1: 2014/03/02(日)23:07:18
小鳥「うーん、酔っ払ってた勢いとはいえ胡散臭い物買っちゃったなぁ…」
   
小鳥「わざわざ返品するのも面倒だし、とりあえず開けちゃいましょうか」ガサガサ

小鳥「あら?説明書もついてるのね。どれどれ」

小鳥「ふむふむ…」

使い方
このペンを使って紙などに願い事や本当になってほしい事を書くと、書かれた事が現実になります。
書くモノについては、紙である必要はありません。

注意事項
書いた内容が叶うのは一つだけです。
新しく別の内容が書かれると、それまで書かれていた内容は解除されますのでご注意ください。

また書いた内容は文字が少しでも消えたりすると解除されます。

5: 2014/03/02(日)23:09:09


小鳥「なるほど~…」

小鳥「でもこんなので本当に叶っちゃうわけないですよねー」アハハ」

小鳥「バカな事してないで仕事しましょ!仕事!」


ガチャ


社長「ただいま」

小鳥「社長、おかえりなさい!っと…?」

善澤「どうも」

小鳥「あら、善澤さん。どうもです」

社長「今は音無君一人かい?

小鳥「はい、今日はみんなお仕事が入っていて事務所にいるのは私だけですね」

社長「なるほど、近頃は仕事もえてきて、みんな忙しそうだからねぇ
   事務所が少し寂しくはなってしまったが、実にありがたい事だ!ハッハッハ!」

小鳥「そうですね、私達も負けてられませんね!」

7: 2014/03/02(日)23:10:34


小鳥「そうですね、私達も負けてられませんね」


社長「うむ。それじゃあ私はあっちで善澤君と少しばかり話をしてくるから、何かあれば言ってくれたまえ」トコトコ

小鳥「ハイ!わかりました」



小鳥「……」

小鳥「そいういえば社長って善澤さんとすごく仲良いけど…、普段どんな話をしてるのかしら?」

小鳥「………」



小鳥「ハッ!もっ…もしかしたら…」モヤモヤ

9: 2014/03/02(日)23:12:02

………

……




ガチャッ

社長「…」

善澤「……」

社長「やっと二人きりになれたね」

善澤「ああ、やっと二人きりだ…」

社長・善澤「………」チンモーク

社長「善澤!!」ガバリンコ

善澤「高木っ!」ウケリンコ

12: 2014/03/02(日)23:13:33


社長「今日ずっとこの時を待っていたんだよ…」

善澤「ぼ…僕もずっと…、早く二人きりになりたいって……。あっ!」グイッ

社長「二人きりになってどうして欲しかったんだい?」

善澤「だから…、その……」

社長「なんだい?言ってごらん?」ミツメリンコ

善澤「い、意地悪しないでくれ…///」

社長「そんな可愛い顔されたら、な?もっと意地悪したくなってしまうじゃないか」サワサワ

善澤「んっ!!あっ……」ビクリンコ


社長「ほら、ここだってこんなに…」スルスル


善澤「クッ!ふぁ………」

14: 2014/03/02(日)23:14:59


社長「なんだい?これは?
   こんなにガチガチになってしまって…、しかもヌメっているじゃないか」

善澤「………」カァァァ




善澤「………して………。」



社長「ん?よく聞こえないなぁ」


善澤「して……ほし…い…」カァァ


社長「ん~まだ聞こえないなぁ」



善澤「も、もう我慢できないんだ!して欲しいんだ!僕の全てを高木でイッパイにして欲しいんだ!」



社長「よく言えたね、合格だ」チュッ

善澤「あ…んむぅ…んっ」チュッパリンコ

16: 2014/03/02(日)23:16:32



……

………カキカキ

小鳥「そして、二人はそのままソファーの上で…」カキカキ

小鳥「………」

小鳥「ハッ!?しまった!!つい私とした事がまた妄想に浸ってしまったわ!!
   しかもいけないマンガまで書いちゃったじゃないの!」



小鳥「あ…」



小鳥「さっきのペンで描いちゃった…」



小鳥「まぁ~こんなペン一本でどうにかなるほど現実甘くないですよね!」アハハー



ガチャリンコ



P「戻りましたー」

貴音「ただ今戻りました」

響「ただいまだぞー!」

19: 2014/03/02(日)23:18:19


小鳥「あら、みんなおかえりなさい!お疲れ様です」

P「あれ?俺達が一番早かったんですね」

小鳥「ええ、ちょっと前に社長が戻られましたが、他の子達はまだですね」

響「そりゃー自分は完璧だからな!どんな仕事だって一瞬で終わらせちゃうぞ!」

貴音「まあ、響ったら」

P「ハハッ、その調子でこれからも頼むぞ!」

響「自分にかかればなんくるないさー!」

小鳥「じゃあ私、お茶でも入れてきますね
   みなさんはお疲れでしょうから、休んでてください」

P「すいません、お言葉に甘えてお願いします」

20: 2014/03/02(日)23:19:30


トゥルルルル…トゥルルルル


P「おっと、電話か」カチャッ

P「もしもし765プロで御座います!……あ!ハイ!お世話になっております…はい、えぇ…」カクカクシカジカ


P「あーっと、少々お待ち下さい」ガサガサ
 
P(ペンペン…、これ小鳥さんのペンか、ちょっとだけ借りちゃうか)
 
P「お待たせしました、続きお願いします」


23: 2014/03/02(日)23:20:58


P「ええ、貴音が貪欲な襲いオオカミとなって…」メモメモ

P「響がそれに襲われる…っと」メモカンリョー

小鳥「お茶入りましたよーって、お仕事の電話中みたいですね」シツレイシツレイ

P「そのようなイメージで次のグラビアを撮影したいと言う事ですね!」

小鳥「!!!!!」

小鳥(そのペンはぁぁぁぁぁーーーーー!!!)

小鳥(い…いや……、あんな胡散臭いペンが本物な訳がないわよね!
   うん、大丈夫!大丈夫よ!!)

P「はい、一度アイドル達にも確認をとって、またご連絡させて頂きたいと思います!
 それでは失礼致します!」ガチャリンコ


24: 2014/03/02(日)23:22:27


小鳥「Pさん何のお電話だったんですか?」

P「あぁ、次の貴音と響のグラビアのイメージ戦略についてでした」

小鳥「確か次のグラビアは二人で一緒に写るんでしたもんね。
   それで次はどんなイメージなんですか?」

P「まだアイドル達の了承を得てないので決定ではないですが、貴音が貪欲な襲いオオカミのようになって
  響が貴音に襲われるようなイメージで撮りたいそうです」

小鳥「なるほどぉ~…、それは確かに良いかもしれm……」



響「ウギャァァァァァァーーーー!!」ガタンゴトン



P「!?」

小鳥「ブッ!?」


27: 2014/03/02(日)23:24:17


響「た…貴音!?急になにするさー!」


貴音「響、なぜ逃げるのですか?」

響「い…今何したさー!?」

貴音「何をと申されますと…あまりにも響が可愛いので接吻をさせていただきましたが」

響「どうして自分が可愛かったらキスにn…!?」



貴音「響…、チュッ」

響「!?!?!?!?!?!?!?!?」



小鳥(これはぁぁぁぁぁぁぁーーーー!?)


28: 2014/03/02(日)23:26:23


貴音「さぁ、響。身も心もわたくしに委ねるのです」チュッパリンコ

響「ンー!ん…ンーーッ!!」

響「ングッ!!………ん……」


響「………、んはぁ……」トロリンコ


貴音「ふふっ、可愛いですよ…響」

P「」


小鳥(なんと!キスだけで響ちゃんをあんな状態に!!
   四条貴音という女…恐るべし!!)


小鳥(って…、ちがぁぁぁぁう!あのペン!あのペンのせいなんじゃ!!)


ガチャッ


千早「ただ今戻りーーー」

29: 2014/03/02(日)23:27:49


貴音「響、見も心も私に捧げるのです」ヌガシヌガシ


響「あっ…、貴音……、自分…はずか…しぃ…ぞ………」カァァァ




千早「」



31: 2014/03/02(日)23:29:50


響「あんっ…、ふぁぁぁ……」タカネセメリンコ


千早「ちょ、ちょっと二人とも!何してるんですか!」

小鳥「そそそそそ、そうですよ!二人とも!ここは事務所ですよ!
   そういう事は二人きりの時に!!」

千早「音無さんそういう問題じゃないでしょう!」

小鳥「あ、はい」


千早「とにかく二人を止めないと!」



トゥルルルルル……、トゥルルルル……



P「あ、電話だ!俺電話出ますね!」ニゲニゲ


千早・小鳥(逃げたーーーーー!!)

32: 2014/03/02(日)23:31:57


千早「二人とも!やめなさい!」トメリンコ

貴音「今のわたくしは燃えたぎったマグマのように熱く、激しいのです!
   わたくし達を止めることなど誰にもできませぬ!」



響「…///」



小鳥「あわわ……。で…でも、これは……

   ご飯三杯いけちゃいそうです!!」ドブシャー


P「はい!765プロです!
  え?ああ…、ちょっと事務所が賑やかですが大丈夫です!ご用件をどうぞ!」

小鳥(Pさん!まったく大丈夫じゃないわよ!!)

貴音「響の体、綺麗ですよ」ペロリンコ

響「アッ……」

千早「だからやめてくださいって!」

33: 2014/03/02(日)23:33:47


P「なるほど、千早の…(メモメモ)バストが…(メモメモ)大きい…(メモメモ)っと言う事ですね」


千早「…!?」


P「分かりました!いえ、申し訳ありません。プロフィールの情報が間違って書かれていたようで…
  はい、72で合ってますね!それでお願いします!」



千早「………」サーー



小鳥「千早ちゃんどうしたの?」

千早「くっ……!」
  
千早「い…いえ…、なんでもありません!」


35: 2014/03/02(日)23:36:17


P「では失礼します」ガチャン

貴音「響……、ハァ…ハァ…」

響「た……たかねぇ……ハァハァ」

千早「」



小鳥「って、Pさんそのペンまた使ったんですか!?」

P「あ、すいません。使っちゃまずかったですかね?」

小鳥「い…いえ、そういう訳ではなくて、そのペンはですね!え…えーっと…」



貴音「はっ!」


貴音「はて?わたくし今何をしていたのでしょう?」ケロリンコ

響(ヒクヒク)グッタリンコ

38: 2014/03/02(日)23:37:50


小鳥「あ……、止まった…?」

千早「止まりましたね…」

貴音「突然…こらえきれぬ程に響が愛おしくなって…、あの…その…」



貴音「面妖な」キリッ



小鳥「えぇぇぇぇ!それですませちゃうんですか!」

千早「」

響「」ピクピク


P「と、とりあえず!何もなかったって事にしておきましょう!」

小鳥「ええ、ええ!!そうですよね!今見たことは無かったと言う事で!!」


千早「そうですね、色々面倒そうなのでそうしておきましょう」
   それと…、音無さん。さっき撮ってた写メも消しておいてくださいね」



小鳥「あ、はい」


40: 2014/03/02(日)23:42:26


貴音「しかし、わたくしなぜ急にあのような事を…
   響をそんな目でなど見てはいないはずなのですが…」

小鳥「えーっとですね、それは~……」



千早「くっ!!」



P「千早!?どうした!?」

貴音「千早!どうしたのですか!?」

小鳥「千早ちゃん!?」

43: 2014/03/02(日)23:46:09


千早「む…胸が、くる…し……い……」

P「大丈夫か!おい!千早っ!!」


小鳥(あああぁぁぁぁぁぁ!!そういえばさっきPさんがまたあのペンで何かを書いて!!)ダダダダ

小鳥(メモの内容は!?)ガサガサ



小鳥「千早ちゃんの…胸が……、大きい…!?」



小鳥「まっ…まさかぁぁーーー!!」
  (それはまずいです!嬉しいかもしれないけどマズイですよPさーーーーん!!!)

44: 2014/03/02(日)23:47:11


P「大丈夫か千早!!」

千早「クッ!!」




     ボイーーーーーーーーーン




45: 2014/03/02(日)23:49:10

P「え……?」

貴音「なんと!」

小鳥「ピヨォ!?」

響「」チーン



千早「…」



貴音「め…面妖な……」

千早「……」

小鳥「これはまたなかなか…」ゴクリンコ

千早「………」

P「でかい。」キリッ

49: 2014/03/02(日)23:53:24


千早「これ……、えっ??これ、私の!?」


千早「すいません!ちょっと失礼します!!」ダダダダダダ



  - ただいま確認中 -



千早「…」

千早「……」

千早「………」プルプル



50: 2014/03/02(日)23:54:56


千早「うっひょおおおぉぉぉーーwwwwwwwwwww

   これwwwww胸っwwwww
   

   私のwwwwむwwwwねwwwwwwww」


千早「ウッハwwwwwwwwマジキタwwwwwwキタワコレwwwwwwwwwww
   私の時代wwwwwwwwwktkrwwwwwwwwwwwwww


   新時代到来wwwwwwwwwwwwwwヒャッホーィwwwwwwwww」




P・小鳥・貴音「」



52: 2014/03/02(日)23:57:12



  トコトコトコ


  ゴホン


千早「お、おまたせしました!!」モドリンコ

千早「すみません!どうやら胸が成長しすぎちゃって!
   それで服とサイズが合わなくて苦しかっただけのようです!!」ドヤァ


   ボイーーーン


P「でけぇ…、これは……もしかするとあずささん以上…か……?」ゴクリンコ

貴音「このような事が現実に起こりうるとは…」

小鳥「す…、すごい迫力ですね……」



53: 2014/03/02(日)23:58:14
ちーちゃんの時代キタ――(゚∀゚)――!!

54: 2014/03/03(月)00:00:20


千早「いやー!ご心配おかけしてすみません!!
   急にこんなに大きなる事なんてあるんですね!!驚きました!!」ゴキゲンゴキゲン

千早「毎日牛乳飲んだりバストアップトレーニングした甲斐がありました!
   でもこんなに大きくなっちゃうなんて困っちゃいますね!!」ヨロコビンコ

貴音「そのような事までしておられたのですね!その努力わたくしも見習わなくていけませんね!」


小鳥「えっ!?いや…、そっ…そうですね!」
  

  (これは絶対あのペンのせいだ!間違いない!!
   でもこんなに喜ばれると、あのペンのせいだなんて口が裂けても言えない!)


P「女の子の不思議ってやつですかね!まさか千早の胸がこんな事になるなんて…」ジロジロ

千早「も~やだぁ!プロデューサー!そんなにマジマジと見つめないでください!」ニヤニヤ


千早「でも…今だけなら…、プロデューサーになら…、その……」

56: 2014/03/03(月)00:03:12


千早「見て頂いても構わないですよ…///」チラリ

P「ごちそう様です!!!」


小鳥(いいんですかー!しかもPさんもそれでいいんですか!)カメラシャキーン!


貴音「あの…、撮影するのはマズイのでは…」

小鳥「あ、はい。」ショボンヌ



小鳥(と、とりあえずこれ以上犠牲者を増やしてはいけない!
   しかも次に何か書かれてしまったら、あんなに喜んでいる千早ちゃんが!!!


   早くあのペンを回収しn…!)



     ガチャン



律子「戻りましたー」

やよい「うっうー!ただいまですー!」

伊織「戻ったわよ……って」

伊織「千早!その胸どうしたの!?」

58: 2014/03/03(月)00:08:12


小鳥(今ここでまた戻ってきますかぁぁぁぁーーーーーーー!!
   しかもバレたら一番怖そうな人までー!!)カタマリンコ



千早「私もよくわからないんだれど、なんだか急に胸が大きくなってしまって!」ニッコリンコ

やよい「うわー!千早さんの胸すごく大きいです!!」

律子「これは…、私…、いや…あずささん……以上………?」ジロジロ



伊織「そんな事あるわけないでしょ!どうせ胸になにか…」



伊織「…」サワ

千早「♪」フフン


伊織「……」サワサワ

千早「♪♪」ドヤァ


伊織「ほん…もの!?」ガバッット メクリンコ

千早「きゃっ!?」デモウレシ


62: 2014/03/03(月)00:16:16


伊織「………」ジーーーー


千早「どれだけ見てもこれが今の本当の私ですよ!」フフーン


伊織「まさか…千早の胸がこんなに大きくなるなんて…」

貴音「世の中本当に不思議な事があるものなのですね」

やよい「すごいですー!千早さんボインボインです!」

律子「これは早く測ってみてプロフィールを書き変えないとですね!」

P「いやー本当に驚いたよ。あの千早がまさかここまでになるとは!」


千早「なんだか微妙にひかかる気はしますが…」


小鳥「ほ…ほんとにビックリですよね~!あは…あははは……」


67: 2014/03/03(月)00:19:19

律子「ちょっとメジャー取ってきますね!」トタトタ

千早 「そうですね!お願いします!」


小鳥「あっ!私がー!」

律子「いいわよ、それくらい。」


小鳥「でっ、でもー!!」

律子「どうしたの?何か様子が変だけど…」


小鳥「そ…そんな事はないですよー!もう、これっぽちも!」アセアセ


律子「もしかしてまた仕事さぼってロクでもない事してたんじゃ…」

小鳥「やだなー律子さんったら!そんな事あるわけないじゃないですか!」アセアセ

律子「そう、それならいいんだけど」



小鳥(し…収集つかなくなってキターーーーー!!!)



律子「メジャーは…っと」ガサゴソ


68: 2014/03/03(月)00:21:36


伊織「それにしても本当に大きいわね、コレ」プニプニ


千早「水瀬さんもすぐに成長しますよ!」フフーン


伊織「わ、私は別にそんな事気にしてないわよ!」

千早「またまたー!隠さなくたっていいんですよ!」ニヤリンコ

伊織「べ…、別に隠してなんか!!それに私はまだまだこれから!」


やよい「大丈夫です!伊織ちゃんは今のままでもとーっても可愛いですー!」

伊織「そうよ!なんたって私はスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんなんだから!」


貴音「誠、頼もしいですね」


70: 2014/03/03(月)00:25:20


伊織「ところで…」

伊織「そこでぐったりしている響は…」



響「」チーーン



P「えっ!?あ…あぁ!響はそのー…」アセアセ

貴音「今日の仕事がとても大変でしたので、疲れてしまったようですね」シレット

P「そうそう!滅茶苦茶大変だったんだよ!それで帰ってくるなりもうグッタリで!」


伊織「ふ~ん、響が疲れるなんて相当大変な仕事だったのね」

貴音「それはもう…、わたくしの分まで響ががんばってくれましたゆえ」


やよい「うっうー!響さんすごいですー!私ももっとがんばらないとですね!」

伊織「やよいはもう十分がんばってるわよ。いつも見てる私が言うんだから間違いないわ」


やよい「うっうー!!なんだか伊織ちゃんに言われるとすっごくうれしいかなーって!」ニコリン

71: 2014/03/03(月)00:26:57


P「な、765プロは本当にいい仲間に恵まれてるなー!ははは!」アセアセ

小鳥「そっ、そうですよねー!これならもうトップアイドル間違いなしですよ!」アセフタ

貴音「頼もしき事ですね!」キリッ


   ワキアイアイ


  トゥルルルル……、トゥルル……


  ガチャ


律子「はい、もしもし。765プロです」モシモシッコー

律子「……なるほど、今度の生っすかで週録する伊織とやよいの特別映像の事ですね」


74: 2014/03/03(月)00:30:33


律子「そうですねぇ…、確かに彼女達の仲の良さは武器に使えるかもですね」


律子「なるほど。



   テーマは、まだ幼さの残る少女二人が魅せるーー」メモメモ



小鳥「ん?」




律子「  禁断の花園  …ですか」メモカンリョ



75: 2014/03/03(月)00:32:25


小鳥(ああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!)



小鳥(律子さんまでそのペンで書いちゃいますか!
    確かに書いてましたよね!!書いちゃいましたよね!?!?)



律子「えぇ、とにかく私一人の意見では決められないので早めに相談して
   ご連絡をさせていただきますますね」


小鳥(これはますますマズくなってきたのでは!?


律子「それでは、失礼します」ガチャン



小鳥(何よりも千早ちゃん、千早ちゃんがあぁぁーーーー!!!)


77: 2014/03/03(月)00:35:41


律子「ふぅ。っと…そうだ、メジャーは~っと…」ガサゴソ



律子「あったあった。千早~、それじゃあ測るわよー」トテチテ

千早「どうぞ!!」マッテマシター


律子「よっと、って………ん?」


千早「えっ??」




 オムネガシューーン………




小鳥「」 マッサーオ



81: 2014/03/03(月)00:39:17


千早「え?アレッ!? ……チョット!?」


P「なっ!?」

貴音「なんと!」
   
伊織「………」


やよい「う、うっうー…」



  ペッタンコ




全員「」



82: 2014/03/03(月)00:40:41


律子「も、元に…戻った?」

P「ええ、戻ちゃいましたね…」ショボリーヌ


伊織「いつもの千早ね」ペタペタ



千早「」



小鳥(お…、恐れていた事が現実にぃぃぃーーーーーー!!!!)



小鳥「え…えっと~、千早ちゃん?」

千早「………はい?」プルプル


84: 2014/03/03(月)00:45:44


小鳥「夢!!そう、これは悪い夢なんですよ!!」

P「そ、そうだ千早!さっきのは夢だ!!
  だから皆、何も見てなければ、夢の内容なんて知ってる訳ないんだ!」

律子「そうよ!今何かあったかしら!?」

小鳥「いいえ!何もなかったですよね!!」

P「ああ、その通りだとも!!」



千早「……」プルプル


千早「そうですね…、そうですよね……?これは夢なんですよね!」


律子「その通りよ千早!」



千早「………………」


85: 2014/03/03(月)00:48:21


千早「じゃあ…」

P・小鳥・律子「??」



千早「そんな悪い夢からは早く目覚めないといけませんね」



P・小鳥・律子「はい?」


千早「こんな悪夢、早くここから飛び降りてでも終わりにしなければ!!!」ダダダーッシュ


律子「ちょっ!?千早!?」

P「だめだ千早!早まるな!!」



小鳥「ピヨーーーー!!!」


88: 2014/03/03(月)00:51:32


千早「くっ!止めないでください!こんな夢なら早く…早く目覚めなければ!!」

小鳥「伊織ちゃん!やよいちゃん!千早ちゃんを引き止めるの手伝tt……」



伊織・やよい「………」ジィー



小鳥(って…、そうだったーーー!!)


律子「ちょ!伊織、やよい!何してるの!?早く手伝って!!」



伊織「なんだか今日の私…、やよいの事を見ていると……なんだか……」

やよい「う~…、なんだか私も伊織ちゃんの事考えると…頭がフワフワ~って…なって来ちゃうかなー…って…」


90: 2014/03/03(月)00:57:15


伊織「やよい……」ダキッ

やよい「あっ…伊織ちゃん……」ダカレッ



   ギュッ



小鳥「  !?!?  」



小鳥「やよいおktkr!!いいえ!この場合見た感じ攻めが伊織ちゃんだから……いおやよ ね!!
   正に王道中の王道たるカップリング!ブラボーーーーー!!」ハナヂドブシャー

貴音「仲よきことは美しきかな…、とはこの事ですね」キョウミシンシン


小鳥「えぇ!これこそ正義!今まで何度妄想したことでしょうか、この展開!!


   それが今、現実となって目の前に!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

94: 2014/03/03(月)01:02:33


律子「ちょっと、みんな何してるの!?早く千早を止めるの手伝って!」


千早「離して!離して下さい!私は夢から覚めたいんです!!」

P「夢はもう覚めてるんだ!だから俺達は何もナニ知らない!もとからナニも無かったんだ!」


P「だから ナ ニ も気にすることはないんだ!!」


千早「ええ!どうせ私は72ですよ!プロフィールを誤魔化した所でどうせ現実からは逃れられないんですよ!」

律子「千早!待ちなさいって!」

97: 2014/03/03(月)01:10:42


千早「ハッ!?私、気付きました!」

P・律子「??」


千早「そもそも、この場所。この私自身の人生全てが夢の中の産物なのです。
   とても長く…、果てしない悪夢、きっとそうに違いありません」ドウコウヒラキーノ

律子「ちょ、いきなり何言って……」


千早「そっか、ですからこれは私であって本当の私じゃないんです」

千早「眠り姫はもう夢から覚めなければならないんです!!」


千早「だから……、離してください!!」


P「千早!落ち着くんだ!!」

律子「そんな事ある訳ないでしょ!正気に戻って!」



千早「眠り姫~、目覚める私は~今~~、誰の助けも借りず~
   たった独りでも、明日へ~歩き出すために~~……」



P「早まるなぁぁぁーーー!!!」

律子「みんなも早く手つだってよ!」チラリンコ

99: 2014/03/03(月)01:17:52


伊織「やよい……」キスシターイノ

やよい「いお…りちゃ…ん………」



小鳥「め、目が離せない!!」ハァハァ

貴音「これほどに素晴らしきモノ、見るなと言う方が無理でございます」



伊織「………」ユックリチカズキーノ

やよい「………」


やよい「うっうー…、伊織ちゃん、ちょっとまって欲しいかな~って…」

伊織「やよい…?何かしら」


やよい「その~…私、伊織ちゃんのこと大好きだから…、こう言う事はもっと時間を掛けて大切にしていきたいな~って…///」



P・小鳥・貴音「!?!?」ガタッ


100: 2014/03/03(月)01:21:06


伊織「やよい……」

伊織「そうね、私とした事が…、やよいのこと理解できているつもりだったのに……
   まさか自分の本能に負けてしまうなんて……

伊織「ごめんなさい、やよい」



P・小鳥・貴音「 ゴクッ 」



やよい「そんなことないです!伊織ちゃんはいつも私の事、とーっても大事にしてくれてます!」
    だから私も、もっと…もーーっと伊織ちゃんとのこと大事にしていきたいなーって!」

やよい「伊織ちゃんにこうやって、ギュってしてもらうだけで幸せいっぱいなのに
    これ以上欲張っちゃったらもったいないです!」


伊織「………」

伊織「クスッ」

伊織「そうね、その通りだわ。
   私ったら、欲張って焦る必要なんてなかったのよ」


101: 2014/03/03(月)01:22:17


伊織「やよい……///」ジー

やよい「伊織ちゃん……///」ジー



   ギュッ



小鳥「天使キターーーーー!!今まさにこの場に二羽の天使が舞い降りてきましたよーーーー!!!」ハナヂドブシャー

貴音「なんとっ!!!」

P「うむ!!これは良いものだ!すばらしい!!」グッジョブ



律子「ちょっと!プロデューサーまで何いってんですか!」


千早「あおいーとりーー、もし幸せーーー近くにあってもーーーー!!」トビタイノン


律子「あぁぁ!千早やめなさいってばぁぁーーー!!」

102: 2014/03/03(月)01:24:25


   ドタバタ



   ガチャッ



亜美・真美「たっだいまー」

真「戻りましたー」

あずさ「ふふっ、なんだか賑やかですね」

春香「どうかしたんですか?」

美希「ハニー何してるの?」


雪歩「って、あそこ……」サーッ

103: 2014/03/03(月)01:26:37


  ドタバタユリリーン


千早「あの空へーーー!私は飛ぶーーーー!!未来を信じてーーーーー!!!!」ワタシトベルヨ

律子「や…めなさい…ってば!!」



伊織「やよい……///」 ギュッ

やよい「伊織ちゃん……///」 キュッ


P「エクセレェェェーーント!!」ハァハァ

小鳥「イイ!良いですよ!!その視線、そのポーズ!最高ですよ!!」カシャッ カシャッ

貴音「なんとも甘美な!!」ジーーーーー



響「」



春香・千早・雪歩・真・亜美・真美・あずさ・美希
 「」


104: 2014/03/03(月)01:30:37


春香「ちょっとみんな何してっ!?」

真「っていうか、千早危ないって!!」ダダダーッシュ

亜美「こ…これは……」

真美「なんだかすごい事になっておりますなぁ~……」


雪歩「そんな事より千早ちゃんを止めないと!!」

あずさ「あらあら~…」

美希「zzz」


………

……



105: 2014/03/03(月)01:32:38


律子「  でっ!  」 


律子「要するに全ての事の発端は小鳥さんにあると……?」

小鳥「はい…、ごめんなさい……」


P「いやぁ、まさかあのペンがそんなに危ない物だったとは…」

律子「プロデューサーもしっかりして貰わないと困ります!
   途中から伊織とやよいに夢中になってたじゃないですか!!」


P「はい、返す言葉も御座いません…」


律子「私もあのペンを使って書いちゃったんで、私にも責任はありますが…」

106: 2014/03/03(月)01:34:04


律子「伊織、弥生、ごめんなさいね」

伊織「べ…べつに謝る必要なんてないわよ…」

やよい「そうですー!だって私、伊織ちゃんの事大好きですからー!」

伊織「それに私達なんかより……、アレなんとかしたらどうなの……」チラッ




千早・響「」チーン




律子「あれは…そのー…」

あずさ「どうしましょう~…」


107: 2014/03/03(月)01:36:37

春香「い、今はそっとしておきましょう!」

真「確かに…、今は何言っても効果なさそうだ…」


小鳥「千早ちゃんに至ってはあの急上昇からの急転直下ですしね」

雪歩「そうですね…」


P「響や千早には後でもう一回誤るとして……貴音、すまない」

小鳥「ごめんなさい…」

貴音「悪気があった訳ではないのですから、お気になさらないでください
   わたくしたちは同じ765プロの仲間ではありませんか」

P・小鳥「ジ~ン……」ウルウル

真美「お姫ちんは寛大だねぇ」

亜美「さっすがお姫ちん!」

109: 2014/03/03(月)01:39:37


律子「とりあえず!」ゴホン


律子「あのペンは没収します、危険すぎるので」

小鳥「はい……」

凛子「ほんとこういのはコレっきりにして下さいよ!」

小鳥「以後、気をつけます……」


律子「だけど…、そのままゴミ箱に捨てるのも危なそうだし、どうしたものかしら」

P「そうですね」



あずさ「でもそのペンがあれば運命の人をゲット出来ちゃったりもするんですよね」ボソッ



春香・伊織・雪歩・真・美希・亜美・真美・貴音・律子・小鳥・P


            「 !? 」


千早・響「………!」ピクッ

110: 2014/03/03(月)01:42:18


あずさ「でも~、そんなズルしちゃダメですよねぇ~。ふふっ」


雪歩「そっ、そうですよ!あずささんの言う通りです!」

春香「だ…だよね~………」

伊織「当然よ!! ………。」



全員「   シーーーーーン   」



やよい「みんな急に静かになってどうしたんですかー?」


小鳥「えっ!?いや、なんでもないですよ!!」

律子「そうそう!なんでもないわ!」

P「ああ、問題ない!!」


111: 2014/03/03(月)01:46:22


真「とにかくっ!今日は遅いですし、そろそろ帰りませんか!?」


律子「そうね!とりあえずペンは事務所の金庫にでも今日の所はしまっておいて…
   処分については明日考えましょう!」金庫ガチャリンコ


小鳥「それがいいですね!さぁ、みんな帰る支度をして今日は帰りましょう!」

雪歩「はい!」

伊織「ほら、早くするわよ」

千早「………」ムクリ

響「………」ヌラリクラリ



   トテチテトテチテ



P「よーっし、みんな準備できたな!それじゃあ帰るか!!」

全員「はい!!」


………

……


112: 2014/03/03(月)01:51:29




 こうして、私が招いた765プロの悲劇は終わりを告げたのでした。

  しかしこの時、それ以上の悲劇が更に待ち受けていようとは

        まだ誰も知りはしないのでした。



        でも、そのお話は別のお話。

      いずれまた、そのうちに……ぴよ。





            おしり

114: 2014/03/03(月)02:04:06
おまけ


  ------  応接室  ------


社長「あぁっ!!善澤!!」ハァハァ


善澤「もっと……、もっと高木を感じさせてくれぇぇぇぇ!!!!」ハァハァ



社長・善澤



  「アアアアアアアアァァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!」



ほんとにおわり

120: 2014/03/03(月)10:14:47

引用元: 小鳥「書いた事が現実になるペンかぁ」