1: 2015/11/01(日) 02:52:44.739
NASA「冗談ちゃうで、地球はもう終わりや」
男「・・・まじか」
男「電話はみんなが一斉に使ってるせいで繋がらないし、家族以外に連絡を取りたい人もいないしな」
男「あと2時間で地球もおしまいなのか、まったく実感がわかないな」
男「うーん、家にいても仕方ないし散歩するか」
男「うわぁ、なんか世紀末みたいになってるな」
男「コンビニ到着っと、やっぱ誰もいないか」
男「・・・まじか」
男「電話はみんなが一斉に使ってるせいで繋がらないし、家族以外に連絡を取りたい人もいないしな」
男「あと2時間で地球もおしまいなのか、まったく実感がわかないな」
男「うーん、家にいても仕方ないし散歩するか」
男「うわぁ、なんか世紀末みたいになってるな」
男「コンビニ到着っと、やっぱ誰もいないか」
3: 2015/11/01(日) 02:53:23.522
男「お茶だけもらっていこう」
女「泥棒は犯罪ですよ」
男「うわっ!?人がいたのか、驚かせないでくれ」
女「そんなことはどうでもいいのです、それよりもちゃんとお金を払ってください」
男「んなこと言ったってさ、あと1時間で無くなる世界になんで金を払わなきゃいけないのさ」
女「逆にあと1時間で無くなるならたかが130円程度店に置いてってもよくないでしょうか?」
男「・・・まぁそれもそうか」
女「泥棒は犯罪ですよ」
男「うわっ!?人がいたのか、驚かせないでくれ」
女「そんなことはどうでもいいのです、それよりもちゃんとお金を払ってください」
男「んなこと言ったってさ、あと1時間で無くなる世界になんで金を払わなきゃいけないのさ」
女「逆にあと1時間で無くなるならたかが130円程度店に置いてってもよくないでしょうか?」
男「・・・まぁそれもそうか」
4: 2015/11/01(日) 02:53:55.154
男「じゃあ俺は行くから、じゃーな」
女「ちょっとまってください」
男「こんどはなんだ?」
女「あなたはこの後なにかする事はありますか?
男「地球最後の日にコンビニでお茶買うような奴に用事があると思うか?」
女「それもそうですね」
女「なら少し私とお喋りしませんか?
女「ちょっとまってください」
男「こんどはなんだ?」
女「あなたはこの後なにかする事はありますか?
男「地球最後の日にコンビニでお茶買うような奴に用事があると思うか?」
女「それもそうですね」
女「なら少し私とお喋りしませんか?
6: 2015/11/01(日) 02:54:26.224
男「はぁ、別に構わないけどあんたはやりたい事とかないのか?」
女「地球最後の日にコンビニで説教するような人に用事があると思いで?」
男「そいつは失礼」
女「わかればよろしいです」
女「私は今高校生なんです、あなたは高校生には見えません」
男「俺は大学生だよ、俺もあんたが大学生には見えない」
女「でしょーね」
女「地球最後の日にコンビニで説教するような人に用事があると思いで?」
男「そいつは失礼」
女「わかればよろしいです」
女「私は今高校生なんです、あなたは高校生には見えません」
男「俺は大学生だよ、俺もあんたが大学生には見えない」
女「でしょーね」
7: 2015/11/01(日) 02:54:55.578
女「・・・あなたも何か話題を提供してください」
男「そんなこといわれてもな・・・」
女「ダメですね、そんなんだから地球最後の日をともに過ごす彼女もできないんです」
男「そういうあんただって彼氏や友達がいないからコンビニなんかに来たんだろ?」
女「否定はしません、でもあなたと違って私は彼氏や友達をあえて作らなかっただけです」
男「俺が友達すらいないみたいな言い方やめろよ」
女「え?いるんですか?」
男「いるよ、ガチボッチのあんたよりはリア充してるさ」
男「そんなこといわれてもな・・・」
女「ダメですね、そんなんだから地球最後の日をともに過ごす彼女もできないんです」
男「そういうあんただって彼氏や友達がいないからコンビニなんかに来たんだろ?」
女「否定はしません、でもあなたと違って私は彼氏や友達をあえて作らなかっただけです」
男「俺が友達すらいないみたいな言い方やめろよ」
女「え?いるんですか?」
男「いるよ、ガチボッチのあんたよりはリア充してるさ」
8: 2015/11/01(日) 02:55:57.897
女「ですから私はあえて作らなかったと言ってるじゃないですか」
女「ついていけなかったんです、理解できなかったんです」
女「よくわからない冗談でわらい、あの人がウザいだとかあの人がカッコいいだとか」
女「ただただバカらしくて私は彼女たちと距離をおきました」
女「そもそも私は人と話すのが苦手なのかもしれません」
男「俺と会話してるじゃないか」
女「ついていけなかったんです、理解できなかったんです」
女「よくわからない冗談でわらい、あの人がウザいだとかあの人がカッコいいだとか」
女「ただただバカらしくて私は彼女たちと距離をおきました」
女「そもそも私は人と話すのが苦手なのかもしれません」
男「俺と会話してるじゃないか」
9: 2015/11/01(日) 02:56:29.870
女「ええ、自分が一番驚いてます」
女「きっとあと数十分で終わるという事実が私を少し強くしたのかもしれません」
男「そいつは皮肉なもんだな」
女「まったくです」
男「太陽がまぶしいな」
女「もう夕方ですからね」
女「黄昏時に終わる世界・・・少しロマンチックだと思いませんか?」
男「そうか?夕方でも朝でも夜でも変わんないだろ」
女「あなたはつまらない人ですね、黄昏は朝や夜にくらべ少し特別なんです」
女「きっとあと数十分で終わるという事実が私を少し強くしたのかもしれません」
男「そいつは皮肉なもんだな」
女「まったくです」
男「太陽がまぶしいな」
女「もう夕方ですからね」
女「黄昏時に終わる世界・・・少しロマンチックだと思いませんか?」
男「そうか?夕方でも朝でも夜でも変わんないだろ」
女「あなたはつまらない人ですね、黄昏は朝や夜にくらべ少し特別なんです」
31: 2015/11/01(日) 03:05:39.412
男「特別?なんかあるのか?」
女「たいしたことではないです、ただこの時間帯は人の目がちゃんと機能しなくなるんです」
女「なぜだかわかりますか?」
男「まぶしいから、だろ?」
女「小学生みたいな回答ですね」
33: 2015/11/01(日) 03:10:06.550
男「冗談だ、たしかこの時間帯の太陽の光が人間の目と相性が悪いんだろ?」
女「まぁだいたい正解です」
女「ともかく黄昏は特別なんです、私は好きです」
男「俺も嫌いではないな」
女「・・・」
男「・・・」
女「まぁだいたい正解です」
女「ともかく黄昏は特別なんです、私は好きです」
男「俺も嫌いではないな」
女「・・・」
男「・・・」
37: 2015/11/01(日) 03:12:19.684
女「あと五分ですね」
男「そうだな」
女「やり残したことはありますか?」
男「あるよ」
男「童Oなんだよ」
女「しませんよ」
男「まだなんも言ってないだろ」
男「そうだな」
女「やり残したことはありますか?」
男「あるよ」
男「童Oなんだよ」
女「しませんよ」
男「まだなんも言ってないだろ」
39: 2015/11/01(日) 03:14:25.331
女「あなたみたいなキモオタの考えてることくらいわかります」
男「いいから聞けよ」
女「はぁ、まぁ言うくらいならどーぞ」
男「て、」
女「て?」
男「手をつなぎたい」
男「いいから聞けよ」
女「はぁ、まぁ言うくらいならどーぞ」
男「て、」
女「て?」
男「手をつなぎたい」
45: 2015/11/01(日) 03:18:00.ウンコ
女「気持ち悪いです」
男「うるせー冗談だよ」
女「・・・別に手ぐらいなら、いいですけど」
男「・・・いいのか?」
女「ふふっ、冗談じゃなかったんですか?」
男「うっ、からかうなよ」
女「ごめんなさい、じゃあ手、握っていいですか?」
50: 2015/11/01(日) 03:22:27.042
男「・・・に、握るぞ」
女「ど、どうぞ」
ぎゅ
男「人の手ってこんなあったかかったんだな」
女「私も同じことを思いました、あなたの手あったかいです」
男「あと2分、このままでいいか?」
女「特別サービスです、このままい握っててください」
女「ど、どうぞ」
ぎゅ
男「人の手ってこんなあったかかったんだな」
女「私も同じことを思いました、あなたの手あったかいです」
男「あと2分、このままでいいか?」
女「特別サービスです、このままい握っててください」
52: 2015/11/01(日) 03:27:31.730
女「私もやり残したこと、見つけました」
男「もう時間ないけど、ぜひ聞かせてくれよ」
女「嫌です」
男「即答だな」
女「その代わり実践します」
男「実践?」
女「はい、少し目をつむっててください」
男「お、おう」
女「もう少し早くあなたにあいたかったです」
==END==
男「もう時間ないけど、ぜひ聞かせてくれよ」
女「嫌です」
男「即答だな」
女「その代わり実践します」
男「実践?」
女「はい、少し目をつむっててください」
男「お、おう」
女「もう少し早くあなたにあいたかったです」
==END==
53: 2015/11/01(日) 03:27:52.430
ん?
54: 2015/11/01(日) 03:28:38.147
幸せなキスエンドですか
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