ターニャ(仮にも職業軍人であるので帰還の術が見つかるのであれば帰還すべきでしょうが、帰還の足がかりを見つけるより先に氏なない為にも何らかの立場というものを用意しようと誠意奮闘中であります)

ターニャ(しかしながらそういったものを準備するのは専門外であり、また運用できる資金の問題もあって中々に上手く事は運んでおりません)

ターニャ(私が戦場で、あるいはその後方で今日まで無事活動を行えたのは帝国軍人であるという立場があっての事)

ターニャ(資金力がある訳でもない、どこの馬の骨とも知れない書類上は存在しない幼女、等という立場では魔導中佐と比べ天と地ほどに出来る事に差があります)

ターニャ(故に、直接帰還には結びつかない情報収集や立場の準備にばかりを中心に動いておりますが、それは帰還を成功させる為であり、職務怠慢という訳ではございません)

ターニャ(まあ、帰還できないなら帰還できないで仕方が無いとはいえ、そもそも末期戦の追い詰められている側へと帰還したいとは思っていないのですが)

サターニャ「ターシャ！ ガヴリールの家に行くわよ！」

サターニャ「今日は土曜日！ ガヴリールのヤツは寝ているかゲームをするかのどっちかだけで、まともな過ごし方なんてしてないに決まってるわ！」

サターニャ「だから二人で朝の内にガヴリールの家に押しかけて振り回してやるのよ！……ふふっ、なんて悪魔的なのかしら」

ターニャ(悪魔的かはともかくとして、結構な嫌がらせにはなりそうだな……ガヴリールに嫌われるのも避けたいところだが、今のところは胡桃沢に嫌われるのはもっと避けねばならない)

ターニャ(口リボイス)「くるみざわおねえちゃん、ひとのいやがることはしちゃいけなかったよね？」

サターニャ「わ、私は悪魔だし、ガヴリールだってそもそも怠けすぎてるんだからちょっとくらい振り回されるくらいで丁度いいのよ！」

ターニャ(口リボイス)「じゃ、じゃあ……」

ターニャ(これくらい非積極的なところを見せておけばいざと言う時には大半の責任を胡桃沢に擦り付けられるだろう)

ピンポンピンポンピピピピピンポーンポーンポーン……

サターニャ「ガヴリールー！ 開けなさーい！ この大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル様が来てやったわよー！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

ターニャ(これは……思っていたより悪魔かもしれないな……)

サターニャ「ちょっとー！ なに無視してるのよー！ 開けなさいってばー！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ……

ガチャ

サターニャ「やっと開けたわね！ 遅……」

ガヴリール「うるせぇぇぇぇぇぇ！」ﾄﾞｶﾞｯ!

サターニャ「グエッ！」ｷｭｳ……ｴｸﾄﾌﾟﾗｽﾞﾑﾌﾜｧ

ガヴリール「サターニャお前なぁ！ いつもいつも！……ってターシャ連れで何やってんだよ……」

ターニャ(口リボイス)「えっと、くるみざわおねえちゃんが、ガヴリールおねえちゃんといっしょにあそぼう、って……」ｿﾜｿﾜ

ガヴリール「私の家に子供の遊び場も遊び道具もないんだけどなぁ……はぁ…………あ、ターシャネトゲとかできる？」

ターニャ(ネトゲが趣味とは聞いていたが何をさせる気だ？)

ターニャ(口リボイス)「い、いちおう、できなくはない、とおもいます……」

ガヴリール「あ、怯えさせちゃったか……何か、ゴメン」

ターニャ(口リボイス)「い、いえ、むしろくるみざわおねえちゃんをとめられなくてすみませんでした」

ターニャ(外見が幼女で得したな……)

ガヴリール「とりあえずサターニャは放置しといて平気だろうし、まあターシャだけでも入って入ってー」

ターニャ(口リボイス)「お、おじゃまします」

ガヴリール「汚い部屋だけどどーぞー」ｶﾞﾁｬｯ

ターニャ(な、なんだこの部屋は！？ こんな部屋でよく平気だな！？)

ターニャ(口リボイス)「お、おねえちゃん？」

ガヴリール「だいじょーぶだいじょーぶ」

ガヴリール「じゃあ家で遊べるこのゲームは……(ｺﾚﾊｺｳﾃﾞｰｺｯﾁﾊｺｳﾃﾞｰ)」

ターニャ(ふむふむ……な！？ レベリングを子供(わたし)任せにするつもりか……)

ガヴリール「じゃあ分からない事とかあったら教えてねー」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

ターニャ(口リボイス)「は、はい」

ターニャ(しかも自分は他のゲーム始めた！？)

ターニャ(……まあ、初めて触れるゲームだ。しばらくの間は楽しめるだろうし、恩もあれば家主の借りもある。レベリングするくらいはいいか)

ガヴリール「おお、ターシャこのゲーム初めてなんだよな、上手じゃん！」

ターニャ(口リボイス)「ガヴリールおねえちゃんのおしえかたがうまいからですよ！」

ガヴリール「そんなにいい説明だったっけ？」

ターニャ(正真正銘のPCゲーム初心者相手ならともかく、元々似たようなゲームを知っているプレイヤーには十分な説明だったからなぁ)

ターニャ(うむ、意外と面白いな……しかし、この聖天使の杖という課金アイテムは効果に対して安すぎるアイテムだし、期間限定等という訳でもないのにこの効果は値段を抜きにしても強力すぎるな…………運営はその辺りの調整が苦手なのか？)

ガヴリール(あれ、私が教えたのと違う方法でレベル上げてる……そういうやり方も……ってなんか凄い複雑な事してる)

ターニャ(目的はレベリング。つまりゲーム内通貨は差し引き0でいいのだから赤字にならない程度にアイテムでbuffしつつ、味方を回復しつつCT中もアイテム使ったり杖で殴ったりして少しでも早く回せば……)

ガヴリール(……タンク前に出すぎじゃん。…………あ、氏んでんじゃん、何やってんだよクソタンク)

ターニャ(先読み蘇生魔法)

タンク『ありがとう』

ターニャ『ミスは誰にもありますから。それよりも早く戦線に戻ってください』

ガヴリール(タイプも早っ！ しかも戦場をしっかり把握してる)

ターニャ(可能であればマージンを取っておくのも大切だな。……しかし現実と違って状況が把握しやすいな)

ドタドタ

サターニャ「いきなり人の事殴るなんて酷いじゃないガヴリール！ この悪魔！」

ガヴリール「悪魔はお前だろ？ つーか人がゲームしてる時にピンポン連打とかドア連打とか何なんだよ……」

ターニャ(もう少し詰め様があったな……もっと情報を集めていれば……いや、その時間も回す方が経験値効率は良いか)

サターニャ「と、いうかターシャに何させてるのよ！」

ガヴリール「ネトゲのレベル上げ」

ターニャ『○×周回PT〆』

サターニャ「なんかいいようにやってる！？」

ガヴリール「なあサターニャ、ターシャをくれないか？ 炊事ができてネトゲも上手いし、ひょっとしたら掃除洗濯もやれそうだし」

サターニャ「そんな欲望塗れの駄天使にターシャを渡す訳無いじゃない！」

ターニャ(あ、こら、クソ、こいつら思ったより練度低いぞ！？)

サターニャ「ターシャもそんな扱いは嫌でしょ？」

ターニャ(ここから立て直さねば……)

ガヴリール「今は聞く余裕なさそうだよ。…………うわぁ……よくこれで立て直すなぁ」

ターニャ(蘇生魔法撃ちつつ発動までの間に指示して、それから……)

ガチャガチャ、バタン

ヴィーネ「ガヴー？ 起きてるー？」

ガヴリール「起きてるよー」

ターニャ(な、なんとか処理できた……この周が終わったらもう解散しよう)

ヴィーネ「ってガヴ、ターシャちゃんに何させてるのよ」

ガヴリール「その話はさっきもうした」

ヴィーネ「私にもしなさい！」

ターニャ(なんだこいつら……我々のハチドリ？ いやらしい？)

――
――――
――――――

ヴィーネ「……はぁ、ガヴ、あなたねぇ、なんでそんな事させてるのよ」

ガヴリール「いやぁ、ネトゲ分かるって言うし、つい？」

ヴィーネ「しかもターシャちゃんにお世話してもらおうとしてたとか……」

サターニャ(悪魔的告げ口(デビルズメッセージ)成功よ！)

ヴィーネ「……ガヴにとっては私もそういう存在なのかしらね」

ガヴリール「い、いや、だから、その、出来心だし、ヴィーネの事はそんな風に思ってないし！」

ターニャ(か、完走……『解散します、ありがとうございました』と)

ラフィエル「では私がヴィーネさんを貰ってしまいましょう！」

サターニャ「どこから湧いて出たのよ」

ターニャ(本当に湧いて出たような……)

ラフィエル「実はガヴちゃんの受けてるお世話というものが気になってまして……」

ガヴリール「い、いや、駄目だ！ ヴィーネは私のだ！」

ラフィエル「じゃあターシャちゃんの事は浮気だったんですね？」

ターニャ(口リボイス)「ラフィおねえちゃん？」ｷﾞﾛﾘ

ラフィエル(！？ 声は演技してますけど目が怖いです)

ヴィーネ「そもそも私はガヴと付き合っ！？……って私は物じゃないわよガヴ！」

ラフィエル「はい、ガヴちゃんとヴィーネさんはお互いに依存しあっているズブズブの関係であって所有関係ではないですよね？」

ガヴリール「私はまあ、依存してるだろうけどヴィーネが？ …………あー、元に戻ったフリしてた時すっごいゲンナリしてたアレか」

サターニャ「ちょっと！ ガヴリールとヴィネットがズブズブってなんなのよ！」

ラフィエル「ある意味で夫婦よりも深い素敵な関係の事ですよ？」

ターニャ(まったく、子供の教育に悪い話ばかりだな)

――
――――
――――――

ヴィーネ「今から掃除しましょう？ ガヴ？ いつもいつも部屋をこんなにして……」ｷﾞﾛﾘ

ターニャ(月乃瀬はこんな風にキレるのか……)

ガヴリール「ぅええぇ？」

ヴィーネ「ガヴ？ 掃除、しましょう？」

ガヴリール「う、うん……」
ガヴリール(ヴィーネさんマジギレとかそんな怒る事したっけ！？)

ターニャ(白羽がなんだか嬉しそうにしてるな……)

ラフィエル(ヴィーネさん、ガヴちゃんのお世話係をお役御免になるかも、なんて心配したストレスとターシャさんへの嫉妬で導かれてる(いじられてる)内にプッツリイッちゃったみたいですね)ﾃｶﾃｶ

サターニャ「じゃあ私はガヴリールのしてたこのゲームを」

ヴィーネ「他のみんなも手伝ってくれるわよね？」

ターニャ(これは逆らわない方がよさそうだな)
ターニャ(口リボイス)「はい、つきのせおねえちゃん！」

ラフィエル「ええ、手伝いますよ、ヴィーネさん」

サターニャ「なんで私がガヴリールの部屋なんて掃除しないといけないのよ！」

ヴィーネ「サターニャ？」

ターニャ(！？ 名前が似てるからちょっとゾッとしたぞ)

ラフィエル(ふふふっ、流石ですサターニャさん……なんて無ぼ……勇気のある方なんでしょうか)

サターニャ「ガヴリールの部屋を掃除する理由なんてないわ！」

ヴィーネ「じゃあ、掃除の邪魔にならないように出ていてくれるかしら？」

サターニャ「別にここに居てもいいじゃない！」

ヴィーネ「サターニャ！！」ｷﾞﾛｯ

サターニャ「はい！？ ごめんなさい、分かりました、やります！？」ｱﾜﾜﾜﾜ

ターニャ(普段怒らない人を怒らせたら怖い、という実例だな)

ラフィエル(～～～～！ さいっこうですサターニャさん！)ﾃｶﾃｶ

サターニャ「どうしてこんなこと……」

ガヴリール「めんどくさーい」

ヴィーネ「こらそこ！」

ラフィエル(テカテカ)

ターニャ(白羽も趣味の悪い……)

ターニャ(だいたいは片付いたか……)

サターニャ「こんなに綺麗にしてあげたんだから感謝しなさいよねガヴリール！」

ガヴリール「お前が一人でそんなに綺麗にした訳じゃないだろ」

サターニャ「なんですってー！」

ヴィーネ「二人ともまだ終わってないわよ？」

ガヴリール「っ！ マム、イエスマム！」

ヴィーネ「なんなのよその反応は……」(呆れ顔)

ターニャ(あれだけ厳しくされてれば変にもなるか)

カサカサカサ

ターニャ(何か気配が……)

黒い悪魔(やあ)ｶｻｶｻｶｻ

ガヴリール「ん？ あ、げぇっ！ みんな逃げろ！」

ターニャ(コキブリ？ ゴキブリ相手に逃げろ？)

ラフィエル「う……ガヴちゃんはそこまで怖がりでしたっけ？」ｿﾞｰｯ

サターニャ「ふっ、ゴキブリの一匹くらい私が叩き潰してあげるわ！」ｼｬｷｰﾝ

ヴィーネ「あ、や、いや、嫌あああああぁぁ！」

ターニャ(！？ な、魔力！？ しかも爆裂術式！？)

ターニャ(こんな閉所でそんなもの受ければ！？)ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

ターニャ(月乃瀬が発生源か！？ あれは宝珠ならぬ笏か！？)ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ ﾊﾞﾀﾝ

ターニャ(玄関から出たくらいじゃまだ爆風は受ける、そのまま飛び降りて97式を起動して防殻を張りつつ受身を取れば！？)ﾊﾞｯ

BOOOOOOOOOOOMB!!!

サターニャ「ひ、酷い目にあったわ……あれ、ターシャは？」

ラフィエル「げ、玄関から飛び出していったみたいです」

ガヴリール「ゴキブリ見たくらいで部屋吹き飛ばさないでくれよ……」

ヴィーネ「だ、だってガヴ……それにほら、私悪魔……」

ガヴリール「いや、これはターシャとかまともに受けてたらヤバいだろうし」

ヴィーネ「あ…………タ、ターシャちゃん！？」

ターニャ(ふぅ……なんとかなったが……ゴキブリを見て反射的に爆裂術式ぶっ放すとか近頃じゃアニメのヒロインでも早々やらないんじゃないか？)(宝珠OFF)

ターニャ(しかし、宝珠ではなく杖で魔法を使った？ しかも、角が生えていたような…………)

ターニャ(角を持ち、魔法を使う、天使とは正反対の存在……やはりこの世界には本当に悪魔というものが、ひいては天使というものまで含めて、種族として存在するのか？)

サターニャ「ちょっとー！ターシャ、って下に落ちてる！？ だ、大丈夫なの！？」

ターニャ(口リボイス)「は、はい！ だいじょうぶです」

ターニャ(あの状況で平気そうにしてる、だと？ 誰か1人でも怪我をしようものならもっとあせるだろうし……4人全員が魔導の力を持っていると考えるべきか？)

ガヴリール「結局部屋の物以外は無事だったか」

ターニャ(口リボイス)「さっきのっていったいなんだったんでしょう？」

ガヴリール「ナ、ナンダローナー」

ターニャ(嘘を吐くのが下手すぎる！？ 嘘を言ってますと言っているようなものじゃないか！)

サターニャ「ナ、ナンダッタノカシラー」

ターニャ(胡桃沢がガヴリールに合わせた！？ 頭でも打ったのか！？)

ラフィエル「ガ、ガス漏れでしょうか」ﾌﾟｸｰ

ターニャ(声はともかくとして顔が笑ってるじゃないか！)

ヴィーネ「あ、あはははは……」

ターニャ(笑い事じゃないだろ！)

ガヴリール「と、とりあえず今日はお前んちに泊めろよな、ヴィーネ」

ヴィーネ「も、もちろんよ、ガヴリール」

ターニャ(なんかもう、ものすごく不自然だ！ 凄く突っ込みを入れたい！)

ターニャ(……しかし、魔導の力は隠さなければいけないもの、という認識でいいようだな)


ターニャ(口リボイス)「とりあえず、もういちどそうじ、します？」

ヴィーネ「そ、そうね、煤だらけになっちゃったものね……」


ターニャ(この後滅茶苦茶掃除した)

――
――――
――――――
――――――――

ラフィエル「それでお話とは？」

ターニャ「……先ほどの爆発の前に月乃瀬が角を生やし、杖らしきものを持っていた」

ラフィエル「流石に見えてましたか……御内密にお願いします」

ターニャ「やはり、そういう認識で良いのか……この世界には少なくとも「天使」と「悪魔」と呼ばれるものが、実在の生物として存在する。あっていますか？」

ラフィエル「こちらも秘密にしてくださいね？」

ターニャ「私とて敵対したいと思っている訳ではない。ただ現状を正しく知りたい。それだけですよ」

ターニャ「天使と呼ばれて萎れていた月乃瀬が悪魔、自称大悪魔の胡桃沢も悪魔」

ターニャ「月乃瀬を指して自分より、と言い掛けたガヴリールが天使」

ラフィエル「……ご名答です」

ターニャ「ラフィエルさんの正体はなんでしょう？」

ラフィエル「わ、私の正体は分からなかったんですか！？」

ターニャ「言動からは直接どちらとも推察出来る要素はありませんでしたからね。……月乃瀬やガヴリールの様な例を想定しないのであれば悪魔かとも思いましたが」

ラフィエル「こ、これでも私、天使なんですけど……そんなに悪魔っぽいんですか…………」

ターニャ「他人を振り回して喜ぶというのはどちらかで言えば悪魔の所業かと」

ラフィエル「愛のある導き(いじり)ですよ？」

ターニャ「……愛？」

ラフィエル「……あ、そうだ、今度会う時にはコーヒーを持っていきますね？」

ターニャ「コーヒー！？」

ラフィエル「ただし、その時にはあっちの声で「らふぃおねえちゃん、わたしのだいすきなあれを、ください」っておねだりしてくださいね」

ターニャ「なっ！？ 何でそんな変なねだり方をしなければいけないんだ！？」

ラフィエル「私の導き(いじり)です」

ターニャ「その行為を強制するのが愛？ ……よく分からない概念だな…………」

ラフィエル「欲しくないんですか？」

ターニャ「対価がその台詞、というのであれば仕方ない……」

ラフィエル「……残念です」

ターニャ「何を言っているんだ？ 物を貰うのであれば対価の支払いは当然。好まざるとはいえコーヒーと引き換えであるならば仕方ない」

ラフィエル(テカテカ)

ターニャ(……要求がエスカレートするようであれば流石に打ち切りも考えるがな？)

ゼルエル「あれが、異世界より飛ばされてきた異物か……」

ゼルエル「言われていたほど悪事を働いていたようには思えないが、しかし異物であるというだけで……」

ゼルエル「下界に異物を存在し続けさせる訳にはいかない……その異物を排除する事が今の私に下された使命だ…………」

ゼルエル「ガヴリール、お前達に心の底から憎まれるとしても、それでも私は…………」

次回予告

ターニャ(口リボイス)「仮称ターシャ改めまして天真=ターシャ=ホワイトです！」

ターニャ(口リボイス)「下界の皆様の幸せが、私の幸せ」

ターニャ「などという事もありませんが、しかし下界の皆様を幸せにする事が仕事ですから、給料分くらいは下界の皆々様の幸せと私の幸せは同一の物となっております」

ターニャ「え、時間軸飛びすぎ！？ これは次回予告じゃなくて次回エピローグ！？」ﾄﾞｳｼﾃｿｳﾅｯﾀﾉﾀﾞ!

ターニャ「あー、ええと、それでは次回「天真降臨」ではまた戦場で」

ターニャ(やった！決め台詞部分まで言えた！)

ラフィエル「あら～」ﾃｶﾃｶ

続く

おちゅ