1: 21/12/04(土)23:36:23
パンパパーン

あさひ「冬優子ちゃん、お誕生日おめでとっす!」

「あ、誕生日プレゼントの蛸の形に剥いたみかんの皮っすよ」

冬優子「……いらないわよ、そんなの」

愛依「うちは高級そうなお酒だよ」ソッポムキ

冬優子「まぁ、まともなプレゼントよね」

「で、なんでそっぽ向いてんのかしら?」





愛依「こ、今年で何歳になったか確認してないじゃん?」

あさひ「あぁ、わかるっす!デビューして三年は経過したのに、まだ私は中学生っすから」

冬優子「やめなさい」

2: 21/12/04(土)23:37:20
冬優子ちゃん誕生日おめー

短いですがお付き合いください

3: 21/12/04(土)23:41:42
ーーその日の夜半

ガチャ

シャニP(以下P)「ふぅ、やっと終わった……あれ?冬優子?」

冬優子「お帰り。というかあれって何よ」

P「いや、あさひ達の誕生会は終わったんだろ?だから……」

冬優子「うっさいわね。まだプレゼントを貰ってない人がいるから待ってただけよ」

P「プレゼント?誕生日プレゼントなら朝に渡したが……?」

冬優子「ふふん、あのセンスは悪くなかったって褒めてあげないとね」

「今度のあんたの誕生日にはネクタイでもお返ししてあげるわよ」

P「そりゃどうも……」

4: 21/12/04(土)23:45:45
P「で、何を……」

冬優子「えっと……これだったわよね」ガサゴソ

P「話を……って、何だ?そのでっかい段ボール箱は?!」

冬優子「ふふーん」



バリバリビリビリメリメリ

P「それは……?」

冬優子「ふふーん」



「コーヒーポットよ」



「多分世界で一番複雑のね」

5: 21/12/04(土)23:49:37
P「しかし……?」

冬優子「わからないのなら教えてあげるわ。これでどっかのコーヒーキチガイさんへ、毎日ふゆがコーヒーを容れてあげるっていうのよ」

P「お、おぅ……」

6: 21/12/04(土)23:52:36
ポーッ

シュゴシュゴ

ガタンガタン



P「……蒸気機関車?」

冬優子「うっさいわね。ビックワンの主砲を喰わせるわよ」

7: 21/12/04(土)23:54:59
コポコポッ

冬優子「はい、どうぞ」カチャ

P「あ、ありがとう……いただきます」

ズッ

ズズッ

「んっ?!」



「これが……今ので作ったコーヒーだと?」

冬優子「で……どうなのよ?感想は?」

8: 21/12/04(土)23:55:50
P「うーまーいーぞー!」

冬優子「古っ」



「でも……ありがとう……」

9: 21/12/04(土)23:58:52
P「でも何でまたコーヒーなんだ?」

冬優子「……ラビットハウスって喫茶店で、ある女の子に占って貰ったのよ」



~~~~~~~~~~~~ポヤポヤ

?(cv水瀬いのり)「今日、一番好きな人にコーヒーを飲ませると今後の人生に転機が訪れるみたいですね」

冬優子「えっ……す、好きな人って……(///)」

10: 21/12/05(日)00:01:30
~~~~~~~~~~~~

冬優子「で……好きな人ってのが……」スッ





chu!



「……どうして……いつからこんな気持ちになったのかは、ふゆもわからないけど」

「ふゆの日常を変えた責任は取ってもらわないとね」

P「冬優子……俺は……」

11: 21/12/05(日)00:02:25










冬優子「うるさい」

「アンタはここで……」

スッ

パサッ

「ふゆと……イクのよ」

12: 21/12/05(日)00:05:44


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HAPPY BIRTHDAY MAYUZUMI HUYUKO
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お誕生日おめでとう

’iiiiii
'[━━━]
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13: 21/12/05(日)00:06:55
いわゆる、夜明けのコーヒーを入れたい冬優子ちゃんでした



では読んで下さった方へ、ココアさんの焼きたてパンを

14: 21/12/05(日)12:00:20
おつおつー

引用元: 【シャニマス】最高のプレゼントはふゆが決めるわ