1: 2014/05/06(火) 22:14:17.49
2: 2014/05/06(火) 22:15:02.30
私は水瀬家の長女に生まれた
文字通り水瀬家の長女として
家族も、友人も、周りは誰も私を水瀬伊織としてみてくれなかった
私がやったことは水瀬家の長女として、水瀬家のものだった
気に食わない
そんな本音も言えない
ただ一人、黙ってうさちゃんを抱えていた
ずっとひとりだった
ずっと…
そんなときだった、
街の大型ビジョンに写るアイドルを見たのは
観客の前で歌って踊る姿に一瞬で心奪われた
一人の女の子として輝く姿に憧れ、なりたいと思った
これならみんなが私を私としてみてくれる、そう思った
自分ならすぐになれるとも思った
3: 2014/05/06(火) 22:15:35.52
現実は甘くなかった
十数社の面接を受け、すべて落ちた
ボロボロになってやっと弱小プロにたどり着いた
親のコネで…
水瀬の名前を捨てるための選択に水瀬の名前を使うのが
嫌で嫌で仕方がなかった
4: 2014/05/06(火) 22:16:10.28
だが、そんな気持ちはすぐに消えた
そんな世界の果てで見つけたからだ
はじめての仲間を
水瀬家の長女としてではない
水瀬伊織として見てくれる仲間が
私を私として見てくれる仲間が
本音を言い合い、笑い、怒り、それをまた笑いの種にできる仲間がいる
もう一人じゃない
私を必要としてくれる仲間がそばにいてくれる
みんなが必要としてくれるから私が私で居られる
みんなのために頑張れる
5: 2014/05/06(火) 22:16:56.69
律子「伊織ーそろそろ出番よー」ガチャ
伊織「ちょっ勝手に入ってこないでよ、そんなのわかってるんだから!!」
さりげなく目を手で拭った
亜美「あれー?いおりんもしかして泣いちゃってるー?」
あずさ「あらー、大丈夫ですか?」
伊織「べ、別に泣いてないわよ!」
亜美「メイク落ちにくいやつでよかったねーいおりん」
伊織「だから泣いてないって言ってるでしょ!!」
ここにいる竜宮小町だけではない
それぞれの道で頑張っている765のみんなもだ
どこにいても感じられる
失っちゃいけない
確かな存在のために
今、私の中にある
夢のために
律子「さぁ行くわよー!!」
「「「「おおーー!!」」」」
私はステージに向かう
終わっちゃったけどHappyBirthday伊織
処O作ゆえキャラ崩壊及び、文における違和感等あると思います。
お目汚し失礼いたしました。
6: 2014/05/06(火) 22:18:32.90
おっつおっつ
引用元: 伊織「これまでも、これからも、」
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