1: 2013/01/13(日) 11:04:14.47
7: 2013/01/13(日) 11:12:52.24
765事務所前
律子「社長」
高木「おぉ律子君、おはよう」
律子「おはようございます。今日は早いですね」
高木「うむ、たまには朝からうちのアイドルたちを出迎えようと思ってね」
律子「も~そんな気まぐれじゃなくて毎日で迎えてあげてください」
高木「う、うむ、考えておくよ」
律子「ほら、事務所開けますよ」
ガタッバタ
律子「あれ?事務所の中が騒がしいわね。プロデューサーが来てるのかしら」
律子「社長」
高木「おぉ律子君、おはよう」
律子「おはようございます。今日は早いですね」
高木「うむ、たまには朝からうちのアイドルたちを出迎えようと思ってね」
律子「も~そんな気まぐれじゃなくて毎日で迎えてあげてください」
高木「う、うむ、考えておくよ」
律子「ほら、事務所開けますよ」
ガタッバタ
律子「あれ?事務所の中が騒がしいわね。プロデューサーが来てるのかしら」
9: 2013/01/13(日) 11:14:44.29
ガチャ
律子「おはようございます」
P「いいから!脱ぐんだやよい!」
やよい「いやです、プロデューサーやめて下さい!」
律子「な!」
高木「!」
P「早く着替えろ!やよい」
高木「やめないか君ぃ」ガシッ
P「は、離してください」
高木「律子君とりあえずやよい君をあちらの部屋に」
律子「わ、わかりました」
律子「やよい、こっちに来なさい」
やよい「うぅぅ、はい・・・」
律子「おはようございます」
P「いいから!脱ぐんだやよい!」
やよい「いやです、プロデューサーやめて下さい!」
律子「な!」
高木「!」
P「早く着替えろ!やよい」
高木「やめないか君ぃ」ガシッ
P「は、離してください」
高木「律子君とりあえずやよい君をあちらの部屋に」
律子「わ、わかりました」
律子「やよい、こっちに来なさい」
やよい「うぅぅ、はい・・・」
10: 2013/01/13(日) 11:16:57.68
――――――――――
――――――――
――――――
律子「プロデューサーなんであんなことをしたんですか」
P「・・・言えない」
律子「もう」
先程からこの調子で別々に個室で面談したけど、やよいもプロデューサーも事情を話してはくれなかった
こうにも大事になってしまい、やよいの親御さんに隠しておく訳にも行かず、高木社長と話し合いの場を設けたけど
やよい父「なにをやってるんだ、はやくプロデューサーを出せ」
高木「お父さん落ち着いてください」
やよい父「娘にそんなことをされて落ち着いていられるか!帰るぞやよい!」グイッ
やよい「痛い、痛いです、お父さん!」
ガチャ
バタン!!
――――――――
――――――
律子「プロデューサーなんであんなことをしたんですか」
P「・・・言えない」
律子「もう」
先程からこの調子で別々に個室で面談したけど、やよいもプロデューサーも事情を話してはくれなかった
こうにも大事になってしまい、やよいの親御さんに隠しておく訳にも行かず、高木社長と話し合いの場を設けたけど
やよい父「なにをやってるんだ、はやくプロデューサーを出せ」
高木「お父さん落ち着いてください」
やよい父「娘にそんなことをされて落ち着いていられるか!帰るぞやよい!」グイッ
やよい「痛い、痛いです、お父さん!」
ガチャ
バタン!!
11: 2013/01/13(日) 11:19:17.99
律子「やっぱりと言うか・・・まったく話ができませんでしたね」
高木「うむ、やはり事情が分からないと話し合いも進まない、律子君この事件の事実関係を調べてくれないか」
律子「わ、私ですか」
高木「うむ、私も調べてみるが、もしかしたらうちのアイドルたちが何か知ってるかもしれない」
律子「はぁ。わかりました、やってみます」
一時間後
春香「それでどうなったんですか・・・」
律子「プロデューサーとやよいは自宅待機中よ」
春香「すぐにクビって事はないんですよね」
律子「ええ、プロデューサーの処分は事実関係が分かってからだろうけど・・・」
伊織「なに言ってんのよ、そんなやつとっととクビにしたらいいのよ」
真「伊織!」
伊織「当たり前じゃない、やよいにそんな事したんだから当然よ」
高木「うむ、やはり事情が分からないと話し合いも進まない、律子君この事件の事実関係を調べてくれないか」
律子「わ、私ですか」
高木「うむ、私も調べてみるが、もしかしたらうちのアイドルたちが何か知ってるかもしれない」
律子「はぁ。わかりました、やってみます」
一時間後
春香「それでどうなったんですか・・・」
律子「プロデューサーとやよいは自宅待機中よ」
春香「すぐにクビって事はないんですよね」
律子「ええ、プロデューサーの処分は事実関係が分かってからだろうけど・・・」
伊織「なに言ってんのよ、そんなやつとっととクビにしたらいいのよ」
真「伊織!」
伊織「当たり前じゃない、やよいにそんな事したんだから当然よ」
14: 2013/01/13(日) 11:22:18.87
亜美「でも信じられないよにーちゃんがそんな事するなんて・・・」
真美「そうだYO・・・」
響「そうだぞープロデューサーがそんな事するわけないぞ、みんなもそう思うだろ?」
貴音「ですが、やよいの服を脱がそうとしたのも事実」
響「うぅ」
真「でもやっぱり信じられないよ、プロデューサーがこんなことするなんて」
千早「そうよね、きっと何か理由があるはずだわ、だって・・・」
伊織「なに言ってんのよ!あいつはやよいの服を脱がそうとしてたのよ!ねえ律子」
律子「ええ、確かに高木社長とこの目で見てしまったわ」
伊織「ほら見なさいよ」
「「「・・・・・」」」
春香「でも、おかしいですよ。朝方はみんな事務所に来るのに、普通ならそんな時間を選ばないよ」
雪歩「そ、そ、そうですぅ。プロデューサーにはきっと、なにか事情があったんですぅ」
真美「そうだYO・・・」
響「そうだぞープロデューサーがそんな事するわけないぞ、みんなもそう思うだろ?」
貴音「ですが、やよいの服を脱がそうとしたのも事実」
響「うぅ」
真「でもやっぱり信じられないよ、プロデューサーがこんなことするなんて」
千早「そうよね、きっと何か理由があるはずだわ、だって・・・」
伊織「なに言ってんのよ!あいつはやよいの服を脱がそうとしてたのよ!ねえ律子」
律子「ええ、確かに高木社長とこの目で見てしまったわ」
伊織「ほら見なさいよ」
「「「・・・・・」」」
春香「でも、おかしいですよ。朝方はみんな事務所に来るのに、普通ならそんな時間を選ばないよ」
雪歩「そ、そ、そうですぅ。プロデューサーにはきっと、なにか事情があったんですぅ」
15: 2013/01/13(日) 11:24:36.53
美希「そうなの!ハニーがそんなことするわけないの・・・」
あずさ「律子さん、それでプロデューサーは何といってるんですか?」
律子「それが一切話してくれないの、みだらな行為はしてないっていうけど、理由をたずねると頑として話をしなくなって」
伊織「ほらみなさい、理由が言えないんなら、やっぱりあいつが悪いんだわ」
春香「ちょ、ちょっと待ってよ伊織。律子さんやよいは何て言ってるんですか?」
律子「実はやよいもプロデューサーとまったく同じで、プロデューサーはそんなことをしてないって・・・」
伊織「えっ」
律子「でも、理由を尋ねると同じように話さなくなっちゃうのよ」
「「「・・・・・」」」
律子「あっもうこんな時間、みんなこんな気分だと難しいと思うけど仕事だから気持ちを切り替えて」
「「「・・・はい」」」
律子「それから、プロデューサーのことで気づいたこととか知ってることなんでもいいから話して。分かった?」
千早「・・・・・」
あずさ「律子さん、それでプロデューサーは何といってるんですか?」
律子「それが一切話してくれないの、みだらな行為はしてないっていうけど、理由をたずねると頑として話をしなくなって」
伊織「ほらみなさい、理由が言えないんなら、やっぱりあいつが悪いんだわ」
春香「ちょ、ちょっと待ってよ伊織。律子さんやよいは何て言ってるんですか?」
律子「実はやよいもプロデューサーとまったく同じで、プロデューサーはそんなことをしてないって・・・」
伊織「えっ」
律子「でも、理由を尋ねると同じように話さなくなっちゃうのよ」
「「「・・・・・」」」
律子「あっもうこんな時間、みんなこんな気分だと難しいと思うけど仕事だから気持ちを切り替えて」
「「「・・・はい」」」
律子「それから、プロデューサーのことで気づいたこととか知ってることなんでもいいから話して。分かった?」
千早「・・・・・」
17: 2013/01/13(日) 11:26:56.73
律子「ほら、みんな早く行って」
バタバタ
律子「ふう」
律子(どうしたらいいのかしら、でも実際現場を見た私でもプロデューサーがあんな事するはずないって思ってる。きっと何か理由があるはず)
千早「律子・・・」
律子「うわ、千早まだ居たの」
千早「どうしても言っておきたくて」
律子「なに?今回のことに関係がある話?」
千早「ええ、プロデューサーが高槻さんを襲うなんてありえない」
律子「どういうこと?」
千早「プロデューサーには黙っててくれって言われてたけど」
律子「なに?」
バタバタ
律子「ふう」
律子(どうしたらいいのかしら、でも実際現場を見た私でもプロデューサーがあんな事するはずないって思ってる。きっと何か理由があるはず)
千早「律子・・・」
律子「うわ、千早まだ居たの」
千早「どうしても言っておきたくて」
律子「なに?今回のことに関係がある話?」
千早「ええ、プロデューサーが高槻さんを襲うなんてありえない」
律子「どういうこと?」
千早「プロデューサーには黙っててくれって言われてたけど」
律子「なに?」
18: 2013/01/13(日) 11:28:53.44
千早「プロデューサーには高槻さんそっくりの妹さんが居たの・・・」
律子「えっ!」
千早「ほら、私は優のことがあるから、みんなには秘密だって話してもらったけど」
律子「・・・・・」
千早「写真も見せてもらったわ、確かに高槻さんそっくりで・・・プロデューサー幸せそうに笑ってた・・・」
千早「だから、プロデューサーがそんなことするなんて考えられない」
律子「分かったわ、千早話してくれてありがとう」
千早「ええ、じゃあ私行くわ」
ガチャ
バタン
律子「やっぱりプロデューサーはそんな人じゃないはずだわ」
律子「もっと情報を集めないと」
律子「えっ!」
千早「ほら、私は優のことがあるから、みんなには秘密だって話してもらったけど」
律子「・・・・・」
千早「写真も見せてもらったわ、確かに高槻さんそっくりで・・・プロデューサー幸せそうに笑ってた・・・」
千早「だから、プロデューサーがそんなことするなんて考えられない」
律子「分かったわ、千早話してくれてありがとう」
千早「ええ、じゃあ私行くわ」
ガチャ
バタン
律子「やっぱりプロデューサーはそんな人じゃないはずだわ」
律子「もっと情報を集めないと」
19: 2013/01/13(日) 11:31:03.27
ピロピ口リン♪
律子「ん?メールだわ」
From:亜美
りっちゃん話があるから屋上に来て
律子「話?もしかして違う情報が聞けるかも・・・」
----屋上
ガチャ
律子「居るの亜美?」
亜美「りっちゃん・・・・・」
律子「どうしたの話って?」
真美「亜美やめようよ・・・」
亜美「でも・・・」
律子「真美も居たのね、なに話って」
律子「ん?メールだわ」
From:亜美
りっちゃん話があるから屋上に来て
律子「話?もしかして違う情報が聞けるかも・・・」
----屋上
ガチャ
律子「居るの亜美?」
亜美「りっちゃん・・・・・」
律子「どうしたの話って?」
真美「亜美やめようよ・・・」
亜美「でも・・・」
律子「真美も居たのね、なに話って」
21: 2013/01/13(日) 11:35:32.42
亜美「実は・・・やよいっちが言ってたんだけど…最近、にいちゃんの家によく行ってるって」
律子「本当なの!?」
亜美「うん、真美と二人で確かに聞いたんだよ、やよいっち電話で話してて、それが聞こえて・・・」
真美「やよいっち今日もお願いしますって言ってて、よく聞いたら相手はにいちゃんで・・・」
真美「りっちゃん、違うよね…にいちゃんそんなことしてないよね」
律子「大丈夫よ、二人とも。プロデューサーを信じて待ってなさい。私がちゃんと確かめるから」
亜美・真美「うん・・・」
律子「ちなみにそれはいつ頃の話なの?」
亜美「えっと、一週間前だったと思うよ」
律子「そう。ありがと話してくれて、ほらそんな顔しないで」
亜美・真美「分かったよ」
律子「あとは私に任せて、二人は仕事頑張りなさい」
亜美・真美「うん」
律子「本当なの!?」
亜美「うん、真美と二人で確かに聞いたんだよ、やよいっち電話で話してて、それが聞こえて・・・」
真美「やよいっち今日もお願いしますって言ってて、よく聞いたら相手はにいちゃんで・・・」
真美「りっちゃん、違うよね…にいちゃんそんなことしてないよね」
律子「大丈夫よ、二人とも。プロデューサーを信じて待ってなさい。私がちゃんと確かめるから」
亜美・真美「うん・・・」
律子「ちなみにそれはいつ頃の話なの?」
亜美「えっと、一週間前だったと思うよ」
律子「そう。ありがと話してくれて、ほらそんな顔しないで」
亜美・真美「分かったよ」
律子「あとは私に任せて、二人は仕事頑張りなさい」
亜美・真美「うん」
23: 2013/01/13(日) 11:37:49.88
律子(どういうことかしら、聞いた話はまるで反対の情報だったし、事件から一週間前にはやよいはプロデューサーの部屋に行っていた)
律子(この情報はどうしたら繋がるのかしら・・・)
律子(もっとみんなから情報を聞かないと)
そのあと、あずささん・響・貴音・雪歩・真・春香に話を聞いてみたけどいい情報は得られなかった
律子「あとは伊織と美希だけね」
律子「とりあえず先に美希に話を聞いてみようかしら」
――――――――――――
――――――――――
――――――――
――――――
美希「話ってなに?」
律子「もちろん今回の事よ、なにか思い当たる事ない?どんな小さい事でもいいから」
律子(この情報はどうしたら繋がるのかしら・・・)
律子(もっとみんなから情報を聞かないと)
そのあと、あずささん・響・貴音・雪歩・真・春香に話を聞いてみたけどいい情報は得られなかった
律子「あとは伊織と美希だけね」
律子「とりあえず先に美希に話を聞いてみようかしら」
――――――――――――
――――――――――
――――――――
――――――
美希「話ってなに?」
律子「もちろん今回の事よ、なにか思い当たる事ない?どんな小さい事でもいいから」
24: 2013/01/13(日) 11:40:35.72
美希「・・・・・何も…知らないの」
律子「美希、お願い何か知ってるなら話して」
美希「・・・・・・・・・・・・・」
律子「お願い、真実を知るために、私は全てを知りたいの」
美希「・・・やよいは・・・大人は信用できないって・・・言ってたの」
律子「本当!?いつの話なの?」
美希「4日ぐらい前なの・・・ねえ律子、ハニーはそんなことしてないの、絶対してないの」
律子「ええ、プロデューサーがそんなことするはず無いわ、ありがと美希話してくれて」
美希「うん・・・」
律子(事件から4日前、いったいやよいに何があったのかしら…コレを知ってそうなアイドルはただ一人・・・)
律子「美希、お願い何か知ってるなら話して」
美希「・・・・・・・・・・・・・」
律子「お願い、真実を知るために、私は全てを知りたいの」
美希「・・・やよいは・・・大人は信用できないって・・・言ってたの」
律子「本当!?いつの話なの?」
美希「4日ぐらい前なの・・・ねえ律子、ハニーはそんなことしてないの、絶対してないの」
律子「ええ、プロデューサーがそんなことするはず無いわ、ありがと美希話してくれて」
美希「うん・・・」
律子(事件から4日前、いったいやよいに何があったのかしら…コレを知ってそうなアイドルはただ一人・・・)
25: 2013/01/13(日) 11:45:27.42
――――――――
――――――
伊織「なによ、話って」
律子「ちょっと聞きたいことがあってね」
伊織「あいつを助けるようなことなんて知らないわよ」
律子「やよいは最近、何か思い悩んでたみたいなの…なにか相談を受けなかった?」
伊織「・・・・・・・・」
律子「何か知ってるのね!お願い話して」
伊織「言えないわ、これはやよいの家のことだもの」
律子「やよいも伊織を信用して相談したんだもんね、でもここで話してくれないとプロデューサーはクビになる」
律子「それに伊織もプロデューサーのこと信用しなくなったわけじゃないんでしょ」
伊織「それは・・・」
律子「お願い伊織、話してちょうだい」
――――――
伊織「なによ、話って」
律子「ちょっと聞きたいことがあってね」
伊織「あいつを助けるようなことなんて知らないわよ」
律子「やよいは最近、何か思い悩んでたみたいなの…なにか相談を受けなかった?」
伊織「・・・・・・・・」
律子「何か知ってるのね!お願い話して」
伊織「言えないわ、これはやよいの家のことだもの」
律子「やよいも伊織を信用して相談したんだもんね、でもここで話してくれないとプロデューサーはクビになる」
律子「それに伊織もプロデューサーのこと信用しなくなったわけじゃないんでしょ」
伊織「それは・・・」
律子「お願い伊織、話してちょうだい」
28: 2013/01/13(日) 11:49:46.32
伊織「・・・やよいは最近、家に居たくなかったって・・・」
律子「・・・」
伊織「近頃、やよいのお父様がお酒ばかり飲んで」
伊織「しらふの時にお願いすると『分かったよ、もう飲まない』って言ってくれるのに、仕事から帰ったらお酒を飲んでて・・・」
伊織「やよいが注意したら、怒号が飛んできて・・・」
伊織「妹と弟の手前、自分が頑張らないとってやってたのに毎日のように怒鳴られて・・・精神的にも疲れたって」
伊織「少しでも一人で居たいって・・・宿題も家では出来ないって・・・私何も出来なくて・・・・・ウッウッ」
律子「伊織、泣かないで」ギュ
伊織「泣いてないわよ、悔しいだけ・・・」グスグス
律子「分かってる」
伊織「あいつは、そんな事するわけないって分かってても、でも・・・」
律子「えぇ、大丈夫、私が真実を突き止めるから」
伊織「お願い、二人を助けてあげて・・・」グスグス
律子「任せて、伊織、ごめんね気付いてあげられなくて」ギュ
伊織「・・・う、うわ~ん」
律子「・・・」
伊織「近頃、やよいのお父様がお酒ばかり飲んで」
伊織「しらふの時にお願いすると『分かったよ、もう飲まない』って言ってくれるのに、仕事から帰ったらお酒を飲んでて・・・」
伊織「やよいが注意したら、怒号が飛んできて・・・」
伊織「妹と弟の手前、自分が頑張らないとってやってたのに毎日のように怒鳴られて・・・精神的にも疲れたって」
伊織「少しでも一人で居たいって・・・宿題も家では出来ないって・・・私何も出来なくて・・・・・ウッウッ」
律子「伊織、泣かないで」ギュ
伊織「泣いてないわよ、悔しいだけ・・・」グスグス
律子「分かってる」
伊織「あいつは、そんな事するわけないって分かってても、でも・・・」
律子「えぇ、大丈夫、私が真実を突き止めるから」
伊織「お願い、二人を助けてあげて・・・」グスグス
律子「任せて、伊織、ごめんね気付いてあげられなくて」ギュ
伊織「・・・う、うわ~ん」
31: 2013/01/13(日) 11:53:56.59
律子(信用できないって言ってたのは、やよいの父親の事だったのね)
律子(これで、ほぼすべてのピースは揃った。あとは本人の口から聞くだけ・・・)
―――やよい家
律子「時間取らせて悪かったわね」
やよい「いえ、大丈夫です・・・」
律子「今日来た理由は分かるわよね、今回のこと、もっと聞かせてくれる?」
やよい「・・・・・」
律子「やよいが話しにくいのは分かるわ、でも話してくれないとプロデューサーの立場が悪くなる」
やよい「・・・・・」
律子「やよいが黙ってると困る人が沢山出るわ、私に本当のこと話してくれない?」
やよい「・・・・・」
律子「じゃあ、できるだけ他の人に知られないように努力してみるから」
やよい「・・・・・」
律子「やよいもプロデューサーもどちらも悪くないのはわかってるから、大丈夫」
やよい「・・・・・・うっう~律子さん実は…」
律子(これで、ほぼすべてのピースは揃った。あとは本人の口から聞くだけ・・・)
―――やよい家
律子「時間取らせて悪かったわね」
やよい「いえ、大丈夫です・・・」
律子「今日来た理由は分かるわよね、今回のこと、もっと聞かせてくれる?」
やよい「・・・・・」
律子「やよいが話しにくいのは分かるわ、でも話してくれないとプロデューサーの立場が悪くなる」
やよい「・・・・・」
律子「やよいが黙ってると困る人が沢山出るわ、私に本当のこと話してくれない?」
やよい「・・・・・」
律子「じゃあ、できるだけ他の人に知られないように努力してみるから」
やよい「・・・・・」
律子「やよいもプロデューサーもどちらも悪くないのはわかってるから、大丈夫」
やよい「・・・・・・うっう~律子さん実は…」
34: 2013/01/13(日) 11:56:30.25
翌日765プロ
高木「今日はお忙しい中、来ていただいてありがとうございます」
やよい父「・・・・・ふん」
やよい「・・・・・・」
律子「今回の事件の詳細を、私の方から説明させていただきます」
律子「お父様は現在、毎晩のようにお酒を嗜まわれていますよね」
やよい父「・・・・それと今回の事件と何の関係が…」
律子「毎日、家に帰るのが嫌だった…やよいはそう言っています」
律子「やよいは仕事と勉強の両立をしないといけないんですが、家では集中して勉強が出来なかった」
律子「そして、相談を受けたプロデューサーはやむなく自分の自宅を提供しました」
律子「確かに、行き過ぎた心遣いかもしれませんが、プロデューサーは昔、ご自分の妹さんを事故でなくされていて」
律子「それが、頭の片隅にあったのかもしれません、やよいはどこか妹さんに似ているんですよ」
やよい「・・・・・・・」
高木「今日はお忙しい中、来ていただいてありがとうございます」
やよい父「・・・・・ふん」
やよい「・・・・・・」
律子「今回の事件の詳細を、私の方から説明させていただきます」
律子「お父様は現在、毎晩のようにお酒を嗜まわれていますよね」
やよい父「・・・・それと今回の事件と何の関係が…」
律子「毎日、家に帰るのが嫌だった…やよいはそう言っています」
律子「やよいは仕事と勉強の両立をしないといけないんですが、家では集中して勉強が出来なかった」
律子「そして、相談を受けたプロデューサーはやむなく自分の自宅を提供しました」
律子「確かに、行き過ぎた心遣いかもしれませんが、プロデューサーは昔、ご自分の妹さんを事故でなくされていて」
律子「それが、頭の片隅にあったのかもしれません、やよいはどこか妹さんに似ているんですよ」
やよい「・・・・・・・」
40: 2013/01/13(日) 12:00:53.87
律子「やよいはプロデューサーの部屋の鍵を預かって、プロデューサーは毎日事務所で時間を潰していましたが」
律子「何気なくやよいは押入れを開けてみて、あるものを見つけたんです」
律子「それは、妹さんの形見の服だったんですけど、その時点ではわからなかった」
律子「なぜ、そんな物をプロデューサーが持っているのか…と、プロデューサーの行為を変な下心があるものと邪推したわけです」
律子「お父様の事があって、大人を信用してなかったこともありますし」
やよい父「・・・・・・」
律子「それで、翌日」
――――――
――――
P「おっやよい、昨日は勉強、捗ったか?」
やよい「プロデューサーのエOチ!」
P「えっ・・・・・・」
律子「何気なくやよいは押入れを開けてみて、あるものを見つけたんです」
律子「それは、妹さんの形見の服だったんですけど、その時点ではわからなかった」
律子「なぜ、そんな物をプロデューサーが持っているのか…と、プロデューサーの行為を変な下心があるものと邪推したわけです」
律子「お父様の事があって、大人を信用してなかったこともありますし」
やよい父「・・・・・・」
律子「それで、翌日」
――――――
――――
P「おっやよい、昨日は勉強、捗ったか?」
やよい「プロデューサーのエOチ!」
P「えっ・・・・・・」
42: 2013/01/13(日) 12:04:49.56
――――――
――――
律子「やよいが急に態度を豹変させたことに戸惑ったプロデューサーは、自分の行為が何か誤解させるものがあったと反省」
律子「今後は、別の場所を勉強するために貸そうと思っていました」
律子「一方、やよいはプロデューサーの妹の事をひょんな事から知ってしまった、何も知らないでひどい事を言ってしまったと反省」
律子「お礼とおわびに何かできることはないかと考えました」
やよい父「あっ・・・それで・・・」
律子「はい」
――――
律子「やよいが急に態度を豹変させたことに戸惑ったプロデューサーは、自分の行為が何か誤解させるものがあったと反省」
律子「今後は、別の場所を勉強するために貸そうと思っていました」
律子「一方、やよいはプロデューサーの妹の事をひょんな事から知ってしまった、何も知らないでひどい事を言ってしまったと反省」
律子「お礼とおわびに何かできることはないかと考えました」
やよい父「あっ・・・それで・・・」
律子「はい」
47: 2013/01/13(日) 12:08:28.83
事件当日 回想
P「・・・・・ふう」カタカタカタ
P「これで、一息つけるな・・・」
ガチャ
やよい「うっう~おはようございますプロデューサー!!」
P「えっやよい?」
P「!!!」
やよい「エヘへ、似合いますか?プロデューサー」
P「なにやってるんだ、それは大事な形見の服なんだ!はやく脱げ」
やよい「やめてくださいプロデューサー」
ガチャ
律子「おはようございます」
P「・・・・・ふう」カタカタカタ
P「これで、一息つけるな・・・」
ガチャ
やよい「うっう~おはようございますプロデューサー!!」
P「えっやよい?」
P「!!!」
やよい「エヘへ、似合いますか?プロデューサー」
P「なにやってるんだ、それは大事な形見の服なんだ!はやく脱げ」
やよい「やめてくださいプロデューサー」
ガチャ
律子「おはようございます」
49: 2013/01/13(日) 12:10:30.23
やよい父「なんでそんな馬鹿なことを・・・」
律子「やよいにしてみればお礼のつもりだったんですよ」
律子「妹さんが生き返ったみたいだ・・・って。喜んでもらえると思ったのよね」
やよい「・・・・・はい」こくり
やよい父「・・・・・」
律子「という訳です。プロデューサーはやよいの家庭の事情を伏せておくために何も言えなかった」
律子「ですから、だれも悪くないんです」
やよい父「本当なのかやよい?」
やよい「うん」
やよい父「・・・・・・・・」
やよい父「やよいが大変申し訳ありませんでした!!」
律子「やよいにしてみればお礼のつもりだったんですよ」
律子「妹さんが生き返ったみたいだ・・・って。喜んでもらえると思ったのよね」
やよい「・・・・・はい」こくり
やよい父「・・・・・」
律子「という訳です。プロデューサーはやよいの家庭の事情を伏せておくために何も言えなかった」
律子「ですから、だれも悪くないんです」
やよい父「本当なのかやよい?」
やよい「うん」
やよい父「・・・・・・・・」
やよい父「やよいが大変申し訳ありませんでした!!」
51: 2013/01/13(日) 12:11:29.27
やよい父「なんでそんな馬鹿なことを・・・」
律子「やよいにしてみればお礼のつもりだったんですよ」
律子「妹さんが生き返ったみたいだ・・・って。喜んでもらえると思ったのよね」
やよい「・・・・・はい」こくり
やよい父「・・・・・」
律子「という訳です。プロデューサーはやよいの家庭の事情を伏せておくために何も言えなかった」
律子「ですから、だれも悪くないんです」
やよい父「本当なのかやよい?」
やよい「うん」
やよい父「・・・・・・・・」
やよい父「やよいが大変申し訳ありませんでした!!」
律子「やよいにしてみればお礼のつもりだったんですよ」
律子「妹さんが生き返ったみたいだ・・・って。喜んでもらえると思ったのよね」
やよい「・・・・・はい」こくり
やよい父「・・・・・」
律子「という訳です。プロデューサーはやよいの家庭の事情を伏せておくために何も言えなかった」
律子「ですから、だれも悪くないんです」
やよい父「本当なのかやよい?」
やよい「うん」
やよい父「・・・・・・・・」
やよい父「やよいが大変申し訳ありませんでした!!」
52: 2013/01/13(日) 12:13:27.54
――――――――
――――――
小鳥「なんで、そんなことがお礼になると思ったのかしら・・・」
律子「まあ、やよいもまだまだ子供ですから。とにかくプロデューサーにお咎めなしでよかったですよ」
小鳥「そうですね・・・でも、やよいちゃん前よりもプロデューサーにべったりですね。大丈夫でしょうか?」
律子「大丈夫ですよ、あのプロデューサーが間違いをおかすわけないですし」
やよい「プロデューサー」ギュ~
P「こらやよい離れてくれ」
やよい「嫌です、離れないです」
美希「あ~!やよいずるいの、美希も美希も」ダキッ
P「おい、美希まで」あたふた
律子「・・・さっきの言葉撤回します、あれでは流石に・・・」
律子「こら~美希!やよい!はやく離れなさい!」
やよい「えへへ、プロデューサー大好きです」///
終
――――――
小鳥「なんで、そんなことがお礼になると思ったのかしら・・・」
律子「まあ、やよいもまだまだ子供ですから。とにかくプロデューサーにお咎めなしでよかったですよ」
小鳥「そうですね・・・でも、やよいちゃん前よりもプロデューサーにべったりですね。大丈夫でしょうか?」
律子「大丈夫ですよ、あのプロデューサーが間違いをおかすわけないですし」
やよい「プロデューサー」ギュ~
P「こらやよい離れてくれ」
やよい「嫌です、離れないです」
美希「あ~!やよいずるいの、美希も美希も」ダキッ
P「おい、美希まで」あたふた
律子「・・・さっきの言葉撤回します、あれでは流石に・・・」
律子「こら~美希!やよい!はやく離れなさい!」
やよい「えへへ、プロデューサー大好きです」///
終
53: 2013/01/13(日) 12:14:09.40
おつ
54: 2013/01/13(日) 12:14:46.91
素晴らしい
乙
乙
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