2: 2014/09/15(月) 00:05:19.47

春香「プロデューサーさん! 股ドンですよ、股ドン!」

P「マタドン? そりゃ新種のポ○モンか何かか?」

雪歩「ちがいますぅ! ポケ○ンじゃないですぅ!」

真「ほら、ちょっと前に『壁ドン』って流行ったじゃないですか」

春香「あれの進化バージョンですよ、進化!」

P「あー……壁ドンって、アレだろ?」

P「うちみたいな安アパートで、隣のカップルがギシアン始めてクソうるせー時にこうやって……」ドンッ!

千早「くっ!」

真「ちょっ、72いきなり千早の胸を叩いてるんですか、プロデューサー!」

雪歩「いくら私よりひんそーでちんちくりんの壁みたいな胸だからって、ひどいですぅ!」

千早「……くっ」フルフル

3: 2014/09/15(月) 00:06:06.03

春香「ちがいますよプロデューサーさん! 壁ドンっていうのは……はいっ、真!」

真「しょーがないなぁ……さ、雪歩?」グイッ

雪歩「ひゃ! ま、真ちゃん……?」ドンッ

真「ねぇ雪歩――そろそろ、ボクのモノになれよ?」ミミモトササヤキ

雪歩「ファッ!? はっ、はひぃ……」カァー

春香「……とまぁ、こういうやつですよ!」

P「あぁ、そういや最近はそういうのも壁ドンって言うらしいなぁ」

千早「えっ、と……じゃあ、その『股ドン』っていうのは……?」

P「――つまりこういうことだ、ろっ!」ドンッ!

千早「か、ハ……ッ!」ピクピク

4: 2014/09/15(月) 00:07:09.28

真「ちょっ、72いきなり千早の股間に膝蹴り入れてるんですか、プロデューサー!」

雪歩「ちなみに男の人じゃなくても、股間を強打されると物凄く痛いんですぅ」

春香「恥骨にダイレクトに当たると、文字通り骨にまで響くからねぇ……って、そうじゃなくって!」

P「いや、『股ドン』って言われて、つい……な?」ニコッ

雪歩「そ、そんなイケメンスマイルで誤魔化してもダメですぅ!」

真「千早、大丈夫?」

千早「……ええ。 これくらいなら、いつも歌のために腹筋を鍛えてるから大丈夫よ」

P「スゴイね、人体」ニヤッ

真「いや腹筋関係ありませんから!」

5: 2014/09/15(月) 00:08:21.13

春香「もー、本当の股ドンっていうのは……はいっ、真!」

真「またか……さ、雪歩?」ドンッ

雪歩「真ちゃん……」ウルウル

真「雪歩の心がボクのモノにならないなら――まずはその身体をボクのモノにしてやるよ」ドンッ

雪歩「ふぁっ! ま、真ちゃん……その、あ、脚が……」

真「ん? どうしたの、雪歩」グリグリ

雪歩「ひぃんっ! わ、私の股に……真ちゃんの脚が、当たって……!」モジモジ

真「――気持ち、イイの?」ミミモトササヤキ

雪歩「ふぁっ、ふあああぁっ!!」プシャー!

6: 2014/09/15(月) 00:09:31.34

春香「とまぁ、こういうやつのことを言うんですよ、プロデューサーさん!」

P「へぇ。 で、それが何だってんだよ」

春香「そ、その……ですね。 演技の勉強の一環で、今のをPさんに、やってもらいたいなぁ、なんて……」ゴニョゴニョ

P「あほらし。 何で俺がそんなことしなきゃいけねーんだよ。 真にやってもらえよ……っと、そろそろ時間だぞ、千早」スタスタ

千早「あ、歌番組の収録ですか。 わかりました、すぐに準備します」タタタ


春香「……ちぇっ。 やっぱり、中々上手くはいかないかぁ」

真「なんか、無駄に演技して疲れちゃったよボク」

雪歩「」

春香「雪歩は雪歩で、何か凄く幸せそうな顔で気を失ってるし」

7: 2014/09/15(月) 00:11:03.21

TV局の廊下


P「じゃ、頑張れよ千早」

千早「あ、あのっ……プロデューサー!」

P「ああ?」

千早「私に、してもらえませんか……さっきの」

P「股ドン?」

千早「……」コクッ

P「……ちっ、しょーがねーなぁ」キョロキョロ

8: 2014/09/15(月) 00:11:42.72

P「――千早」ドンッ

千早「は、はひっ……」ドキドキ

P「今日は珍しくスカートなんて履きやがって……こうされるの、期待してたんじゃねーのか、あ?」グリグリ

千早「あっ、は、はいぃ……」ジュンッ!

P「お前には期待してんだからな――良い結果、出してこいよ?」ダキッ

千早「あんっ! プ、プロデューサー……っ!」ビクビクッ!

P「今日上手くいったら――続き、家でしてやるからよ」ミミモトササヤキ

千早「」プシャー!

9: 2014/09/15(月) 00:12:15.05

こうしてその日の収録は大成功に終わったのであった。
そして後日Pが美希にも同じようなことをしていて修羅場ったというのは、また別の話である。




11: 2014/09/15(月) 00:14:41.14

ちなみに本当は


P「おいお前、仲間になれよ!」

玲音「な、何を……事務所移籍の引き抜きかい? いくらなんでも、そんないきなりは――」

P「うるせェ、行こう!」股どんっ!

玲音「か、カハッ……!」ガクッ!


みたいな話を思いついたけど、うまくまとまんなかった件
千早が膝蹴り喰らってるのはその名残である

12: 2014/09/15(月) 00:19:08.84
おつおつ!
涼ちんに股ドンしたい

13: 2014/09/15(月) 00:33:50.89

蛇足


やよい「股ドン?」

伊織「なによ、それ」

響「うー、なんだか説明し辛いぞ……股ドンっていうのは、その……」

貴音「こういうものを言うのですよ」グイッ

響「ちょっ、貴音!?」

貴音「響――あぁ、なんて可愛らしいのでしょう……」ドンッ

響「ちょ、待っ……実演しなくてもいいから!」バタバタ

貴音「ふふっ。 そうは言っても、響のここは――期待しているようですが?」グリグリ

響「やっぁんっ! ……だ、だめっ、貴音ぇ……」ウルウル

やよい「ふあぁ……」ドキドキ

伊織「ちょ、やよいになんてもん見せつけてんのよ、アンタらは!」キィー!

14: 2014/09/15(月) 00:34:50.57

伊織「まったく……あの二人、本当にデキてるんじゃないでしょうね……」

やよい「あ、あの……伊織ちゃん」

伊織「な、なによ?」

やよい「私も、その……伊織ちゃんと、『股ドン』したいなーって」カァー

伊織「や、やよい!?」アセアセ

やよい「響さんと貴音さん、なんだかとっても気持ちよさそうだったね……伊織ちゃんも、気持ち良くなりたいよね?」グイッ

伊織「ちょ待っ……あ、あんな変態共の影響受けちゃダメよ、やよい!」バタバタ

やよい「伊織ちゃん……」ドンッ

伊織「や、やよい……?」ドキドキ

15: 2014/09/15(月) 00:35:43.37

亜美「……」ニヤニヤ

真美「……」ニヤニヤ

伊織「って、そこの二人! 黙って見てないで助けなさいよ!」

亜美「ちぇー、バレちゃったかー」

真美「せっかく良いふいんき?だったのにー」

伊織「それを言うなら雰囲気でしょ!」


やよい「……あとでまた続きやろうね、伊織ちゃん」ボソッ

伊織「ひょえっ!?」



こうしてしばらく、765プロでは股ドンが流行したという。

本当に完

16: 2014/09/15(月) 00:52:46.29

続きはよ

17: 2014/09/15(月) 06:55:03.75
美希編もあるってお前言ったよな?

引用元: P「股ドン?」