マリオ「………」

クッパ「トチったな」

マリオ「い…」

マリオ「い…いぇーい！！」

クッパ「いぇーいじゃねえよ」

クッパ「まだ2日もあるぞ」

クッパ「出直してきなさい」

マリオ「マリオサンタからぁクッパくんにぃクリスマスプレゼントぉ」

クッパ「あ、そういうのがあんの」

マリオ「はい」

ｶﾞｻｺﾞｿ

マリオ「はいこれ」

クッパ「…ん？」

クッパ「なにこれ」

マリオ「ぎんなん」

クッパ「…あそう」

マリオ「やったね！やったね！」

クッパ「まあ一応好きだけど」

マリオ「なに？嬉しくないの？」

クッパ「いやまぁ……ぎんなんて」

マリオ「はいおめでとー！！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ」

クッパ「あーはいはいどうもどうも」

マリオ「さぁ」

クッパ「…ん？」

マリオ「ほら」

クッパ「……なに」

マリオ「ほら！」

クッパ「いやなに」

マリオ「お返し！」

クッパ「ねえよバカ」

マリオ「なんだってー」

クッパ「いやまだ買ってない」

マリオ「あ、はいはいそういうことですか」

クッパ「そういうこと」

クッパ「それじゃ」

マリオ「いやいや」

クッパ「もう用は済んだだろ」

クッパ「おやすみ」

マリオ「いやいやいやいや」

クッパ「なんだよもう」

クッパ「早く帰れよ玄関寒いんだから」

マリオ「かっ……帰らねぇよ！？」

クッパ「は？」

クッパ「もうワガハイ今日はしんどいのおやすみ」

マリオ「なっ」

ｶﾞｼ

クッパ「む」

クッパ「何してんの」

マリオ「閉めるの阻止」

クッパ「ドアから手を放せ」

マリオ「放さねぇよ！？」

クッパ「うるせえよ大声出すな」

クッパ「はいはい今日はもうおやすみなさい」

マリオ「ね、寝かせねぇよ！？」

クッパ「だから大声出すなって！」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

クッパ「はなせ」

マリオ「やだね」

クッパ「かえれ」

マリオ「い…や…だ」

ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ

ﾊﾞﾀﾝ

マリオ「あ…」

ﾋｭｩｩｩｩ……


マリオ「…ばかやろー」

マリオ「ばかやろうばかやろう！」

マリオ「もう知らねーよ！！」

ｶﾞﾁｬ

クッパ「騒ぐんだったら入れ」

クッパ「迷惑だろ」

マリオ「さすが亀さぁん…！！」

ﾊﾞﾀﾝ

マリオ「ああああウソウソ、今の嘘」

クッパ「…早く入れ」

マリオ「おじゃまします！！」

ﾊﾞﾀﾝ



マリオ「いやーやっぱり寒いな12月ともなると！」

クッパ「そうだな」

マリオ「あっ、こたつ出してんじゃん！」

マリオ「おじゃまします！！」

クッパ「…どーぞ」

マリオ「くあーっ」

マリオ「ぬっくぅぅぅぅぅ」

クッパ「外寒いからな」

マリオ「ですよねー……くぅーっ」

クッパ「…で」

クッパ「何しに来た」

マリオ「へ？」

クッパ「何しに来たんですか」

マリオ「いや…クリスマスだからさぁ」

クッパ「だから今日はクリスマスじゃねえって」

マリオ「…そう…だっ……た？」

クッパ「そうだって言ってるだろ」

マリオ「……マジか」

クッパ「おう」

マリオ「………」

マリオ「………ふぅー」

クッパ「だから何しに来たんだよ！！」

マリオ「あーあったけぇ」

クッパ「うぜえええええええええええええ」

マリオ「ふぅ」

クッパ「ふぅじゃねえよ」

クッパ「早く帰ってくれますか」

マリオ「腹減ったね」

クッパ「いや減らねぇよ」

マリオ「俺は減ったぞ」

クッパ「あーそう」

マリオ「………」

マリオ「クッパさーん」

クッパ「………」

マリオ「………」

マリオ「あの…」

マリオ「何か作ってぇ」

クッパ「お前絶対言うと思ったわ」

マリオ「でっへへ」

クッパ「作らん」

マリオ「ええええええええ」

クッパ「甘えるな馬鹿」

マリオ「そそそそんなぁ」

クッパ「………」

クッパ「このニュース終わったら帰れよ」

マリオ「………」

クッパ「………」

ｸﾞｩｩｩｩ…

マリオ「………」

クッパ「………」

マリオ「…あはは」

クッパ「………」

ｸﾞｩｩｩｩｩ…

クッパ「あーもうくそ！！」

クッパ「…残り物しかないぞ」

マリオ「ひゃっほおおおおおお」

クッパ「適当でいいだろ」

マリオ「いいですとも！！いいですとも！！」

クッパ「…じゃあ作ってくる」

マリオ「お願いしますぅ」

クッパ「あ」

クッパ「大人しくしてろよ」

クッパ「お前目を離すと危ないから」

マリオ「大丈夫大丈夫！！ささ、シェフはキッチンへ」

クッパ「本当だろうな」


クッパ「…まったく」

マリオ「らんららーん」

ｶﾞｻｶﾞｻ

ﾄﾝｯ､ﾄﾝｯ…

クッパ「なんでワガハイが、あいつに、メシを」

クッパ「しかも平日の夜中に」

クッパ「はぁ…」

クッパ「この性格直さんとな」

ﾄﾝ、ﾄﾝ、ﾄﾝ……



マリオ「うあ」

マリオ「あいつプレステ３買ってんじゃん」

マリオ「また上に怒られるぞ…」

マリオ「まぁ俺も欲しいけど」

マリオ「やーろぉっと」

マリオ「あれっ」

マリオ「ソフトないの？」

マリオ「えー……」

マリオ「もういいや、ニュースゼロ見よう」


マリオ「んー」

マリオ「みかんうめぇ」

マリオ「あーこりゃいいわ」

マリオ「冬の醍醐味ってやつですな」

マリオ「あははは」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

マリオ「ん？」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

マリオ「クッパー誰か来たー」

%

マリオ「クッパー」

クッパ「ちょっと今手が放せん」

マリオ「勝手に出るよー」

クッパ「おー」

マリオ「誰だろう、よいしょ…」

マリオ「はいはい今出ますー」

ｶﾞﾁｬ


ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵ

ヨッシー「あってめここにいやがったのか」

マリオ「ぎゃあ！！はっ、はっ、爬虫類！！」

ヨッシー「誰が爬虫類じゃコラ」

ヨッシー「ちょっとツラ貸せやああああああああ」

マリオ「待て、待て、ちょっと」

ヨッシー「お前何したか分かってんだろおなあああああ」

マリオ「分かってる、分かってるから、ちょっと」

クッパ「誰だー？」

マリオ「えっ、あっ、なんか、宅急便の人ー」

クッパ「あーそー」

ヨッシー「はぁ？」

マリオ「いやまあとりあえず入れ、静かに、静かにだぞ！！」

ヨッシー「は？いや俺は別にここに用は」

マリオ「いいから入れ、早く、早く！！」

ｶﾞﾀｶﾞﾀ！

ﾊﾞﾀﾝ


クッパ「なんか騒がしいな」

クッパ「…よし、でけた」

クッパ「…ずずっ」

クッパ「ワガハイは天才かもしれん」



ヨッシー「いってえ、いてえ離せ」

マリオ「静かに、静かに！！」

ヨッシー「お前だめだ、ちょっと一発殴らせろ」

マリオ「うっせえ今そんな状況じゃねぇよ！！ここ入れ！！」

ヨッシー「むがっ、いってえなふざけんなコラ」

マリオ「お前絶対こたつから出んなよ」

ヨッシー「はぁ！？」

マリオ「あっ来た」

マリオ「絶対しゃべんなよ！！絶対だぞ」

ヨッシー「はぁ！？意味わかんねえよ！！」

マリオ「うっせえ黙れ！！」

クッパ「あつつつ」

ｺﾄ

クッパ「大人しくしてただろうな」

マリオ「してた！」

クッパ「あーそう」

マリオ「いっ、いただきまーす」

マリオ「はふはふ、はぁーうめぇ、うめぇ」

クッパ「それ食ったら帰るんだぞ」

マリオ「はふはふ、俺ぞうすい大好き！！」

クッパ「あーそりゃよかったな」

クッパ「まったく…」

クッパ「よいしょ………」


クッパ「…ん？」

マリオ「ギクッ」

クッパ「なんだお前の足か」

マリオ「そうに決まってんだろ、やだなぁもう」

クッパ「ほら、早く食え」

マリオ「うん」

マリオ「はふはふ」

クッパ「…あー眠たい」

クッパ「疲れたなぁ今日は…」

ヨッシー「(うわくっせ！くっせぇっこの足！！！)」

マリオ「おいしいです」

クッパ「分かったから黙って食え」

マリオ「はい」

ヨッシー「(おぇぇぇぇぇぇぇ！！！)」

ヨッシー「(い、息が、息があああああああ)」

ｶﾞﾀｶﾞﾀﾝ

ヨッシー「ぶえあああああああああああああ」

クッパ「なっなんだ！？あ！！！」

マリオ「あっ………！！」

ヨッシー「ごほごほがは、ごっほうぉっほ！！！

ヨッシー「うぉえええええええええ」

クッパ「なんでお前がいるんだよおおおおおおおおお」

ヨッシー「無理無理無理無理！！氏ぬ！！氏ぬわこれ！！！」

マリオ「てめぇ何出てきてんだよ！！」

ヨッシー「こんなもん我慢できるかあああああ！！」

クッパ「いやいやいや！」

クッパ「ていうかいつから！？」

ヨッシー「つ、ついさっき…」

ヨッシー「あ、おじゃましまーす…」

クッパ「何勝手に入ってんの…？」

マリオ「てめぇ勝手に入ってんじゃねえぞ！！」

ヨッシー「お前が入れたんだろが糞ヒゲええええええ！！！」

マリオ「ああ！？」

マリオ「礼儀ってもんを知れよ！！！」

ヨッシー「はいお前頃す！！！」

ぼかすかぼかすか

クッパ「ああああ鬱陶しいいいいいいい」

クッパ「外でやれお前ら！！！！」

マリオ「はぁはぁはぁはぁ」

ヨッシー「はぁはぁはぁはぁ」

クッパ「お前らほど面倒くさい奴ら珍しいぞ！！」

ヨッシー「ち、違うんだよクッパちょっと聞いてくれ」

マリオ「いや違うんだちょっと聞いてくれよ」

クッパ「ああああああああ」

ヨッシー「お前が悪いんだからな！！」

マリオ「はぁ！？雑炊食べてただけですけど！？」

ヨッシー「その前だろおおおおおおおおお」

ぼかすかぼかすか

クッパ「分かった、分かったから暴れんな」

クッパ「もう疲れてしんどいからやめて」

マリオ「や、やめろよ！！」

ヨッシー「お前マジで頃すからな！！！」

マリオ「ああー？聞こえませんなあ？」

ヨッシー「ギリギリギリギリ…！！」

クッパ「もう頼むからやめてくれ…」

マリオ「クッパが嫌がってんだろ！！」

ヨッシー「ちっ………」

クッパ「はぁ………」

クッパ「なんなんだ、この原因は」

ヨッシー「違うんだよ、こいつがさぁ」

マリオ「聞こえませんなあ聞こえませんなあ！！！」

クッパ「ちょっと黙れお前は」

マリオ「はい」

ヨッシー「こいつだよ全ての原因は！！」

マリオ「言ってみろよ」

ヨッシー「こいつ約束放ったらかしなんだよ」

ヨッシー「てめぇが10時に来いって言うから俺待ってたんだぞ！！！」

ヨッシー「クソ寒い中トナカイの格好で！！！」

クッパ「…そういえば恥ずかしい格好だな」

ヨッシー「そうなんだよ」

ヨッシー「お前なんで来なかったんだよ！！！」

マリオ「馬鹿じゃねぇのその格好」

ヨッシー「ああああああああ」

クッパ「ちょっやめろやめろ！」

ヨッシー「ふぅーっふぅーっ！！！！」

ヨッシー「お前がこれで来いっつったんだろ！！！」

マリオ「ああ言ったね！！ああ言ったね！！」

マリオ「けどなあお前！」

ヨッシー「なんだよ」

マリオ「…ソリどこにあんだよ！！！」

ヨッシー「そ、それはなぁ！」

マリオ「肝心のソリ忘れてんじゃねぇぞ！！！」

ヨッシー「そ、そんなもんすぐに用意できるわけねぇだろ！！！」

ヨッシー「つーかお前が約束忘れてんじゃねぇよ！！！！」

マリオ「あー雑炊うめぇ！！あー雑炊うめぇ！！」

クッパ「雑炊は今置いときなさい」

マリオ「はい」

ヨッシー「てめぇがサンタさんごっこやろうっつったんだろ」

ヨッシー「俺これハンズで買ったんだぞ！！！！」

ヨッシー「どうすんだよこれ！！」

マリオ「そ、そんなもん知らねぇよバカ」

マリオ「第一お前も電話でテンション上がってたじゃねぇかよ」

ヨッシー「そりゃそうさ、楽しそうだもん！！」

マリオ「た、楽しそうだろ！？」

ヨッシー「あ、ああ楽しそうだねぇ！」

マリオ「やりたいだろサンタさんごっこ！」

ヨッシー「ああやりたいねぇ！やりたくて仕方ないねぇ！！」

マリオ「…友よ」

ｶﾞｼ

ﾍﾟﾁﾝ

ヨッシー「ガシじゃねえよ」

マリオ「いってぇ……」

ヨッシー「お前俺はどれだけ寒い思いを」

ヨッシー「…え？」

マリオ「いっ…てぇ………」

ヨッシー「………」

ヨッシー「…大丈夫？」

マリオ「…いたい」

ヨッシー「やりすぎたね、ごめん」

マリオ「…いいよ」

マリオ「ごめんね」

ヨッシー「いいよ」

クッパ「…なんだよこれ」

ｸﾞｩｩｩｩｩ…

ヨッシー「……は…はは……」

クッパ「はぁ……」

クッパ「腹減ってんだな」

ヨッシー「…申し訳ない」

クッパ「…温めてくるから待ってろ」

ヨッシー「あ、どうもすいません、いつもいつも」

マリオ「よかったね」

ヨッシー「うん」

クッパ「はぁ…」

ヨッシー「まっだかっなまっだかなーん」

マリオ「あ！来た来た来た！」

クッパ「ん」

クッパ「熱いぞ」

ｺﾄ

ヨッシー「ありがとうございます、いただきます」

ヨッシー「はふはふ、うま、うま！！」

マリオ「よかったね」

ヨッシー「はふ、はふ、よかった、はふ」

クッパ「それ食ったら帰るんだぞ、本当に」

ヨッシー「はひ」

マリオ「いいなぁ熱いの」

マリオ「…せーの」

二人「ごちそーさまでした」

クッパ「はいはい」

クッパ「あーいいからいいから、置いといて」

ヨッシー「いや、浸けときます」

クッパ「もういいってのに」

クッパ「お前と大違いだぞ」

マリオ「んえ？」

クッパ「…もういい」


ヨッシー「うーさむさむ」

ヨッシー「よいしょ」

ヨッシー「あーあったかい」

マリオ「寒いよなぁ今日」

ヨッシー「なー」

クッパ「………」

クッパ「あの」

マリオ「あ！！ケーキ持ってきてるんだった！！」

ヨッシー「マジでか」

クッパ「え……」

マリオ「すっかり忘れてたー」

クッパ「いや………」

クッパ「……まぁいいか」

クッパ「(ワガハイも…なんだかんだで寂しかったし…)」

ヨッシー「なに？」

クッパ「いや、なんでもない」

ﾄﾞｻ

ヨッシー「うわでっけぇ！」

クッパ「おー」

マリオ「俺GJって言って、ねぇねぇ」

ヨッシー「………」

クッパ「………」

マリオ「なんだよ！！」

ヨッシー「開けよ」

クッパ「皿とか持ってくるわ」

マリオ「素直じゃねえやつらだ」
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

マリオ「あっちょっと俺が開けたかったのに」

ヨッシー「いいじゃんいいじゃん」

ヨッシー「うおおおおうまそおおおおおおおおお」

マリオ「俺が開けようと…ってうまそおおおおおおおおお」

クッパ「よいしょ」

クッパ「おおっ。こりゃ上等なケーキだなぁ」

マリオ「クッパ！俺が切る！」

クッパ「分かった分かった」

ヨッシー「えー」

マリオ「なんだよ」

ヨッシー「ちゃんと切れんのー？」

マリオ「切れるし」

ヨッシー「えー？」

クッパ「切りたいんだろ、ヨッシーも」

ヨッシー「…いやそうとは言ってないけどさぁ」

マリオ「じゃあ二人で切ろーぜ」

ヨッシー「そ、そうね」

クッパ「そーっとだぞ、そーっと」

マリオ「うむ」

ヨッシー「なんか緊張する」

そー……

マリオ「ケーキ、入刀」

ヨッシー「ぶっ」

ｸﾞﾁｬ

クッパ「ああああああああ」

マリオ「ええええええええ」

ヨッシー「ちょ、余計なこと言うからだろ！！」

マリオ「ふ、普通言うだろケーキ入刀って！！」

ヨッシー「はぁ！？お前なんかと愛の共同作業したくねぇよバカ」

マリオ「だ、誰が愛の共同作業なんて言った！」

ヨッシー「結婚式じゃん！！それ言ったら結婚式じゃんか！！」

クッパ「あーあー、ちょっと貸せ、整えるから」

マリオ「今結婚式なんか開いてねぇだろ！」

ヨッシー「だーかーらー！今は違うけど結婚式で言う言葉なの！」

マリオ「そ、そんな決まりないし」

ヨッシー「いや！親戚の結婚式でも友達の結婚式でもケーキ入刀は言ってたね」

マリオ「…それがなんの根拠になるんすか」

ヨッシー「………」

マリオ「バカは口を慎め」

ヨッシー「お前ほどバカじゃねぇよ！！」

マリオ「うっせえ哺乳類じゃないくせに！！」

ヨッシー「それ今関係ねぇだろおおおおおお！！」

あーだこーだあーだこーだ

クッパ「あーもううるせぇ」

クッパ「でけたぞ」

ヨッシー「わほぉう」

クッパ「はいヨッシー、はいマリオ」

クッパ「おし」

マリオ「うわぁうまそ」

三人「いたーだきーます」

はむっ

クッパ「おお、なかなか」

マリオ「うんまぁぁぁ」

ヨッシー「きゃぴきゃぴぃきゃぷぅ」

マリオ「…なに今の」

ヨッシー「なんか、うますぎて64の時思い出しちゃった」

クッパ「あーあの絵本のやつな」

クッパ「しかしこんなケーキ、一体どうしたんだ」

マリオ「え？ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

マリオ「いやなんか、ピーチ姫にもらった」

クッパ「え？」

クッパ「あんたピーチちゃんと会ってんの？」

マリオ「うんﾓｸﾞﾓｸﾞ」

ヨッシー「うめぇ、うめぇ」

マリオ「おかわりはさせねぇよ！？」

ヨッシー「…びっくりした」

ヨッシー「いやいいじゃん」

マリオ「させねぇよ！？」

ヨッシー「我が家見たんだろ」

マリオ「うん」

マリオ「おもしれーよな、あいつら」

ヨッシー「な」

マリオ「いやいやさせねぇよ！？」

ヨッシー「もークッパー」

クッパ「お前うるさい」

マリオ「はい」

ヨッシー「うは、うめぇｗｗ」

クッパ「ていうか…ピーチちゃんどうしてんの今」

マリオ「もぐもぐ」

マリオ「なんかお菓子の学校みたいなやつ行ってる」

クッパ「えっ、城は！？」

マリオ「売ったっぽい」

クッパ「あーそうかいな…」

クッパ「あの子も大変なんだなぁ」

マリオ「ふぅー…」

クッパ「ぺろっといったな」

ヨッシー「うまかったぁー」

クッパ「うむ」

マリオ「さて寝るか」

クッパ「待てこら」

マリオ「え？」

ヨッシー「何言ってんだよまだ寝ないよなぁクッパ！」

クッパ「いやそうじゃなくてな」

クッパ「…帰りなさいよ」

マリオ「えー………」

ヨッシー「…しょうがないよ、帰ろ」

マリオ「………うん」

クッパ「…あら？」

ヨッシー「ごちそうさまでした」

マリオ「…おやすみ」

クッパ「いやいやいやいや、待て、待て待て！！」

ヨッシー「え？」

クッパ「いやぁ、そんなあっさり、なぁ、その」

ヨッシー「へ？」

マリオ「………」

クッパ「か、帰るのはやっぱり、な、あの」

マリオ「…じゃあいていいの？」

クッパ「あーうん、そう、そうだな、そうなんだよ」

ヨッシー「もー帰れって言ったりどっちだよー」

クッパ「(あー……素直じゃないなぁワガハイ)」

マリオ「帰らなくていい？」

クッパ「う、うむ」

マリオ「じゃあ泊まっていいの？」

クッパ「う……うむ」

マリオ「じゃあさ、一生いていいの？」

クッパ「いやそれは…」

マリオ「いぇぇぇい！！」

マリオ「泊まりだぜ泊まり！！」

ヨッシー「…いいんすか」

クッパ「い、いい」

ヨッシー「や……」

ヨッシー「やったぁぁぁぁｗｗｗ」

マリオ「おお、テンション上がったなぁお前ｗｗｗｗ」

ヨッシー「上がるに決まってんじゃん決まってんじゃんｗｗｗｗｗ」

クッパ「あーこらあんまり騒がないように」

マリオ「わあああｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「っちょお前騒ぐんじゃねぇよｗｗｗｗ怒られんぞｗｗｗｗｗ」

マリオ「お前も静かにしろよｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「うっせえよｗｗｗｗｗしーｗｗｗしーだぞｗｗｗｗｗ」

マリオ「しーなｗｗｗｗｗしーｗｗｗｗｗ」

クッパ「風呂沸かしてたっけな」

ヨッシー「あー、いやいやお気遣いなく」

クッパ「いや、せっかくだから入っていけ」

クッパ「それに汚いぞ」

ヨッシー「あー…そ、そうね」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

クッパ「沸いたぞ」

クッパ「入ってこい」

マリオ「行こ行こｗｗｗｗ」

ヨッシー「ひゃーいｗｗｗｗｗ」

マリオ「あれ？」

クッパ「ん？」

マリオ「クッパは？」

クッパ「ワガハイはいい」

マリオ「なんでだよ」

クッパ「いや、後で入る」

マリオ「いやいや、一緒に入ろうな」

クッパ「ワガハイはいいって」

マリオ「入ろう、な」
ｸﾞｲ

クッパ「いたたたた」

ｶﾞﾗ

ヨッシー「よっ、大将ｗｗｗｗｗ」

マリオ「はえーよお前ｗｗｗｗｗ何先入ってんだよｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「うっせえさみーんだよｗｗｗｗｗｗｗ」

マリオ「とうっ」

ﾊﾞｼｬｰﾝ

ヨッシー「っわいってえｗｗｗｗｗ」

マリオ「ぶあー」

マリオ「えーなにこのちょうどいい塩梅ｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「ちょうどいいあんばいｗｗｗｗｗあんばいあんばいｗｗｗｗｗ」

クッパ「………」

マリオ「あれ、なにしてんの」

マリオ「早く入れよー」

クッパ「…うむ」

ヨッシー「何隠してんだよぉｗｗｗｗｗとうｗｗｗｗ」

クッパ「あっ」

ﾊﾞｯ

マリオ「ぶー！！！！」

ヨッシー「…………」

マリオ「でけええええええええええええｗｗｗｗｗｗｗｗ」

クッパ「…うるせ//////」

マリオ「何それｗｗｗｗｗ腕？ｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「………モンスターや」

クッパ「く…くそぉ」

クッパ「バレちまったからには仕方ねぇ」

クッパ「とうｗｗｗｗｗｗｗｗ」

マリオ「うわｗｗｗｗｗくんなｗｗｗｗ」

ヨッシー「ぎゃあああああああフライングモンスタアアアアアア」

ﾊﾞｯｼｬｱｱｱｱｱｱﾝ

マリオ「ぶえあｗｗｗｗしぶきハンパねぇｗｗｗｗｗ」

クッパ「っぶわぁー」

ヨッシー「あんた…なんちゅうもんぶらさげとんねや…」

クッパ「え？ぐわはははは」

マリオ「あーお湯が少なくなっちゃったじゃんｗｗｗ」

クッパ「え、あーわりぃｗｗｗｗ」

ヨッシー「体積やべぇぇぇｗｗｗｗｗ」

クッパ「うるせぇよｗｗｗｗ」

マリオ「出てけデカチンｗｗｗｗｗ」

クッパ「なんだとこらｗｗｗｗおらぁｗｗｗｗｗ」

ぎゅぅ

マリオ「いだあああああああ俺のスーパーキノコがあああｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「キャアアアアアアアアアｗｗｗｗｗｗｗ」

クッパ「ぐわはははははははｗｗｗｗｗｗｗｗ」

クッパ「がははははは」

マリオ「俺もうお嫁に行けねぇｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「嫁に行ってどうすんだよｗｗｗｗｗｗｗ」

クッパ「がははははｗｗｗｗ」

ヨッシー「でも…いい嫁欲しいなぁ」

マリオ「お前には一生できねぇから心配すんな」

ヨッシー「はぁ！？できるし」

マリオ「誰がトカゲなんかと」

ヨッシー「表出ろやコラアアアアアアア」

マリオ「やったらあああああああああ」

クッパ「こいつらほんと馬鹿だｗｗｗ」

ヨッシー「あーいい湯だった」

マリオ「オッサンか！」

ヨッシー「オッサンはお前だろ」

マリオ「なんだとこらー」

ヨッシー「欧米か！」

マリオ「…いや、違うだろ」

ヨッシー「すまん、トチった」

マリオ「そこはもうちょい我慢しないと…」

クッパ「ん」

クッパ「ヤクルト飲め」

マリオ「やったぁ」

ヨッシー「うわぁありがとござまーす」

ゴクゴクゴクゴク

ヨッシー「っくぁー！！！」

クッパ「うまいな」

ヨッシー「俺ヤクルトはジョッキでグイッといきたいね」

マリオ「わかるわかるｗｗｗｗ」

マリオ「それに応えてくれるのがピルクルだよなｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「そうなんだよなｗｗｗｗｗｗ」

クッパ「でも腹壊すぞー」

マリオ「マジでか」

クッパ「一回10本ぐらいまとめて飲んだときは氏ぬかと思ったな」

ヨッシー「なんか…案外子供っぽいことするんだな、クッパ」

クッパ「そうか？」

マリオ「さすがの俺でもしないよそれは」

クッパ「うむむ…」

マリオ「子供なんだよ、こう見えて」

クッパ「ち、違うわ」

ヨッシー「いやいや、いいんでねーの。それぐらいが」

クッパ「だ、だよなぁ」

ヨッシー「女はギャップに弱いしな」

マリオ「何トカゲもどきが分かりきった口きいちゃってんの」

ヨッシー「あぁ！？」

マリオ「んもぅ、すぐ血圧上がるんだからぁ」

ヨッシー「てめぇトカゲはいいけどトカゲもどきは許さんぞ」

マリオ「なんのプライドだよｗｗｗｗ」

クッパ「はいはい、もう上あがれ、寝るぞ」

クッパ「ヨッシーそっち持ってくれ」

ヨッシー「あい」

クッパ「よいしょ…ふぅ」

ﾎﾞﾌ

マリオ「ふぁーっ、フカフカじゃん！！」

ヨッシー「俺も俺もｗｗｗｗ」

ﾎﾞﾌ

ヨッシー「うわほんとだｗｗｗｗフカフカｗｗｗｗ」

マリオ「なｗｗｗなｗｗｗｗ」

クッパ「よし、ワガハイも」

マリオ「待て、待て待て待て！！！」

ﾎﾞｺﾞﾝ

ﾐｼ

ヨッシー「わああああああｗｗｗｗｗｗｗ」

ヨッシー「今ミシッっていったｗｗｗｗミシッってｗｗｗｗ」

クッパ「…やべぇ」

マリオ「はしゃぐなよでかいんだから！」

クッパ「すまん」

ヨッシー「いいじゃんいいじゃんｗｗｗｗバカばっかりでｗｗｗｗｗ」

クッパ「い、一緒にするな」

マリオ「バカじゃんｗｗｗｗｗ」

クッパ「うるせぇ」

ヨッシー「あーでも布団で寝るの久しぶりだなぁ」

マリオ「俺も俺も！」

クッパ「お前はしょっちゅう泊まりに来てるだろ」

ヨッシー「えーいいなー」

マリオ「えっへへー」

マリオ「お前もしょっちゅう来ればいいのに。なぁクッパ」

ヨッシー「い、いいんすか」

クッパ「う…うむ」

ヨッシー「よっしゃあああ」

マリオ「おおおおテンション上がってきたｗｗｗｗ」

ヨッシー「わああああｗｗｗｗｗ」

クッパ「スパー……」

マリオ「あっ」

マリオ「タバコ吸うな」

クッパ「えっ」

マリオ「布団でタバコいくない」

クッパ「は、はい」

ｺﾞｼｺﾞｼ

マリオ「タバコだめだぞ」

クッパ「わかってる」

マリオ「ほんとにわかってる？」

クッパ「ああわかってる」

マリオ「ガンで氏んじゃうぞ」

クッパ「わかってる」

マリオ「ったく」

ヨッシー「へー」

マリオ「なんだよ」

ヨッシー「なんでもねぇや」

ヨッシー「おらっ氏ねぇｗｗｗ」

ﾎﾞﾌｯ

マリオ「がっ」

マリオ「てめぇ枕投げやるなら先言えよｗｗｗｗ」

マリオ「うおりゃあっ」

クッパ「ふあー疲れた……」

クッパ「ワガハイはもう寝るぞ」

マリオ「おやすみ！」

ヨッシー「おやすみ、てめぇいてぇじゃねえか」

マリオ「うははーん」

ヨッシー「このやろおおお」

ﾎﾞﾌｯ

マリオ「いってぇｗｗｗｗチャックのとこかすったｗｗｗｗｗ」

マリオ「おらぁぁっ」

ﾎﾞｽ

ヨッシー「いっ」

マリオ「どんなもんじゃあｗｗｗ」

ヨッシー「いって………」

マリオ「………え？」

マリオ「え？」

ヨッシー「お前顔面はいてぇよぉ………」

マリオ「え………うそ」

ヨッシー「お前目に硬いとこ当たったんだよぉ……」

マリオ「えー、うそ、ごめん」

マリオ「…大丈夫？」

ヨッシー「いてぇよ」

マリオ「目開けてみ」

ヨッシー「いてて……」

マリオ「あーちょっと赤くなってる」

ヨッシー「血出てない？」

マリオ「うん出てない」

ヨッシー「よかった…」

マリオ「ごめんな」

ヨッシー「いいよ、別に」

マリオ「…寝よっか」

ヨッシー「うん」

マリオ「大丈夫？」

ヨッシー「大丈夫」

マリオ「さむっ」

ヨッシー「毛布あるよこっち」

マリオ「あーありがと」

ヨッシー「一緒に使お」

マリオ「うん」

ヨッシー「………」
マリオ「………」

二人「でへへー」

マリオ「仲良しな、俺ら」

ヨッシー「仲良し仲良し」

マリオ「おやすみ、トカゲ」

ヨッシー「お、一言余計だ」

…ｸﾞｵｰ ｸﾞｵｰ


マリオ「………」

マリオ「ヨッシー寝た？」

ヨッシー「寝てない」

マリオ「なんだ」

ヨッシー「だってあいつうるせぇもん」

マリオ「全く図体に似合ういびきかきやがるよな」

ヨッシー「なぁ」

マリオ「………あのさぁ」

ヨッシー「ん？」

マリオ「お前さぁ」

ヨッシー「うん」

マリオ「今好きな人いる？」

ヨッシー「なに急に」

マリオ「いや、ちょっと修学旅行っぽいじゃん」

ヨッシー「確かになｗ」

マリオ「で、いんの？」

ヨッシー「んーとなぁ」

マリオ「うん」

ヨッシー「い………る！」

マリオ「うおマジでか」

ヨッシー「片想いだけどな」

マリオ「で、誰」

ヨッシー「それは言わない」

マリオ「なんだよ教えろよｗｗｗ」

ヨッシー「やだよｗｗｗｗ」

マリオ「頼むってぇｗｗｗｗ」

ヨッシー「えー………言わない？」

マリオ「言わない言わない！」

ヨッシー「絶対だぞ」

マリオ「絶対絶対！」


ヨッシー「…ロゼッタちゃん」

マリオ「えっあの駅前のコンビニで働いてる？」

ヨッシー「そう」

マリオ「あーあの子かわいいもんなぁ」

マリオ「なんだ、なんか結構マジなんだなｗｗｗｗ」

ヨッシー「な、なんだよそれ」

マリオ「いやてっきりキャサリンみたいなこと言うのかとｗｗｗ」

ヨッシー「ふざけんなｗｗｗｗ」

マリオ「はははｗｗｗｗなーんだそうなのかー」

マリオ「そーかそーか」

マリオ「おやすみ」

ヨッシー「いやいやいやいや」

ヨッシー「逃げてんじゃねえよ」

マリオ「なんだよ」

ヨッシー「お前も教えろよ」

マリオ「………絶対やだ」

ヨッシー「やだ何それ！子供！！」

マリオ「うるせぇ嫌なもんは嫌なの」

ヨッシー「えええええええ」

ヨッシー「ふざけるのもいい加減にしてくださいよ」

マリオ「俺はいいの！はい、おやすみ！」

ヨッシー「えー何それ！えー！」

ヨッシー「俺言ったんだぞ！！」

マリオ「………」

マリオ「………誰にも言わない？」

ヨッシー「言わない」

マリオ「………笑わない？」

ヨッシー「笑わない」

マリオ「…………」

マリオ「あーだめだ、だめだわやっぱ」

ヨッシー「なんっだよそれ！！いいじゃん言えよ早く！！！」

マリオ「えー……………」

マリオ「言わなきゃだめか？」

ヨッシー「だめに決まってるじゃないか」

マリオ「うぇー…………」

マリオ「………本当に笑わない？」

ヨッシー「何べん言わせんだよ、笑わないって」

マリオ「えー……………」



マリオ「……………あれ」

ヨッシー「………え？」

マリオ「……あれ」

ヨッシー「あれ？」

マリオ「………うん」

クッパ「ぐおーっ、ぐおーっ」

ヨッシー「え………」

ヨッシー「あ、あれって…あれ？」

マリオ「…そう」



ヨッシー「ええええええええ！？」

マリオ「ほらやっぱな」

ヨッシー「いや、え、マジで？」

マリオ「…マジです」

ヨッシー「ええええ………」

ヨッシー「うそーん………」

マリオ「だよな、だよな」

マリオ「あーあ、もうおやすみ！」

ヨッシー「いや、いやそういうのじゃなくて」

マリオ「…だって今確実に引いたじゃん」

ヨッシー「いや、引いたっていうか………びっくり……した」

マリオ「びっくり………するよな」

マリオ「…………」

ヨッシー「いやだからそんなんじゃないって」

ヨッシー「大丈夫大丈夫」

ヨッシー「もう把握したから」

マリオ「は、把握した？」

ヨッシー「そう、そういうのも、ありだ」

マリオ「あり…なのか？」

マリオ「ありなの？」

ヨッシー「ありあり！ドーンと胸張ってけよドーンと！」

マリオ「そ、そうか」

マリオ「そうだよな、うん」

マリオ「ありがとよ」

ヨッシー「おう！」


ヨッシー「(やっべぇうわどうすんのこれホ〇だよな、これホ〇だよな、うわああああああ)」

マリオ「やっぱ…おかしいと思っただろ」

ヨッシー「………すまん」

ヨッシー「いささか思ってしまった」

マリオ「まぁそれが普通だよな」

マリオ「俺どうかしてるんだ」

ヨッシー「いや別にそういうことじゃないけどな、うん」

ヨッシー「でも……なんでなの」

ヨッシー「この亀親父のどこを好きになったのよ」

ヨッシー「まぁあんたも髭親父だけどな」

マリオ「そ、そこはキャラ設定上仕方ないことだろ」

マリオ「うーん………どこだろな」

ヨッシー「思いつくの言ってみ」

マリオ「……例えば…」

マリオ「…優しいとこだな」

ヨッシー「………それとか？」

マリオ「うーん……」

ヨッシー「(やべぇ優しいとことか言ってる、やべぇ、超笑い飛ばしてぇ)」

ヨッシー「(いやだめだ、親友が本気なんだからそれはいくらなんでも)」

マリオ「でかいとことか」

ヨッシー「…ま、まぁあらゆるところがでかいわな」

マリオ「………/////」

ヨッシー「(えええええええ赤くなってるぅぅぅぅぅなんでぇぇぇぇぇぇぇ)」

マリオ「あと…なんかほっとけないとことか」

ヨッシー「あーそれな」

ヨッシー「俺今日思ったわ」

マリオ「なにを」

ヨッシー「結構お前がクッパのこと気にかけてたりするんだなって」

マリオ「そりゃまぁ…」

ヨッシー「そうか………」

ヨッシー「いやーしかしびっくりしましたね」

ヨッシー「ものすごくびっくりです」

マリオ「内心爆笑してんだろ」

ヨッシー「ええ、そりゃもう笑い氏にしそうなくらい笑いたいですね」

マリオ「やっぱりなｗｗｗｗｗ」

マリオ「あーでもなんかすっきりしたな」

ヨッシー「言えたから？」

マリオ「うん」

ヨッシー「いやいや、まだ本当に言えたことにはなってないでしょうよ」

マリオ「え…？」

マリオ「つまり…そういう……こと？」

ヨッシー「あったりまえでしょうよ」

マリオ「いやいやいやいや絶対無理、無理無理」

ヨッシー「じゃあ一生そのままでいいのかよ」

マリオ「このままで………いい」

ヨッシー「ふざけんなよお前は女か」

マリオ「う、うるせぇ、今ぐらいが一番幸せなんだよ！！」

ヨッシー「俺が言っといてやろうか」

マリオ「お前それはダメだ、ぶっ飛ばすぞ」

ヨッシー「じゃあ自分で言えよ」

ヨッシー「付き合ったりしたいんだろ？おお？」


マリオ「そりゃまぁ付き合ったりなんやかんやも…」

ヨッシー「なんやかんやしたいんだろ？」

マリオ「…………したい」

ヨッシー「うぉぉぇぇぇぇぇぇ」

マリオ「お前聞いといて失礼なやつだな！！」

ヨッシー「すまん、つい本音が」

ヨッシー「じゃあ明日言おう」

マリオ「ええええ明日は」

ヨッシー「早いほうがいいだろ、クリスマスとかあるし」

マリオ「まぁ…………そうだけど」

ヨッシー「じゃあ明日な」

マリオ「………」

ヨッシー「頑張れ、言わなきゃなんにも始まんないぞ」

マリオ「そうだ…な」

マリオ「よし、明日だ」

マリオ「明日言おう」

ヨッシー「おっけーおっけー」

ヨッシー「じゃあもう寝よう」

ヨッシー「ねみーわ」

マリオ「うん」

マリオ「ヨッシーさん」

ヨッシー「なんですか」

マリオ「ありがとう」

ヨッシー「いいってことよん」

マリオ「ちくしょーお前大好きだ」

ヨッシー「なはは」

ヨッシー「おっと、俺は対象外にしてくれよ」

マリオ「わかってるわアホ」

ヨッシー「おやすみー」

マリオ「おやすみー」

クッパ「ぐおーっ、ぐおーっ」

クッパ「ぐおーっ、ぐ、ぐおーっ」

クッパ「(そんなこと思ってたのか…マリオのやつ…)」

よくあさ


クッパ「起きろおおおおおおおおおおおお」

ヨッシー「うあっえっ何！？空襲！？」

クッパ「おはよう」

ヨッシー「あ、おはよう」

ヨッシー「びっくりしたー……」

マリオ「ぐー、ぐー」

クッパ「そいつ起こしといて。ワガハイ朝飯作ってくる」

ヨッシー「えー、だりー」

ヨッシー「起きろよ糞ヒゲー」

ヨッシー「…起きろよホ〇」

マリオ「なんだとコラ」

ヨッシー「お……おはよ」

マリオ「おはよ」

二人「いったらっきまーす」

クッパ「はい」

もしゃもしゃもしゃもしゃ

ヨッシー「うめぇ！」

マリオ「うめぇ！」

クッパ「こぼすなよ、ほら」

ヨッシー「あ！！！」

クッパ「ん？」

ヨッシー「俺今日朝から仕事だった！！やっべ」

クッパ「おいおいおいおい」

ｶﾞﾀﾝ

ヨッシー「わっちょっやばっ、クッパ、ありがとうございました」

クッパ「い、いえいえ」

ヨッシー「やっべやっべ、またな、マリオ、うーわやっべぇ」

ヨッシー「がんばれよﾎﾞｿｯ」

マリオ「え？」

ヨッシー「おじゃましましたーっ」

ﾊﾞﾀﾝ


マリオ「え…………」

クッパ「慌ただしい奴だな」

マリオ「えー……」

クッパ「もぐもぐ」

マリオ「…………」

クッパ「………ん？」

クッパ「どうしたんだ、食わないのか」

マリオ「いや、食うよ、うん」

クッパ「ぼーっとしてるぞ。寝ぼけてんのか」

マリオ「………うん」

クッパ「……………」

マリオ「(どどどどどどうしよどうしよ)」

マリオ「(やばいやばいやばいやばいやばい)」

マリオ「…………」

クッパ「………もぐもぐ」

マリオ「(がんばれ、俺がんばれなんかしゃべれ)」

マリオ「い、いただきまーす」

クッパ「さっき言ってたぞ」

マリオ「あ、そうだった、はは」

クッパ「寝ぼすけ」

マリオ「たははー……」

クッパ「………」

マリオ「………」

マリオ「…あ、あのさぁ！！」

クッパ「………はい」

マリオ「い、いい、天気だ、だな」

クッパ「……そうだな」

クッパ「大丈夫かお前、熱は」

マリオ「だ、だいじょぶ大丈夫…」

ﾋﾟﾄ

マリオ「だ………！！」

クッパ「ん？なんかちょっと熱くないか」

マリオ「だ、大丈夫、大丈夫」

クッパ「そうか」

クッパ「もぐもぐ」

マリオ「(ああああああもう心臓出かけたあああああああああ)」

マリオ「(ふぅー、ふぅーっ、落ち着けーっ)」

マリオ「あ…」

マリオ「あの…さぁ」

クッパ「なんだ」

マリオ「その…………」

マリオ「あの………」

クッパ「なんだ？」

マリオ「俺………」

クッパ「………」

マリオ「俺………クッパが」

クッパ「………」

マリオ「クッパが………」

マリオ「クッパが…………」

クッパ「……………」

マリオ「お、俺クッパが」

マリオ「クッパが……………ｸﾞｽ」

クッパ「………」

マリオ「ぐす、クッパがさぁ…………ちくしょー…」

クッパ「………もういい」

クッパ「昨日………聞いてた」

マリオ「ｸﾞｽ…………え」

クッパ「全部わかってるから」

マリオ「………」

クッパ「心配すんな」

クッパ「…ワガハイが毎日うまい味噌汁作ってやる」

マリオ「…………え」

クッパ「………ほら、食え、な」

マリオ「う………うん！」

おわり

たまにはこんなほのぼのもいかがでしょうか

本当は早めに終わらせたかったけど、なんか盛り上がりすぎた
まぁクリスマスイブに変態なことはさすがに書けませんね