1: 2008/04/01(火) 12:18:13.14
キョン「…」
ハルヒ「……う、嘘よ! 今日がなんの日かわかってるでしょ?」
キョン「あぁ、そうか。今日はエイプリルフールか」
ハルヒ「まったく。ぼーっとしてるんじゃないわよ!」
キョン「残念だなぁ」
ハルヒ「えっ?」
キョン「本気にしちゃったじゃないか」
ハルヒ「!!」
キョン「嘘だけどな!」
ハルヒ「なっ!? わ、わかってるわよバカキョン!」
キョン「どうだかね」
ハルヒ「……う、嘘よ! 今日がなんの日かわかってるでしょ?」
キョン「あぁ、そうか。今日はエイプリルフールか」
ハルヒ「まったく。ぼーっとしてるんじゃないわよ!」
キョン「残念だなぁ」
ハルヒ「えっ?」
キョン「本気にしちゃったじゃないか」
ハルヒ「!!」
キョン「嘘だけどな!」
ハルヒ「なっ!? わ、わかってるわよバカキョン!」
キョン「どうだかね」
8: 2008/04/01(火) 12:22:42.75
ハルヒ「残酷な日よね」
キョン「?」
ハルヒ「今日言ったことは全部嘘に聞こえるじゃない」
キョン「それを楽しむってもんじゃないのか」
ハルヒ「ほ、本音だって嘘に聞こえちゃうかもしれないでしょ!」
キョン「そうだな」
ハルヒ「……あ」
キョン「どうした?」
ハルヒ「逆に……嘘なら言い放題ってこと?」
キョン「そう捕らえてもおかしくは……ないか」
ハルヒ「……キョ、キョン好き! キョン大好き!」
キョン「なんだよ。それはもう聞いたぞ」
ハルヒ「いいじゃない! キョン好き好き!」
キョン「……?」
キョン「?」
ハルヒ「今日言ったことは全部嘘に聞こえるじゃない」
キョン「それを楽しむってもんじゃないのか」
ハルヒ「ほ、本音だって嘘に聞こえちゃうかもしれないでしょ!」
キョン「そうだな」
ハルヒ「……あ」
キョン「どうした?」
ハルヒ「逆に……嘘なら言い放題ってこと?」
キョン「そう捕らえてもおかしくは……ないか」
ハルヒ「……キョ、キョン好き! キョン大好き!」
キョン「なんだよ。それはもう聞いたぞ」
ハルヒ「いいじゃない! キョン好き好き!」
キョン「……?」
21: 2008/04/01(火) 12:27:06.74
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「にゃあ。って言ってみ」
ハルヒ「……なによ急に」
キョン「にゃあ。って言ったら、お前のやってほしいことなんでもしてやるよ」
ハルヒ「!」
キョン「…」
ハルヒ「……にゃー」
キョン「あ、言った」
ハルヒ「///いいっ、言ったからね! 今度は私の番よ! 私にキ――」
キョン「ほんとに言うとはなぁ。嘘だっつーの」
ハルヒ「あ……わ、わかってるわよ! バカ! もう知らない!」
キョン「あ、こらドコへ行くんだ」
ハルヒ「なに?」
キョン「にゃあ。って言ってみ」
ハルヒ「……なによ急に」
キョン「にゃあ。って言ったら、お前のやってほしいことなんでもしてやるよ」
ハルヒ「!」
キョン「…」
ハルヒ「……にゃー」
キョン「あ、言った」
ハルヒ「///いいっ、言ったからね! 今度は私の番よ! 私にキ――」
キョン「ほんとに言うとはなぁ。嘘だっつーの」
ハルヒ「あ……わ、わかってるわよ! バカ! もう知らない!」
キョン「あ、こらドコへ行くんだ」
42: 2008/04/01(火) 12:51:10.10
キョン「そこの植木に隠れてるヤツ、出て来い」
ハルヒ「…」
キョン「なんだよ。先に嘘つきだしたのはお前だろ」
ハルヒ「…」
キョン「……仕方ないな。じゃあほんとにひとつだけ言うこと聞いてやるから出て来い」
ハルヒ「……ホントに?」
キョン「嘘」
ハルヒ「!」
キョン「それも嘘。ホントだよ。出てこいって」
ハルヒ「…」
ガサガサ
ハルヒ「キスして」
キョン「はぁっ!?」
ハルヒ「…」
キョン「なんだよ。先に嘘つきだしたのはお前だろ」
ハルヒ「…」
キョン「……仕方ないな。じゃあほんとにひとつだけ言うこと聞いてやるから出て来い」
ハルヒ「……ホントに?」
キョン「嘘」
ハルヒ「!」
キョン「それも嘘。ホントだよ。出てこいって」
ハルヒ「…」
ガサガサ
ハルヒ「キスして」
キョン「はぁっ!?」
47: 2008/04/01(火) 12:54:20.13
ハルヒ「……言うこと聞くって言ったじゃない」
キョン「そ、そうだけどな」
ハルヒ「早く」
キョン「…」
ハルヒ「……///」
キョン「いいんだな? し、しろっていうから……するからな?」
ハルヒ「わ、わかってるわよ! 早くしなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「……!!」
ハルヒ「ややっ! やっぱ嘘! バカキョン! なに本気にしてんのよ!」
キョン「!?」
ハルヒ「近すぎるわよ! は、離れなさいよっ!」
キョン「おまっ……そ、そうだよな! わかってるよ、本気なわけないだろ?」
ハルヒ「バ、バカ……もうっ///」
キョン「そ、そうだけどな」
ハルヒ「早く」
キョン「…」
ハルヒ「……///」
キョン「いいんだな? し、しろっていうから……するからな?」
ハルヒ「わ、わかってるわよ! 早くしなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「……!!」
ハルヒ「ややっ! やっぱ嘘! バカキョン! なに本気にしてんのよ!」
キョン「!?」
ハルヒ「近すぎるわよ! は、離れなさいよっ!」
キョン「おまっ……そ、そうだよな! わかってるよ、本気なわけないだろ?」
ハルヒ「バ、バカ……もうっ///」
70: 2008/04/01(火) 13:17:38.87
ハルヒ「……じゃあね」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「あの……手とか……」
キョン「手?」
ハルヒ「いやぎゅーって……!」
キョン「なにをブツブツ言ってるんだよ」
ハルヒ「わ、わかったわ! キョンが決めなさいよ!」
キョン「……はい?」
ハルヒ「だから、キョンがあたしに何してくれるか決めてよ!」
キョン「うーん、それでいいのか」
ハルヒ「うん」
キョン「じゃあ抱きしめてやるよ。ほらこいよ」
ハルヒ「!!!」
キョン「まあ嘘だけど――」
ギュウウウ
キョン「!」
ハルヒ「もううるさいうるさい! めんどくさいからこれでいいの!」
キョン「あたたっ! こ、こらハルヒ!」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「あの……手とか……」
キョン「手?」
ハルヒ「いやぎゅーって……!」
キョン「なにをブツブツ言ってるんだよ」
ハルヒ「わ、わかったわ! キョンが決めなさいよ!」
キョン「……はい?」
ハルヒ「だから、キョンがあたしに何してくれるか決めてよ!」
キョン「うーん、それでいいのか」
ハルヒ「うん」
キョン「じゃあ抱きしめてやるよ。ほらこいよ」
ハルヒ「!!!」
キョン「まあ嘘だけど――」
ギュウウウ
キョン「!」
ハルヒ「もううるさいうるさい! めんどくさいからこれでいいの!」
キョン「あたたっ! こ、こらハルヒ!」
73: 2008/04/01(火) 13:21:10.57
キョン「も、もういいだろ……離れろよ」
ハルヒ「! なに意識してんのよ! 冗談よ……バカ」
キョン「冗談で引っ付いてくるなよ。まったく」
ハルヒ「もう! 最悪よ今日は! 何でもかんでも嘘に聞こえるじゃない」
キョン「見極めが大事だな」
ハルヒ「あんたの言うことも全部嘘に聞こえる」
キョン「俺もそうだよ」
ハルヒ「…」
キョン「でも一個だけ、ホントのことがあるぞ」
ハルヒ「な、なによ」
キョン「……大好きだよ。ハルヒ」
ハルヒ「! だ、だまされないわよ! もうわかってるんだからね!」
キョン「いや、これは嘘じゃないぞ? 本気で大好きだ」
ハルヒ「えっ……ほ、ほんとに?」
キョン「おう」
ハルヒ「! なに意識してんのよ! 冗談よ……バカ」
キョン「冗談で引っ付いてくるなよ。まったく」
ハルヒ「もう! 最悪よ今日は! 何でもかんでも嘘に聞こえるじゃない」
キョン「見極めが大事だな」
ハルヒ「あんたの言うことも全部嘘に聞こえる」
キョン「俺もそうだよ」
ハルヒ「…」
キョン「でも一個だけ、ホントのことがあるぞ」
ハルヒ「な、なによ」
キョン「……大好きだよ。ハルヒ」
ハルヒ「! だ、だまされないわよ! もうわかってるんだからね!」
キョン「いや、これは嘘じゃないぞ? 本気で大好きだ」
ハルヒ「えっ……ほ、ほんとに?」
キョン「おう」
76: 2008/04/01(火) 13:26:06.97
ハルヒ「……もういいってそういうのは!」
キョン「本気だって」
ハルヒ「う……し、信じないもん」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「こっち向けって……ほら」
ハルヒ「ん……」
キョン「好きだ」
ハルヒ「……あ、あたしも好――」
キョン「嘘」
ドゴォ
キョン「はうっ!」
ハルヒ「~!! 氏ね! キョンなんか氏ね! バカ! もう知らない! 大好き!!」
キョン「みっ、みぞおち……っ」
キョン「本気だって」
ハルヒ「う……し、信じないもん」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「こっち向けって……ほら」
ハルヒ「ん……」
キョン「好きだ」
ハルヒ「……あ、あたしも好――」
キョン「嘘」
ドゴォ
キョン「はうっ!」
ハルヒ「~!! 氏ね! キョンなんか氏ね! バカ! もう知らない! 大好き!!」
キョン「みっ、みぞおち……っ」
82: 2008/04/01(火) 13:37:45.15
キョン「おいハルヒ、拗ねるなよ」
ハルヒ「拗ねてないわよ。怒ってるの」
キョン「同じ意味じゃないかそれ」
ハルヒ「もういい。キョンなんか大嫌い。どっか行ってよ」
キョン「あぁそうかい。じゃあもういいよ。サヨナラ」
ハルヒ「あ……」
キョン「SOS団も辞めるし、お前に二度と近づかないようにするよ。ごめんな?」
ハルヒ「! う、嘘よ! キョン大好き! どこにも行かないでよ!」
キョン「いやあの、これも嘘なんだが」
ハルヒ「!! ああっ、あたしも嘘だもん! キョンなんかホントのホントに嫌いなんだからっ!!」
キョン「じゃあサヨナラ」
ハルヒ「嘘だって! キョン大好き!」
キョン「…」(ハルヒは面白いなぁ……)
ハルヒ「拗ねてないわよ。怒ってるの」
キョン「同じ意味じゃないかそれ」
ハルヒ「もういい。キョンなんか大嫌い。どっか行ってよ」
キョン「あぁそうかい。じゃあもういいよ。サヨナラ」
ハルヒ「あ……」
キョン「SOS団も辞めるし、お前に二度と近づかないようにするよ。ごめんな?」
ハルヒ「! う、嘘よ! キョン大好き! どこにも行かないでよ!」
キョン「いやあの、これも嘘なんだが」
ハルヒ「!! ああっ、あたしも嘘だもん! キョンなんかホントのホントに嫌いなんだからっ!!」
キョン「じゃあサヨナラ」
ハルヒ「嘘だって! キョン大好き!」
キョン「…」(ハルヒは面白いなぁ……)
99: 2008/04/01(火) 14:08:27.33
ハルヒ「もういい! もうなんにも喋らないで」
キョン「…」
ハルヒ「紛らわしいのよ。今日はもう喋っちゃダメだからね!」
キョン「…」
ハルヒ「……キョン?」
キョン「…」
ハルヒ「な、なんとか言いなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「こっち向きなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「……う、嘘なの! キョン喋っていいからこっち向いてよぉ……」
キョン「呼んだ?」
ハルヒ「! ななっ、なんでもないわよ! あっち向いてなさいよ!」
キョン「忙しいなぁハルヒは」
キョン「…」
ハルヒ「紛らわしいのよ。今日はもう喋っちゃダメだからね!」
キョン「…」
ハルヒ「……キョン?」
キョン「…」
ハルヒ「な、なんとか言いなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「こっち向きなさいよ!」
キョン「…」
ハルヒ「……う、嘘なの! キョン喋っていいからこっち向いてよぉ……」
キョン「呼んだ?」
ハルヒ「! ななっ、なんでもないわよ! あっち向いてなさいよ!」
キョン「忙しいなぁハルヒは」
103: 2008/04/01(火) 14:18:01.12
ハルヒ「もう疲れた……キョン、ジュース買ってきてよ」
キョン「なぜに俺が」
ハルヒ「誰の所為で疲れたと思ってるのよ!」
キョン「俺の所為か」
ハルヒ「早く。オレンジジュース」
キョン「仕方ないな。行ってやるよ」
ハルヒ「あ……うん。おねがい」
キョン「じゃあな」
ハルヒ「…」
バタン
ハルヒ「…」
ハルヒ「……じゃあな?」
ハルヒ「まさかキョン、そのまま帰る気じゃ……あ、カバン持ってってる!」
ハルヒ「~!! まっ、待ちなさいよキョン!」
キョン「呼んだか?」
ハルヒ「!!!」
キョン「ははっ、どうしたハルヒ? ん?」
ハルヒ「は、早くジュース買ってきなさいよバカキョン!!」
キョン「なぜに俺が」
ハルヒ「誰の所為で疲れたと思ってるのよ!」
キョン「俺の所為か」
ハルヒ「早く。オレンジジュース」
キョン「仕方ないな。行ってやるよ」
ハルヒ「あ……うん。おねがい」
キョン「じゃあな」
ハルヒ「…」
バタン
ハルヒ「…」
ハルヒ「……じゃあな?」
ハルヒ「まさかキョン、そのまま帰る気じゃ……あ、カバン持ってってる!」
ハルヒ「~!! まっ、待ちなさいよキョン!」
キョン「呼んだか?」
ハルヒ「!!!」
キョン「ははっ、どうしたハルヒ? ん?」
ハルヒ「は、早くジュース買ってきなさいよバカキョン!!」
106: 2008/04/01(火) 14:23:59.53
キョン「ほらハルヒ。おまちかねのオレンジジュースだ」
ハルヒ「もぅ」
キョン「…」
ハルヒ「わ、渡しなさいよ!」
キョン「その前に言うことがあるだろうに」
ハルヒ「? あー、はいはい。どうもありがと」
キョン「そうじゃなくてだなぁ」
ハルヒ「な、なによ」
キョン「飲ませてキョン君。って言ったら俺が直々に飲ませてやるよ」
ハルヒ「……の、飲ませてよキョンく――」
キョン「ほんとに言いやがった」
ハルヒ「――っなんて言うわけないでしょ!//は、早く渡しなさいよバカ//」
キョン「はいはい」(可愛いなぁ……)
ハルヒ「もぅ」
キョン「…」
ハルヒ「わ、渡しなさいよ!」
キョン「その前に言うことがあるだろうに」
ハルヒ「? あー、はいはい。どうもありがと」
キョン「そうじゃなくてだなぁ」
ハルヒ「な、なによ」
キョン「飲ませてキョン君。って言ったら俺が直々に飲ませてやるよ」
ハルヒ「……の、飲ませてよキョンく――」
キョン「ほんとに言いやがった」
ハルヒ「――っなんて言うわけないでしょ!//は、早く渡しなさいよバカ//」
キョン「はいはい」(可愛いなぁ……)
110: 2008/04/01(火) 14:30:08.37
ハルヒ「ったく……今日は疲れるわね」
キョン「あ」
ハルヒ「? なによ」
キョン「飲んだな」
ハルヒ「え? え?」
キョン「実はそのジュースの中には俺特性のホレ薬がだな」
ハルヒ「ぷはっ!!」
キョン「! ちょっ、ハルヒ」
ハルヒ「ななっ、なにっ、けほっ!」
キョン「あーあ、嘘だって。慌てんなよ」
ハルヒ「えほえほっ! もー! キョンのバッ、けほっ!」
キョン「やれやれ。ほらごめんよハルヒ」
ポンポン
キョン「あ」
ハルヒ「? なによ」
キョン「飲んだな」
ハルヒ「え? え?」
キョン「実はそのジュースの中には俺特性のホレ薬がだな」
ハルヒ「ぷはっ!!」
キョン「! ちょっ、ハルヒ」
ハルヒ「ななっ、なにっ、けほっ!」
キョン「あーあ、嘘だって。慌てんなよ」
ハルヒ「えほえほっ! もー! キョンのバッ、けほっ!」
キョン「やれやれ。ほらごめんよハルヒ」
ポンポン
112: 2008/04/01(火) 14:33:17.16
キョン「もう大丈夫か?」
ハルヒ「豪快に器官に入ったわよ……バカキョン」
キョン「騙され易い自分を恨めよ」
ハルヒ「…」
キョン「?」
ハルヒ「キョ、キョンの所為なんだからねっ」
キョン「なにがだよ。近い、放れろ」
ハルヒ「惚れ薬が効いてるのよっ!」
キョン「あんなの嘘に決まってるだろうが」
ハルヒ「わかってるわよ。……でもちょっとぐらい冗談に付き合いなさいよ」
キョン「…」
キョン「なぁハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「嘘だけどな。俺は好きだぞ、お前のコト」
ハルヒ「……あたしも嘘だけど、キョンのコト大好きだからね」
キョン「あぁ、嘘だってわかってるよ」
ハルヒ「大嘘だもん。キョン大好き!」
ハルヒ「豪快に器官に入ったわよ……バカキョン」
キョン「騙され易い自分を恨めよ」
ハルヒ「…」
キョン「?」
ハルヒ「キョ、キョンの所為なんだからねっ」
キョン「なにがだよ。近い、放れろ」
ハルヒ「惚れ薬が効いてるのよっ!」
キョン「あんなの嘘に決まってるだろうが」
ハルヒ「わかってるわよ。……でもちょっとぐらい冗談に付き合いなさいよ」
キョン「…」
キョン「なぁハルヒ」
ハルヒ「なによ」
キョン「嘘だけどな。俺は好きだぞ、お前のコト」
ハルヒ「……あたしも嘘だけど、キョンのコト大好きだからね」
キョン「あぁ、嘘だってわかってるよ」
ハルヒ「大嘘だもん。キョン大好き!」
173: 2008/04/01(火) 17:25:11.20
ガチャ
みくる「こんにちわ~」
ハルキョン「「!」」
みくる「あ……お邪魔でしたか?」
ハルヒ「!! は、離れなさいよバカキョン!」
キョン「なっ、こっちのセリフだ」
みくる「あららぁ」
キョン「それじゃ、ちょっと用事があるんでこの辺で」
ハルヒ「え……帰っちゃうの?」
キョン「あぁ」
ハルヒ「……ま、また明日ね!」
キョン「また明日な。愛してるぞハルヒ」
ハルヒ「!?」
キョン「嘘だっての」
ハルヒ「ー!! さ、さっさと帰れバカ!」
ガチャ
みくる「……愛してる?」
ハルヒ「ちち、違うの! エイプリルフールだから……勘違いしないでよねみくるちゃん!」
みくる「こんにちわ~」
ハルキョン「「!」」
みくる「あ……お邪魔でしたか?」
ハルヒ「!! は、離れなさいよバカキョン!」
キョン「なっ、こっちのセリフだ」
みくる「あららぁ」
キョン「それじゃ、ちょっと用事があるんでこの辺で」
ハルヒ「え……帰っちゃうの?」
キョン「あぁ」
ハルヒ「……ま、また明日ね!」
キョン「また明日な。愛してるぞハルヒ」
ハルヒ「!?」
キョン「嘘だっての」
ハルヒ「ー!! さ、さっさと帰れバカ!」
ガチャ
みくる「……愛してる?」
ハルヒ「ちち、違うの! エイプリルフールだから……勘違いしないでよねみくるちゃん!」
186: 2008/04/01(火) 17:59:42.04
みくる「ほんとに私お邪魔じゃなかったですか?」
ハルヒ「全然。変に気を使わないでもいいわよ」
みくる「そうですか」
ハルヒ「…」
みくる「はい。お茶ですよ」
ハルヒ「うん。ありがとう」
みくる「キョン君に嘘ついたんですか?」
ハルヒ「もちろん。沢山嘘言ってあげたわ!」
みくる「ふふっ、そうですか」
ハルヒ「みくるちゃんも何か、嘘言ってみてよ?」
みくる「え? あ……うーん……そうですねぇ」
みくる「実は私、未来からやってきた未来人なんですよ?」
ハルヒ「全然。変に気を使わないでもいいわよ」
みくる「そうですか」
ハルヒ「…」
みくる「はい。お茶ですよ」
ハルヒ「うん。ありがとう」
みくる「キョン君に嘘ついたんですか?」
ハルヒ「もちろん。沢山嘘言ってあげたわ!」
みくる「ふふっ、そうですか」
ハルヒ「みくるちゃんも何か、嘘言ってみてよ?」
みくる「え? あ……うーん……そうですねぇ」
みくる「実は私、未来からやってきた未来人なんですよ?」
188: 2008/04/01(火) 18:02:40.44
ハルヒ「未来人!?」
みくる「ふふっ、嘘ですよ」
ハルヒ「あ、うん。そっか……なんか危うく信じてしまいそうだったわ」
みくる「涼宮さんは騙され易いですね」
ハルヒ「それはキョンにも言われた……そうなのかな?」
みくる「大人になってもそんな感じですよ」
ハルヒ「はい?」
みくる「未来人設定です」
ハルヒ「あぁ……ってなによ! 失礼じゃない!」
みくる「ふふっ。ごめんなさい」
ハルヒ「……でもどうなのかな……大人になっても私キョンと……」
みくる「えっ?」
ハルヒ「!! なっ、なんでもないわ! みくるちゃん、お茶おかわり!」
みくる「はぁい」
みくる「ふふっ、嘘ですよ」
ハルヒ「あ、うん。そっか……なんか危うく信じてしまいそうだったわ」
みくる「涼宮さんは騙され易いですね」
ハルヒ「それはキョンにも言われた……そうなのかな?」
みくる「大人になってもそんな感じですよ」
ハルヒ「はい?」
みくる「未来人設定です」
ハルヒ「あぁ……ってなによ! 失礼じゃない!」
みくる「ふふっ。ごめんなさい」
ハルヒ「……でもどうなのかな……大人になっても私キョンと……」
みくる「えっ?」
ハルヒ「!! なっ、なんでもないわ! みくるちゃん、お茶おかわり!」
みくる「はぁい」
193: 2008/04/01(火) 18:05:26.85
ハルヒ「…」
みくる「…」
みくる「あの、涼宮さん」
ハルヒ「なに?」
みくる「ちょっと遊びましょうか」
ハルヒ「え? なにするの?」
みくる「エイプリルフールですから……嘘で遊びましょう」
ハルヒ「うんうん」
みくる「私は未来人ってことで、涼宮さんの質問に答えますよ」
ハルヒ「……私の未来を教えてくれるってことね!」
みくる「えぇ。あ、えっと……あくまでも嘘ですからね」
ハルヒ「わかってるわ! 面白そうだからやるわよ!」
みくる「はい。では質問どうぞ?」
ハルヒ「うん! えっとね……」
みくる「…」
みくる「あの、涼宮さん」
ハルヒ「なに?」
みくる「ちょっと遊びましょうか」
ハルヒ「え? なにするの?」
みくる「エイプリルフールですから……嘘で遊びましょう」
ハルヒ「うんうん」
みくる「私は未来人ってことで、涼宮さんの質問に答えますよ」
ハルヒ「……私の未来を教えてくれるってことね!」
みくる「えぇ。あ、えっと……あくまでも嘘ですからね」
ハルヒ「わかってるわ! 面白そうだからやるわよ!」
みくる「はい。では質問どうぞ?」
ハルヒ「うん! えっとね……」
194: 2008/04/01(火) 18:10:53.99
ハルヒ「じゃあね、私の職業!」
みくる「涼宮さんはですね……」
ハルヒ「え?」
みくる「はい?」
ハルヒ「……主婦?」
みくる「はい」
ハルヒ「そ、それじゃ……けっ、結婚してるってこと!?」
みくる「そうですよ」
ハルヒ「!!」
みくる「あ……あの、これはその……「嘘」ですからね?」
ハルヒ「わわっ、わかってるわよ! 別に私も……うん」
みくる「気になりますか?」
ハルヒ「なにが?」
みくる「お相手です」
ハルヒ「!! べっ、別に気にしてなんか……誰?」
みくる「それはですね……ふふっ、今の涼宮さんでもわかるんじゃないでしょうか?」
ハルヒ「今あたし?……!! キョ……まさか!」
みくる「ふふっ、禁則事項です」
みくる「涼宮さんはですね……」
ハルヒ「え?」
みくる「はい?」
ハルヒ「……主婦?」
みくる「はい」
ハルヒ「そ、それじゃ……けっ、結婚してるってこと!?」
みくる「そうですよ」
ハルヒ「!!」
みくる「あ……あの、これはその……「嘘」ですからね?」
ハルヒ「わわっ、わかってるわよ! 別に私も……うん」
みくる「気になりますか?」
ハルヒ「なにが?」
みくる「お相手です」
ハルヒ「!! べっ、別に気にしてなんか……誰?」
みくる「それはですね……ふふっ、今の涼宮さんでもわかるんじゃないでしょうか?」
ハルヒ「今あたし?……!! キョ……まさか!」
みくる「ふふっ、禁則事項です」
196: 2008/04/01(火) 18:17:00.09
ハルヒ「ぜぜっ、絶対にありえないわ! なんでキョンなんかと!」
みくる「? 私はキョン君だなんて言ってないですよ?」
ハルヒ「!!」
みくる「そうですか。今の涼宮さんの旦那さん候補は……キョン君なんですね」
ハルヒ「なっ!? ち、違うわよ! なんでキョンなんか!」
みくる「嘘ですか? あ、そうですね。今日はエイプリルフールですから……はい」
ハルヒ「あ……そうそう! 冗談よ。ただキョンとか一番ありえないから思ってみただけよ!」
みくる「はい」
ハルヒ「……でも」
みくる「なんですか」
ハルヒ「もしその……あ、相手がさ? キョンだとして……」
みくる「…」
ハルヒ「あ……あたし……幸せなのかな?」
みくる「はい。お互いにお似合いの夫婦さんですよ」
ハルヒ「////」モジモジ
みくる「…」(可愛いなぁ……)
みくる「? 私はキョン君だなんて言ってないですよ?」
ハルヒ「!!」
みくる「そうですか。今の涼宮さんの旦那さん候補は……キョン君なんですね」
ハルヒ「なっ!? ち、違うわよ! なんでキョンなんか!」
みくる「嘘ですか? あ、そうですね。今日はエイプリルフールですから……はい」
ハルヒ「あ……そうそう! 冗談よ。ただキョンとか一番ありえないから思ってみただけよ!」
みくる「はい」
ハルヒ「……でも」
みくる「なんですか」
ハルヒ「もしその……あ、相手がさ? キョンだとして……」
みくる「…」
ハルヒ「あ……あたし……幸せなのかな?」
みくる「はい。お互いにお似合いの夫婦さんですよ」
ハルヒ「////」モジモジ
みくる「…」(可愛いなぁ……)
200: 2008/04/01(火) 18:22:13.09
ハルヒ「どうせ嘘なら……あのさ?」
みくる「はい」
ハルヒ「それって、どっちが告白したのかな?」
みくる「んー……キョン君に見せかけて涼宮さんだったって聞きましたよ」
ハルヒ「聞いた?」
みくる「! あ、あの、そういう設定です」
ハルヒ「あぁ、そっか。……でもどういうコト?」
みくる「キョン君が告白したんですけど、涼宮さんがそう言わせたってニュアンスですね」
ハルヒ「よくわかんないなぁ」
みくる「思い出に残るプロポーズだったみたいですよ」
ハルヒ「!!」
みくる「?」
ハルヒ「プロ……いやあの、そうじゃなくてね?」
みくる「あ、そうですね。お二人は……お付き合いしている期間がなかったみたいですから」
ハルヒ「えっ?」
みくる「今のまま、大人になったってことです。……そ、そういう設定です」
ハルヒ「今のまま……! べ、別に今もなにも、キョンとはなにもないわよ!」
みくる「はい」
ハルヒ「それって、どっちが告白したのかな?」
みくる「んー……キョン君に見せかけて涼宮さんだったって聞きましたよ」
ハルヒ「聞いた?」
みくる「! あ、あの、そういう設定です」
ハルヒ「あぁ、そっか。……でもどういうコト?」
みくる「キョン君が告白したんですけど、涼宮さんがそう言わせたってニュアンスですね」
ハルヒ「よくわかんないなぁ」
みくる「思い出に残るプロポーズだったみたいですよ」
ハルヒ「!!」
みくる「?」
ハルヒ「プロ……いやあの、そうじゃなくてね?」
みくる「あ、そうですね。お二人は……お付き合いしている期間がなかったみたいですから」
ハルヒ「えっ?」
みくる「今のまま、大人になったってことです。……そ、そういう設定です」
ハルヒ「今のまま……! べ、別に今もなにも、キョンとはなにもないわよ!」
209: 2008/04/01(火) 18:35:44.43
みくる「涼宮さんは、キョン君嫌いですか?」
ハルヒ「別に」
みくる「……今日は別に嘘ついてもいい日ですよ」
ハルヒ「…」
ハルヒ「そ、そうよね! 嘘ついたっていい日よね!」
みくる「はい。じゃあ……キョン君のコト、どう思いますか」
ハルヒ「えっと……あのね……」
みくる「はい」
ハルヒ「……好き。キョンのこと、好きなの」
みくる「…」(……キョン君に嫉妬しちゃうなぁ……いいなぁ)
ハルヒ「別に」
みくる「……今日は別に嘘ついてもいい日ですよ」
ハルヒ「…」
ハルヒ「そ、そうよね! 嘘ついたっていい日よね!」
みくる「はい。じゃあ……キョン君のコト、どう思いますか」
ハルヒ「えっと……あのね……」
みくる「はい」
ハルヒ「……好き。キョンのこと、好きなの」
みくる「…」(……キョン君に嫉妬しちゃうなぁ……いいなぁ)
216: 2008/04/01(火) 18:43:59.14
ハルヒ「キョンは私のこと、幸せにしてくれるかな?」
みくる「もちろんです。相変わらずブツブツいいながらですけどね」
ハルヒ「キョンも幸せ?」
みくる「はい」
ハルヒ「今日はね、キョンに好きって言ってみたんだ」
みくる「本当ですか?」
ハルヒ「もちろん。エイプリルフールだからね! もちろん嘘なんだけどね!」
みくる「くすくす。わかってますよ」
ハルヒ「そしたらキョンも好きだって。ふふっ///」
みくる「…」(幸せそうだなぁ……ちょっと意地悪してみよっかな)
みくる「でもそれって、嘘なんですよね」
ハルヒ「え?」
みくる「キョン君は涼宮さんに好きって言ったけど……嘘なんですよね」
ハルヒ「あ……う、うん……そう……なるわね」
みくる「!!」(あぁぁっ、ごめんなさい///でも可愛い///)
ハルヒ「嘘なのよね……で、でも私もその……冗談だし」
みくる「嘘じゃないですよ。キョン君は確かに涼宮さんのコト、大好きです」
ハルヒ「えっ?」
みくる「禁則事項です♪」
みくる「もちろんです。相変わらずブツブツいいながらですけどね」
ハルヒ「キョンも幸せ?」
みくる「はい」
ハルヒ「今日はね、キョンに好きって言ってみたんだ」
みくる「本当ですか?」
ハルヒ「もちろん。エイプリルフールだからね! もちろん嘘なんだけどね!」
みくる「くすくす。わかってますよ」
ハルヒ「そしたらキョンも好きだって。ふふっ///」
みくる「…」(幸せそうだなぁ……ちょっと意地悪してみよっかな)
みくる「でもそれって、嘘なんですよね」
ハルヒ「え?」
みくる「キョン君は涼宮さんに好きって言ったけど……嘘なんですよね」
ハルヒ「あ……う、うん……そう……なるわね」
みくる「!!」(あぁぁっ、ごめんなさい///でも可愛い///)
ハルヒ「嘘なのよね……で、でも私もその……冗談だし」
みくる「嘘じゃないですよ。キョン君は確かに涼宮さんのコト、大好きです」
ハルヒ「えっ?」
みくる「禁則事項です♪」
236: 2008/04/01(火) 19:35:50.63
ハルヒ「でもキョンが旦那さんかぁ……ふふっ、私も大変そうね!」
みくる「はい」
ハルヒ「私もなんであんなの好きになっちゃったのかなぁ」
みくる「? 嘘なんですよね?」
ハルヒ「! もちろん! 嘘よ嘘! ただ……なったとして!」
みくる「…」(自分でもよくわからなくなってるのかなぁ……可愛い……)
ハルヒ「子供はいるのかな?」
みくる「いますよ。元気な女の子が一人」
ハルヒ「可愛い?」
みくる「はい。お母さん似でとっても」
ハルヒ「//な、なんか嘘に聞こえないわよみくるちゃん//」
みくる「ふふっ、嘘ですよ? 私は未来人じゃないですよ?」
みくる「はい」
ハルヒ「私もなんであんなの好きになっちゃったのかなぁ」
みくる「? 嘘なんですよね?」
ハルヒ「! もちろん! 嘘よ嘘! ただ……なったとして!」
みくる「…」(自分でもよくわからなくなってるのかなぁ……可愛い……)
ハルヒ「子供はいるのかな?」
みくる「いますよ。元気な女の子が一人」
ハルヒ「可愛い?」
みくる「はい。お母さん似でとっても」
ハルヒ「//な、なんか嘘に聞こえないわよみくるちゃん//」
みくる「ふふっ、嘘ですよ? 私は未来人じゃないですよ?」
240: 2008/04/01(火) 19:42:08.29
ハルヒ「エイプリルフールっていいわね! 嘘沢山言えるわ!」
みくる「そうですね」
ハルヒ「キョンのこと……大好き」
みくる「はい」
ハルヒ「いつから好きになったのかわかんないけど……大好きだわ」
みくる「えぇ」
ハルヒ「みくるちゃんは、好きな人とかいないの?」
みくる「そうですね……私は涼宮さんが大嫌いです」
ハルヒ「え……」
みくる「……ふふっ、嘘ですよ? その反対です」
ハルヒ「あ、そっか! うん! 私もみくるちゃんだいっ嫌い!」
みくる「くすくす、はい。私も大嫌いです」
ガチャ
キョン「あ、まだ居たのか」
ハルヒ「! キョン! あんたんあんでだいっ嫌いなんだからね!」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「!! あ、や……嘘! 逆! ……! ちが。違う! それも逆!!」
みくる「////」(はぁぁぁ……///)
みくる「そうですね」
ハルヒ「キョンのこと……大好き」
みくる「はい」
ハルヒ「いつから好きになったのかわかんないけど……大好きだわ」
みくる「えぇ」
ハルヒ「みくるちゃんは、好きな人とかいないの?」
みくる「そうですね……私は涼宮さんが大嫌いです」
ハルヒ「え……」
みくる「……ふふっ、嘘ですよ? その反対です」
ハルヒ「あ、そっか! うん! 私もみくるちゃんだいっ嫌い!」
みくる「くすくす、はい。私も大嫌いです」
ガチャ
キョン「あ、まだ居たのか」
ハルヒ「! キョン! あんたんあんでだいっ嫌いなんだからね!」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「!! あ、や……嘘! 逆! ……! ちが。違う! それも逆!!」
みくる「////」(はぁぁぁ……///)
246: 2008/04/01(火) 19:48:05.00
みくる「帰ったんじゃなかったんですか?」
キョン「え? あぁ、まだ時間あったんで戻ってきました」
ハルヒ「ほら! ここ座りなさいよ!」
ハルヒ「はい! キョンお茶!」
キョン「? お、おう」
ハルヒ「♪」
キョン「なんだハルヒ、上機嫌だな」
ハルヒ「え? そ、そう? そんなことないわよ//」
キョン「人の顔みてにやけるなよ気持ち悪いなぁ」
ハルヒ「うるさいわね! キョンなんてだいっ嫌いなんだから!」
キョン「……よくわからんが子供みたいだな」
みくる「可愛いなぁ……」
みくる「さてと、そろそろ帰りますね」
ハルヒ「? もう帰るの?」
みくる「今日はちょっとおしゃべりさんでしたから」
キョン「?」
ハルヒ「……あ! まって!」
みくる「はい?」
ハルヒ「……未来のみくるちゃんの旦那さんって誰?」
みくる「それは……禁則事項です♪」
キョン「え? あぁ、まだ時間あったんで戻ってきました」
ハルヒ「ほら! ここ座りなさいよ!」
ハルヒ「はい! キョンお茶!」
キョン「? お、おう」
ハルヒ「♪」
キョン「なんだハルヒ、上機嫌だな」
ハルヒ「え? そ、そう? そんなことないわよ//」
キョン「人の顔みてにやけるなよ気持ち悪いなぁ」
ハルヒ「うるさいわね! キョンなんてだいっ嫌いなんだから!」
キョン「……よくわからんが子供みたいだな」
みくる「可愛いなぁ……」
みくる「さてと、そろそろ帰りますね」
ハルヒ「? もう帰るの?」
みくる「今日はちょっとおしゃべりさんでしたから」
キョン「?」
ハルヒ「……あ! まって!」
みくる「はい?」
ハルヒ「……未来のみくるちゃんの旦那さんって誰?」
みくる「それは……禁則事項です♪」
253: 2008/04/01(火) 20:15:26.01
ハルヒ「なんで帰ってきたの?」
キョン「別に。なんとなくさ」
ハルヒ「私が居たから帰って来てくれたんでしょ?」
キョン「そんなわけあるかい」
ハルヒ「ちょっとー。嘘でもいいから、そうだって言いなさいよ!」
キョン「……そうだよ。ハルヒが居るから戻ってきた」
ハルヒ「! バ、バカ! 知らないわよ!」
キョン「ってなんで俺がバカ呼ばわりされんといかんのだ」
ハルヒ「ふふっ」
キョン「さっきからずっとニマニマしやがって……なんなんだよ」
ハルヒ「べっつにー。みくるちゃんと話してただけよ」
キョン「何の話だ?」
ハルヒ「えっとね、みくるちゃんは未来人なのよ!」
キョン「ぶほっっ!!!???」
ハルヒ「! ちょ、ちょっと! 嘘に決まってるでしょ、もぉ汚いわね!」
キョン「別に。なんとなくさ」
ハルヒ「私が居たから帰って来てくれたんでしょ?」
キョン「そんなわけあるかい」
ハルヒ「ちょっとー。嘘でもいいから、そうだって言いなさいよ!」
キョン「……そうだよ。ハルヒが居るから戻ってきた」
ハルヒ「! バ、バカ! 知らないわよ!」
キョン「ってなんで俺がバカ呼ばわりされんといかんのだ」
ハルヒ「ふふっ」
キョン「さっきからずっとニマニマしやがって……なんなんだよ」
ハルヒ「べっつにー。みくるちゃんと話してただけよ」
キョン「何の話だ?」
ハルヒ「えっとね、みくるちゃんは未来人なのよ!」
キョン「ぶほっっ!!!???」
ハルヒ「! ちょ、ちょっと! 嘘に決まってるでしょ、もぉ汚いわね!」
255: 2008/04/01(火) 20:24:18.49
キョン「……朝比奈さん……そんなコト言ってたのか」
ハルヒ「だって今日はエイプリルフールじゃない! 嘘ぐらいどうってことないわよ」
キョン「まあ……そうだな。嘘だよな」
ハルヒ「もちろん」
キョン「そうだハルヒ。朝比奈さんが未来人なら」
ハルヒ「うん?」
キョン「長門が宇宙人で、古泉が超能力者だな」
ハルヒ「あはは! なによそれー」
キョン「まあそういう嘘もありってことさ」
ハルヒ「なるほどねー。じゃあ私は?」
キョン「んー……暴れん坊で自分勝手な神様ってとこかな」
ハルヒ「なによそれ?」
キョン「さあね。そうだ、さっきコンビニでキャラメル買ってきたんだ。やるよ」
ハルヒ「あーん」
キョン「自分で食え」
ハルヒ「///嘘よ! なに焦ってるのよ!」
キョン「焦ってなんかないって」
ハルヒ「だって今日はエイプリルフールじゃない! 嘘ぐらいどうってことないわよ」
キョン「まあ……そうだな。嘘だよな」
ハルヒ「もちろん」
キョン「そうだハルヒ。朝比奈さんが未来人なら」
ハルヒ「うん?」
キョン「長門が宇宙人で、古泉が超能力者だな」
ハルヒ「あはは! なによそれー」
キョン「まあそういう嘘もありってことさ」
ハルヒ「なるほどねー。じゃあ私は?」
キョン「んー……暴れん坊で自分勝手な神様ってとこかな」
ハルヒ「なによそれ?」
キョン「さあね。そうだ、さっきコンビニでキャラメル買ってきたんだ。やるよ」
ハルヒ「あーん」
キョン「自分で食え」
ハルヒ「///嘘よ! なに焦ってるのよ!」
キョン「焦ってなんかないって」
258: 2008/04/01(火) 20:35:20.65
ピリリリry
キョン「? 電話だ」
ハルヒ「?」
キョン「もしもし」
古泉『どうも僕です』
キョン「どうなんだその挨拶は」
古泉『今、涼宮さんの傍に居ますね?』
キョン「……居るな」
古泉『少し席を外してもらっていいですか?』
キョン「ちょっと待ってろ」
キョン「ハルヒ、ちょっと電話してくる」
ハルヒ「え? あ、うん」
ガチャ
長門「…」
キョン「! び、びっくりした……居るなら言えよ、長門」
長門「……今、来た」
キョン「そうか。ちょっと失礼」
キョン「? 電話だ」
ハルヒ「?」
キョン「もしもし」
古泉『どうも僕です』
キョン「どうなんだその挨拶は」
古泉『今、涼宮さんの傍に居ますね?』
キョン「……居るな」
古泉『少し席を外してもらっていいですか?』
キョン「ちょっと待ってろ」
キョン「ハルヒ、ちょっと電話してくる」
ハルヒ「え? あ、うん」
ガチャ
長門「…」
キョン「! び、びっくりした……居るなら言えよ、長門」
長門「……今、来た」
キョン「そうか。ちょっと失礼」
260: 2008/04/01(火) 20:38:19.22
キョン「で、なんだよ」
古泉『いやぁ、なんといいますか……』
キョン「?」
古泉『こっちが居様なぐらい静かなので、どうしたのかと』
キョン「え? どうしたって……特に」
古泉『涼宮さんに、なにかありましたか?』
キョン「いや、別に……あ」
古泉『?』
キョン「朝比奈さんとなにか話してたみたいだけど……それか」
古泉『朝比奈さんと? わかりませんが、とにかく静かです。落ち着きます』
キョン「いいじゃないか」
古泉『まあそうなんですけどね』
キョン「もう切っていいか?」
古泉『まあ、そう言わずに』
キョン「…」
古泉『いやぁ、なんといいますか……』
キョン「?」
古泉『こっちが居様なぐらい静かなので、どうしたのかと』
キョン「え? どうしたって……特に」
古泉『涼宮さんに、なにかありましたか?』
キョン「いや、別に……あ」
古泉『?』
キョン「朝比奈さんとなにか話してたみたいだけど……それか」
古泉『朝比奈さんと? わかりませんが、とにかく静かです。落ち着きます』
キョン「いいじゃないか」
古泉『まあそうなんですけどね』
キョン「もう切っていいか?」
古泉『まあ、そう言わずに』
キョン「…」
261: 2008/04/01(火) 20:42:12.24
古泉『今日は四月一日ですね』
キョン「あぁ、今日はずっとハルヒに嘘つかれてばっかりだ」
古泉『それはそれは』
キョン「なんだ? お前もなんか嘘でも言う気か?」
古泉『そうですねぇ……実は僕は、超能力者なんです』
キョン「知ってる。嘘じゃないだろそれ」
古泉『いけませんね。アドリブは難しいです』
キョン「アドリブというかなんというか」
古泉『ハルヒさんは何と?』
キョン「あ? ……いや、特に」
古泉『これも調査の一環です。教えてくれてもいいじゃないですか』
キョン「……俺が大嫌いなんだとさ」
古泉『嫌い……あぁ、なるほど。それはそれは……あははっ』
キョン「もう切るからな。なんだか気持ち悪くなってきた」
古泉『はい。それじゃ、そんな感じでよろしくお願いします』
キョン「どんな感じだよ」
キョン「あぁ、今日はずっとハルヒに嘘つかれてばっかりだ」
古泉『それはそれは』
キョン「なんだ? お前もなんか嘘でも言う気か?」
古泉『そうですねぇ……実は僕は、超能力者なんです』
キョン「知ってる。嘘じゃないだろそれ」
古泉『いけませんね。アドリブは難しいです』
キョン「アドリブというかなんというか」
古泉『ハルヒさんは何と?』
キョン「あ? ……いや、特に」
古泉『これも調査の一環です。教えてくれてもいいじゃないですか』
キョン「……俺が大嫌いなんだとさ」
古泉『嫌い……あぁ、なるほど。それはそれは……あははっ』
キョン「もう切るからな。なんだか気持ち悪くなってきた」
古泉『はい。それじゃ、そんな感じでよろしくお願いします』
キョン「どんな感じだよ」
263: 2008/04/01(火) 20:44:14.03
ハルヒ「あ」
長門「…」
ハルヒ「今日は遅かったのね」
長門「…」
ハルヒ「相変わらず無口ね」
長門「…」
ハルヒ「今日は何の日か、知ってる?」
長門「……四月一日」
ハルヒ「エイプリルフールよ」
長門「……?」
ハルヒ「知らないの?」
長門「…」
ハルヒ「ってわけ。わかった」
長門「……わからない」
ハルヒ「あれ?」
長門「…」
ハルヒ「……あぁ、嘘か。わかってんじゃないの」
長門「…」
ハルヒ「今日は遅かったのね」
長門「…」
ハルヒ「相変わらず無口ね」
長門「…」
ハルヒ「今日は何の日か、知ってる?」
長門「……四月一日」
ハルヒ「エイプリルフールよ」
長門「……?」
ハルヒ「知らないの?」
長門「…」
ハルヒ「ってわけ。わかった」
長門「……わからない」
ハルヒ「あれ?」
長門「…」
ハルヒ「……あぁ、嘘か。わかってんじゃないの」
264: 2008/04/01(火) 20:52:52.15
ハルヒ「――で、みくるちゃんが未来人で、古泉君が超能力者で」
長門「……宇宙人」
ハルヒ「そうそう」
長門「……そう。私は……宇宙人」
ハルヒ「わかってるわね」
長門「…」
ハルヒ「でも、どうなのかしら?」
長門「…」
ハルヒ「それじゃキョンだけが一般人よね」
長門「…」
ハルヒ「私とじゃ、釣り合わないかなぁ」
長門「……そう」
ハルヒ「え?」
長門「……嘘」
ハルヒ「?」
長門「……宇宙人」
ハルヒ「そうそう」
長門「……そう。私は……宇宙人」
ハルヒ「わかってるわね」
長門「…」
ハルヒ「でも、どうなのかしら?」
長門「…」
ハルヒ「それじゃキョンだけが一般人よね」
長門「…」
ハルヒ「私とじゃ、釣り合わないかなぁ」
長門「……そう」
ハルヒ「え?」
長門「……嘘」
ハルヒ「?」
266: 2008/04/01(火) 21:00:39.51
長門「…」
ハルヒ「そんなわけで私はキョンが大好きなの」
長門「……そう」
ハルヒ「……リアクション薄いわね」
長門「…」
ハルヒ「誰か好きな人とかいないの?」
長門「私?」
ハルヒ「うん」
長門「……該当しない」
ハルヒ「うーん……あ、嘘?」
長門「……そう」
ハルヒ「?該当しないが嘘? あってる? あれ? じゃあ」
ガチャ
キョン「まだ四月だってのに寒いなぁ」
ハルヒ「あ、お帰りキョン」
長門「……キョン」
ハルヒ「?」
ハルヒ「そんなわけで私はキョンが大好きなの」
長門「……そう」
ハルヒ「……リアクション薄いわね」
長門「…」
ハルヒ「誰か好きな人とかいないの?」
長門「私?」
ハルヒ「うん」
長門「……該当しない」
ハルヒ「うーん……あ、嘘?」
長門「……そう」
ハルヒ「?該当しないが嘘? あってる? あれ? じゃあ」
ガチャ
キョン「まだ四月だってのに寒いなぁ」
ハルヒ「あ、お帰りキョン」
長門「……キョン」
ハルヒ「?」
270: 2008/04/01(火) 21:15:22.49
ハルヒ「誰からの電話だったのよ」
キョン「古泉だ」
ハルヒ「なぁんだ」
長門「…」
ハルヒ「暗くなってきたわね」
長門「…」
ハルヒ「……あと数時間で今日も終わりかぁ」
キョン「今のうちに沢山嘘ついとけよ」
ハルヒ「わかってるわよ! キョン大好き! 有希大嫌い!」
キョン「お前なぁ」
長門「……皆、嫌い」
ハルキョン「「えっ?」」
長門「…」
長門「…」ガタ
ハルヒ「? 帰るの?」
長門「……そう」
キョン「じゃあな」
長門「……嫌い」ボソッ
ハルヒ「…」
キョン「さてと……俺も帰るかな」
キョン「古泉だ」
ハルヒ「なぁんだ」
長門「…」
ハルヒ「暗くなってきたわね」
長門「…」
ハルヒ「……あと数時間で今日も終わりかぁ」
キョン「今のうちに沢山嘘ついとけよ」
ハルヒ「わかってるわよ! キョン大好き! 有希大嫌い!」
キョン「お前なぁ」
長門「……皆、嫌い」
ハルキョン「「えっ?」」
長門「…」
長門「…」ガタ
ハルヒ「? 帰るの?」
長門「……そう」
キョン「じゃあな」
長門「……嫌い」ボソッ
ハルヒ「…」
キョン「さてと……俺も帰るかな」
274: 2008/04/01(火) 21:26:47.94
ハルヒ「もう帰るの?」
キョン「時計を見ろ。こんな時間だ」
ハルヒ「もうちょっとぐらいいいじゃない」
キョン「なにもすることがないだろ?」
ハルヒ「……大好き」
キョン「わかったって」
ハルヒ「こんな嘘つけるのも、あと少しなのよ?」
キョン「別に、いつでも言えばいいさ」
ハルヒ「えっ?」
キョン「? 嘘なんて今日だけに拘ったことじゃないだろ?」
ハルヒ「あ……そ、そうよね!」
キョン「まあ普段から好き好き言われても勘違いされてたまらんがな」
ハルヒ「……ふ、普段は言えないコトだってあるんだからね」
キョン「?」
ハルヒ「なんでもないわよ!」
キョン「時計を見ろ。こんな時間だ」
ハルヒ「もうちょっとぐらいいいじゃない」
キョン「なにもすることがないだろ?」
ハルヒ「……大好き」
キョン「わかったって」
ハルヒ「こんな嘘つけるのも、あと少しなのよ?」
キョン「別に、いつでも言えばいいさ」
ハルヒ「えっ?」
キョン「? 嘘なんて今日だけに拘ったことじゃないだろ?」
ハルヒ「あ……そ、そうよね!」
キョン「まあ普段から好き好き言われても勘違いされてたまらんがな」
ハルヒ「……ふ、普段は言えないコトだってあるんだからね」
キョン「?」
ハルヒ「なんでもないわよ!」
275: 2008/04/01(火) 21:28:52.55
キョン「鍵閉めるぞ」
ハルヒ「待ってよ」
キョン「ほら早く」
ハルヒ「…」
キョン「?」
ハルヒ「あと一回しか言わないからね!」
キョン「……はいよ」
ハルヒ「キョン! 大好きよ!」
キョン「あぁ、俺も大好きだよ」
ハルヒ「待ってよ」
キョン「ほら早く」
ハルヒ「…」
キョン「?」
ハルヒ「あと一回しか言わないからね!」
キョン「……はいよ」
ハルヒ「キョン! 大好きよ!」
キョン「あぁ、俺も大好きだよ」
277: 2008/04/01(火) 21:32:37.93
ハルにゃん可愛い。
調子に乗ってすげぇ長いこと書いた。こんなに書いたの初めてー。
あとハルにゃんとキョン君以外書いたのも久方ぶりだわ。変でも知らないわ。
そんじゃ、残り少ない時間で言えるだけの嘘を振り撒いてくゆ。
おまいら大嫌い。サヨナラ。
調子に乗ってすげぇ長いこと書いた。こんなに書いたの初めてー。
あとハルにゃんとキョン君以外書いたのも久方ぶりだわ。変でも知らないわ。
そんじゃ、残り少ない時間で言えるだけの嘘を振り撒いてくゆ。
おまいら大嫌い。サヨナラ。
引用元: ハルヒ「キョン! 大好きよ!」
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