1: 2017/03/15(水) 16:45:04.222
【サターニャ宅】
サターニャ「またガヴリールにやられたぁぁぁぁ!!」
サターニャ「どうしてあいつはいつもいつも…」
ラフィエル「お困りのようですね、サターニャさん」
サターニャ「って、なんであんたがいるのよっ!?」
ラフィエル「サターニャさんがいるところならどこにだって…」ニコニコ
サターニャ「もういいわよ!一体何の用!?」
ラフィエル「ふふ、今日はお困りのサターニャさんに私からのアドバイスを送ろうと思いまして…」
サターニャ「アドバイス?どーせロクでも無いこと言いにきたんでしょ?」
ラフィエル「ガヴちゃんの事についてなんですが…」
サターニャ「…………ガヴリール?」ピクッ
ラフィエル「はい、ガヴちゃんの弱点、知りたくありませんか?」
サターニャ「またガヴリールにやられたぁぁぁぁ!!」
サターニャ「どうしてあいつはいつもいつも…」
ラフィエル「お困りのようですね、サターニャさん」
サターニャ「って、なんであんたがいるのよっ!?」
ラフィエル「サターニャさんがいるところならどこにだって…」ニコニコ
サターニャ「もういいわよ!一体何の用!?」
ラフィエル「ふふ、今日はお困りのサターニャさんに私からのアドバイスを送ろうと思いまして…」
サターニャ「アドバイス?どーせロクでも無いこと言いにきたんでしょ?」
ラフィエル「ガヴちゃんの事についてなんですが…」
サターニャ「…………ガヴリール?」ピクッ
ラフィエル「はい、ガヴちゃんの弱点、知りたくありませんか?」
3: 2017/03/15(水) 16:49:58.515
サターニャ「ふん、天使の言うことなんて信じるわけないでしょ?」
ラフィエル「ですがガヴちゃんとの付き合いが一番長いのは私です」
ラフィエル「聞いてみるだけでも損はないと思うのですが?」
サターニャ「うぅ、確かに……」ゴクリ
サターニャ「そこまで言うなら聞いてあげてもいいわよ!」
ラフィエル「ふふ、ではこれから色々試してみましょうか」ニコッ
サターニャ「そうね、まずは色々…………って」
サターニャ「それ結局弱点が見つかって無いってことじゃない!」
ラフィエル「はい、ですが私なりにガヴちゃんの性格を分析し、効果的な方法を厳選してきたつもりです」
サターニャ「な、なるほど!よくわかんないけどなんかすごそうね……」
サターニャ「ていうか勿体ぶってないで早く教えなさいよ!」
ラフィエル「ですがガヴちゃんとの付き合いが一番長いのは私です」
ラフィエル「聞いてみるだけでも損はないと思うのですが?」
サターニャ「うぅ、確かに……」ゴクリ
サターニャ「そこまで言うなら聞いてあげてもいいわよ!」
ラフィエル「ふふ、ではこれから色々試してみましょうか」ニコッ
サターニャ「そうね、まずは色々…………って」
サターニャ「それ結局弱点が見つかって無いってことじゃない!」
ラフィエル「はい、ですが私なりにガヴちゃんの性格を分析し、効果的な方法を厳選してきたつもりです」
サターニャ「な、なるほど!よくわかんないけどなんかすごそうね……」
サターニャ「ていうか勿体ぶってないで早く教えなさいよ!」
10: 2017/03/15(水) 16:56:35.978
…………
ラフィエル「名付けて、ガヴちゃんに甘えてみよう大作戦!」
サターニャ「は?なにそれ?」
ラフィエル「言葉通りの意味ですよ、弱気なサターニャさんを演じて、ガヴちゃんの母性本能をくすぐる作戦です!」
サターニャ「なんで私がガヴリールに下手にでなきゃいけないのよ!ていうかそれって負けてるじゃない!」
ラフィエル「本当にそうでしょうか?」
サターニャ「…どういう意味よ?」
ラフィエル「もしもこの作戦が成功してガヴちゃんがサターニャさんの事を守ってあげなきゃいけない存在だと認識するじゃないですか」
サターニャ「…………?そ、そうね…」
ラフィエル「そしたら可愛いサターニャさんの言うことならなんでも聞いてしまう世話焼き天使が誕生します!」
サターニャ「話が飛躍しすぎじゃないかしら…?」
ラフィエル「まぁ、サターニャさん好みの言い方をさせてもらうとガヴちゃんがサターニャさんの使い魔になるんです!」
サターニャ「使い魔…………」ピクッ
ラフィエル「ああ見えてガヴちゃんは妹思いの良い天使なんです、きっと人を思いやる心はあるはずですよ」ニコッ
サターニャ「なるほど…………」
ラフィエル「名付けて、ガヴちゃんに甘えてみよう大作戦!」
サターニャ「は?なにそれ?」
ラフィエル「言葉通りの意味ですよ、弱気なサターニャさんを演じて、ガヴちゃんの母性本能をくすぐる作戦です!」
サターニャ「なんで私がガヴリールに下手にでなきゃいけないのよ!ていうかそれって負けてるじゃない!」
ラフィエル「本当にそうでしょうか?」
サターニャ「…どういう意味よ?」
ラフィエル「もしもこの作戦が成功してガヴちゃんがサターニャさんの事を守ってあげなきゃいけない存在だと認識するじゃないですか」
サターニャ「…………?そ、そうね…」
ラフィエル「そしたら可愛いサターニャさんの言うことならなんでも聞いてしまう世話焼き天使が誕生します!」
サターニャ「話が飛躍しすぎじゃないかしら…?」
ラフィエル「まぁ、サターニャさん好みの言い方をさせてもらうとガヴちゃんがサターニャさんの使い魔になるんです!」
サターニャ「使い魔…………」ピクッ
ラフィエル「ああ見えてガヴちゃんは妹思いの良い天使なんです、きっと人を思いやる心はあるはずですよ」ニコッ
サターニャ「なるほど…………」
14: 2017/03/15(水) 16:59:01.742
サターニャ「いいわ………」
サターニャ「やってやろうじゃない!!」グッ
ラフィエル「ふふ、流石サターニャさんです!」
サターニャ「私がガヴリールに下手に出るのはかなり癪だけど、これも勝利のためなのよね!」
ラフィエル「はい、きっとサターニャさんなら上手くいきますよ!」
サターニャ「ふふふ、待ってなさいガヴリール!あんたに甘えまくって困らせてやるわ!!」
ラフィエル(やはりサターニャさんは期待を裏切りませんね)クスッ
サターニャ「やってやろうじゃない!!」グッ
ラフィエル「ふふ、流石サターニャさんです!」
サターニャ「私がガヴリールに下手に出るのはかなり癪だけど、これも勝利のためなのよね!」
ラフィエル「はい、きっとサターニャさんなら上手くいきますよ!」
サターニャ「ふふふ、待ってなさいガヴリール!あんたに甘えまくって困らせてやるわ!!」
ラフィエル(やはりサターニャさんは期待を裏切りませんね)クスッ
16: 2017/03/15(水) 17:03:39.167
【学校】……
ヴィーネ「もう、あんたまた宿題サボって……」
ガヴリール「めんどくせー、ヴィーネ宿題写させてー」
ヴィーネ「自分でやれ!」
サターニャ(とは言ってもどうしたものかしら…)
サターニャ(気弱に見せて母性本能…?をくすぐるとかなんとか言ってたけど正直よくわかんないのよね)
サターニャ(ていうか、ガヴリールのどこに甘えろっていうのよ!あいつ自身が甘えの寄せ集めみたいなもんじゃない!)
ガヴリール「なぁサターニャ、宿題やった?」
サターニャ「っ!?ガ、ガヴリール!?」ビクッ
ガヴリール「なんでそんなに驚いてんだよ」
ガヴリール「ヴィーネが宿題見せてくれなくてさー、お前がやってるんなら見せてもらおうと思って…」
ヴィーネ「もう、あんたまた宿題サボって……」
ガヴリール「めんどくせー、ヴィーネ宿題写させてー」
ヴィーネ「自分でやれ!」
サターニャ(とは言ってもどうしたものかしら…)
サターニャ(気弱に見せて母性本能…?をくすぐるとかなんとか言ってたけど正直よくわかんないのよね)
サターニャ(ていうか、ガヴリールのどこに甘えろっていうのよ!あいつ自身が甘えの寄せ集めみたいなもんじゃない!)
ガヴリール「なぁサターニャ、宿題やった?」
サターニャ「っ!?ガ、ガヴリール!?」ビクッ
ガヴリール「なんでそんなに驚いてんだよ」
ガヴリール「ヴィーネが宿題見せてくれなくてさー、お前がやってるんなら見せてもらおうと思って…」
17: 2017/03/15(水) 17:07:56.193
サターニャ(ここで見せてしまったら立場が逆になってしまうわ!かといって見せないわけにもいかないし…)
サターニャ(…………そうだ、私もやってないフリをすればいいじゃない!)
…
サターニャ「実は私も宿題やってないの」
ガヴリール「あーやっぱり?まぁどうせ期待してなかったけど…」
サターニャ「ご、ごめんなさいガヴリール…あなたの力になれなくて…」
ガヴリール「…え?」
サターニャ「………うぅ」シュン
ガヴリール「お、おいそんなに落ち込むなって、私が悪者みたいだろ?」
サターニャ(…………そうだ、私もやってないフリをすればいいじゃない!)
…
サターニャ「実は私も宿題やってないの」
ガヴリール「あーやっぱり?まぁどうせ期待してなかったけど…」
サターニャ「ご、ごめんなさいガヴリール…あなたの力になれなくて…」
ガヴリール「…え?」
サターニャ「………うぅ」シュン
ガヴリール「お、おいそんなに落ち込むなって、私が悪者みたいだろ?」
18: 2017/03/15(水) 17:12:03.064
ヴィーネ「ちょっとガヴ、その言い方はないでしょ!」
ガヴリール「げっ、ヴィーネ…」
ヴィーネ「元はと言えばあんたが宿題やってないのが悪いんじゃない…」
ガヴリール「あー、まぁそうだよな…」
ガヴリール「サターニャ……なんかその、ごめんな?」ポリポリ
サターニャ「い、いいのよ別に!気にしてないから……」シュン
ガヴリール(めっちゃ気にしてそうな顔してる…………!)
サターニャ(ふふふ、なるほど…ラフィエルの言ってた事の意味がわかったわ…!)
サターニャ(こっちが下手に出ると相手も下手出るのね!これは新しい発見だわ!)
ガヴリール「げっ、ヴィーネ…」
ヴィーネ「元はと言えばあんたが宿題やってないのが悪いんじゃない…」
ガヴリール「あー、まぁそうだよな…」
ガヴリール「サターニャ……なんかその、ごめんな?」ポリポリ
サターニャ「い、いいのよ別に!気にしてないから……」シュン
ガヴリール(めっちゃ気にしてそうな顔してる…………!)
サターニャ(ふふふ、なるほど…ラフィエルの言ってた事の意味がわかったわ…!)
サターニャ(こっちが下手に出ると相手も下手出るのね!これは新しい発見だわ!)
22: 2017/03/15(水) 17:16:06.696
……
ラフィエル「どうですか?サターニャさん」
サターニャ「ふふふ、今のとこは順調よ」
サターニャ「まさかあのガヴリールから謝罪の言葉が聞けるなんて…」ウキウキ
ラフィエル「あらあら、あのガヴちゃんが…」ニコニコ
サターニャ「ただ甘えるってのがまだよく分からないんだけど…」
ラフィエル「そうですね、例えるなら母親に甘えるような感じでしょうか…?」
サターニャ「な、なるほど…」
ラフィエル「ただ今の状態でいきなり甘えるのは流石に警戒されます、まずはさりげなく気弱な女子を演じていきましょう!」
サターニャ「わかったわ!」
ラフィエル「どうですか?サターニャさん」
サターニャ「ふふふ、今のとこは順調よ」
サターニャ「まさかあのガヴリールから謝罪の言葉が聞けるなんて…」ウキウキ
ラフィエル「あらあら、あのガヴちゃんが…」ニコニコ
サターニャ「ただ甘えるってのがまだよく分からないんだけど…」
ラフィエル「そうですね、例えるなら母親に甘えるような感じでしょうか…?」
サターニャ「な、なるほど…」
ラフィエル「ただ今の状態でいきなり甘えるのは流石に警戒されます、まずはさりげなく気弱な女子を演じていきましょう!」
サターニャ「わかったわ!」
24: 2017/03/15(水) 17:23:23.143
………
「準備運動、二人一組になってー」
ガヴリール「体育かーめんどくせーな……」
ガヴリール「ヴィーネ、相手になってくれ…」
サターニャ「ガ、ガヴリール…」
ガヴリール「ん?どうした?」
サターニャ「良かったら私と一緒に組まない…?」
ガヴリール「はぁ?なんで私がお前と…」
サターニャ「や、やっぱり?そうだよね………あはは」
サターニャ「うぅ……」シュン
ガヴリール「…お前今日どうしたんだよ、やけに大人しいな?」
ヴィーネ「ガヴ、私の事はいいからサターニャと組んであげたら?」
ガヴリール「はぁ?本気で言ってんの…?」
サターニャ「わ、私の事はいいから…」
ガヴリール「…………まぁ別に準備運動とか誰でもいいけど」スッ
サターニャ「…………!」
「準備運動、二人一組になってー」
ガヴリール「体育かーめんどくせーな……」
ガヴリール「ヴィーネ、相手になってくれ…」
サターニャ「ガ、ガヴリール…」
ガヴリール「ん?どうした?」
サターニャ「良かったら私と一緒に組まない…?」
ガヴリール「はぁ?なんで私がお前と…」
サターニャ「や、やっぱり?そうだよね………あはは」
サターニャ「うぅ……」シュン
ガヴリール「…お前今日どうしたんだよ、やけに大人しいな?」
ヴィーネ「ガヴ、私の事はいいからサターニャと組んであげたら?」
ガヴリール「はぁ?本気で言ってんの…?」
サターニャ「わ、私の事はいいから…」
ガヴリール「…………まぁ別に準備運動とか誰でもいいけど」スッ
サターニャ「…………!」
25: 2017/03/15(水) 17:29:28.444
【昼休み】
…
ガヴリール「やっとお昼だよ、腹減ったー」
ヴィーネ「おつかれガヴ、一緒に食べましょ」
ガヴリール「…なぁヴィーネ」
ヴィーネ「どうしたの?」
ガヴリール「サターニャのやつ、なんか元気ないよな?」
ヴィーネ「…あんたが日頃から冷たくしてるからじゃないの?」
ガヴリール「あー、やっぱ私のせいなのかなー」ポリポリ
ガヴリール「別に私は冷たくしてるつもりはないんだけどな、あいつが毎回突っかかってくるだけだし」
ヴィーネ「…まぁあの子はあれでも悪い子じゃないの」
ガヴリール「わかってるよそんなこと…」ハァ
ヴィーネ「だからもう少しサターニャに優しくしてあげて?」
ガヴリール「……お前は保護者か」
…
ガヴリール「やっとお昼だよ、腹減ったー」
ヴィーネ「おつかれガヴ、一緒に食べましょ」
ガヴリール「…なぁヴィーネ」
ヴィーネ「どうしたの?」
ガヴリール「サターニャのやつ、なんか元気ないよな?」
ヴィーネ「…あんたが日頃から冷たくしてるからじゃないの?」
ガヴリール「あー、やっぱ私のせいなのかなー」ポリポリ
ガヴリール「別に私は冷たくしてるつもりはないんだけどな、あいつが毎回突っかかってくるだけだし」
ヴィーネ「…まぁあの子はあれでも悪い子じゃないの」
ガヴリール「わかってるよそんなこと…」ハァ
ヴィーネ「だからもう少しサターニャに優しくしてあげて?」
ガヴリール「……お前は保護者か」
26: 2017/03/15(水) 17:35:44.934
…………
サターニャ「…………美味しい」モグモグ
ガヴリール「おいサターニャ」
サターニャ「…ガヴリール?」
ガヴリール「隣り、座ってもいいか?」
サターニャ「う、うん…」
ガヴリール「…………」ゴソゴソ
サターニャ「…………」モグモグ
サターニャ「ガヴリールはヴィネットとご飯食べるんじゃなかったの?」
ガヴリール「やっぱ一人で食べるって言ってた…」モグモグ
ガヴリール(ヴィーネにサターニャと食べてこいって言われたんだけどな)
サターニャ「そ、そっか…」
サターニャ「…………美味しい」モグモグ
ガヴリール「おいサターニャ」
サターニャ「…ガヴリール?」
ガヴリール「隣り、座ってもいいか?」
サターニャ「う、うん…」
ガヴリール「…………」ゴソゴソ
サターニャ「…………」モグモグ
サターニャ「ガヴリールはヴィネットとご飯食べるんじゃなかったの?」
ガヴリール「やっぱ一人で食べるって言ってた…」モグモグ
ガヴリール(ヴィーネにサターニャと食べてこいって言われたんだけどな)
サターニャ「そ、そっか…」
28: 2017/03/15(水) 17:40:38.799
サターニャ(このタイミングならガヴリールに甘えてみてもいいのかしら…?)
サターニャ「ガ、ガヴリール…」
ガヴリール「…なに?」
サターニャ「私はガヴリールが一緒にお昼食べてくれて…その…」
サターニャ「う、嬉しい…」カァァァ
ガヴリール「……そうか」
ガヴリール「そう言ってくれるとまぁ私も嫌な気はしない…かな」
サターニャ「……」ドキドキ
ラフィエル(うふふふ、凄く微笑ましい空間が出来上がってますねぇ…!)
サターニャ「ガ、ガヴリール…」
ガヴリール「…なに?」
サターニャ「私はガヴリールが一緒にお昼食べてくれて…その…」
サターニャ「う、嬉しい…」カァァァ
ガヴリール「……そうか」
ガヴリール「そう言ってくれるとまぁ私も嫌な気はしない…かな」
サターニャ「……」ドキドキ
ラフィエル(うふふふ、凄く微笑ましい空間が出来上がってますねぇ…!)
29: 2017/03/15(水) 17:45:46.575
サターニャ(これは演技…ただの演技のはずなのに…)
サターニャ「…私ほんとは」
サターニャ「ガヴリールと仲良くなりたくて、その…」
サターニャ「いつもちょっかいかけてしまう……っていうか」
ガヴリール「…ふーん」モグモグ
サターニャ(今なら、今の私ならガヴリールに全部言える…)
サターニャ(本当は友達になってほしいこと、勝負なんてどうでもいいから私と一緒に遊んで欲しいってこと…)
サターニャ「…本当はガヴリールと友達になりたいの…」ドキドキ
サターニャ「…私ほんとは」
サターニャ「ガヴリールと仲良くなりたくて、その…」
サターニャ「いつもちょっかいかけてしまう……っていうか」
ガヴリール「…ふーん」モグモグ
サターニャ(今なら、今の私ならガヴリールに全部言える…)
サターニャ(本当は友達になってほしいこと、勝負なんてどうでもいいから私と一緒に遊んで欲しいってこと…)
サターニャ「…本当はガヴリールと友達になりたいの…」ドキドキ
30: 2017/03/15(水) 17:49:48.822
…
ガヴリール「…何言ってんだよサターニャ」
サターニャ「……え?」
ガヴリール「私はお前のこと、その…」
ガヴリール「と、友達だと思ってる…けど…」
サターニャ「……本当に?」
ガヴリール「チッ…………」
ガヴリール「くっせぇ事言わせるなよ、こういうの私のキャラじゃないし…」プイッ
サターニャ「………ガヴリール」
サターニャ「……………………」グスッ
ガヴリール「ってなんでお前は泣いてるんだよ!」
ガヴリール「…何言ってんだよサターニャ」
サターニャ「……え?」
ガヴリール「私はお前のこと、その…」
ガヴリール「と、友達だと思ってる…けど…」
サターニャ「……本当に?」
ガヴリール「チッ…………」
ガヴリール「くっせぇ事言わせるなよ、こういうの私のキャラじゃないし…」プイッ
サターニャ「………ガヴリール」
サターニャ「……………………」グスッ
ガヴリール「ってなんでお前は泣いてるんだよ!」
34: 2017/03/15(水) 17:57:16.766
サターニャ(私、一人でバカみたい…勝負だなんだって勝手に熱くなって…)
サターニャ(本当はガヴリールと、一緒にご飯食べたり、遊んだり、お話ししたり、フザけあったり…)
サターニャ(そんな友達みたいな事がしたかっただけなのに…)
ガヴリール「お、おい泣くなって!私が泣かしたみたいになるじゃんか!」アセアセ
サターニャ「だ、だって………ひぐっ…」グスッ
サターニャ「……嬉しかったから」
ガヴリール「まぁ、サターニャは友達少いもんな」
サターニャ「うう…………」ジワァ
ガヴリール「あーもう悪かったって、飴ちゃんやるから泣き止めよ、な?」
ヴィーネ「ふふふ、二人ともやっと素直になれたわね」グスッ
ラフィエル「なんでヴィーネさんまで泣いてるんですか…」
サターニャ(本当はガヴリールと、一緒にご飯食べたり、遊んだり、お話ししたり、フザけあったり…)
サターニャ(そんな友達みたいな事がしたかっただけなのに…)
ガヴリール「お、おい泣くなって!私が泣かしたみたいになるじゃんか!」アセアセ
サターニャ「だ、だって………ひぐっ…」グスッ
サターニャ「……嬉しかったから」
ガヴリール「まぁ、サターニャは友達少いもんな」
サターニャ「うう…………」ジワァ
ガヴリール「あーもう悪かったって、飴ちゃんやるから泣き止めよ、な?」
ヴィーネ「ふふふ、二人ともやっと素直になれたわね」グスッ
ラフィエル「なんでヴィーネさんまで泣いてるんですか…」
36: 2017/03/15(水) 18:06:14.696
…
サターニャ「ガヴリール~、メロンパン半分こしよ?」
ガヴリール「はぁ?別に私メロンパンそんなに好きじゃないし…」
サターニャ「そ、そっか…」シュン
ガヴリール「お、おいおいそんな顔すんなって」アセアセ
ガヴリール「まぁ、丁度小腹減ってたし貰うわ……んむっ」パクッ
サターニャ「どう?どう?美味しいでしょ?」
ガヴリール「ふつー」
ラフィエル「二人ともすっかり仲良しですねー」
ヴィーネ「あのガヴがサターニャ相手に困ってる…」
サターニャ「ガヴリール~、メロンパン半分こしよ?」
ガヴリール「はぁ?別に私メロンパンそんなに好きじゃないし…」
サターニャ「そ、そっか…」シュン
ガヴリール「お、おいおいそんな顔すんなって」アセアセ
ガヴリール「まぁ、丁度小腹減ってたし貰うわ……んむっ」パクッ
サターニャ「どう?どう?美味しいでしょ?」
ガヴリール「ふつー」
ラフィエル「二人ともすっかり仲良しですねー」
ヴィーネ「あのガヴがサターニャ相手に困ってる…」
38: 2017/03/15(水) 18:11:24.315
…
サターニャ「ガヴリール、今日の放課後遊ばない?」
ガヴリール「はぁ?私はネトゲで忙しいんだけど…」
サターニャ「いいじゃない!私はガヴリールと一緒がいいの!!」
ガヴリール「ったく、わかったよ…」
サターニャ「やったぁ!流石私の親友ね!」
ラフィエル「あらあら、ガヴちゃんも満更じゃなさそうですね?」ニコニコ
ガヴリール「うるせー」
ヴィーネ「わ、私も一緒に遊んでいいかしら?」
ラフィエル(ふふ、ガヴちゃんの弱点はサターニャさん自身だったみたいですね)
完
サターニャ「ガヴリール、今日の放課後遊ばない?」
ガヴリール「はぁ?私はネトゲで忙しいんだけど…」
サターニャ「いいじゃない!私はガヴリールと一緒がいいの!!」
ガヴリール「ったく、わかったよ…」
サターニャ「やったぁ!流石私の親友ね!」
ラフィエル「あらあら、ガヴちゃんも満更じゃなさそうですね?」ニコニコ
ガヴリール「うるせー」
ヴィーネ「わ、私も一緒に遊んでいいかしら?」
ラフィエル(ふふ、ガヴちゃんの弱点はサターニャさん自身だったみたいですね)
完
39: 2017/03/15(水) 18:12:02.092
以上で終わり
ガヴサタ流行れ
ガヴサタ流行れ
40: 2017/03/15(水) 18:14:32.803
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります