1: 2017/05/02(火) 20:41:10.05

小鳥さんと一緒に悪ふざけするだけの短編集で

2: 2017/05/02(火) 20:42:37.89

【ミルク派】


― 765プロ事務所 ―

P「……」カタカタ

P「ふぅ。終わった…」

小鳥「お疲れ様ですプロデューサーさん」ニコッ

小鳥「はいどうぞ。コーヒーです」

P「いつもすみません小鳥さん」ニコッ

小鳥「いえいえ。お砂糖とミルクはどうしますか?」

P「ミルクで」

小鳥「はは! なぁおい聞いたか! ミルクだってよぉ!」

P「……」

3: 2017/05/02(火) 20:46:33.62
小鳥「おいおい。ここはバーだぜ坊や」ニヤッ

P「……」

小鳥「ミルクが飲みたきゃママに頼んでおっOいでも吸わせてもr」

P「……」サッ (ボールペン)

小鳥「なっ! まさかそいつは…っ!」

P「ふっ…」ニヤッ

小鳥「3本入り100円で売っている…普通のボールペン、だと…っ!?」

P「こいつで落書きされたくなかったら、俺の目の前から今すぐ失せるんだな」

小鳥「ひぃ~!」

P「はぁ。やれやれ…」



やよい「なんだかプロデューサーと小鳥さん、すっごく楽しそうだね」ニコッ

伊織「バカが移るから見ちゃダメよ、やよい」

4: 2017/05/02(火) 20:47:38.00

【サタデーナイト残業フィーバー】


― 765プロ事務所 ―

P「……」カタカタ

小鳥「……」カタカタ

律子「……」カタカタ

P「……」カタカタ

小鳥「……」カタカタ

律子「……」カタカタ

P「ぐはぁ…!!」

小鳥「プ、プロデューサーさん!?」

律子「……」カタカタ

5: 2017/05/02(火) 20:48:30.99
P「へ、へへ…」

P「どうやら…俺はここまで、の…ようだ…」ニコッ

小鳥「し、しっかりしてくださいプロデューサーさん…っ!!」ガシッ

小鳥「この戦争が終わったら、愛する彼女と一緒に農園を開くんじゃなかっt」

P「げほっげほっ!! げはぁっ!!」

小鳥「Pボーーーーイ!!」

律子「……」カタカタ

6: 2017/05/02(火) 20:49:58.36
小鳥「ちくしょう…!」

小鳥「衛生兵! 衛生兵はどk」

P「なぁリトルバード…」

小鳥「えっ」

P「頼む…これを、彼女に渡して…くれないか…」サッ 

P「そして…俺はずっと、お前の傍で見守っていると…伝えて…くれ…」

小鳥「は、ははっ…」

小鳥「お前のジョークはいつもつまらないが、今のは最高に笑えるぜPボーイ…」ニコッ

P「……」(安らかな笑み)

小鳥「……このクソッタレがっ!!」ポロポロ

律子「……」カタカタ

7: 2017/05/02(火) 20:51:41.15
小鳥「うぅ…ひっぐ…っ!」

小鳥「あぁオーケーだPボーイ。私に任せておけ…っ!!」ウルッ

律子「……」カタカタ

小鳥「律子さん…」

律子「……」カタカタ

8: 2017/05/02(火) 20:52:29.90


小鳥「戦友の形見、届けに来ました…」ニコッ サッ (溜まりに溜まった未処理の業務)


律子「いい加減にしろ」


9: 2017/05/02(火) 20:53:55.21

【一生に一度は言ってみたいセリフ】


― 車内 ―

P「小鳥さんも一緒に送っていく事になったから、もう少し待っていてくれ響」

響「うんわかったぞ」

P「それはそうと響。今日もばっちり決まっていたじゃないか」

響「ふふーん。でしょ? だって自分、完璧だかr」ニコッ

ガチャ

小鳥「…っ!」バッ

響「うわぁ!?」

10: 2017/05/02(火) 20:55:31.69
小鳥「はぁ…はぁ…っ!」

響「こ、こらピヨ子! いきなり入ってきたらビックリすr」

小鳥「すみません運転手さん! 前の車を追ってください!」

響「はぁ?」

P「え、なにお客さん。もしかして刑事さん?」

小鳥「はい!」キリッ

響「え、なにこれ?」

11: 2017/05/02(火) 20:57:18.54
小鳥「いいから早くあの白のワンボックスカーを追いかけて運転手さん!」

P「あいよ! 任せな!」

響「あ、ごめんプロデューサー。やっぱり自分、今日は歩いて帰r」

P「しっかり掴まってなお客さん!」(アクセル全開)

響「ひぃ…っ!」ガクブル

小鳥「おいおいどうした新人。まさか武者震いか?」ニコッ

響「そんなわけないでしょ…っ!!」ウルッ

響「ていうか、勝手に自分も登場人物にしないで!!」



※ この後、ちゃんと安全運転で帰りました

12: 2017/05/02(火) 21:00:37.54

【裏切りのドーナツ】


― 765プロ事務所 ―

高木「お土産にドーナツを買ってきたから、よかったらみんなで食べてくれたまえ」

小鳥「本当ですか!?」

P「わざわざありがとうございます社長」

高木「いやぁ~なーに。これくらい当然の務めさ」ニコッ

トゥルルル トゥルルル

高木「おや? 誰かから電話が掛かってきたようだ」

高木「私は少し外で話してくるから、君たちも少し休憩したらどうだね?」

P「はい。ちょうど業務もキリが良い所まで終わったので」

高木「ははは。それじゃ私は少し席を外させてもらうよ」

ガチャ バタン

13: 2017/05/02(火) 21:03:25.04
P「ひー、ふー、みー…」

P「ちょうど一人一個ずつか。ちゃんと貴音に言っておかないといけないな」ニコッ

小鳥「んー! 美味しい!」モグモグ

P「って、食べるの早いですよ小鳥さん」

小鳥「あ、いやこれはその…///」

小鳥「じ、実はさっきからお腹が空いていたもので…///」

P「あはは。実は俺もです。なので自分も遠慮なくいただきまーs」

小鳥「動かないで。カチャリ」サッ

P「なっ…!」

14: 2017/05/02(火) 21:04:49.16
小鳥「動いたら、この銃の引き金を弾くことになるわよ」

P「……」

小鳥「……」

P「これはいったい何の真似だ?」

小鳥「何って、そんなの見ればわかるでしょ?」

P「初めからこの俺を裏切るつもりだったのかっ!?」ギロッ

小鳥「ふっ…そもそも貴方と手を組んだ覚えはないわ」ニコッ

P「なんだとっ!?」

小鳥「いいから早く、その右手に持つドーナツを私に差し出しなさい!!」

P「くっ…!」サッ

小鳥「ふふっ。そうそう良い子ね」

15: 2017/05/02(火) 21:06:21.61
小鳥「私がこのドーナツを食べ終わるまで動いちゃダメよ? いい?」

P「……」

小鳥「あーん…」

小鳥「んー! このドーナツも美味しいすぎr」

P「ふ、ふふふ…」

小鳥「……」

P「あははははは!」

小鳥「どうやら自分の立場がまだわかっていないようね…。カチャリ」サッ

P「お前こそ、まだ気が付いていないのか?」ニヤッ

小鳥「えっ」

P「……」

16: 2017/05/02(火) 21:07:21.01


P「ドーナツのカ口リーって、めちゃくちゃ高いですよ小鳥さん。大丈夫ですか?」(素)


小鳥「ぐはっ!!」


19: 2017/05/02(火) 21:09:25.83
P「ふっ。こいつは俺が貰っていくぜ…」ニヤッ

小鳥「は、計った…わ、ね…」

P「財宝に目がくらんだお前が悪いのさ。あーん」モグモグ

小鳥「ちょっ!!///」

P「へっ?」

小鳥「ななななにやっているんですかプロデューサーさんっ!?///」

P「いや何って、小鳥さんに奪われた俺のドーナツを食べているだけですけど」モグモグ

小鳥「それ間接キッスですよ、間接キッス!!///」

P「ぶふぅぅぅぅ!!///」

20: 2017/05/02(火) 21:12:12.77
P「げ、げほっげほっ!」

小鳥「きゃぁぁ!/// ドーナツなのにレモンの味がしちゃったりなんたりして!?///」モジモジ

P「いい歳して小学生みたいなこと言わないでくださいよ!///」

小鳥「ちょっと、それどういう意味ですかプロデューサーさん」

P「えっ…」

小鳥「あんまりじゃないですか…っ!!」ポロポロ

P「い、いやその…」

小鳥「むぅ…」ジトー

P「は、ははは! 今のはブラザー同士の軽いジョークだろ? リトルバーd」

小鳥「もうその手には乗りませんよ!」

P「えぇ…」


ガヤガヤ ガヤガヤ


高木「うーん。私はもう少し席を外した方が良さそうだ…」ニコッ

21: 2017/05/02(火) 21:13:03.23

― おしまい ―

23: 2017/05/02(火) 21:14:09.20
これ以上はダラダラしそうなのでこの辺りで終わりにします
ありがとうございました

24: 2017/05/02(火) 21:14:15.78
やっぱり小鳥さんは最高だぜ

引用元: P「小鳥さんと俺」