1: 2011/02/28(月) 01:02:57.31

大学に入って、先輩たちと一緒に音楽をやって。
それで楽しい、はずだった。

でも世の中どうやらそんなに甘くなかったみたいで、ひとつ悩みが消えればまた次の悩みがひょっこり顔を出してくる。
先輩が卒業したと思ったら大学受験があって、やっと受験が終わったと思ったら今度は将来に思い悩むことになる。

「私はこれからどうするのだろう?」

何度繰り返したかわからない自問だった。
メジャーデビュー?武道館?
そもそもこの先音楽を続けていけるのか?私には才能なんてあるのか?

―――私は、私の音は、必要とされているのだろうか?

ライブのたび、毀誉褒貶は色々と聞こえてくる。
特に批判の声は強く響いて、そのたびに落ち込んでしまう。

大学に入ってから色々な同年代のバンドを見る機会が増えて、大して年も変わらない人のデビューが決定などというのも何度見たかわからない。
素直に凄いと思う一方で、羨望や嫉妬の感情もそれに負けないくらいに抱えている。

「周りの人はみんな才能に溢れている」「私なんか必要とされてないんだ」
そんな鬱屈した気持ちに溺れてしまいそうになる。

2: 2011/02/28(月) 01:08:39.07

誰かから求められたい、評価されたい、認めてもらいたいという欲求に押しつぶされそうになる日々。
そんな心の歪みは音楽活動だけに留まらず、ついに日常生活にまで波及しだした。
大学の講義も上の空、練習も上手くいかない。先輩方に心配させて、迷惑をかけて、そんな自分自身が許せなくて、更に落ち込んでしまう。

完全に悪循環にはまってしまっている。
土曜、日曜と練習を休んで、気分転換になるかと散歩をしてみたりやけ食いしてみたりしたが気分は晴れない。
結局また先輩たちの心配事を増やしただけだ。

なんだか全てを投げ出して逃げてしまいたい。
そう思って、私は次の日の大学をさぼった。

だからと言って何をするわけでもなく、結局はひたすら一人暮らしの部屋で寝てるばかりだった。
でも眠りすらも救いとはなりえなくて、目が覚めるといやな汗と不快な頭痛、そして冬特有の乾燥から来る喉の違和感が待ち受けていた。
内容はよく覚えてはいないが、とにかく悪夢を見たようだ。

枕元に置いていた携帯で時刻を確認する。もう終電になろうかという時間だった。
そのとき、ちょうどタイミングよく着信音が鳴り響いた。さっきまで時刻が表示されていたディスプレイには「鈴木純」の文字が表示されている。
別の大学に進学して、段々と疎遠になってしまっていた高校時代の友人からの電話だ。
こんな時間に何の用だ、いっそ放っておこうかなどと思ったけれど、この奔放さについ懐かしみを覚え、気がつけば私はその電話を取っていた。

4: 2011/02/28(月) 01:13:30.06

梓「……もしもし」

純『もしもしあずさー?久しぶりー』

梓「はいはい、久しぶり。もう、こんな夜中に一体何事?」

純『んー……別に用ってほどの用もないんだけどさ、あの、一緒にそばでも食べない?』

梓「なにそれ。第一、今更もう電車ないし会えないよ」

純が住んでいるところから私の部屋までは大体電車で一時間ほどかかる。
到底今から来ることなどできるはずもない。

純『あー、それなら大丈夫、今梓の部屋の前にいるから』

梓「……はあ?」

呆気にとられていると、私の部屋のインターフォンが鳴った。
電話の向こうからも聞こえるということは、つまりそういうことなのだろう。
とはいえ、まだ信じられないような心地だ。まさか居留守を使うわけにもいかないだろう。
急いで玄関へと向かい、鍵を開け、チェーンを外す。

純「やっほー!ひっさしぶりー!」

そこにいたのは、昔と変わらない、突飛なことばかりするあの友人だった。
自分勝手で、ふざけてばっかりで、わがままで、空気読めなくて、でも、実は私のことをいつも思っていてくれた親友。
外はだいぶ寒かったようで耳も鼻も真っ赤だったが、それでもその笑顔に翳りはない。

5: 2011/02/28(月) 01:18:54.07

梓「本当に、久しぶりだね」

さっきまで寝ていたから、着ているのも部屋着だし、髪の毛もぼさぼさだ。
でも、そんなみっともない姿も彼女相手なら不思議と恥ずかしくなかった。

純の前では、私に纏わりつく虚栄心も剥がれ落ちてしまうのだろう。

純「元気ないぞー?」

梓「寝起きなの。見てわかるでしょ?純がいきなり来るんだもん」

純「へへへ、ごめんごめん」

梓「まあ、玄関で立ち話も何だから入りなよ。私は出かける準備しなきゃいけないし」

純「なんだ、乗り気じゃん」

梓「ここまで来た人間を追い返すわけにもいかないでしょ」

純「へいへい、じゃあお邪魔しまーす」

6: 2011/02/28(月) 01:24:30.54
― ― ― ― ― ― ― ― ― 

梓「ところで、なんでそばなの?」

一通りの身支度を済ませて外に出ると、夜の冷たい風が容赦なく吹き付ける。
私は凍えてしまいそうだったが、純は気にする様子もなく私の手を引いてこっちこっちとずんずん進んでいく。

このあたりは私の近所なのに、純が案内するというのはおかしな話である。
まあ、おかげさまでこの寒さの中右手だけは温かいのだけれど。

純「道すがら偶然見つけたから。あったかそうだったし」

梓「ふぅん……別に今さら純の顔を見ながらそばを食べてもねえ」

純「うわ、ひっどー!」

そう言いながら、純はけらけらと笑っている。

久々に純相手に軽口を叩くだけでなんとなく心が軽くなった気分になる。

そんなくだらない会話を楽しみながら、私たちは目的地へ辿り着いた。

純「ほら、ここ」

梓「へえ、こんな時間までやってるんだ」

そこは駅前にある小ぢんまりとした蕎麦屋だった。
私の通学路上のはずなのに、今まで意識したこともなかった。

私が「このあたりに蕎麦屋なんてあったっけ?」などと道中尋ねるくらいなのだからお察しといったところだ。

7: 2011/02/28(月) 01:29:27.47
二人揃って、冬の風にばたばたとたなびいている暖簾をくぐる。

先客はカウンター席でどんぶりに顔を突っ込むようにしてこっくりこっくりと船を漕ぐスーツ姿の男性一人で、私たちはテーブル席に案内された。

純「かけそばひとつお願いします」

純は私がメニューを選ぶ前にさっさと一人で注文してしまった。
こんなところは相変わらずで、つい苦笑してしまう。

梓「もう、私まだ決まってないのに……すみません、私はたぬきそばで」

― ― ― ― ― ― ― ― ― 

純の言うとおり、確かにそばというのはあたたかくていいものだ。
特にこの時期、寒い中歩いてきた後ならば尚更だった。

店内のラジオからは女性歌手がパーソナリティを務める深夜番組が流れている。
彼女の歌から受ける印象とは違い、ずいぶんと明るい語り口だった。

8: 2011/02/28(月) 01:33:43.60

純「ねえ梓……どうでもいいけど、とんがらし、そんなにかけちゃっていいの?」

梓「え?」

純に突っ込まれてはっと気がつく。
しかし時すでに遅しで、真っ赤な小さな山が天かすの上にできていた。

いつもだったら私が純にあれやこれやと突っ込みを入れるはずなのに、なにをやってるんだかと自嘲する。

純に会えて少しは気分が上向きになったかと思ったが、やっぱりどこか心が飛んで行ってしまっているようだ。

10: 2011/02/28(月) 01:42:29.78
純はそれ以上私の奇行に触れず、ひたすらに色々と話し続けてくれた。

寝坊してテストに遅刻して危うく留年するところだったという話。

電車で寝過してとんでもないところまで行ってしまったという話。

油の入れ物と洗剤を間違えてひどい目にあったという話。

そんな失敗談のネタがなくなってくると、くだらない駄洒落まで飛び出すようになった。

私はただ相槌をうつばかりであったが、それでも次第に頬が緩んでいった。
なんだか、すごく久しぶりに笑った気がした。

すると、純はそれまでの馬鹿話をやめ、突然ぽつんと呟くように私に言った。

純「あのさ、わかんない奴も、いるよ」

そして、純は目を細めてにかっと笑う。
その笑顔はとても優しくて、純ってこんな顔で笑うんだ、なんて思ってしまった。

それはたった一言だけど、でも私の抱える様々な感情の全てを優しく撫でるような言葉だった。

11: 2011/02/28(月) 01:49:30.94
私のことなんてわからない人はいくらでもいて、世の中すべてに認めてもらうなんてことは不可能で、それでもこの目の前の友人のようにわかってくれる人がいる。

それは極々当然のことなのかもしれない。
けれど、私は前者ばかりに目を向けて、どうして私は認められないのだろうと悩んだり、私には価値がないのだと落ち込んだりと一人相撲をとってしまっていた。

純の言葉があまりに不意打ち過ぎて、何も言えずにただ涙が溢れ出てくる。

涙を隠そうと、目の前のどんぶりを覗き込むようにしてそばを食べる。
それでも涙が止まることはなく、純はそんな私にそれ以上何も言わなかった。

12: 2011/02/28(月) 01:55:50.97
梓「……ありがとね」

それからしばらくして、私はやっとそれだけを絞り出すように呟いた。
涙は止まったが、声はまだなんだかおかしく響く。

純は「うん」とだけ返した。
いくらも言葉を重ねるより、この短いやり取りで十分なのだと思えた。

純「さーて、そろそろ出ますか!すみませーん、お勘定お願いします」

― ― ― ― ― ― ― ― ― 

外はやっぱり寒かったけれど、冷たく澄んだ空気の中ではとても星が綺麗に見えた。
こんなに綺麗な星に、俯いて歩いていたときには気付きもしなかった。

純「ねえ梓、もう電車ないし今日は泊めてよ」

梓「もう、うち狭いのに」

そう言いながらも、私は純の手を取り、帰り道を歩きだす。

今度は、星を見ながら帰ろう。



おしまい!

13: 2011/02/28(月) 01:57:25.53
昔書いたものを投下しました。非常に短い。

14: 2011/02/28(月) 02:00:58.80
いや、いい話だった

26: 2011/02/28(月) 05:17:49.03
短編集は無理ですが、純視点を投下します。

27: 2011/02/28(月) 05:22:10.00

純「ふうん、梓がねえ……」

憂「そうなの、お姉ちゃんたちも励ましてるみたいなんだけど」

純「なんかそれ、梓の場合却って落ち込みそうだなあ」

それは、久々に会った友人と喫茶店でする話としてはいささか不釣り合いなものだった。
私の高校の同級生、中野梓に最近元気がないというのだ。

それで、梓と一緒にバンドをやっている姉がいて、尚且つ梓と同じ大学の憂からその話が持ち込まれてきたというわけだ。

憂「そうみたいで、講義中も上の空だし……どうしていいのかわからなくて」

純「それで、私に相談に来た、ってわけか」

憂「うん……」

目の前の旧友の顔はどんどん曇っていく。
いつも笑顔の憂にこれだけ暗い顔をさせるだなんて、梓も罪な奴だ。

馬鹿だなあ、あいつは。
こんなに心配してくれる人がいるのにうじうじ悩んじゃってさ。

28: 2011/02/28(月) 05:26:22.98
純「うーん、どうしていいものかなあ。梓とは卒業してからしばらく会ってないから何とも……」

口では少しつれないことを言ってみるが、もちろん心配は心配だ。
いくら会う機会がなくったって、梓は大切な友達なのだから。

ただ、今現在では取るべき手段も見つからない。

何がそんなに梓の心を苦しめているのか。それもわからないのではうまいこと解決できないだろう。

くるくると目の前の紅茶をスプーンでかき回してみても、そこには何も映らない。
ふと、梓の心中も似たようなものなのかもしれないなと思った。

29: 2011/02/28(月) 05:30:39.20
― ― ― ― ―

その日の講義が全部終わり、バイトの時間まで一旦帰宅。
ベッドに寝っ転がって漫画を読んでいると、憂から電話がかかってきた。

講義のときに、梓の姿が見られなかった、と。

純「つまり、梓が大学を休んだってこと?」

憂『そうなの。電話をしても返事がないし……』

別にそれくらい大学生なら普通でしょ、と言いたいところだが、それがあの梓のことになると話は別だ。
私などは時々無断休講、という名のサボりをしてしまうのだが、梓はそれまで皆勤だったそうだ。

もしかすると、これは、結構深刻な話なのかもしれない。

純「部屋には行ってみた?」

憂『ううん。そっとしておいたほうがいいのかなって思って……』

確かにその通りだろう。
梓から助けを求めてきた時が、憂の活躍するタイミングだ。

部屋に乗り込むだなんて馬鹿なことをするのは、私の役目。

30: 2011/02/28(月) 05:34:54.69

もう、何故悩んでいるかなんて気にしない。

むしろ、梓の中で「何故悩んでいるのか」が整理されてないからこそ、憂にも軽音部の先輩たちにも頼り切れずに一人で悩んでいるのだろうから。

私みたいな馬鹿が一発かましてやれば、案外あいつもすっきりするかもしれない。

純「わかった。じゃあ、私が行ってみるよ」

憂『うん、お願い。
  私が行くんじゃなくて、純ちゃんが行ったほうがきっと梓ちゃんのためになるから』

今日のバイトが終わった後となると、かなり遅い時間帯になる。

まあ、構うものか。

寝てたら起こせばいい。

出てこないならドアの前で待ってればいい。

私にできることなんて、せいぜいそれくらいなものだ。

「上手いこと」問題を解決するなんて、最初から私に出来るはずもなかったのだから。

31: 2011/02/28(月) 05:39:58.93

― ― ― ― ―

バイトが終わると、急いで駅に向かって駆け出した。

もうほとんど電車も無くなってしまう。一本乗れないだけで大きく到着時間に差がつく。

別にどんな夜中でも遠慮などする気はない。
ただ、私が早く梓に会いたかった。

駆け込み乗車をも辞さない覚悟だったが、実際にはホームで数分待たされた。
全力疾走で荒くなった息を整えると、汗がひいてきて、今度は寒くなってきた。

純「早く電車が来てくれなきゃ、私が風邪ひいちゃうってば」

つい愚痴ってしまうくらいには、電車が来るまでの数分間は私にとって長く感じられた。

32: 2011/02/28(月) 05:44:31.62

― ― ― ― ―

純「寒っ……」

ただでさえ今日は寒くなると天気予報で言われていたが、夜になると一層身に染みる。その上風が強いときた日にはたまったものではない。

そうやって震えながら歩いていると、もうだいぶ暗くなった街並みに温かな光を見つけた。
駅前で営業している、小さな蕎麦屋だ。

純「ふうん、そば、ね」

案外、梓の部屋よりはこちらのほうが話しやすいかもしれない。

よし、部屋についたら無理やりにでも外に連れ出してみよう。

― ― ― ― ―

梓が住んでいるアパートは、駅前から少し離れたところにある。

いくら梓自身を叩き起すことに罪悪感がないとはいえ、他の居住者まで起こしてしまっては大変だ。
できるかぎり足音を立てないよう忍び足で階段を上っていく。

そして同時に梓へと電話をかける。
起きているか、起きていたとして、私からの電話に出るか。
心配がないといえば嘘になるけれど、結局それは杞憂で終わった。

電話の向こうから、「もしもし」と、不機嫌そうな、ちょっと掠れた懐かしい声が聞こえてくる。

まずは第一関門突破、というところか。

36: 2011/02/28(月) 05:49:40.03
― ― ― ― ―

第二関門である、外に連れて行くというのも成功した。
説得に手間取りそうだとか、いざとなったら無理やりにでもなんて考えていたのがばかばかしくなるくらい、梓はあっさりと蕎麦屋へ行くことに同意してくれた。

なんだかんだいって、本人もずっと部屋にいてかなり息が詰まっていたのかもしれない。

梓の手を引いて、さっきの蕎麦屋へと連れていく。
このあたりのことは私より詳しいはずの梓はそんな店には心当たりがないという。

こうして目の前まで連れてきても、やっぱりこの店は知らなかったと言っているのだから、周りの店が営業しているときには相当に地味な店なのだろう。

実際、私がこの店を見つけることが出来たのも極々偶然だ。

だからこそ、梓を連れて行こうと思えたのだけど。

明るい街の中では目立たなくても、こうやって暗くなったときに、優しげな光を放っている。
多分、ここはいい店だ。

純「さ、入るよ」

梓「うん」

純「すみません、二人なんですけど」

37: 2011/02/28(月) 05:54:08.73
― ― ― ― ―

そばを食べているときは、基本的に私がしゃべりっぱなしだった。
色々な失敗談を語ってみたり、くだらない駄洒落を言ってみたり。

特に意味のある話ではなかったけれど、それを話しているうちに、最初は硬かった梓の表情も崩れていった。

そして、最後には、私の言葉で涙を流した。

その言葉は、半ば独り言のようなものだったけれど、でも梓には届いたみたいだ。

彼女は、色々な人から大切に思われているのだと。

一人でふさぎこむことなんてないのだと。

そばを食べ終わり、梓が泣きやむのを待って、私たちは蕎麦屋を出た。

今日は、梓の部屋に泊めてもらっちゃおう。

それくらいのご褒美はもらってもいいよね、なんて。

38: 2011/02/28(月) 05:59:34.20
― ― ― ― ―

いざ実際泊めてもらうとなると、流石に一人暮らし用のベッドで二人というのは中々きつい。

純「狭いからもうちょっと詰めてよ」

梓「これ、私のベッドなんだけど」

純「なにおー!私はお客様だぞー!」

梓「勝手に押しかけてきた癖に」

いつものようにお互い軽口を言い合う。
これだけ言い返せるなら一安心といったところか。

なんだかんだ言いながら場所を空けてくれるあたり、素直じゃないのは高校時代から変わらない。

梓「ねえ、純」

純「なーに」

梓「改めて、ありがとね」

純「気にしないのっ」

39: 2011/02/28(月) 06:04:28.04
この調子だと、明日はもう大学にも出るだろうし、バンドの練習にも行くだろう。
それ以降は、憂や軽音部の先輩たちが何とかしてくれるはずだ。

たとえ、目の前の問題が解決しても、悩みなんて尽きるはずもない。
私が梓の抱えているものを全部解決してあげられるなんて思わない。

でも、梓自身がそれらのひとつひとつに向かい合うきっかけなら作ってあげられる。

梓のことを大切に思ってる人たちのほうへ、背中を押してあげることならできる。

きっと、私はそれでいいんだ。

どんな形でも梓の力になれたんだから、胸を張ろう。

頑張れよ、と心の中で梓に声をかけ、私は瞼を閉じた。




おしまい!

40: 2011/02/28(月) 06:05:21.53
以上です。支援等ありがとうございました。
もとになったのは、中島みゆきの「蕎麦屋」です。

41: 2011/02/28(月) 06:36:10.83

引用元: 梓「そばや」