭形「なんじゃい!」
ルパン「……俺ぁ」
prrrrr!prrrrr!
銭形「……電話、鳴っとるぞ。……ズビーッ!」
ルパン「きたねぇなぁとっつぁん。しかし、誰からだ……?」
捕まえるためにブリタニアに……く、くう~っ!」
次元「とっつぁん……」
五ェ門「銭形……」
銭形「大体だな! 何かを取られたら取り返すのが
お前らのやり方じゃあないのか!?」
ルパン「……へへ、とっつぁん。とっつぁんがそれを言っちゃあ
マズいんじゃないのかい?」
銭形「ワシぁな! お前たちを捕まえるために人生を捧げてきたんだ!」
銭形「その肝心のお前らがこんな調子じゃ……く、くう~っ!
泣けてきて涙も出んわい!」
ルパン「お、おいおいとっつぁん」
銭形「なんじゃい!」
ルパン「……俺ぁ」
prrrrr!prrrrr!
銭形「……電話、鳴っとるぞ。……ズビーッ!」
ルパン「きたねぇなぁとっつぁん。しかし、誰からだ……?」
508: 2008/07/26(土) 20:54:53.02
不二子『ハァ~イ、ルパン』
ルパン「不二子ぉ!?」
銭形「不二子だぁ?」
次元「ちっ! 今さら何の用だあの女」
五ェ門「代われルパン! 拙者がたたっ斬ってくれる!」
ルパン「しーっ、静かにしてくれって三人共。
ただでさえ電波が悪いんだからよ」
不二子『ねぇルパン。私と手を組まない?』
ルパン「……わ~りぃんだけどよ、今はちょおっとお仕事する気になんねえんだわ」
不二子『あら、どうして?』
ルパン「そりゃあおめぇ、やる気の問題っつうかなんつうか……」
不二子『ふふふ、それじゃあ貴方のやる気が出る事を教えてあげる』
ルパン「いや~、いっくら不二子ちゃんでもそりゃ難しいと思うぜ」
不二子『あの子、C.C.っていったからしら?』
ルパン「……それがどうかしたのかい?」
不二子『あの子、生きてるみたいよ』
ルパン「な、なんだってぇ!?」
ルパン「不二子ぉ!?」
銭形「不二子だぁ?」
次元「ちっ! 今さら何の用だあの女」
五ェ門「代われルパン! 拙者がたたっ斬ってくれる!」
ルパン「しーっ、静かにしてくれって三人共。
ただでさえ電波が悪いんだからよ」
不二子『ねぇルパン。私と手を組まない?』
ルパン「……わ~りぃんだけどよ、今はちょおっとお仕事する気になんねえんだわ」
不二子『あら、どうして?』
ルパン「そりゃあおめぇ、やる気の問題っつうかなんつうか……」
不二子『ふふふ、それじゃあ貴方のやる気が出る事を教えてあげる』
ルパン「いや~、いっくら不二子ちゃんでもそりゃ難しいと思うぜ」
不二子『あの子、C.C.っていったからしら?』
ルパン「……それがどうかしたのかい?」
不二子『あの子、生きてるみたいよ』
ルパン「な、なんだってぇ!?」
510: 2008/07/26(土) 21:01:16.82
不二子『どうやら、近々ブリタニアの本国に輸送されるみたいよ』
ルパン「し、C.C.が……ははっ、生きてる!」
次元「なんだって!? おいルパン、俺にも聞かせろ!」
五ェ門「なんと! それはまことか!?」
ルパン「い、いってててて! そんなにくっつくなって次元、五ェ門!」
銭形「な、なんだ~あ?」
不二子『どうルパン? 経費は全部あなた持ちで、儲けは8:2でどう?』
ルパン「やるやる! やりますとも! 儲けは10:0でもいい位!」
次元「おいルパン、そりゃちょっと落ち着いて考えろ!」
五ェ門「……斬鉄剣を振るう理由が出来たか……!」
銭形「お、おい、ワシにも説明しろ!」
ルパン「し、C.C.が……ははっ、生きてる!」
次元「なんだって!? おいルパン、俺にも聞かせろ!」
五ェ門「なんと! それはまことか!?」
ルパン「い、いってててて! そんなにくっつくなって次元、五ェ門!」
銭形「な、なんだ~あ?」
不二子『どうルパン? 経費は全部あなた持ちで、儲けは8:2でどう?』
ルパン「やるやる! やりますとも! 儲けは10:0でもいい位!」
次元「おいルパン、そりゃちょっと落ち着いて考えろ!」
五ェ門「……斬鉄剣を振るう理由が出来たか……!」
銭形「お、おい、ワシにも説明しろ!」
512: 2008/07/26(土) 21:10:44.30
ルパン「不二子の話だと、アイツらは明日の深夜0時にC.C.を船で運び出すらしい」
次元「今から丁度24時間後か」
五ェ門「時間があまり残されていないな」
ルパン「ああそうだ。でもよ、どうして奴さんはそんな時間に船を出す?」
次元「それは……もしかして俺たちに知られないため、か」
ルパン「ああ、恐らくそうだろうよ。
時間があったなら話は別だが、普通だったらこの情報は掴めなかった」
五ェ門「……しかし、奴らの動きを追っていた者がいた」
ルパン「そう、そこがあいつらの誤算! さぁ~すが不二子ちゃんだよな!」
銭形「な、なんだか知らんが、ワシの前で盗みの相談か!?」
ルパン「へへっ、とっつぁんが言ったんだぜ?」
銭形「あんだって?」
ルパン「取られたものは取り返すのが、俺たちのやり方だ、ってな!」
次元「今から丁度24時間後か」
五ェ門「時間があまり残されていないな」
ルパン「ああそうだ。でもよ、どうして奴さんはそんな時間に船を出す?」
次元「それは……もしかして俺たちに知られないため、か」
ルパン「ああ、恐らくそうだろうよ。
時間があったなら話は別だが、普通だったらこの情報は掴めなかった」
五ェ門「……しかし、奴らの動きを追っていた者がいた」
ルパン「そう、そこがあいつらの誤算! さぁ~すが不二子ちゃんだよな!」
銭形「な、なんだか知らんが、ワシの前で盗みの相談か!?」
ルパン「へへっ、とっつぁんが言ったんだぜ?」
銭形「あんだって?」
ルパン「取られたものは取り返すのが、俺たちのやり方だ、ってな!」
517: 2008/07/26(土) 21:26:28.59
パ~パララッパ♪パ~パパラッパ~ラッパ♪パ~パララッパ♪パ~パララッパ~ラッパ♪
ルパンザサ~~~…ワァーオ!(以下、ルパンのテーマの鉄琴だか木琴だかが流れてると思いねえ
ドォーン!
次元「……右に二度か」(ライフルを構えて
・ ・ ・
シュン、シュピン、キンッ!…バラッ!
五ェ門「……もっと疾くだ」
・ ・ ・
銭形「おいルパン、これはこっちでいいのか?」
ルパン「おう、サンキュ~なとっつぁん」
銭形「ふん、人助けならそうと言わんか!」
ルパン「ナハハ、そりゃちょっとばかしかっこよく言いすぎだぜとっつぁん」
銭形「あん?」
ルパン「俺たちゃ泥棒だぜ? 目的のものを盗むだけさ」
銭形「……へっ! ワシはどうやら厄介な奴の目を覚まさせちまったらしいな」
ルパン「ヌフフフフ! 感謝してるぜぇとっつぁん」
ルパンザサ~~~…ワァーオ!(以下、ルパンのテーマの鉄琴だか木琴だかが流れてると思いねえ
ドォーン!
次元「……右に二度か」(ライフルを構えて
・ ・ ・
シュン、シュピン、キンッ!…バラッ!
五ェ門「……もっと疾くだ」
・ ・ ・
銭形「おいルパン、これはこっちでいいのか?」
ルパン「おう、サンキュ~なとっつぁん」
銭形「ふん、人助けならそうと言わんか!」
ルパン「ナハハ、そりゃちょっとばかしかっこよく言いすぎだぜとっつぁん」
銭形「あん?」
ルパン「俺たちゃ泥棒だぜ? 目的のものを盗むだけさ」
銭形「……へっ! ワシはどうやら厄介な奴の目を覚まさせちまったらしいな」
ルパン「ヌフフフフ! 感謝してるぜぇとっつぁん」
519: 2008/07/26(土) 21:29:40.85
>>516
い~っくら不老不氏ってもよ~お、
ミサイルの直撃を受けてもまだ生きてる
……なぁ~んて思う奴ぁ普通いないんじゃないのかい?
俺ぁC.C.の傷が治るところは見たが、
致命傷を受けた所を見たわけじゃねえしな
い~っくら不老不氏ってもよ~お、
ミサイルの直撃を受けてもまだ生きてる
……なぁ~んて思う奴ぁ普通いないんじゃないのかい?
俺ぁC.C.の傷が治るところは見たが、
致命傷を受けた所を見たわけじゃねえしな
522: 2008/07/26(土) 21:41:50.76
ジェレミア「出港の準備はどうなっている?」
兵士A「はい、全て順調に進んでいます」
ジェレミア「よし、そのまま作業を続けろ」
兵士A「イエス、マイロード!」
ヴィレッタ「……しかし、奴らは現れるでしょうか?」
ジェレミア「わからん」
ヴィレッタ「はいっ? 今、なんと……」
ジェレミア「ワタシは貴族だ。卑しい盗人の思考は理解出来ん」
ヴィレッタ「な、ならば、何故周辺の警戒を?」
ジェレミア「それはだな……」
ジェレミア「ルパンという男が敵として認めるに値する男だと思ったからだ」
ヴィレッタ「……そ、それだけですか?」
ジェレミア「何、万が一ということもある」
ヴィレッタ「大丈夫だとは思いますが……」
ジェレミア「……そうだと良いのだがな」
兵士A「はい、全て順調に進んでいます」
ジェレミア「よし、そのまま作業を続けろ」
兵士A「イエス、マイロード!」
ヴィレッタ「……しかし、奴らは現れるでしょうか?」
ジェレミア「わからん」
ヴィレッタ「はいっ? 今、なんと……」
ジェレミア「ワタシは貴族だ。卑しい盗人の思考は理解出来ん」
ヴィレッタ「な、ならば、何故周辺の警戒を?」
ジェレミア「それはだな……」
ジェレミア「ルパンという男が敵として認めるに値する男だと思ったからだ」
ヴィレッタ「……そ、それだけですか?」
ジェレミア「何、万が一ということもある」
ヴィレッタ「大丈夫だとは思いますが……」
ジェレミア「……そうだと良いのだがな」
525: 2008/07/26(土) 21:49:45.39
ヴィレッタ「……結局ルパンは現れませんでしたね」
ジェレミア「ふっ、杞憂が杞憂のまま終わった、ただそれだけのことだ」
コンコン
ジェレミア「どうした、何事だ」
兵士L『ジェレミア卿に、皇族の方からの贈り物です!』
ジェレミア「ほう! 入れ!」
兵士L『しつれーしますっ!』
ガチャッ!
兵士L「美味しいオレンジをお届けに参りました!」
ジェレミア「おお、これは美味そうだ!」
ヴィレッタ「しかし、皇族の方から差し入れとは……?」
ジェレミア「そうだ、これは誰からの……」
兵士L「……ぬふっ!」
ジェレミア「ふっ、杞憂が杞憂のまま終わった、ただそれだけのことだ」
コンコン
ジェレミア「どうした、何事だ」
兵士L『ジェレミア卿に、皇族の方からの贈り物です!』
ジェレミア「ほう! 入れ!」
兵士L『しつれーしますっ!』
ガチャッ!
兵士L「美味しいオレンジをお届けに参りました!」
ジェレミア「おお、これは美味そうだ!」
ヴィレッタ「しかし、皇族の方から差し入れとは……?」
ジェレミア「そうだ、これは誰からの……」
兵士L「……ぬふっ!」
529: 2008/07/26(土) 21:59:05.44
ジェレミア「どうした、何がおかしい?」
ヴィレッタ「貴様! 無礼だぞ!」
兵士L「ニシシシシシ!」
ジェレミア「おい、貴様。名を名乗れ」
ヴィレッタ「その笑い方……どこかで……」
兵士L「そっちの美人さんは話すのは二度目かな?」
ジェレミア「なんだ、この男を知っているのか?」
ヴィレッタ「……いや……」
兵士L「そっちの兄さんは話すのは初めてだったよなぁ。
この前はどうも」
ジェレミア「むっ?」
ヴィレッタ「っ!? まさかお前は!?」
兵士L「ヌフフフフ!」
兵士L「ちょお~っと警備が甘いんじゃないのかい?
このオレンジよりもよ」
ヴィレッタ「貴様! 無礼だぞ!」
兵士L「ニシシシシシ!」
ジェレミア「おい、貴様。名を名乗れ」
ヴィレッタ「その笑い方……どこかで……」
兵士L「そっちの美人さんは話すのは二度目かな?」
ジェレミア「なんだ、この男を知っているのか?」
ヴィレッタ「……いや……」
兵士L「そっちの兄さんは話すのは初めてだったよなぁ。
この前はどうも」
ジェレミア「むっ?」
ヴィレッタ「っ!? まさかお前は!?」
兵士L「ヌフフフフ!」
兵士L「ちょお~っと警備が甘いんじゃないのかい?
このオレンジよりもよ」
531: 2008/07/26(土) 22:06:56.75
ジェレミア「無礼な! このジェレミア・ゴットバルトを愚弄するか!」
ヴィレッタ「いや、その声、間違いない!」
ルパン「まぁまぁ、そんなに大口開けて怒鳴るなって。
はい、美味しいオレンジ」
がぽっ!
ジェレミア「むごっ!? ふぁ、ふぁふぃほh」
プシューッ!
ジェレミア「ほごおおおおおおっ!?」
ヴィレッタ「お、オレンジからガスが!? こ、これ……は……!」
兵士L「即効性の睡眠ガスさ。
あんたらには眠っててもらうのが一番なんでね」
ジェレミア「……zzz」
ヴィレッタ「きさ……まぁ……!」
兵士L「悪ぃけどよ、女はいただいてくぜ」
ヴィレッタ「ルパ……うっ……」
ルパン「は~い、おやすみなさ~い」
ヴィレッタ「いや、その声、間違いない!」
ルパン「まぁまぁ、そんなに大口開けて怒鳴るなって。
はい、美味しいオレンジ」
がぽっ!
ジェレミア「むごっ!? ふぁ、ふぁふぃほh」
プシューッ!
ジェレミア「ほごおおおおおおっ!?」
ヴィレッタ「お、オレンジからガスが!? こ、これ……は……!」
兵士L「即効性の睡眠ガスさ。
あんたらには眠っててもらうのが一番なんでね」
ジェレミア「……zzz」
ヴィレッタ「きさ……まぁ……!」
兵士L「悪ぃけどよ、女はいただいてくぜ」
ヴィレッタ「ルパ……うっ……」
ルパン「は~い、おやすみなさ~い」
537: 2008/07/26(土) 22:33:22.86
C.C.「……」
C.C.「結局、こうなってしまった訳か」
C.C.(あいつらは……ルパン達は無事だっただろうか?)
C.C.「……ふふっ」
C.C.「他人の心配をするとは、私らしくもない」
C.C.「……」
C.C.「だが……」
ズシン…!
C.C.「……なんだ、やけに揺れるな」
C.C.「結局、こうなってしまった訳か」
C.C.(あいつらは……ルパン達は無事だっただろうか?)
C.C.「……ふふっ」
C.C.「他人の心配をするとは、私らしくもない」
C.C.「……」
C.C.「だが……」
ズシン…!
C.C.「……なんだ、やけに揺れるな」
539: 2008/07/26(土) 22:38:15.11
玉城「はっはーっ! また命中だぜ!」
扇「おい玉城、あのコンテナにだけは当てるなよ!」
玉城「わぁかってるっての!」
扇「わかってなさそうだから言ったんだ!」
玉城「へへへ! わかってるに決まってるじゃねえか!
なにせ……」
不二子「お願いねぇ、玉城さん」
玉城「不二子ちゃんの頼みなんだからよ~!」
不二子「うふふ、戦う男の人ってステキね」
玉城「いや~、照れるぜ!」
不二子「さあ、もっとやっちゃってちょうだい」
玉城「まっかせろい!」
扇(この不二子という女性は何者なんだ?)
扇(ブリタニアの情報をこんなにも正確に掴んでいるとは……)
玉城「また命中! へへっ、見てるかい不二子ちゃん!?」
扇「おい玉城、あのコンテナにだけは当てるなよ!」
玉城「わぁかってるっての!」
扇「わかってなさそうだから言ったんだ!」
玉城「へへへ! わかってるに決まってるじゃねえか!
なにせ……」
不二子「お願いねぇ、玉城さん」
玉城「不二子ちゃんの頼みなんだからよ~!」
不二子「うふふ、戦う男の人ってステキね」
玉城「いや~、照れるぜ!」
不二子「さあ、もっとやっちゃってちょうだい」
玉城「まっかせろい!」
扇(この不二子という女性は何者なんだ?)
扇(ブリタニアの情報をこんなにも正確に掴んでいるとは……)
玉城「また命中! へへっ、見てるかい不二子ちゃん!?」
540: 2008/07/26(土) 22:44:08.18
扇「峰さん、あんたは一体何者なんだ?」
不二子「あら、不二子って呼んでいいのよ?」
すすすっ
扇「いや、俺は……そ、その」
玉城「あーっ扇てめこの野郎! ドサクサに紛れて何やってやがる!」
不二子「うふふ、私を振り向かせる方法は……わかってるんでしょう?」
玉城「! もっちろん!」
扇「と、とにかく離れてくれないか?」
不二子「あら、そっけないのね」
扇「峰さん、キミは一体……」
不二子「今、大事なことは何? 私の正体を知ること?
それとも、ブリタニアに一泡吹かせること?」
扇「そ、それは……」
玉城「うおおりゃああっ!」
扇「……」
扇「……くらえっ、ブリタニア!」
……ドォォォーン!
不二子「あら、不二子って呼んでいいのよ?」
すすすっ
扇「いや、俺は……そ、その」
玉城「あーっ扇てめこの野郎! ドサクサに紛れて何やってやがる!」
不二子「うふふ、私を振り向かせる方法は……わかってるんでしょう?」
玉城「! もっちろん!」
扇「と、とにかく離れてくれないか?」
不二子「あら、そっけないのね」
扇「峰さん、キミは一体……」
不二子「今、大事なことは何? 私の正体を知ること?
それとも、ブリタニアに一泡吹かせること?」
扇「そ、それは……」
玉城「うおおりゃああっ!」
扇「……」
扇「……くらえっ、ブリタニア!」
……ドォォォーン!
542: 2008/07/26(土) 22:52:58.92
KMF兵A「な、何が起こってるんだ!?」
KMF兵B『い、イレブン共の襲撃だ!』
KMF兵A「くそっ、こんな時に!」
KMF兵B『ジェレミア卿にも連絡がつながr』
ドォォォーン!
KMF兵A「な、なんだ今の爆発は!?」
ザッ……ザザザッ……!
KMF兵A「おい、応答しろ! おい!」
KMF兵A「くそっ、今のは狙撃か!?」
KMF兵A「と、とにかくコンテナを船に積み込まなくては!」
KMF兵B『い、イレブン共の襲撃だ!』
KMF兵A「くそっ、こんな時に!」
KMF兵B『ジェレミア卿にも連絡がつながr』
ドォォォーン!
KMF兵A「な、なんだ今の爆発は!?」
ザッ……ザザザッ……!
KMF兵A「おい、応答しろ! おい!」
KMF兵A「くそっ、今のは狙撃か!?」
KMF兵A「と、とにかくコンテナを船に積み込まなくては!」
544: 2008/07/26(土) 22:59:11.25
次元「あとコンマ二度ほど修正か」
チキチキッ!
次元「……やっぱりナイトメアは駄目だな」
次元「銃声には品がねえし、見た目も悪い」
カチッ、シュボッ!
次元「スウッ……フーッ……」
次元「操縦席が禁煙だってのも駄目だ」
次元「……」
次元「……だがな」
ガコンッ!
次元「……威力だけはゴキゲンだ!」
ドンッ!
チキチキッ!
次元「……やっぱりナイトメアは駄目だな」
次元「銃声には品がねえし、見た目も悪い」
カチッ、シュボッ!
次元「スウッ……フーッ……」
次元「操縦席が禁煙だってのも駄目だ」
次元「……」
次元「……だがな」
ガコンッ!
次元「……威力だけはゴキゲンだ!」
ドンッ!
545: 2008/07/26(土) 23:05:44.77
艦長「ジェレミア卿と通信は繋がらんのか!?」
船員「そ、それが……」
艦長「後は“あれ”を積んで本国に向かうだけだというのに……!」
船員「い、いかがなされますか!?」
艦長「やむをえん! 独自の判断で邪魔なテ口リスト共を殲滅する!」
艦長「艦砲射撃で敵の勢いをそぎ、その後ナイトメアを発進させろ!」
船員「イエス、マイロード!」
船員「そ、それが……」
艦長「後は“あれ”を積んで本国に向かうだけだというのに……!」
船員「い、いかがなされますか!?」
艦長「やむをえん! 独自の判断で邪魔なテ口リスト共を殲滅する!」
艦長「艦砲射撃で敵の勢いをそぎ、その後ナイトメアを発進させろ!」
船員「イエス、マイロード!」
547: 2008/07/26(土) 23:11:04.32
ウィ~ン!
KMF兵A「おおっ、艦砲射撃で援護をしてくれるのか!
やっと通信が繋がったのか!?」
KMF兵A「くくく、見ていろイレブンのゴミ共め!」
KMF兵A「あの艦に搭載されている砲なら……」
KMF兵A「……ん?」
KMF兵A「空に、何か……」
・ ・ ・
船員「艦長! 上空より接近する機体があります!」
艦長「何?」
船員「映像、拡大します!」
艦長「あれは……」
艦長「旧式の複葉機か?」
KMF兵A「おおっ、艦砲射撃で援護をしてくれるのか!
やっと通信が繋がったのか!?」
KMF兵A「くくく、見ていろイレブンのゴミ共め!」
KMF兵A「あの艦に搭載されている砲なら……」
KMF兵A「……ん?」
KMF兵A「空に、何か……」
・ ・ ・
船員「艦長! 上空より接近する機体があります!」
艦長「何?」
船員「映像、拡大します!」
艦長「あれは……」
艦長「旧式の複葉機か?」
548: 2008/07/26(土) 23:20:16.82
銭形「おい、どうしてこんな旧式しかなかったんだぁ!?」
五ェ門「時間が無かったのだ。それに、拙者に言われても困る」
銭形「いまにも落っこちそうなオンボロじゃあねえか!」
五ェ門「……」
銭形「お、おい! 奴ら、気付きおったぞ!」
五ェ門「……構うな!」
銭形「構うなったってお前……」
五ェ門「……対空の機銃は拙者に任せろ」
チャキンッ!
銭形「ああもう! ミサイルが来たらワシが打ち落とせばいいんだろう!?」
五ェ門「……頼りにしている」
銭形「あんだってぇ!? 何か言ったか!?」
五ェ門「……来るぞ!」
五ェ門「時間が無かったのだ。それに、拙者に言われても困る」
銭形「いまにも落っこちそうなオンボロじゃあねえか!」
五ェ門「……」
銭形「お、おい! 奴ら、気付きおったぞ!」
五ェ門「……構うな!」
銭形「構うなったってお前……」
五ェ門「……対空の機銃は拙者に任せろ」
チャキンッ!
銭形「ああもう! ミサイルが来たらワシが打ち落とせばいいんだろう!?」
五ェ門「……頼りにしている」
銭形「あんだってぇ!? 何か言ったか!?」
五ェ門「……来るぞ!」
553: 2008/07/26(土) 23:28:54.33
艦長「おい、何故あの飛行機は落ちない!?」
船員「そ、それがこちらの射撃を何らかの手段で無効化しているらしく……」
艦長「そんなはずがあるか! ただの複葉機ではないのか!」
船員「複葉機、何かを投下しました! 離脱していきます!」
艦長「ふん、この艦の装甲がたかが一つの爆弾で……」
・ ・ ・
銭形「そろそろ良いんじゃあないのか!?」
五ェ門「うむ。ご苦労だった」
銭形「おい、五ェ門。忘れれるなよ」
五ェ門「何をだ」
銭形「貴様もワシが逮捕するんだからな!」
五ェ門「……ふっ、お主もわからん男だ」
五ェ門「……」
五ェ門「行くぞ、斬鉄剣!」
…ばっ!
船員「そ、それがこちらの射撃を何らかの手段で無効化しているらしく……」
艦長「そんなはずがあるか! ただの複葉機ではないのか!」
船員「複葉機、何かを投下しました! 離脱していきます!」
艦長「ふん、この艦の装甲がたかが一つの爆弾で……」
・ ・ ・
銭形「そろそろ良いんじゃあないのか!?」
五ェ門「うむ。ご苦労だった」
銭形「おい、五ェ門。忘れれるなよ」
五ェ門「何をだ」
銭形「貴様もワシが逮捕するんだからな!」
五ェ門「……ふっ、お主もわからん男だ」
五ェ門「……」
五ェ門「行くぞ、斬鉄剣!」
…ばっ!
555: 2008/07/26(土) 23:36:20.24
KMF兵A「ど、どうしてあの飛行機を打ち落とさなかったんだ?」
KMF兵A「それに、何かを投下して……」
ピッ!
KMF兵A「あ、あの服はこの間のイレブン!?」
・ ・ ・
艦長「ええい、何だかわからんが撃ち落とせ!」
船員「イエス、マイロー」
ドォォォーン!
艦長「な、何事だっ!?」
船員「た、対空ミサイル砲……は、破壊されました!」
艦長「な、何故だ!? 一体何がどうなっている!?」
KMF兵A「それに、何かを投下して……」
ピッ!
KMF兵A「あ、あの服はこの間のイレブン!?」
・ ・ ・
艦長「ええい、何だかわからんが撃ち落とせ!」
船員「イエス、マイロー」
ドォォォーン!
艦長「な、何事だっ!?」
船員「た、対空ミサイル砲……は、破壊されました!」
艦長「な、何故だ!? 一体何がどうなっている!?」
557: 2008/07/26(土) 23:43:42.52
五ェ門「むっ、爆発?」
五ェ門「……ふん、大方」
・ ・ ・
次元「この射線で撃てるもんがなくなっちまったんでな」
次元「暇つぶしさせてもらったぜ、五ェ門」
・ ・ ・
五ェ門「しかし、巨大な船だ」
五ェ門「……是非も無い!」
チャキンッ!
五ェ門「……」
五ェ門「きええああーっ!!」
五ェ門「……ふん、大方」
・ ・ ・
次元「この射線で撃てるもんがなくなっちまったんでな」
次元「暇つぶしさせてもらったぜ、五ェ門」
・ ・ ・
五ェ門「しかし、巨大な船だ」
五ェ門「……是非も無い!」
チャキンッ!
五ェ門「……」
五ェ門「きええああーっ!!」
559: 2008/07/26(土) 23:52:12.18
KMF兵A「アイツはまずい……あのイレブンは……」
…ガコォン!
KMF兵A「な、なんだ今の音は?」
ゴ…ゴゴゴゴゴ…
KMF兵A「か、艦がズレて……」
ゴゴゴォォ……
KMF兵A「沈んで……沈んでいく……」
ゴバシャァァーン!
KMF兵A「う、うわあああぁぁぁ!!」
『おおっと! 逃げるのはいいが、そのコンテナは置いてってもらおうか?』
…ガコォン!
KMF兵A「な、なんだ今の音は?」
ゴ…ゴゴゴゴゴ…
KMF兵A「か、艦がズレて……」
ゴゴゴォォ……
KMF兵A「沈んで……沈んでいく……」
ゴバシャァァーン!
KMF兵A「う、うわあああぁぁぁ!!」
『おおっと! 逃げるのはいいが、そのコンテナは置いてってもらおうか?』
561: 2008/07/26(土) 23:59:23.77
KMF兵A「な、なんだ貴様は!?」
???『イカスだろう? 結構気に入ってるんだわ』
KMF兵A「く、おおおっ!」
ババババッ!
???『お~いおい、いきなり撃つこたぁないだろう?』
KMF兵A「かわした!? な、なんて腕だ!」
???『ヌフフフフ! もっと褒めてちょうだいよ!』
KMF兵A「な、何者だ!」
???『俺かい?』
ルパン『俺の名は、ルパ~ン三世』
KMF兵A「ルパンだと!?」
ルパン『そんでもって、これがルパンスペシャル3号、いや、三世ちゃんね』
???『イカスだろう? 結構気に入ってるんだわ』
KMF兵A「く、おおおっ!」
ババババッ!
???『お~いおい、いきなり撃つこたぁないだろう?』
KMF兵A「かわした!? な、なんて腕だ!」
???『ヌフフフフ! もっと褒めてちょうだいよ!』
KMF兵A「な、何者だ!」
???『俺かい?』
ルパン『俺の名は、ルパ~ン三世』
KMF兵A「ルパンだと!?」
ルパン『そんでもって、これがルパンスペシャル3号、いや、三世ちゃんね』
564: 2008/07/27(日) 00:05:54.47
KMF兵A「貴様、ブリタニアの我らにこんな真似をしてただですむと思っているのか!?」
ルパン『お~いおい、知らねえのかい?』
ルパン『俺ぁただの泥棒さ』
ルパン『泥棒には、国なんて関係ねえのよ』
KMF兵A「く、くそおおおおっ! 接近戦ならああっ!」
ガンッ!
KMF兵A「っ! やった!?」
ガシッ!
KMF兵A「な、なんだ!? おい、離せ!」
ルパン『お~いおい、知らねえのかい?』
ルパン『俺ぁただの泥棒さ』
ルパン『泥棒には、国なんて関係ねえのよ』
KMF兵A「く、くそおおおおっ! 接近戦ならああっ!」
ガンッ!
KMF兵A「っ! やった!?」
ガシッ!
KMF兵A「な、なんだ!? おい、離せ!」
567: 2008/07/27(日) 00:11:14.86
KMF兵A『離せええっ!』
ルパン「ニシシシ! や~なこった」カチャカチャッ
ルパン「……やぁ~っぱりこの距離なら電波妨害は利かねえみてえだな。
まぁ、念のため周波数を変えといたんだけどよ」
KMF兵A『離せええっ!』
ルパン「まぁ、ルパンスペシャルさんご、いや、
三世ちゃんと一緒に海水浴でもしててちょうだいな」カチャカチャ
KMFL・SⅢ「!」
ウィィィィィン!
KMF兵A『おおおっ!?』
ルパン「じゃあな~」
……ドボーンッ!
ルパン「ニシシシ! や~なこった」カチャカチャッ
ルパン「……やぁ~っぱりこの距離なら電波妨害は利かねえみてえだな。
まぁ、念のため周波数を変えといたんだけどよ」
KMF兵A『離せええっ!』
ルパン「まぁ、ルパンスペシャルさんご、いや、
三世ちゃんと一緒に海水浴でもしててちょうだいな」カチャカチャ
KMFL・SⅢ「!」
ウィィィィィン!
KMF兵A『おおおっ!?』
ルパン「じゃあな~」
……ドボーンッ!
569: 2008/07/27(日) 00:19:56.93
C.C.「……どうやら静かになったみたいだな」
C.C.「やれやれ、もっと丁重に扱って貰いたいものだ」
ゴンッ! ゴンッ!
C.C.「……今度は何だ? まぁ、大したことではないだr」
ゴオンッ!…ピシッ!
C.C.「コンテナにヒビ?」
ゴオンッ!…ピシピシッ!
C.C.「ヒビが大きく……」
C.C.「船が沈んで、水圧でコンテナが圧迫されているのか?」
ゴオンンンッ!
ルパン「……その発想は、普通じゃ出てこねえと思うぜ?」
C.C.「……る……る……」
C.C.「ルパンっ!!」
ルパン「よ~うC.C.、迎えに来たぜ」
C.C.「やれやれ、もっと丁重に扱って貰いたいものだ」
ゴンッ! ゴンッ!
C.C.「……今度は何だ? まぁ、大したことではないだr」
ゴオンッ!…ピシッ!
C.C.「コンテナにヒビ?」
ゴオンッ!…ピシピシッ!
C.C.「ヒビが大きく……」
C.C.「船が沈んで、水圧でコンテナが圧迫されているのか?」
ゴオンンンッ!
ルパン「……その発想は、普通じゃ出てこねえと思うぜ?」
C.C.「……る……る……」
C.C.「ルパンっ!!」
ルパン「よ~うC.C.、迎えに来たぜ」
576: 2008/07/27(日) 00:40:40.53
ルパン「はい、よっこらせ、っと」
ぐいっ!
C.C.「掛け声をかけるなんて、まるで私が重いみたいじゃないか」
ルパン「おっとと、こりゃ心遣いが足りませんで」
C.C.「……ふん」
C.C.「ルパン、何故来た?」
ルパン「なんでって、そりゃおめぇ……」
C.C.「来てくれと頼んだ覚えは無い」
ルパン「お、おいおい! いっくらなんでもそりゃないんじゃないの!?」
C.C.「……」
ルパン「……はぁ~っ」
ルパン「……」
ルパン「お前の望みを叶えに来た、って言ったらどうする?」
C.C.「……何っ?」
ぐいっ!
C.C.「掛け声をかけるなんて、まるで私が重いみたいじゃないか」
ルパン「おっとと、こりゃ心遣いが足りませんで」
C.C.「……ふん」
C.C.「ルパン、何故来た?」
ルパン「なんでって、そりゃおめぇ……」
C.C.「来てくれと頼んだ覚えは無い」
ルパン「お、おいおい! いっくらなんでもそりゃないんじゃないの!?」
C.C.「……」
ルパン「……はぁ~っ」
ルパン「……」
ルパン「お前の望みを叶えに来た、って言ったらどうする?」
C.C.「……何っ?」
579: 2008/07/27(日) 00:45:29.94
C.C.「でたらめなことを言うな」
ルパン「そ~れがそうでもないんだな、これが」
C.C.「ふん! どうせ嘘に決まって……」
ルパン「俺ぁ嘘はつかねえよ」
キラーン!
C.C.「なんだ、その銃は? そんな小さな銃で私の願いが叶えられるとでも?
ふふ、あはははっ!」
ルパン「……確かに見た目はチンケだがよ、
この銃に詰まってる弾は魔法の弾だ」
C.C.「魔法だと?」
ルパン「そうそう」
ルパン「……このルパン三世の最高傑作さ」
ルパン「そ~れがそうでもないんだな、これが」
C.C.「ふん! どうせ嘘に決まって……」
ルパン「俺ぁ嘘はつかねえよ」
キラーン!
C.C.「なんだ、その銃は? そんな小さな銃で私の願いが叶えられるとでも?
ふふ、あはははっ!」
ルパン「……確かに見た目はチンケだがよ、
この銃に詰まってる弾は魔法の弾だ」
C.C.「魔法だと?」
ルパン「そうそう」
ルパン「……このルパン三世の最高傑作さ」
585: 2008/07/27(日) 00:49:54.26
ルパン「だがよ、この弾はある一定の人間にしか効果がねえんだ」
C.C.「……ほう」
ルパン「笑っちまうだろう?」
C.C.「……」
ルパン「信じるか信じないかは勝手だけどもな」
C.C.「……いいだろう」
C.C.「信じてみようじゃないか」
ルパン「おほ、信じてくれちゃうのね!」
C.C.「……さあ、その銃で私を撃ってみろ」
ルパン「ヌフフフフ!」
ルパン「やぁ~なこった!」
C.C.「……ほう」
ルパン「笑っちまうだろう?」
C.C.「……」
ルパン「信じるか信じないかは勝手だけどもな」
C.C.「……いいだろう」
C.C.「信じてみようじゃないか」
ルパン「おほ、信じてくれちゃうのね!」
C.C.「……さあ、その銃で私を撃ってみろ」
ルパン「ヌフフフフ!」
ルパン「やぁ~なこった!」
588: 2008/07/27(日) 00:56:07.92
C.C.「何故だ? お前は私の望みを叶えに来たんじゃないのか?」
ルパン「なはは、俺ぁそう言ったらどうするって聞いただけだぜ?」
C.C.「お前は私をからかっているのか?」
ルパン「いんやぁ、俺ぁいつでも真面目さ」
C.C.「ならその銃で私を撃て!」
ルパン「だ~から嫌だって言ってるだろ」
C.C.「頼む!」
ルパン「俺ぁお前を盗みにきたんだぜ?
それを傷つけるなんてもったいなくて出来ねぇよ」
C.C.「……もう、氏にたいんだ……!」
ルパン「……」
ルパン「そんな事言っちゃうようなら、こんな銃ポーイ!」
ぽいっ……カシャン!
C.C.「なっ!?」
ルパン「なはは、俺ぁそう言ったらどうするって聞いただけだぜ?」
C.C.「お前は私をからかっているのか?」
ルパン「いんやぁ、俺ぁいつでも真面目さ」
C.C.「ならその銃で私を撃て!」
ルパン「だ~から嫌だって言ってるだろ」
C.C.「頼む!」
ルパン「俺ぁお前を盗みにきたんだぜ?
それを傷つけるなんてもったいなくて出来ねぇよ」
C.C.「……もう、氏にたいんだ……!」
ルパン「……」
ルパン「そんな事言っちゃうようなら、こんな銃ポーイ!」
ぽいっ……カシャン!
C.C.「なっ!?」
592: 2008/07/27(日) 01:01:11.57
C.C.「何をするっ!?」
ルパン「おっと、ポイ捨てはマナー違反だったかな?」
C.C.「じゅ、銃! あの銃があれば私は……!」
ぐいっ!
C.C.「離せ!」
ルパン「い~や、離さねえぜ」
???「いや、離れてもらおう!」
C.C.「!?」
ルパン「……あ~らら、もう起きちゃってたの?」
ヴィレッタ「詰めが甘かったようだな、ルパン」
ルパン「……」
ルパン「おっと、ポイ捨てはマナー違反だったかな?」
C.C.「じゅ、銃! あの銃があれば私は……!」
ぐいっ!
C.C.「離せ!」
ルパン「い~や、離さねえぜ」
???「いや、離れてもらおう!」
C.C.「!?」
ルパン「……あ~らら、もう起きちゃってたの?」
ヴィレッタ「詰めが甘かったようだな、ルパン」
ルパン「……」
595: 2008/07/27(日) 01:07:29.65
ヴィレッタ「……くっ!」ふらっ…
ルパン「眠いんだったらさ、もうベッドで横になっちゃえば?
なんならお供するからさ~あ」
ヴィレッタ「……ふん、こ、この程度で……!」
C.C.「その銃で私を撃ってくれ! 頼む!」
ルパン「やめろ! 撃つな!」
ヴィレッタ「ふふ、魔法の弾、か……!」
C.C.「私を撃て!」
ルパン「やめろおっ!」
ヴィレッタ「機密が……敵の手に渡るくらいならば!」
ドォーンッ……!
ヴィレッタ「ふふ……私の勝ちだな……ルパ……ン……」
…ドサッ!
ルパン「眠いんだったらさ、もうベッドで横になっちゃえば?
なんならお供するからさ~あ」
ヴィレッタ「……ふん、こ、この程度で……!」
C.C.「その銃で私を撃ってくれ! 頼む!」
ルパン「やめろ! 撃つな!」
ヴィレッタ「ふふ、魔法の弾、か……!」
C.C.「私を撃て!」
ルパン「やめろおっ!」
ヴィレッタ「機密が……敵の手に渡るくらいならば!」
ドォーンッ……!
ヴィレッタ「ふふ……私の勝ちだな……ルパ……ン……」
…ドサッ!
600: 2008/07/27(日) 01:15:03.24
ルパン「おい、しっかりしろC.C.!」
C.C.「……ふふっ、そんなに大きな声を出すな」
ルパン「バッカヤロ~……! これから俺たちが
お前さんが見たことのない世界を見せてやろうと思ってたのに!」
C.C.「……はは、それは……魅力的な提案だな……」
ルパン「だろ!? なっ!?」
C.C.「……氏ぬ前に、その世界を味わってみたかったな……」
ルパン「何言ってんだ!」
C.C.「……ふふっ、さすが魔法の弾だ……こんな感覚は初めてだよ」
ルパン「おい、おいしっかりしろ!」
C.C.「……これが、氏か……」
ルパン「目ぇ開けろ! おい!」
C.C.「……ふふっ、そんなに大きな声を出すな」
ルパン「バッカヤロ~……! これから俺たちが
お前さんが見たことのない世界を見せてやろうと思ってたのに!」
C.C.「……はは、それは……魅力的な提案だな……」
ルパン「だろ!? なっ!?」
C.C.「……氏ぬ前に、その世界を味わってみたかったな……」
ルパン「何言ってんだ!」
C.C.「……ふふっ、さすが魔法の弾だ……こんな感覚は初めてだよ」
ルパン「おい、おいしっかりしろ!」
C.C.「……これが、氏か……」
ルパン「目ぇ開けろ! おい!」
603: 2008/07/27(日) 01:21:00.06
C.C.「……氏ぬ前に、お前たちに会えて良かったよ」
ルパン「おい、おい!」
C.C.「……この感情も……久々だ」
C.C.「まさか……私が、また“氏ぬのが嫌”だと思う日が来る……と……は」
ルパン「おい、C.C.!」
C.C.「……ありがとう……ルパン。お前に、会え……よか……」
ルパン「お、おい、C.C.?」
C.C.「……」
ルパン「返事をしろって、おい!」
ルパン「C.C.!? C.C.ーっ!」
ルパン「おい、おい!」
C.C.「……この感情も……久々だ」
C.C.「まさか……私が、また“氏ぬのが嫌”だと思う日が来る……と……は」
ルパン「おい、C.C.!」
C.C.「……ありがとう……ルパン。お前に、会え……よか……」
ルパン「お、おい、C.C.?」
C.C.「……」
ルパン「返事をしろって、おい!」
ルパン「C.C.!? C.C.ーっ!」
608: 2008/07/27(日) 01:24:38.45
ジェレミア「……む」
ジェレミア「ここは……」
ジェレミア「っ!? そうだ、ルパンはどうなった!?」
ヴィレッタ「お目覚めになられましたか」
ジェレミア「ヴィレッタか、ルパンはどうした!?」
ヴィレッタ「残念ながら……」
ジェレミア「くそっ! またしてもあの男!」
ヴィレッタ「いえ、ジェレミア卿。今回は我々の勝ちです」
ジェレミア「なんだと?」
ヴィレッタ「奴は、奴自身に負けたのです」
ジェレミア「どういうことだ?」
ヴィレッタ「……奴自身の、魔法の弾に」
ジェレミア「ここは……」
ジェレミア「っ!? そうだ、ルパンはどうなった!?」
ヴィレッタ「お目覚めになられましたか」
ジェレミア「ヴィレッタか、ルパンはどうした!?」
ヴィレッタ「残念ながら……」
ジェレミア「くそっ! またしてもあの男!」
ヴィレッタ「いえ、ジェレミア卿。今回は我々の勝ちです」
ジェレミア「なんだと?」
ヴィレッタ「奴は、奴自身に負けたのです」
ジェレミア「どういうことだ?」
ヴィレッタ「……奴自身の、魔法の弾に」
609: 2008/07/27(日) 01:28:45.68
荒野っぽい所
ブロロロロ…
ルパン「~♪~♪」
銭形「……おいルパン、聞いとるのか?」
ルパン「~♪~♪」
銭形「次はどこへ行くつもりだ?」
ルパン「……そうだなぁ、中華料理とか食いたくねぇか?」
銭形「おおっ! ワシは中華も好きだぞ!」
ルパン「んじゃあ、次は中華連邦でいいか?」
銭形「おうともよ!」
ルパン「……それでどうだい、C.C.?」
C.C.「そうだな、中華料理は久々だ」
ブロロロロ…
ルパン「~♪~♪」
銭形「……おいルパン、聞いとるのか?」
ルパン「~♪~♪」
銭形「次はどこへ行くつもりだ?」
ルパン「……そうだなぁ、中華料理とか食いたくねぇか?」
銭形「おおっ! ワシは中華も好きだぞ!」
ルパン「んじゃあ、次は中華連邦でいいか?」
銭形「おうともよ!」
ルパン「……それでどうだい、C.C.?」
C.C.「そうだな、中華料理は久々だ」
616: 2008/07/27(日) 01:34:50.94
ルパン「あら、なぁ~んか機嫌が悪いんでないの?」
C.C.「……ふん、あの時の事を思い出してしまっただけだ」
ルパン「おいおい、まぁ~だ根にもってんのかよ?」
銭形「おいルパン! 前見て運転しろ!」
ルパン「わりぃなとっつぁん、運転変わってくれ」
銭形「おわっとぉ!?」
ルパン「だ~から、嘘は言ってなかっただろ?」
C.C.「お前は泥棒より詐欺師の方が向いてるんじゃないか?」
ルパン「ヌフフフフ!」
C.C.「……魔法の弾か。私としたことが完全に騙されたよ」
ルパン「ニシシ、魔女が魔法でやられてちゃ世話ないな?」
C.C.「うるさい」
C.C.「……ふん、あの時の事を思い出してしまっただけだ」
ルパン「おいおい、まぁ~だ根にもってんのかよ?」
銭形「おいルパン! 前見て運転しろ!」
ルパン「わりぃなとっつぁん、運転変わってくれ」
銭形「おわっとぉ!?」
ルパン「だ~から、嘘は言ってなかっただろ?」
C.C.「お前は泥棒より詐欺師の方が向いてるんじゃないか?」
ルパン「ヌフフフフ!」
C.C.「……魔法の弾か。私としたことが完全に騙されたよ」
ルパン「ニシシ、魔女が魔法でやられてちゃ世話ないな?」
C.C.「うるさい」
617: 2008/07/27(日) 01:39:47.94
C.C.「あの時の私は冷静さを欠いていただけだ」
ルパン「案外騙されやすいんじゃあないのかい?」
C.C.「……よく考えてみれば、あの短期間で私を殺せる銃弾が作れるはずがなかった」
ルパン「ああ、さすがの俺様でもそりゃあ無理だわ」
C.C.「ただの麻酔弾だというのに……くそっ!」
ルパン「ヌフフフフ!」
C.C.「ええい! 笑うな!」
ルパン「まぁまぁ、そんなに怒るなって」
ルパン「中華連邦なら、不老不氏に関しての資料があるかも知れないぜぇ?」
C.C.「……ふん!」
ルパン「案外騙されやすいんじゃあないのかい?」
C.C.「……よく考えてみれば、あの短期間で私を殺せる銃弾が作れるはずがなかった」
ルパン「ああ、さすがの俺様でもそりゃあ無理だわ」
C.C.「ただの麻酔弾だというのに……くそっ!」
ルパン「ヌフフフフ!」
C.C.「ええい! 笑うな!」
ルパン「まぁまぁ、そんなに怒るなって」
ルパン「中華連邦なら、不老不氏に関しての資料があるかも知れないぜぇ?」
C.C.「……ふん!」
621: 2008/07/27(日) 01:49:20.62
C.C.「……しかし、お前は何故私のためにここまでする?」
ブリタニアからも追われることになって……」
ルパン「追われることなんてとっくに慣れてらぁ、なぁとっつぁん?」
銭形「ワシはまだ諦めたわけじゃあないからな!」
ルパン「……とっつぁんの執念には、さすがに参るぜ」
C.C.「教えてくれ」
ルパン「……も~う忘れちまったのかい? 前にも言っただろ」
C.C.「?」
ルパン「“C.C.の願い位叶えてやるぜ”……ってよ!」
C.C.「……ふふっ、ふっ、あはははは!」
ルパン「……よ~やく機嫌が直ったみてぇだな」
C.C.「全く、ルパン。お前という男は……」
C.C.「本当に……」
C.C.「本当に……面白い男だな」
ルパン「……なんだ」
ルパン「今頃気付いたのかい?」
ブリタニアからも追われることになって……」
ルパン「追われることなんてとっくに慣れてらぁ、なぁとっつぁん?」
銭形「ワシはまだ諦めたわけじゃあないからな!」
ルパン「……とっつぁんの執念には、さすがに参るぜ」
C.C.「教えてくれ」
ルパン「……も~う忘れちまったのかい? 前にも言っただろ」
C.C.「?」
ルパン「“C.C.の願い位叶えてやるぜ”……ってよ!」
C.C.「……ふふっ、ふっ、あはははは!」
ルパン「……よ~やく機嫌が直ったみてぇだな」
C.C.「全く、ルパン。お前という男は……」
C.C.「本当に……」
C.C.「本当に……面白い男だな」
ルパン「……なんだ」
ルパン「今頃気付いたのかい?」
626: 2008/07/27(日) 01:56:24.25
(EDっぽい音楽)
次元「――――」
C.C.「――」
次元「……――」
・ ・ ・
五ェ門「――」
C.C.「――――。――」
五ェ門「……――」
・ ・ ・
不二子「――――!――!」
C.C.「――!――!」
不二子「……――!」
・ ・ ・
銭形「――――!」
ルパン「――!」
C.C.「――」
ルパン「……――?」
C.C.「――」
ルパン「――!」
C.C.「――!」
次元「――――」
C.C.「――」
次元「……――」
・ ・ ・
五ェ門「――」
C.C.「――――。――」
五ェ門「……――」
・ ・ ・
不二子「――――!――!」
C.C.「――!――!」
不二子「……――!」
・ ・ ・
銭形「――――!」
ルパン「――!」
C.C.「――」
ルパン「……――?」
C.C.「――」
ルパン「――!」
C.C.「――!」
631: 2008/07/27(日) 02:00:39.11
キャスト
ルパン三世
次元
五ェ門
不二子
銭形
C.C.
オレンジ
ヴィレッタ
扇
玉城
他
スペシャルサンクス
このスレに書き込んだ全員
スレタイ協力
ギアススレにいた誰か
企画
>>1
(ここで少しだけ歳をとったC.C.の笑顔)
~Fin~
ルパン三世
次元
五ェ門
不二子
銭形
C.C.
オレンジ
ヴィレッタ
扇
玉城
他
スペシャルサンクス
このスレに書き込んだ全員
スレタイ協力
ギアススレにいた誰か
企画
>>1
(ここで少しだけ歳をとったC.C.の笑顔)
~Fin~
633: 2008/07/27(日) 02:02:09.69
こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
長いのは疲れるね、全く
長いのは疲れるね、全く
637: 2008/07/27(日) 02:03:15.08
乙
ルル関係無かったなwwww
ルル関係無かったなwwww
638: 2008/07/27(日) 02:03:54.89
ルルは出なくて正解だw
乙!!!面白かった!
オレンジwwwww
乙!!!面白かった!
オレンジwwwww
673: 2008/07/27(日) 13:01:27.93
起きた
なんで残ってんの?
>>671はレスくれてたC.C.?
なんで残ってんの?
>>671はレスくれてたC.C.?
676: 2008/07/27(日) 13:09:40.65
>>675
面倒
面倒
678: 2008/07/27(日) 13:16:32.30
サックリ落としてくれ
引用元: ルルパン三世
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります