1: 2014/07/06(日) 14:09:10.18
3: 2014/07/06(日) 14:23:26.57
DIO「どうだ!この血の目つぶしはッ!勝ったッ!死ねいッ!」
承太郎「オラァッ!」
ドグァシィン!
ビシ ビシ ビシ !
......バゴ!
DIO「うぐぉぉぉぁぁぁぁ!?なぁぁにィィイイイッ!」
DIO「ば...馬鹿なッ!...こ、このDIOが...」
ボゴン ボゴン ボゴン!
DIO「このDIOがァァァァァーーーーッ!!!!」
ドガッパァァ!!
承太郎「オラァッ!」
ドグァシィン!
ビシ ビシ ビシ !
......バゴ!
DIO「うぐぉぉぉぁぁぁぁ!?なぁぁにィィイイイッ!」
DIO「ば...馬鹿なッ!...こ、このDIOが...」
ボゴン ボゴン ボゴン!
DIO「このDIOがァァァァァーーーーッ!!!!」
ドガッパァァ!!
4: 2014/07/06(日) 14:31:04.87
........................................
....................
........
...
DIO「.........夢...か」
DIO「................」
DIO「ここへ来てどのくらいが経った......?」
DIO「ざっと、一年か」
DIO「..........」
....................
........
...
DIO「.........夢...か」
DIO「................」
DIO「ここへ来てどのくらいが経った......?」
DIO「ざっと、一年か」
DIO「..........」
5: 2014/07/06(日) 14:40:23.91
DIO「飛ばされた原因はこのDIO、世界の第二の能力」
DIO「『THE WORLD BITE THE DUST(負けたくない)』......」
DIO「『ANOTHER WORLD』の方がイイか...?」
DIO「世界は最強だな」
DIO「...しかし、もうここにいる必要は......」
DIO「................いや、まだだ。猿共はトップではない。大型ライヴが残っている」
DIO「『THE WORLD BITE THE DUST(負けたくない)』......」
DIO「『ANOTHER WORLD』の方がイイか...?」
DIO「世界は最強だな」
DIO「...しかし、もうここにいる必要は......」
DIO「................いや、まだだ。猿共はトップではない。大型ライヴが残っている」
6: 2014/07/06(日) 14:43:24.09
承太郎との氏闘の末に新たな力を発揮したTHE WORLDッ!
それは時を戻す能力だったが、初期作動により、27年後の日本に飛ばされてしまった!
そこで高木と出会い、アイドルと出会い、数々の感情を知り、愛を知り、
少しずつ変わっていくDIOッ!
しかしDIOは「節目」を感じていた
いつかはここを離れ、戻らねばならないと
そう感じていたのだ
それは時を戻す能力だったが、初期作動により、27年後の日本に飛ばされてしまった!
そこで高木と出会い、アイドルと出会い、数々の感情を知り、愛を知り、
少しずつ変わっていくDIOッ!
しかしDIOは「節目」を感じていた
いつかはここを離れ、戻らねばならないと
そう感じていたのだ
8: 2014/07/06(日) 14:54:08.57
翌日
DIO「奴らはどうだ?」
律子「順調です、何事もなく」
DIO「萩原は逃げてないか?」
律子「大丈夫です」
DIO「そうか。美希はダラけていないか?」
律子「あの子はやる時はやりますから」
DIO「高槻は付いていけてるか?」
小鳥「ふふっ、プロデューサーさんは心配性ですね」
DIO「......そんなハズは」
律子「そうですよ!最初と比べたら全然」
DIO「最初か...懐かしいな」
DIO「奴らはどうだ?」
律子「順調です、何事もなく」
DIO「萩原は逃げてないか?」
律子「大丈夫です」
DIO「そうか。美希はダラけていないか?」
律子「あの子はやる時はやりますから」
DIO「高槻は付いていけてるか?」
小鳥「ふふっ、プロデューサーさんは心配性ですね」
DIO「......そんなハズは」
律子「そうですよ!最初と比べたら全然」
DIO「最初か...懐かしいな」
9: 2014/07/06(日) 14:58:20.77
小鳥「色々ありましたね~、いぬ美ちゃんは蹴るわ、961プロを潰すわ...」
DIO「あと高槻の高所恐怖症克服のために、思いっきり空にブン投げた事もあったな」
律子「ちょ!?そんなことしたんですか!?」
DIO「知らなかったのか?」
律子「知りませんよ!どうりでヘルクライムピラーの仕事も平気だったんですね...」
DIO「あと高槻の高所恐怖症克服のために、思いっきり空にブン投げた事もあったな」
律子「ちょ!?そんなことしたんですか!?」
DIO「知らなかったのか?」
律子「知りませんよ!どうりでヘルクライムピラーの仕事も平気だったんですね...」
10: 2014/07/06(日) 15:05:38.85
ガチャ
春香「おはようございます!タルカスじゃなくて天海春香ですよー!」
DIO「早いなタルカス」
春香「MUOOOOHHーーーーッ!!!」
響「はいさーい!」
真「おはようございまーす!」
DIO「貴様らも早いな」
響「みんなお昼寝の時間だし、暇だから来たさー」
真「最近、仕事で事務所に来れなかったしね」
春香「おはようございます!タルカスじゃなくて天海春香ですよー!」
DIO「早いなタルカス」
春香「MUOOOOHHーーーーッ!!!」
響「はいさーい!」
真「おはようございまーす!」
DIO「貴様らも早いな」
響「みんなお昼寝の時間だし、暇だから来たさー」
真「最近、仕事で事務所に来れなかったしね」
11: 2014/07/06(日) 15:12:08.71
春香「でも仕事があるだけ幸せだよね」
響「そうだぞ!どれもこれもプロデューサーのおかげさー!」
DIO「そうか」
春香「プロデューサーさんのおかげで事務所が救われたんですよ!」
律子「ちょっとー?それじゃあ私が役立たずってこと~?」
春香「そ、そんなことないですよぉ!律子さん!」
モー ホントー? ホントダズラ ウソツイテネーズラ
DIO「......賑やかだな」
響「そうだぞ!どれもこれもプロデューサーのおかげさー!」
DIO「そうか」
春香「プロデューサーさんのおかげで事務所が救われたんですよ!」
律子「ちょっとー?それじゃあ私が役立たずってこと~?」
春香「そ、そんなことないですよぉ!律子さん!」
モー ホントー? ホントダズラ ウソツイテネーズラ
DIO「......賑やかだな」
12: 2014/07/06(日) 15:19:43.82
@夜
DIO「承太郎はおそらく、母親に発現したスタンドを消そうと、
このDIOに立ち向かったのか」
DIO「まぁ、ジョナサンの肉体を奪ったことも理由の一つだろうが」
DIO「......しかし、母親のスタンドの気を今でも感じるのは...」
DIO「...戻るまで、時が止まっているという事か」
DIO「そういえば、千早の時もそうだったな」
DIO「.........ならば」
DIO「承太郎も時を止められたままか?」
DIO「まさか、このDIOと同じ道を辿っているのか...?」
DIO「.........フン、まさかな」
DIO「承太郎はおそらく、母親に発現したスタンドを消そうと、
このDIOに立ち向かったのか」
DIO「まぁ、ジョナサンの肉体を奪ったことも理由の一つだろうが」
DIO「......しかし、母親のスタンドの気を今でも感じるのは...」
DIO「...戻るまで、時が止まっているという事か」
DIO「そういえば、千早の時もそうだったな」
DIO「.........ならば」
DIO「承太郎も時を止められたままか?」
DIO「まさか、このDIOと同じ道を辿っているのか...?」
DIO「.........フン、まさかな」
13: 2014/07/06(日) 15:30:24.67
翌日
ガチャ
亜美真美「「あ!兄ちゃんお帰り→!」」
ズゥラァッ! ドッバァ ビュンビュンビュン!
DIO「む」パシパシパシパシパシ
DIO「一瞬にしてナイフを投げるとは...貴様らのイタズラも過激になったものだ」
真美「全部受け止めた...だと...」
亜美「さすが兄ちゃん!亜美達に出来ないことを平然とやってのけるッ」
真美「そこにシビれる!」
亜美真美「「あこがれるゥ!」」
DIO「(......デジャヴだ)」
ガチャ
亜美真美「「あ!兄ちゃんお帰り→!」」
ズゥラァッ! ドッバァ ビュンビュンビュン!
DIO「む」パシパシパシパシパシ
DIO「一瞬にしてナイフを投げるとは...貴様らのイタズラも過激になったものだ」
真美「全部受け止めた...だと...」
亜美「さすが兄ちゃん!亜美達に出来ないことを平然とやってのけるッ」
真美「そこにシビれる!」
亜美真美「「あこがれるゥ!」」
DIO「(......デジャヴだ)」
14: 2014/07/06(日) 15:40:42.43
とぅるるるるるるる
DIO スチャ
DIO「DIOだ。三浦か?」
あずさ『はい~』
DIO「また迷子か」
あずさ『すみません~』
DIO「まったく......」ピッ
亜美「場所聞かなくてもいいの?」
DIO「聞いても無駄だ。場所を理解していれば道には迷わん」
DIO「ならば、こちらで探すのみ」
DIO スチャ
DIO「DIOだ。三浦か?」
あずさ『はい~』
DIO「また迷子か」
あずさ『すみません~』
DIO「まったく......」ピッ
亜美「場所聞かなくてもいいの?」
DIO「聞いても無駄だ。場所を理解していれば道には迷わん」
DIO「ならば、こちらで探すのみ」
15: 2014/07/06(日) 15:45:57.65
DIO「おい両双海、カメラを持っているか?」
真美「ピヨちゃんのならあるよ→」ハイ
DIO ピシィッ ゾゾゾゾ
DIO「......背景は闇で見えんな」
亜美「ひょっとしたら、その闇とやらが、どこか...」
亜美「わかるかもしれねぇ!」
真美 ドキューン ゾゾゾッ ギン! ギン!
亜美「あずさお姉ちゃんの背後に何かを見つけたな」
亜美「スケッチさせてみよう。俺の真美は正確な悪戯を考え、
相手を困らせるほど、精密な動きと分析をする......」
ザザザーッ ザザーッ ザザ バーン
DIO「ハエだ、空間にハエが飛んで...エジプト、それもアスワン付近ではないかッ!」
DIO「何ィ!?奴は今エジプトにいるだとォ!?」
真美「ピヨちゃんのならあるよ→」ハイ
DIO ピシィッ ゾゾゾゾ
DIO「......背景は闇で見えんな」
亜美「ひょっとしたら、その闇とやらが、どこか...」
亜美「わかるかもしれねぇ!」
真美 ドキューン ゾゾゾッ ギン! ギン!
亜美「あずさお姉ちゃんの背後に何かを見つけたな」
亜美「スケッチさせてみよう。俺の真美は正確な悪戯を考え、
相手を困らせるほど、精密な動きと分析をする......」
ザザザーッ ザザーッ ザザ バーン
DIO「ハエだ、空間にハエが飛んで...エジプト、それもアスワン付近ではないかッ!」
DIO「何ィ!?奴は今エジプトにいるだとォ!?」
16: 2014/07/06(日) 15:55:59.94
@飛行機
DIO「.........」
DIO「便利な世の中だ」
DIO「これが飛行機か、中々のパワーとスピードだ。このDI」
CA「お客様、機内ではお静かに...」
DIO「おい女、酒とキャビアを持って来い。スチュワーデスがファーストクラスの客に
酒とキャビアをサービスするようにな......」
CA「そのままでございますお客様」
DIO「.........」
DIO「便利な世の中だ」
DIO「これが飛行機か、中々のパワーとスピードだ。このDI」
CA「お客様、機内ではお静かに...」
DIO「おい女、酒とキャビアを持って来い。スチュワーデスがファーストクラスの客に
酒とキャビアをサービスするようにな......」
CA「そのままでございますお客様」
19: 2014/07/06(日) 16:16:01.22
@エジプト
民衆「「「バクシーシ!バクシーシ」」」
あずさ「あらあら~、困ったわ~」
DIO「何をしている、行くぞ」グィ
あずさ「プロデューサーさん!」
DIO「全く何をやっているのだ」スタスタ
あずさ「ハンハリーリという市場で占いのロケをしてたんですけど、
ついフラ~っと歩いたら迷ってしまって~」
DIO「それでコッチの高槻共に囲まれたのか」
あずさ「はい~」
DIO「世話の焼ける奴だ。帰る......」
あずさ「?」
DIO「(しかし、久しいな。昔と少し変わったが...)」
DIO「.........」
あずさ「プロデューサーさん?」
DIO「ん?あぁ、行くぞ」スタスタ
あずさ「あ!待ってください~」
民衆「「「バクシーシ!バクシーシ」」」
あずさ「あらあら~、困ったわ~」
DIO「何をしている、行くぞ」グィ
あずさ「プロデューサーさん!」
DIO「全く何をやっているのだ」スタスタ
あずさ「ハンハリーリという市場で占いのロケをしてたんですけど、
ついフラ~っと歩いたら迷ってしまって~」
DIO「それでコッチの高槻共に囲まれたのか」
あずさ「はい~」
DIO「世話の焼ける奴だ。帰る......」
あずさ「?」
DIO「(しかし、久しいな。昔と少し変わったが...)」
DIO「.........」
あずさ「プロデューサーさん?」
DIO「ん?あぁ、行くぞ」スタスタ
あずさ「あ!待ってください~」
21: 2014/07/06(日) 16:20:57.66
@二日後
雪歩「大型ライヴ、もうすぐですね...」
DIO「怖いか?」
雪歩「いえ、大丈夫...だと思います。でも今回は今までと違って、比べものにならない
くらい、お客さんが入るんですよね?」
DIO「あぁ。......しかし貴様は大丈夫だ」
雪歩「......ふふっ」
DIO「何がオカシイ?」
雪歩「前までクズとかカスとか言ってたのにって...」
DIO「それだけ成長したという事だ」
雪歩「ありがとうございますぅ」
DIO「成功させるぞ、ライヴ」
雪歩「はい!」
雪歩「大型ライヴ、もうすぐですね...」
DIO「怖いか?」
雪歩「いえ、大丈夫...だと思います。でも今回は今までと違って、比べものにならない
くらい、お客さんが入るんですよね?」
DIO「あぁ。......しかし貴様は大丈夫だ」
雪歩「......ふふっ」
DIO「何がオカシイ?」
雪歩「前までクズとかカスとか言ってたのにって...」
DIO「それだけ成長したという事だ」
雪歩「ありがとうございますぅ」
DIO「成功させるぞ、ライヴ」
雪歩「はい!」
22: 2014/07/06(日) 16:24:30.42
@レッスン
DIO「.........」
やよい「お前の瞳だッ!バイ!ツァ!ダスト!」
伊織「吉良メ吉良リ ドカンボカンと♪」
DIO「(リサリサの指導は抜群だった)」
DIO「(奴がここを去って数か月経つが)」
春香「乙女よ 波紋を流せ♪」
DIO「(誰一人衰えず、むしろ進歩している)」
美希「大好きダニィー♪」
ジャーン
DIO「(元々の力もあるだろうがな)」
フー ミキヨカッタヨー
DIO「.........」
やよい「お前の瞳だッ!バイ!ツァ!ダスト!」
伊織「吉良メ吉良リ ドカンボカンと♪」
DIO「(リサリサの指導は抜群だった)」
DIO「(奴がここを去って数か月経つが)」
春香「乙女よ 波紋を流せ♪」
DIO「(誰一人衰えず、むしろ進歩している)」
美希「大好きダニィー♪」
ジャーン
DIO「(元々の力もあるだろうがな)」
フー ミキヨカッタヨー
23: 2014/07/06(日) 16:26:00.94
DIO「よし、貴様らの大型ライヴに向けて、いくつか教えることがある」
伊織「アンタから教わるなんて珍しいわね」
DIO「あぁ、これだけはな」
DIO「まず、LESSON1『妙な期待をDIOにするな』」
千早「あの...どういうことですか?」
DIO「うむ、これは初めに伝えておくべきだったが、一応言っておく」
雪歩「期待はするななんて...プロデューサーがいなければここまで来れませんでした」
やよい「そうです!」
DIO「そうか、まぁいい。本題は次からだ」
伊織「アンタから教わるなんて珍しいわね」
DIO「あぁ、これだけはな」
DIO「まず、LESSON1『妙な期待をDIOにするな』」
千早「あの...どういうことですか?」
DIO「うむ、これは初めに伝えておくべきだったが、一応言っておく」
雪歩「期待はするななんて...プロデューサーがいなければここまで来れませんでした」
やよい「そうです!」
DIO「そうか、まぁいい。本題は次からだ」
24: 2014/07/06(日) 16:27:17.43
DIO「LESSON2は『筋肉には悟られるな』......」
真「!」
DIO「いいか...例えば腕を掴むこの動作、腕を強く掴めば掴むほど、
『筋肉』はこの力を振りほどこうと理解して反応してくる」
DIO「肉体が本能的に身を守ろうとするのは筋肉に気付かれるからだ。
それが生物の体だ......」
DIO「だから、悟らせない身体を作るのだ」
DIO「皮膚を支配しろ。ならば異常事態が起こっていると気付かない」
真「!」
DIO「いいか...例えば腕を掴むこの動作、腕を強く掴めば掴むほど、
『筋肉』はこの力を振りほどこうと理解して反応してくる」
DIO「肉体が本能的に身を守ろうとするのは筋肉に気付かれるからだ。
それが生物の体だ......」
DIO「だから、悟らせない身体を作るのだ」
DIO「皮膚を支配しろ。ならば異常事態が起こっていると気付かない」
25: 2014/07/06(日) 16:30:33.62
響「難しいぞ...」
DIO「ま、大方...」スッ
響「!?」
DIO「リサリサの修行によって、筋肉に悟られない体に施されているがな」サワサワ
響「ちょ!ぷ、プロデューサー!///」パッ
真美「(兄ちゃんがひびきんの腕を......)」
貴音「(触りましたね)」
春香「(ちょっと羨ましいかも......)」
美希「ずるいの!ミキのも!ミキのも!」グイグイ
DIO「大丈夫だ、全員なっているのはわかる」
美希「そういうことじゃないのー!」
DIO「(リサリサの奴...ここまでやるとは...)」
DIO「まぁいい、次だ」
DIO「ま、大方...」スッ
響「!?」
DIO「リサリサの修行によって、筋肉に悟られない体に施されているがな」サワサワ
響「ちょ!ぷ、プロデューサー!///」パッ
真美「(兄ちゃんがひびきんの腕を......)」
貴音「(触りましたね)」
春香「(ちょっと羨ましいかも......)」
美希「ずるいの!ミキのも!ミキのも!」グイグイ
DIO「大丈夫だ、全員なっているのはわかる」
美希「そういうことじゃないのー!」
DIO「(リサリサの奴...ここまでやるとは...)」
DIO「まぁいい、次だ」
26: 2014/07/06(日) 16:33:18.90
DIO「LESSON3『回転を信じろ』」
伊織「まーた哲学臭いのを...」
亜美「むずかちー...」
DIO「いかなる場において必要とされるのは頭だ」
DIO「言わば、『頭の回転』という事だ」
あずさ「なるほど~」
DIO「どんな異常事態にも対応できる身体、頭......」
DIO「これがあれば問題はないだろう」
DIO「難しいがな」
伊織「まーた哲学臭いのを...」
亜美「むずかちー...」
DIO「いかなる場において必要とされるのは頭だ」
DIO「言わば、『頭の回転』という事だ」
あずさ「なるほど~」
DIO「どんな異常事態にも対応できる身体、頭......」
DIO「これがあれば問題はないだろう」
DIO「難しいがな」
27: 2014/07/06(日) 16:34:38.56
春香「どうやって鍛えればいいですか?」
DIO「そうだな......『ンドゥールごっこ』で鍛えろ」
真美「あの砂浜でやってたやつ?」
DIO「あぁ、耳だけを頼りにするトレーニングだ。
そうすれば脳の活性化に繋がり、次第に回転も早くなるだろう」
美希「頭使うのヤなの~」
DIO「貴様らが先に進むためだ。逃れられん」
DIO「そうだな......『ンドゥールごっこ』で鍛えろ」
真美「あの砂浜でやってたやつ?」
DIO「あぁ、耳だけを頼りにするトレーニングだ。
そうすれば脳の活性化に繋がり、次第に回転も早くなるだろう」
美希「頭使うのヤなの~」
DIO「貴様らが先に進むためだ。逃れられん」
28: 2014/07/06(日) 16:37:14.68
DIO「そしてLESSON4は......」
DIO「これは......後にする」
伊織「どうしてよ?」
DIO「貴様らの力を最大限にまで発揮させるためだ」
やよい「どれも難しそうです...」
DIO「大丈夫だ。貴様はやれる」
やよい「そうですか!?ありがとうございますぅー!」
やよい「うっWRYYYYYYYYYYYY!!!!!」
DIO「いいだろう、今日はここまでだ」
ツカレタネー ワワッ ハルカ! アブナイ! グッパオン
DIO「これは......後にする」
伊織「どうしてよ?」
DIO「貴様らの力を最大限にまで発揮させるためだ」
やよい「どれも難しそうです...」
DIO「大丈夫だ。貴様はやれる」
やよい「そうですか!?ありがとうございますぅー!」
やよい「うっWRYYYYYYYYYYYY!!!!!」
DIO「いいだろう、今日はここまでだ」
ツカレタネー ワワッ ハルカ! アブナイ! グッパオン
29: 2014/07/06(日) 16:40:50.50
美希「ふーっ、くたくたなの~」
DIO「どうやら歌やダンスは完璧のようだな」
美希「当ったり前なの!こんなのおにぎり前なの!」
DIO「そうか」
美希「ねぇ、ライヴってどんな所でやるの?」
DIO「そうだな........ならば下見に行くか?」
美希「行くの!」
@ライヴ会場
DIO「着いたぞ」
美希「結構大きいの...」
DIO「ステージに行くぞ」
DIO「どうやら歌やダンスは完璧のようだな」
美希「当ったり前なの!こんなのおにぎり前なの!」
DIO「そうか」
美希「ねぇ、ライヴってどんな所でやるの?」
DIO「そうだな........ならば下見に行くか?」
美希「行くの!」
@ライヴ会場
DIO「着いたぞ」
美希「結構大きいの...」
DIO「ステージに行くぞ」
30: 2014/07/06(日) 16:42:33.96
@ステージ
DIO「ここだ。どうだ?」
美希「わ~っ...」キラキラ
美希「キラキラしてるの......」
DIO「...?客席は暗いが」
美希「そーゆーコトじゃないの!ダニー!」
DIO「ダニーはやめろ」
美希「ここって、満席なの?」
DIO「あぁ、確実にな」
美希「それじゃあダニー、アレ、見て」ユビサシ
DIO「ん?」
美希「三階席の一番端っこ。いーっちばん端っこ」
DIO「あぁ、それがどうかしたか?」
DIO「ここだ。どうだ?」
美希「わ~っ...」キラキラ
美希「キラキラしてるの......」
DIO「...?客席は暗いが」
美希「そーゆーコトじゃないの!ダニー!」
DIO「ダニーはやめろ」
美希「ここって、満席なの?」
DIO「あぁ、確実にな」
美希「それじゃあダニー、アレ、見て」ユビサシ
DIO「ん?」
美希「三階席の一番端っこ。いーっちばん端っこ」
DIO「あぁ、それがどうかしたか?」
31: 2014/07/06(日) 16:46:06.27
美希「あの席から、ミキ達をよく見えると思う?」
DIO「いや、思わん。あの席じゃあ、貴様らは豆粒程度だろうな」
美希「でも、どーして席は埋まってるの?」
DIO「.............」
美希「答えは簡単なの。「好き」だからなの」
美希「どんなに見えなくても、どんなにわからなくても、会いに行くの」
美希「ミキ達はそれほど愛されてるの...」
美希「それって......キラキラしてるって、思わない?」
DIO「......なるほど。輝いている貴様らを想像したのだな」
美希「そーゆーコトなの!」
DIO「既に、今も輝いている。心配はない」
美希「わかってるの!」
DIO「いや、思わん。あの席じゃあ、貴様らは豆粒程度だろうな」
美希「でも、どーして席は埋まってるの?」
DIO「.............」
美希「答えは簡単なの。「好き」だからなの」
美希「どんなに見えなくても、どんなにわからなくても、会いに行くの」
美希「ミキ達はそれほど愛されてるの...」
美希「それって......キラキラしてるって、思わない?」
DIO「......なるほど。輝いている貴様らを想像したのだな」
美希「そーゆーコトなの!」
DIO「既に、今も輝いている。心配はない」
美希「わかってるの!」
32: 2014/07/06(日) 16:49:33.56
美希「................」
美希「.............ねぇ、ダニー」
DIO「何だ?」
美希「ミキね、前まで一日中寝てたの」
美希「お仕事がないーっていうのもあったけど、それしかするコトがなかったの」
美希「でも今は違うの」
美希「お仕事が増えたコトもそうだけど、一番は......」
美希「どーしたらもっとキラキラできるか考えるようになったの」
DIO「.........」
美希「.............ねぇ、ダニー」
DIO「何だ?」
美希「ミキね、前まで一日中寝てたの」
美希「お仕事がないーっていうのもあったけど、それしかするコトがなかったの」
美希「でも今は違うの」
美希「お仕事が増えたコトもそうだけど、一番は......」
美希「どーしたらもっとキラキラできるか考えるようになったの」
DIO「.........」
33: 2014/07/06(日) 16:52:42.99
美希「それはね、ダニー、うぅん、プロデューサーのおかげって思うな」
DIO「美希......」
美希「プロデューサーと会わなかったら、どーなってたかわからないの」
美希「だからねミキ、とーっても感謝してるんだよ?」
DIO「.........フン、感謝されなくては困る」
美希「......ダニー、今すっごくやさしー目してるの!」
DIO「む!しておらん!」バッ
美希「見せるのー!」
DIO「や、やめろ!」
美希「あはっ!照れてるダニー可愛いの!」
美希「これからもずーっと一緒にいてね、ダニー!」
DIO「......あぁ」
DIO「美希......」
美希「プロデューサーと会わなかったら、どーなってたかわからないの」
美希「だからねミキ、とーっても感謝してるんだよ?」
DIO「.........フン、感謝されなくては困る」
美希「......ダニー、今すっごくやさしー目してるの!」
DIO「む!しておらん!」バッ
美希「見せるのー!」
DIO「や、やめろ!」
美希「あはっ!照れてるダニー可愛いの!」
美希「これからもずーっと一緒にいてね、ダニー!」
DIO「......あぁ」
34: 2014/07/06(日) 16:54:38.17
@車内
ラジオ
SPW『一体どんなプロデューサーなんだい?』
春香『すっごく頼りになる人です!』
SPW『ほぉ、そいつぁいいねぇ!』
春香『あ、でも私のあだ名をタルカスにした張本人です!』
SPW『......え?あだ名?本名じゃ...』
春香『ANGYAAAAAAAAAAA!!!!!』
DIO「いつまで経っても騒がしい奴だ」
DIO「......そういえば四条とらぁめんとやらを食す約束をしていたな」
DIO「引き返すか」
ブォォォォン......
ラジオ
SPW『一体どんなプロデューサーなんだい?』
春香『すっごく頼りになる人です!』
SPW『ほぉ、そいつぁいいねぇ!』
春香『あ、でも私のあだ名をタルカスにした張本人です!』
SPW『......え?あだ名?本名じゃ...』
春香『ANGYAAAAAAAAAAA!!!!!』
DIO「いつまで経っても騒がしい奴だ」
DIO「......そういえば四条とらぁめんとやらを食す約束をしていたな」
DIO「引き返すか」
ブォォォォン......
35: 2014/07/06(日) 16:57:23.38
DIO「遅くなった」
貴音「いえ、私も先ほど仕事が終わりましたので」
DIO「そうか。...で?そのらぁめんとやらはここか?」
貴音「はい、入りましょう」ガラ
DIO「む」
店員「いらっしゃ」
貴音「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ」
DIO「!?」
店員「はいぃ!!お連れの方もソレでいいですか?」
DIO「ん?......あぁ」
DIO「四条よ、先ほどのは一体何の呪文だ」
貴音「ふふ、すぐにわかりますよ」
店員「ハイお待ち!」
バーーン!
DIO「」
貴音「相変わらず美味しそうですね」
貴音「いえ、私も先ほど仕事が終わりましたので」
DIO「そうか。...で?そのらぁめんとやらはここか?」
貴音「はい、入りましょう」ガラ
DIO「む」
店員「いらっしゃ」
貴音「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ」
DIO「!?」
店員「はいぃ!!お連れの方もソレでいいですか?」
DIO「ん?......あぁ」
DIO「四条よ、先ほどのは一体何の呪文だ」
貴音「ふふ、すぐにわかりますよ」
店員「ハイお待ち!」
バーーン!
DIO「」
貴音「相変わらず美味しそうですね」
36: 2014/07/06(日) 17:00:42.89
@10分後...
DIO「(まぁ、マズくはない)」ズルズル(3杯目)
貴音「......DIO殿」ズルズル(5杯目)
DIO「何だ」ズルズル
貴音「行ってしまうのですか?」
DIO「ッ!」ピタッ
DIO「......貴様、何故それをッ」
貴音「あなた様がこの時の者ではない事は知っています」
DIO「............」
貴音「異なる時が重なるのは決して許されぬ事...」
貴音「私にはわかるのです。何故かはわかりません」
DIO「(まぁ、マズくはない)」ズルズル(3杯目)
貴音「......DIO殿」ズルズル(5杯目)
DIO「何だ」ズルズル
貴音「行ってしまうのですか?」
DIO「ッ!」ピタッ
DIO「......貴様、何故それをッ」
貴音「あなた様がこの時の者ではない事は知っています」
DIO「............」
貴音「異なる時が重なるのは決して許されぬ事...」
貴音「私にはわかるのです。何故かはわかりません」
37: 2014/07/06(日) 17:04:47.37
DIO「.........フン、なんでもお見通しか」ズルズル
貴音「...驚きというか、受けとめが早いのですね」
DIO「貴様だからだ、意外性はない。これがタルカスや高槻だったら卒倒していた」
貴音「左様ですか......」
貴音「........」
DIO「いつかはここを離れねばならん」
DIO「貴様らの成長のためではない。俺自身の、この世界の理のためだ」
DIO「......それは俺自身が一番わかっている」ズルズル
貴音「.......」ズルズル
DIO「........」ズルズル
DIO貴音「「おかわり」」
貴音「...驚きというか、受けとめが早いのですね」
DIO「貴様だからだ、意外性はない。これがタルカスや高槻だったら卒倒していた」
貴音「左様ですか......」
貴音「........」
DIO「いつかはここを離れねばならん」
DIO「貴様らの成長のためではない。俺自身の、この世界の理のためだ」
DIO「......それは俺自身が一番わかっている」ズルズル
貴音「.......」ズルズル
DIO「........」ズルズル
DIO貴音「「おかわり」」
38: 2014/07/06(日) 17:07:22.34
@765PRO 夜
DIO「残り一週間を切ったか......」
小鳥「あっという間ですね~」
DIO「......皆、成長したな」
小鳥「はい♪」
小鳥「ずっと夢でした。765PROの大型ライヴ......」
小鳥「私が出るわけじゃないんですけどね、ふふっ」
DIO「フン、そうだな」
小鳥「暖かく見守ってあげましょうね」
DIO「あぁ......」
数々の仕事やライヴをこなしてきた元貧弱事務所765PRO!
全員が夢に見ていた大型ライヴは
無事、成功するのだろうか!?
そしてDIOはどうなるのだろうかッ!
DIO「残り一週間を切ったか......」
小鳥「あっという間ですね~」
DIO「......皆、成長したな」
小鳥「はい♪」
小鳥「ずっと夢でした。765PROの大型ライヴ......」
小鳥「私が出るわけじゃないんですけどね、ふふっ」
DIO「フン、そうだな」
小鳥「暖かく見守ってあげましょうね」
DIO「あぁ......」
数々の仕事やライヴをこなしてきた元貧弱事務所765PRO!
全員が夢に見ていた大型ライヴは
無事、成功するのだろうか!?
そしてDIOはどうなるのだろうかッ!
39: 2014/07/06(日) 17:08:21.41
終わったッ!第六部完ッ!
次回一応最終回ッ!
次回一応最終回ッ!
42: 2014/07/06(日) 17:26:42.18
シリーズが完結したあとにまた始まる可能性はなきにしもあらず
45: 2014/07/06(日) 18:55:00.53
おつおつ
引用元: DIO「765の時は動き出す」【第六部】
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