2: 2015/07/03(金) 03:34:02.59 ID:4saEL+KVo

・モバマスSS
・芳乃誕生日おめでとう


芳乃「そなたー」

P「なんだー? 今ちょっと手が離せないんだが」

芳乃「そろそろ休憩の時間なのでしてー。働き詰めはよろしくないかとー」

P「もう少しで終わりそうだからこれ終わったら休むよ」

芳乃「準備しておりますゆえー、早くこちらにー。ほらー」ポンポン

P「いや、だから……あれっ? なんだ、体が勝手に……!」

芳乃「そなたはわたくしの膝を枕代わりにお昼寝するのでしてー」ポンポン

P「くっ、なぜだか芳乃の膝に体が吸い寄せられるようだ……!」

芳乃「わたくしの膝はいかがでしてー?」

P「ありがたいけど今は仕事に一区切りつけt...zzz」

芳乃「寝付きがよろしいようでー。おやすみなさいませー」
3: 2015/07/03(金) 03:35:20.84
芳乃「そなたー。わたくしの舞でみなのもとに幸せは届きましてー?」

P「ああ、最高の出来だったよ。ファンのみんなもすごく盛り上がってた」

芳乃「それはよかったのでしてー。ではわたくしにもー」

P「おっと、次いかないと。芳乃お疲れ様、じゃあ俺行ってくる」

芳乃「あっ、そなたー?」

芳乃「……」

芳乃「……」ポンポン

芳乃「……」

P「――ってあれー? 何か知らんが芳乃のところに戻ってきたぞ。何でだ?」

芳乃「そなたー。わたくしにも幸せを分けていただきたいのですがー」ポンポン

P「ん? ああ、えっと……今日は良かったぞー芳乃」ナデナデ

芳乃「ふふー。みなと気持ちを分かち合えるようでしてー」

P「あらかわいい、じゃなくてすまん急いでるんだ。今度ゆっくりな!」

芳乃「充分でしてー。いってらっしゃいませー」

4: 2015/07/03(金) 03:36:15.39
芳乃「お昼の時間ですねー」キョロキョロ

芳乃「……」

芳乃「……」ポンポン

芳乃「……」

P「うー腹減ったー。あれ、芳乃? こんなところで昼飯か、せっかくだし一緒にいい?」

芳乃「お待ちしておりましてー。空いてますゆえどうぞこちらにー」

P「待つってこんな人気のないところで俺を? ははは、たまたま通りかかったからよかったものの」

芳乃「そなたー、今日もコンビニのお弁当でしてー?」

P「まあな、自分で作るのは面倒だし。食べられたらいいんだよ食べられたら」

芳乃「そんなことでは栄養が偏ってしまいますー。ぜひこちらもつついていただければー」

P「でもそれ芳乃のお昼だろ? いいよそんな、悪いって」

芳乃「今日は多めに持参してきましたのでー、そなたに手伝ってもらわなければ残してしまいしてー」

P「そう? じゃあ遠慮なく貰おうか、ありがとな。ちなみにこれ全部芳乃が作ったの?」

芳乃「そうですがー……お味の方はー?」

P「うん、うまい! 芳乃、早く食べた方がいい。俺の箸が止まらなくなりそうだ」

芳乃「お口に合ってなによりでしてー、ではわたくしもー。いただきましてー」

5: 2015/07/03(金) 03:37:22.12
芳乃(今日はわたくしの誕生日でしてー)

ちひろ「今日はプロデューサーさんがご多忙なので、私がみなさんをサポートしますね! 今日も頑張りましょう!」

P「そういうわけで、頼んだぞみんな! ちひろさん、後はお願いします」

ちひろ「任せてください、各種ドリンクは取り揃えてます!」

P「」


芳乃「……」

芳乃(そなたならきっと気づいて一声かけてくれるはずでしてー、今日はやめておきましょー)





芳乃「もうお昼ですねー」

芳乃「あの方はー」キョロキョロ

芳乃「……」




芳乃「本日のスケジュールをこなしてしまいましてー」

芳乃「……」キョロキョロ

ちひろ「芳乃ちゃん、誰か探してるの? もしかしてプロデューサーさん?」

芳乃「いえー、あのー」

ちひろ「今日はもう遅くまで戻ってこなさそうだから、用件があれば伝えておきますよ♪」

芳乃「……そうですかー」

ちひろ「芳乃ちゃん? 芳乃ちゃーん! ……やっぱりプレゼントにエナドリはまずかったかしら」

6: 2015/07/03(金) 03:38:34.49
芳乃「……」


芳乃「……」


芳乃「……」ポンポン


芳乃「……」


芳乃「……ここからではさすがに及ばないのでして」


芳乃「……」


芳乃「……」


芳乃「……そなたー」


 コンコン


芳乃「?」

7: 2015/07/03(金) 03:40:52.34
P「いやー近くを通ったものだからついな。ごめんなこんな遅くに」

芳乃「それはよろしいのですがー、わたくしにご用でもー?」

P「誕生日だろ? 用意してたプレゼント、今日中に渡しておきたかったんだ。はいこれ」

芳乃「……」

P「それじゃ帰るわ。おやすみ芳乃……ん?」グイッ

芳乃「まーまー、お茶の一杯もお出しできなければ、日頃お世話になっているそなたに申し訳が立たないのでしてー。中にお入りなさいー」

P「いや、もう時間も時間だし、俺も帰って寝ようかと」

芳乃「いいからこちらへー。ほらー」ポンポン

P「わー! なぜだ、芳乃の手の鳴る方へ体がああぁーー!?」



P「うーん、布団敷いてあるし芳乃ももう寝るとこだったんじゃないか?」

芳乃「眠気などとうに消え失せておりますゆえー、そなたはゆるりとくつろいでいてくださいませー」

P「ゆるりとしてたらいろいろまずいんだけど……わかったわかった。お茶飲んでけばいいんだろう、手早く頼むよ」


芳乃(ふふー。やはりわたくしの思った通りのお方でしてー)

芳乃(しかし長く引き留めるわけにもいかずー、どうしたものでしょうー)

芳乃(……またとない機会、今日くらいはせめてわたくしが眠りにつくまで、側にいてもらえたりは出来ないものでしょうかー?)


芳乃「そなたー。お茶は入りましたが、よろしければー……そのー……」

P「zzz...」

芳乃「……寝付きがよすぎるのでして」



おしまい

8: 2015/07/03(金) 03:43:18.93
前に書いたアクティブな芳乃のノリで書いたらこうなった。なぜだ

芳乃誕生日おめでとおおおおおおおおおおおおおおお

12: 2015/07/03(金) 10:24:48.13
よしのんハピバ!

引用元: 芳乃「そなたー」ポンポン