1: 2014/04/17(木) 01:44:30.70

prrrr

雪ノ下「はい、雪ノ下です」

結衣ヶ浜『あ、ゆきのん!ヤバイの!助けて!』

雪ノ下「落ち着いて由比ヶ浜さん。状況を説明して頂戴」

結衣ヶ浜『無理無理無理!ヤバイんだって!』

雪ノ下「だから何があったのか説明しなさいと言っているの」

結衣ヶ浜『説明って言ったって、ちょ!痛い!』

雪ノ下「! 由比ヶ浜さん!お願いだから落ち着いて!」

雪ノ下「大丈夫。私が何としてでも助けてあげるから、ね?」

結衣ヶ浜『うぅ……ご、ごめん』

雪ノ下「ゆっくりでいいの。ちゃんと聞くから」

結衣ヶ浜『あの、その……えっと。……!痛っヒッキー痛い!』

雪ノ下「あの男がそこにいるの!?何されてるの!?結衣ヶ浜さん!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397666670

2: 2014/04/17(木) 01:46:40.80
由比ヶ浜『はぁはぁ、大丈夫じゃないけど大丈夫だから、ちょっと、まってね……』

雪ノ下「警察は!?それともFBI!?SWAT!?」

由比ヶ浜『だめだめだめ!警察はだめ!そんな事したらあたし氏んじゃう!』

雪ノ下「くっ……。なんて事。私が後手にまわるなんてっ」

雪ノ下「とにかく、無事なのよね?私に出来る事は何でも言って頂戴」

由比ヶ浜『ありがとうゆきのん……。グスッ、ほんとパニックでわけわかんなくて……』

雪ノ下「えぇ、大丈夫よ。あなたには私がついているのだから」

由比ヶ浜『えっと、どこから言えば、あの、ヒッキーと一緒に居たんだけど』

由比ヶ浜『その……。! やめて!ホント、痛っヒッキーやめt』プツッ

ツーツーツーツー

雪ノ下「由比ヶ浜さん!由比ヶ浜さん!」

3: 2014/04/17(木) 01:49:15.82
prrr prrr

雪ノ下「出て!お願い、早く!出てよ!由比ヶ浜さん!」

ガチャ


『……おう』


雪ノ下「比企谷君?なんで由比ヶ浜さんの電話に……まさか!」

雪ノ下「この外道!そこまで堕ちるとは思わなかったわ!由比ヶ浜さんをどうしたのよ!」

比企谷『大きな声出さないでくれ、俺だって痛いんだよ』

雪ノ下「あなたの事なんて知らないわよ!由比ヶ浜さんを出して!」

比企谷『それはちょっと無理かな……。俺で我慢してくれ』

雪ノ下「私は由比ヶ浜さんと話がしたいの。早くしないとどうなっても知らないわよ?」

比企谷『俺だってそうしたいさ。でも由比ヶ浜が喋れる状態じゃないんでね』

雪ノ下「あなたがやったんでしょう!」

4: 2014/04/17(木) 01:50:35.86
比企谷『だから大きな声は止めてくれ。冷静に聞こえるだろうが激痛を耐えてるんだ』

雪ノ下「いい気味ね。そのまま氏ねばいいのに。むしろ私が止めを刺したいくらいよ」

比企谷『いいか雪ノ下。俺を助ければ由比ヶ浜も助かる』

比企谷『逆も然りだ。俺の事を晒し、頃すと言うのならば由比ヶ浜も道連れになる』

雪ノ下「人質を取ったつもりかしら、下らないわね」

雪ノ下「そんなものには屈しないわ。私は由比ヶ浜さんを助ける」

比企谷『流石だな。まぁいいさ由比ヶ浜を助ける事が俺を助ける事にもなるからな』

比企谷『で、ここからが本題だ。少しばかり知恵を借りたい』

雪ノ下「言ったでしょう私は『由比ヶ浜だろ?わかってるさ……ぐっ! はぁはぁ』

5: 2014/04/17(木) 01:52:20.95
雪ノ下「……平気なの?」

比企谷『ぐっ何だ、心配してくれるのか?』

雪ノ下「そんなんじゃないわよ」

比企谷『今なら恥ずかしい事も言える気がする』

雪ノ下「何かしら」

比企谷『愛してるぜ雪ノ下……ぐはっ、やめろ!由比ヶ浜あばれんな!』

雪ノ下「乱暴はやめて!…………わかったわ。助けてあげる。ただし相応の罰は覚悟する事ね」

比企谷『あぁ、分かってる頼むよ』

雪ノ下「まず、警察は駄目なのよね?救急もかしら」

比企谷『あぁ、救急は最悪の場合だな。大事にしたくはない。由比ヶ浜の為にもな』

6: 2014/04/17(木) 01:54:08.15
雪ノ下「由比ヶ浜さんは無事なのよね?」

比企谷『万全ではないが、命に関わるなんて事は無い信じてくれ』

雪ノ下「当たり前よ。彼女が無事でないなら助ける義理はないもの」

雪ノ下「それで、現状を仔細に説明しなさい」

比企谷『わかった。だがちゃんと最後まで聞いてくれお願いだ。切らないでくれよ』

雪ノ下「えぇ。だからさっさとなさい」

比企谷『まず、お互い裸だ』

雪ノ下「えぇ」

雪ノ下「……」

雪ノ下「は?」

比企谷『だから裸だ』

7: 2014/04/17(木) 01:56:05.92
雪ノ下「……失望したなんてものじゃないわ。このうじ虫」

比企谷『あぁ俺をなじるのは構わない。由比ヶ浜が限界っぽい。続けるぞ』

雪ノ下「もういい。あなたが何をしたのか想像はつくから」

雪ノ下「少しでも、信じた私が馬鹿、だったわ」

比企谷『だから最後まで聞けって!』

雪ノ下「黙りなさい。いいわ父にお願いして何とかしてあげる。由比ヶ浜さんの為にね」

雪ノ下「本当は警察に突き出してやりたい所だけど、彼女の今後の為に今は我慢してあげる」

比企谷『だぁ~!おい、由比ヶ浜やっぱお前から説明してくれ!』

雪ノ下「30、いえ15分で向かうから場所を言いなさい」

8: 2014/04/17(木) 01:58:38.23

『も、もしもし』


雪ノ下「! 由比ヶ浜さん!大丈夫!?すぐ行くから!場所を!」

由比ヶ浜『しんどいけど大丈夫だよ……。ありがとゆきのん。今私の家なんだけど』

雪ノ下「分かったわ。待っていて」

由比ヶ浜『わー!待って待って!出来るだけ来ないで欲しいんだけど』

雪ノ下「脅されているのね。あの糞虫どこまでっ!」

由比ヶ浜『脅されてはいないんだけど……』

雪ノ下「それはあなたの勘違いよ。そのままだと危険だわ気を確かに持って!」

由比ヶ浜『えっと?本当だけど……?ゆきのん大丈夫?』

雪ノ下「そんなここまで……。ごめんなさい、私が不甲斐ないばかりに……」

由比ヶ浜『あの、ゆきのん何か勘違いしてない……?』

雪ノ下「勘違いしてるのはあなたよ、そこに居る男は外道の屑よ」

由比ヶ浜『それは、流石に言いすぎだよ。ちょっと痛いけど優しくしてくれたし』

雪ノ下「う、ぐすっ……一生かけてもケアするから……、ぅぐ、グズッ」

9: 2014/04/17(木) 02:00:52.49
由比ヶ浜『ヒッキー、ゆきのん何か泣き出しちゃったんだけど、どうしよ?』

由比ヶ浜『えー?ヒッキーが言うって言ったのに!ちょ痛いから動かないでよ!』

由比ヶ浜『もう、あたしのが恥ずかしいのになぁ。……もしもし?』

雪ノ下「グシュッ、もっもしもし」

由比ヶ浜『一回しか言わないから!恥ずかしいからぁ!』

雪ノ下「えぇ、私達は何があっても……」




由比ヶ浜『XXしてたらヒッキーのおXXXXが抜けなくなっちゃったの!』

雪ノ下「……親友y」








雪ノ下「……」

雪ノ下「…………」





由比ヶ浜『もー!ヒッキーのせいであたし恥かいたじゃん!』

由比ヶ浜『もしもしゆきのん?おーい』

10: 2014/04/17(木) 02:02:57.09
雪ノ下「えぇ、聞こえたわ。いくつか聞きたい事があるのだけれど」

由比ヶ浜『何でも聞いて!結構つらいんだよコレ。ゆきのんだけが頼りなんだよ~!』

雪ノ下「ゴミクズ君に乱暴されたのではなかったの?」

由比ヶ浜『えぇ!?そんな訳ないじゃん!ヒッキーすごく優しいよ!』

雪ノ下「ストックホルム症候群等ではなく?」

由比ヶ浜『スト?ホル?ヒッキー分かる?……ふんふん。へぇそんなんあるんだ』

由比ヶ浜『違う違う。今日親が居ないからしようねって私から誘ったんだよ』

雪ノ下「そう、それは随分と楽しそうね」

由比ヶ浜『楽しいってか幸せってゆーか、えへへ、照れるよ~』

雪ノ下「……」

由比ヶ浜『イタッヒッキー胸叩かないでよ!え?そうだった!』

由比ヶ浜『で、XXXが抜けなくなっちゃってヒッキーもあたしも痛くて痛くて』

由比ヶ浜『救急車とか警察は呼べないし、ゆきのんならって』

雪ノ下「国家の機関より信用されているなんて恐悦至極ね」

由比ヶ浜『しごいてたのはあたしなんだけど……?』

雪ノ下「……」

11: 2014/04/17(木) 02:05:30.09
由比ヶ浜『あれ?もしもし電波悪い?』

雪ノ下「いえ、聞こえているわ、絶句と言う言葉を噛み締めていたの」

由比ヶ浜『何か凄いね!んでさ、解決方法を。あっこれって奉仕部依頼みたいだね!』

雪ノ下「……」

雪ノ下「奉仕部の理念覚えているかしら」

由比ヶ浜『えっと。自分で出来るように促がす?だっけ?』

雪ノ下「えぇそうよ。それじゃおやすみなさい」

由比ヶ浜『え!?ちょ、まtt』プチッ






雪ノ下「パンさん……」


パンさん「……」※八幡がとったやつ


雪ノ下「今日は別々で寝ましょう」


おわり

12: 2014/04/17(木) 02:08:33.18
初SSでしたが、こんなのですみません。
早々に展開が読めたやもしれませんが
読んで下さった方、ありがとうございます。

13: 2014/04/17(木) 02:09:19.65

15: 2014/04/17(木) 02:25:38.99
おつ
こんな感じで頭の悪い続きはよ

18: 2014/04/17(木) 07:17:18.69
何故シーンから書かないのか

引用元: 由比ヶ浜「ゆきのんヤバイの!助けて!」