1: 2014/05/13(火) 20:17:05.20
美少女オーク「私たちの祖先が貴様らの祖先に裏切られ魔王に豚鬼化の呪いを刻まれた……」

美少女オーク「その容姿は膨れ爛れ腐り、とても正視出来るようなものでは無くなってしまった」

美少女オーク「化け物と呼ばれ蔑まれ森の奥の奥に隠れるように暮らした」

美少女オーク「貴様らへの復讐の歌だけを慰めとし呪いが解けるのを待った」

美少女オーク「ようやく、呪いを解き、復讐を果たさんと覚悟を決め来たのに……、来たのに……ww」

美少女オーク「なんだそのぶよぶよな贅肉はwwwwwwwwwwwwwwまるで豚のようだwwwwwwwwwwwwwwwwww」

[ピザ]エルフ「」プルプル

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399979815/

11: 2014/05/13(火) 20:34:44.06
美少女オーク「豚wwwwww豚wwwwww」

デブエルフ「な、何者だ、どうやってここまで来た!?」

美少女オーク「あんれぇwww豚がシャベッタアwww」

デブエルフ「代が何者かと聞いておるのだ、答えんか!!」

美少女オーク「マタシャベッタアwwwwwwwwwブーブーwww」

デブエルフ「貴様ぁ、先から聞いていれば……代を愚弄して生きて帰れると思うなよ!?」

美少女オーク「ブーブーwwwブーブーwwwwwwあんれぇぇぇええwwwwwwwなんて言ってんのかわかんないよぉwwww私ブタ語わかんないのぉwww」

デブエルフ「」プルプル

13: 2014/05/13(火) 20:59:46.98
美少女オーク「まあ、聞かれれば答えてあげるが世の情けってね?」

美少女オーク「私は元のエルフの容姿に最も近づいた者だ

美少女オーク「呪いは解けたが長い時間がかかってしまったせいかその体にオークとしての特徴が根深残ってしまった」

美少女オーク「厚い脂肪、低い頭脳、吠えるしか出来ない声帯、そして牙」

美少女オーク「私たちはそれらを消すために何度もその特徴が無い者達同士で分娩させ少しずつだかエルフの容姿に戻っていった、そして出来上がったのが私だ」

美少女オーク「まあ、牙はどうにもできなかったらしいがね、まあこれはこれで良いものだろう?」

美少女オーク「かつてオークへの侮蔑の一つに【牙を持つエルフ】というのがあったらしいが」

美少女オーク「【牙を持つエルフ】、まるで私だ、先祖達が必氏になってつくりあげた結果だ、これは私達の誇りだ」

美少女オーク「まあお前らは人間の有力者に寄生し堕落しきって種族レベルでデブが刻まれてしまったらしいがwwwwww」

デブエルフ「」プルプル

14: 2014/05/13(火) 21:16:53.78
デブエルフ「もう我慢できん!頃す!」

デブエルフ「デブエルフの名の元において命ず!火の精霊よ!盟約の元その熱を今こそもちて 、敵を燃やし尽くせ!!」

火の精霊『えー、やだー』

デブエルフ「」プルプル

美少女オーク「……ッ、……ッ、wwwwwwwww」

デブエルフ「貴様ぁ、何をしたぁ!?」

美少女オーク「私達は今まで森で、つまり精霊がいる自然の中で生きた、一方お前らは都会の中で俗世にまみれ自然の恩地を忘れ、それだけではなく約束や盟約と言った鎖で精霊を無理矢理縛り付けていた」

美少女オーク「どちらが精霊に好かれるかなんて一目瞭然」

美少女オーク「それに、堕落しきった貴様らでは盟約自体が結び続ける事すら困難だろう」

火の精霊『そーだそーだ、あんな臭い奴の言うことなんて聞いてられっかー!』

美少女オーク「ブッフォwwwwww」

デブエルフ「」プルプル

16: 2014/05/13(火) 21:26:10.32
デブエルフ「もうよい、衛兵!衛兵はおらぬか!くせ者だぞ!」

火の精霊『くせー者はお前だろうよー!』

美少女オーク「wwwwwwwww」

デブエルフ「」プルプル

衛兵「お呼びでございますかお妃様!」

デブエルフ「はようこの化け物を代の前から連れ去るのじゃ!」

衛兵「うわあなんだこの化け物!お妃様をどうしたんだ!?」

デブエルフ「な、なぜ代に剣を向けるのじゃ!?」

美少女オーク「はぁい、wwwwww良かれと思ってチャームの結界も解いておいたよwwwwwwwww」

デブエルフ「」プルプル

17: 2014/05/13(火) 21:42:15.56
美少女オーク「太った体を隠すためにチャームの魔法を国単位でかけるとかwww必氏すぎぃwwwwww」

国王「デブエルフ……、それがお前の真の姿か……」

デブエルフ「助けて下さいあなた、皆さんそこの化け物に騙されているんですわ!」

国王「……」

デブエルフ「さあ、兵に剣を引かせ、そこの者を捕らえさせるのです!」

国王「……」

デブエルフ「貴方は私を愛しているとおっしゃりました、今こそ愛をたてる時です!」

国王「貴様を本心から愛したことなどただの一度も無い!」

デブエルフ「」プルプル

美少女オーク「wwwwww」


18: 2014/05/13(火) 21:48:36.88
国王「人間が貴様らに遜っていたのは力では貴様らに敵わないからだ」

国王「魔法は強力だし、その美貌を使えば民の扇動など容易いだろう」

国王「ならばその力だけでも利用しようと貴様らのすることに今まで耐えてきたが……」

国王「力も無い、美貌もない、ただただ飯を食らい惰眠を貪るだけの家畜以下の寄生虫を俺が何時までも見逃していると思うなよ!」

デブエルフ「」プルプル

美少女オーク「wwwwww」

20: 2014/05/13(火) 21:53:32.23
国王「さあ兵達よ、その豚を早くひったてい!」

衛兵「ハッ」

美少女エルフ「待て、これは罠だ!」

国王「な、なんだと!?」

美少女オーク「その豚をよく見てみろ」

衛兵「ただ震えているだけのように見えるが、一体なにが……ッ!?」

美少女オーク「プルプルするたびににじゅうあごがふるえてるwwwwwwあいつこちらをわらいころすきだwwwwwwwww」

国王「ちょっwwwwww」

衛兵「やめてwwwwww直視できなくなるwwwwwwwww」

デブエルフ「」プルプル

21: 2014/05/13(火) 22:01:19.23
デブエルフ「もう……いい……」

デブエルフ「もうこんな世界など滅びてしまえ!」

デブエルフ「デブエルフの名の元において!魔王よ!復活せよ!」

\ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ/
美少女オーク「なっ、魔王だと、伝承では打ち倒されたはずだ!?」

国王「いや、かつての勇者は魔王を倒すことは出来ずなんとか封印だけをした、これは我が王家と一部のエルフにしか伝えられない真実だ、まさか封印を解除する術を持っているなんて……ッ」

美少女オーク「必氏すぎワロタァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

国王「w」

デブエルフ「」プルプル

23: 2014/05/13(火) 22:12:11.26
魔王「あ、エルフさんチースッ!裏切りの代名詞エルフさんチースッ!」

美少女オーク「えっ」

魔王「同族を裏切って私についたと思ったら私の事も裏切って人間に下って最後は人間も裏切って私の封印を独り占めしたエルフさんチースッ!」

魔王「いやあちょっと手首みしてくんないすかね、ふんふんモーターはついてないみたいっすね」
魔王「やあ、私達エルフの手のひら返しのキレの良さはモーターが埋め込まれてるからってのが1番の説だったんすけどね」

魔王「素でそれならもうマジでハンパないっすねぇwww」

国王「うわぁ」

美少女オーク「さすがのあたしも引く」

デブエルフ「」プルプル

24: 2014/05/13(火) 22:25:58.01
デブエルフ「くっ、覚えておけよ貴様ら……代はこのままでは終わらんぞ!」




衛兵「各地からエルフの確保の報告があがっています」

国王「これでこの国も少しは良くなるか……、ありがとう美少女オークさん」

美少女オーク「やあやあ、ちょっと先祖の復讐果たしただけだから別に気にするこたあないよ」

国王「だが……」

美少女オーク「だったらこの国を少しでもよくしてやってくれよ、国が乱れて戦が起こればまた魔王やエルフみたいな存在が生まれるかもしれんしね、そうだ、人間以外も幅広く受け入れるようにしておくれ」

国王「人間以外というと、魔王と一緒に滅んだと言われる種族たちか?」

美少女オーク「ああ、こっちで確認してるだけで魔物、、獣族、昆虫族、女騎士、鬼族や竜族」

美少女オーク「こいつらも魔王の呪い犠牲者だ」

魔王「てへぺろ☆」

美少女オーク「おい反省しろよ」

25: 2014/05/13(火) 22:33:29.11
魔王「いやいやいや、さっきから私の呪いだなんだ言ってるけどだいたいエルフ達の呪いだかんね?」

魔王「そもそも呪いって言っても容姿なんかにはなんも変化あたえないようにつくってたし」

魔王「私が氏ぬなり封印されるなりした時点で呪いは解けるようになってたんだよ」

魔王「それをわざわざ改悪して引き継いで存続させてたのがエルフ達」

魔王「まあ本人達が弱体化していくのに合わせて呪いも弱まっていったっぽいし」

魔王「結果よければすべてよしこれにてばんばんざい、円満解決大団えーん」ワーパチパチ

26: 2014/05/13(火) 22:39:55.54
こうして世界に真の平和が訪れたのだった。種族間の争いや小競り合いは尽きないが、人間や共存に賛同する種族の仲介により争いも数が減った。
オークはエルフの二の舞になるのは避けるために森からは出なかった者のごく一部の者が交流をもち、世が乱れかけたら森から出て、世を正すために戦う、自然の守り人となった。
そんな彼らを皆はこう読んだ。


牙を持つエルフ、と。


おわり

28: 2014/05/14(水) 10:37:08.73

引用元: 美少女オーク「ねえ、今どんな気持ちwwwwww」デブエルフ「……」