1: 2012/12/31(月) 09:18:22.06
初春「・・・・ええ加減にせえや」

佐天「はい」

初春「んなしょーもない能力のためにここに来たわけやないやろ?」

佐天「え、でも目覚めちゃったわけですし」初春「そういうことやないねん!!」ドンッ

佐天「!!」びくっ

初春「毎度毎度しょーもないことに振り回されるこっちの身にもなってみい?あ?」

佐天「いやそれは本当に悪いなとは思いますけど、はい」

初春「っはー、あかん、ほんまあかんわー」

佐天「すんません」

初春「すんませんってなー、すんません言えばいいと思ってるやろ?」

佐天「・・・・」

こんな感じで説教する初春でお願いします

3: 2012/12/31(月) 09:36:46.67
初春「で、何の能力かもう一回教えてくれる?」

佐天「からあげにレモンをかけさせない能力・・・」

初春「はあ?」

佐天「からあげにレモンをかけさせない能力です」

初春「うん、そうかそうか、で?」

佐天「で?といわれましても・・・・」

初春「はぁ~~~~~~・・・」

佐天「・・・・・」


こういう感じがいいんです

5: 2012/12/31(月) 09:41:28.89
初春「あのなぁ、こんなこといいたかぁないねんけど、もうちょっと自覚もって行動できんのかいな」

佐天「自覚って言われてもですね・・・」

初春「自覚や自覚、自ずから目覚めるって書いて自覚や」

佐天「はぁ・・・」

初春「朝目がさめたらすがすがしいやろ?」

佐天「えーっと、ぼーっとしますけど」

初春「チッ」

佐天「あ、すんません」

初春「だからすんませんやないわ、いやもうすんませんはこの際どうでもええわ」

佐天「・・・・・」


大阪弁?とかよくわからないんで本当にお願いします

7: 2012/12/31(月) 09:47:18.50
初春「朝目が覚めたらまずあ、今日は何しよってこう目的みたいなのがはっきりとしてるやろ?」

佐天「・・・・はあ」

初春「・・まあええわ、要は目的を常に意識して行動してほしいねん」

佐天「目的?ですか・・・」

初春「そう、目的や 今目的もってへんやろ?」

佐天「・・・はい」

初春「っはぁ・・・・ 自覚って言葉もなんやもうどうでもええけどなぁ・・・」

佐天「・・・・」


何か流れがおかしくなってるんでお願いします

8: 2012/12/31(月) 09:51:41.98
初春「自分何がしたいん?」

佐天「何が、って言われましても・・・」

初春「この学園都市に何しに来たん?」

佐天「えっと、超能力者になりたいなぁって・・・」

初春「うん、そうやな、で、今どうなっとん?」

佐天「からあげにレモンをかけさせない能力に目覚めました」

初春「そういうことやないねん!!」ドンッ

佐天「!!」びくっ

初春「今この状況で何でそういうことが言えるん!? ああ!?」

佐天「はい、すんませんまじすんませんっす」

初春「っはぁぁぁ~~~~~~・・・・・・」

佐天「・・・・・」

9: 2012/12/31(月) 09:56:11.01
初春「しかもまたすんませんって・・ いやもうすんませんはいいわ・・・」

佐天「・・・・・」

初春「もうちょっと周り見いや なあ?」

佐天「・・・・その」

初春「あ?」

佐天「も、申し訳なさ過ぎて・・・注視できません・・・」

初春「・・・・あのなぁ 目えそらしたかてなんにもならへんで?」

佐天「・・・・はい」

初春「だから一回ちゃんと現実を見て考えんと、な?」

佐天「はい」

初春「じゃああの状況をよく見てみ?」

佐天「・・・・」チラッ


御坂「・・・・・」プルプル

11: 2012/12/31(月) 09:59:31.47
佐天「・・・・」

初春「さっきから御坂さんず~~~~~~っとああしてるやろ?」

佐天「・・・はい」

初春「うちがあきれてわけのわからない方言使い始める前からず~~~~~~っとああやろ?」

佐天「はい」

初春「これから目をそらしてどうすんねん!!」ドンッ

佐天「!!」びくっ

初春「目をそらしたら解決するんか!?ああ1?」

佐天「・・・しません」

初春「ならもういっそ逃げたらどうや?」

佐天「・・逃げてもだめなんです」

初春「は?」

15: 2012/12/31(月) 10:14:08.95
初春「なんや、逃げてもあかんのに目をそらしてたんか?」

佐天「・・・はい」

初春「黙って御坂さんのこの状況から必氏に目をそらそうとしたんか?」

佐天「・・・はい」

初春「っはぁ~~~~~~・・・・・」

佐天「・・・・」

初春「もう呆れるのも疲れてくるわぁ・・・」

佐天「・・・・」

初春「あのなぁ、御坂さんだけやないねんで?」

佐天「・・・・」

初春「あっちの子ら見てみ?」

佐天「・・・・」チラッ


打ち止め「・・・・・」プルプル

番外個体「・・・・・」プルプル

16: 2012/12/31(月) 10:16:27.45
初春「同じやろ?」

佐天「・・・はい」

初春「ちっちゃいアホ毛の子も目つきの悪いお姉さんも御坂さんと同じなんやで?そこんとこをわかっとるんか?」

佐天「・・・・はい」

初春「それになぁ、もぉ~~っとよくあの子ら見てみ?」

佐天「・・・・」チラッ


打ち止め「・・・・・」プルプル

番外個体「・・・・・」プルプル

一方通行「・・・・・」

17: 2012/12/31(月) 10:21:21.26
初春「頭真っ白な兄ちゃんがものっそお悲しい目えしとるやん」

佐天「はい」

初春「あのな、売られていく子牛かてあんな顔せえへんのやで?」

佐天「はい」

初春「それもみぃ~~~んな自分がやっとることやで?それわかっとんか?」

佐天「・・・はい」

初春「あのなぁ、からあげにレモンをかけさせないって簡単に言うけどなぁ、それを楽しみにしてる人もおるんやで?」

佐天「・・・はい」

初春「からあげにはレモンやーって御坂さんがうれしそうに言うのを自分もさっき見たやろ?あの子らかてそうなんやで?」

佐天「・・・はい」

初春「さっきからはいしか言ってないやんけ!!」ドンッ

佐天「!!」びくっ

初春「御坂さんもあの子らも必氏にから揚げにレモンかけようとしてあんななっとんのやでえ!!」

佐天「まじすんませんっした!!」

18: 2012/12/31(月) 10:26:46.01
初春「すんませんはもうええ言うとるやろうがあ!! そもそもうちに謝ってどうすんねん!!!!」ドンッ

佐天「ひっ」びくっ

初春「・・・・ちぃとあつうなりすぎたわ ごめん」

佐天「・・・・いえ」

初春「っはぁ~~~~・・・・」

佐天「・・・・・」

初春「あのなぁ、御坂さんやあの子らの気持ちになってみ?」

佐天「・・・・・」

初春「期間限定スペシャルゲコ太のデラックスお子様ランチ、何がスペシャルってから揚げがスペシャルやねんな」

佐天「・・・・・」

初春「かわいぃ~~ ゲコ太がにこっとした旗のついてるお子様ランチや、見てみ、御坂さんの皿」

佐天「・・・・」チラッ



御坂「・・・・・」プルプル

19: 2012/12/31(月) 10:31:42.60
初春「なぁ」

佐天「はい」

初春「今お皿やのうて御坂さん見たやろ?」

佐天「・・・はい」

初春「何でそういうことできるん?」

佐天「・・・・・」

初春「・・・まあ言い出したらキリないわな」

佐天「・・・・・」

初春「ちょっとおさらいしてみよか」

佐天「・・・はい」

20: 2012/12/31(月) 10:36:08.53
初春「からあげにレモンをかけさせない能力やろ?」

佐天「はい」

初春「実際今目の当たりにしてるからまあその能力自体は信じるわ」

佐天「はい」

初春「でや、それどのくらいの範囲でできんの?」

佐天「10kmです」

初春「広っ!! 何でそんなに広いねん!!」

佐天「・・・わかりません」

初春「わかりませんてなぁ・・・まあ能力つったら使ってる人間にもようわかへんのも多いわな」

佐天「はい」

初春「で、それ解除できんの?」

佐天「みたいです」

初春「みたいですやないやろ!!」ドンッ

佐天「ひっ」びくっ

21: 2012/12/31(月) 10:39:46.11
初春「やったあとに解除できるかどうかもはっきりせえへんってことやろ1?」

佐天「はい」

初春「で?今解除できるんか!?」

佐天「・・できないと思います」

初春「思いますやないやろうが!! ってそれ以前に解除できないんかおい!!」

佐天「はい」

初春「っはぁぁ~~~~・・・・」

佐天「・・・・」

初春「このファミレスに来たとき三人ともうきうきしとったよなあ?」

佐天「はい」

初春「御坂さんなんか本当に自分のことのようにあんたに能力ができたことをよろこんどったよなぁ?」

佐天「はい」

初春「ほんでさらに幸せなことにゲコ太のお子様ランチや」

佐天「はい」

22: 2012/12/31(月) 10:44:07.43
初春「もううっきうきで注文するときからきゃぁ~~~ 言うとったやろ!?」

佐天「はい」

初春「でや、ウェイトレスのお姉さんがお子様ランチあっちの子らのと一緒に持ってきた時めっちゃ目ぇ輝かせてたやん?

佐天「はい」

初春「待ちに待ったお子様ランチが目の前に置かれて御坂さんなんつった?」

佐天「・・・・」

初春「何つったってきいとるやろ?」

佐天「・・・やっぱりから揚げにはレモンよねー って言ってました」

初春「そうや、それあの子らも言ってたわな」

佐天「・・・・・」

初春「で、何でそのタイミングで能力発動すんねんお前!!!!!」

佐天「できごころだったんですぅぅぅ~~~~~!!!!」

26: 2012/12/31(月) 10:52:09.53
初春「できごころやないやろうが!!」ドンッ

佐天「ごめんなさぁ~~~い!!!」

初春「だから何でうちにあやまんねん!!!」

佐天「だってこんなことになるとは思わなかったんですぅぅぅ!!!!」

初春「アホ!!考えて行動せんとあかんってえのは幻想御手の時に学んだはずやろ!?」

佐天「・・・はい」

初春「しかもや!!何かあったらコントロールできないような力をつかったらあかんって日本人なら、いや世界の人が学んだはずやろ!?」

佐天「・・・はい」

初春「自分日本人ちゃうんか!?あのエネルギーとは無縁の世界に生きとるんか!?電気使ってへんのか!?」

佐天「日本人です、毎日電気使ってます」

初春「っはぁぁぁ~~~~~・・・・」

佐天「・・・・」

28: 2012/12/31(月) 10:56:45.01
初春「とりあえず話脱線しかかったから戻すわ 自分もう一度御坂さん見てみ?」

佐天「・・・・・」チラッ


御坂「・・・・・」プルプル


初春「見事にから揚げの上空10cmのところで手ぇとまってるやろ?」

佐天「・・・・はい」

初春「レモンを片手に見事にとまってるやろ?」

佐天「・・・・はい」

初春「さあからあげにレモンかけるぞってところでとまってるやろ?」

佐天「・・・・はい」

初春「あん子らも同じや」

佐天「・・・・」チラッ


打ち止め「・・・・・」プルプル

番外個体「・・・・・」プルプル

一方通行「・・・・・」

30: 2012/12/31(月) 11:05:44.47
初春「あの子らだけやないんやで!?10kmの範囲内でから揚げにレモンかけよっかなって人がみぃ~なああなっとんのやで!?」

佐天「・・・・はい」


御坂「くっ・・・・」グッ グッ


初春「ほら御坂さん見てみい!文句ひとつこぼさずなんとかレモン絞ろうとレモンをたたきつけるように振ってなんとかしようとしとるやん!?」

佐天「・・・はい」

初春「ものすごく真剣な目でレモンから果汁を搾り出そうとしとるやん!?」

佐天「・・・はい」

初春「その涙ぐましい努力を見てお前は涙腺がゆるまんのか!?」

佐天「・・・はい」

初春「無気力にはいはい言うなこのどあほおおおおおおおおおおお!!!!!」

佐天「いたいたしくて見てられないんですうううううう!!!!」

32: 2012/12/31(月) 11:12:27.18
一方通行「・・・・・」


初春「お前よりもあのお兄さんのが心痛そうにしとるやろがあああああ!!!!」

佐天「お兄さんごめんなさあああああああああいいいい!!!」


打ち止め「うぅ・・・・・」ジワッ


初春「あっちのちっこいあほ毛ちゃんなんて涙目になっとるやないか!!あんなちっこい子ぉ泣かす気かお前はぁ!!!」

佐天「ごめんねあほ毛ちゃあああああん!!」


番外個体「ふぇぇん・・・・・」ポロポロ


初春「おっきいお姉さんなんて泣いとるやないかああああああ!!!!」

佐天「お姉さんごめんなさあああああああい!!」

34: 2012/12/31(月) 11:18:49.95
初春「三人の中で一番大きくておっOいも大きくてセクシーなお姉さんがお子様ランチ頼むのもあれやけど」

初春「お前あんなセクシーなお姉さんマジ泣きさせるとか自分のやってることがほんまにわかっとんのか!?」

初春「あんなお姉さん泣かしていいのはあの白いお兄さんがうれし泣きさせる時だけやで!?」

佐天「あたしが悪い子ですううううううう!!!」

初春「お前ひょっとしてこの状況で涙子と悪い子かけとんのか!?」

初春「女の子に涙流させる悪い子だから涙子って名前ですってそんなんちゃうやろ!?」

初春「うれしいときもかなしいときも涙を流すくらい自分の感情をはっきりと表現できる強いこになってほしいから涙子なんやろ!?」

佐天「たぶんそうですうううううう!!!」

初春「親につけてもらった名前の意味もわからんのかこのどあほおおおおおお!!!!!」

佐天「ああああああんおかあさんごめんなさああああい」

35: 2012/12/31(月) 11:23:49.57
初春「はぁ・・・はぁ・・・・ くそっ、また脱線してもうた・・・」

佐天「うぅぅぅ・・・・」

初春「なぁ、あんたから揚げに何かけて食べるん?」

佐天「故障です・・・」

初春「そうかそうか、肉にスパイスは基本やな」

佐天「はい」

初春「なら涙かけてから揚げ食えるか?」

佐天「・・・いいえ」

初春「あのお姉さん泣いてたやろ?」

佐天「・・・・はい」

初春「泣きたくて泣いてるんやないで?自分が泣かしたから泣いてるんやで?」

佐天「・・・・はい」

初春「なあ、何が悲しゅうてから揚げ前にして泣かなあかんねん」

佐天「・・・・」

36: 2012/12/31(月) 11:30:58.12
初春「ともかく、や」

佐天「はい」

初春「なんとかならんか?」

佐天「・・・・できません」

初春「そうか・・・」

佐天「はい・・・」

初春「どないしよ・・・・ ここから10km離れるころにはもうレモン充分にしぼれんとちゃうん?」

佐天「・・・・はい」

初春「あぁ~~~ そうなったらもう台無しやしなぁ・・・」

佐天「・・・・」

黒子「お待たせしました!遅くなって・・・・って何ですのこの状況」

初春「あ、白井さん」

黒子「お姉さまがレモンを片手にふるふると・・・はて?」

佐天「実は・・・・」

37: 2012/12/31(月) 11:34:56.59
黒子「・・・・まあ色々と言いたいことはありますけど」

佐天「めっちゃ反省してます」

黒子「要は酸味のある柑橘系の果汁があればいいわけですわよね?」

初春「う~ん、こればっかりは本人次第ですから・・」

黒子「まあものはためしですわ。すみませーん」

ウェイトレス「はーい」

黒子「すだちをいただけます?から揚げにかけたいので」

ウェイトレス「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」

佐天「その発想はなかった」

初春「天才や、天才がおるで・・・・」

ウェイトレス「お待たせいたしました~~」

黒子「では、早速黒子がかけてさしあげますわ・・・」ギュッ

38: 2012/12/31(月) 11:39:26.10
御坂「・・・・」

初春「御坂さんがしぶしぶレモンを持つ手を下ろしましたね」

佐天「うん、ちょっぴり不満顔」

御坂「・・・・」ヒョイ ぱく

御坂「もぐもぐ・・・・」

黒子「お姉さま、お味はいかがです?」

御坂「おいしい」ニパッ

初春「はぁぁ・・・・・」

佐天「救われたよおぉぉぉ・・・・・」


一方通行「おいィ」

ウェイトレス「はい」

一方通行「こいつらにもすだちだ」

ウェイトレス「かしこまりましたー」

40: 2012/12/31(月) 11:46:21.24
もぐもぐ

打ち止め「おいしー」ニパ

番外個体「さいこー」ニパ

一方通行「だまって食え」


初春「あっちも幸せそうですね」

佐天「全ては白井さんのおかげです」

御坂「ほんと、助かったわ」

黒子「まあ、お役に立てて光栄ですわ」

初春「好みは人それぞれ」

佐天「主張したい気持ちもほどほどに、だね」


おわり

41: 2012/12/31(月) 11:47:47.10
こんな感じでわけのわからないのしかできないのでセンスのある人にお願いしたいです

勢いだけではどうにもならないので少なくともどこか改善点とかあったら教えてください

42: 2012/12/31(月) 11:51:09.04

43: 2012/12/31(月) 11:57:04.87
よかったよ乙

引用元: 佐天「からあげにレモンをかけさせない能力かあ」