一方「どォした。またヤケ酒か」

佐天「んなワケないでしょう……」

佐天「なんか風邪ひいちゃったみたいで、気分悪くて」

佐天「ちょっと休んでたんですけど……」

一方「ほォ……」

佐天「……」

一方「……」

一方「じゃ、お大事にィ」

佐天「ちょっと待って」

一方「なンなンですかァマジで」

佐天「いやいやいや……こっちの台詞ですよ」

佐天「疲労困憊の重病人ほったらかしにするとか」

一方「オマエと関わるとろくなことにならねェンだよ……こないだは打ち止めが一週間口きいてくれねェし番外個体は通りすがりに舌打ちしてくるし芳川は終始ニヤついてやがるし黄泉川は事あるごとに説教してきやがるし散々だったンだぞ」

一方「だから悪ィが今回は……」

佐天「ハァ……ハァ……ううっ……」

一方「……」

一方「……クソッタレがァ」

～一方家～

一方「ゼェ……ハァ……クソがァ……」

一方（人を背負うのがこンなに辛ェとは……情けねェが、重労働は全部能力で済ませてきたからなァ）

一方（筋トレするかァ……）

佐天「だ、大丈夫ですか……？」

一方「病人に心配される…ゼェ…ことじゃねェよ、寝てろ……ウッ」

佐天（ここまできて強がらなくてもいいんじゃ……）

クリスマスの続きっちゃ続きだけどあんま関係ないです。


一方「なンもねェな……」

一方（ン？こりゃァ……）

ドラ◯もんゼリー「」

一方「……誰のだコレ」

一方（打ち止めか？）

一方「まァいいか」

一方「どォだ、調子は」

佐天「いやー、あんまり……」

一方「そォか……」

一方「とりあえずこれ貼っとけ。子供用だが、無いよりゃマシだろ」

佐天「冷えピタかぁ……大人用と何が違うんですかね」

一方「刺激が弱ェとかそンなとこだろ。いいからデコ出せ」

佐天「」ﾊﾟｻｯ

一方「……でけェデコしてんな」

佐天「あ、人が気にしてることを」

一方「いいじゃねェか。デコが広いと将来大成するらしいぜ」

佐天「マジですか？へへ、やったー……」

佐天「って、騙されませんよ。どこソースですかそれ」

一方「マジだって。ほれ、貼るぞ」

佐天「……ひゃんっ」

佐天「……ふわ～……気持ちいい～」

佐天「あ、ちょっと楽かも」

一方「その調子だとひどくはなさそォだな」

佐天「冷えピタすげー」

佐天「……そういえば」

一方「アン？」

佐天「大丈夫なんですか？家の人とか」

一方「ガキどもはどこぞで遊びほォけてて、黄泉川は学校、芳川は……ハロワっつってたけど、何やってンだか」

一方「だからしばらくは誰も帰ってこねェよ」

佐天「へー……」

佐天（二人……）

佐天「……」

一方「……顔赤ェぞ。熱あがってンじゃねェのか？」

佐天「な、なんでもないですっ！」

佐天「……あ、ドラ◯もん」

一方「あァ、さっき見つけた。食うか？」

佐天「えへへ、じゃあお言葉に甘えて」

佐天「あ～ん」

一方「アン？」

佐天「食べさせてくれるんでしょ？ダーリン♪」

一方「没収～」

佐天「ああっ！ちょっ、冗談ですって！」

一方「ちょっと調子戻ったらすぐそれか」

佐天「あはは…すいません」

佐天「じゃ、いただきま……あ、あれ？」

佐天「手が…あれ？」ｶﾀｶﾀ…

一方「……」

一方「貸せ」ﾋｮｲ

佐天「あ」

一方「……ほれ」ｽｯ

佐天「……へ」

一方「食わねェならもらうぞ」

佐天「た、食べます食べますっ」

佐天「あ、あーん」

佐天「むぐ……」

一方「いかがですか、お嬢サマ？」

佐天「お、おいひいれす……」

佐天「てめー何見てんだこのやろー！」一方「……」　でググれば前スレ出てくるかと


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一方「調子戻ったみてェだな」

佐天「おかげさまで……」

一方「けどこンなこともあるンだな」

佐天「はい？」

一方「バカは風邪ひかねェと思ってたが」

佐天「……フンッ」

一方「モガッ！？テメッ、離せ！鼻をねじるな！」

佐天「クリスマスのこと、まだ覚えてますからね」

一方「あれはオマエがいらンことするからだろ」

佐天「そっくりそのままお返ししますよー」

一方「チッ……」

佐天「へーんだ」




































番外（……なにこれ）

番外（家から帰ってきて聞きなれない声がするなーと思ったら）

番外（女連れ込んで何イチャついてんだあのやろー）

番外（しかもアイツこないだの……）

番外「……」

番外（黄泉川とかならとりあえず止めに入るんだろうけど）

番外（またとないチャンス）

番外「」●REC

番外（一方通行の弱みゲーッツ♪）

番外（覚悟しろ！はっはっはー）

一方「……」

一方（番外個体……か）

一方（いつもは日付が変わるまで遊んできやがるくせになンで今日に限って早ェンだよ）

一方（しょォがねェ。佐天にばれねェよォに追い出して……）

一方「……」

一方（イヤ、ちょォどいい）

一方（いつものお返しだ。ちょっとからかってやるか）

一方「どォだ？気分は」

佐天「え？えっと…ちょっとはマシ、ですかね」

一方「そりゃよかった」

ｷﾞｼｯ

佐天「ハイ？」

番外（ハイ？）

一方「なら軽い運動くらい、大丈夫だよな？」

佐天「えっ、えっ」

番外（女の子の上に馬乗りになって何言ってんのアイツ）

佐天「いやっ、ちょっ、運動って」

一方「なンだよ、ちゃんと説明しねェとわかンねェか？」

佐天「やっ、わかっ、わかりますけどっ////」

佐天「なん、なんで急に」

一方「だれもいねェ家で目の前に弱った女が転がってンだ」

一方「手ェださねェ理由はねェだろ」

番外（いやいやいやいやなんでだよ）

佐天「ででででもっ」

佐天「わ、私なんてまだ中学生ですし」

一方「こないだはベッドにもぐりこんでまで誘ってきたじゃねェか」

佐天「あ、あれはお酒に酔ってて」

一方「うるせェ散々煽った責任取りやがれ」

佐天「え…あ……」

番外（あばばばばばばｂｂｂｂｂｂｂｂ）

一方（……これでよくわかっただろ。人をおちょくった罰だ）

一方（さて、番外個体にもネタバレを……）

























佐天「……わかりました」ﾌﾟﾁｯ

一方「」

番外「」

一方（えっ）

佐天「そうですよね、やっぱり、私のせいですよね」ﾌﾟﾁﾌﾟﾁ

一方（いやいやいや）

佐天「わ、私、そういう経験なくて、怖い、ですけど」ﾌﾟﾁﾌﾟﾁ

佐天「一方通行さんになら…って」ﾊﾟｻｯ

佐天「だから…いい…ですよ……？」

一方（どうしてこうなった）

一方（どォする！？どォする俺！？）

一方（なンでこォなっちまうンだよォ！？）

一方（ちょっと脅かしてビビらせるだけだったのに）

一方（……このままネタバレしちまうか）

一方（だが……）

佐天「あ、あの……」

佐天「あんまり焦らされると……恥ずかしいです……////」

一方（言えねェェェェェェ！！）

一方（もォ完全に空気が完成しちまってるよ！！部屋中ピンク色だよ！！）

一方（番外個体はなにやってんンだよ！！頼む！！この空気をぶち壊してくれ！！）









番外「ﾊｧﾊｧﾊｧ」●REC

佐天「あ、あの……」

佐天「やっぱり、嫌……ですか？」ｼﾞﾜｯ

一方「え、あ、その」

一方（……いくしかねェ！！）

一方「……いくぞ」

佐天「ハイ……」

一方（南無三……！！）

佐天「……」




















佐天「なァーんつってなああああああああ！！」ｸﾞｻｯ

一方「おぎゃァァァァァァアアアアァァァ！！？？」

一方「いってェェェェェェエエエエ！！目が、目がァァァァアアアアアア！？」

佐天「ばーかばーか！！ひっかかってやんのー！！」

一方「てっ、テメェェェェェ……！！」

佐天「あれー？どうしたんですかー？まさか本気にしたんですかー？」

佐天「あんなクサい演技でひっかかるワケないじゃないっすかー」

一方「クソッタレがァ……！！」

佐天「やーいばーかどーｔ……」ﾄﾞｻｯ

一方「……オイ」

佐天「……ぎぼぢわるいよー」

一方「……ハァ」

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一方「落ち着いたか」

佐天「あい…なんとか……」

佐天「てゆーか今回は……」

一方「あー、ちょっと待て」

一方「……誰に言ってるかはわかるな？いますぐ消えろ」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…！！

佐天「い、今のって……」

一方「気にするな」

佐天「いやｄ」

一方「気にするな」

佐天「……ハイ」

ごめんやっぱ落とすわ。
見てた人すまぬ。もっと練れたらまた佐天通行で書く

えっ？ここで？ここまで来たならもう書いちゃいなよ。

>>28
HTML依頼出しちゃったお……
オチつけられんくなった。すんません

畜生、楽しみにしてたのに