180: 04/12/17 18:37:44 ID:???
…現在午後6時。何だかアスカの機嫌がよろしくない
今日は放課後に皆で甘味処に行ったんだっけ。こあがりでテーブル二つに男女別れて座って…僕の隣はカヲル君だったな。
で、僕は善哉食べて…アスカはデラックス抹茶白玉パフェ…だったかな?
お喋りしながら普通に食べ終わって、それぞれ会計済ませて…そうだ。
あの時アスカは僕に伝票を叩きつけて一睨みして出ていっちゃったんだ。
まあ奢らされるのはたまにあるんだけど、あの時のアスカはなぜか怒ってたな…皆も呆気にとられてたし。
それから帰ってきたらアスカは既に部屋に入っていて…さっき出てきたと思って声をかけようとしたらジ口リと睨まれて…なんかしたかな
ぁ僕…
う~ん、いくら考えて原因がわからない…このままギスギスした雰囲気で夕飯なんて嫌だし…しょうがない直接聞くか。
〈コンコン〉
「アスカ…起きてる?」
無言
「ちょっと聞きたい事があるんだけど」
無言
「…何で怒ってるの?」
無ご…
ガラッ!!
「!!…や、やあアス・・・」
「誰が怒ってるってぇ!? 何でアタシが怒らなくちゃなんないのよ!!」
戸が開いたと思ったらそこには怒りのアスカ。僕が声をかける間もなく捲し立てられた。
今日は放課後に皆で甘味処に行ったんだっけ。こあがりでテーブル二つに男女別れて座って…僕の隣はカヲル君だったな。
で、僕は善哉食べて…アスカはデラックス抹茶白玉パフェ…だったかな?
お喋りしながら普通に食べ終わって、それぞれ会計済ませて…そうだ。
あの時アスカは僕に伝票を叩きつけて一睨みして出ていっちゃったんだ。
まあ奢らされるのはたまにあるんだけど、あの時のアスカはなぜか怒ってたな…皆も呆気にとられてたし。
それから帰ってきたらアスカは既に部屋に入っていて…さっき出てきたと思って声をかけようとしたらジ口リと睨まれて…なんかしたかな
ぁ僕…
う~ん、いくら考えて原因がわからない…このままギスギスした雰囲気で夕飯なんて嫌だし…しょうがない直接聞くか。
〈コンコン〉
「アスカ…起きてる?」
無言
「ちょっと聞きたい事があるんだけど」
無言
「…何で怒ってるの?」
無ご…
ガラッ!!
「!!…や、やあアス・・・」
「誰が怒ってるってぇ!? 何でアタシが怒らなくちゃなんないのよ!!」
戸が開いたと思ったらそこには怒りのアスカ。僕が声をかける間もなく捲し立てられた。
181: 04/12/17 18:38:22 ID:???
「い、いや何でって、どう見たって不機嫌だし怒ってるじゃないか…」
「ふん!! そう見えるのはアンタに疚しい事があるからよ!」
…な、なんだっ(ry…いやいやそんな馬鹿な。流石に今日は怒らせるようなことはしてないぞ。
「…心当たりは無いんだけど?」
「!!…こ、この…!アタシが譲歩してやれば図に乗って…」
いつ譲歩してくれてたのだろう?
「だ、だって本当に思い当たる節は…」
「うふふふふ…まだ惚ける?……こォのバカシンジぃ~…」
「な、なんだよそれ!? だったら教えてよ! 何で怒ってるのさ!!」
「な、なんですってェーーッ!!? しらばっくれるのもいい加減にしなさいよ!!」
僕も少々熱くなってしまって強めに言い返してしまった。それはアスカの火に油を注いでしまったようで、ハッと気付いたときにはアスカ
に襟を締め上げれられていた。
「アンタねぇ!! ゆ、『ゆかり』ってダレよッ!?」
「ふん!! そう見えるのはアンタに疚しい事があるからよ!」
…な、なんだっ(ry…いやいやそんな馬鹿な。流石に今日は怒らせるようなことはしてないぞ。
「…心当たりは無いんだけど?」
「!!…こ、この…!アタシが譲歩してやれば図に乗って…」
いつ譲歩してくれてたのだろう?
「だ、だって本当に思い当たる節は…」
「うふふふふ…まだ惚ける?……こォのバカシンジぃ~…」
「な、なんだよそれ!? だったら教えてよ! 何で怒ってるのさ!!」
「な、なんですってェーーッ!!? しらばっくれるのもいい加減にしなさいよ!!」
僕も少々熱くなってしまって強めに言い返してしまった。それはアスカの火に油を注いでしまったようで、ハッと気付いたときにはアスカ
に襟を締め上げれられていた。
「アンタねぇ!! ゆ、『ゆかり』ってダレよッ!?」
182: 04/12/17 18:41:11 ID:???
…へ? ゆかり…?……誰?
「し、知らナ…グェ」
「知らないわけ無いでしょ!? アタシはちゃ~んとこの耳で聞いたんだから!!」
「さっきの店で! メガネに聞かれた時! アンタ由香里(仮)って奴が好きだって! 言ってたじゃない!!」
(さっきの店殺気のみ…)
襟を絞められ振られ酸素の供給が乏しい…薄れかかる意識の中に光明の如き閃き。それはいつかの光景――……
――「ワシはあんま甘いモンは好かんのや…」
――「ふふお汁粉はイイね…じ(ry
――「あれシンジ、お前それ入れるのか? え~と…なんだっけそれ」
――「ん?ああうん。僕好きなんだ、ユカリ。甘さも引き立つし…」
うん、そうだ。言ってた。僕言ってたんだね。ユカリが好きって。でも――…
…意識はそこで途絶えた……
・
・
・
「あははははッ!!! いやぁ~笑わせてくれるわねぇ~ アスカってば!」
「うぅ~~~……」
「笑い事じゃないですミサトさん…」
痕の付いた首を擦りながらチラリと目をやる。
馬鹿笑いを続ける家主とその笑いに晒されて真っ赤になって唸っている同居人に、思わず溜息が口をついた。
…『由香里って奴が好き』…か。…人の事鈍感だっていうけど…アスカだって…
「し、知らナ…グェ」
「知らないわけ無いでしょ!? アタシはちゃ~んとこの耳で聞いたんだから!!」
「さっきの店で! メガネに聞かれた時! アンタ由香里(仮)って奴が好きだって! 言ってたじゃない!!」
(さっきの店殺気のみ…)
襟を絞められ振られ酸素の供給が乏しい…薄れかかる意識の中に光明の如き閃き。それはいつかの光景――……
――「ワシはあんま甘いモンは好かんのや…」
――「ふふお汁粉はイイね…じ(ry
――「あれシンジ、お前それ入れるのか? え~と…なんだっけそれ」
――「ん?ああうん。僕好きなんだ、ユカリ。甘さも引き立つし…」
うん、そうだ。言ってた。僕言ってたんだね。ユカリが好きって。でも――…
…意識はそこで途絶えた……
・
・
・
「あははははッ!!! いやぁ~笑わせてくれるわねぇ~ アスカってば!」
「うぅ~~~……」
「笑い事じゃないですミサトさん…」
痕の付いた首を擦りながらチラリと目をやる。
馬鹿笑いを続ける家主とその笑いに晒されて真っ赤になって唸っている同居人に、思わず溜息が口をついた。
…『由香里って奴が好き』…か。…人の事鈍感だっていうけど…アスカだって…
183: 04/12/17 21:13:58 ID:???
グッッッジョブ!!!
(*^ー゚)b
(*^ー゚)b
186: 04/12/18 09:20:21 ID:???
>>180-182
ユカリって何?
ユカリって何?
187: 04/12/18 10:15:36 ID:???
>>186
菓子の一種。柚(ゆず)の香りをつけ、砂糖でくるんだあられ。
菓子の一種。柚(ゆず)の香りをつけ、砂糖でくるんだあられ。
188: 04/12/18 10:44:40 ID:???
紫蘇のふりかけのほうだと思ってた。
194: 04/12/18 12:48:59 ID:???
俺もユカリなんてものは知らなかった。
全国的なものなのか?
当然ぐぐっても情報見つけるのは困難だし。
人名のユカリとか、~~ゆかりの、、みたいなのが大量に引っかかって。
全国的なものなのか?
当然ぐぐっても情報見つけるのは困難だし。
人名のユカリとか、~~ゆかりの、、みたいなのが大量に引っかかって。
195: 04/12/18 12:52:56 ID:???
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