シャミ子はそんなことは言わない

シャミ子「何が欲しいかわからないんですか？🤔」

おれ「そうだね、共産主義者も含めて、彼らは何が欲しいかわかっていないんだと思う😌」

ミカン「何が欲しいのかしらね？🤔」

おれ「富と名誉と異性だろ😌」

シャミ子「俗物ですね😓」

おれ「おれも欲しい🤤」

ミカン「脳内で我慢しておきなさい😓」

シャミ子「富と名誉と異性を欲しがっている割には、質素倹約をアピールされますけど🤔」

おれ「質素倹約なことが自尊心になってんだろ😌」

シャミ子「よくわかりません😕」

おれ「カントのいう虚栄心は、手っ取り早くいうと自分をよくみせたい心だ😌」

おれ「シャミ子だって、高いヒールがついた靴が履きたいだろう？🤔」

シャミ子「履きたいです！😳」

おれ「外見にこだわったり自分をよく見せたいのが、虚栄心だ😌」

ミカン「ダメなの？😥」

おれ「行儀の良い範囲であれば必要なものだろう😌」

シャミ子「おれさんも外見にこだわりますか！？😃」

おれ「おれの尊敬する五代友厚様は、スーツを一枚しか持ってなくて、タバコの灰で焼け焦げていたらしい😌」

シャミ子「質実剛健な人ですね😥」

ミカン「なんかイメージと違うんだけど😓」

おれ「仕方ないだろ、孔子様が口達者で外見を飾る者には、仁（愛）がほとんどない。と言ったんだから😥」

桃「じゃあおれくんは、仁があると見せ付けるために健気な服装なの？🤔」

おれ「カントと孔子は、無邪気なことは道徳的じゃないっていったんだよ😃」

ミカン「お金がないって言いなさいよ😓」

おれ「そもそも宗教なんて、現実で打ちのめされたやつがやるもんだろ😌」

おれ「特典がないとやらないだろ😓」

おれ「その特典が優越感だ😌」

おれ「カントがいってるだろ😌」

おれ「高慢とは、自分の価値が社会で減退することによって起こり」

おれ「その結果、自分の価値を保持するために攻撃的になるって😓」

シャミ子「どういうことですか？🤨」

おれ「要するに社会で打ちのめされた人間は、自尊心を守るために極めて凶暴な状態なんだよ😌」

おれ「凶暴な状態で維持されていれば、まだ社会に存在し続けられるが」

おれ「凶暴を通り越して、悲哀まで落ち込むと、つけいる隙が生じるんだよ😓」

おれ「そんな状態で自尊心を回復させればどうなるかわかるだろ😰」

シャミ子「暴力の化身になってしまいますね😰」

おれ「問題は、暴力の化身からさらに自らを向上させて、そこから卒業できるかどうかなんだよ😓」

おれ「しかし、多くの人間はそこから脱出できないんじゃないか？😥」

シャミ子「なぜ？🤔」

おれ「教えがキモいからだ😓」

おれ「我が国の一般的な宗教は、自らを拡大する術を持たないほど温厚だ😌」

おれ「要するに世襲の信者で自給自足できてしまうから、布教活動に熱心じゃないんだよ😌」

おれ「その結果、信者が減って困窮するとすぐ氏んでしまう😓」

シャミ子「潰れてる神社がいっぱいありますもんね😢」

おれ「だがそれは檀家や氏子との信頼関係で成り立っているからだ😌」

おれ「おれは、信頼を裏切るつもりはない😌」

シャミ子「義ですねぇ🙂」

おれ「むしろ逆に、他の檀家や氏子にちょっかいを出すファナティックな宗教が嫉妬心の塊なんだよ😓」

シャミ子「嫉妬心ですか🤨」

おれ「カントは嫉妬心を」

おれ「自分が持っていないのは、他人が持っているからだと勘違いするから起こるといった😌」

シャミ子「なるほど、自分の信者が少ないのは、他人が囲っているからだと勘違いしているんですね😓」

おれ「これは共産主義者にも当てはまることだ😌」

おれ「自分が貧乏なのは、他人が金を持っているからだと錯誤している😓」

おれ「今の世で金持ちになれないやつが、次の世で金持ちになれるわけがないだろ😓」

おれ「孔子様はこう言ってる、なりたくて貧乏になるやつはいないが、貧乏になってしまうやつはいる」

おれ「なぜ自分が貧乏になったのか考え、問題を改めれば貧乏から抜け出せる、と😌」

シャミ子「重い言葉ですね😥」

おれ「そもそも人間の命など、羽虫と同じなのだ😌」

シャミ子「誰の言葉ですか？😃」

おれ「おれの言葉だ🤗」

シャミ子「偉人の言葉の中に貴様の言葉を並べるな！😫」

おれ「江戸時代では、家の人間がこいつを引き取ってくれと牢に連れて行けば引き取ってもらえたんだぞ😌」

シャミ子「ザ、悪い文化！😫」

おれ「中・近世では、牢屋にぶち込まれたやつが疫病で氏ぬことがざらにあっただろ😌」

おれ「命なんて粗末に扱えば、粗末に終わるんだよ😭」

おれ「自分の命に素晴らしい価値を見出してるやつは、他人の命を消費財のように使うんだよ😱」

おれ「自分の力で世界を変えられるなんていってるやつをみたら疑えよ😓」

シャミ子「みんなの力で変えるんですよ😓」

おれ「それが民主主義だが、リベラル派は選挙で負けても、自分たちが正しく、反対派は衆愚というのだから話にならないだろう😓」

おれ「オルテガの大衆の反逆だよ、やつらは自らを貴族とし、愚かな大衆を見下しているんだ😩」

おれ「そんな人間を集める宗教を、生まれつきやってるやつとなると、なおやべーだろ😓」

シャミ子「生得的な優越感😓」

おれ「彼らは生まれたときから他者を優越した存在であり、その自尊心は果てしなく大きい😓」

おれ「しかし、生まれたときから他者を優越した存在なんていない😓」

おれ「他者を優越しているという満ち足りた心を、名誉というんだよ　byカント😉」

おれ「名誉を得るには、ただひたすらに努力を積み重ねなければならない😌」

おれ「努力もせずに自画自賛してるやつを、カントは自惚れといったんだよ😓」

シャミ子「生まれついて虚栄心に満たされ自惚れて努力を怠り、嫉妬心から高慢に他者を攻撃する😰」

桃「クズじゃない？🤔」

おれ「彼らだってきっと努力しているのさ😓」

おれ「誰も羨ましがらない努力を😓」

おれ「例えばキリスト教の説教が得意な人間を、一般人は羨ましがるかな？🤔」

桃「人によるよ😥」

おれ「多くの人は、ガンプラが上手に作れるおじさんを見ている気持ちだろう😌」

シャミ子「おれさん垂涎の技能じゃないですか😓」

おれ「自分は氏ぬほど努力しているのに、他者から尊敬されない😌」

おれ「エゴイストのように「へー！すごいですね！」と、あなたにはなんの期待もしていませんよという対応をされる😓」

シャミ子「社会で自分の価値が擦り減っていますね😓」

おれ「はい、高慢な状態に入りました😓」

おれ「ユングが言うところの主体（自分の価値感、求めていること）がダメなんだよ😓」

おれ「自分探しの旅に出ろ😌」

シャミ子「自分探しの旅に出て、自分が見つかることなんてありませんよ😓」

おれ「そもそも名誉を得るための努力がダメなんだよ😓」

おれ「孔子様は、昔の学者は自分のために学問をした。今の学者は人に知られるためにする。といっているだろうが😓」

おれ「名誉を得るために努力と考えている時点でダメなんだよ😓」

おれ「いや別に悪くないけど😓」

シャミ子「どっちなんですか😓」

おれ「自分が欲しい名誉がなんなのかをまず明確にしろ😌」

おれ「衆人から褒めそやされたいのか？🤔」

おれ「清廉さを褒めそやされたいのか？🤔」

おれ「それとも金持ちになって褒めそやされたいのか？🤔」

シャミ子「褒めそやされたすぎだろうが😓」

シャミ子「でも高学歴や金持ちにも宗教をやる人がいるじゃないですか🤔」

おれ「釈迦がいうところの求不得苦だろうが😓」

おれ「人の欲望には終わりがないんだよ😓」

おれ「求めても求めても飢える苦しみだろうが😓」

シャミ子「哲学ですねぇ😓」

シャミ子「でも変な宗教の人にも立派な人がたくさんいますよ🤨」

おれ「そりゃ生まれついて、立派だったんだろう😄」

おれ「本人たちは自分のことを立派だと思っていないだろうがな😓」

シャミ子「哲学やめろ😓」

おれ「生まれついて立派なら、生まれついた宗教を信仰していればいいだけで」

おれ「改宗する必要がないだろうが😓」

シャミ子「そうですよね、悩みが少なそうですよね😓」

おれ「さっきも言ったが、カントと孔子は、そういうやつを道徳的じゃないといったんだよ😓」

おれ「生まれつき満ち足りているやつが道徳的なのは当たり前だ😓」

おれ「持ってないやつが、高慢や嫉妬心などと折り合いをつけながら道徳的であるのが、理性だろうが😓」

おわり