1: 2013/01/14(月) 16:50:46.47
凛「……」ペラッ

凛「…あ、この服可愛い」

凛「モデルの人に良く似あってるなぁ…」

凛「佐久間まゆって名前なんだ。読モで、私より一つ上なんだ…」

2: 2013/01/14(月) 16:53:21.95
ガチャ

P「凛、次の仕事が決まったぞ!」

凛「どんなの?」

P「仙台で観光番組の収録だ」

凛「観光番組かぁ、初めてだね」

P「詳しい話するから、そっちのソファーに移ろうか」

凛「うん、わかった」

3: 2013/01/14(月) 16:56:25.99
・ ・ ・

番組収録当日

仙台

P「んー、着いた着いた」

凛「まだ収録まで時間あるよね」

P「あるぞ、結構余裕持って来たからな」

凛「…じゃあ、少し観光しようよ」

P「番組でも観光するんだけど、いいのか?」

凛「プロデューサーと2人で観光したいの」

P「お…おう、そうか」

凛「行こ?」

P「ああ」

4: 2013/01/14(月) 16:59:35.15
・ ・ ・

P「どこに行く?」

凛「んー…やっぱり街に行こっか。観光スポットは番組で回るだろうし」

P「わかった」

テクテク

凛「……」

P「…なあ凛」

凛「何?」

P「ちょっと近くないか?」

凛「知らない場所なんだから、はぐれたら大変でしょ?だからこのぐらい近くないと」

8: 2013/01/14(月) 17:02:23.95
P「…まあ、そうかもな」

凛「でしょ?ほら、早く行くよ」

P「ああ……ん?」ピタッ

凛「どうしたの?」

P「いや…あの娘さ…」スッ

凛「ん、どの子?」

P「頭にリボン付けてる娘だよ。すごい可愛いな…」

凛「あ…!あの子?」

P「ちょっと声かけてくる!」ダッ

凛「え!?ちょっとプロデューサー!」

凛「あの子…もしかして佐久間まゆ…!?」

9: 2013/01/14(月) 17:02:49.22






P「ちょっとそこの君!」

まゆ「はい?まゆですか?」

まゆ「……!?」

P「あ、俺はこういうものなんだけど…」スッ

まゆ「…アイドル事務所…ですか?」

11: 2013/01/14(月) 17:06:09.39
P「ああ、俺はそこでプロデューサーをしている。単刀直入に言う、アイドルにならないか?」

まゆ「まゆが…アイドルですか…?」

P「ああ!キミにはトップアイドルになれる才能がある!一目見てティンときたんだ!」

まゆ「……」

P「あ、いきなり過ぎたかな。今すぐ決めなくてもいいよ。気が向いたらこの番号に電話かけてくれれば…」

まゆ「やります」

16: 2013/01/14(月) 17:09:11.91
P「え…?」

まゆ「アイドルやります。あなたのために」

P「いいのか!?勧誘しといてアレだけど、もっとちゃんと考えてもいいんだよ?」

まゆ「いえ、あなたが出来るっていうなら、まゆ、やります」ニコ

P「そ、そうか!じゃあ、後で連絡するから、連絡先教えてくれるかな?」

まゆ「はい、ちょっと待って下さいねぇ…」カキカキ

17: 2013/01/14(月) 17:11:52.61
まゆ「どうぞ」スッ

P「ありがとう、それじゃあ明日にでも連絡するからね」

まゆ「はい…待ってます。あなたからの連絡をいつまでも…」ニコォ

P「!?」ゾクッ

P(な…なんだ…?今、寒気が…)

まゆ「どうかしましたかぁ?」ニコ

P「い、いや、なんでもない!それじゃあね!」

まゆ「はい」

20: 2013/01/14(月) 17:15:40.03
・ ・ ・

P「悪い!待たせちゃったな」

凛「いや、別にいつものことだからいいんだけどさ…」

凛「プロデューサーが勧誘したあの子、読モだよ?」

P「え……!?」

凛「佐久間まゆって子だよ。はい、画像」スッ

P「あ…!?」

凛「勧誘…失敗したよね?」

P「い、いや…成功した…」

凛「…それ大丈夫なの?」

P「…大丈夫じゃないだろ…引き抜きと思われても仕方ないぞこれは」

21: 2013/01/14(月) 17:18:55.00
凛「…もしかしたら、勧誘が嫌で早く終わらせたいから嘘をついたのかもしれないね」

P「そ、そうだよな!きっとそうだ!凛は冴えてるなぁ!」

P(でもあの目…明らかにマジな目だったんだよなぁ…)

凛「…まあ、今は観光しようよ」

P「そ、そうだな…」

23: 2013/01/14(月) 17:20:57.60
・ ・ ・

収録終了後

P「凛、お疲れ」

凛「ありがと」

P「疲れてるところ悪いけど、早く帰ろう。あまり遅くなるとマズイ」

凛「うん」

凛「…ねえ…プロデューサー」

P「なんだ?」

凛「佐久間まゆちゃんに、電話かけるんだよね?」

P「ああ…多分断ってくれるよ…うん…」

凛「……」

24: 2013/01/14(月) 17:22:40.83
・ ・ ・

翌日

事務所

P「さて…まゆちゃんに電話するか…」ピポパ

prrrrr!

ガチャ

まゆ『はい、佐久間です』

P『あ、まゆちゃん?Pだけど…』

まゆ『あ…Pさんですかぁ。待ってましたよぉ』

P『アイドルになるって気持ちは変わってない?(声色が一気に変わったな…)』

まゆ『変わってませんよぉ。まゆはあなたのためにアイドルになります』

P『でもさ、まゆちゃんは今、他の事務所で読者モデルやってるよね?』

まゆ『もうやめました』

27: 2013/01/14(月) 17:26:58.58
P『……は?』

まゆ『もう読者モデルはやめましたよぉ?』

P『…本当にやめて良かったのか?』

まゆ『アイドルになるんですから、読モはやめないといけないでしょう?』

P『いや…それはそうなんだがな…』

まゆ『まゆ、決めたんです。あなたを信じて付いて行くって』

P『そ…そうか…』

P『……わかった!じゃあ今度の日曜日にうちの事務所に来てくれないかな?駅まで迎えに行くから』

まゆ『わかりましたぁ』

28: 2013/01/14(月) 17:29:10.79
・ ・ ・

日曜日

◯◯駅前

P「そろそろまゆちゃんが到着する時間だな」

P「……」キョロキョロ

まゆ「あ!Pさぁん、こっちですよぉ」

P「お、まゆちゃん!来てくれたか!」

まゆ「はい、当たり前ですよぉ。約束、しましたもんねぇ?」

P「あ、ああ」

まゆ「さ、事務所まで行きましょう?」

P「ああ、車に乗ってくれ」

まゆ「失礼しますねぇ」

30: 2013/01/14(月) 17:32:42.70






事務所

P「着いたぞ、ここだよ」ガチャ

まゆ「お邪魔します」

ちひろ「あ、プロデューサーさん。おかえりなさい…あら?その娘は?」

P「前に凛と仙台の仕事に行った時にスカウトした、佐久間まゆって娘です」

まゆ「はじめまして、佐久間まゆです」ペコリ

ちひろ「こちらこそはじめまして、千川ちひろです。この事務所で事務員をしています」

P「それじゃあ本題に移ろうか。そっちのソファーに座っててくれるかな。お茶淹れてくるよ」

31: 2013/01/14(月) 17:35:41.22
ちひろ「あ、私がやりますよ」

P「いえ、悪いですよ」

ちひろ「いえいえ、プロデューサーさんはお仕事を…」

まゆ「……」ギリギリ

P「いつもはちひろさんにやってもらってるんですから、たまには俺が…」

ちひろ「私はもうお仕事終わったので、お茶汲みぐらいさせてくださ…」

ガンッ!

35: 2013/01/14(月) 17:38:26.52
まゆ「……」

P「…!どうしたまゆちゃん!?」

まゆ「あ…ごめんなさぁい…机に手、ぶつけちゃいましたぁ…」

P「気をつけてね。ケガしてないか?手見せて」スッ

まゆ「あっ…手…」

P「大丈夫みたいだな」

まゆ「…ありがとうございます」ウットリ

ちひろ(机に手をぶつけた…?あんなに大きい音がするかしら…?)

ちひろ「…じゃあ、私はお茶淹れてきますね」

P「え?ああ、お願いします」

37: 2013/01/14(月) 17:41:18.36






P「さて、まゆちゃんは仙台出身だよね?」

まゆ「はい、そうですよぉ。あ…ちょっといいですかぁ?」

P「なんだ?」

まゆ「『まゆちゃん』じゃなくて、『まゆ』って呼んで下さい。これからはパートナー、なんですからねぇ」

P「ん、わかった。話を戻すぞ、まゆ」

まゆ「はい」ニコォ

P「仙台出身ってことは、そこからうちの事務所に通うってのはムリだ。ということは、こっちに住んでもらうことになるんだが…」

まゆ「それは大丈夫ですよぉ、もう一人暮らしの許可は貰ってます」

38: 2013/01/14(月) 17:44:23.31
P「そ、そうなのか。…だったら話が早いな。もう住むところは決まってるのか?」

まゆ「いえ、まだですよぉ」

P「それなら、うちの事務所が所有している女子寮があるんだ、そこに住んでもらうことも出来るぞ」

まゆ「じゃあ、そこにしますね」

P「ま、とりあえず女子寮を見に行こうか。いつから来れる?」

まゆ「明日でもすぐ行けます。学校も辞めて来ました」

P「そ、そうか…準備がいいな」

まゆ「はい」ニコ

P(その後、女子寮を見学して、まゆを駅まで送り届けた)

41: 2013/01/14(月) 17:47:54.55
・ ・ ・

◯◯駅前

P「今日はお疲れ様」

まゆ「はい、お疲れ様でしたぁ」

P「気をつけて帰りなよ」

まゆ「はい……あの、Pさん」

P「ん?」

まゆ「Pさんは、運命って信じますかぁ?」

P「どうだろうな、考えたことないや」

まゆ「まゆは運命を信じてますよぉ」

P「そうなんだ」

まゆ「まゆ、Pさんにプロデュースしてもらうために来たんですよ。うふ…Pさんとの出会い、運命を感じました。ねぇ、貴方も私と逢ったことが運命だって思いますよね?ねぇ?」

42: 2013/01/14(月) 17:50:19.48
P「あ、ああ…」

P(なんだ…この迫力は…)

まゆ「うふ…まゆの事、可愛がってくれますか?」

P「あ、ああ…」

まゆ「ふふ、楽しみにしてますねぇ。それでは、さようならPさん」

P「あ、うん。さよなら」

P(こうして、佐久間まゆはうちの事務所の所属アイドルとなったのだった)

P(不思議なことに、まゆの元々所属していた事務所からは、何の連絡も来なかった)

P(どういうことだ…)

43: 2013/01/14(月) 17:53:33.50
・ ・ ・

数日後

ガチャ

まゆ「おはようございます」

P「まゆ、おはよう」

凛「あれ…!?佐久間まゆちゃん!?」

ちひろ「先日プロデューサーさんが連れてきたのよ」

凛「ホントにアイドルになったんだ…」

まゆ「あのー」

凛「ん?何?」

まゆ「渋谷凛ちゃん、ですよねぇ?」

凛「うん、そうだよ」

44: 2013/01/14(月) 17:56:39.46
まゆ「まゆはアイドルとしてまだまだ未熟なので、先輩の渋谷さんから、色々教えて欲しいなって…」

凛「ああ、そんなことか。いいよ、一緒に頑張ろうね」

まゆ「はい」

凛「それと、凛でいいからね」

まゆ「…わかりました。よろしくお願いしますねぇ、凛ちゃん」

凛「うん、よろしく」

P「まゆ、宣材の撮影に行くぞー」

まゆ「あ、はい。それじゃあね凛ちゃん」

凛「うん、頑張ってね」

45: 2013/01/14(月) 17:59:15.81
・ ・ ・

撮影スタジオ

カメラマン「まゆちゃんいいねー!さっすが元読モ!」カシャカシャ

まゆ「うふ、ありがとうございます」

P(まゆは、元読モということもあり、撮影は順調に進んでいる)

カメラマン「はい、お疲れ様!」

まゆ「ありがとうございましたぁ」

P「凄いなまゆ!一発OKじゃないか!」

まゆ「ありがとうございます。モデルの頃から撮影って大好きなんです♪」ニコォ

P「そうなのか」

47: 2013/01/14(月) 18:01:50.73
まゆ「はい。…ねぇ、Pさん」

P「なんだ?」

まゆ「撮られてるまゆ、どうでしたかぁ?」

P「可愛かったよ」

まゆ「うふ、嬉しい。ねぇPさん、まゆをもっと見てて下さいねぇ?」ニコォ

P「ああ、わかったよ」

49: 2013/01/14(月) 18:04:10.80
・ ・ ・

ある日

凛「ねぇプロデューサー、今ちょっといい?」

P「ん?何か用か?」

凛「これ、いつもお世話になってるから…あげる」スッ

P「え!?」

凛「何その顔」

P「いや…凛がプレゼントをくれるとは…」

凛「…いらないなら返して」

P「い、いや、いる!いるよ!開けていいか?」

凛「うん、いいよ」

51: 2013/01/14(月) 18:06:56.86
ガサガサ

P「お!ネクタイか」

凛「うん、プロデューサーいつも同じネクタイばっかりつけてるから」

P「そうか、ありがとう凛」ニコッ

凛「~~っ!」ボフッ

凛「レ、レッスン行ってくるね!」カァァ

P「あ、ああ。頑張ってこいよ」

52: 2013/01/14(月) 18:10:39.87
・ ・ ・

ガチャ

まゆ「おはようございます」

P「おはよう、まゆ」

まゆ「おはようございます。…うふ、朝一番にPさんに会えるなんて嬉しいです」

P「そ、そうか」

まゆ「…あらぁ?Pさん、ネクタイ曲がってますよぉ?」

P「え、マジ?」

まゆ「ネクタイ…直してあげる。あら、ステキな柄…。もしかして…誰かのプレゼント?」

55: 2013/01/14(月) 18:13:49.87
P「え…いや…これは…」

まゆ「そんなわけないですよねぇ?うふふ…はい、直りましたよぉ」スッ

P「あ…ありがとな…」

まゆ「いえいえ、パートナーとして当然のことをしたまでですよぉ」

P「そ、そうか…」

56: 2013/01/14(月) 18:17:50.35
・ ・ ・

凛「プロデューサー、聞いてよ、昨日うちのハナコがさ…」

P「ははは!そんなことがなぁ…」

まゆ「……」イライラ

凛「あ…もうこんな時間だ…レッスン行ってくるね」

P「おう、頑張ってな」

ガチャ バタン

P「さて、仕事再開するか」

まゆ「Pさん」

57: 2013/01/14(月) 18:20:35.67
P「ん?なにか用か?」

まゆ「凛ちゃんとのお話、楽しそうでしたねぇ?」

P「ん、ああ」

まゆ「まゆ以外の子との話が、そんなに楽しいんですかぁ?」

P(!?)ゾクゥ

P「ま、まゆと話してるのが一番楽しいかな!うん!」

まゆ「ふふ、そうですかぁ…嬉しい…」ニコォ

P(な…なんだ…この寒気…)

まゆ「…あ、Pさん、お茶飲みますかぁ?」

P「あ、ああ…淹れてくれるのか?」

まゆ「はい。…他に何か用があったらいつでも言ってくださいねぇ?まゆはPさんのためなら何でもしますから」

P「わ、わかった…」

58: 2013/01/14(月) 18:23:36.39
・ ・ ・

P(まゆのアイドルとしての才能は素晴らしいものだった)

P(礼儀正しく、驕らない。性格の良さもあって、すぐに人気になった…)

まゆ「Pさんにプロデュースしてもらって、まゆ、とっても人気が出たと思うんです」

P「ああ、大人気だな」

まゆ「つまりまゆにとって貴方は大切なパートナーですよ」

P「ありがとう、そう言ってもらえると嬉しいよ」

まゆ「うふ、貴方にとってのまゆも大切な存在ですよね? …ねぇ?」

P「…ああ…大切だぞ…」

まゆ「うふ、嬉しいです…」

P(…ただ一つ問題なのが、俺に対してのみ、異常に献身的な態度を取るところか)

P(アイドルなんだから、あんまり男にベタベタしない方が良いんだけどなぁ…)

60: 2013/01/14(月) 18:27:00.84
・ ・ ・

テレビ番組収録中

P「お、まゆの隣にいるアイドル、輿水幸子か。中々やるなぁ…」

まゆ「……」チラッ

収録終了後

P「まゆ、お疲れ様」

まゆ「ありがとうございました」

P「スタッフからも好評だったぞ」

まゆ「そうですか。それより、Pさん」

P「なんだ?」

まゆ「収録中、まゆの隣の子見てませんでした?ねぇ?」

61: 2013/01/14(月) 18:29:59.43
P「まあそりゃ見るだろ。ライバルなんだから」

まゆ「Pさんはまゆだけを見てれば良いんですよぉ?他の有象無象はどうでもいいんです」

P「そうは言ってもな…」

?「佐久間さんでしたっけ?中々やるじゃないですか!ボクの次に、ですけどね!」

P「ん?」

まゆ「あら幸子ちゃん、お疲れ様」

幸子「そっちの人は佐久間さんのプロデューサーですか!ダメダメな感じですね!」

まゆ「!」

まゆ「…へぇ」ギロッ

63: 2013/01/14(月) 18:32:09.40
幸子「ヒッ!何ですかその目は!?」ズササ

まゆ「ごめんなさいね、まゆ達、もう失礼します」ペコリ

幸子「は…はい…!!」

P「お疲れ様」

幸子「は…はひ…お疲れ様でした…!!」

67: 2013/01/14(月) 18:35:30.05






まゆ「あの子…邪魔…!」ギリギリ

P「輿水幸子ちゃんか?」

まゆ「ねぇPさん、あの子、まゆ達の邪魔ですよねぇ?」

P「邪魔って言い方はちょっと良くないかな」

まゆ「……」

P「今のまゆならあの子に勝てるだろ?邪魔にもならないじゃないか」

P(ここはこう言っておいた方が良いだろ。あの子には悪いけど)

まゆ「……ふふ、そうですよねぇ、Pさんの言う通りでした」ニコォ

P「近々LIVEバトルがあるから、そこで戦うことになるかもな。ランクも同じだし」

まゆ「ふふ、楽しみですねぇ…持ち歌もできましたしね」

P「ああ、やっとデビュー曲のお披露目だな!」

68: 2013/01/14(月) 18:37:30.53
・ ・ ・

LIVEバトル当日

ワー! ワー!

幸子「ありがとうございました!世界一可愛いボクをこれからも応援してくださいね!」



P「さて、いよいよまゆの出番だぞ」

まゆ「はい」

P「緊張してるか?」

まゆ「少しだけ、してますね」

P「大丈夫か?」

まゆ「うーん……」

まゆ(!)

71: 2013/01/14(月) 18:40:43.17
まゆ「ふふ、Pさぁん」

P「なんだ?」

まゆ「ぎゅってしてくれたら、緊張も吹き飛ぶかもしれません」

P「そ、そうか。そんなんで良いならお安いご用だ」

まゆ「シてくれるんですかぁ?」

P「ああ」

まゆ「ふふ、嬉しいです」ニコォ

P「いくぞー」

まゆ「はい…きてください…」

ぎゅっ

まゆ「あっ…うふふ…」ニコォ

P「どうだ?」スッ

まゆ「あ!まだダメですよぉ、もっと強く抱きしめてください」

73: 2013/01/14(月) 18:42:55.42
P「ん、わかった…」

ぎゅーっ

まゆ「はあぁぁぁ~…」ウットリ

まゆ「まゆ、今Pさんの色に染められてます…」

P「そ、そうか…」

まゆ「忘れないでくださいねぇ?まゆはPさんのモノ、貴方はまゆのモノですよ、うふふ」

P「……」

まゆ「……Pさん?」

74: 2013/01/14(月) 18:46:31.21
P「そろそろ時間だ、頑張ってこい」スッ

まゆ「…あ…もぅ…」

まゆ「……ありがとうございます、頑張ってきますね」

P「おう、まゆの活躍、しっかり見てるからな」

まゆ「行ってきますね♪」






まゆ「Pさんとまゆの邪魔は、誰にもさせないんだから!」





おわり

76: 2013/01/14(月) 18:48:21.16

やっぱまゆいいわあ

85: 2013/01/14(月) 19:20:27.08
後日談あくしろよ

引用元: 佐久間まゆ「出逢い」