1: 2013/12/01(日) 19:10:33.17
P「響はちっさいなぁ」

響「だから、ちっちゃくない!」

P「あっれ~、響より小さいアイドルって誰がいたっけ?」

響「……やよい」

P「んー?やよいとー?」

響「やよい…だけだぞ」

P「響はちっさいなぁ」

響「うう…ぐすっ……ちっちゃくないもん……」

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385892633

2: 2013/12/01(日) 19:17:25.61
P「あれ?まさか、泣いてる?」

響「…泣いてない」ゴシゴシ

P「泣いてるよね?」

響「泣いてないっ!」

P「響は泣き虫だなぁ」

響「だから、泣いてないって言ってるでしょ!」

P「あっれ~この前、逃げ出したいぬ美を一緒に探してほしいって泣きついてきたのは、どこの誰だっけ?」

響「…自分だぞ」

P「響は泣き虫だなぁ」

響「うう…ぐすっ……泣き虫じゃないもん……」

3: 2013/12/01(日) 19:25:02.31
P「よーしよし、響は泣き虫じゃないよな、ごめんな」ナデナデ

響「ぐすん……って、なに慰めてるんだよー!」

響「自分、そんなに子供じゃないぞ!」

P「小さいのに?」

響「身長は関係ないだろー!」

響「…もう自分、怒ったさー」

P「怒るとどうなるんだ?」

響「えっ…どうって……と、とにかくっ!自分を怒らせると、すっごく怖いんだぞ!」ビシッ

P「全然、怖くないけど」

響「うっ……うぎゃぁぁー!プロデューサーのバカぁぁっ!」

4: 2013/12/01(日) 19:33:20.42
P「響はバカだなぁ」

響「バカなのは、プロデューサーの方だろー!」

P「いや、響だろ」

響「ふっふっふ~、自分は、亜美や真美達に勉強教えてるんさー」

P「で?」

響「でって…、だからバカじゃないし、むしろ頭はいいんだぞ!」

P「そっか、響はえらいなぁ」

響「むふふ、そうでしょ?もっとほめてほめて」

5: 2013/12/01(日) 19:41:05.12
P「響はちょろいなぁ」

響「ちょろいって、どういうことなんだ?」

P「響、かわいいよ」

響「えっ!、な、なんで、急に真面目な顔で、そんなこと言うんだ……恥ずかしいよ…」テレテレ

P「かわいいなぁ、ほんとに、かわいい」

響「あう……もー!こっち見ないでよぉ…」

P「かわいいなぁ」

6: 2013/12/01(日) 19:45:58.43
響「あ、そうだプロデューサー!」

P「ん?なんだい」

響「自分、サーターアンダギー作ってきたんだ!食べてみてっ!」

P「響は優しいなぁ」ナデナデ

響「そう?…えへへ」

P「どれ、もぐもぐ……」

響「ど、どうかな?」

7: 2013/12/01(日) 19:47:01.57
P「うーん……」

響「あれ…おいしくなかったか?」

P「…うまいっ!」

響「ほんと!?」パアッ

P「もうひとつもらってもいいか?」

響「うんうん!食べて食べて!」

P「響は料理上手だなぁ」

響「自分は、料理もカンペキさー!」

8: 2013/12/01(日) 19:48:30.21
P「寒いなぁ」

響「そうだなぁ、急に寒くなったよね」

響「プロデューサーは、そんな薄い格好で大丈夫なのか?」

P「なんくるない」

響「風邪とか引いたら、やだぞ……プロデューサーがいなかったら、自分…」

P「…心配するな」

響「でも…」

P「響は心配性だなぁ」

響「べ、べつにそういうわけじゃ…」

10: 2013/12/01(日) 19:54:06.47
P「けど、そうだなぁ…誰か、マフラーとか編んでくれないかなぁ」

響「!……そ、そういうことなら、自分、編み物がすっごく上手な人、知ってるぞ!」

P「ほー」

響「ぷ、プロデューサーが、どうしてもって言うなら…頼んであげといてもいいぞ?」

P「じゃあ、よろしくたのむわ」

響「あっ、でも、頭を撫でてあげないと、がんばれないかも…」

P「そうなのか、それなら撫でないとな」ナデナデ

響「ふぁぁ…ふへへ……」

11: 2013/12/01(日) 19:56:02.62
P「ちょっとこっち来てくれるか、響」

響「なんだ?」

P「もっと近くだ」

響「もーなんなの?」

P「よしっ」ダキッ

響「きゃあっ!?な、なにするのさー!?」

P「響はあったかいなぁ」ギュー

響「プロデューサー!離れてよー!」

12: 2013/12/01(日) 19:59:45.75
P「離れてもいいけど、寒くて、風邪引いちゃうかもなぁ」

響「えっ…そ、それはだめだぞ」

P「あぁ、あったかい…」ギュー

響「あう…」

P「それにしても、やっぱり…」

P「響は、ちっちゃいなぁ」

響「うがーっ!だからちっちゃくないぞ!」

15: 2013/12/01(日) 20:04:04.82
P「けど…」

響「?」

P「俺はそんな、小さくてかわいい響が、大好きだ」

響「な、なな、なに言ってるんだよぅ……っ!」カアッ

P「だから、もう小さいとか気にするな」

響「!……うん、ありがと…」

P「あれ?なんだかさっきより、あったかくなってるな、どうしてだろうなぁ」ギュー

響「うぅぅ、しらないぞっ」

16: 2013/12/01(日) 20:05:22.59
P「響は大きいなぁ」

響「えっ?さすがに、自分おっきくはないぞ?」

P「いや、響は大きいよ」

響「どのへんがおっきいの?」

P「このへん」モミュ

響「きゃっ、そ、そこは……!な、なにするんだよー!」

P「やっぱり大きいよなぁ」

響「うう……好きって言われて、どきどきしてた自分が、バカみたいだぞ…」

響「台無しだー!ヘンタイプロデューサー!!」

17: 2013/12/01(日) 20:07:02.45
P「そうか、どきどきしてたのか」

響「えっ……あっ」

P「どうして、俺に好きって言われると、どきどきするんだ?」

響「そ、それは……自分だって…プロデューサーのことっ……うぅ……」

P「んー?聞こえないなー?」

響「うあぁん、もう!自分もプロデューサーのことが好きなんだぁ!」

響「気づいてるくせにぃ…っ!プロデューサーのいじわるぅ!」

18: 2013/12/01(日) 20:10:53.96
P「やっと、素直になったな」

響「ぐすっ……ぐすっ……」

P「響は泣き虫だなぁ」

響「だからぁ…泣いてないぞ……」

P「ごめんな、散々、いじわるなことばっかりして」

響「うぅぅ…やっぱり、ぷろでゅーさーは大バカだぁ…っ!」

P「そうだな、大馬鹿野郎だ」

19: 2013/12/01(日) 20:12:18.80
P「ただ、響が好きって気持ちはほんとだ」

P「許してもらえないか?」

響「だめだぞっ……!ぜったい、許さないからな……っ!」

P「そこをなんとか」

響「じ、じゃあ…」ゴシゴシ

P「?」

響「プロデューサーは、これからもずーっと、自分をプロデュースするさー!」

響「じ、自分のこと…ずっと見ててくれなきゃ、だめだからな!」

20: 2013/12/01(日) 20:19:32.91
P「いやぁ……響は天使だなぁ」

響「天使?どうして天使なんだ?」

響「自分、羽とか生えてないよ?」

響「って、それより、返事を聞いてないぞ!」

P「ああ、一生プロデュースしてやるさ」

響「そ、そっか…へへっ。自分、いま、すっごくうれしいさー!」

P「…くそ、もうかわいいなぁ……抱きしめさせろ!なでなでさせろっ!」ワナワナ

響「ぷ、ぷろでゅーさー?手の動きが気持ち悪いぞ……?」

P「響のいろんなところ、触らせろっ!」

響「こ、来ないでよぅ……っ!やっぱりヘンタイだったんだな…っ!!あ、うあぁ、うぎゃぁぁーっ!」

P「響はかわいいなぁ」





おわり

21: 2013/12/01(日) 20:23:03.14
以上で終わりです。やっぱり、響って、最高にかわいいですよね。


23: 2013/12/01(日) 20:39:11.79
ありがとう
最高だった

24: 2013/12/01(日) 23:24:18.52
なんだ終わっちゃったのか
すごくよかった

引用元: 響「ちっちゃくないぞ!」