幽霊「私は11歳の夏の日に………………………………………ねぇ、聞いてるの？」

男「聞いてるよ、要するに永遠の口oと同棲できるってことだろ？
合法的に」

幽霊「自縛霊であるこの身が恨めしい……！」

幽霊「そうだ！姿を消せば諦めて出ていくはず……！」

男「声だけで楽しむから問題ない」

幽霊「た、楽しむって何を！？」

男「そういや、幽霊ちゃんってなんで氏んだんだ？」
幽霊「えっ……？」

男「い、いや、言いたくないなら別に……(やっちまったよ俺)」

幽霊「あれはうだるような暑さの夏の日だったわ……」

男「あ、しゃべるんだ」

幽霊「デパートの子供広場で遊んでいた私はごーか…」

男「えっ？それってまさか強か…」

幽霊「ゴーカートで……」

男「もういい、ヲチが読めた」

幽霊「そういや、あんた私のことが怖くないの？幽霊なのよ？」

男「でも幼女じゃん」

幽霊「11歳はもう幼女って年じゃ……」

男「生きてようが氏んでようが小さな女の子ということにかわりはない」

幽霊「私はあんたが怖い」

男「そういや、幽霊ちゃんって生きてたら今何歳になるんだ？」

幽霊「え～っと……18歳だと思う」

男「よし、結婚しよう」

幽霊「！？」

男「リング見ようぜ」

幽霊「そ、それってあれよね？じじじ実はかそうげんじつってヲチのやつよね？
種がわかればここ怖くないんだからからからからから……！！」

男「じゃあ再生するよー」

～鑑賞中～


幽霊「ふ、ふん！しょしょ所詮生きてる人間がそ、想像で考えたものだからホンモノの幽霊であるこのわた………
ぎゃああああああああ！！」ｶﾞﾊﾞｯ


男「ん？どうしたの急に」

幽霊「な、ななな何でもないわよ！いいから続き見せなさいよ！」

男「う、うん」

幽霊「まったく……(抱きつけなかったorz)」

ネタはそれなりにあるけど文才がない


幽霊「あんたはどういうのが怖いのよ？」

男「えーと…後ろからいきなり「だーれだ？」って言いながら手で目隠しされたりしたら怖いかな」

幽霊「えっ？そんなのが怖いの？」

男「うん、めちゃくちゃ怖い」

幽霊「ふ、ふ～ん…そうなの～ふ～～ん///(今度やってみようかしら)」

男「お手やわらかに頼むよｗｗｗ(……幽霊ちゃんをからかうのは楽しいなぁ)」

幽霊「そういや、男って何の仕事してるの？っていうか何歳？」

男「かけだしの霊媒師、21歳」

幽霊「えっ！？それ本当なの！？」

男「ごめん嘘」

幽霊「な、なんだ嘘か……」

男「ほんとは22歳」

幽霊「そ、そっち！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

幽霊「まさか私を祓うために……」

男「そんなもったいないことできるわけない」

幽霊「……えっ？」

男「せっかく可愛い女の子と合法的に同棲できるのに消してしまうなんてもったいなさすぎる！！」

幽霊「な、何が同棲よ！あんたが勝手に居ついたんでしょうが！！あと、可愛い言うな！！////」

男「それにこれは個人的な趣味で仕事とは関係ない」

幽霊「しゅ、趣味……」

幽霊「じゃあ私をどうこうしようという気は……」

男「ん？ないよ？仕事的な意味では」

幽霊「それはつまり個人的にはあるってことね……」

男「ええ、そりゃあもう………ﾋﾋﾋ」

幽霊「だ、だれかー！！ここから！ここから出してええええええええ！！」

男「ｸｸｸ……(やっぱり幽霊ちゃんをいじるのは面白いなぁ」)

幽霊「突然だけど自縛霊じゃなくなった」

男「それは困る！！」

幽霊「な、なんでよ！？私は窮屈なこの家から出られて嬉しいんだけど！」

男「同棲できなくなる！！！」

幽霊「だからあれは同棲じゃないと……」

幽霊「だから今日限りでお別れ」

男「そ、そんな……」

幽霊「あんたも霊媒師のはしくれならわかるでしょ？これが一番正しい選択だって……」

男「そ、それはわかってるけど、けど……！！」

幽霊「私、いくわ」

男「ちょ、待っ───」

幽霊「さよなら───」

男「………」

数分後


幽霊「……」

男「あれ？帰ってきたの？せっかく自縛霊じゃなくなったのに」

幽霊「き、気が変わったのよ！それにここは私の家よ！！文句ある！？」

男「ないよ、あるわけない」

幽霊「ふ、ふん！わかれば良いのよ！なんだかお腹すいた気がするからさっさとお供え物の準備をなさい」
男「はいはい」

幽霊「ったく、これだから(ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ)……………ただいま」

男「おかえり」




おわり

なんか憑かれたからここで終わり

×憑かれた
○疲れた

お憑かれさまでした