1: 2014/05/31(土) 21:03:30.02
春伊と兎晴と泣き虫な鳰ちゃんのお話
全く別次元の話になるよ
キーンコーンカーンコーン
鳰「(………終わったっす)」
鳰「(さぁて、帰りにクレープでも行……)」
ガラッ
春紀「伊介様ー!帰ろうぜー」
鳰「!」びくっ
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401537809/
全く別次元の話になるよ
キーンコーンカーンコーン
鳰「(………終わったっす)」
鳰「(さぁて、帰りにクレープでも行……)」
ガラッ
春紀「伊介様ー!帰ろうぜー」
鳰「!」びくっ
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401537809/
2: 2014/05/31(土) 21:04:10.40
伊介「クレープ楽しみー♥︎」
春紀「あたし桃にしようかなー」
伊介「伊介は苺ー♥︎」
春紀「じゃあ一口交換なー」
伊介「うん♥︎」
鳰「……っ…」いそいそ
春紀「あっ、鳰もよかったらさ
鳰「き……気遣わないでいいッスよ!二人で楽しんで来るッスー」
伊介「あんたに気なんて遣う訳ないでしょ♥︎いいから来なさ…
鳰「それでもいいッスから……じゃ、また!」ダッ
伊介「……つまんなぁい♥︎」
春紀「………」
春紀「あたし桃にしようかなー」
伊介「伊介は苺ー♥︎」
春紀「じゃあ一口交換なー」
伊介「うん♥︎」
鳰「……っ…」いそいそ
春紀「あっ、鳰もよかったらさ
鳰「き……気遣わないでいいッスよ!二人で楽しんで来るッスー」
伊介「あんたに気なんて遣う訳ないでしょ♥︎いいから来なさ…
鳰「それでもいいッスから……じゃ、また!」ダッ
伊介「……つまんなぁい♥︎」
春紀「………」
3: 2014/05/31(土) 21:04:54.32
鳰「………はぁ…はぁ……思わず逃げて来ちゃったッスよ…」
晴「あっ、鳰!」たたたっ
鳰「!!」びくっ
晴「会いたかったよーっ!中学入ってから、クラス違って中々会えなかったもんね」
鳰「あ、あはは……そッスね…」
晴「あのね、これから兎角さんと一緒に帰るから、鳰も一緒に…
鳰「えー、っと、鳰はちょっと用事があるんスよねー。急いでるんで!また明日ッスー」ダッ
晴「へ?ちょ、鳰、待っ………」
晴「鳰………」
兎角「どうかしたか?」ひょこ
晴「あっ、鳰!」たたたっ
鳰「!!」びくっ
晴「会いたかったよーっ!中学入ってから、クラス違って中々会えなかったもんね」
鳰「あ、あはは……そッスね…」
晴「あのね、これから兎角さんと一緒に帰るから、鳰も一緒に…
鳰「えー、っと、鳰はちょっと用事があるんスよねー。急いでるんで!また明日ッスー」ダッ
晴「へ?ちょ、鳰、待っ………」
晴「鳰………」
兎角「どうかしたか?」ひょこ
4: 2014/05/31(土) 21:05:25.61
鳰「……はぁー、散々ッスねぇ。4人に会っちゃうなんて」
鳰「あはは……皆鳰なんかに気遣わないでいいのにッス………」
鳰「………」
鳰「…何やってるんスかね……ウチ……」
鳰「あはは……皆鳰なんかに気遣わないでいいのにッス………」
鳰「………」
鳰「…何やってるんスかね……ウチ……」
5: 2014/05/31(土) 21:06:05.42
鳰『うえぇぇぇーーんうぇぇぇーーんっ』
『やーい、泣き虫鳰ー!』
『いじめられっこー!』
『へんなしゃべりかたー!あはは!』
鳰『うわぁぁーんっうわぁぁあぁぁーーんっっ』
兎角『おい、お前らぁぁ!!』ダッ
春紀『よくも鳰を泣かせたな!』
鳰『うぐ……ヒック…ぐす…兎角ちゃん……春紀ちゃん……っ…!』
『やーい、泣き虫鳰ー!』
『いじめられっこー!』
『へんなしゃべりかたー!あはは!』
鳰『うわぁぁーんっうわぁぁあぁぁーーんっっ』
兎角『おい、お前らぁぁ!!』ダッ
春紀『よくも鳰を泣かせたな!』
鳰『うぐ……ヒック…ぐす…兎角ちゃん……春紀ちゃん……っ…!』
6: 2014/05/31(土) 21:06:45.63
『げーーっ東兎角と寒河江春紀だ!!』
『逃げるぞほら!!ボコボコにされるぅ!!』
兎角『チッ……卑怯者め!』
伊介『鳰よー♥︎元気出してーおかしあげるからー♥︎』
晴『立てる?いたくない?手、かすよ』そっ
鳰『……伊介ちゃん…晴ちゃん』
鳰『…えへへ、みんな…ありがと…っす…』
ぎゅっ
『逃げるぞほら!!ボコボコにされるぅ!!』
兎角『チッ……卑怯者め!』
伊介『鳰よー♥︎元気出してーおかしあげるからー♥︎』
晴『立てる?いたくない?手、かすよ』そっ
鳰『……伊介ちゃん…晴ちゃん』
鳰『…えへへ、みんな…ありがと…っす…』
ぎゅっ
7: 2014/05/31(土) 21:07:25.54
春紀『あちゃー、クラス、見事にバラバラだね』
兎角『まぁこんなもんだろ…ずっと一緒に居たし、わたし達』
晴『クラスは離れ離れになっちゃったけど、仲は変わらないよー』
伊介『そうねー♥︎』
鳰『あはは…ウチ、…友達出来るッスかねぇ………』
兎角『まぁこんなもんだろ…ずっと一緒に居たし、わたし達』
晴『クラスは離れ離れになっちゃったけど、仲は変わらないよー』
伊介『そうねー♥︎』
鳰『あはは…ウチ、…友達出来るッスかねぇ………』
9: 2014/05/31(土) 21:09:03.92
晴『鳰なら大丈夫だよ!』
伊介『なーに心配してんの♥︎鳰は明るいから問題ないわよー♥︎』
春紀『またいじめられたら、あたしらが助けに行くから!』ぐっ
兎角『そもそもわたし達がいるだろ、鳰』
鳰『えへへ………ありがとっす。鳰、頑張るッスよぉー』へへへ
伊介『なーに心配してんの♥︎鳰は明るいから問題ないわよー♥︎』
春紀『またいじめられたら、あたしらが助けに行くから!』ぐっ
兎角『そもそもわたし達がいるだろ、鳰』
鳰『えへへ………ありがとっす。鳰、頑張るッスよぉー』へへへ
11: 2014/05/31(土) 21:11:46.93
『でさー、昨日のテレビがー』
鳰『…………』
『あの芸能人、めっちゃ可愛いよね!』
『こないだ彼氏がさー』
『そういえば私の彼女ね……』
鳰『(…クラス……なかなか馴染めないッス…)』しょぼん
鳰『(皆は……どうしてるんッスかね)』
12: 2014/05/31(土) 21:14:34.26
鳰『(お、思わず春紀さんのクラスに来ちゃったッス………)』
鳰『(………)』ちらっ
春紀『そういやこないだ買ったネイルが発色良くてさー』
『ああ、あそこの可愛いし安いよねー』
鳰『(…う、うわ……春紀さん、あんな派手な人達と仲良しなんッスか……?)』
鳰『(鳰には到底無理ッスね……他の皆の所行ってみるッス……)』こそこそ
鳰『(………)』ちらっ
春紀『そういやこないだ買ったネイルが発色良くてさー』
『ああ、あそこの可愛いし安いよねー』
鳰『(…う、うわ……春紀さん、あんな派手な人達と仲良しなんッスか……?)』
鳰『(鳰には到底無理ッスね……他の皆の所行ってみるッス……)』こそこそ
14: 2014/05/31(土) 21:19:57.74
『伊介さんの好きな人って誰なのー?すごい気になるーっ!!』
『伊介さんに好かれるなんて羨ましいー』
伊介『ウフフ♥︎誰でしょうー♥︎』
『晴ちゃんこっちも手伝って!』
晴『あわわ…ちょっと待ってねー』
『一ノ瀬さん、勉強教えてー!』
晴『ひゃぁーちょっと待っててーっ』
『兎角さんって美人ですよねーっ』
『彼女とかいるんですか??』
兎角『いない…』
『きゃぁーっじゃあ私、立候補したい!』
鳰『(…………皆………楽しんでるみたいッスね………)』
鳰『(………)』
『伊介さんに好かれるなんて羨ましいー』
伊介『ウフフ♥︎誰でしょうー♥︎』
『晴ちゃんこっちも手伝って!』
晴『あわわ…ちょっと待ってねー』
『一ノ瀬さん、勉強教えてー!』
晴『ひゃぁーちょっと待っててーっ』
『兎角さんって美人ですよねーっ』
『彼女とかいるんですか??』
兎角『いない…』
『きゃぁーっじゃあ私、立候補したい!』
鳰『(…………皆………楽しんでるみたいッスね………)』
鳰『(………)』
16: 2014/05/31(土) 21:25:08.37
鳰『……へ……?付き合う……?』
春紀『ん。あたしら付き合うことにしたんだ』
伊介『うふふ♥︎』
春紀『まぁー、どうせそんな変わらないと思うけど。一応、報告』
伊介『一番に鳰に話すって、二人で話したの♥︎』
鳰『そ…そうだったんッスか……。……応援、するッスよ!』
春紀『そっかー、ありがとな』なでなで
伊介『鳰も恋人見つかるといいわねー♥︎』なでなで
鳰『……そう……ッスね……』
鳰『……』
19: 2014/05/31(土) 21:27:47.11
鳰『あはは…分かってたッス。兎角さん達もそうだろなって』
晴『ごめんね、鳰。お友達なのには変わりないから』
鳰『き……気にしないで下さいッスよおおお!応援するに決まってるじゃないッスか!!』
鳰『友達…なんスから……』
兎角『ありがとうな』なでなで
晴『鳰は優しいねー』ぎゅうっ
鳰『…………』
鳰「………えぐっ……ぐす…っ」
鳰「ずっと、ずっと一緒だったのに………っっ…」
鳰「あっちから、離れて行ったんじゃないッスかぁぁ……っ」
鳰「……もう、皆なんて友達じゃないッス…ぐす」
鳰「さっさと帰ってふて寝するッス……」
「よぉー、泣き虫鳰」ザッ
鳰「………っ!?」びくっ
晴『ごめんね、鳰。お友達なのには変わりないから』
鳰『き……気にしないで下さいッスよおおお!応援するに決まってるじゃないッスか!!』
鳰『友達…なんスから……』
兎角『ありがとうな』なでなで
晴『鳰は優しいねー』ぎゅうっ
鳰『…………』
鳰「………えぐっ……ぐす…っ」
鳰「ずっと、ずっと一緒だったのに………っっ…」
鳰「あっちから、離れて行ったんじゃないッスかぁぁ……っ」
鳰「……もう、皆なんて友達じゃないッス…ぐす」
鳰「さっさと帰ってふて寝するッス……」
「よぉー、泣き虫鳰」ザッ
鳰「………っ!?」びくっ
20: 2014/05/31(土) 21:30:55.08
鳰「い…嫌ッス!!!これはお母さんに貰ったおこずかいなんッスよ!!お金は………」
「なんでだよぉーー、俺ら友達じゃん?なぁーー?」
「少し借りるくらい、いいじゃねーかよぉ」
鳰「とも、だち……?」
「小学校の頃はよくあいつらが邪魔して来たよなぁー」
「せっかく遊んでただけなのになぁ?鳰」
鳰「鳰に友達なんていないッスよ………」ぐっ
鳰「鳰に友達なんて、いたことないッス!!!!」
21: 2014/05/31(土) 21:32:07.93
「へぇー、あいつらも友達じゃないってわけか」
鳰「そ………そうッスよ……」
鳰「鳰に友達なんて……っ」
「じゃあ、このストラップも貰っていいよなぁ?」
鳰「!!!!それはっ………」
晴『お近づきのしるしにー、晴、鳰ちゃんにストラップを作って来たんだよ』
兎角『わたし達4人、お揃いなんだ。お前が入れば5人だな』
伊介『伊介はこんなダサいの要らないんだけどねーー♥︎』
春紀『伊介様ー、そんな言い方だめでしょ』チョップ
鳰『い、いいんッスか……?お揃いで……こんな…』
晴『これで5人、一緒だね!』
鳰『えへへ……ありがと……晴ちゃん………』
鳰『とっても、可愛いッス』にこー
鳰「そ………そうッスよ……」
鳰「鳰に友達なんて……っ」
「じゃあ、このストラップも貰っていいよなぁ?」
鳰「!!!!それはっ………」
晴『お近づきのしるしにー、晴、鳰ちゃんにストラップを作って来たんだよ』
兎角『わたし達4人、お揃いなんだ。お前が入れば5人だな』
伊介『伊介はこんなダサいの要らないんだけどねーー♥︎』
春紀『伊介様ー、そんな言い方だめでしょ』チョップ
鳰『い、いいんッスか……?お揃いで……こんな…』
晴『これで5人、一緒だね!』
鳰『えへへ……ありがと……晴ちゃん………』
鳰『とっても、可愛いッス』にこー
22: 2014/05/31(土) 21:33:38.17
鳰「やめ……っ返すッスよ……お金なら、あげるッスから……!』
「へぇー、お金より大事なんだ?これ」
「……あ、手が滑っちゃったーーー!」ぽいっ
カシャンッ…
鳰「あああぁ……っっ!」
「あはは、地面に這いつくばってやんのー!」
「泣き虫鳰にはお似合いだな!」
鳰「こ、こわれてる…ッス……っ…そんな……」
「わりーわりー、手が滑っちゃってさぁ。あはははは!!」
「へぇー、お金より大事なんだ?これ」
「……あ、手が滑っちゃったーーー!」ぽいっ
カシャンッ…
鳰「あああぁ……っっ!」
「あはは、地面に這いつくばってやんのー!」
「泣き虫鳰にはお似合いだな!」
鳰「こ、こわれてる…ッス……っ…そんな……」
「わりーわりー、手が滑っちゃってさぁ。あはははは!!」
23: 2014/05/31(土) 21:34:38.89
鳰「………どうして、こんなこと、するんスか……?」
「はぁ?」
鳰「鳰はなにもしてないのに……悪いことしてないのに!!!どうしてこんなひどいことするんスかぁぁぁぁぁ」ガンッ
「ぐわぁっっ!!」
「おい、おま……ぐふっ!」
鳰「………ゔうっ……ごほっ…けほけほ……」
「ほら、謝れよ!!」ドゴォッ
「はぁ?」
鳰「鳰はなにもしてないのに……悪いことしてないのに!!!どうしてこんなひどいことするんスかぁぁぁぁぁ」ガンッ
「ぐわぁっっ!!」
「おい、おま……ぐふっ!」
鳰「………ゔうっ……ごほっ…けほけほ……」
「ほら、謝れよ!!」ドゴォッ
24: 2014/05/31(土) 21:38:22.29
鳰「がはっ………嫌ッス…絶対鳰は謝らないッス!!」
「謝れよ!!謝れ!!おら!今俺達を殴ったこと謝れよ!!」ぐりぐり
鳰「謝るのはそっちッス……っ…!…鳰に…っ謝れッス………」
「んだとこのぉぉっ!!」
鳰「(………ああぁ、ストラップも壊れちゃったッスね)」ジャラッ
鳰「(もうこれで……皆とも完全に…友達じゃなくなっちゃったんスかね…)」
鳰「(…………鳰、皆と友達でいれて……よかったッス……だから皆、どうか………)」
鳰「(お幸せに……)」ぽろっ
「謝れよ!!謝れ!!おら!今俺達を殴ったこと謝れよ!!」ぐりぐり
鳰「謝るのはそっちッス……っ…!…鳰に…っ謝れッス………」
「んだとこのぉぉっ!!」
鳰「(………ああぁ、ストラップも壊れちゃったッスね)」ジャラッ
鳰「(もうこれで……皆とも完全に…友達じゃなくなっちゃったんスかね…)」
鳰「(…………鳰、皆と友達でいれて……よかったッス……だから皆、どうか………)」
鳰「(お幸せに……)」ぽろっ
25: 2014/05/31(土) 21:39:51.89
バァンッ
兎角「…………っっ!鳰っ…!」
春紀「おい、何していやがる!!」
晴「におーーーっ!!」
伊介「遅くなってごめんねー、鳰♥︎」
鳰「………み、んな……っ…どうしてここに……」
「げぇーーっ、東に寒河江だ!!おい逃げ……」ガシッ
春紀「今度こそ逃げられると思うなよ?」にっこり
兎角「さぁ…どう調理してやろうかな………」ボキッボキッ
「ひ、ひぃぃぃぃ………」
兎角「…………っっ!鳰っ…!」
春紀「おい、何していやがる!!」
晴「におーーーっ!!」
伊介「遅くなってごめんねー、鳰♥︎」
鳰「………み、んな……っ…どうしてここに……」
「げぇーーっ、東に寒河江だ!!おい逃げ……」ガシッ
春紀「今度こそ逃げられると思うなよ?」にっこり
兎角「さぁ…どう調理してやろうかな………」ボキッボキッ
「ひ、ひぃぃぃぃ………」
26: 2014/05/31(土) 21:41:03.15
晴「鳰!!!!」ぎゅっ
伊介「あらまー、ボコボコじゃん♥︎相変わらず弱いなー」なでなで
鳰「ひっく……ぐすっ……うわぁぁぁぁぁあぁぁんっ」ぎゅーーっ
鳰「(ウチ、どうして友達なんか居ないって思ったんスかね……)」
鳰「(鳰が……鳰が自ら……)」
伊介『鳰ー、放課後5人でお茶しよ♥︎』
晴『駅前のファミレスとかで、ゆっくり話そう』
鳰『へ……?…あー…えっと…鳰はいいッス!皆で楽しんで下さいッス!』
伊介『バカ、鳰も一緒にって
鳰『じゃ、急いでるんで!!また明日ッスーー』ダダッ
伊介『……なによぅ、つまんない』ふんっ
晴『鳰…どうしちゃったのかな…』
鳰「(皆から……逃げたのに……)」ぽろぽろ
27: 2014/05/31(土) 21:41:53.61
クレープ屋
伊介「あーーんもう食べられない!春紀、あげるー♥︎」ひょいっ
春紀「ったく、しょうがないなー」もぐもぐ
晴「クレープ美味しいねー」
兎角「久々に食うと美味いな」
鳰「………あの、皆……本当に……申し訳ないッス……」
伊介「…なぁによ、今更♥︎」
鳰「鳰……晴ちゃんのストラップも壊しちゃって…ひっく……皆のこと、友達じゃないって…ぐす…言ったッス………」
伊介「あーーんもう食べられない!春紀、あげるー♥︎」ひょいっ
春紀「ったく、しょうがないなー」もぐもぐ
晴「クレープ美味しいねー」
兎角「久々に食うと美味いな」
鳰「………あの、皆……本当に……申し訳ないッス……」
伊介「…なぁによ、今更♥︎」
鳰「鳰……晴ちゃんのストラップも壊しちゃって…ひっく……皆のこと、友達じゃないって…ぐす…言ったッス………」
28: 2014/05/31(土) 21:42:50.94
晴「あんなの、何度だって作ってあげるよ」なでなで
鳰「……ぐすっ…えぐ」
兎角「やっぱり全然成長してないな、お前は。泣き虫な所も、身長も」ぽんっ
春紀「それに何度だって助けに来るって、言っただろ。この4人で」
伊介「友達でしょー?♥︎泣くな泣くな、鳰ー♥︎」
鳰「うううぅぅっ……うあぁぁぁんっ皆、大好きッスぅ…っずっと、ずっと鳰と友達でいてくださいッス………っ」
晴「当たり前だよ!だから鳰はー、」
春紀「ずっとあたしらの真ん中でいること!!…いいよな?」
伊介「拒否権はないわよー♥︎」
鳰「……ぐすっ…えぐ」
兎角「やっぱり全然成長してないな、お前は。泣き虫な所も、身長も」ぽんっ
春紀「それに何度だって助けに来るって、言っただろ。この4人で」
伊介「友達でしょー?♥︎泣くな泣くな、鳰ー♥︎」
鳰「うううぅぅっ……うあぁぁぁんっ皆、大好きッスぅ…っずっと、ずっと鳰と友達でいてくださいッス………っ」
晴「当たり前だよ!だから鳰はー、」
春紀「ずっとあたしらの真ん中でいること!!…いいよな?」
伊介「拒否権はないわよー♥︎」
29: 2014/05/31(土) 21:43:57.62
鳰「うっううぅ……っ…鳰で……鳰で、よければ…、っ真ん中にいるッス…っ」ボロボロ
兎角「……さっきから泣き過ぎだ」ていっ
晴「もう泣かないで、鳰。美人は笑顔だよ、笑顔!」
鳰「へへ……」にこっ
春紀「ほら、食え食え。あたしらの奢りだ」
伊介「ちょっとー、聞いてないー♥︎」
春紀「伊介様もちょっとは素直になれよなー、昔から変わってねーんだから」
伊介「春紀のバカ!」
晴「あはは…」
兎角「……さっきから泣き過ぎだ」ていっ
晴「もう泣かないで、鳰。美人は笑顔だよ、笑顔!」
鳰「へへ……」にこっ
春紀「ほら、食え食え。あたしらの奢りだ」
伊介「ちょっとー、聞いてないー♥︎」
春紀「伊介様もちょっとは素直になれよなー、昔から変わってねーんだから」
伊介「春紀のバカ!」
晴「あはは…」
30: 2014/05/31(土) 21:44:52.90
春紀「じゃ、そろそろ帰るかー」
伊介「春紀ん家泊まるー♥︎」
春紀「あは、またかい。まぁいいけどさ」
晴「晴も行きたーいっ!」
兎角「晴が行くなら」
鳰「に、鳰もっ!!」
春紀「!」
鳰「……鳰も、行っていいッスか…?」
31: 2014/05/31(土) 21:46:12.38
伊介「…そんなのわざわざ聞くなってーの♥︎」
春紀「お前なー、伊介様の家じゃないだろ」
伊介「いずれそうなりますーだ♥︎」
兎角「いちゃいちゃいちゃいちゃウザったいな」
晴「仲良しだねぇー」ウフフ
ザワァァッ……
鳰「ひゃっ……風が強…っ」
春紀『さあて、帰るかー!』
鳰「?な、なに…?」びくっ
伊介『春紀ん家泊まるー♥︎』
鳰「……昔の、春紀さん達?」
晴『晴も行きたーいっ!』
兎角『晴が行くなら』
鳰「ま、待っ………」
鳰『ウチも…』もじもじ
鳰「!!」
春紀『?』
春紀「お前なー、伊介様の家じゃないだろ」
伊介「いずれそうなりますーだ♥︎」
兎角「いちゃいちゃいちゃいちゃウザったいな」
晴「仲良しだねぇー」ウフフ
ザワァァッ……
鳰「ひゃっ……風が強…っ」
春紀『さあて、帰るかー!』
鳰「?な、なに…?」びくっ
伊介『春紀ん家泊まるー♥︎』
鳰「……昔の、春紀さん達?」
晴『晴も行きたーいっ!』
兎角『晴が行くなら』
鳰「ま、待っ………」
鳰『ウチも…』もじもじ
鳰「!!」
春紀『?』
32: 2014/05/31(土) 21:47:33.84
鳰『ウチも、行きたい、ッス………』
伊介『……じゃあー、春紀の家まで競争♥︎伊介一番行きまーす♥︎』ダダッ
春紀『こら、何勝手に!』ダッ
鳰『あぅ…待っ……』
晴『ほら、鳰も遅れちゃうよ!!』ぐいっ
兎角『ん』ぐいっ
鳰『あ………っ……』
鳰『…に、鳰も行くッス!』ダダッ
伊介がいちばーん♥︎
伊介様は反則だろー、あたしが一番だ
あはは、仲良しだねぇー
鳰「(…そっか、今までずっと…勘違いしてたんスね、鳰は)」
鳰「(なにも変わったことなんて、なかったのに)」
鳰「(鳰、皆がどこかに行っちゃったような気がしてたッス…)」
伊介『……じゃあー、春紀の家まで競争♥︎伊介一番行きまーす♥︎』ダダッ
春紀『こら、何勝手に!』ダッ
鳰『あぅ…待っ……』
晴『ほら、鳰も遅れちゃうよ!!』ぐいっ
兎角『ん』ぐいっ
鳰『あ………っ……』
鳰『…に、鳰も行くッス!』ダダッ
伊介がいちばーん♥︎
伊介様は反則だろー、あたしが一番だ
あはは、仲良しだねぇー
鳰「(…そっか、今までずっと…勘違いしてたんスね、鳰は)」
鳰「(なにも変わったことなんて、なかったのに)」
鳰「(鳰、皆がどこかに行っちゃったような気がしてたッス…)」
33: 2014/05/31(土) 21:48:25.11
伊介「じゃー、春紀の家まで競争♥︎伊介一番行きま…
鳰「そ………そうはさせないッス!!」ダダッ
伊介「……そうこなくっちゃ♥︎」くすっ
春紀「ああもう、勝手だなー」ダッ
晴「行こう、兎角さんっ」
兎角「……ん」
鳰「(鳰達は、いつまでも一緒ッスよね)」
鳰「(鳰も…この4人の真ん中で)」
おわり
鳰「そ………そうはさせないッス!!」ダダッ
伊介「……そうこなくっちゃ♥︎」くすっ
春紀「ああもう、勝手だなー」ダッ
晴「行こう、兎角さんっ」
兎角「……ん」
鳰「(鳰達は、いつまでも一緒ッスよね)」
鳰「(鳰も…この4人の真ん中で)」
おわり
34: 2014/05/31(土) 21:49:59.87
レスありがとうございましたッス
続くかもッス
続くかもッス
35: 2014/05/31(土) 21:50:04.85
よかった
乙
乙
39: 2014/06/01(日) 01:51:30.33
おまけ
ガチャ
春紀「お待たせ」
晴「わぁぁ、春紀さん、タキシード!」
兎角「似合ってるなー」
鳰「かっこいいッス!」
春紀「ありがとう。ドレスと迷ったけど、お姫様を迎えなきゃいけないからね」
ガチャ
伊介「……」ひょこっ
兎角「噂のお姫様が来たな」
晴「王子様がお待ちかねですよー、お姫様」にこっ
伊介「春紀ーーっ♥︎」たたたっ
春紀「おっ…とと」だきっ
伊介「………♥︎」ぎゅうっ
春紀「…伊介、すげー綺麗だよ」
伊介「春紀もかっこいいわよ♥︎」
40: 2014/06/01(日) 01:52:04.10
晴「わー………本当にお姫様と王子様みたい……」うっとり
鳰「ゔうっ……ひっく…二人とも、素敵ッス……っ…」
兎角「お前もう泣いてるのか。……まぁ正直羨ましいけど…」
晴「…っあぁ!そろそろ時間ですよ、皆さん」
伊介「はーい♥︎」
春紀「行こう、伊介様」にこっ
伊介「ふふ♥︎」
兎角「……幸せそうだな」
晴「次は晴達ですよ、兎角さん!」
鳰「ううぅ、これで兎角さん達も結婚したら鳰の涙枯渇しちゃうッスよぅ」
鳰「ゔうっ……ひっく…二人とも、素敵ッス……っ…」
兎角「お前もう泣いてるのか。……まぁ正直羨ましいけど…」
晴「…っあぁ!そろそろ時間ですよ、皆さん」
伊介「はーい♥︎」
春紀「行こう、伊介様」にこっ
伊介「ふふ♥︎」
兎角「……幸せそうだな」
晴「次は晴達ですよ、兎角さん!」
鳰「ううぅ、これで兎角さん達も結婚したら鳰の涙枯渇しちゃうッスよぅ」
41: 2014/06/01(日) 01:52:31.56
恵介「…綺麗だよ、伊介」
伊介「ママ……ありがとう…」
恵介「幸せになるんだよ」
伊介「…うんっ♥︎」
恵介「春紀さんとずっと…仲良くね」
伊介「大丈夫よ」
恵介「……それじゃあ、行ってらっしゃい」ぽんっ
伊介「………ありがとう、ママ♥︎行ってきます」
伊介「ママ……ありがとう…」
恵介「幸せになるんだよ」
伊介「…うんっ♥︎」
恵介「春紀さんとずっと…仲良くね」
伊介「大丈夫よ」
恵介「……それじゃあ、行ってらっしゃい」ぽんっ
伊介「………ありがとう、ママ♥︎行ってきます」
42: 2014/06/01(日) 01:54:01.30
恵介「…ひっく、ぐす」
「はは、つらいものがあるね」
恵介「……そうだね。…ひっく」
「春紀さん、いい人なんだろう。きっと大丈夫さ」
恵介「そうだね……ぐすっ」
兎角「えー。申し遅れましたが、司会を務めさせていただきます、私、東兎角と」
晴「一ノ瀬晴でございます!どうかよろしくお願いしますっ」
乙哉「がんばれーっ」パチパチ
柩「わぁーっがんばって下さいっ」パチパチ
涼「…それにしても、犬飼…いや、寒河江伊介は綺麗じゃのう」
香子「寒河江も凛々しいな」
涼「……苗字で呼んでるとどっちがどっちだかわからなくなるね」
43: 2014/06/01(日) 01:54:37.09
兎角「それでは二人の友人、走り鳰さんのスピーチです」
晴「鳰、こっちへどーぞっ!」
鳰「ぐす……ひっく…」
乙哉「……ってもうぐずぐず泣いてるし」
しえな「走り、泣き虫だからなー」
鳰「ふ…二人の友人、走り鳰ッス。…じゃなかった、走り鳰で…す」
鳰「ウチ……あっ違った私は小さい頃から、ぐずでノロマで…ひっく…いっつもいっつも、ぐすっ、いじめられてて」
香子「……ちょっと待て色々めちゃくちゃだけど」
涼「まぁまぁ、よいではないか」くすくす
晴「鳰、こっちへどーぞっ!」
鳰「ぐす……ひっく…」
乙哉「……ってもうぐずぐず泣いてるし」
しえな「走り、泣き虫だからなー」
鳰「ふ…二人の友人、走り鳰ッス。…じゃなかった、走り鳰で…す」
鳰「ウチ……あっ違った私は小さい頃から、ぐずでノロマで…ひっく…いっつもいっつも、ぐすっ、いじめられてて」
香子「……ちょっと待て色々めちゃくちゃだけど」
涼「まぁまぁ、よいではないか」くすくす
44: 2014/06/01(日) 01:55:53.79
鳰「そのたび、春紀さんと伊介さんが…ぐすっ…だずげでぐれで……ゔうぅ…」
鳰「ご、ごめんなざ…えっと…ひっく…えぐっ…」
鳰「(またボロボロになっちゃったッス……せっかくの晴れ舞台なのに…)」
晴「……がんばれ、鳰」
兎角「わたし達もついてる」
鳰「……ふたりとも…っぐす」
春紀「頑張れよ、鳰」
伊介「しょうがないんだから……」
鳰「うっ、うう、皆ぁ……っ」
鳰「(………言わなきゃッス)」
鳰「(皆が、大好きなこと。二人へ……伝えたいこと)」
鳰「ご、ごめんなざ…えっと…ひっく…えぐっ…」
鳰「(またボロボロになっちゃったッス……せっかくの晴れ舞台なのに…)」
晴「……がんばれ、鳰」
兎角「わたし達もついてる」
鳰「……ふたりとも…っぐす」
春紀「頑張れよ、鳰」
伊介「しょうがないんだから……」
鳰「うっ、うう、皆ぁ……っ」
鳰「(………言わなきゃッス)」
鳰「(皆が、大好きなこと。二人へ……伝えたいこと)」
45: 2014/06/01(日) 01:56:51.62
鳰「……っ…私は、小学校から、ずっとずっとこの五人の真ん中にいたッス…じゃなくて、いたんです。…でもいつか、二人は付き合い始めて…っひっく、ウチ、ひとりぼっちになっちゃったと思って……ぐすっ」
鳰「友達なんかじゃないって言った私を…ぐすっ許してくれで、ずっど友達でいでぐれて、本当にやさしくって…っひっぐ…本当に大好きなお友達ッス…ぐすっ…いつもいつも、迷惑かけてごめんなさいッス…えぐ……っっ…
これからも、ずっど友達でいでぐだざいぃ………っっっ」
しーーーーーん
鳰「(……やっちゃったッス)」
鳰「(こんな…ボロボロなスピーチで………)」
鳰「…ほんと…ごめん、なさ……」ボロボロ
鳰「友達なんかじゃないって言った私を…ぐすっ許してくれで、ずっど友達でいでぐれて、本当にやさしくって…っひっぐ…本当に大好きなお友達ッス…ぐすっ…いつもいつも、迷惑かけてごめんなさいッス…えぐ……っっ…
これからも、ずっど友達でいでぐだざいぃ………っっっ」
しーーーーーん
鳰「(……やっちゃったッス)」
鳰「(こんな…ボロボロなスピーチで………)」
鳰「…ほんと…ごめん、なさ……」ボロボロ
46: 2014/06/01(日) 01:58:26.11
……パチパチパチ
千足「……頑張ったな、走り」パチパチパチ
柩「えへへ」パチパチパチ
鳰「千足さん……桐ヶ谷さん……」ボロボロ
純恋子「走りさんらしいですわ」パチパチ
真昼「仲の良さが伺えるます」パチパチ
溝呂木「うわーーーんっ寒河江ーーーっっっよかったなぁーーっ!!おめでとおぉーーっ!!!」
パチパチパチパチ
鳰「………みんなぁ…っ……」
鳰「……っ…二人とも、お幸せに!!ご静聴ありがとうッス…じゃなくて、ありがとうございました!」ぺこっ
春紀「……っ…ばか…」
伊介「あはっ♥︎…バーカ」ぽろぽろ
兎角「……」グス
晴「えへへ………おめでと……っひっく……えぐ」
47: 2014/06/01(日) 01:59:03.97
伊介「んじゃぁー、投げるわよ♥︎」
涼「ここは最年長のワシがとる!!!」
純恋子「いいえ私がとるんですわ首藤さんおどきになって!!」
柩「皆さんどいてくださいPOISNしますよ!?」
乙哉「あたしも参戦するーー!」
春紀「あたしが投げたほうがいいんじゃない。伊介様下手くそだから」
純恋子「いいえそれじゃあダメですわ!!」
涼「下手だからこそ難易度が上がりより効果が上がるんじゃ!!」
春紀「……そ、そうですか」
48: 2014/06/01(日) 01:59:38.96
鳰「ふふふ、いいッスねー、ブーケ争奪戦」
溝呂木「東達や走りは貰いにいかないのか?」
鳰「鳰はいいーっす、相手もいねーし。兎角さん達もほぼ結婚決まってるようなもんッスから、行かないんッスよ、多分」
溝呂木「そうかぁ、じゃあ次は東達かな。……ところで走りがあんなに泣き虫だなんてな」
鳰「それはこっちの台詞ッスよ。溝呂木ちゃん泣きすぎっしょー」
溝呂木「あはは、そうかな」
鳰「……んっ!?ちょ、溝呂木ちゃん、上!!なんか来るッス!」
溝呂木「へ!?うわああぁなに、UFO!?UMA!?」
鳰「幽霊!?怪奇現象!?とにかくどれでもヤバいッスよおおお」
溝呂木「わぁぁああっ命だけはぁぁーーっ」
ぱしっ
溝鳰「「……へ!?ブーケ!?」」
終わり
溝呂木「東達や走りは貰いにいかないのか?」
鳰「鳰はいいーっす、相手もいねーし。兎角さん達もほぼ結婚決まってるようなもんッスから、行かないんッスよ、多分」
溝呂木「そうかぁ、じゃあ次は東達かな。……ところで走りがあんなに泣き虫だなんてな」
鳰「それはこっちの台詞ッスよ。溝呂木ちゃん泣きすぎっしょー」
溝呂木「あはは、そうかな」
鳰「……んっ!?ちょ、溝呂木ちゃん、上!!なんか来るッス!」
溝呂木「へ!?うわああぁなに、UFO!?UMA!?」
鳰「幽霊!?怪奇現象!?とにかくどれでもヤバいッスよおおお」
溝呂木「わぁぁああっ命だけはぁぁーーっ」
ぱしっ
溝鳰「「……へ!?ブーケ!?」」
終わり
49: 2014/06/01(日) 02:55:44.72
乙
引用元: 鳰「泣き虫鳰と4人の大切な友達」
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