1: 2012/11/21(水) 19:23:57.32
P「おはようございます、小鳥さん」
小鳥「……あの、プロデューサーさん」
P「はい」
小鳥「私のイス、見ませんでした?」
P「あぁ、小鳥さんのイスなら、あちらに」
コロコロコロ……
小鳥「」
小鳥「……あの、プロデューサーさん」
P「はい」
小鳥「私のイス、見ませんでした?」
P「あぁ、小鳥さんのイスなら、あちらに」
コロコロコロ……
小鳥「」
4: 2012/11/21(水) 19:26:43.27
小鳥「………」
P「………」カタカタ
小鳥「……すみません、もう一度聞いてもいいですか?」
P「はい」
小鳥「私のイスは、どこに?」
P「ですから、あちらに」スッ
コロコロコロ……
小鳥「」
P「………」カタカタ
小鳥「……すみません、もう一度聞いてもいいですか?」
P「はい」
小鳥「私のイスは、どこに?」
P「ですから、あちらに」スッ
コロコロコロ……
小鳥「」
6: 2012/11/21(水) 19:30:31.98
小鳥「律子さーん!律子さーん!」
律子「何です?」
小鳥「ちょっと聞いてくださいよぉ~……プロデューサーさんったら、酷いのよ?」
小鳥「ゴムボールを指して、アレが私のイスだって言うの」プンプン
律子「……そうですけど」
小鳥「はい?」
律子「はい」
律子「何です?」
小鳥「ちょっと聞いてくださいよぉ~……プロデューサーさんったら、酷いのよ?」
小鳥「ゴムボールを指して、アレが私のイスだって言うの」プンプン
律子「……そうですけど」
小鳥「はい?」
律子「はい」
9: 2012/11/21(水) 19:34:10.45
小鳥「ど……どういうことなの……?」
律子「どういうことも何も、最近小鳥さん、すぐ居眠りするじゃないですか」
小鳥「あーなるほどー、ボールの不安定さを利用して、居眠りを防止……」
小鳥「って、納得できるかぁぁぁぁ!」バンッ
小鳥「新手の社内いじめですか、これは!?」
律子「(うるさいなぁ……)」
小鳥「と言うか、私だってね!ちゃんと起きる努力はしてるんです!!」
律子「実を結ばない努力は、ムダって言うんですよ。ム・ダ」
小鳥「………」イラッ
律子「どういうことも何も、最近小鳥さん、すぐ居眠りするじゃないですか」
小鳥「あーなるほどー、ボールの不安定さを利用して、居眠りを防止……」
小鳥「って、納得できるかぁぁぁぁ!」バンッ
小鳥「新手の社内いじめですか、これは!?」
律子「(うるさいなぁ……)」
小鳥「と言うか、私だってね!ちゃんと起きる努力はしてるんです!!」
律子「実を結ばない努力は、ムダって言うんですよ。ム・ダ」
小鳥「………」イラッ
11: 2012/11/21(水) 19:38:03.40
小鳥「こ、この間だって、眠らないようにまぶたをテープで固定して……」
律子「両目を見開きながら、いびきかいてた時のですか?」
小鳥「うっ……」
小鳥「じゃ、じゃあ、奥の手!」
小鳥「眠気で頭が下がると、そこでグサーッと額にペン先が!これは痛い!」
律子「あぁ、アレですか。頭が下がる度、無意識にビュンビュン避けてましたね」
小鳥「えっ」
律子「撮ってあるんですけど、見ます?」
小鳥「い、いいです……」
律子「両目を見開きながら、いびきかいてた時のですか?」
小鳥「うっ……」
小鳥「じゃ、じゃあ、奥の手!」
小鳥「眠気で頭が下がると、そこでグサーッと額にペン先が!これは痛い!」
律子「あぁ、アレですか。頭が下がる度、無意識にビュンビュン避けてましたね」
小鳥「えっ」
律子「撮ってあるんですけど、見ます?」
小鳥「い、いいです……」
13: 2012/11/21(水) 19:41:33.02
小鳥「……ならば!音無小鳥はリーサルウェポンを使わざるを得ない!」ゴソゴソ
律子「………」
小鳥「働くオフィスレディーの味方、まんたーんドリンクっ!」テレレレッテレー
小鳥「一口飲めば、元気モリモリ!二十四時間、働けますかー!?」
律子「二本程飲んだ後、ムラムラするとか言ってトイレに長時間こもったアレですか?」
小鳥「………」
律子「……録音してあるんですけど、聞きます?」
小鳥「な、何を録ってるんですか!消してください!!」
律子「………」
小鳥「働くオフィスレディーの味方、まんたーんドリンクっ!」テレレレッテレー
小鳥「一口飲めば、元気モリモリ!二十四時間、働けますかー!?」
律子「二本程飲んだ後、ムラムラするとか言ってトイレに長時間こもったアレですか?」
小鳥「………」
律子「……録音してあるんですけど、聞きます?」
小鳥「な、何を録ってるんですか!消してください!!」
18: 2012/11/21(水) 19:46:05.85
小鳥「……そ、それもこれも!こんなに暖かい事務所がいけないんですっ!」
律子「だからと言って、暖房消すわけにもいきませんから……アレで、我慢して下さい」
小鳥「いやいや、ちょっとちょっと!律子さん、律子さん!」
律子「……もう、何です?今忙しいんですけど」
小鳥「もうね、さっきからすんごく、聞きたかったんですけどね」
小鳥「なにゆえ?……なにゆえにその結果が、ゴムボールなんです?」
P「ゴムボールじゃありませんよ、小鳥さん」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん……!」
P「正しくは、バランスボールです」キリッ
律子「だからと言って、暖房消すわけにもいきませんから……アレで、我慢して下さい」
小鳥「いやいや、ちょっとちょっと!律子さん、律子さん!」
律子「……もう、何です?今忙しいんですけど」
小鳥「もうね、さっきからすんごく、聞きたかったんですけどね」
小鳥「なにゆえ?……なにゆえにその結果が、ゴムボールなんです?」
P「ゴムボールじゃありませんよ、小鳥さん」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん……!」
P「正しくは、バランスボールです」キリッ
19: 2012/11/21(水) 19:49:26.96
小鳥「そんなのどっちだっていいですから!どうして私のイスがアレなんですか!?」
P「いやほら、今他の企業でも流行ってるじゃないですか。バランスボールチェア」
小鳥「あ、あれはまだちゃんとしたサイズで、イスの形をしてますよね?」
小鳥「これ、ソフトバレーボール位の大きさしかありませんよ!?」バインバイン
P「……小鳥さんの為だけに、そんなに予算かけられませんよ」
小鳥「そ、それにしたって、もうちょっとくらい大きくしてくれても……」
P「気に入らないのなら、あとは自分で買うなりしてください」
P「これが俺達が小鳥さんに向けられる、精いっぱいの優しさです」
小鳥「(……やっすい優しさだなぁチクショー)」バインバイン
P「いやほら、今他の企業でも流行ってるじゃないですか。バランスボールチェア」
小鳥「あ、あれはまだちゃんとしたサイズで、イスの形をしてますよね?」
小鳥「これ、ソフトバレーボール位の大きさしかありませんよ!?」バインバイン
P「……小鳥さんの為だけに、そんなに予算かけられませんよ」
小鳥「そ、それにしたって、もうちょっとくらい大きくしてくれても……」
P「気に入らないのなら、あとは自分で買うなりしてください」
P「これが俺達が小鳥さんに向けられる、精いっぱいの優しさです」
小鳥「(……やっすい優しさだなぁチクショー)」バインバイン
22: 2012/11/21(水) 19:53:11.93
小鳥「っていうかこれ、本当に座れるのかしら……」
小鳥「……よっこら、しょっと」ギュム
グググ……
小鳥「!?」
バイーン
小鳥「ほああああああっ!?」ドテッ
小鳥「……よっこら、しょっと」ギュム
グググ……
小鳥「!?」
バイーン
小鳥「ほああああああっ!?」ドテッ
28: 2012/11/21(水) 19:57:45.27
小鳥「いたたたたた……も、もぉー!」
律子「……唐突に奇声上げないでくださいよ。来客がいたらどうするんです」
小鳥「な、何なんですかこれぇー!もんのすごい弾力なんですけど!?」
P「そりゃ生半可な物だと、小鳥さんのケツ圧に耐えられずにすぐ破裂しちゃいますからね」
小鳥「わ、私、そこまでお尻大きくありませんからねっ!」
律子「………」イラッ
小鳥「大体、こんなんじゃイスとしての機能なんて微塵も……」
P「……そうですか。じゃあ、他のやり方にしましょうか?」
小鳥「あ、あるんだったら最初から教えてくださいよ~!」
律子「……唐突に奇声上げないでくださいよ。来客がいたらどうするんです」
小鳥「な、何なんですかこれぇー!もんのすごい弾力なんですけど!?」
P「そりゃ生半可な物だと、小鳥さんのケツ圧に耐えられずにすぐ破裂しちゃいますからね」
小鳥「わ、私、そこまでお尻大きくありませんからねっ!」
律子「………」イラッ
小鳥「大体、こんなんじゃイスとしての機能なんて微塵も……」
P「……そうですか。じゃあ、他のやり方にしましょうか?」
小鳥「あ、あるんだったら最初から教えてくださいよ~!」
31: 2012/11/21(水) 20:01:47.02
小鳥「………」
P「………」カタカタ
律子「………」カタカタ
小鳥「……ち、ちょっといいですか」
P「何です、今度は?」
律子「まだ何かあるんですか?」
小鳥「いや、だっておかしいでしょう?」
小鳥「何で私だけ突っ立ったまま仕事しなきゃいけないんです!?」
P「………」カタカタ
律子「………」カタカタ
小鳥「……ち、ちょっといいですか」
P「何です、今度は?」
律子「まだ何かあるんですか?」
小鳥「いや、だっておかしいでしょう?」
小鳥「何で私だけ突っ立ったまま仕事しなきゃいけないんです!?」
34: 2012/11/21(水) 20:05:16.40
P「ですから、それがキヤノン式なんですよ。小鳥さん」
律子「イスをなくすと、むしろ作業効率が劇的に改善するそうです。凄いですね」
小鳥「だ、だから!何でそれが私だけなんですか!?」
P「そりゃ、俺達には必要ありませんもん。仕事だって、ちゃんとやってますし」
律子「改善の必要があるのは小鳥さん、あなただけでは?」
小鳥「ぐぬぬ……」
小鳥「……いいもんいいもーん、私にはこれがあるもんねー」バインバイン
律子「イスをなくすと、むしろ作業効率が劇的に改善するそうです。凄いですね」
小鳥「だ、だから!何でそれが私だけなんですか!?」
P「そりゃ、俺達には必要ありませんもん。仕事だって、ちゃんとやってますし」
律子「改善の必要があるのは小鳥さん、あなただけでは?」
小鳥「ぐぬぬ……」
小鳥「……いいもんいいもーん、私にはこれがあるもんねー」バインバイン
36: 2012/11/21(水) 20:08:47.67
P「……小鳥さん、無理しなくたっていいんですよ?」
小鳥「ふーんだ。慣れちゃえば、これだってすぐ……」ギュムギュム
バイーン
小鳥「おぅあっ!?」ドテッ
P「ブフッ」
律子「ち、ちょっとプロデューサー、笑っちゃダメですって」
小鳥「(あ、あんにゃろぉ……!)」プルプル
小鳥「ふーんだ。慣れちゃえば、これだってすぐ……」ギュムギュム
バイーン
小鳥「おぅあっ!?」ドテッ
P「ブフッ」
律子「ち、ちょっとプロデューサー、笑っちゃダメですって」
小鳥「(あ、あんにゃろぉ……!)」プルプル
39: 2012/11/21(水) 20:12:15.66
律子「それじゃ、小鳥さんにプロデューサー、私ちょっと出てきますね」
P「あいよー」
小鳥「はーい」
小鳥「……このバランスボールを、詰めてっと……」ゴソゴソ
小鳥「ウフフ……妊娠七ヶ月ってトコかしらね」
P「あいよー」
小鳥「はーい」
小鳥「……このバランスボールを、詰めてっと……」ゴソゴソ
小鳥「ウフフ……妊娠七ヶ月ってトコかしらね」
42: 2012/11/21(水) 20:16:06.59
小鳥「ねぇねぇ、伊織ちゃん伊織ちゃん」
伊織「なによ」
小鳥「ほらほら見て」
伊織「ん?」
小鳥「これなーんだ」ボテーン
伊織「みっともないわね、服がはみ出てるじゃない」
小鳥「えっ」
伊織「もう少しシャキッとしなさいよ、シャキッと」
小鳥「は、はぁ……」
伊織「それと……大人の付き合いだか何だか知らないけど、暴飲暴食は体に毒よ?」
小鳥「い、いや、違うからねこれは!?」
伊織「なによ」
小鳥「ほらほら見て」
伊織「ん?」
小鳥「これなーんだ」ボテーン
伊織「みっともないわね、服がはみ出てるじゃない」
小鳥「えっ」
伊織「もう少しシャキッとしなさいよ、シャキッと」
小鳥「は、はぁ……」
伊織「それと……大人の付き合いだか何だか知らないけど、暴飲暴食は体に毒よ?」
小鳥「い、いや、違うからねこれは!?」
45: 2012/11/21(水) 20:20:58.04
小鳥「(普通に私の食生活まで注意されるとは思わなかったわ……)」
亜美「ピヨちゃーん」
真美「遊んで遊んでー」
小鳥「(よし、あの子たちなら……!)」
小鳥「ねぇ亜美ちゃん達、これ何だかわかる?」ボテーン
亜美「どっせい、中段正拳!!」ズドム
小鳥「おぅふっ」
真美「あ、亜美の中段正拳が決まったぁーっ!」
亜美「ピヨちゃーん」
真美「遊んで遊んでー」
小鳥「(よし、あの子たちなら……!)」
小鳥「ねぇ亜美ちゃん達、これ何だかわかる?」ボテーン
亜美「どっせい、中段正拳!!」ズドム
小鳥「おぅふっ」
真美「あ、亜美の中段正拳が決まったぁーっ!」
48: 2012/11/21(水) 20:24:28.62
小鳥「エフッ、エフッ……な、何、を……!?」
亜美「お腹にボール詰めてたっしょ~?こんなんじゃ、見ればすぐわかるよ」
真美「我々も昔はよくやりましたなぁ。いやー、懐かしい」バインバイン
小鳥「あ、ちょっと!そ、それ、オモチャじゃないんだからね?」
亜美「さっきまでオモチャにして遊んでた人が何言ってんのさ?」
小鳥「うっ……」
真美「ぐうの音も出ない正論だねー」
亜美「……まぁまぁ。これは亜美達が、ちゃーんと有効活用してあげるから」
小鳥「えっ?」
真美「へっへー、まずはボールを詰めましてっと……」ゴソゴソ
亜美「お腹にボール詰めてたっしょ~?こんなんじゃ、見ればすぐわかるよ」
真美「我々も昔はよくやりましたなぁ。いやー、懐かしい」バインバイン
小鳥「あ、ちょっと!そ、それ、オモチャじゃないんだからね?」
亜美「さっきまでオモチャにして遊んでた人が何言ってんのさ?」
小鳥「うっ……」
真美「ぐうの音も出ない正論だねー」
亜美「……まぁまぁ。これは亜美達が、ちゃーんと有効活用してあげるから」
小鳥「えっ?」
真美「へっへー、まずはボールを詰めましてっと……」ゴソゴソ
51: 2012/11/21(水) 20:29:02.16
亜美「グスッ……グスッ……うぇぇん……」
真美「泣かないでよ、亜美ぃ……真美まで悲しくなっちゃうよぉ……」
響「二人とも、どうして泣いてるんさー?」
亜美「あ、ひびきん……エグッ」
響「!?……真美!そ、そのお腹……」
亜美「グスッ……に、兄ちゃんが……兄ちゃんがぁ……!」
真美「……この子を……ヒック……認知、してくれなくて……」
響「」
小鳥「(悪戯の為ならここまで本気出せるか、この双子は……)」
真美「泣かないでよ、亜美ぃ……真美まで悲しくなっちゃうよぉ……」
響「二人とも、どうして泣いてるんさー?」
亜美「あ、ひびきん……エグッ」
響「!?……真美!そ、そのお腹……」
亜美「グスッ……に、兄ちゃんが……兄ちゃんがぁ……!」
真美「……この子を……ヒック……認知、してくれなくて……」
響「」
小鳥「(悪戯の為ならここまで本気出せるか、この双子は……)」
58: 2012/11/21(水) 20:32:25.63
響「た、大変だみんなぁー!ぷ、プロデューサーが!真美がーっ!!」
春香「一体どういう事なんですか、プロデューサーさんっ!!」バンッ
千早「本当にド外道ですね。人として見損ないました、プロデューサー」
美希「そこの人、ここまで変態さんだとは思わなかったの」
雪歩「ひ、ひぃぃぃ!ち、近寄らないでくださいぃぃ……!!」ガタガタ
あずさ「……それが、プロデューサーさんの守備範囲なんですね……」
真「歯ぁ食いしばれ!そんな大人!修正してやるーっ!!」ブンッ
P「ち、ちょっと待てお前らぁぁぁぁぁ!お、おお、落ち着けぇ!!」
春香「一体どういう事なんですか、プロデューサーさんっ!!」バンッ
千早「本当にド外道ですね。人として見損ないました、プロデューサー」
美希「そこの人、ここまで変態さんだとは思わなかったの」
雪歩「ひ、ひぃぃぃ!ち、近寄らないでくださいぃぃ……!!」ガタガタ
あずさ「……それが、プロデューサーさんの守備範囲なんですね……」
真「歯ぁ食いしばれ!そんな大人!修正してやるーっ!!」ブンッ
P「ち、ちょっと待てお前らぁぁぁぁぁ!お、おお、落ち着けぇ!!」
61: 2012/11/21(水) 20:37:30.00
P「ゼェ、ゼェ……」
小鳥「(あ、あれだけ面倒臭い面子でも皆説得できるんだから、やっぱりすごいわプロデューサーさん……)」
P「い、いいですか小鳥さん!今度人に貸したら、キヤノン式を正式採用ですからねっ!?」
小鳥「わ、分かりましたよぅ……」
小鳥「ぐっ……こ、このっ!」ギュムギュム
小鳥「私のっ!言うことをっ!」ググググ
小鳥「聞きなっ……」ギュムギュムギュム
ピキッ
小鳥「ファッ!?」
小鳥「(あ、あれだけ面倒臭い面子でも皆説得できるんだから、やっぱりすごいわプロデューサーさん……)」
P「い、いいですか小鳥さん!今度人に貸したら、キヤノン式を正式採用ですからねっ!?」
小鳥「わ、分かりましたよぅ……」
小鳥「ぐっ……こ、このっ!」ギュムギュム
小鳥「私のっ!言うことをっ!」ググググ
小鳥「聞きなっ……」ギュムギュムギュム
ピキッ
小鳥「ファッ!?」
63: 2012/11/21(水) 20:40:54.69
小鳥「……あ、がっ」ヘナヘナ
P「?」
小鳥「いっ、は……ぃ、いたぁいぃ……!」グッタリ
P「ど、どうしました……?」
小鳥「……こ、腰……痛めちゃった、かも……」ポロポロ
P「えぇっ!?」
P「?」
小鳥「いっ、は……ぃ、いたぁいぃ……!」グッタリ
P「ど、どうしました……?」
小鳥「……こ、腰……痛めちゃった、かも……」ポロポロ
P「えぇっ!?」
65: 2012/11/21(水) 20:44:52.97
小鳥「……グスン」
P「救急箱にサロンパスがあって助かりましたね」ビリビリ
小鳥「わ、私のじゃありませんからね!それ、社長が良く使う物で……」
P「分かってますよ。ほら、腰出して」
小鳥「あっ……は、はい……」
P「えっと……痛いのは、どの辺ですか?」サワサワ
小鳥「あひゃんっ……ど、どこ触ってるんです!?」
P「いや、触らなきゃどこに貼っていいか分からないんで……」
小鳥「もぉ~……じ、自分で貼りますからっ」
P「ダメですよ。ちゃんとした所に貼らないと効果が出ませんし、勿体ないですから」
小鳥「むぅ……」ドキドキ
P「救急箱にサロンパスがあって助かりましたね」ビリビリ
小鳥「わ、私のじゃありませんからね!それ、社長が良く使う物で……」
P「分かってますよ。ほら、腰出して」
小鳥「あっ……は、はい……」
P「えっと……痛いのは、どの辺ですか?」サワサワ
小鳥「あひゃんっ……ど、どこ触ってるんです!?」
P「いや、触らなきゃどこに貼っていいか分からないんで……」
小鳥「もぉ~……じ、自分で貼りますからっ」
P「ダメですよ。ちゃんとした所に貼らないと効果が出ませんし、勿体ないですから」
小鳥「むぅ……」ドキドキ
70: 2012/11/21(水) 20:49:25.41
P「ここですか?」サワサワ
小鳥「ん……や、違……」ゾクッ
P「じゃあ、ここですか?」ツツツツ
小鳥「ひ、ぁ……やぁっ……」ゾクゾクッ
P「……ここですか?」ツンツン
小鳥「あっ……んん……!」ゾクゾクゾク
P「いかがです?」プニプニ
小鳥「も、もう!変なトコ触ってないで、早く貼ってくださいっ!!」
小鳥「ん……や、違……」ゾクッ
P「じゃあ、ここですか?」ツツツツ
小鳥「ひ、ぁ……やぁっ……」ゾクゾクッ
P「……ここですか?」ツンツン
小鳥「あっ……んん……!」ゾクゾクゾク
P「いかがです?」プニプニ
小鳥「も、もう!変なトコ触ってないで、早く貼ってくださいっ!!」
73: 2012/11/21(水) 20:53:16.44
P「これで、痛みとは……お別れです!」ペタペタ
小鳥「ふぅ……」
P「……歩けます?」
小鳥「うーん……まだちょっと、痛みが……」
P「じゃあ向こうのソファーに移動しましょうか。仕事道具は、俺が持ってきますんで」
小鳥「い、移動って……」
ヒョイ
小鳥「わ、わっ!……ちょっと!ぷ、プロデューサーさん!?」ドキドキ
P「……重いですねぇ」ススス
小鳥「………」イラッ
小鳥「ふぅ……」
P「……歩けます?」
小鳥「うーん……まだちょっと、痛みが……」
P「じゃあ向こうのソファーに移動しましょうか。仕事道具は、俺が持ってきますんで」
小鳥「い、移動って……」
ヒョイ
小鳥「わ、わっ!……ちょっと!ぷ、プロデューサーさん!?」ドキドキ
P「……重いですねぇ」ススス
小鳥「………」イラッ
74: 2012/11/21(水) 20:57:06.55
P「よっこらせ……っと」
小鳥「……ねぇ、プロデューサーさん」
P「はい?」
小鳥「プロデューサーさんが考えたんですか?あのボールをイスに使おうって」
P「え、えぇ……でも使えるかどうかは、全部律子が選んで……」
小鳥「私が腰を痛めたのって、完全にあのバランスボールのせいですよね?」
P「……ま、まぁ、そうと言えなくもないですけど」
小鳥「責任……とって、くれますよね」
P「……参ったなぁ」
小鳥「……ねぇ、プロデューサーさん」
P「はい?」
小鳥「プロデューサーさんが考えたんですか?あのボールをイスに使おうって」
P「え、えぇ……でも使えるかどうかは、全部律子が選んで……」
小鳥「私が腰を痛めたのって、完全にあのバランスボールのせいですよね?」
P「……ま、まぁ、そうと言えなくもないですけど」
小鳥「責任……とって、くれますよね」
P「……参ったなぁ」
76: 2012/11/21(水) 21:01:16.78
~翌日~
やよい「おはよーございまーす!」
小鳥「あらおはよう、やよいちゃん」
P「お、おう……おはよう」
やよい「……あれ?プロデューサーは、どこに?」
P「………」
小鳥「ふふっ……知りたい?」
やよい「えっ?」
P「………」_| ̄|○ プルプル
やよい「おはよーございまーす!」
小鳥「あらおはよう、やよいちゃん」
P「お、おう……おはよう」
やよい「……あれ?プロデューサーは、どこに?」
P「………」
小鳥「ふふっ……知りたい?」
やよい「えっ?」
P「………」_| ̄|○ プルプル
79: 2012/11/21(水) 21:04:43.83
やよい「はわわっ!ぷ、プロデューサーが、小鳥さんを背中に乗せて……!?」
小鳥「腰痛が治るまでの間ね、私のイスになってくれるって約束してくれたの♪」
P「あ、あまり見ないでくれ、やよい……」
やよい「……あ、あのっ!プロデューサー!」
P「な、何だ……?」
やよい「わ、私も……乗せてもらって、いいですかー……?」
P「えっ」
小鳥「腰痛が治るまでの間ね、私のイスになってくれるって約束してくれたの♪」
P「あ、あまり見ないでくれ、やよい……」
やよい「……あ、あのっ!プロデューサー!」
P「な、何だ……?」
やよい「わ、私も……乗せてもらって、いいですかー……?」
P「えっ」
82: 2012/11/21(水) 21:08:58.23
やよい「わぁぁ……普通のソファーと、全然違いますね!」
小鳥「でしょう?」
やよい「うっうー!生温かいですー!」
P「ぬぅぅぅぅぅ……!」ガクガク
やよい「!?……プロデューサー?大丈夫ですか!?」
P「い、いや……小鳥さんが、降りれば……何とか……!」
小鳥「うーん、ちょっと座りなおそうかしら」ギュムギュム
P「ひぎぃぃぃぃっ!!?」ガクガク
やよい「うぅー……や、やっぱり、私が乗っちゃ……」グスッ
P「ハッハッハ!なぁに、一人だろうが二人だろうが、全然平気だ!ほら!」
やよい「そうですかー!良かったですー」ニコッ
小鳥「でしょう?」
やよい「うっうー!生温かいですー!」
P「ぬぅぅぅぅぅ……!」ガクガク
やよい「!?……プロデューサー?大丈夫ですか!?」
P「い、いや……小鳥さんが、降りれば……何とか……!」
小鳥「うーん、ちょっと座りなおそうかしら」ギュムギュム
P「ひぎぃぃぃぃっ!!?」ガクガク
やよい「うぅー……や、やっぱり、私が乗っちゃ……」グスッ
P「ハッハッハ!なぁに、一人だろうが二人だろうが、全然平気だ!ほら!」
やよい「そうですかー!良かったですー」ニコッ
87: 2012/11/21(水) 21:12:26.71
P「(こ、このまま何とか……ってレベルじゃねーよ!もうギリギリだ!)」
P「(あと誰か一人でも乗ったら、俺の身体が潰れちまう……!)」
P「(………)」
P「(……いや待て待て待て!何でそんなフラグ立ててんだ、俺!!)」
P「(あと誰か一人でもって……つーか、こんな状況で俺に乗ろうとする奴なんか、いるはず……!)」
貴音「あなた様……一体、何をなさっているのです?」
P「」
P「(あと誰か一人でも乗ったら、俺の身体が潰れちまう……!)」
P「(………)」
P「(……いや待て待て待て!何でそんなフラグ立ててんだ、俺!!)」
P「(あと誰か一人でもって……つーか、こんな状況で俺に乗ろうとする奴なんか、いるはず……!)」
貴音「あなた様……一体、何をなさっているのです?」
P「」
97: 2012/11/21(水) 21:16:52.38
P「お、おい……待てよ……」
P「これは、ないだろ?……ちょっと待ってよ、ねぇ!?」
P「お、お願いだから、待ってくれよ!頼むよ……!!」
貴音「?」
P「だ、ダメだ!乗るな!乗るんじゃない、貴音!!」
P「いや、もうマジで無理だから!イナバの物置じゃねぇんだから!絶対無理!!」
貴音「………」
P「い、いいか貴音!乗るなよ!絶対乗るなよ!?」
貴音「……どこに、でしょうか」
P「俺の背中だよ!見てわかるだろう!?」
P「これは、ないだろ?……ちょっと待ってよ、ねぇ!?」
P「お、お願いだから、待ってくれよ!頼むよ……!!」
貴音「?」
P「だ、ダメだ!乗るな!乗るんじゃない、貴音!!」
P「いや、もうマジで無理だから!イナバの物置じゃねぇんだから!絶対無理!!」
貴音「………」
P「い、いいか貴音!乗るなよ!絶対乗るなよ!?」
貴音「……どこに、でしょうか」
P「俺の背中だよ!見てわかるだろう!?」
104: 2012/11/21(水) 21:21:30.37
貴音「……あなた様」
P「な、何だ……」
貴音「わたくし……以前にも、このような物言いを聞いたことがあります」
貴音「これは、古来より伝わりし掛け合い……前フリ、というものですね?」
P「なっ!?……ち、違う!全然違うから!」
やよい「それじゃあ、私が乗ります!」
P「えっ」
小鳥「じゃあ私も乗りまーす」
P「いや、乗りまーすって、もう乗ってるじゃ……ハッ!」
P「な、何だ……」
貴音「わたくし……以前にも、このような物言いを聞いたことがあります」
貴音「これは、古来より伝わりし掛け合い……前フリ、というものですね?」
P「なっ!?……ち、違う!全然違うから!」
やよい「それじゃあ、私が乗ります!」
P「えっ」
小鳥「じゃあ私も乗りまーす」
P「いや、乗りまーすって、もう乗ってるじゃ……ハッ!」
107: 2012/11/21(水) 21:25:04.21
やよい「私が乗るんです!小鳥さんはダメですー!」
小鳥「えぇ?やよいちゃんより、腰痛持ちの私が乗るべきじゃない?」
やよい「私だって、プロデューサーに乗りたいんですー!」
小鳥「ダメよ、やよいちゃん!」
やよい「小鳥さん!」
小鳥「やよいちゃん!」
貴音「では、わたくしが」
「「どうぞどうぞ」」
ゴゴゴゴゴゴ
P「ま、待て……や、やめろぉ!やめ」
プチッ
小鳥「えぇ?やよいちゃんより、腰痛持ちの私が乗るべきじゃない?」
やよい「私だって、プロデューサーに乗りたいんですー!」
小鳥「ダメよ、やよいちゃん!」
やよい「小鳥さん!」
小鳥「やよいちゃん!」
貴音「では、わたくしが」
「「どうぞどうぞ」」
ゴゴゴゴゴゴ
P「ま、待て……や、やめろぉ!やめ」
プチッ
111: 2012/11/21(水) 21:30:23.61
小鳥「――ってな事になりますよ!責任取らないと!」
P「なりませんよ。何言ってんですか、まったく……つーか今の、貴音に失礼ですよ?」
ヨタヨタ
小鳥「はぁぅぅ……い、痛いよぉ……」
P「……帰る時は、俺が車で送りますから」
小鳥「ほ、ホントですか!?……じゃ、じゃあ、抱っこ!」ギュッ
P「か、肩で勘弁してください」
P「なりませんよ。何言ってんですか、まったく……つーか今の、貴音に失礼ですよ?」
ヨタヨタ
小鳥「はぁぅぅ……い、痛いよぉ……」
P「……帰る時は、俺が車で送りますから」
小鳥「ほ、ホントですか!?……じゃ、じゃあ、抱っこ!」ギュッ
P「か、肩で勘弁してください」
113: 2012/11/21(水) 21:33:53.35
小鳥「えぇー!?」
P「……いや、当たり前でしょう?」
小鳥「さ、さっきソファーに向かった時は、抱き上げてくれたじゃないですか~!」
P「流石に外で、そんなマネ出来ませんから。つーか、まだ帰る時間でもないでしょう?」
小鳥「……プロデューサーさんの、ケチ」ムスー
P「へいへい」
おわり
P「……いや、当たり前でしょう?」
小鳥「さ、さっきソファーに向かった時は、抱き上げてくれたじゃないですか~!」
P「流石に外で、そんなマネ出来ませんから。つーか、まだ帰る時間でもないでしょう?」
小鳥「……プロデューサーさんの、ケチ」ムスー
P「へいへい」
おわり
114: 2012/11/21(水) 21:34:40.79
乙
どこから妄想だったんだ…
どこから妄想だったんだ…
116: 2012/11/21(水) 21:36:52.98
乙んぽ
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