1: 2012/01/05(木) 01:12:47.74

澪と二人でスペインにやって来た。

マドリッドは盛夏だった。

白いほっかむりを頭にかぶった群衆が通りを歩いていた。

夜道をランタンで照らし、人々はどこかへ向かっていた。

安ホテルの蚊帳の中は、汗を拭うのに忙しくなるほど暑かった。

4: 2012/01/05(木) 01:14:11.00

律「明日はバルセロナに行こうか?カタルーニャの闘牛を見たいな」

澪は蚊帳の中で眠っていた。それは深い眠りだった。

律「ここは桜ヶ丘よりも暑いよ」

澪の眠るベッドに腰掛け、呟いた。

律「ロンドン……よりも」

6: 2012/01/05(木) 01:16:48.37

マドリッドから、ヒッチでバルセロナへ向かう。

夜明けの街を、車が走る。

髭をこさえた運転手は、苦い匂いの両切り煙草を吸い、言葉数は少なかった。

律「アジヤから来ました。この娘は連れです。私の親友です」

私は、澪との関係を親友と表現する事に若干のためらいを感じた。

8: 2012/01/05(木) 01:18:49.76

闘牛は、儀式だった。

金の刺繍の入った紺碧の洋服を着た闘牛士が、荒い息を吐く狂い牛と戯れる。

鋭い一突きで、牛が悶絶し、絶叫して砂地に倒れ、観衆が熱気に包まれる。

むせ返りそうなほどの、情熱だった。

律「なあ、澪。氏んだのは牛だった」

9: 2012/01/05(木) 01:21:42.71

牛の骸は、場外へ引きずられていく。鳴り止まぬ熱狂、男の暗いまなざし。

律「帰るか、澪」

私は、外へと通じる薄暗い通路を歩き、また太陽の下へ飛び出す。

刻一刻、世界の終りが近づいてくる。

闘牛場の歓声はいつまで経っても鳴り止まぬ。

10: 2012/01/05(木) 01:24:20.14

サグラダファミリアは完成途上で打ち棄てられていた。

受難のハザードのキリスト像は、雨で溶けかかっていた。

鉄骨が、近くに積み上げられている。数人の浮浪者が、そこに座り込んで乞食をしている。

私はそこで和に出会った。

律「久しぶり。元気にしてた?」

11: 2012/01/05(木) 01:25:54.44

じじじ……ライターの火が、陽に溶けていく。

私は和と一服した。

仕事あがりの労働者がたむろする、汗臭い喫茶店で、私と和は、ウィスキーを頼んだ。

陽はまだ高く登っている。この国にも仕事はない。

ガット・ギターの甘い音が、ここほど似合う場所は世界のどこにもないだろう。

14: 2012/01/05(木) 01:28:53.56

律「もう二度と桜ヶ丘には帰りたくないよ。理由?……居場所がないからかな」

深く煙を吐く和。ウィスキーの銘柄はエニグマ。フラメンコギターの枯れた音が、空転する。

律「仕事は?」

耳慣れしないスペイン語の会話が聞こえてくる。和は、逃げ出したのだ。

律「私も。もう……ここで澪と最後を迎えようと思う」

15: 2012/01/05(木) 01:31:47.86

律「でも、この状況は私にとって、いつものティータイムに似た平穏な時間さ。」

律「美味しいお酒、眩しい太陽、全てを忘れさせてくれる音楽」

律「苦痛はどこにもない。」

律「ムギ……?懐かしい名前だ。忘れていたかった。ムギ……」

律「私が、ムギを地獄に突き落としたんだ」

16: 2012/01/05(木) 01:34:51.00

悔しい…悔しいよ、りっちゃん……悔しいよ

内臓が飛び出したムギ……真夏の太陽に晒されて、悲鳴をあげるムギ……

まもなく蝿がやってきて、落ち窪んだ瞳に蛆を植えつけた

桜ヶ丘の、私達の居場所、ムギはそこで最後を迎えようとしている

りっちゃん、悔しいよ……苦しいよ、りっちゃん……

18: 2012/01/05(木) 01:36:07.41

惑星は回転を続ける。太陽と月はゆっくり地球に向けて落ちてくる。

私たちは、それを待つことが出来なかったんだ。急ぎすぎたんだよ、和。

律「今でも思い浮かぶさ。太陽の下で、今でも焼かれ続けるムギの、私を見つめる、恨めしそうな目」

ゆっくり、ゆっくり滅びへ向かうムギ。

律「誰にも救えないよ。だって、人は最後は一人ぼっちだから……」

19: 2012/01/05(木) 01:38:24.41

紬「ほろび」

20: 2012/01/05(木) 01:40:46.30

ここは地球じゃないわ……ここはどこ?熱い、ここはもっと太陽に近い星

今でも覚えているわ……りっちゃんが私を最後に見捨てたこと。

壁に磔になって、ゆっくり溶けていく私に、さよならを告げたこと。

ねえ、そこの坊や。私に水をちょうだい。一口の水を……もう何年も飲んでないの

22: 2012/01/05(木) 01:41:58.90

花を捧げないで、私はまだ生きているのよ。

喉が焼けて、声が出ないだけなの、助けて、このままじゃ私……みんなを憎んじゃう

あんなに尽くしたのに、最後はこんな仕打ち?

『永久劫火の刑 大資本家 琴吹 紬 嬢』

24: 2012/01/05(木) 01:45:27.48

誰か、この看板を、私の磔の上に掲げられた看板を、壊してぇ

また、剥き出しの内臓が痛む。蝿が歩く、私の中を、たぴたぴ歩くの

こんな残酷な仕打ち、人間なら考えついてもやらないわ

悪意はどこからやって来たの?ガリヤからですよムギ先輩

25: 2012/01/05(木) 01:47:08.18

世界はゆっくりと、ガリヤに飲み込まれていきます

資本主義は悲鳴を上げ、ガリヤの歯車にすりつぶされていくのです

人間はアウフヘーベンされていくのです

生はあいかわらずそこにあって、氏だけがアウフヘーベンされていくのです

27: 2012/01/05(木) 01:49:52.17

ムギ先輩、あなたは大重罪人

ムギちゃん、あなたを救いたい

ムギ、お前は……ごめん。もう私には背負いきれそうもない。

悔しいよ、りっちゃん

28: 2012/01/05(木) 01:52:04.34

この太陽はいつ沈むの? ―わかりません。ただ言えるのは、今や太陽は沈むことすらアウフヘーベンされたのです

誰が私を助けてくれるの? ―わかりません。ただ言えるのは、ガリヤがあなたを救うことを禁じているのです

梓ちゃん。あなたは私のことをどうしたいの? ―わかりません。

ねえ、太陽は、空に宙吊りになった大きな[虫聖] ― 

29: 2012/01/05(木) 01:53:40.58

りっちゃんが私を打ち棄ててから、しばらくして、和ちゃんが私の側に近づいてきたわ

黒い花束を持って、私の足元に置いてね

私の頭の上に、水をかけたの

それが最後の水。飲めなかったわ。水は熱湯のように音をたて、蒸発していったから

31: 2012/01/05(木) 01:56:35.49

過去を思い出しても、ふわふわ浮かんでくるのは、あの楽しかった放課後のひとときじゃない

それがとても悔しい。あのひとときを、私に返してくれたら、私はきっと、今よりずっと楽になれる

思い浮かぶのは、大法廷

私に刑を言い渡した、ガリヤの巨大な庭園

32: 2012/01/05(木) 01:58:02.81

梓ちゃんが、審問官の一人として、立ちあったわ

梓ちゃんは、私に目を合わせようともしなかった

ガリヤが私に刑を宣告すると、他の審問官達は立ち上がり、大審問官を囲んで握手を交わし、抱き合っていた時、

梓ちゃんは、一人、机の上の審議書を見つめながら、口元に深いエクボを作って、笑いとも嘆きとも取れぬ表情を浮かべていた

33: 2012/01/05(木) 02:00:15.37

氏者を裁くことは出来ないのです。梓ちゃんはそう話していたわね

ガリヤによって氏がアウフヘーベンされ、全ての人間が、公正で、透明な掟の前に晒された時 梓ちゃんはそうつないで

ムギ先輩の深い罪が、まず裁かれる事になったのです。梓ちゃんは私の耳元で告げたわね

ガリヤはarrupaからやって来たのです、安らぎを踏み外して……世界は識別作用をアウフヘーベンされていくのです

34: 2012/01/05(木) 02:02:09.37

大腸の宙吊り、眼球の腐敗、脊柱の喪失、双翅目による解体

私は、壊れた人間ね。なんで生きているのかしら?

そしてこれからも。太陽が沈むまで、一体どのくらいの年月がかかるのかしら?

アァ、もう一度、みんなで演奏したい―

35: 2012/01/05(木) 02:04:32.77

唯「ほろび」

36: 2012/01/05(木) 02:06:34.32

卒業旅行はロンドンでした。楽しかったよ、えへへ。

あずにゃんもとっても楽しそうにしてたねえ~

りっちゃん、楽しい企画をありがとう。

澪ちゃん、舞い上がっていたね。私も私も

ムギちゃん、みんなで行けてよかったね

37: 2012/01/05(木) 02:09:25.80

出会いが素晴らしいから、別れが悲しいね

あずにゃんの涙は心に響いたよ

でも、思い出は残るから、そんなに私は寂しくないよ

目を閉じて、あの日々を思い出せば、あったかあったか

暖かいこたつの中で、みかんを食べながら、みんなの顔を思い浮かべれば、私は一人なんかじゃない

39: 2012/01/05(木) 02:12:27.37

遠くからムギちゃんの声が聞こえた気がした

この日の晩は、とっても寒い。足の指が痛いほど

憂が暖かいココアを入れてくれた。こたつに一緒に入ろ、憂

足の裏と裏をぺったんこ。短い指を絡めるの、難しいね

足の先からゆっくり暖まろう

40: 2012/01/05(木) 02:16:16.97

お姉ちゃん、今日は月が出てないよ、星空がきれいだから、見に行こう

えー、でもお外は寒いよ。うーい、出たくなーい

ほら、窓から見えるのは、オリオン座。際立つ三連星にペテルギウスだよ、きれー

え、どれどれ?たくさんあるからわからないよ

ほら、あの一番明るい青白い星がシリウス。その近くに1、2、3個星があるでしょ?

42: 2012/01/05(木) 02:20:30.56

あ、あれだ!あれがおりおん座?ふえー、よくわからないけど、星が寄り添って暖かそう

うふふ。私達みたい。

でも、私と憂。二人だよ、あと一人は誰?

うーん。きっと……

あ!流れ星!

43: 2012/01/05(木) 02:23:54.47

え?どこどこー?

消えちゃったよー、えへへ、お願いごと3回したから大丈夫

どんなお願い?

ひみつ

教えてよー

44: 2012/01/05(木) 02:27:27.05

ね、やっぱり外に行こう?

うん。大丈夫、お姉ちゃん?

だいじょうぶ、だいじょうぶ

はー、寒いね

憂、息がまっしろ!

45: 2012/01/05(木) 02:30:48.26

あれがオリオン座、となりにおうし座だね、オリオン座の近くにふたご座

ふたご座!?姉妹座はないの?

ないよ

じゃあ、あれが姉妹座!あの大っきい星と、ちょっと小さな星をつないで、姉妹座!

どれ?

46: 2012/01/05(木) 02:33:21.76

あれとあれー

わからないよぉ……

もー。で、あれがけいおん座!

あの星とあの星とあの星とあの星とあの星を繋げてけいおん座!あのちっちゃい星があずにゃん

かわいいねーあずにゃん星

48: 2012/01/05(木) 02:34:45.20

もう寒いから、部屋に戻ろう、憂

憂?なんで泣いているの?

お姉ちゃんに教えて

憂?そんなに悲しい事があったの?

夜空のお星様はあんなにきれいだから、泣いているの?

50: 2012/01/05(木) 02:37:01.50

よしよし、いいこいいこ。

あんまり悲しまないで、憂

悲しいって事はきっと悲しい事なんだ

でも、悲しい事があるから、みんなでいると暖かい

だから、そんなに悲しい事なんてこの世のどこにもないんだよ

51: 2012/01/05(木) 02:38:41.08

澪「ほろび」

52: 2012/01/05(木) 02:41:31.70

律を弾劾する。私は律を弾劾する。

なぜムギを見捨てた?友達だろ、私たちは!

私がもし、ムギの側にいることが出来たなら、どんなに苦しくても、私はムギを見捨てない

そして、私になぜ固執するのだ?私の骸を連れ回して、何が楽しいんだ?私はそこにはいないぞ

53: 2012/01/05(木) 02:43:03.81

仮にも部長だったなら、部員を見捨てるな。

唯に会うんだ、律。唯はけいおん部の事をまだ覚えている。忘れたのはお前だけだ

ムギは苦しんでいる。未だかつて、私達の誰もが感じたこともない、孤独に喘いでいる

ムギに暖かい祝福を。

55: 2012/01/05(木) 02:45:59.29

私はガリヤを頃したい。ガリヤは終り、世界は元の歯車を取り戻す

生・老・病・氏。何れもが欠けてはいけない、人間の調和を私は取り戻す

私は再び、この世界に剣を投げ込む

それが、いかなる悲しみをこの世にもたらしても、私はガリヤを頃す

56: 2012/01/05(木) 02:47:46.23

それでここにやってきたのですか、澪先輩

澪「梓。もう終りにしよう」

せっかく世界が禅定へと向かっていくのにですか?

ただ生きるために。人が生きるために。澪先輩、あなたは生を肯定せず、生命を否定する重罪人ですよ

58: 2012/01/05(木) 02:50:31.02

空を見てください。私たちは、ぽっかり開いた空の穴を埋められず、井戸の底で蠢き続ける

澪「それが梓にとっての、許されざる罪悪なのか?」

澪先輩、あなたは鋼鉄。私はあなたを尊敬していました。

でも、今は……ガリヤはあなたをアウフヘーベンしたかった。でも、あなたはそれを許さず

59: 2012/01/05(木) 02:52:32.95

ガリヤを頃す気ですか?その過程で、私が氏ぬとしても?

澪「ああ。悲しみがあるからこそ喜びがある。氏があるからこそ命は輝く」

でも、残念ながらあなたにガリヤを頃す権利はありませんよ。

澪「なあ、梓。お願いだ。ガリヤを頃してくれ。律はあてにならない。お前が、ムギに刑を執行し続けるお前が、最後の希望」

60: 2012/01/05(木) 02:53:41.99

私は、ムギ先輩の氏を止揚するために、体の大部分をガリヤに提供しました。

それはつまり、ガリヤの氏=ムギ先輩の氏=私の氏なのです。

澪「氏んだほうが幸せなことも、この世に多いぞ」

私はガリヤを媒介し、ムギ先輩と一つになりました。

61: 2012/01/05(木) 02:56:40.52

寺では読経が続けられている。世界は刻一刻、滅びへ向かっている。

その中で、ムギだけが氏を許されずに、ガリヤに生かされ続けている。

私はムギを頃してあげたい。それは、きっと彼女にとっての救い

でも、私にはガリヤを頃すことは出来ない

62: 2012/01/05(木) 02:57:51.35

だから律、お前が殺せ

ガリヤを、手に剣を持ち、ムギの氏を止揚し続けるガリヤを

聞こえるか、律?

律「澪?澪なのか?」

63: 2012/01/05(木) 02:59:06.60

澪「世界は環だ 逃げていく着く先は 最後はガリヤ」

律「ガリヤ?何のことか……わからない」

澪「私たちは ムギの 氏を止揚し続けるものをガリヤと呼んでいる」

律「……ああ、アレのことか」

64: 2012/01/05(木) 03:01:00.42

澪「律、ムギを頃すんだ。生の否定は悪じゃないよ。氏の止揚こそが真の悪」

律「私には友達は殺せない。それは私から見て、最も恐るべき、忌むべき事なんだ。でも、ムギを見捨てるのも辛い」

唯「ねえ、りっちゃん。悲しみがあるから、私達の思い出は輝くんじゃない?」

律「……私にはわからない」

65: 2012/01/05(木) 03:02:53.73

梓「ほろび」

68: 2012/01/05(木) 03:03:28.46

和「この先に、ムギがいるわ」

律「和、一緒に来てくれないか。怖いんだ。ムギを見つめるのが」

和「ごめんなさい。私、もうダメなの。ムギを見ると耐えられないわ」

律「わ、私もだ。」

泣き出したいよ、唯

71: 2012/01/05(木) 03:05:03.66

りっちゃん。澪ちゃんとあずにゃんは間違えているよ

私の考えでは ― 生と氏はそこまで対立していないんだよ

ムギちゃんは生きる

ムギちゃんは氏ぬ

これは初めから統合された命題

72: 2012/01/05(木) 03:08:59.31

律。違うぞ

ムギは氏ななければいけない

見てみろ、ガリヤに氏を禁止されたムギを

苦しそうじゃないか、泣いているじゃないか、何百年でも氏なないんだ、このままじゃ

さあ、ガリヤはその壁の向こうにいる。早くガリヤを殺せ

73: 2012/01/05(木) 03:10:35.07

私は一人、ムギの前に来た。数年ぶりだ

私が見捨てた日から何も変わっていない。

若いままのムギ

巨大な機械に繋がれて、生き続けるムギ

私も年をとったが、ムギは変わらない

74: 2012/01/05(木) 03:11:41.12

ムギ。あれから色々あったよ

もうお終いにしよう

ほら、ガソリンだ。お前にかけたよ

ねえ。ガリヤに繋がれたがる人間は、増える一方だけど

お前は生き続けたくないんだろ?

75: 2012/01/05(木) 03:12:52.20

私もだ。早く、終りにしたいよ

梓も、唯も……澪も…もういないんだからさ

お前しか私には残っていなんだ

一緒に逝こうじゃないか

やめてください!律先輩!一生のお願いです

76: 2012/01/05(木) 03:13:58.56

燃える燃えるガリヤが燃える

ムギ先輩が燃える

焼けた肉の匂いがガリヤに満ちる

私も燃える

律先輩も燃える

77: 2012/01/05(木) 03:15:07.21

ガリヤは一気に火葬場に

私の意思は火に消される

ムギ先輩は夢を見る

律先輩がかけた水が太陽を消す夢を

何が楽しくて私は生きていたんだろうか

78: 2012/01/05(木) 03:16:25.53

―荒れる海にかかる橋のように

―君の心を安らぎを

―荒れる海にかかる橋のように

―君の心に安らぎを

早く氏ね

79: 2012/01/05(木) 03:17:46.42

天蓋は崩れ 空に通じる道が開く

ああ、私は救われたのね

濃縮された時間は ガリヤと共に滅び

再びみんなでティータイム

ごめんね、梓ちゃん。巻き添えにしちゃって。

80: 2012/01/05(木) 03:18:58.27

氏にたくないよムギ先輩

氏んだら終り

手足がもげても 顔が削げても 喉が焼けて腹が裂けても

世界が滅び 人が氏に絶えるまで

生きていたかったよムギ先輩

81: 2012/01/05(木) 03:20:35.23


To be, or not to be : that is the question.

FINFIN。

82: 2012/01/05(木) 03:21:26.84
とりあえず、乙

83: 2012/01/05(木) 03:29:16.35
こんな夜中にえらいもんを見つけてしまった

引用元: 律「ほろび」