333: 2015/07/31(金) 00:27:02.25

335: 2015/07/31(金) 00:30:55.32

>> デート

ゼロ「美波……すまないが、付き合ってくれないか?」

美波「えっ! つつつ、付き合う、ですか?」

アーニャ・蘭子「ガタッ」

凛「座ってなさい」

ゼロ「ああ……。実は最近、休日になにもすることがないと気づいてな……」

卯月「シンさんのお休み、ですか?」

ゼロ「仕事に行く時はスーツを着てるからいいが、俺が他にある服は別宇宙の服装だから目立つし」

未央「あ、ああ、あの時の衣装だね……」

ゼロ「休日の時はすることがなくて部屋でゴロゴロ、みんなのことを考えて仕事を纏めてみたりと……」

かな子「やっぱりウルトラマンって真面目なんですね……」

ゼロ「俺の生活、味気ないんじゃと思ってな」

美波「あ、お買い物ってことですか?」

ゼロ「美波達がオススメする遊びをしてみようと思ってな」

美波「それなら、喜んで」

アーニャ・蘭子「お付き合いします!」

みりあ「私も行くー!」

莉嘉「シンくんのお洋服、私が選んであげる!」

ゼロ「ホントか? じゃあ、頼むぜ」

きらり「きらりも行くにぃ☆」

美波(きらりちゃんは多分、二人のお世話してくれるつもりなんだろうなぁ)

336: 2015/07/31(金) 00:32:31.48

卯月「私達も一緒に行きたいですけど……」

未央「これ以上増えると、流石に……」

凛「あんまり集団過ぎると、お店にいると他のお客さんに迷惑になるね」

智恵理(一緒に生きたかったなぁ)

かな子「シンさん、今度は一緒にスイーツバイキングに行きましょうね!」

ゼロ(止めた方がいいのかな……?)

ゴモラ(着ぐるみ)「あ、杏は……自分の怠惰な欲望に、従う……。これ、尻尾に重り入ってるよね? 動けないんだけど!」

李衣菜「まだ着せられてるんだ……」

337: 2015/07/31(金) 00:33:57.19

>> お買い物

ゼロ「悪いな。みんな、最近は撮影で忙しいのに」

美波「その撮影もシンくんのお陰みたいなものだから、気にしないで」

アーニャ「シン、今日もスーツですか」

蘭子「我らが祭典と、変わらぬ(お仕事中みたいです)」

ゼロ「ランの着てた惑星アヌーの服しかねぇんだよ……」

莉嘉「アレは……普段着には、ちょっときついかも」

みりあ「そお? すっごくオシャレだと思ったけどな~」

きらり「それはオシャレじゃなくて、オサレなんだにぃ……」

ゼロ「なんで悪いが、まずは俺の服を選びたい……」

美波「切実ね……」

莉嘉「アタシにお任せ!」

きらり「男の人の服を選ぶなんて、初めてだにぃ☆」

338: 2015/07/31(金) 00:36:53.26



……お買い物中……




339: 2015/07/31(金) 00:39:38.50

ゼロ「私服はこんだけあれば、いいな。みんな、サンキューな!」

みりあ「お洋服選ぶの、楽しかったね!」

莉嘉「うん! シンくん、イケメンだから大体似合うし!」

ゼロ「ん? 蘭子は……あ、いた。何を見て……ああ、蘭子が好きな服や小物が売っている店か」

蘭子「ジー……」

ゼロ「へぇ、独創的だけど、可愛い服だな」

蘭子「ほぅ、この堕天使の衣の良さが分かるとは、光の戦士は侮れぬ(可愛い服ですよね)」

ゼロ「はは、結局闇側に落ち着いたのか」

アーニャ「ダー、可愛いけど、とても、高いですね……」

美波「最近は印税なんかも入ってるけど……良いお値段ね」

ゼロ「よし、今日は付き合ってくれた礼だ。ちょっと待ってな」

蘭子「え? あ、あの、シンさん……?」

美波(シンくん、まさか)

ゼロ「お待たせ! 最後の一着で、しかも蘭子のサイズにぴったりだぜ!」 ←仕事上、蘭子の3サイズを知っている

蘭子「ぴっ!???!?? ここ、こんな高いもの、受け取れません!!」

ゼロ「気にすんなって。俺はウルトラマン。ご飯は食べなくても良いし、必要最低限のものしか買わないから、給料が余ってるんだよ」

蘭子「で、でも」

ゼロ「俺はいつも世話になってるみんなの為に使いたい。蘭子がもっと輝ける手伝いを、したいと思う。だから、俺からのプレゼント、受け取ってくれ」 スゥ

蘭子「……あ、ありがとう……ございます……///」 ギュ

340: 2015/07/31(金) 00:41:37.74

みりあ「蘭子ちゃん、いいな~」

莉嘉「シンくん! アタシ達にもなんか買って!」

ゼロ「おう、任せとけ! 今度は、みんなのものを買おうぜ!」

きらり「き、きらりは大丈夫だから……」

美波「私も……」

ゼロ「遠慮しないでくれ。俺の正体を知っても仲良くしてくれる、みんなに礼がしたいんだ」

アーニャ「助けられているのは、私達です。お礼なんて」

ゼロ「そんなことはないさ。美波やアーニャ、蘭子、きらり、みりあ、莉嘉……。この場にいない先輩や、卯月達にも、俺は助けられてばかりさ」

莉嘉「アタシとシンくんは、親友だからね! 当然でしょ!」

ゼロ「はは、サンキュー! よし、莉嘉の欲しいものから買いに行くか! シール千枚とかがいいか?」

みりあ「すごい! 千枚なんて、持って帰れないよ!」

莉嘉「うわ~い! カブトムシも買っていい?」

ゼロ「どうせなら、ロボットのカブト虫にしようぜ!」

莉嘉「やった~! けど、売ってるかな……」

美波「結局、買う流れに……。そりゃ、嬉しいけど、申し訳ない気持ちの方が……」

蘭子「……」ポー

341: 2015/07/31(金) 00:43:28.53

きらり「蘭子ちゃん、どうしたんだにぃ?」

蘭子「へ、変なの……」

美波「か、顔真っ赤だけど、熱でもあるんじゃ……」

蘭子「ひひひ、光の戦士を見ていると、我が心の臓が苦しく……、太陽のような熱を帯びる……(シンさんを見てると、胸が苦しくて、熱くて……)」

きらり「それって……にょわ///]

蘭子「光の戦士は我に友好的で、わ、我も好意はあったが……。胸が温かくなる時も……たびたび……。い、今はそれが、ずっと……」

アーニャ「私もシンは好きです。けど、蘭子の好きと、違うんですか?」

美波「アーニャちゃんのは尊敬や憧憬の感情が、強いんだと思うな。あとは、好奇心……」

アーニャ「私の好きは、蘭子の好きとは違う……」

342: 2015/07/31(金) 00:45:30.66

>> 宿敵との再会

美波「シンくん、ごめんね。色々買ってくれた上に、お昼ご飯まで……」

ゼロ「気にするな。あ~、けど、卯月達にも買わないと不公平か。次は、卯月たちへのプレゼントを選ぶか」

きらり「シンちゃんばっかに買ってもらうのは、申し訳ないにぃ……」

みりあ「そうだ! ねぇねぇ、きらりちゃん!」ゴニョゴニョ

きらり「それは良い考えだにぃ☆」

莉嘉「え、何何?」

みりあ「だから~」ゴニョゴニョ

ゼロ「おいおい、内緒話かよ」

みらり「もっと寒くなったら教えてあげる!」

ゼロ「?」

アーニャ「シンに買ってもらった望遠鏡、早く使って星を見たいです」

ゼロ「お、それなら、今日の夜にでも、いいとこに連れてってやるぜ」

美波「まさか、テレポートで空気がきれいな場所に……」

ゼロ「それはついてからの、御楽しみだ」

343: 2015/07/31(金) 00:47:07.00

志希「ふぅ、いっぱい買い物しちゃったね~」

周子「シューコちゃんペーペーなのに、ホントにいいの?」

文香「私も……前はそうでした……」

拓海「うちのプロデューサーは道楽でアイドルやってるようなもんだからな、気にせず貰っとけ」

飛鳥「むぅ、陛下はもっと高尚な……」

のあ「考えてるわけないでしょ」

ベリアル「何で俺様が……はぁ」

スライ「まぁまぁ、陛下。アイドルの体調管理」

グロッケン「ストレス解消も俺らの仕事っすよ!」

ゼロ「あ」

ベリアル「あ」

344: 2015/07/31(金) 00:48:47.43

>>高峰のあ その正体

アーニャ「ベリアル! また、何か疲れた目をしてます!」

蘭子「何だか苦労していそうなベリアル!」

ベリアル「理解してんなら労わってくれ!!」

美波(割と必氏!)

周子「アレって確か、他の事務所の子? 社長は顔が広いねー」

スライ「いえ、顔が広いと言うか……」

グロッケン「宿敵と言おうか、恩人と言おうか……」

周子「?」

文香「(もしかして、あちらの方々もプロデューサーの正体を……)」

拓海「(知ってんだろうな)」

のあ「アナスタシア……。丁度良かったわ」

アーニャ「私、ですか?」

莉嘉「あの人、みくニャンと遊んでた人だ」

美波「アレは、遊ばれていると言うと思うわ……」

のあ「私は高峰のあ、ウルトラマンネクサスよ。前川みくとアナスタシアのファンなの。サイン、貰える?」

アーニャ「ダー。私のサイン、ですか。喜んで、します」

のあ「これにしてもらえる?」 つ エボルトラスター

アーニャ「ちょっとサインし辛いですが、頑張ります」

ゼロ「はは、よかったな。アーニャ」

ベリアル「たまにはこういうのも悪くねぇか……」

スライ「微笑ましい光景ですね」ホッコリ

グロッケン「そうだな。やっぱり、花があるなぁ~」

美波「……今、物凄いことをカミングアウトしていませんでしたか?」

ゼロ・ベリアル・スライ・グロッケン「……ふぁっ!???????」

345: 2015/07/31(金) 00:50:32.37

>> ずっと、のあのターン!

ゼロ「ちょ、ちょっと待て!!」

のあ「何をどう待つの?」

スライ「そういうことじゃなくてですね!」

グロッケン「のあちゃんがウルトラマンネクサス!?」

ベリアル「どどど、どういうことだ!?」

のあ「言ってなかったかしら?」

ベリアル「言ってねぇよ!!」

のあ「あなたもウルトラマンなのだから、それくらい察しなさい」

ベリアル「できるか!!」

のあ「ちっ。ウルトラマンの恥さらしめ」

ベリアル「(#^ω^)ビキビキ」 ググ

スライ「へ、陛下! 落ち着いて! リラックス、リラックスですよ!」

グロッケン「ぶっちゃけ今回は無理じゃね!?」

346: 2015/07/31(金) 00:53:07.42

周子「……え? 社長って、ウルトラマンなの? ていうか、のあさんもウルトラマン???」

飛鳥「陛下が……ウルトラマン……?」

グロッケン「のあちゃん、普通にバラしちゃダメじゃん!!」

のあ「めんごめんご」

ベリアル「こいつ、バラバラに引き裂こうぜ」

スライ「ホントに落ち着いてください!」

ベリアル「落ち着けるわけねぇだろうが!!! こいつ、俺の血圧を上げてころす気だぞ!」

ゼロ「こ、この際、ベリアルは置いておいて……。お前、本当にウルトラマンネクサスなのか?」

のあ「その通りよ。ウルトラマンゼロ、あなたとはきちんと話しておきたいと思っていたわ」

ゼロ「まぁ、エタルガーの件もあるし、知らない仲じゃないが、大した会話はしてなかったからな」

のあ「アレは、私じゃないわ」

ゼロ「どういうことだってばよ!?」

347: 2015/07/31(金) 00:54:41.56

のあ「私はネクサス。ウルトラマンノアが多くの宇宙を救う為に生みだした、ノアから切り離された存在。だから、人間と融合しているわけでもないわ。私自身が、ネクサスよ」

ゼロ「ネクサスはウルトラマンノアだったのか……。じゃあ、あの時のネクサスは、別のネクサスだったのか」

のあ「いいえ、アレは本体のノアが別の巨悪と戦って体力を消耗した後に、エタルガーに襲われて、捕まっただけよ」

ゼロ「本体だったのかよ!!????」

のあ「エタルガーも非常に喜んでいたみたいよ? 彼も、本体を捕獲できるとは思っていなかったようで」

スライ「そりゃ喜ぶでしょ……」

のあ「実を言えば鏡の中だろうが、時間が経てばノアはいずれ回復するから、意味はなかったけどね」

グロッケン「ぬか喜びかよ!」

美波「ウルトラマンノアの燃費って、結構悪いわよね……」

蘭子「神様なのに……」

348: 2015/07/31(金) 00:56:32.58

のあ「それは違うわ」

拓海「アタシが見た話じゃ、神と同義だったが……」

のあ「確かに、ウルトラマンノアは恐るべき力を持っている。例えば、セブンが大苦戦する怪獣軍団を一瞬で蒸発させたりとか」

ゼロ「喧嘩売ってんのか」

のあ「事実よ」 ニヤ

ゼロ「ベリアル、許す。こいつを殴れ」

ベリアル「よしきた」

スライ「ゼロォォォォォォォォォォォ!!! あなたのことは信じてたのに!!」

ゼロ「俺ら、元々は敵だろ?」

スライ「そうですけどね? 確かにそうですけどね! のあさん、ホントに止めて!」

のあ「そうね。話が進まないし」

グロッケン(誰のせいだよ!)

のあ「確かにノアは強大な力を持っているけれども、危機を迎えることも多い。神であるならば、そんなことはないのではなくて?」

美波「けれども、時空移動に時間の操作……。そのうえ、超新星爆発を超える光線技。人間からすれば、神ですよ」

のあ「それもそうね。というか、冷静に考えても私の本体ヤバ過ぎね」

ゼロ「どっちだよ!!」

ベリアル「拓海、頼む。頼むから、こいつを殴ってくれ……(懇願)」

拓海「そ、そう言われてもな……。さすがに、ウルトラマンを殴るのは……」

349: 2015/07/31(金) 00:58:57.78

のあ「私が言いたいのは、強い力を持つ者を神と崇め、頼りっぱなしにしないこと。そういうことよ」

ベリアル「いい話でまとめようとしているのがムカつく」

グロッケン「実際、良いことは言ってるんですけどね……」

アーニャ「あの、サイン、書けました」

のあ「ありがとう」

ゼロ「ていうかそれ、お前の変身道具じゃねぇのかよ!??」

のあ「アナスタシアのファンだから、自分の一番大事なものに書いてもらったわ(キリッ」

ゼロ「よし、ヤろうぜ」

ベリアル「そうだな」

スライ「ゼロォォォォォォ!!! 頼むから、正気に戻ってください!」

文香「す、スライさんが……ストレスで大変そうです……」

拓海「スライさんが普通の人間だったら、確実に胃潰瘍になってるだろうな……」


スライの胃「いや、そろそろ限界」ジュー


飛鳥「陛下が……ウルトラマン……」

志希「こっちはこっちで大変そうかなぁ~……」

飛鳥「……いい、ですね!!」

周子「シューコちゃん、これには苦笑い」

350: 2015/07/31(金) 01:00:18.04

飛鳥「冷静に考えれば、ウルトラマンって凄い能力者ですよね!」

美波「宇宙空間で生きていけるし、エネルギーは僅かな光で大丈夫。空を飛べ、更には腕を組んだだけで強力な破壊光線を出せ」

アーニャ「ご飯も必要なく、氏んでも場合によっては生き返れて、融合することで氏んだモノすら蘇生させ」

蘭子「光の戦士の持つ聖なる武具はどれもこれも、神々の黄昏を引き起こす神具なり(ウルトラ一族の道具は何でもありです)」

スライ「冷静に考えても、とんでもない生き物ですね」

グロッケン「俺達、よくケンカを売ろうって思ったな……」

莉嘉「メビウスみたいに、炎を出せたりする人もいるよね!」

みりあ「超能力も使えるよ!」



ユッコ「呼ばれた気がしました!」

日野茜「多分、呼んでないですよ!!!!」



飛鳥「つまり、ウルトラマンこそ、陛下こそ僕の理想なわけです!」

ゼロ「お前らの事務所って、本当に変わった子が多いよな」

ベリアル「頼むから、何人かトレードしてくれ」

ゼロ「ムリ」

周子(ウルトラマンって、普通は正体隠すものじゃないの?)

351: 2015/07/31(金) 01:02:35.61

のあ「さて、少し真面目に話すわ」

ゼロ「ふざけてたこと認めちゃったぞ、こいつ」

ベリアル「ウルトラマンノアは、なんでこんなアンポンタンを作った? 作り直しを要求するぞ」


のあ「この地球は素晴らしいわ。多くのアイドルが正しき輝きを放ち、ファンの人達もそれに触発され、輝いている」

きらり「みんなではっぴはっぴ! してるんだにぃ☆」

のあ「ええ。その輝きを知りたくて、私もバイト先のメイド喫茶を辞めてベリアルの事務所に行ったわけ」

グロッケン「何でウルトラマンがバイトしてるんだ?」

スライ「もう、考えるのはやめましょう……(白目)」

周子(スライさん、氏にそう)

のあ「輝きは人々を結び付け、光り輝く。まさに、絆……」ニコ

拓海(黙って微笑んでれば超美人なのに……)

のあ「だから」

ゼロ「ん? 何か来るぞ」

キングジョー「トゥゥゥゥ」

美波「あれは、確かキングジョー!」

グロッケン「ペダン星人か?」

スライ「いえ、最近は量産型キングジョーが普通に売り出されていますからね。ペダン星人から買った、何者かの可能性もあります」

志希「あのロボット、普通に売られてるの?」

スライ「侵略兵器ではなく、未開惑星調査用だったり、土木用など、用途は様々ですよ」

のあ「この地球を脅かすものは、私が許さない。ネクサス」シャキーン

352: 2015/07/31(金) 01:03:21.64

ドドーン!

ネクサス「シュワ!」

アーニャ「本当に変身しました」

みりあ「ホテルで助けてくれたウルトラマンだ!」

莉嘉「女の人でもウルトラマンになれるんだ……」

きらり(正確には、女の人に化けていたウルトラマンだと思うけど)

ネクサス「テヤ!」

キングジョー「ッ!」

スライ「量産型とは言え、キングジョーの防御力は……」

美波「いえ、ネクサスなら相手の防御力は関係ないです!」

グロッケン「それは、どういう……」

文香「色が変わりました!」

ネクサス(ジュネッスブルー)「アローレイ・シュトローム!」

ゼロ「青い、ネクサス……」

ベリアル「弓矢? ゼロみたいな……いや、あいつが本家ってことか」

キングジョー「……ッ!」グサ

志希「光の矢が……ロボットを貫いて、貫いた先から……粒子状に消えていく……? まさか、分子に分解されてる?」

スライ「恐ろしい技ですね……」

353: 2015/07/31(金) 01:04:57.65

のあ「こんなものね」

文香「あ、お疲れ様です……」

ゼロ「ま、まぁ、とにかく、これからもよろしく頼むぜ!」

のあ「ええ、そうするわ。悪名高いウルトラマンベリアルがこの地球にいるから警戒していたけど、ただの腑抜けのようだし」

ベリアル「……(#^ω^)ビキビキ」

グロッケン「なんでのあちゃんは無駄に挑発するの!?」

スライ「ていうか、それが本当の理由ですか。思ったよりまともな理由だったんですね」

拓海「メイド喫茶でバイトしてたけどな」

のあ「あのベリアルに対してこの程度で済むのだから、ありがたく思って欲しいわ。本来なら、寝てる隙にシュトロームソードを叩きこむつもりだったわ」

ベリアル「ぐっ……。くそ、言い返せねぇ……」

拓海(なんだ、ホントに暴れる気ないんじゃんかよ)デレデレ

ゼロ「寝首をかくつもりだったのか……。根は真面目なのか……? 一応」

のあ「それじゃあ、前川みくによろしく伝えておいて」

スライ「そ、そうですね。我々はこの辺で(ゼロも暴走しかねないし)」

周子「またね~」

文香「……周子さんは、平気なんですか?」

周子「ま~、驚きはしたけどね~。身の安全があるなら、あたしにとっては頼りになる社長さんだしね~」

ベリアル「ふっ、よろしく頼むぜ」

みりあ「バイバーイ!」

361: 2015/08/02(日) 00:48:41.04


>> 星に願いを

ゼロ「いや~、今日は疲れたぜ」

美波「主に、ウルトラマンネクサス、高峰のあさんのせいですね」

ゼロ「マジで何であんな性格になったんだ……? 根は真面目だったっぽいが」

美波「ウルトラマンですから……もしかしたら、全て計算づくの可能性も」

みりあ「……ちょっと、眠いかも」

ゼロ「おっと、すまないな。最後に、みんなをとっておきの場所に連れていきたいから、もう少しだけ我慢してくれ」

みりあ「うん、頑張る……」

きらり「みりあちゃん、ファイト!」

蘭子「それで、我が友よ、禁断の地とは?(うぅ、まだ、顔がまともに見れないよぉ……)」

ゼロ「それはな……デュワ」ドゥゥゥン、シャキン、シャキン

美波「やっぱり、テレポートで何処かに……」

莉嘉「わっ! 一気に大きくなっちゃった」

ゼロ「さ、乗ってくれ」 スゥ

アーニャ「ま、まさか」

ゼロ「アーニャが行きたかった場所に、行こうぜ!」


362: 2015/08/02(日) 00:49:12.47


みりあ「うわ~! すごいよ! すごいね! 宇宙だよ!」

莉嘉「すごいすご~い! 月が近いよ!」

きらり「きらりよりもいっぱいいっぱい、大きいにぃ~☆」

美波「ま、まさか宇宙に来れるなんて……」

蘭子「う、宇宙……」ポカーン

アーニャ「すごい、すごいです! ズヴェズダ、とてもよく見えます!」

美波(テンション高いアーニャちゃん、可愛い)

ゼロ「喜んでもらえて何よりだ! せっかくだ、月くらいに行っとくか」


363: 2015/08/02(日) 00:51:27.46


>月面
美波「凄い……。私達、月にいるんだ……」

ゼロ「本当は走り回ってもらいたいところなんだが……。今回は俺の手の中で我慢してくれ」

みりあ「地球、きれ~……」

蘭子「青き星……宇宙のオアシス……」

莉嘉「凄いねぇ……」

きらり「あの星で、きらり達は生きて、みんなをはぴはぴさせるんだね……」

みりあ・莉嘉「スースー……」

ゼロ「おっと、二人は寝ちまったか。そろそろ、戻るか」

アーニャ「……シン、ありがとうございます」

ゼロ「どういたしまして、だな」ニカ

アーニャ「……あ、わかりました」

美波「何が?」

アーニャ「蘭子の好き、わかりました。今、私も、シンを見ていたら、ドキドキしました」

美波「……ふふ、そっか」

蘭子「心地よい鼓動……///」

ゼロ「何の話しだ?」

アーニャ「セクレート、秘密、です」

蘭子「お、乙女の領域なるぞ!」

ゼロ「おっと、それは失礼。じゃ、大気圏を突破するぜ!」

きらり「みりあちゃんと莉嘉ちゃんは、きらりが見とくにぃ!」


美波「アーニャちゃんの気持ち、蘭子ちゃんの気持ち、わかるわ」

アーニャ「美波、瑞樹みたいです」

美波「ふふ、そうね。真似しちゃった」

美波(だって、あの日、私を助けてくれた日から……私はずっと、この大きな手を持つ彼に……)

美波(けど……これは、叶わない。彼と私じゃ、何もかもが違い過ぎる……)

364: 2015/08/02(日) 00:52:17.97


>> 光へのお礼 2

光「はぁぁぁぁぁ。ウルトラマンゼロがアタシに会いに来てくれたって言うのに……。はぁぁぁぁぁ……」

佐久間まゆ「光ちゃん、なんだかすごく落ち込んでますね……」

茜「仕方がないですよ! 大好きなウルトラマンに会うどころか、気絶しちゃったんですから!」

まゆ「まゆもウルトラマンギンガでアイドルを目指す女の子、千草ちゃん役をしているから、本物には会ってみたかったんですけど」

茜「私も、ウルトラマンゼロとは共演してますからね!」

まゆ「あれ? そうだったんですか?」

茜「はい! 何を隠そう、私は当時子役をやっていまして! 楓さんと共演して、ゼロの仲間であるロボット戦士、ジャンボットを操縦して一緒に戦った仲なのです!!!!」

まゆ「そうだったんですかぁ。まゆ、過去作はあまり勉強していなくて……」

茜「何だかんだで結構前ですから! 監督が私の元気の良さを見込んで、弟役から妹役に変更してくれたくらいだったんですよ!!」

日野茜→ベリアル銀河帝国、ナオ役(短髪なので、意外と気づかれず)  佐久間まゆ→ウルトラマンギンガ、久野千草役

茜「光ちゃんと出会った時は、質問責めにされたものです!!」

茜「だから、私も会ってみたいです!!!!」

365: 2015/08/02(日) 00:53:56.82


ゼロ(変身済)「……やべぇな、なんか濃ゆい。あの子がナオ役だったのか……」

ちひろ「諸星補佐に会った光ちゃんと、茜ちゃんのテンションを考えると確かに……」

凛「けどさ、折角プレゼントを買ったんでしょ? なら、渡さないと」

ゼロ「茜の分は買ってなかったんだよ……」

みく「二本あるし、頭のスラッガー一つあげればいいんじゃないかにゃ?」

ゼロ「ダメに決まってんだろ!」

李衣菜「光ちゃんなら、家宝にしそう」

未央「も~、男は度胸! 何でも試してみるもんだよ! えい」

ゼロ「うぉ、押すな!」

光・まゆ・茜「あ」

ゼロ「……よ、よう! 俺はゼロ、ウルトラマンゼ」

光「ゼロだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ゼロ「うぉわっ!?」

卯月「ウルトラマンが逃げ腰になった!?」

光「この間は大変申し訳ございませんでした!!!!!!!」

        ジャンピング土下座

杏「どっかの敵幹部みたいなことし始めた!」

366: 2015/08/02(日) 00:55:49.48


ゼロ「お、おい! 落ち着けって! 俺は別に、気にして」

光「アタシが、アタシが大好きなウルトラマンを見て気絶するなんて……! 土下座程度じゃ許されないけど、許してください!!!」 ガンガンガン

まゆ「ひ、光ちゃん? 頭を床に打ち付けるのはやめた方が……」

智恵理「まゆちゃんがひいてる……」

ゼロ「だから、俺は気にしてないから落ち着け! これ、プレゼントな」

光「プレゼント……? ウルトラマンが、アタシに?」

茜「何でしょうかね! 本、ですか?」

ゼロ「俺が好きらしいから、俺が全部の技を使ってる所を写真に収めておいたぜ」

凛「買ったってアルバムだけ!?」

まゆ「えぇ……? ウルトラマンの生写真集……?」

かな子「まゆちゃんにひかれた!」

光「家宝にします!!!!!!!!!!!!!!!!」

茜「良かったですね!!!! それはそうと、自分も握手くらいいいですか!!!!」

ゼロ「お、おぅ! ナオ役だった日野茜だな、よろしく!!!」ギュ!

茜「よろしくお願いします!!!!!!!!」ギュ!

楓「あ! また生トラマンがいる! ふふふっ」

ゼロ(やべ、また来た……。ダメなエメラナ、略してダメラナ)

光「うひゃぁぁぁぁぁぁぁ!! 生のゼロの写真だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! これだけでご飯三杯は食べれるよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! うっ……パタッ」

ゼロ「光ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!?!?!?!?」

アーニャ「興奮し過ぎて、また気絶しました!」

※光をみんなに預け、ゼロは光の体調の為、帰りました。徒歩で


光「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!! アタシのバカァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」



367: 2015/08/02(日) 00:57:56.04


>> 撮影終了!

メトロンA「みんな」

メトロンB「お疲れ様でした!」

「「「「「お疲れ様でした~」」」」」

未央「くぅぅ! 私達の初主演映画も、ついに撮影終了だね!」

美波「けど、まだよ? メトロダクションの方が編集している間に、私達は宣伝しなきゃ!」

ゼロ「この後も各所へのテレビ出演が山ほどあるぜ! 全ては、大先輩の力だけどな」

「はは、僕は何もしてないよ。相手から勝手に、話題性があるって来てるだけだからね」

蘭子「古の戦士は、謙虚である」

「いや~、俺なんか今回はティガダークに負けただけだからな! ……前回も、エタルガーに負けてるし」ドヨーン

アーニャ「気にしてたんですね」

「近所の子供に『ダイナって弱いね』って言われた(´;ω;`)」

卯月「け、けど! 最後は復活して、影法師に一矢報いたじゃないですか!」

未央「そ、そうですよ! 最後のダイナの戦いがなきゃ、ピンチでしたし!」

凛「戦ってる相手もベリアル、ハイパーゼットン、エタルガーだし、負けても仕方がない相手ですし……」

「みんな良い子だなぁ……! よし、宣伝する時は俺がこんな感じにボケるから、それをみんなで弄って慰めてくれよな!」

美波(おバカキャラなんかで売ってる人だけど)

蘭子(頭良いんだろうなぁ)

368: 2015/08/02(日) 01:01:46.98

「そうだ、蘭子ちゃん。君に、これを」

蘭子「これは、黒いスパークレンス!?」

「僕のスパークレンスはさすがにあげられないけどね」

蘭子「わ、私は……う、受け取れません! この間まで、ティガだって、見たことなかったのに……」

メトロンA「まぁまぁ、そう言わずに」

メトロンB「この闇の巫女の衣装もお付けするよ」

美波(テレフォンショッピングみたい)

蘭子「け、けど……」

「確かに、君はウルトラマンを知らなかったかもしれない。いや、他の人だってそうさ。多くの人が本物のウルトラマンが訪れたことをきっかけに、ウルトラマンを知った。

彼らが伝えたい正しい心。いや、彼らだけじゃないね。全てのヒーローが伝えたい事。それを君は、知ってくれた。撮影中でも、君のウルトラマンに対する、

自身のキャラクターに対する情熱は、よく伝わったよ。きっと、映画を見てくれた人にはそれが伝わる。そんな君だからこそ、これを。彼らのことを知ってくれた、闇の中でも輝く君に」

蘭子「わ、わかりました。……今日より我が、闇の巨人なり!」

「ふふ、お手柔らかに頼むよ」

ゼロ「よかったな、蘭子」

蘭子「はい!」

アーニャ(光に、尋問、されますね)

「俺らは撮影当時の道具を貰うのが、伝統みたいなもんだからな~。俺も変身して撮影する時は、家から持ってくるし」

「君、8兄弟の時は家に忘れて、取りに行ってたよね」

「先輩、それは言わないでくださいよ!」

ハハハハハ!

拓海「……いいな、こういう空気」

美波「アットホームって奴ですね。そちらの事務所は……」

拓海「あの人らは、美波が思ってる以上に気のいい連中ばっかだよ」

美波「そうなんですか……」


369: 2015/08/02(日) 01:02:38.32


みりあ「蘭子ちゃんばっかりずるい!」

莉嘉「アタシにもスパークレンスください!」

「これは僕のだから、上げられないけど、代わりに」

メトロンA「スーパーガッツの制服、特別サイズで用意しておいたよ!」

みりあ「わ~! ありがとうございます!」

メトロンB(本当はダメなんだが、宇宙の技術で柔軟性に優れた素材で作ったから、サイズも彼女達が大人になっても合うだろう)

莉嘉「早速着ていい?」

メトロンA「怪獣モチロン!」

莉嘉「お姉ちゃんにメールしなきゃ!」

きらり「きらりが撮ってあげるにぃ☆」

みく「み、みく達の分は」

メトロンB「モチロン! 用意してあるよ!」

李衣菜「やった!」

メトロンA「ここでサプライズ! 実はエンディング撮影はまだなんだけど」

メトロンB「今回の事件で感銘を受けた君達はスーパーガッツに入隊し、アイドルと防衛チームを兼業すると言う設定なのだ!」

智恵理「え、ええぇぇぇ! そそ、それって!」

メトロンA「スクリーンでも、この制服を着てもらうよ!」

かな子「やったね!」


アーニャ「……ふふ、先輩として、鍛えなきゃ、ダメですね」

美波「アーニャちゃんのキャラがアーニャ隊員に汚染されてる!?」


370: 2015/08/02(日) 01:04:25.46


>> 襲来 美城常務

ゼロ「え? 俺も会議に出るのか?」

武内P「はい。諸星補佐も立派なプロデューサーです。今回の映画の件、上も高く評価しています」

ゼロ「と言っても、俺は勝手にやってるだけだからな……」

ちひろ「そんなことないですよ。諸星補佐当てに、お仕事をした方々からお礼が来ています」

部長「真っ直ぐで熱く、アイドル達の良さをアピールしてくれる。なんてことのないことでもすぐに手伝ってくれる。ふふ、ウルトラマンだねぇ」

ゼロ「いやしかし、俺は当たり前のことをしてるだけだぜ」

部長「まぁまぁ。今回は君が出てくれた方が面白そうだからね」

ゼロ「?」

371: 2015/08/02(日) 01:08:17.76

美城常務「プロジェクトを、白紙に戻す。そして、私が(以下、アニメと同じ説明)」

武内P「ま、待ってくださ」

ゼロ「ちょっと待ちやがれ!!!!」

武内P「も、諸星補佐?」

常務「君は……そうか。君が噂の」

ゼロ「諸星シンプロデューサー補佐だ」

常務「君の活躍は聞いている。このご時世にメトロダクションとのコネクションは、非常に強力な武器だ。感謝する」

ゼロ「そんなもん、俺にしなくていいぜ。あの仕事を取ったのは、うちのアイドル達の実力だ! 遅れてノコノコやってきて、いきなり自分勝手な意見とは、筋が通らねぇぜ」ビシ

他P1(よく言ってくれた!)

他P2(応援してあげたいが、流石に……相手が悪すぎる)

常務「君は、口の利き方を知らないな」

ウルトラマンゼロ 5900歳児     美城常務 50歳未満

常務「まぁ、いいだろう。君は実力のある人間だ。そして、君の意見を聞こう」

ゼロ「まず、あんたのやり方で本当に利益が上げられるのか?」

他P1(意外とまともなこと聞いてる!?)

常務「……(ピクッ) ほう?」

ゼロ「あんたのやり方が何を目指しているのか俺には分からねぇが、あんたはこの日本の346プロを、アイドル達を直に見てきたわけじゃない」

372: 2015/08/02(日) 01:10:27.02


ゼロ「みんなの仕事を、輝きをまともに見ていない人間が、自分の理想論を通そうなんて、二万年早い」」

ゼロ「それに、あんたは海外を見てきてそういう提案をしているようだが、海外と日本は違う。海外のやり方を取り入れて成功した。よく聞く話だ」

ゼロ「海外のやり方を真似て、失敗した。これもよく聞く話だ。違うか?」

常務「……違わないな。肯定しよう」

他P2(あの人、脳筋じゃなかったんだ……)

ゼロ「それに、俺達が担当するアイドルはそこそこ売れてきている。ここにきてあんたの言う急な路線変更、果たしてファンはついてきてくれるのか?」

ゼロ「ファンだけじゃない。クライアントだってそうだ。本当に、頼もうとしてくれるのか? それなら、別の所に。そんな所もなくはないだろう」

ゼロ「少なくとも俺は、自分のコネクションを使ってあんたにメトロダクションを紹介する真似は絶対にしないし、メトロダクションの連中も断るだろうな」

常務「なるほど。君は例え何があっても自分の筋を通す人間のようだ」

部長(人間じゃないけどね)

常務「ここは会社だ。子供の仲良しごっこの場ではない。利益を得る為に、どうすればいい?」

ゼロ「何もするな」

常務「何?」

ゼロ「だって、そうだろう? 順当に利益も上がってきている所に、急な改革なんて必要ない。なら、この順当な利益を更に上げ、見守る方が確実だ」

常務「なるほど。君の意見も一理ある」

ゼロ「ふっ。もう一度言っておくが、アイドルの輝きを数字でしか見てない奴がアイドルを語るなんざ、二万年早いぜ!」

部長・武内P(君(あなた)も二万年生きてないでしょ?)


373: 2015/08/02(日) 01:15:35.76


ゼロ「すみませんでした」土下座

美波「私達の為に怒ってくれたのは嬉しいけど」

凛「5900歳児ぇ……」

未央「下手したら一気にプロジェクト解体かぁ~」

卯月「うぅ、がんばらないと……」

アーニャ「気にしないでください。気は進みませんが、いざと言う時は、ベリアルの事務所に、行きましょう」

みく「あそこ、のあにゃんがいるからにゃぁ……」

李衣菜「そっちが理由なんだ……」

蘭子「気に病むことは無い。我らであれば、どのような闇の中にいても、星々のように輝くことができる!」 つダークスパークレンスを構える


みりあ「蘭子ちゃん、いいな~」

莉嘉「ダークスパークレンス、いつも構えてるもんね~」

きらり「映画に合わせて発売するらしいから、みんなで買いに行くにぃ☆」

みりあ・莉嘉「うん!」

374: 2015/08/02(日) 01:16:20.27


ゼロ「みんな、ありがとう……!」

部長「みんなの言う通りだよ。映画の件もあるし、彼女も諸星補佐を無碍にすることはできない。諸星補佐のお陰で、大分猶予ができた」

ちひろ「ハッキリ言ってしまえば、常務は最初から全てのプロジェクトを解体し、統合する気だったんです」

ゼロ「遅かれ早かれって奴か……」

部長(前はあんな事をするタイプではなかったんだがなぁ……)

かな子「じゃあ、シンプロデューサーのお陰で時間は伸びたんですね」

武内P「はい。その間に、新たなる企画を考えます」

ゼロ「ようし! 俺達は映画の宣伝を全力でやっていこうぜ!」

シンデレラ「はい!」

部長「来年も年明けから忙しくなるねぇ」

ちひろ「実際、ウルトラマン来日に、映画の効果で、みんなは引っ張りだこですからね。常務の口を黙らせるのも、難しくありません」

武内P(私も、彼女達の笑顔を引き出せる企画を進めなければ……!)

375: 2015/08/02(日) 01:18:43.58


>> ベリアル銀河帝国事務所

ベリアル達は、溜まっていたデレマスのアニメを視聴していた。

志希「アレが噂の、私達のアニメか~」

周子「シューコちゃんは出てないのか。ガッカリ」

拓海「ベリアルによると、アタシらは出てないらしいな」

ベリアル「よし、この女常務を痛い目に合わせに行くぞ」

スライ「陛下ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! ダメに決まってんでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!?????」

ベリアル「俺様、ああいう女、嫌い」

スライ「何で片言なんですか!?」

ヴィラニアス「陛下、お気持ちは分かりますが、さすがに……」

グロッケン「陛下、早く行きましょう! ボコボコにしに!」

デスローグ・ジャタール「準備はできてます!」

スライ「お前らも人の話を聞けよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

タイラント(遂にスライが壊れた……)

のあ「全く、何を言い出すかと思えば」

ヴィラニアス「そ、そうだ! 普段はアレとはいえ、のあはウルトラマンネクサス!」

スライ「お、お願いします! 陛下たちを止めてください!」

のあ「ベリアル」

ベリアル「あぁ?」

のあ「私も行くわ」

スライ「そんな事だろうと思ったよチクショォォォォォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ヴィラニアス「ホログラムなのに、スライの髪の毛がごっそり抜けおちて!?」

タイラント「スライの心を表してくれちゃってるのか……」

376: 2015/08/02(日) 01:19:47.85


のあ「だって、私のみくにゃんとアーニャンを悲しませてるのよ? 許せないわ」

スライ「ウルトラマンが人間同士の事に関与してどうするんですか!」

のあ「私はネクサス。銀河連邦の法に縛られないわ(キリッ」

スライ「ウルトラマンノアぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! この不良品を返品させろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ヴィラニアス「お、落着け! 落ち着くんだ!」

タイラント「スライの奴、陛下どころか神に刃向いやがった……」


ウルトラマンノア「返品は受けれない。……ごめんね!」


スライ「断ってんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

ヴィラニアス「ど、どうしたんだスライの奴?」

タイラント「ストレスで幻覚を……?」

378: 2015/08/02(日) 01:25:08.37



文香「あ、あの、スライさんが本当にストレスで氏んでしまいそうなので、やめて上げた方が……」

スライ「天使か……!!」

文香「え、えぇぇぇ///」

飛鳥「人は、女性に天使を見るものなんだね」

ベリアル「まぁ、そうだな。あの常務を乗り越えるのも、連中の試練か」

スライ「陛下……本当に良かった。わかってくださって……!」

のあ「しょうがないわね」

ヴィラニアス「こちらも治まったか」

のあ「グロッケン、デスローグ、ジャタール、私達だけで行くわよ」

スライ「んなことだとおもったわボケェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!」

ベリアル「拓海! マジでそいつを止めろ!」

拓海「わ、わかった!」


379: 2015/08/02(日) 01:28:01.74


のあ「くっ、放しなさい」

拓海「大人しくしろ!」

のあ「こうなれば……ネクサス」シャキーン!

志希「にゃにゃ!? 変身した!」

周子「そんなことでしちゃっていいの!?」

ベリアル「テメェ、いい加減にしろ!」 シュワ!

飛鳥「陛下も変身した!?」

文香「ウルトラマンを止めるには、やはりウルトラマンでしか……」


※ベリアル陛下、地球に来てから初めての変身及び激闘の末、のあを取り押さえました☆


のあ「やはり、正面切って戦うのは辛いわね……」

ベリアル「散々手こずらせておいてよく言うぜ」

のあ(しかし、気のせいかしら? 私が想像していたよりも、パワーが弱かった……)

ベリアル「……」

380: 2015/08/02(日) 01:30:13.81


>> ベリアル銀河帝国事務所のクリスマスパーティー

スライ「しかし、地球人のことも大分理解を示せるようになりましたが、わからないことも多いですね」

ヴィラニアス「地球人たちは何故、クリスマスと言う祭日に力を入れるのか……」

デスローグ「フゴ(この日の効果だけで、おもちゃ屋さんとケーキ屋さんは大忙しみたいですし)」

ジャタール「その経済効果も計り知れないとは……」

グロッケン「俺達だけじゃないし、みんなの為に俺達もクリスマスパーティーをやろうぜ!」

スライ「確かに、最近は陛下も御疲れ気味」

ヴィラニアス「主にのあのせいだが……」

ジャタール「ここは美味しいものでも食べて、療養していただこう!」

デスローグ「フゴ(この時期だと高くつくかもしれませんが)」

タイラント「マフィアから奪った軍資金が一杯だし、大丈夫っしょ」

グロッケン「今日はみんな、夕方には帰ってくるし!」

スライ「その間に準備してしまいましょう。ヴィラニアスとデスローグはケーキや、女性へのプレゼントを買ってきてください」

ヴィラニアス「いいだろう」

スライ「グロッケンは飾り付け用のアイテムを」

グロッケン「わかったぜ!」

スライ「私達はパーティー会場の準備を。レッスン室でも使ってしまいましょうか」

ジャタール「それが手っ取り早いな」

タイラント(こいつらも地球に馴染んだな~)


381: 2015/08/02(日) 01:31:44.98


ベリアル「しかし、地球人に寛容になったつもりだが、今一理解できねぇ。クリスマスってのは、何でこんなに騒ぐ? お陰で仕事はあるが……」

拓海「正直、アタシもそう思うぞ。クリスマスだなんだって、アホみたいに騒いで」

飛鳥「そうかな? 日本人は昔から、良くも悪くもため込むからね。『祭り』は、彼らを解放する一種の魔法の言葉、儀式なのさ」

のあ「確かに、この国の人間は他国よりも勤勉……融通が利かない分、祭日には妙に力を入れるわね」

志希「楽しければ何でもいいじゃない? お仕事もあるし。社長、美味しい物食べたいな!」

文香「そうですね……。クリスマスケーキとか、食べたい……かも」

周子「私も実家が和菓子屋だから、あまりケーキは食べなかったなぁ」

ベリアル「そうか。……ん、スライから? レッスン室にてお待ちしますだ? あいつら、何を企んでやがる?」

382: 2015/08/02(日) 01:32:30.16


スライ「というわけで、クリスマスパーティーを企画してみました」

ベリアル「お前らなぁ……」

志希「うわ~! これ、物凄く有名なお店のケーキ!」

拓海「寿司まであるのかよ……」

周子「しかもこれ、特上寿司!?」

のあ「お肉……」

文香「のあさんはウルトラマンだから、他の命を奪うような料理は……」

のあ「お気遣い、ありがとう。けれども、平気よ。これは、自然の摂理でもあるから」

ヴィラニアス「みんなへのプレゼントも用意してるぞ!」

デスローグ「フゴ~(急遽やったから、集めるのが大変でした)」

飛鳥「ヴィラニアスさん、サンタコスだと怖さも和らいでるね」

デスローグ「ささ、まずは乾杯と行きましょうか!」

文香「はい……」

383: 2015/08/02(日) 01:34:16.63


ベリアル「ほぅ、こいつはなかなかの美味さだ」

拓海「ん~、美味しいぃ~」

のあ「そうね」パクパクパクパク

デスローグ「フゴ(のあちゃんも満足してるようです)」

タイラント(これで分解はされなくて済む……)

志希「美味しいねぇ~」

文香「はい……」

飛鳥(高級ホテルで陛下と二人っきりとかなら……ふふふ)

周子「飛鳥ちゃん、おませさんだね」

ベリアル「……本当に、こういうのも悪くねぇな」

スライ「そうですね」

ヴィラニアス「暫くは、この地球でのんびりしましょう。後のことは、後に考えましょう」

グロッケン「そうっすよ! ……みんなに子供ができたら、その子らを見守るのも悪くないかもしれないっすね」

デスローグ「フゴ(ウルトラマン達が地球に肩入れする理由、わかってきましたね)」

ベリアル「そうだな……」

384: 2015/08/02(日) 01:37:41.58


拓海(プロデューサーはウルトラマン……。アタシ達とは、寿命が違うんだよな……)

のあ「あなた達が本当に改心しているなら、あなた達にこの地球を任せて、旅立つのも悪くはないわ」

デスローグ「フゴォ(そっか、のあちゃんはネクサスだから、いつまでもこの地球に留まるわけには……)」

飛鳥「……今のままじゃ、いられないんですね。……このまま、時が止まればいいのに」

のあ「ダークルギエルみたいなことを言うのね」

飛鳥「ダークルギエル? 確か、ウルトラマンギンガの敵、でしたっけ」

のあ「ルギエルとギンガは元は一つの存在だったらしいわ。ルギエルは永遠の幸福、止まった時を求め、ギンガは受け継がれてゆく命、未来を信じた」

文香「ただの敵ではなく、あくまで善意の停止……。それ故の対立だったんですね……」

のあ「けれども、ルギエルは間違っていた。遙かなる時の中で、ウルトラマンノアは命の営みを見守ってきた。……あなた達の命、私に見せて欲しい」ニコ

志希「のあにゃんの笑顔は凶悪だなぁ……。美人過ぎる」

周子「そうだよね~。アイドルやってても引退して誰かと結婚して、家庭に入りたいと思うもんね~」

文香「そ、そうですね……。何れは、私も……す、好きな人と、本屋さんをしたい……です」

拓海「……そうだな」

スライ「まぁまぁ。難しい話になってしまいましたが、今は大いに楽しみましょう」

ヴィラニアス「そうだとも! せっかくプレゼントまで用意したんだから!」

のあ「3DSはあるかしら?」

デスローグ「フゴ(用意してます)」



ベリアル「……変わらぬ時、か。……だが、時は何れ、動くな。……そう、俺の贖罪の時が……」


385: 2015/08/02(日) 01:41:26.21


>> 346プロのクリスマスパーティー

ゼロ「みんなに呼ばれたけど……いったい何なんだ?」

武内P「諸星補佐もですか」

ゼロ「先輩もか……。ま、行ってみるとしようぜ!」

ガチャ

「メリークリスマス!」

パァン! パァン!

ゼロ「な、なんだ?」

武内P「そういうことでしたか……」

卯月「はい! クリスマスはお仕事が一杯でしたから」

未央「折角の年の締めくくりなんだし、パーティーしたいじゃん?」

凛「みりあの提案なんだよ?」

みりあ「えへへ~」

ゼロ「あの時言ってた、もっと寒くなったらって奴か。ありがとな、みりあ」

ちひろ「まずは、乾杯しましょう!」

未央「じゃあ、プロデューサー! 乾杯の音頭を!」

武内P「私が、ですか?」

ゼロ「先輩が相応しいぜ。俺は、後からやってきてちょいと手伝ってるだけなんだから」

武内P「ですが、今もプロジェクトが解体されず残っているのは諸星補佐の……」

部長「武内くん。みんなが、待ってるよ。ここのメインプロデューサーは、君なんだよ」

武内P「わ、わかりました。……今年一年、お疲れ様でした。来年も、このメンバーで楽しく、笑顔で仕事をしましょう」

「「「「「かんぱ~い!」」」」」

386: 2015/08/02(日) 01:44:10.21


きらり「今年は本当に、いろいろなことがあったんだにぃ☆」

智恵理「はい。アイドルデビューに……」

かな子「本物のウルトラマンに出会えるなんて!」

みく「いや~、今年は間違いなく、人生で最も濃い一年だったニャ」

李衣菜「ロックな一年だったね~」

みりあ「シンさん! これ、みんなで買ったの!」

ゼロ「お、俺にプレゼントか?」

莉嘉「いつもお世話になってるからね!」

杏「と言っても、ウルトラマンが何が欲しいかなんてわからないから……」

美波「私達も、アルバムとかになっちゃったんだけどね」

ゼロ「いや、すげぇ嬉しいぜ! ありがとな。お、これはまだ俺がいなかった頃の写真に……、こっちは俺も見たサマフェスの奴だな」

アーニャ「喜んでもらえて、よかったです」

387: 2015/08/02(日) 01:50:44.51

部長「ところで、諸星補佐はいつまでこちらの地球にいられるんだい?」

アーニャ・蘭子「っ!!」

ゼロ「いつまで……かな。明日かもしれないし」

みりあ「えっ!!」

ゼロ「最長の任務になれば二十年とか、かかるかもしれないしな」

莉嘉「そっか~」

ゼロ「この地球に狙いを定めてる奴は多いみたいだから、暫くはいることになると思うけどな!」

未央「なんだ、そっか! よかった!」

凛「侵略者に狙われてるのは、よくないけどね……」

卯月「なんだかんだで、結構ウルトラマンが出なきゃいけない事件、起きてますからね」

美波「この間のキングジョーの事件以外にも、何度かシンくんが変身して戦ってるものね」

ゼロ「俺がいる内は、みんなを危険な目に合わせはしないぜ!」

ちひろ「頼もしいですね」

ゼロ「ああ! ……願わくば、来年もこうやって、みんなと過ごしたいな」

388: 2015/08/02(日) 01:51:54.08


部長「そうだねぇ……。いやぁ、パーティー中なのに、すなかったね」

ゼロ「美城常務との約束もしてるからな。部長が確認するのも当然だぜ。あの子、怒りっぽくないか?」

部長「はは、あの子呼ばわりか。君がいてくれれば、彼女にとってもいい薬になると思うよ」

ちひろ「予想外の塊ですからね~」


ゼロ「おいおい、褒めてるんだかわからねぇ言い方だな! 美波、どうした?」

美波「……ううん。来年も、過ごせたらいいわね!」

蘭子「そばに……いて欲しいです」ギュ

アーニャ「いつまでも、一緒に」ギュ

ゼロ「……いつまでも、か。……そうだな。そうできたら、いいな……」

アーニャ(こういう時、いつもみたいに、明るく)

蘭子(肯定してくれないんですね……)


389: 2015/08/02(日) 01:56:06.01


美波「だけど、これがウルトラマンと過ごす最初で最後のクリスマスでした」

アーニャ「フセリェーンナヤ、宇宙の彼方から、地球の危機が、迫ろうとしていました」

蘭子「邪悪なる、古の支配者の復活は、止められなかった……」


394: 2015/08/02(日) 12:17:42.54
すみません、気付いたら>>372の次が抜けていました。
その分だけ投下させていただきます。




常務「だが、私には私の考えがある。計画は進めさせてもらう」

ゼロ「はぁぁぁ!?? 人がまともに意見言ってやれば、わからねぇ女の子だなぁ!」

他P達(常務を女の子!?)

部長(まぁ、人間の高校生程度と言っても、5900歳だからねぇ……)

常務「お、おんなのこ……っ!? 君は、幾らなんでも、口の利き方を知らなさすぎるな!!」

ゼロ「怪獣恐くて日本に帰るのが遅れた癖に、よく言うぜ!!」

常務「っ! 恐がってなどいない! たまたま、仕事が延期しただけだ!」

ゼロ「どうだか! その半年の遅れの間に、俺のアイドル達は超成長してくれたけどな!!」

常務「い、いいだろう。君がそこまで言うならば、君達のプロジェクトの解体は見送ろう。ただし、私が望む利益を出さなければ!」

ゼロ「上等だ! やってやろうじゃねぇかよ!!!」

部長(う~ん、これはこれで、面白いんだけどねぇ)




395: 2015/08/02(日) 13:57:40.57
エラーで書けてなかった・・・

以上です。失礼いたしました。

397: 2015/08/02(日) 23:01:00.37
再開します

398: 2015/08/02(日) 23:03:25.32
>>アナザースペース

ウルトラマンゾフィー「くっ! 本体は逃してしまったか……」

グレンファイヤー「や、やべぇぞ! あんな奴が地球に向かったら!」

ウルトラマン「サロメ星人が、レギオノイド工場を利用してあんなものを作っているとは……!!」

ウルトラセブン「奴を野放しにはできん!!」」

ミラーナイト「早く、追いかけなければ!」

ニセウルトラ兄弟(×5)×6セット「デュワ」

ジャンボット「何と言う数だ……!!」

ジャンナイン「強敵だ」

ウルトラの父「ここは我々が食い止める。ウルティメイトフォースは奴らを追ってくれ」

ゾフィー「いえ、ここは我々だけで」

マン「ウルトラの父は一緒に行ってください」

セブン「友人の、ピンチですよ?」

ウルトラの父「みんな……すまない」

399: 2015/08/02(日) 23:04:30.06


ゾフィー「くらえ! 全力の、M87光線だ!」 ビィィィィィ

ニセウルトラ兄弟「っ!」 バチバチバチ ドゴーン!

グレン「げっ! 小惑星ごとレギオノイド工場を消し飛ばしちまった!」

ミラーナイト「宇宙警備隊の隊長は、伊達ではないですね」

グレン(こりゃ、ファイヤーヘッドとか言ってからかえる相手じゃねぇな)

ジャンバード「みんな!」

ジャンスター「僕らに捕まれ」

ウルトラの父「うむ、お世話になるよ」


ゾフィー「さて、撃ち漏らした数は多いが……」

マン「偽物が」

セブン「本物のウルトラ兄弟に、勝てると思っているのか?」


400: 2015/08/02(日) 23:06:15.54

>> 地球 メトロダクション

メトロンA「というわけで、今回はおもちゃのパッケージ撮影だ!」

メトロンB「映画に向けて出す新製品は、ダークスパークレンスとスパークレンス、ガッツウイングMk,6、その他の新装備バージョン」

メトロンA「他にはゼロのウルトラゼロアイ(本物ボイス入り)、サーガブレス(本物ボイス入り)、リーフラッシャー等だね。スパークレンスの表紙は彼だが」

メトロンB「ダークスパークレンスの表紙は、蘭子さんだよ」

蘭子「わわわわわ、我が中心、であるか?(私が表紙ですか!?)」

アーニャ「蘭子、凄いです」

美波「それって、私達がアイドルだから、限定パッケージ的なものですか?」

メトロンA「いや、普通の奴だよ?」

蘭子「                                      」

ゼロ「つまり、蘭子の表紙のダークスパークレンスが、全国のおもちゃ屋さんに並ぶのか」

みりあ「蘭子ちゃんすご~い!」

莉嘉「いいなぁ! アタシもそうなりたいぃ~!」

メトロンB「ちなみに、CDの方も蘭子さんとティガダークのみのバージョンを作るらしいよ」

ゼロ「蘭子だけ、劇中歌があったからな」

蘭子「                                        」

アーニャ「蘭子の時間が、止まってます」

凛「一人だけ導入歌あった時点で気付こうよ……」

蘭子「こここ、これこそそそそそそが、ややや、闇の巨人の力! ややや、闇に呑まれよ!」

美波「蘭子ちゃん、落ち着いて」

401: 2015/08/02(日) 23:07:15.87


蘭子「お、男の子、買ってくれるかなぁ……」

かな子(蘭子ちゃん可愛い)

メトロンA「その辺は大丈夫だと思うよ。ティガダークも一緒だからね」

蘭子「売れ残ったりしたらやだなぁ……」

未央「確かに、売れ残りはショック受けるよね~」

メトロンB「ガッツウイングの表紙はアナスタシアさんと美波さん、武器類はきらりさん、拓海さんになるよ」

美波「私達も……」

アーニャ「美波、頑張りましょう!」

きらり「格好良いきらりの写真がのっちゃうのは、恥ずかしいにぃ~///」

みく「うがぁぁぁぁ! 物凄い後悔にゃ!!」

李衣菜「まぁまぁ。他の商品には、幾つか写るんだし」

凛「元々、アーニャ達だけの仕事だったんだし。仕方ないって」

メトロンA「シンデレラプロジェクトのメンバー限定表紙の商品は、一部の店舗、ネット受注をするつもりだから、君達にも出番はあるよ」

智恵理「わ、私達もおもちゃの表紙に……あわわわ!」

杏「さすがの杏も、気合を入れなきゃまずいかな」

卯月「映画デビュー……本当に、しちゃったんですね」

402: 2015/08/02(日) 23:09:33.19

>> 次の仕事へ

シンデレラ「お疲れ様でした!」

ゼロ「次はニュース番組内で放送される、映画の宣伝の収録だな」

かな子「私達とダイナさんが宣伝用のVTRで、大先輩はその番組内に生出演の予定ですね」

智恵理「が、頑張って宣伝します!」

杏「大丈夫だよ。今はウルトラマン効果が、凄いから」

ゼロ「……俺が戦ったせいで仕事があるっていうのも、なんかずるい気がするな」

杏「あ、ごめん。そんなつもりで言ったんじゃ……」

きらり「わかってるにぃ! 杏ちゃんは、そんな子じゃないもん!」

卯月「そうです、そんなことないです!」

未央「そうだよ! シンP補佐はそう言うつもりで戦ったんじゃないって、みんなわかってるよ!」

凛「あくまで、みんなを守るため、でしょ?」

美波「確かに相手はウルトラマンを狙っていた節もありますけど、その次はどうせ地球を狙うわ」

アーニャ「戦っているシン、とてもかっこういいです」

蘭子「邪悪な侵略者に立ち向かえるは、光の戦士だけである!」

ゼロ「みんな、ありがとう……! よし、事務所の先輩と合流して、次の仕事も頑張ろうぜ!」

シンデレラ「はいっ!」



403: 2015/08/02(日) 23:10:20.78


武内P「みなさん、お疲れ様でした」

凛「メインは蘭子達だけどね」

武内P「確かにそうかもしれませんが、みなさんのお仕事です」

美波「ふふ、そうですね」

ゼロ「ん……あれは!」

アーニャ「宇宙船……?」

蘭子「そ、それが無数に」

ゼロ「あの形は……サロメ星の! ベリアルが使ってたブリガンテもあるな……! みんな、隠れてろ!」

美波「シンくん! 気を付けて!」

ゼロ「デュワ!」ドゥゥゥン、シャキン、シャキン!

李衣菜「い、幾らウルトラマンゼロでも、アレだけの数は……」

みく「言ってる場合じゃないにゃ! 早く、避難するにゃ!」

404: 2015/08/02(日) 23:11:18.03

スライ「これはこれは……随分な軍勢を連れてきましたね」

ベリアル「俺様のブリガンテやデルストまで使いやがって……」

ヴィラニアス「あの調子では、レギオノイドやダークロプスもいるでしょうな」

グロッケン「どうします、陛下。俺達も加勢しますか?」

ベリアル「準備はしとけ。倒すだけならゼロでできるが、守りながらだと相当きついだろうな」

デスローグ「フゴ!(わかりました)」

ジャタール「みんなは地下のある大きな建物……この辺だと、346プロになるのか。そっちに避難を」

ベリアル「のあ、そいつらを避難させろ」

のあ「仕方がないわね」

周子「さすがに、洒落になりそうにないね……」

405: 2015/08/02(日) 23:12:39.26

「いや~、まさか先輩と普通のファミレスで食事するなんて!」

「結構、美味しいと思うよ」

「そうですね! ……先輩、凄く楽しそうですね」

「そうかな? いや、そうだね。……事務所からは、作品の履歴を消されそうにもなったけど、ようやく、認めてもらえたからね。ボクは、君が羨ましかった」

「俺なんか役者歴はそれくらいっすからね! ……そうだ、先輩を代表にして『ヒーローの会』とか作っちゃいます? ホテルでたまにパーティーとかして、入場条件はみんなの変身道具!」

「はは、おもしろそうだね!」

   ザワザワ、ガヤガヤ

「でしょう? ん、あれは……!」

「宇宙人の、戦艦? 確か、ベリアルが使ってたって言う」

   シュワ!

「ウルトラマンゼロ! くそ、俺も手伝えたらいいのに……」

「僕らは僕らができることをしよう。避難の誘導くらい、しないとね」

406: 2015/08/02(日) 23:19:12.77


サロメ星人「現れたな、ウルトラマンゼロ」

ゼロ「はっ! 数だけ揃えれば、俺に勝てると思ったら大間違いだぜ!!」

サロメ星人「貴様にはニセウルトラマンの工場を潰され、妹を殺され……!!」

ゼロ「お前、あいつの兄貴か……。言っとくが、彼女の氏因は、自殺だ」

サロメ星人「黙れ!! 貴様さえ現れなければ、妹は犠牲にならずに済んだのだ!!」

ゼロ「そして、多くの星が犠牲になるわけか。そんな理屈、通るわけがねぇだろ!!」

サロメ星人「お前を始末してから、その理屈を通す! ゆけ、レギオノイド! そして、ダークロプス!」

無数のレギオノイド「ギギギギガ」

無数のダークロプス「目標を確認、これより破壊する」

ゼロ「いくぜ! 先手必勝、ゼロツインシュート!!」 ビィィィィィィ!!

レギオノイド「っ!!!」 ドドドドドド!

407: 2015/08/02(日) 23:20:02.23

きらり「あの時のロボットは一気に減ったにぃ!」

みりあ「シンさん、やっちゃえ!」

ゼロ「うぉぉぉぉ!! ゼロスラッガーアタック!!」

ダークロプス「……っ!?」 ドゴーン!

サロメ星人「やはり、奴の戦闘能力は驚異だな。ニセウルトラ兄弟! 奴を相手にしつつ、残りのレギオノイド達は町を攻撃しろ!」

ゼロ「やはり、そう言う作戦に出るか……!」

レギオノイド「ギギギ」 ビー

ゼロ「甘いぜ! ルナミラクル、ゼロ!! 分身、ウルトラゼロディフェンダー!」

サロメ星人「何!? 盾を分身させて、町を守っただと!」

ゼロ「更に! 分身、ストロングコロナ、ゼロ!! ウルトラハリケーン!!!」

レギオノイド・ダークロプス・ニセウルトラマンジャック「っ!?」

ゼロ「さすがにウルトラ兄弟は一人しか捕まえられなかったか……。が、このまま決めるぜ! ガイネスト、バスター!!!」 ドゴーン!!

アーニャ「さすが、シンです!」

杏「もう、P補佐だけでいいんじゃない? 私らが心配するのも、必要ないかも」

武内P「確かに彼は強いですが、まだ敵の軍勢は多いです」

美波「ニセジャックを一緒に倒せたのは運が良かったはね……」

408: 2015/08/02(日) 23:21:27.06


光「やったぁぁぁぁ!! ゼロ強いよぉぉぉぉ!!! がんばれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

楓「これだけの戦力差があっても、すごいわね~」

茜「ゼロさん、ファイトです!!!!」

裕子「ユッコもサイキックパワーで応援します!!」

安部菜々「み、みなさん、避難しましょうよぉ~」

409: 2015/08/02(日) 23:22:35.38


ゼロ「どうだ!(とはいえ、エネルギーの消耗がさすがに早いな。早めに決着をつけるか、ネクサスの手を借りる羽目になるな)」

サロメ星人「さすがだな、ウルトラマンゼロ。だが、こちらもお前を甘く見ていたわけじゃない!」


美波「宇宙船の一つが……変形? いえ、中身を出そうとしてる?」

アーニャ「っ! あ、あれは……」

蘭子「アーク、ベリアル……?」

※超銀河大帝アークベリアル、ベリアルが大量のエメラル鉱石を取り込み、変身・変貌。口から出す光線は、惑星も破壊する威力を持つ

410: 2015/08/02(日) 23:23:38.20

ベリアル「野郎……! 俺様を模すとは、いい度胸じゃねぇか!」

スライ「見た目も小さく、人型に近いですが、アレは紛れもなくアークベリアル……」

ヴィラニアス「しかも、ギガバトルナイザーを持っているではないか!」

グロッケン「や、やべぇよ! 幾らなんでも、こいつはやべぇよ!」

デスローグ「フゴ!(加勢しましょう!)」

ジャタール「幾らなんでも、あの数では地球への被害は防げませんぞ!」

タイラント「遂に俺も、犬の姿から戻る時が……」

ベリアル「お前ら、行くぞ!」

ダークネスファイブ「はっ!!」

411: 2015/08/02(日) 23:24:50.30

サロメ星人「驚いたか? さすがにギガバトルナイザーは完全再現はできなかったが……それでも、70の怪獣を操ることはできる!」

ゼロ「ふっ! 大きさも小さけりゃ、武器もしょぼい。迫力不足だぜ!! ゼロツインソード!!」

サロメ星人「おっと!! これを見てもらおうか!!」

マシン・アークベリアル「……」ウィーン、カシャ

ゼロ「胸部が開いて……ディメンションコア!? しかも、三つだと!?」


楓「アレは……確か、一つで惑星一つを消滅させた……」

茜「そ、そんなものを三つも!!!!」

裕子「単純計算でも効果は三倍……」

菜々「もしも相乗効果にでもなっていたら……」

光「この地球は……太陽系は……」

まゆ「ほ、本格的にまずいじゃないですか!」

412: 2015/08/02(日) 23:27:32.21

サロメ星人「くく、下手に攻撃すれば、どうなるかわかるな?」

ゼロ「……なら、そいつを動けなくしてから、他の宇宙で破壊するまでだ!」

スライ「その通りです!」

飛鳥「アレが、スライさんたちの本当の姿」

拓海「番組じゃ見たことあるけど、生で見るのは初めてだな……」

ベリアル「俺様、参上だ。よくも人の姿を使いやがって。著作権取ってんのか!?」

サロメ星人「な……ベリアル!? 宇宙警備隊に復帰したと言うデマは、本当だったのか……。丁度いい、ここで貴様を倒し、私のマシン・ベリアルが本物となる!」

ヴィラニアス「陛下を模して作っただけでも万氏に値するが」

グロッケン「この地球を破壊なんて、させはしないぜ!」

サロメ星人「ふん、いけ! モンスロードだ!」

マシン・アークベリアル「……お前はもう、用済だ。私の身体の準備ご苦労だったな」

サロメ星人「え? うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ドゴン、ドゴーン


卯月「え? え? あ、あの、喋ってた人の悲鳴が……」

智恵理「ひぃっ……」

未央「ど、どうなってるの……?」

413: 2015/08/02(日) 23:28:45.32

ゼロ「お前、何者だ?」

マシン・アークベリアル(?)「くくくく、その答えを知っている者は、既にいるぞ」

ゼロ「何?」

マシン・アークベリアル(?)「なぁ、ウルトラマンベリアル」

ベリアル「……やはり、レイブラッド星人か」

ゼロ「何だと!?」

レイブラッド星人「その通りだ。私は宇宙の支配者、レイブラッドだ」

414: 2015/08/02(日) 23:32:24.50

ゼロ「ウルトラマンと親父が倒したんじゃなかったのか!」

レイブラッド「奴らは私の精神体の一部を倒したに過ぎん」

ベリアル「俺に宿っていた精神体が抜け出していたのか……」

のあ「だから、パワーが弱くなっていたのね……」

レイブラッド「その通りだ。お前に宿っていた私が、大部分だからな。ウルトラ戦士にはアーマードダークネスほどの一品でも倒せず、ベリアルすら負けた」

レイブラッド「レイノニクスのレイは私に反旗を翻すわ……こうなっては、私が直接やるしかないだろう?」

ゼロ「その為にサロメ星人を操って、それを作らせたってわけか。なら、そいつがテメーの棺桶だ!!」

レイブラッド「おや、いいのか? モンスロード、怪獣軍団」

怪獣軍団「ギャァァァァァ!!!」

レイブラッド「怪獣軍団とレギオノイド、ダークロプスは町を狙え。奴らには構わず、人間を一匹ずつでもいい、確実に殺せ」

スライ「やはり、そちらを狙ってきますか!」

ヴィラニアス「ゼロのディフェンダーもあるが、確実に町は守る!」

レイブラッド「その行動も、お見通しだ。アークレイデスサイズ!」 バシュン

ジャタール「盾の隙間を!」

415: 2015/08/02(日) 23:33:11.88


のあ「っ!? ま、まずい! みんな、そこから離れなさい!」

拓海「ちょっと、遅かったッぽいぞ……!」

文香「っ……!!」





ヴィラニアス「馬鹿者! 早く逃げんか!!」 




416: 2015/08/02(日) 23:34:48.72


   ブシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!


ヴィラニアス「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


志希「ヴぃ、ヴィラニアスさん! 私達を庇って盾に……」

飛鳥「か、身体が、身体が袈裟から切り裂かれて……」ペタン

周子「う、宇宙人だから、だ、大丈夫だよね? 治るよね? ね? ねぇ!?」

ヴィラニアス「み、みんな無事か……。よかった……」

ベリアル「ヴィラニアス!! グロッケン! そいつの身体を凍らせろ!!」

ヴィラニアス「い、いいのです……。もう、我輩は助からない……。今までのことを考えれば……当然の、報い……」ドロ

文香「ひっ! ななな、内臓が……」

グロッケン「いいから、喋るな! ちょっと、我慢を」

ヴィラニアス「みんな、必ずトップアイドルに……。陛下、申し訳ございません……」ガクッ

文香「い、いやぁぁぁ……!」

志希「ヴィラニアスさん!」



417: 2015/08/02(日) 23:36:49.88


ベリアル「ヴィラニアス……」

ゼロ「テメェ……!!」

レイブラッド「怪獣軍団よ、盾を破壊し、町を攻撃しろ。それだけで、奴らは倒せる」

怪獣軍団「ギャァァァ」

ゼロ(ストロングコロナ)「テメーら、止めろ!」

レイブラッド「ふん、お前とベリアルの相手はこの私だ」

ゼロ(ルナミラクル)「なら、早急にテメーを倒して終わらせてやるぜ!!」

レイブラッド「アークレイショット!」 ドン! ドン!

ゼロ(ストロングコロナ)「よ、避けたら盾が……ぐぉっ!?」

ゼロ(ルナミラクル)「くっ! ミラクルゼロスラッガー!」

レイブラッド「はぁぁぁ!」

ゼロ(ルナミラクル)「全て吹き飛ばしただと!?」

レイブラッド「お前が本体か。アークレイジェノサイダー!!」ビビビ

ゼロ「ぐぅぅっ!?」

418: 2015/08/02(日) 23:39:19.36


スライ「か、数が多すぎる! ぐは!」

タイラント「よ、よくもヴィラニアスを!!」

ベリアル「馬鹿野郎! 迂闊に近づくな!!」

ダークロプス「ベリアルを抹頃する」

ベリアル「クソ! テメーらじゃまだ!!」

レイブラッド「更に、お前には、特別な催しを用意してやったぞ」

グラシエ「……ウゥ、苦シイ」

ダークゴーネ「身体ガ……」

アイアロン「……陛下ァ」

ベリアル「お、お前ら……!? ぐぅっ!!」

レイブラッド「楽しい催しだろう?」

ベリアル「俺が言うのもなんだが、テメーはクソ野郎だぜ……!!」

レイブラッド「ふん、まだまだだ。アークレイウィップ!」

タイラント「か、身体が拘束されて……」

レイブラッド「ベムスターの身体を持つお前に、光線は通用しないからな。ふん!」

タイラント「く、苦し……か、身体が千切れ……」 

    ブシュゥ!

拓海「た、タイラントォォォ!」

志希「ど、胴体が二つに……」

タイラント「ヴぃ、ヴィラニアス……ごめん……」 ドサァ

419: 2015/08/02(日) 23:40:36.70


ゼロ「貴様ぁぁぁぁぁ!!!」

レイブラッド「おいおい、お前は気を抜いてはダメだろ? ディフェンダーの分身が維持できなくなるぞ?」

デスローグ「フゴ(その通りです)」 羽交い絞め

レイブラッド「むっ!」

グロッケン「へへ、油断大敵だぜ!」

レイブラッド「デスローグに無理矢理押さえつけさせ、更に氷で私を押さえるか」

グロッケン「ジャタール! こいつをブロンズ像にしちまえ!」

ジャタール「ひょひょ! 了解だ! ヴィラニアスとタイラントの仇だ!! 陛下の姿のままなのが気に喰わんが、恥ずかしい格好で宇宙に追放してやる!!」

レイブラッド「下らん策だな。アークレイショット」 

デスローグ「っ!?」 パァン!

文香「デスローグさん!! あ、頭が砕けて……」

デスローグ「う、あぁ……み、みんな、陛下を……この地球を……」ガク

レイブラッド「ふん」 ブゥゥゥン

グロッケン「ぐはっ!」

拓海「尻尾でグロッケンを!」

グロッケン「クソ! よくもデスローグを! こ、この野郎!!!」

ジャタール「よくも許さんぞ!!!!」

レイブラッド「アークレイブラックホールサンダー」

ジャタール「上空に……闇が? 雷!? ぎょわぁぁぁぁぁぁ!!!」

グロッケン「や、やべぇ! ジェノサイダーの雷が! ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

拓海「ジャタールが黒焦げに……」

飛鳥「グロッケンさんは蒸発……」

ベリアル「デスローグ……グロッケン……ジャタール……!」

420: 2015/08/02(日) 23:42:35.40


レイブラッド「サロメ星人に作らせたギガバトルナイザー、悪くないな。私が使う事で、本来の力に限りなく近い性能を得ている」

レイブラッド「サロメ星を制圧し、奴らを奴隷にするのも悪くはないか。後の問題は、怪獣のロード能力か」

スライ「お、おのれぇぇぇ!! うぉぉぉ!!」

ベリアル「スライ! やめろ!!」

スライ「はぁぁぁぁ!!!」 ヒュンヒュンヒュン!

周子「凄いサーベル捌き!」

拓海「これなら!」

レイブラッド「意外と暑苦しい奴だ」

スライ「ぐはぁぁぁぁぁぁ!!!」 

    ブシュゥゥゥゥゥ!!

文香「ひっ! せ、背中が裂かれて……」

飛鳥「も、もう、もうやめてよぉ……!」

ベリアル「スライ!!」

スライ「む、無念です……。ダークネスファイブ、最後まで、陛下のお供を……したかった……」

ゼロ「う、ぐぅ。す、スライ、しっかりしろ!」

スライ「ウルトラマンのあなたが我々の心配ですか……。我々のことなんかより……この地球を……頼みますよ……」 ガクッ


421: 2015/08/02(日) 23:44:03.54


レイブラッド「ウルトラマンゼロ、感謝しろ。お前の仲間が葬られた時と、同じ頃し方をしてやったのだぞ?」

美波「あ……。ホント、だ……。人数の違いはあるけど……」

アーニャ「ウルティメイトフォースが倒された時と同じ……です」

ゼロ「なら、お前には全部を味あわせてやるぜ!!」

ニセウルトラセブン「デュワ!」 

ゼロ「ぐっ! 人の親父をまた勝手に作りやがって……!」

ベリアル「テメーは楽に殺さねぇぞ、レイブラッド!」

レイブラッド「強がりだけは、一人前だな。アークレイジェノサイダー!」

ゼロ「ぐわぁぁぁぁ!!」 ピコーン、ピコーン、ピコーン

美波「ゼロのカラータイマーが!」

ベリアル「ぐぅぅ!?」

レイブラッド「そして……アークレイデスシウム光線」

武内P「みなさん! 伏せて!!」

  ドゴォォォォォォォォン!!!

卯月「きゃぁぁぁぁぁ!!」

未央「盾が壊されて……うわぁぁぁぁ!!」

422: 2015/08/02(日) 23:47:01.72

ゼロ「うぉぉぉぉ!!!」

アーニャ「シン!」

ゼロ「みんな、怪我は、ねぇか……?」

蘭子「無事です! みんな、無事です!」

ゼロ「そうか……良かった……ぜ」

きらり「シンちゃん!」

レイブラッド「さすがに、しぶといな。止めだ……!」 キュィィィン

智恵理「いい、今のが、もう一度……?」

レイブラッド「地球は壊さない程度に威力は押さえてやろう。メインディッシュは、まだあるからな」

ベリアル「や、やろう……」

レイブラッド「くらえ!」 ドシュー!

ゼロ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!! お、俺は、みんなの為に……」 バタン シュゥゥゥ……

ベリアル「ち、ちくしょぉ……」

拓海「プロデューサー!!」

美波「い、いや、シンくんが……」

アーニャ「消え……」

武内P「諸星補佐……。……あれは」 ダッ!

凛「プロデューサー!? 危ないよ!」

レイブラッド「邪魔者は消えた!! ははははは!! 怪獣どもよ、暴れろ! ははははは!!」

未央「プロデューサー!!」

美波「た、建物が崩れて……きゃぁぁぁぁぁ!!」

のあ「ネクサス!!」 シャキーン!


423: 2015/08/02(日) 23:49:59.84

美波「う、ここは……?」

ネクサス(のあ)「気が付いたのね」

アーニャ「みんな、無事です」

蘭子「だけど、シンさんが……」

美波「あなたは、ウルトラマンネクサス! ど、どうなったんですか?」

ネクサス「私がメタフィールドを展開して、付近の人達は避難させたわ。けど、敵の攻撃が激しすぎて、私もエネルギーが……」

美波「ホントだ。人が一杯……」

李衣菜「もう、おしまいだよ……。あんなの、勝てるわけないじゃん!」

みく「李衣菜ちゃん!」

智恵理「だって、シンさんが、ウルトラマンゼロも負けて……」

未央「ベリアルも負けちゃったし、仲間の宇宙人たちも殺されちゃった……」

凛「武内Pも……行方が」

文香「……私達、どうなるのでしょうか……」

飛鳥「殺されちゃうのかな……」

みりあ「こ、殺されちゃうの……?」

莉嘉「そんなのやだよぉ!! シンくん……」

美嘉「莉嘉……」ギュゥ

杏「考えたって仕方がないじゃん。杏達にできるのは、ウルトラマンが復活するか、仲間が来てくれるか、祈るだけだよ」

きらり「杏ちゃんは……強いね……」

杏「他に考えても、どうしようもないしね」

424: 2015/08/02(日) 23:51:01.49


かな子「けど、シンさんは最後、消滅して……」

ベリアル「ほれ」

   ドサ   

武内P「う……」

凛「プロデューサー!!」

志希「社長! 生きてたんだね!!」

美波「ベリアル! なんで、何であなたが無事なんですか!」

ベリアル「……何でだろうな」


グラシエ「陛下……奴ニ、一矢……」

ダークゴーネ「報イヲ……」

ベリアル「お、お前ら!」

アイアロン「我々ガ……盾ニ……」


ネクサス「そう……彼らが、レイブラッドの支配を振り切ったのね」

武内P「こ、これを……」

美波「これは、サーガブレス!」

アーニャ「石化してます……」

蘭子「じゃ、じゃあ、シンさんは!」

光「ウルトラマンは! ウルトラマンは絶対に負けない……!!!」

ベリアル「その娘っ子の言う通りだ。俺達の身体は、基本的に光で構成されてる。石化するのは、光が霧散するのを防ぐ為だ。ゼロは、まだ氏んじゃいねぇ」

425: 2015/08/02(日) 23:52:57.99


ネクサス「後は、ゼロが復活できるだけのエネルギーがあれば……」

美波「あなたの力で、なんとかならないの?」

ネクサス「燃費が悪いのよ」

光「ウルトラマンネクサスは人を護るために、常に自らの身体を犠牲にしてるから……! この、メタフィールドだって、ネクサスの身体の一部なんだ!」

美波「そ、そうだったんですか……」

ネクサス「……そう言ってくれて、ありがとう」

レイブラッド「面白そうな話をしているな」

「「「きゃぁぁぁぁぁーーー!!!」」」

ネクサス「メタフィールドがもう破られた……!」

ブルドン「……」

光「そうか! ブルドンの力で! メタフィールドを突破したんだ!」

レイブラッド「まさか、もう一人ウルトラマンがいたとは。だが、それも終わりだ」

???「終わるのは貴様だ!」

レイブラッド「何?」

ゾフィー・ウルトラマン・セブン・ジャック・エース「デュワ!」

レイブラッド「ウルトラ兄弟? 馬鹿な、貴様らがこの宇宙に辿り着くには、まだまだかかるはず……」

李衣菜「や、やった! これで、助かった!」

美波「……違う。アレは、ウルトラマンじゃない」

みく「え? じゃあ、誰にゃ?」

アーニャ「ゼロを見てきた私達には、わかります」

蘭子「アレは……誰?」

426: 2015/08/02(日) 23:54:17.67

>> 少し前、メトロダクション

メトロンA「……はぁ、まさかレイブラッド星人が復活していたとは」

メトロンB「あの大軍では、ゼロ一人では……」

男性スタッフ「メトロンさん達の力で、何とかならないんですか!?」

メトロンA「本国に通信はしたけど、援軍はすぐには駆け付けてくれないからね……」

メトロンB「地球を犠牲に時間を稼ぎ、銀河連合軍を招集するだろうね」

女性スタッフ「そんな……」

メトロンA「……君達は、地下シェルターに」

メトロンB「隙を見て、防衛装置のレーザー砲やバリアは使ってくれ」

男性スタッフ「メトロンさん達は……?」

メトロンA「我々は、ウルトラマンを布教した者としての責任がある」

女性スタッフ「い、一緒に避難しましょうよ! ウルトラマンならきっと、なんとかし……」

メトロンB「勘違いするな!!」

女性スタッフ「っ!」ビクッ!

427: 2015/08/02(日) 23:55:21.90

メトロンA「確かに彼らは強いが、神ではない」

メトロンB「今のような、絶体絶命のピンチだって迎える」

メトロンA「そんな時に、彼らと心を通わせたものが、彼らを救うのだ」

メトロンB「彼らのピンチは、我々のピンチだ。我々の勇気が、彼らを救う」

女性スタッフ「す、すみませんでした!」

メトロンA「だから、希望を捨てないでくれ。諦めない心が、奇跡を生む」

メトロンB「それこそが、君達の戦いだ……」

メトロンA「……行こうか」

メトロンB「ああ」

男性スタッフ「お気をつけて……!」 

女性スタッフ「お給料、払いに戻ってきてくださいよ! うぅ……」

428: 2015/08/02(日) 23:56:20.55

>> メトロダクション 倉庫
メトロンA「格好つけすぎちゃったかな」

メトロンB「そうだねぇ。お陰で、後には引けないね」

メトロンA「じゃあ、私がセブンね!」

メトロンB「あ、ずるい! なら、私はゾフィー隊長だ!」

マグマ星人A「ちょっと待てよ」

マグマ星人B「その話」

マグマ星人C「俺らにも噛ませろ!」

メトロンA「君達は、ゼロに懲らしめられて以来」

メトロンB「実はうちで雑用の仕事をしていたマグマ星人達」

メトロンA「わかっているのかい?」

メトロンB「このショーの参加料金は、我々の命だぞ?」

マグマA「蘭子ちゃん達が泣いてるのに……」

マグマB「黙って見てられるわけねぇだろ!」

マグマC「俺達を許してくれた三人の為に……この命は使うぜ!」

メトロンA「そうか……」

メトロンB「では、我々の一世一代、最期のショーをみんなに見せてやろう!」

マグマ星人ズ「おう!!!」

429: 2015/08/02(日) 23:57:27.50

>> 現在

ゾフィー(メトロンB)「お前の野望もここまでだ!!」

ウルトラマン(マグマA)「我々ウルトラ兄弟が!」

セブン(メトロンA)「レイブラッド、貴様の野望を何度でも打ち砕く!」

ジャック(マグマB)「人間達よ、安心してほしい」

エース(マグマC)「みんなは、我々の応援でも信じて、ゼロの回復を待っててくれ!」

避難者A「ウルトラ兄弟だ!」

避難者B「こ、これで助かった! がんばれ~!」

男の子「ウルトラマン、頑張れ~!」

430: 2015/08/02(日) 23:59:05.13


メトロンA(セブン)「わかっているな? できるだけ、レイブラッド星人とは戦うな。我々が勝てる相手ではない」

メトロンB(ゾフィー)「周りの怪獣を、レギオノイド達をできる限り減らす」

マグマA(マン)「そして、時間を稼ぐ」

マグマB(ジャック)「人間の勇気や希望が集まれば」

マグマC(エース)「ゼロも復活するかもしれないしな……!」

メトロンB(ゾフィー)「行くぞ!」

ウルトラマン達(着ぐるみ)「デュワ!!」



美波「……そうか。あれ、メトロンさん達よ!」

アーニャ「そう言われれば、ショーで見た着ぐるみに似てます」

蘭子「シンさん! 見て! みんな、頑張ってます! だから、あなたも、もう一度……!!」

431: 2015/08/03(月) 00:00:16.79

レイブラッド「偉そうなことを言った割には、兵隊の数減らし、か? いや、違うな……。奴らには、脅えがある」

レイブラッド「なるほど。お前達、この地球に感化された腑抜けた宇宙人か」

メトロンA「バレたか……」

レイブラッド「なら、丁度いい。そのまま、地球人達の絶望させてやるがいい! アークレイショット!」

メトロンB「ぐはっ!!」

マグマA「メトロ……ゾフィー!」

レイブラッド「面倒だ。まとめて、消えろ! アークレイジェノサイダー!」

メトロン・マグマ「ぐわぁぁぁぁ!!!」

432: 2015/08/03(月) 00:01:55.93

レイブラッド「ほぅ? まだ生きてるとは。ウルトラマンの猿真似は、伊達ではないか」

メトロンB(ゾフィー)「ね、念の為に強化素材で衣装を作っておいてよかった……」

マグマC(エース)「うぅ……ら、蘭子ちゃんや、アーニャちゃん達に手出しはさせねぇ!」

マグマB(ジャック)「例え、俺らの命が尽きようとも……」

マグマA(マン)「テメーは生かしちゃおけねぇ、クズだ!!」

マグマズ「うぉぉぉ!!(一瞬でもいい! プラズマギャラクシーに住む同族の力を!)」

レイブラッド「見苦しいぞ」 ビィィー

マグマズ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」 ドゴーン、ドゴーン!

男の子「あれ、ウルトラマンじゃない……」

避難民A「ほ、ほんとだ」

避難民B[確か……マグマ星人?」

レイブラッド「ちっ。つまらん幕閉めだ」

    グサッ

蘭子「マグマ星人のサーベルが……」

アーニャ「レイブラッド星人の足に、刺さりました」

433: 2015/08/03(月) 00:03:06.59

マグマA「へ、へへ……」

レイブラッド「まだ生きていたか。それで、それがなんだ? ダメージなど、ないぞ?」

マグマA「はは! 見たかよ皆! こいつ、宇宙の支配者を自称するくせに、俺みたいな雑魚に刺されてやがんの!」ブルブル

メトロンA(セブン)「マグマ星人……」

マグマA「全く、なさけねぇ宇宙の支配者様だなぁ? えぇ? あ~、こりゃ、俺が殺されても、ウルトラマンが復活して、負けるパターンだな!」

レイブラッド「貴様……」

マグマA「はは、ははははは! テメーが怪獣墓場に来るの、楽しみに待ってるぜ!! 蘭子ちゃん、アーニャちゃん、美波ちゃん! 俺、やったぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ドゴーン!

レイブラッド「……何なんだ、この虫けらに対する怒りは」イライラ

蘭子「あ、あぁぁ……」

アーニャ「私達の為に……」

434: 2015/08/03(月) 00:08:12.39


メトロンA(セブン)「よくも彼らを!」

メトロンB(ゾフィー)「彼らが入れてくれたお茶は、とてもおいしかった……!!」

ネクサス「例えエネルギーが少なくとも、私はお前を許さない!!」

レイブラッド「いいだろう。残りの虫けらを潰して、この怒りを治めるとしよう」

卯月「も、もう、おしまいなんですか?」

未央「私たち、氏ぬしかないの……?」

凛「お願いだよ……ウルトラマンゼロ……」

智恵理「ま、まだ、まだ生きたいです! みんなと、シンさんとも! 一緒にアイドルやりたいです!」

かな子「お菓子、結局まだ食べに行けてないんですよ……?」

杏「シン補佐がいなきゃ、杏、サボリ放題になっちゃうじゃん!」

みく「シンちゃん、お願いにゃぁ……!!」

李衣菜「もう、みくちゃんと喧嘩しないからぁ……!」


435: 2015/08/03(月) 00:10:21.48


レイウラッド「どうした? 所詮、その程度か」

メトロンA「く、くそぉ……! ぐわぁぁぁぁ!!」 ドゴーン!


みりあ「め、メトロンさんが……!」

莉嘉「こ、こんなの酷過ぎるよ!」

美波「お願い、お願いだからシンくん! 目覚めてよ!」



メトロンB「ネクサス! 危ない! ぐ、ぎゃぁぁぁぁ!!」 ドゴーン!


男性スタッフ「め、メトロンさんたちが!」

女性スタッフ「う、うわぁぁぁん……」



きらり「こんなの、はぴはぴじゃないにぃ……!」

アーニャ「シン、お願いです! もう、我儘、言いません! だから、だから!」



436: 2015/08/03(月) 00:12:16.95


ネクサス(ジュネッスブルー)「メトロン星人!よくも! シュトロームソード!」

レイブラッド「おっと、その攻撃は危ないな」 ヒョイ

ネクサス「うっ」

レイブラッド「おかえしだ」 ボキィ

ネクサス「あああああああ!!!」


拓海「のあ!」

志希「のあさんの右腕が……」

飛鳥「このままじゃ、のあさんまで殺されちゃう!」

みく「え? あ、あのウルトラマンはのあにゃん!?」


ネクサス「がは」バタ

レイブラッド「さて、絶望の時間はこれからだ」


437: 2015/08/03(月) 00:19:25.34


蘭子「私は……」

マグマズ『あ、ありがとうございます!!(女神だ!!)』

蘭子「私は……!」

メトロンA『地球人がアイドルに夢中になるように、我々は君達ウルトラマンのファンなのさ』

蘭子「私は……!!」

メトロンB『まぁまぁ、お茶でもいかがかな?』

蘭子「私は……!!!」

ゼロ『蘭子がもっと輝ける手伝いを、したいと思う。だから、俺からのプレゼント、受け取ってくれ』

蘭子「私は……!!!!」



蘭子「お前が、憎い!! レイブラッド!!」



美波「蘭子、ちゃん?」

    キュイィィィン

アーニャ「ダークスパークレンスが……光って……?」

拓海「撮影用の、作り物なのに……!?」

蘭子「闇の巨人よ! その力、今こそ我に……!! ティガ!!」 トゥトゥトゥトゥゥゥ!


ティガダーク「オォォォ……!」


445: 2015/08/04(火) 22:15:30.72



「あ、あれは! ティガダーク!? 先輩はここにいるのに……」

「まさか、蘭子ちゃん? 君なのか?」

「なら、俺がいけるのも道理だろ! ……ダイナーーー!!!」

    シーン

「クソ! 俺のリーフラッシャーは光ってくれないのかよ! 今光らなくてどうすんだよ!!」

「この世界に現れた次のウルトラマンが、ティガダークだなんて……。蘭子ちゃん、無事でいてくれ……」


     スパークレンス    ……キィィィン 


446: 2015/08/04(火) 22:17:13.37


レイブラッド「黒い、ウルトラマン? ベリアル以外にも、闇のウルトラマンがいたとは」

ティガダーク「オォォォ!!!」 ドン!

レイブラッド「ほぅ? 中々の力じゃないか……。少し、遊んでやろう」



蘭子「シンさんは、ウルトラマンゼロはあいつのせいで氏んだ!」



蘭子「殺された……! あいつが、憎い! レイブラッドを、頃す……頃す!」ズズズズズ




447: 2015/08/04(火) 22:17:54.01


智恵理「蘭子ちゃんのウルトラマン……怖い、です」

かな子「黒いからとかじゃなくて……殺意が……」

杏「本当に……蘭子ちゃんなの?」」



ティガダーク「オォォォ!!!」

レイブラッド「見境なしか。人間どもの住居が壊れていくぞ?」

男性「う、うわぁぁぁ! た、助けて!」

女性「は、早く逃げなきゃ……!」

子供「ティガが……うわぁぁぁん!」



武内P「い、いけない……。神崎さんが、本当に闇に呑まれて……」

きらり「蘭子ちゃ~ん!!」

みりあ・莉嘉「蘭子ちゃ~ん!!!」

アーニャ「蘭子!! 今は、闇に呑まれたら、ダメです!」

楓「そうよ! お酒は飲んでも呑まれるな! その力を使っても、負けちゃダメ!」

光「けど、光の心でティガダークのパワーは使えない……。今、蘭子ちゃんが互角に戦えているのは、憎しみの力のお陰で……」

美波「そんな……! 蘭子ちゃん! やめて!!」


448: 2015/08/04(火) 22:19:24.54


蘭子「憎い、憎い、憎い! よくも、シンさんを! お前を、頃す! 全部、壊す。我が闇の力で……!!」


レイブラッド「ふふ、お前、いいな。我が部下に欲しいくらいだ。捕えて、操れるかどうかバトルナイザーで実験するのも、いいか」


   「……こ、ちゃ~ん」


蘭子「憎い! 憎い!! 憎い!!!」
  

   「…んこ、ちゃ~ん!」


蘭子「よくも、よくも、メトロンさん達を! のあさんを!! シンさんを!!! 頃してやる……!!」


   「蘭子ちゃ~ん!!」 
   「神崎さん!!」


蘭子「にく……い? ……あ、みんなの、声……」


   「危ない!」


蘭子「あ……瓦礫が……!」


449: 2015/08/04(火) 22:21:04.87


美波「シンくんは……わ、私が守らないと!」ギュゥ

アーニャ「美波!」 ダッ

武内P「お二人とも、早く……ぐぅ!」 ズキン

ベリアル「く、くそ、間に合わねぇ……!」




蘭子「ダメ!!!」




450: 2015/08/04(火) 22:23:38.05


美波「……? ティガダークの、手……?」

アーニャ「蘭子が、守ってくれました!」


蘭子「良かったぁ。……うっ、く、苦しい……? ティガダークの闇が、私を蝕んでる?」



美波「感じる……。蘭子ちゃんの、優しい想い」

アーニャ「蘭子の……優しい気持ち、感じます。みんなを、守ろうと言う気持ち、です!」

みりあ「きっと、私達の声が届いたんだ!」

莉嘉「蘭子ちゃん、頑張れ~!」

きらり「蘭子ちゃん!! がんばれ~!!!」

武内P「神崎さん……! 私は、大の大人が、何もできないのか……!!」

451: 2015/08/04(火) 22:28:29.69


レイブラッド「つまらんな。そのまま、お前が仲間を殺せば、面白い見世物だった」


蘭子「息苦しい……けど、私が、私が戦わなきゃ! みんなを、守りたいから……シンさん、大先輩、ティガ、私に力を……!」


ティガダーク「オォォォ!!」 キュィーン、キュィーン


蘭子「今は……黒くても、私がウルトラマン!! 私が、闇を呑み込む! 闇よ、我に呑まれよ! ダーク、ゼぺリオン光線!!」


      ビィィィィィィィィ!!!!


レイブラッド「ほぅ……! 中々の威力だ」


453: 2015/08/04(火) 22:33:05.46


美波「バトルナイザーで防がれた!」

アーニャ「あの武器さえなければ……」

光「アレさえ破壊できれば、怪獣達も統率を失う! レイブラッド星人が舐めてかかって怪獣を使わない内に壊せれば……。けど、レプリカとはいえ、キングでさえ封印した代物だし……」

楓「同じ黒色だし、壊せないのかしら……?」

まゆ「さすがに、そんな上手くは……」

光「いくかも! 同じ闇の力なら、破壊の力の闇なら、壊せるのかもしれない!」

茜「ファイトです! 気合です!!!」

裕子「届け、サイキックパワー!!」

菜々「蘭子ちゃん、頑張って……!!」

アーニャ「蘭子!! 頑張って!!!!」

美波「蘭子ちゃん!!!」


454: 2015/08/04(火) 22:34:04.67


蘭子「皆の声が……。この応援がある限り、私は闇に呑まれない! この力は、お前を倒すために使う!! はぁぁぁぁぁぁ!!!!」 キィィィン!

    ビキ、パキ、ピキン

レイブラッド「何!?」

    バキィィィン!!


光「ギガバトルナイザーが……!」

美嘉「壊せた!」

怪獣軍団「ギャァァァ……ア?」

光「統率が崩れた!!」


455: 2015/08/04(火) 22:35:04.80


ティガダーク(蘭子)「もう一度! 我に力を! ダークゼぺリオン光線!!」

ネクサス「私の最後の力よ! アローレイ・シュトローム!! 連射!!」


男性スタッフ「今だ! メトロンさんの残してくれた力、喰らえ!」

女性スタッフ「レーザー砲、発射!」カチ


怪獣軍団「ギャァァァァァ!!????」

ドゴォォォォォォォォォォォォンンッ!!!!!


457: 2015/08/04(火) 22:37:36.61


レイブラッド「ば、馬鹿な。我が怪獣軍団が……」

蘭子「や、やったぁ! 私が、ゼロの代わりにやったんだ!」

レイブラッド「貴様ら、許さん!」 ガシ、バキィ

ティガダーク「がはっ! うぅ、ダメ……ここで、消えちゃ……」ガク フッ

ネクサス「ぐぅ!? も、もうエネルギーが……」ピコンピコンピコンピコン……

レイブラッド「こそこそと隠れている者もいるな!」 ビィィ


男性スタッフ「レーザー砲が!」

女性スタッフ「シェルターが……! ば、バリアで防御を……! きゃぁぁぁぁ!」

458: 2015/08/04(火) 22:40:58.47


蘭子「う、うぅぅ……」

美波「ら、蘭子ちゃんが人間に戻って!」

アーニャ「酷い怪我です!」

武内P「は、早く手当を……」

レイブラッド「そんなものは必要ない」

卯月「ひっ」

莉嘉「お、お姉ちゃん……」

美嘉「だ、大丈夫……。莉嘉だけは、莉嘉だけでも私が守るから……」ガタガタ

レイブラッド「貴様らはどうせ、全員氏ぬのだからな」


459: 2015/08/04(火) 22:44:22.26

レイブラッド「我が怪獣軍団と、新たなギガバトルナイザーの代償は、払ってもらうぞ」

ベリアル「もう……もうやめろ!! お前の狙いは、お前から離反した俺だろう!?」

レイブラッド「ふふ、お前が頭でも下げれば、考え直してやろう」

美波「考え直す気なんてないくせに……!!」

アーニャ「最っっっ、低っっっです!!」

ベリアル「……頼む、この地球から、手を引いてくれ」 スゥ

飛鳥「へ、陛下!?」

美波「ベリアルが……頭を?」

拓海「プロデューサー! あんな奴に、あんな奴に頭を下げること何てねぇんだよ!」

周子「そうだよ! あいつ、最初からこっちを生かす気なんて……」

志希「社長!いつもみたいに、あいつをぶっ飛ばしてよぉ……!」

アーニャ「もう、サタナーではないのですね。本当の悪魔は……」キッ

レイブラッド「ふ、ははははは!! 本格的に光の戦士に鞍替えしたか。私の支配を受け入れ、故郷であれだけの行いをし、アナザースペースを恐怖のどん底に叩き落とし!」

ベリアル「頼む……!!」

レイブラッド「そんなお前がこの地球だけは助けてくれと、頭を下げるとはな!」




レイブラッド「ますますもって、気に喰わん」



460: 2015/08/04(火) 22:45:15.62


レイブラッド「お前の目の前で、お前の大事な人間達を握り潰してやろう」

ベリアル「止めろ! 止めてくれ! 頼む……!」

レイブラッド「お前の部下も気の毒にな。お前なんかに希望を見出し、着いてきた結果がこれだ」

スライ「  」

ヴィラニアス「  」

グロッケン「  」

デスローグ「  」

ジャタール「  」

タイラント「  」

レイブラッド「光を見限り、遂には闇すら見限ったお前の守るべき者は、もういない。ならば、せめて腑抜けた部下が好きになった地球を守ろうといったところか?」

ベリアル「……」

のあ「……あなたが守りたかったものは……自分についてきてくれた、部下だったのね……」

みく「のあにゃん! ひ、酷い怪我……」

アーニャ「う、腕が折れてます……」

461: 2015/08/04(火) 22:47:13.38


レイブラッド「さて、どいつから潰そうか」

ベリアル「やるなら、俺からにしろ!」

拓海「あんたが、ウルトラマンがいなくなったら本当にこの星は終わりだぞ!?」

レイブラッド「バカか。お前は最後に決まっているだろう?」

光「……アタシから、アタシから殺せ!!!」 ガクガク、ブルブル

楓「ひ、光ちゃん!?」

レイブラッド「いい度胸だ。望み通り、お前からにしよう」ガシ

光「ひっ」

美波「光ちゃん!!」

アーニャ「光!」

蘭子「ひ、光……ちゃ……ん」

武内P「や、止めろぉぉぉぉ!!!」


光「ウ、ウルトラマンは、絶対に負けない! あ、アタシが殺されてる間に、ゼロが回復するかもしれない!」


光「更なる味方が来るかもしれない!!」


光「レイブラッド星人!! お前の、お前の思い通りになんかならないからな!!」


光「お前なんか、お前なんか恐くないからな!!!」



462: 2015/08/04(火) 22:50:29.35


レイブラッド「どのみち、お前がその未来を見ることは無いな」 グッ

光「う、ぐぅ、く、苦しい……」 ギギギ

茜「止めてください!!!!」

光「く、苦しくない……。苦しくなんかない!」

レイブラッド「人間にしておくのが惜しい強情さだ」

卯月「お願い、やめて!!」

光「恐くなんか……がは、ぐ、ぎゅ……」

レイブラッド「その強情さ……楽しめたぞ……!」ググ!

光「ぎぃ、ぐ……怖く……ない……!」

裕子「お、お願いですから! 私のサイキックパワー!! あるなら、光ちゃんを助けて!!」

まゆ「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」








    「シャウナッ!!!」  バシィン!





レイブラッド「っ!? 何者だ!!」






464: 2015/08/04(火) 22:52:38.10


未央「あ、あぁ……! ホントに、ホントに!」

凛「味方が……きた……!」

きらり「光ちゃんの言った通りだにぃ!」

美嘉「ショーで見たウルトラマンだ……」

莉嘉・みりあ「きれ~」



まゆ「あなたは……ウルトラマン、ギンガ!」



ギンガ「ウルトラマンゼロ、ウルトラマンネクサス。かつて、君達は私のことを助けてくれた」


ギンガ「今度は、私が君達を助けよう」



465: 2015/08/04(火) 22:55:59.74

光「う、ウルトラマンが……アタシを助けて……」

楓「良かった……光ちゃんが、無事でよかった……!」

光「うぅ、こ、怖かったよぉ……! うわぁぁぁぁぁぁぁん!」 ペタン 

茜「光ちゃんがいなくなる事の方が、何倍も怖いです!!!!」 ギュッ

菜々「無事でよかったです……!」

ギンガ「少女よ、君の勇気を見せてもらった。受け取ってくれ」

光「ギンガスパーク!? ……あ、アタシが……? ギンガが、選んでくれて……」

ギンガ「共に、戦おう。この世界の、光」

光「……っ!!」

楓「遂に、なりたかったものになる時が来たわね!」

光「はい! ゼロ、ネクサス、蘭子ちゃん……。アタシ、戦うよ!! アタシが、ウルトラマンだ!!!」


   ウルトライブ! ウルトラマン、ギンガッ!!!


光「ギンガァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」



    ズズゥゥゥン!    シャウナッ!



475: 2015/08/06(木) 00:01:51.20


ギンガ(光)「レイブラッド星人! この南条光と! ウルトラマンギンガが相手だ!!」

レイブラッド「そうか、貴様が未来から来たという……!」

ギンガ(光)「うぉぉぉぉぉ!! ギンガ、ファイヤーボール!!」

レイブラッド「炎を操るのか。だが、この程度」

ギンガ(光)「まだまだ! ギンガ、サンダーボルト!!」

レイブラッド「電撃まで!? くっ、行け! レギオノイド! ダークロプス!」

光「今のアタシは……超! 最強だぁぁぁ!! ギンガスラッシュ!!」 ドゴーン!


菜々「あのウルトラマン、凄く強いです!」

裕子「私のサイキックパワーがようやく届いたんですね!」

まゆ「そっか! 光ちゃんの勇気が、正義の心が、ギンガを強くしてるんですね!」

茜「光ちゃん、ファイトです!!」

476: 2015/08/06(木) 00:03:38.48


智恵理「光ちゃん、凄い……」

李衣菜「けど、まだまだ数が……」

ベリアル「クソ、俺のエネルギーが回復すれば加勢を……」

アーニャ「アレは……星? いえ、違いますね。希望の、光……」



レイブラッド「調子に乗るなぁぁぁぁ!」

ギンガ「ぐっ!」

「「ダブルジャン・ナックル!!」」

レイブラッド「ぐぅっ!?」

「シルバークロス!」「グレンスパーク!」「クレッセントショット!」

レイブラッド「くぅぅ!!」

杏「あ、アレは……」

みりあ「ウルティメイトフォースだ!」

莉嘉「ウルトラの父もいる!」

レイブラッド「ちっ。先行してやってきたか」

477: 2015/08/06(木) 00:04:47.90


ジャンボット「何とか間に合ったか!」

ミラーナイト「ミラーネットワークで飛びまくり、ジャンボットとジャンナインに乗ること、ようやくですね」

グレンファイヤー「つっても、被害は少なくなかったようだなぁ……」

ベリアル「ケン……!」

ウルトラの父「ベリアル、見ていたよ。君が、地球人の為に戦う姿を」

ベリアル「俺は……何も、守れなかった」

ウルトラの父「まだだ。まだ、守るべきものは残っている! そうだろう?」

ベリアル「……ホントに、お前は……何万年たってもお人よしのままだぜ……!」


グレンファイヤー「グロッケンの奴……溶けちまったのか……」

ミラーナイト「デスローグ、あなたとはお話してみたかったんですけどね……」

ジャンボット「ヴィラニアスとタイラントも」

ジャンナイン「信じられないが、地球人を守って活動を停止したのか」

グレンファイヤー「ジャタールの奴は黒焦げ、スライは……は、前のめりなんて、意外と熱い氏に方してるじゃねぇか……」

ミラーナイト「あなた達は確かに敵でしたが……」

ジャンボット「お前達の無念、必ず晴らそう」

ジャンナイン「奴は、倒さなければならない」

グレンファイヤー「じゃあな。ダークネスファイブ……」

478: 2015/08/06(木) 00:06:22.53


ウルトラの父「ベリアル、共に、戦おう……。かつてのように」

ベリアル「……ケン」

ウルトラの父「さぁ、私のエネルギーを受け取れ。ウルトラマンの力を!」

ベリアル「……おう!」 シュワッチ!


文香「あ……銀と赤の……。プロデューサーが、正義の戦士だった頃の姿……」

拓海「なんだよ、そっちの方がイケメンじゃんかよ……!」

ベリアル(アーリースタイル)「俺様はいつだって、イケメンなんだよ」

飛鳥「どっちでも、陛下は素敵です!」

志希「やっちゃえ! 社長!」

周子「シューコちゃんのお給料の為に!」



>>メトロダクション シェルター内

男性スタッフ「諦めない心が……希望が……!」

女性スタッフ「本当に奇跡を……! メトロンさん……私達、助かりそうだよ……!」

479: 2015/08/06(木) 00:07:36.08


ジャンナイン「初めて見るウルトラマンだが、何故か君は懐かしい。メモリーの異常だろうか?」

ギンガ(光)「そんなことないよ! 平行世界で、一緒に戦ったんだ!」

ジャンナイン「平行世界。興味深いな」

楓「わ~! 本物のジャンボットだ! ミラーナイトまで!」

茜「凄いですね!! 大きいですね!!!」

ジャンボット「君達は?」

楓「私は高垣楓。この世界で放映されたあなた達の活躍を描くドラマで、エメラナ姫役をやらせてもらいました」

茜「私は日野茜!! 同じく、ナオ役です!!!」

ミラーナイト「へぇ、エメラナ姫の役を」

楓「ふふ、だから、お二人にはお会いしたかったんですよ?」

グレン「確かに、姫さんに似て美人だな!」

ジャンナイン「データでは、ナオは少年だったが」

茜「はい! こっちの世界では、一部変更で、女の子だったんです!!」


480: 2015/08/06(木) 00:09:08.30


ミラーナイト「それでは、せっかくです。エメラナ姫、ご命令を」

楓「わっ、嬉しい。ふふ、では……あの、悪い奴を、倒しちゃってください!」

ジャンボット「仰せのままに! 茜! 共に戦おう!」

茜「はい!!! 光ちゃんを虐めたあいつら、ボコボコのケチョンケチョンにしてやります!!!」

武内P「ジャンナインさん、よければ……私と戦ってくれませんか?」

ジャンナイン「君は?」

武内P「申し遅れました。私はこういう者です」 スゥ名刺

きらり「Pちゃん、ブレないにぃ」

ジャンナイン「ご丁寧に、どうも。と、言うのだったな」

李衣菜「受け取ってるし……」

ジャンナイン「武内プロデューサー……地球における、ゼロの一時的な上司か」

武内P「私も、諸星補佐にはとても助けていただきました。だから、彼の為に、アイドル達の為に、私も戦いたいんです」

ジャンナイン「わかった。宜しく、頼む」

武内P「はい!」


481: 2015/08/06(木) 00:10:46.36


美波「シンくん! あなたの仲間が……みんなが頑張ったから、希望が見えてきたよ……! あとは、あなただけが……!」ギュゥ

のあ「……みくにゃん、お願いがあるの」

みく「みくにできることなら、何でもするにゃ! 猫耳だって、あげちゃうから! だから、のあにゃんはゆっくり休んで……」

のあ「これに、サインくれない?」

李衣菜「アーニャちゃんのサインがある!」

アーニャ「この間、書きました」

みく「な、何か変なものだね……変身道具って奴にゃ? けど、お安い御用にゃ! そんなことで、のあにゃんが元気になるなら!」カキカキ

のあ「……ありがとう」

みく「いいのにゃ! 今の内にゆっくり休むにゃ! そうだ、みくと合体してくれれば、みくが戦うにゃ! みんな一緒なら、きっと勝てるにゃ!」

李衣菜「それなら、私も一緒に合体するよ! そしたら、その間にプロデューサー……ゼロも復活するかも!」

みく「リーナちゃん……。良い考えにゃ! みんなで、あいつらをぶっ飛ばすにゃ!」

のあ「……あなた達、素敵ね」

みく「のあにゃん?」

482: 2015/08/06(木) 00:14:01.39


のあ「アーニャンは神秘的で、綺麗。純粋で可愛いわ」

アーニャ「のあ? どうしたんですか?」

のあ「みくは、夢へ真っ直ぐな想い、一途なキャラクター……可愛いわ。李衣菜も、こんなに魅力的で可愛いかったのね……」

みく「のあにゃん、変にゃ。味方がきて、おかしくなったにゃ? 大丈夫にゃ! のあにゃんの出番なんかもうないにゃ!」

李衣菜「そ、そうだよ! だからさ」

みく「そんな、これから、氏んじゃうみたいなこと言わないで……!!」ポロポロ

アーニャ「ウルトラマンは、氏なない……ですよね? これ以上、誰も!」 ツー

のあ「……ウルトラマンネクサス、その力は受け継がれてゆく」

アーニャ「これは……? 私に?」

のあ「今回は……ウルトラマンゼロと絆の深い、アナスタシア……あなたに」

アーニャ「のあ、もう、もう喋らないで!」

のあ「本当は……デュナミストの条件ではないけれど、特別。さぁ、これで、三人のウルトラマンが……揃ったわ……」

アーニャ「え……?」

美波「三人のウルトラマン……? あっ!」

のあ「三人のウルトラマンと、人間が心を一つにした時……現れる……」

李衣菜「ひっ! のあさんの身体が、光になって消えて……!」

のあ「さようなら、みく、アナスタシア。さようなら、みんな。元気で……」 サァー

みく「のあにゃん!」

アーニャ「のあ!」

美波「私達に……託して……」

拓海「そ、そんな……のあが……」

文香「消えて……」

志希「せっかく、みんなが、助かりそうなのに……」

飛鳥「のあさん……うぅ」

周子「っ……」

ベリアル「のあ……」

483: 2015/08/06(木) 00:16:22.88


ウルトラの父「彼女達の犠牲……無駄にはしない! 我々が相手だ!」

ミラーナイト「他にも多くの宇宙人が、この地球の為に散ったようですね……」

グレンファイヤー「テメーはちょいと、許しちゃおけねぇなぁ……!」

ベリアル「テメーだけは絶対に許さねぇぜ……! 俺様が頭まで下げたんだ。たっぷり、利子を付けて返してもらうぜ……!!!」

レイブラッド「かつての宇宙警備隊のトップ2が相手とは、恐れ入る……」

ベリアル「テメーが土下座するなら、考えるだけ考えてやっても良いぜ? 考えるだけだがな!!」

文香「けど、アレはプロデューサーさんの姿じゃ……」

ベリアル「そういや、そうだった……。のあだったら、喜んでやらせるだろうがなぁ……」

志希「のあさん……」

484: 2015/08/06(木) 00:16:55.25



レイブラッド「調子に乗るな。我が切り札を見よ!」

グレン「野郎の腰が開いて……なんじゃ、ありゃ?」

ジャンボット「データによれば、バトルナイザーというものらしい」

美波「ギガバトルナイザーの他に、普通のバトルナイザーまで!」

光「まさか、強力な怪獣をまだ温存して……」



     ダ ー ク ル ギ エ ル



ギンガ「何?」

光「だ、ダークルギエルだって!?」


485: 2015/08/06(木) 00:18:58.35


ダークルギエル「オォォォ……」

ウルトラの父「奴は、我々をスパークドールに変えた……!」

レイブラッド「さぁ、闇の支配者を自称したお前の力を見せて見ろ!」

ダークルギエル「オ、オォォ……」


     ダークライブ ハイパーゼットン!


ハイパーゼットン「ゼットォォォォォン」トルルルルル


茜「アレは、ゼットンの強化型の!」


     ダークライブ ガタノゾーア!


ガタノゾーア「キィィオオオオオオ」


菜々「あれは、ティガが最後に戦った! うぅ、子供の頃、生で見てました……!」

裕子(菜々ちゃんって十七歳じゃ……)


486: 2015/08/06(木) 00:21:02.15


ジャンボット「ゼロが言っていた敵か!」

ミラーナイト「あのアンモナイトに似た巨大な怪獣も、相当な力を感じますね……」

ギンガ(光)「大丈夫!!!」

グレン「あぁ? 確証でもあるのかよ?」

光「ダークルギエルは、巨大な姿じゃない!」

ウルトラの父「確かに、私が見た姿よりだいぶ小さい……」

光「ガタノゾーアは、闇を吐き出す力がない! ハイパーゼットンは翼がない! どれも、普通より弱い!」

楓「さすが、光ちゃん。的確ね」

ベリアル「それでも、強敵だぜ?」

光「不可能を可能にする! それが、ウルトラマンだ!!」

ベリアル「ふっ、違いないな!」

ウルトラの父「レギオノイド、ダークロプス、ニセウルトラ兄弟に、レイブラッド星人、闇の支配者、強化型ゼットンにあの大型怪獣……倒せない敵ではないはずだ!」

武内P「絶対に、倒してみませます」

茜「どんなに絶望的な状況でも、希望を信じる! それが、私達の戦いですね!!」

487: 2015/08/06(木) 00:23:30.64



「そうだ!!」


「俺達もいるぜ!!」



卯月「大先輩!」

未央「何でここに!」

凛「変身道具が……光ってる?」

「ようやく、俺達のアイテムも光ってくれたぜ……。千回振った甲斐があったぜ!」

「要因は確実に違うけどね。さぁ、行こう!」

「本当の戦いは、ここからだぜ! ダイナーッ!!!」

「無力な僕に、一時でいい! 光を! ティガーッ!!!」

488: 2015/08/06(木) 00:24:48.58


みりあ・莉嘉「ウルトラマンティガ!!」

きらり「ウルトラマンダイナ!!」

智恵理「この地球を救う為に……これだけの光の戦士が……!」

拓海「スライさん達が頑張ってくれたお陰だぜ……」

卯月「メトロンさん……! ありがとう……!」


レイブラッド「ば、バカな……!?貴様らは、何処から湧いてくる!! ええい! 確実に、ここで潰してやる!!」

レギオノイド「ギギギ」

ダークロプス ザッ

ニセウルトラ兄弟「デュワ!」


489: 2015/08/06(木) 00:27:39.35


美波「いいえ、あなたの負けよ」

レイブラッド「何?」

美波「人間の絆と、三人のウルトラマンが心を一つにした時、奇跡は起こる!」

アーニャ「のあ、ようやくわかりました。シンを、ウルトラマンゼロを復活させるのは私達です!」

蘭子「は、ハァ、ハァ……き、きらりちゃん……私を、立たせて……」

きらり「……わかったにぃ! 止めないから、みんなの分まで……戦って! みんなで、はぴはぴするにぃ!」

蘭子「うん……!」

美波「蘭子ちゃん」ギュ

アーニャ「蘭子」ギュ

蘭子「美波さん……アーニャちゃん……!」ギュ


490: 2015/08/06(木) 00:28:18.25


アーニャ「のあから受け継いだウーズィ、絆!」

蘭子「光と闇、全てを超越せん! 古の巨人よ!」

美波「私に、力を貸して……勇者、ウルトラマンゼロ!!」


アーニャ「エボルトラスター!! ネクサス!!」        

ネクサス「シュワッ!」


蘭子「ダークスパークレンス!! ティガダーク!!」          

ティガダーク「シュワ!」
 

美波「サーガブレス!(バキィン!) ウルトラゼロアイ!! ウルトラマンゼロ!!」    

ウルトラマンゼロ「デュワ!!」

491: 2015/08/06(木) 00:31:49.32


卯月「ウルトラマンゼロが……!!」

未央「復活した!!」

凛「美波と合体したんだね!」

みく「シンちゃん!」

李衣菜「心配かけすぎだよぉ……!」

きらり「よかった……! 本当に、よかったにぃ」

みりあ「凄い……! すごいすごい!」

莉嘉「これだけいっぱい、正義の味方がいるんだ!」

智恵理「どんな敵にだって、負けません!」

かな子「終わったら、お祝いのお菓子を作らなきゃ!」

杏「たまには、杏も手伝うよ」

武内P「諸星補佐……よかった……!!」


ゼロ「美波、アーニャ、蘭子、ありがとう。みんな、心配をかけてすまない。皆の想いが、俺にかけがえのない力を与えてくれた……!」

美波「うん……!」

アーニャ「一緒に、戦いましょう」

蘭子「神々の……いえ、ウルトラマンの戦いなり!」


492: 2015/08/06(木) 00:33:13.43


レイブラッド「ゼロまで復活しただと……? こけおどしを……! ならば、一人欠けて、奇跡は終わりだ!!」 ビィィィ

ティガダーク「はぁぁぁ!!」

レイブラッド「何? 闇の力を吸収……変換しているだと!?」

光「トルネード……ブラスト……そして!」

ティガ(マルチタイプ)(蘭子)「デュワ!!」

みりあ「ティガが!」

莉嘉「二人になった!」

ダイナ「うぉ! 先輩が増えた!」

ティガ(ダイゴ)「蘭子ちゃん……それで、それでいいんだ」

ダイナ「三人のウルトラマンってことは……よっしゃ! 俺が合体するんだな!」 ダッ

ティガ(ダイゴ)「今回は、お休みだよ」 ガシ

ダイナ「はい(´・ω・`)ショボーン」

493: 2015/08/06(木) 00:35:03.44


ゼロ「本当の戦いは……」

美波・アーニャ・蘭子「ここから、です!!」




     「「「サーガァァァァァァァァ!!!!!」」」



        ブオオォォォォォォォン!!!




ウルトラの父「な、何と言うすさまじいエネルギーの渦……! ビックバン級のエネルギーだ!」

ベリアル「こいつは、とんでもねぇのが来るぞ……!!」

光「一瞬、ゼロの姿がシャイニングウルトラマンゼロに……。これから誕生するのは……アタシの知ってる戦士じゃないかも」

ミラーナイト「エネルギーの渦がおさまって……」


    「オォォォォォォ……!!!!」


グレン「な、なんだ、ありゃ?」


494: 2015/08/06(木) 00:36:34.08


>> 某事務所

「ほら、避難なんて必要なかったの」

「け、結果的にそうなっただけでなぁ……」

「ま、まぁまぁ、Pさん! ほら、見てくださいよ! みんなが初主演の、ビックゲストまで地球に登場ですよ!」

「凄い綺麗……。私達が共演した時とは、色が違う」

「太陽みたいに、輝いてますね!」

「はい、見てるだけで……凄く安心します……」

「自分、なんだか、歌いたくなってきたぞ!」

「あらあら、じゃあ、歌っちゃう?」

「ふふ、みんなで歌うのも、いいかもしれませんね」

「「行先は~♪ 忘れない~♪ 僕が~歩き出した~み~ち~♪」」

「全く!! 呑気なんだから! けど、いいわ。だって、もう、ウルトラマンの勝ちはきまったんだから!」

「さっきまで泣きそうだったくせに」

「う、うるさいわね!」

「うっうっ~。喧嘩はダメですよ~」

「そうですよ! みんなで、見守りましょう!」

「この戦いの結末を……」

「頑張ってなの。ウルトラマンサーガ!」


495: 2015/08/06(木) 00:38:24.42



>> 346プロ 内部

部長「あれは……なんて、綺麗なんだろうね……」

ちひろ「確か……ウルトラマン、サーガ……。神秘的で……神様みたい」

美城常務「ウルトラマン……本当に、この地球を救うのか……」

部長「諸星補佐……地球の命運、君にお願いするよ」

ちひろ「アイドル達の為にも、あなたの為にも、頑張って……!」



496: 2015/08/06(木) 00:42:39.16


レイブラッド「な……な、何だお前は!?」

ウルトラマンサーガ「……俺は、三人の想いが生んだ、奇跡の超戦士、ウルトラマンサーガ」

美波「三人の心と」

アーニャ「三人のウルトラマンの力が結集した」

蘭子「お前を倒すモノだ……!」

レイブラッド「ふ、ふざけるな! 私は、レイブラッドだぞ!! 宇宙の、支配者だ!」

サーガ「サーガスラッシャー!!」

レギオノイド・ダークロプス「っ!!」 ドドドドゴーン!

レイブラッド「な、何!?」

ジャンボット「あれだけの数が……一気に減ったぞ!」

ジャンナイン「強い」

ミラーナイト「ですが、まだ強敵は残っていますよ」

グレン「すげ~。あいつ、尻尾が二本も生えてるぜ」

ティガ「そっちかい? あ、ホントに尻尾が二本ある」

ダイナ「やべぇ、俺(?)が合体してた時より凄いことになってるな……」

光「サーガブレスも、腕にない! 胸と一体化してる?」

光「あれだけ強かったウルトラマンサーガが、更に変化しているなんて……」

みりあ「名づけるなら!」

莉嘉「シャイニングウルトラマンサーガ!!」

凛「サーガってただでさえ強いウルトラマンなんだよね……?」

未央「これは~、敵さんの御冥福を御祈りする所かもね~」

卯月「ウルトラマン、頑張って~!」

きらり「ファイトだにぃ!」



497: 2015/08/06(木) 00:44:23.69


ティガ「よし、ガタノゾーアは僕達に任せてくれ!」

ウルトラの父「私とベリアルで、ゼットンを!」

ギンガ(光)「私は……ルギエルを!!」

グレンファイヤー「残りのパチモン兄弟は俺らが……」

ジャンボット「茜、行くぞ!」

茜「任せてください!!!」

ジャンナイン「大人の君が、子供に遅れは取れないな」

武内P「はい。任せてください」

ウルトラの父「行くぞ! 最後の戦いだ!!」


     「「「「「「おうっ!!!」」」」」」


498: 2015/08/06(木) 00:45:07.12


グレン「おっしゃぁぁぁ!! いくぜ、パチモン隊長さんよぉ!!」

ニセゾフィー「っ!」 ガン!

グレン「一気に行くぜ!! ファイヤァァァァァ!!! フラァァァァッシュ!!!」

ニセゾフィー「っ!?」 ボワァッ!

グレン「最初見た時は結構そっくりだと思ったけどよぉ、やっぱ全然ちがぇわ」

ミラーナイト「確かに、全然違いますね」

グレン「だろう? だってよぉ、こいつは、頭が燃えてるのが似合ってるぜ」

ニセゾフィー(ファイヤーヘッド)「っ!!!??」 ゴォォォ! ドゴーン!

ミラーナイト「こちらも本物には程遠いですね」

ニセセブン「デュワ! (パリーン) っ!?」

ミラーナイト「鏡を作るのは得意でね。偽物じゃあ、ご存じないでしょうが。シルバー、クロス!!」

ニセセブン「っ!!?」 ドゴーン!

楓「さすがです、ミラーナイト!」

ミラーナイト「お褒めの言葉、ありがとうございます。姫様」

グレン「おいおい、俺には応援はなしかよ」

みりあ・莉嘉「グレンファイヤー! ありがとう~!」

グレン「ちびっ子どもからかよ! ま、悪くないけどよ」


499: 2015/08/06(木) 00:46:25.36


ニセエース「ムゥゥゥン!」

ジャンボット「ジャン!」

茜「ファイト!! です!!!」

ニセウルトラマン「デュワ! ウルトラスラッシュ」

ジャンナイン「ジャンレーザー!」 ビィィ  パキン

武内P「……神崎さんが、諸星補佐が頑張ってくれたのです。私が頑張らないわけにはいきません!」

茜「ひっさぁぁぁつ!! 風車!!!!」

ニセエース「っ!????」 バチバチバチ ドゴーン!

グレン「あらら、ギロチン王子が切断されちゃった」

ジャンボット「偽物に相応しい末路だ!」

茜「ウルトラマンを真似した罰です!!!!」

ジャンナイン「こちらも決めよう」

武内P「はい。ジャンキャノン! ジャンフラッシャー! ジャンバスター!!」

ニセウルトラマン「 っ!? っ!!? っ!!!!!!」 ドゴーーーン!!


500: 2015/08/06(木) 00:49:07.65


卯月「やったぁ!」

未央「プロデューサーが勝った!」

凛「やった……やったんだ!」 ピョン

未央「しぶりん、喜びすぎ!」

凛「だ、だって……///」


武内P「偽物とは言え……ウルトラマンを倒すのは、いい気分ではありませんね」

ジャンナイン「好きなのか?」

武内P「はい。子供の頃……大好きで見ていました。……今も、好きだったんでしょうね」

ジャンナイン「そうか。……僕も、ウルトラマンは、好きだ」

武内P「……はい」ニコ


武内P「……頑張ってください、私の大好きなウルトラマン……。大事な後輩、諸星補佐……」


501: 2015/08/06(木) 00:51:05.54


ガタノゾーア「キィィィィ!!」

ダイナ「テヤ!!」

ティガ「さすがの防御力だ……。けど!」

ダイナ(ストロングタイプ)「先輩! 同時攻撃だぜ!」

ティガ(パワータイプ)「ああ! あの時とは、違う! 今は、仲間達がいる!」 ドゴーン!

ガタノゾーア「ギィィャャャャャ!?!!!??」


智恵理「カラにヒビが!」


ダイナ(ストロング)「おりゃぁぁぁ!!」

ティガ(パワー)「はぁぁぁ!!!」 

ガタノゾーア「ギィィ、ヤァァァ!!」 ブチブチブチ


かな子「触手も切っちゃった!」



ガタノゾーア「ギァァァァァァァ!!!」

ティガ(パワー)「いけない、レーザーがくる!」

ティガ(スカイタイプ)「あの攻撃は危険だ! 避けるんだ!」

ダイナ(ミラクルタイプ)「俺に任せろ! レボリウムウェーブ! お返しだ!」 反射

ティガ(スカイ)「今だ! ランバルト光弾!!」

ガタノゾーア「ギャァァァァァァァ!!!」

ダイナ「……ぶっちゃけ、あいつが最終回と同じ強さだったら撃ち返せなかった気がする」

ティガ「そういうことは、黙ってようよ……」


杏「あ~、これならやっぱ、杏は寝てるだけの生活ができそう~」

智恵理・かな子「なんでやねん!」

502: 2015/08/06(木) 00:53:16.47


ガタノゾーア「ギィィ、ガァァァァァァ!!!」

智恵理「何だか……苦しそう……。攻撃を受けてるからとかじゃなくて……もっと、こう……」

かな子「怖い怪獣だけど……なんだか、泣いてるみたい……」

杏「そりゃ、あいつに無理やり働かされてるからじゃない?」

かな子「杏ちゃんじゃあるまいし……」

智恵理「けど、本当にそれが理由なんじゃ……」


ティガ「ガタノゾーア……ここは、君がいるべき世界じゃないんだ」

ダイナ「お前だけじゃない。ここは、俺達ウルトラマンすら、いちゃいけない世界なのかもな……」

ティガ(マルチ)「そうだね……。だから、帰ろう。僕達のいられる世界へ」 キュィーン、キュィーン

菜々「いっけー! ティガー! take me higher!!」

裕子「菜々ちゃんの年齢って……」

みりあ・莉嘉「せ~の、お父さん! 頑張って!!!」

ティガ(マルチ)「任せてくれ!!」

美嘉「あ……みりあちゃんと莉嘉から光が……。それが、ティガに……」


503: 2015/08/06(木) 00:54:52.76


ファン1「あれって、ティガ! アタシでも知ってるウルトラマンじゃん!」

ファン2「じゃあ、戦ってくれてるのは……」

ファン3「あの人しかいないでしょ!」

ファン4「がんばれ!! もう一人のウルトラマンも……確か~、ダイナも頑張れ!」


ダイナ「俺はついでかよ! けど、ありがとう!」

美嘉「光が……ティガとダイナに……」



ティガ(グリッター)「皆の光が……、僕らに力を! グリッターゼぺリオン光線!!」

ダイナ(グリッター)「グリッターソルジェント光線!!」

ガタノゾーア「ギィィィィヤァァァァァァァ!!!」 ドン、バン、ドゴーン!!

李衣菜「やった! やったぁ!」

みく「やったにゃ! さすが、大先輩! のあにゃん! みんな、頑張ってるよ!!」

ティガ(マルチ)「ん? これは、ガタノゾーアの……人形?」

ダイナ(フラッシュ)「こいつは、スパークドールっていうんだぜ!」

ティガ「そっか。……君が、静かに暮らせる世界があるといいんだけどね」


504: 2015/08/06(木) 00:56:07.54


ウルトラの父「はぁぁぁ!」 ブゥン!

ハイパーゼットン「トルルルル」 ヒュッ!

ベリアル「テレポートか! だが!」

ハイパーゼットン「っ!」 ヒュッ!

拓海「テレポート先を的確に狙って!」

文香「すごいコンビネーションです……」

周子「これ、結構イケるんじゃない!?」

ウルトラの父「ゼロの報告にあったハイパーゼットンに比べれば、連続できるテレポートの回数も少ない。いや、全体的に能力がかなり低い」

ベリアル「所詮は猿真似って奴か」

ウルトラの父「ゼロが遭遇したバット星人の作り出したハイパーゼットンが強すぎたと言うのもあるだろうな」

ベリアル「よし、ケン!」 ビィィィ

ハイパーゼットン「ゼット~ン!」 吸収→反射

ウルトラの父「そこだ! ファザーショット!!」 

    ドゴーン!

ハイパーゼットン「っ!??!?」

飛鳥「増幅して放つ隙を狙って!」

ベリアル・ケン「うぉぉぉ!! ウルトラダブルキック!!!」

ハイパーゼットン「ゼ、ット~ン……」

志希「角を破壊した!」


505: 2015/08/06(木) 00:57:35.19


ハイパーゼットン「ゼットオオオン!!!」 

ウルトラの父「暗黒火球か! くっ、防げるか……」

ベリアル「うぉぉぉ!!!」

ウルトラの父「ベリアル? まさか……!」

ハイパーゼットン「トルルルルル」 ボォン!


ベリアル「おりゃぁ!!!!」


飛鳥「火球を蹴り返した!?」


ハイパーゼットン「っ!???!??」 ドゴーン!

ベリアル「へへ、やってやったぜ……」 ブスブス

ウルトラの父「相変わらずの無茶ばかり……ウルトラアレイ!」  カッ!

ハイパーゼットン「ゼットトトトトォォォン!?!?????」

ウルトラの父「今だ! 直接、叩き込むぞ!」

ベリアル「おうよ! 光線技のエネルギーを全部、直に叩き込んでやるぜ!!」

ベリアル・ケン「ウルトラダブルパンチ!!」

ハイパーゼットン「ゼ、ットォォォォォン」 ドゴォォォォォン!

拓海「ハイパーゼットンを……!」

文香「倒しました!」

志希「さすが、社長! 愛してるぜい!」

飛鳥「陛下、さすがです!!」

ウルトラの父「随分と可愛いガールフレンドたちだな」

ベリアル「……そうだな。俺には、勿体ないぜ」

拓海・文香・志希・飛鳥「え///」

周子「社長、遂にデレた」


506: 2015/08/06(木) 00:59:28.68


光「ギンガスパークランス! うぉぉぉぉ!!!」

ダークルギエル「オォォォ!!」

凛「うわ……凄いぶつかり合い……」

未央「移動が早過ぎて見えないよ!」

卯月「た、多分、テレポート能力も使ってるんだと……」

茜「光ちゃん! 今、加勢に!!!」

光「大丈夫! ダークルギエルが相手なら、ウルトラマンギンガが相手をしなきゃいけないんだ!!」

茜「何でですか!!!!」

飛鳥「のあさんが言ってた……。あの黒いダークルギエルと、ウルトラマンギンガは元は一つだったって」

光「そう! だから……ルギエルを倒すのは、アタシの、ウルトラマンギンガの使命なんだ!!」

ギンガ「……ありがとう。この世界の、ヒカル」


507: 2015/08/06(木) 01:02:27.27


光「ダークルギエル!! お前は、お前はギンガだった!!」


光「全宇宙の支配を目論んでも、どんなに一方的で、独りよがりでも……!!」


光「お前は『善意』で、時を止めようとした!!」


光「それが……! これじゃあ、本当にただの悪党じゃないか!! お前がやろうとしているのは、命を刈り取る行為……地獄の再現だ!!」


光「ただの悪魔の手先にに成り下がるのか、ルギエル!!!!」


ダークルギエル「お、おぉぉ……わ、我は……!! 争いも、何もない、永遠の楽園を……!」


508: 2015/08/06(木) 01:03:40.44


楓「ダークルギエルが……喋った!」

菜々「人格が……復活してる?」

茜「光ちゃん! ファイトです!!」

まゆ「ルギエルさん……あなたは、ただの悪い人ではなかったはずです……! 一方的でも、誰かを想う心があったはずです……!」




光「お前の意識が戻った上で、あえて言う! 受け継がれていく命こそが、永遠、未来なんだ!! それは……未来から来たお前が一番分かっているだろう!!!」




ダークルギエル「っ!!! 我は……!!! もう、誰も失いたくなかった……!!」




まゆ「え……?」

美嘉「誰か……仲のいい人を……?」


509: 2015/08/06(木) 01:05:28.51


光「……っ! 悲しい記憶、あるんだね……。けれども、命は受け継がれてゆく。血肉が! 想いが! 受け継がれてゆけば、それも命なんだ!!」

まゆ「もし私が、私のPさんを失ったら……」

美嘉「もしも……莉嘉が氏んだら……」


光「親しい人が氏んだら、私だって泣くと思う。だけど、前に進まなきゃいけない。それが、ヒーローだから。それが、人間だから。……時を止めるなんて、間違ってる!」

まゆ「氏にたいと思う……。けど、まゆの大好きな人は……」

美嘉「それを望まないよね……!」



光「これで、決める!!」

みりあ「わっ! 凄いキラキラしてる!」

莉嘉「サーガみたい!」

きらり「ウルトラマンの輝きって、どれも素敵だね~……」

ギンガ(光)「ギンガエスペシャリー!!!」

ダークルギエル「う、おぉぉぉぉ!??」


     ドゴオォォォン!!!



まゆ「ルギエルさんが、スパークドールに……」

美嘉「ギンガに吸い込まれて……」

ギンガ「お帰り、ルギエル」

光「……これからは、アタシと一緒にいよう。楽しい時間、過ごそう! アタシが氏んでも……アタシの子孫を、仲間を、見守っててよ! そして、また楽しい記憶を作ってほしい」

ルギエル(SD)「……」

516: 2015/08/07(金) 00:05:40.26


光「良し! 次は……レイブラッド星人を……うっ」 フラッ

ギンガ「私が力を貸しているとはいえ、既に三分以上のライブをしている。無理をするな」

光「け、けど……」

ギンガ「サーガなら、大丈夫だ」


レイブラッド「ぐはぁぁぁ!!!」 ドゴーン!

サーガ(美波・アーニャ・蘭子)「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


光「あ、ほんとだ」

茜「加勢は、必要なさそうですね!」

武内P「そ、そうですね……。残りのレギオノイドやダークロプスを倒しましょう」

グレン「つっても、残ってる奴らも、あいつが蹴散らしながら戦ってるからな~」

ミラーナイト「残りの敵兵、戦艦ブリガンテにデルストも少ないですね」

楓「ミラーナイト、ジャンボットは周辺の救助を行ってください」

ミラーナイト「わかりました、地球のエメラナ姫」

ジャンボット「仰せのままに」

楓「ふふ、本当にお姫様気分ですね」

茜「私も本当のナオの気分です!」

菜々(ウサミン星のことツッコまれたらどうしましょう……)

グレンファイヤー「んじゃ、俺達はゴミ掃除といくか!」

ジャンナイン「僕達は残りの敵を減らそう」

武内P「わかりました」

517: 2015/08/07(金) 00:07:13.81


レイブラッド「ぐぅ、こ、この!」

美波「サーガアクセラレーション!」

レイブラッド「ま、またテレポート……ぐはっ!」

アーニャ「サーガパンチャー!」 バキィン!

レイブラッド「ぐあぁぁぁぁ! エメラル鉱石が……。クソ!」

蘭子「サーガアクセラレーション! サーガシューター!!」

レイブラッド「ぐあぁぁぁぁぁ!!!」



未央「……サーガの動きが完全に見えない」

凛「ドラゴンボールみたい……」

卯月「レイブラッド星人だけ一方的にやられてます……」

みく「滅茶苦茶強いのニャ……」

李衣菜「いい気味だよ! 今まで、あんな酷いことをしてきたんだから……!」

杏「レイブラッド星人がなまじ強いから、中途半端に耐えられちゃうんだよ」

きらり「ウルトラパワー全開! だね☆」

518: 2015/08/07(金) 00:08:58.26


レイブラッド「馬鹿な! バカな! ばかな! 私は、レイブラッドだぞ? 数多の宇宙を支配してきた、最強の……」

美波「まだわからないんですか! これが、あなたのしてきたことです!」

レイブラッド「何だと?」

アーニャ「大きな力で、押さえつけるだけの支配」

蘭子「同じ事をされても、気付かぬとは……愚かな」

レイブラッド「誰が、認めるか!!」 ビィィ!

卯月「また、私達を狙って!」

美波「っ! サーガ、アクセラレー……」

ティガ「僕達がいることを」

ダイナ「忘れんなよ!」

   ガン! ガン!

ティガ「君達の力なら余計なお世話かもしれないが、こっちは任せてくれ。みんなは僕達が守る!」

ダイナ「合体してない俺の分まで、暴れてくれよな!」

519: 2015/08/07(金) 00:09:56.39


レイブラッド「己……オノレ、おのれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ジャンナイン「悪足掻きしかできない程、追いつめられているようだ」

レイブラッド「ウルトラマンども!! いつも、いつも貴様らは、私の邪魔をする!!!」

美波「何を当たり前のことを……」

レイブラッド「何だと!?」

アーニャ「ウルトラマンはいつだって、邪悪な侵略者に立ち向かいます!」

蘭子「平和に暮らす人々を護るため、いつだって誰かの為に、戦う」

美波「何万年も生きててそんなこともわからないなんて……。寂しい人」

レイブラッド「……っ!! 人間が、私を憐れむだと……? 貴様ぁぁぁぁぁぁ!!!」

サーガ「サーガシューター!!」

レイブラッド「ぐぅっ!!!?? 何故だ! 何故、ウルトラマン共はこんなくだらない生き物を守る!? 何故だ!?」

美波「答えは、さっきから言ってるわ! それすらわからないなんて……」

ゼロ「それでもわからないって言うんなら、教えてやるぜ!」

美波「誰かを守ることに、理由なんてないんです」

アーニャ「ただずっと昔からそうやってきました」

蘭子「ただ、それだけのこと!!」

アーニャ「あなたが、ウルトラマンを」

蘭子「人間をどうこう言うなんて」

ゼロ・美波・アーニャ・蘭子「二万年早いぜ!!」

レイブラッド「おのれぇぇぇぇぇぇ!!!!」

サーガ「サーガスピナー!!」

レイブラッド「ぐぼぁっ!?」


520: 2015/08/07(金) 00:10:53.13



光「凄いなぁ……。ねぇ、ギンガは未来から来たんだよね? 未来にも、ウルトラマンサーガはいるの?」

ギンガ「……ルギエルを救ってくれた君に敬意を払い、教えよう。彼は……」



レイブラッド「な、何なんだ? この圧倒的な力は!」

レイブラッド「い、いや、かつて、一度だけ、これに似た力を味わったことが……。そ、そうだ、アレは確か……」




ギンガ「彼は、未来における、新たなるウルトラマンノアだ」

レイブラッド「ウルトラマンノア! 我が肉体を滅ぼした、忌々しいウルトラマン!」



521: 2015/08/07(金) 00:12:49.26


光「あ、新たなる……ノア!?」

ギンガ「恐らく、時間を操ることで未来のゼロへと変化しているのであろう」

光「じゃあ、ゼロは遙か未来でサーガに進化するってこと? 誰かと合体しちゃったままなの?」

ギンガ「それはわからない。私のいる未来でも、彼は謎に包まれた超人だ。私も彼の正体が、ウルトラマンゼロだと初めて知った」

光「超人であるウルトラマンが言う、超人……」

光(ギンガはウルトラマンの中でも強力な力を持つ戦士なのに……)

ギンガ「私が言えることはただ一つ」



ギンガ「この戦い、レイブラッドに勝ち目はない」




522: 2015/08/07(金) 00:15:43.99


レイブラッド「最大出力の、アークレイデスシウム光線を喰らえ! 吹き飛べ!!」

ティガ「また、地球に向けて!」

ダイナ「野郎! 確実にサーガに当てる為に!」

美波「これは、私達が防ぎます!」

アーニャ「みんなは、余波に気を付けて」

蘭子「さぁ、邪なる力よ。我らが光が、呑み込んで見せよう!」

     ゴゥンゴゥン……ビィィィィィィ!!!

サーガ「サーガプロテクション!!!」

レイブラッド「ば、馬鹿な……」

ミラーナイト「あの攻撃を……簡単に防ぎました!」

グレン「俺らが防いだ時は、ギリギリだったのによ~」

ジャンボット「あの時、人々の心は一つになった」

ジャンナイン「ゼロが教えてくれた、心の輝きか」

523: 2015/08/07(金) 00:16:38.84


美波「これは、マグマ星人たちの分!!」

アーニャ「彼らの痛みを!」

蘭子「闇を切り裂く閃光を、受けよ!!」

サーガ「サーガアクセラレーション、サーガカッター!」 シュン、シュン、シュン!!!

レイブラッド「ま、また背後に!?」

卯月「背中の尻尾に」

未央「残りの鉱石も破壊した!」

凛「勝てる……勝てる!!」

みく「そのまま、いっちゃうにゃー!!」

李衣菜「ロック過ぎるよ!!」


524: 2015/08/07(金) 00:17:39.68


美波「これは、メトロンさん達の分!!」

アーニャ「ウルトラマンが好き、私達と同じ!」

蘭子「善良なる民の悲しみ、受けよ!!」

サーガ「サーガ・ゼぺリオン光線!!」 ビィィィィ!!

レイブラッド「ぐぅっ……っ!? う、腕が……!!」 ドゴン、ドゴン!!

智恵理「ガードした両腕が壊されて!」

かな子「蘭子ちゃんが使ったダークゼぺリオン光線の何倍の威力なのかな……」

杏「蘭子ちゃん、怒ると恐そうだからね~」

きらり「人にやられて嫌なことは、しちゃダメなんだにぃ☆」

みりあ「は~い!」

莉嘉「でなきゃ、ああなるもんね!」


525: 2015/08/07(金) 00:18:51.88


美波「これは、のあさんの分!!!」

アーニャ「のあが、教えてくれました。シンの、ウルトラマンと人間のあり方を!」

蘭子「彼女の怒りを、地球を愛する想い、その身に刻め!!」

サーガ「サーガオーバーアローレイ・シュトローム!!!」 ドシュゥ!

レイブラッド「ば、バカな! ディメンションコアが粒子分解している!?」

志希「す、凄い……。あの膨大なエネルギーを全て、分解してる……」

飛鳥「本物の、神なの……?」

文香「ウルトラマン……なんて、強大な存在……なのに」

拓海「人間を信じて、助けてくれるのか……」

周子「シューコちゃん、難しいこと考えるの嫌い。だから、シンプルに感謝だけするわ」

526: 2015/08/07(金) 00:19:45.01


レイブラッド「い、いかん! このままでは身体が完全に……ぐぅぅぅ!!!」


グレンファイヤー「あいつ、自分で身体をえぐりやがった!」

ミラーナイト「光の進行を食い止めましたね」

ジャンボット「だが、もう遅い!」

ジャンナイン「このまま、止めだ」

光「オーバーアローレイは一発撃てばエネルギーの殆どを消費する技なのに……」

楓「まだまだ元気一杯ね」

裕子「合体したウルトラマンの技も使ってます! サイキック敗北です……」

茜「むしろ、勝負しようとしてたことが驚きです!」

菜々「あと、もう少し! もう少しで!」

まゆ「完全に倒せます……!」

ティガ「よし……!」

ダイナ「そのままクライマックスだ!!」

ウルトラの父「ゼロ……君は、レイブラッドすらも滅ぼす時が来たか……」

527: 2015/08/07(金) 00:20:51.85


ベリアル「……拓海」

拓海「なんだよ?」

ベリアル「……俺を好きで、ありがとよ。最初にスカウトしたのが、お前で良かったぜ」

拓海「は? な、何だよ急に///」

ベリアル「文香、本を読んでる時のお前の顔はいいぜ。その集中力、本で得た知識を、アイドルとして昇華させてけ」

文香「プロデューサーさん?」

ベリアル「あ、けど、工口本? 官能小説はもうちょっとバレないように読めよ」

文香「えっ!?!??!?///」

ベリアル「志希はちっとは我慢を覚えろ。お前の力があれば、何だって成功するんだ。たまにゃ、凡人に付き合ってやれ」

志希「考えておくけど……」

ベリアル「飛鳥、難しく考えるのも良いが、たまには気楽にいけ。ま、難しく考えるのも、お前なりの人生の楽しみ方なんだろうけどな」

飛鳥「気楽に……。難しいけど、やってみるけど……」

ベリアル「周子は……」

周子「……」

ベリアル「……がんば!」

周子「ひどくない!?」

ベリアル「冗談だ。ま、お前ももうちょっと真面目にやれ。お前が集中力を発揮した時は、何だってできるぜ」

周子「失礼な。シューコちゃんは真面目にお仕事してますよ~」

528: 2015/08/07(金) 00:23:12.52


サーガ「これで、終わりだ」

レイブラッド「に、逃げなければ……。逃げなければ……!」


みく「あいつ、逃げる気にゃ!」

李衣菜「サーガ! 逃がしちゃダメ!!」

サーガ「ふっ。任せておけ!」

美波「逃がさない!」

アーニャ「都合が悪いと逃げるの、よくないです!」

蘭子「邪神、滅びる時なり!」


美波・アーニャ・蘭子「サーガマキシマム!!!」

レイブラッド「う、うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!???????」

       メキィィィ!

サーガ「終わりだ。レイブラッド」



       バキ、バキィン、ビキン




529: 2015/08/07(金) 00:24:42.01


卯月「サーガの拳が」

未央「レイブラッドの、マシン・アークベリアルを……」

凛「胸を貫いた……!」


レイブラッド「                           」



         ドゴォォォォォォォォォォォォンンッ!!!



光「倒した……! やったぁぁぁ!!!」

みりあ・莉嘉「やったぁ~!!!」

きらり「はぴはぴだね!!!」


光(あの時はハイパーゼットンを倒したら地球の命は帰ってきたけど……今回は……、どうなるの……?)

光(ダメダメ! アタシは、ウルトラマンを信じる!! 例え命が還ってこなくても……アタシは、みんなを笑顔にして見せる)

光(必ず、受け継がれてゆく未来を……! ルギエルに見せてあげるんだ!)


530: 2015/08/07(金) 00:26:26.23


レイブラッド「ハハハハハ!!!」

サーガ「っ!!」

レイブラッド「ウルトラマンサーガ、恐ろしい超戦士だ! 折角用意した器が、負けるとは!」

美波「黒い霧が……」

アーニャ「まだ、生きている?」

蘭子「器を犠牲に、魂は抜け出したと言うか!」

レイブラッド「貴様を倒すには、更なる準備が必要のようだ。今回は負けを認めよう。だが、私は必ず貴様を倒し、この地球を滅亡させ、宇宙を再び支配する!!」

レイブラッド「人間達よ、束の間の平和を楽しむがいい。ハハハハハハハハハ!!」

美波「結局、逃げる気ね!」

サーガ「そうは……!」

ベリアル「させねぇよ」

レイブラッド「っ!! ベリアル!?」

ベリアル「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

アーニャ「黒い霧が、ベリアルに吸収されていきます」

蘭子「何を……?」

531: 2015/08/07(金) 00:27:53.22


ウルトラの父「ベリアル……よせ、よすんだ!!」

拓海「……ま、まさか、止めてくれよ! あんたは、そんなキャラじゃねぇだろ!?」

ベリアル「ぐぅ、おぉぉぉ……! テメーは必ず、精神体になって逃げだすと思ってたぜ……!!」

レイブラッド「き、貴様! まさか……出せ、出せぇぇぇぇぇ!!!」

アーニャ「レイブラッドを、吸収しましたけど」

蘭子「レイブラッドが、囚われた?」

ベリアル「い、今だ……! 俺の身体の中に閉じ込めてる内に、こいつを完全消滅させろ!!」

志希「社長? それって……」

美波「あなたごと、殺せって言うの……?」

ゼロ「ベリアル……お前……」

ベリアル「早くしろ! 時間がかかっちまったら、こいつはまた、俺を……ぐぅぅぅ!!!」

飛鳥「陛下の足が、黒く……変色して……」

文香「や、止めて……ください……。お願いですから……」

周子「社長……」

532: 2015/08/07(金) 00:30:33.28


拓海「あんた、わかってたんだな! レイブラッドが来ることを! そして、その時に命を賭して戦うのが、自分の罪滅ぼしだって……!!」

ベリアル「そんなんじゃねぇ。俺は……自分の決着に、この地球を巻き込んだ。それだけの、クソ野郎だ……」

拓海「嘘つけよ! あんたの世界じゃ、この次元の地球は人気で、いつか侵略者が来るのが分かってたからだろ!」

飛鳥「えっ……へ、陛下……」

ベリアル「悪いな……。ホント、お前らには、迷惑かけたぜ……」

文香「プロデューサーが……」

志希「謝るなんて……!」

ベリアル「ケン、わりぃな……。昔みたいにまた二人で暴れる妄想をしちまったが、やっぱできねぇぜ……」

ケン「ベリアル……。本当に、他に道はないのか?」

ベリアル「お前の子供までいたぶった相手を許そうなんざ、ホントお人好しな野郎だぜ……」

拓海「頼むよ! やめてくれよ! みんなで力を合わせれば、まだ、まだ方法が……!」

ベリアル「お前ら……事務所の金庫のカギは、開けておいた……。そいつは、退職金にでも受け取っとけ」

飛鳥「そんなの、いらないから! いらないからぁ……!!」

光「……ベリアルがしてきたことを考えれば、これでもその罪が消えるわけじゃないけど……」

志希「そんなの、昔のことでしょ! 私達にとっては、社長は……うぅ」

ベリアル「頼むぜ……ウルトラマンゼロ。俺を……ウルトラマンとして頃してくれ……」

レイブラッド「自殺なら一人でしろ!! だせぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

ベリアル「ぐぅ、は、早く……。お前ら……俺もすぐ、そっちに行くぜ……」

533: 2015/08/07(金) 00:33:19.78


サーガ「……ふっ、誰がお前なんかの言う事を聞くかよ」

ベリアル「なっ……!!」

サーガ(ゼロ)「俺は悪党をぶっ飛ばす趣味はあっても、同じ仲間を、ウルトラマンをぶっ飛ばすことなんかしねぇんだよ!」

ベリアル「お、お前……」

サーガ(ゼロ)「みんな、俺に力を貸してくれ」

美波「うん。今なら、わかる。あの力が……使える」

アーニャ「私自身が、ズヴェズダに」

蘭子「全ての輝きが、集う時……」



    「シャイニングスタードライヴ」



光「あれは……!」


    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!



546: 2015/08/08(土) 01:08:50.10


みりあ「わ、お月様? 太陽?」

莉嘉「えぇ~? 星が、物凄い勢いで動いてる……」

美嘉「昼なのに、東京の空なのに、星の動きが全部見える……」

きらり「壊れた建物が勝手に動いてるにぃ!」

グレンファイヤー「これは、あの時の……」

ミラーナイト「こんな風になっていたんですね」

楓「これって確か、ゼロがあなた達を甦らせた……」

ジャンボット「お詳しいですね」

楓「ゼロの話しだけ、実は網羅してます」

茜「同じく! これは、仲間を復活させた時の力ですね!!」

ジャンナイン「そうだ。僕達が、再びゼロに会う事ができた」

武内P「復活? まさか」

547: 2015/08/08(土) 01:09:43.89


マグマ星人A「あ、あれ……」

マグマ星人B「俺達は……」

マグマ星人C「確か、レイブラッドに……」

メトロン星人A「ここは怪獣墓場じゃ……ないな」

メトロン星人B「そうか。ゼロが、やってくれたんだな!」


ティガ「氏んだ者が……蘇る……?」

ダイナ「なんつー力だ……」

548: 2015/08/08(土) 01:11:46.17


スライ「……うっ。わ、私は」

ヴィラニアス「これは……まさか、ゼロが我輩達を?」

タイラント「この光は……」

グロッケン「俺達、生き返ったのか?」

デスローグ「フゴ~(そうみたいです)」

ジャタール「さり気なく、二度目の復活」

ベリアル「お、お前ら!」


拓海「スライさん達が……!」

文香「生き返った!!」

みく「じゃあ、のあにゃんも!」

李衣菜「……いない? 何で? うぅ……」

飛鳥「のあさん……」


>>サーガ 内部(?)

のあ「……合体した影響で、私もサーガの中にいるとは言いづらいわね」

美波「だからってなんで、私達の後ろに隠れるんですか……。どうせ、見えないのに……」

アーニャ「けど、のあがいてくれて、嬉しいです」

蘭子「幸福の時……はぴはぴなり!」

のあ「ふふ、そうね。あなた達に再び会えて、はぴはぴだわ」ニコ


549: 2015/08/08(土) 01:13:08.10


レイブラッド「う、うぉぉぉ!???? 引き剥がされる!?」

ベリアル「レイブラッドが俺の中から……」

レイブラッド「な、何故だ? 動けない……!」

サーガ「お前の周囲の空間だけ、操作した。これでもう、お前が動くことはできない」

レイブラッド「ふざ、けるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」

美波「うっ、予想より、抵抗が……」

アーニャ「ま、負けちゃダメです……」

蘭子「わ、我らの最後の力を……!」

のあ「さすが、精神体でも何万年も生きた化け物……。けれども、この場には多くの仲間がいるわ」


550: 2015/08/08(土) 01:15:35.91


ティガ「まずい! 加勢を!」

ダイナ「しつこすぎるぜ!」

光「ようし……あれ? ルギエルのスパークドールが光って……」

ギンガ「光、ルギエルをリードするんだ」

光「うん! お願い、手伝って!」

      ウルトライブ! ルギエル!

ウルトラの父「っ!? 闇の支配者が再び実体化を……!」

ルギエル「よくも私を利用してくれたな……。むん!」

レイブラッド「ぐっ……き、貴様!!」

ルギエル「貴様の命の時間に、干渉してやった。停止はできないようだが、今は十分だろう」

光「ルギエル、ありがとう!! えへへ」

ルギエル「……ふん///」



551: 2015/08/08(土) 01:19:30.35


レイブラッド「ふざけるな……。ふざけるなぁぁぁ!!! 私は、宇宙の支配者、レイブラッドだぞ!!」


レイブラッド「私が破壊してやった人間どもの町が、腑抜けた宇宙人共が! 蘇るだと!?」


レイブラッド「私のしたことを……無にしようと言うのか!!!」


美波「あなたのしてきたことなんて、ウルトラマン達が紡いできた時間に比べれば、本当に何の意味もない!」


アーニャ「あなたは、サーガに負けたんじゃない」


蘭子「人々の絆に、想いに、敗北した!」


ゼロ「もう一度、言っておこうぜ! お前がウルトラマンと」


美波・アーニャ・蘭子「人間を語るなんて」


シンデレラガールズ「二万年早いぜ!!」


552: 2015/08/08(土) 01:20:28.84


光「ベリアル! これを!」


ベリアル「この槍は……ギンガスパークランス?」


ティガ「レイブラッド星人! お前の邪悪な想いは、僕達には届かない! 例え小さくても、人は自らの意思で光になれる!」


    ピカァァァァァァァン


ティガ(グリッター)「この輝き、誰にも消せはしない……!」


ギンガ(グリッター)(光)「ティガ……闇を纏ったことがあるから、言える台詞だよね! だからこそ、人の光を引き出す事ができる!」


ダイナ(グリッター)「本日二回目! よっしゃぁぁぁ!! みんな、ベリアルに力を貸してやろうぜ!! 映画で俺を負かしたことは、忘れてやるよ!」


ベリアル「おいおい……俺様は」


ゼロ「俺は町を直すのと、あいつを止めるのに、忙しいんだよ」


ウルトラの父(グリッター)「ベリアル、我らの光を受け取れ!!」

553: 2015/08/08(土) 01:21:12.74


グレンファイヤー(グリッター)「おぉ、すげ~光ってる!」

ミラーナイト(グリッター)「仕方がないですね。今回は、活躍を譲りましょうか」

ジャンボット(グリッター)「機械である我々まで」

ジャンナイン(グリッター)「興味深い現象だ」

楓「私も光ってる! ……ダメ、思いつかない……」ガク

まゆ「こんな時まで……」

茜「楓さんらしいです!」

菜々「ティガの光! 一緒にポーズも取ったなぁ……」

裕子「今こそ届け! ユッコのサイキックパワー!」

554: 2015/08/08(土) 01:23:17.18


ゾフィー「ようやく追いついた!」

マン「最後の戦いには、間に合ったようだな」

セブン「どうやら……随分と複雑な状況のようだ」

ゼロ「親父!」

部長「う、ウルトラセブン! ウルトラマンまで!! 生で見られるなんて……」

ちひろ「よかったですね! ……部長さんの身体が光って!」

部長「おぉ! 私まで……」

ちひろ「私も光ってます!?」

美城常務「わ、私もか?」

ゾフィー「ベリアル……! あの姿は……」

マン(グリッター)「この力は……よし、受け取れ!」

セブン(グリッター)「レイブラッドを、倒すんだ!」

ゾフィー(グリッター)「今は、信じよう。私の父の親友だった、あなたを! はぁっ!」

555: 2015/08/08(土) 01:25:45.64

マグマA(グリッター)「すげぇぇぇぇ!! 俺も光ってる!!!」

マグマB(グリッター)「マジか!! 写真撮りてぇ!!」

マグマC(グリッター)「よっしゃぁ! 後でみんなに自慢しようぜ!」

メトロンA(グリッター)「我々はあくまでファンなんだけどなぁ~」

メトロンB(グリッター)「今日は特別と言う事で」

男性スタッフ「諦めない心が……本当に希望を……」

女性スタッフ「暖かい光……」

556: 2015/08/08(土) 01:27:40.33


みりあ「すご~い! みんな、きれ~!」

莉嘉「お姉ちゃんもすっごく光ってる!」

美嘉「あんただってそうでしょうが!」

みく「遂にみく達は、シャイニングアイドルになってしまったにゃ……!!」

李衣菜「何それ。けど、ホントにそうかも!」

きらり「にょわ~☆ すっごいはぴはぴなパワーを感じるにぃ!」

智恵理「わわ、私も……」

かな子「美味しいものを食べた時みたいな、暖かい光……」

杏「これは、杏も働かなきゃダメかぁ」

卯月「私達の力も!」

未央「届いて!」

凛「あいつを、倒すために!」

武内P「行ってください! 私達の、光!!」

557: 2015/08/08(土) 01:28:11.75


ルギエル(グリッター)「む……」

光「わっ! ルギエルまで!」

ギンガ「光の可愛さに、改心したようだ」

ルギエル「なっ!」

光「あははは! ギンガでも、冗談を言うんだね!」


ギンガ(半分くらいは、冗談ではないが……。私とヒカルでは、彼を倒す事しかできなかった)


ギンガ(彼がこうして光を認めてくれたのも、君のお陰だ)


ギンガ(ありがとう、光)


562: 2015/08/08(土) 02:15:33.94

スライ(グリッター)「私達まで光ってますね……」

ヴィラニアス(グリッター)「これではもう、ダークネスファイブは名乗れんな」

タイラント(グリッター)「この光、超うめぇwww」

グロッケン(グリッター)「食ってるし! ていうか、食えるの!?」

デスローグ(グリッター)「フゴ(細かいことはさて置き)」

ジャタール(グリッター)「陛下! 我々の力も!!」

拓海「受け取ってくれ!」

文香「いって……私達の光」

志希「私達の光、それは社長のことだよ!」

飛鳥「ぼ、僕からも光が……。この光、陛下の為に!」

周子「人って本当に、光になれるもんなんだね~」




558: 2015/08/08(土) 01:32:01.72
>>557
ギンガ(彼がこうして光(ひかり)を認めてくれたのも、君のお陰だ)

なのですが、分かり辛いですね。

ギンガ(彼がこうして未来を認めてくれたのも、君のお陰だ)

で、お願い致します。

559: 2015/08/08(土) 01:34:25.63


グリッターベリアル(アーリースタイル)「おいおい、とんでもねぇ力だな……。間違ったことに使えば、太陽系くらい余裕で吹き飛ばせちまうぜ?」

のあ「いちいち、言動を物騒にする」

ベリアル「ん? お前、そっちにいたのか」

のあ「みんなには、内緒よ? 驚かせるから」

ベリアル「はっ! お前らしいぜ」

レイブラッド「くそ! クソ!! 糞!!! 動け、動け、うごけぇぇぇぇぇぇ!!!」

ベリアル「命乞いをしないのはさすがだなぁ? レイブラッド、テメーとの因縁も……ついに終わりだ!!」

ゼロ「決めてやれ、ベリアル!!」

美波「みんなの光、正しいことに!」

アーニャ「ズロー、悪には、お仕置き、です!」

蘭子「今こそ、闇を切り裂く時!!」

ベリアル「俺がまた、光の技を使うとはな……!」

レイブラッド「くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

560: 2015/08/08(土) 01:40:19.86




グリッターベリアル「 コ ス モ ミ ラ ク ル ス ラ ッ シ ュ ! ! ! ! ! ! ! ! 」





レイブラッド「この、私が! レイブラッドが! う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」



        ドゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!




みりあ・莉嘉「やったぁぁぁぁぁぁ!!!」

美波「私達……やったのね」

アーニャ「はい! ゼムリャー、地球の……いいえ! フセリェーンナヤ、宇宙の危機を、救いました!」

蘭子「私達……勝ったんですね……」





文香「あ……思い出しました」

拓海「何をだよ?」

文香「ベリアルは恐ろしい悪魔ですけど……」

周子「悪魔ですけど?」

文香「とっても位の高い、天使でもあったんです……」

志希「ふふ、随分と口の悪い天使様もいたもんだね~」

飛鳥「僕らにとっては、まぎれもない天使ですね」

571: 2015/08/08(土) 23:57:59.16

『エピローグ また会う日まで』


武内P「みなさん、お疲れ様でした」

みく「本当にゃ! 氏ぬかと思ったニャ」

杏「杏は一生分働いたから、永遠の有給休暇を希望する!」

智恵理・かな子「なんでやねん!」

美波「町も元通りだなんて……なんだか、嘘みたい」

アーニャ「けど、嘘じゃありません」

蘭子「みんなが、そこにいます!」

ウルトラマンズ「シュワッ!」

卯月「ウルトラマンだけでも……9人!」

未央「ウルティメイトフォースで4人!」

凛「他の宇宙人の協力者で11人……」

みりあ「全部で……えっと、24!」

莉嘉「こんなにいっぱい、地球の為に戦ってくれたんだね!」

きらり「おっつおっつ☆」

みく「あれ? 何だか、ウルトラマンの姿に違和感が……」

ネクサス「ニヤニヤ」


572: 2015/08/08(土) 23:58:38.14

ティガ「身体が……光に。そうか、君達の役目が終わったんだね」

ダイナ「きっともう、変身できないんだろうな……」

「……ありがとう、ウルトラマンティガ。願わくば、君の力が二度と必要にならないことを祈るよ」

「ダイナとして戦い続けてる俺! きっと、お前が力を貸してくれたんだよな? ありがとよ!」

美嘉「ティガとダイナが……消えちゃった」

菜々「お疲れ様でした! ありがとうございました! 私の幼い頃のヒーロー……!!」

裕子(ユッコは考えるのをやめたのでした!)


ギンガ「この世界の光、ありがとう」

光「こっちこそ! 助けてくれて、本当に嬉しかった!!」

ギンガ「君の勇気、きっと多くの人を幸せにするだろう。さようなら、光」 シュワッ

光「ありがと~!!! ウルトラマンギンガ~!!!!」

まゆ「さよなら~、ギンガさ~ん」


573: 2015/08/08(土) 23:59:15.75


メトロンA「我々も、隠れるとしよう」

メトロンB「そうだね。……国の機関とか来て、誤魔化すのが面倒そうだなぁ」

マグマA「ま~、しょうがないだろ!」

マグマB「俺達も、光になれたんだなぁ~……」

マグマC「俺らもイメチェンして、プラズマギャラクシーばりの格好で、正義の味方するか!」

メトロンA「はは、悪くない案だね。けど、我らはあくまで布教者だからね」

メトロンB「ウルトラマンの素晴らしさを、伝えてゆくのみ」

美嘉「宇宙人さん達が消えた」

まゆ「みなさんも、ありがと~」


574: 2015/08/09(日) 00:00:46.04


みく「うにゃ? ……あー! ウルトラマンネクサスが普通にいるし!!!」

李衣菜「え? うわ、ホントだ!」

ネクサス(のあ)「やっほ~」

飛鳥「その姿でのあさんのテンションで喋られても!」

周子「生きとったんかい!」

ネクサス(のあ)「いいえ、生き返りました」

拓海「そっち!?」

志希「そっか、合体してたから、サーガの中で復活してたわけか~」

文香「と、とにかく、生きててよかったです!」

みく「全くニャ!」

のあ「ありがとう」



ネクサス(のあ)「それじゃあ、みんな、お別れよ。この地球に、もうウルトラマンは必要ないわ」

拓海「お、おい! お前、まさか……」

のあ「私はネクサス。宇宙の平和を、秩序を守る義務がある。素晴らしい人間達よ、また会いましょう。……シュワッ!」

拓海「行っちまいやがった……」

文香「本当に……勝手な人……ですね」

志希「それがのあにゃんの魅力なんだけどね~……」

飛鳥「寂しくなりますね」

周子「あの強烈な個性は、本当にウルトラマンなのかと疑いたくなるけどね」


575: 2015/08/09(日) 00:03:14.81


美波「この地球に、ウルトラマンが必要ない……?」

卯月「シンプロデュサー、いつまでウルトラマンの格好してるんですか~?」

未央「そうだよ! 仕事、終わってないんだし!」

ゼロ「……」

蘭子「……シン、さん?」

アーニャ「……ゼロ? 何故、シンに戻らないんですか?」

ゼロ「美波、アーニャ、蘭子、きらり、みりあ、莉嘉、卯月、未央、凛、智恵理、かな子、杏、みく、李衣菜、先輩、部長、ちひろさん」

ゼロ「素晴らしい人間達よ、ありがとう……」

美波「……そっか。お別れ、なんですね」

アーニャ「え……?」

蘭子「な、何で……」

ゼロ「先輩! 悪いけど、残りの仕事は任せるぜ!」

武内P「……っ! 引き継ぎ、ましょう」

ゼロ「美城常務、悪いな! 勝負を放り出して! 今回は俺の、みんなの活躍に免じて、プロジェクトの解体は、勘弁してくれ!」

美城常務「き、君が諸星補佐だったのか……。どうりで私を女の子扱いするわけだ……」ポカーン

部長「ふふ、どうするんだい?」

常務「……はぁ。地球を救ったと言う最大の利益、君の勝ちだ。全てのプロジェクトの解体は、見送ろう」

ちひろ「諸星補佐の勝利ですね」

みく「う、嬉しいけど嬉しくないにゃ!」


576: 2015/08/09(日) 00:05:26.24


グレンファイヤー「ちびっこ共、じゃあなぁ!!」

みりあ・莉嘉「ばいば~い!」

ミラーナイト「それでは、地球のエメラナ姫。またお会いしましょう」

楓「はい、ありがとうございました」

ジャンボット「茜、君の元気は、みんなに勇気を与える! その想い、忘れないでくれ」

茜「はい!! 本当に、ありがとうございました!!」

ジャンナイン「次は、僕も名刺を用意しておく」

武内P「お待ちしています」

裕子(ロボットの名刺って……)


577: 2015/08/09(日) 00:06:29.41


ゼロ「さらばだ、素晴らしい人間達よ! 光り輝く、アイドル達よ!」 フワ

部長「ありがとう~」

ちひろ「また来てくださいね~」

常務「……君なら歓迎しよう」

武内P「お元気で! また、遊びに来てください」

卯月「そ、そんな! 本当に帰っちゃうんですか!?」

未央「急すぎるよ!!」

凛「あ~、もう! いろいろ言いたいことあるけど、ありがとう!」

智恵理「絶対、絶対また来てくださいね!」

かな子「お菓子を用意して、待ってますね!」

杏「ばいば~い。ありがとね~」

きらり「シンちゃんのお陰で、みんながはぴはぴだにぃ! ありがと~!!」

みりあ「助けてくれて、ありがとう! 絶対に、また来てね~」

莉嘉「絶対に、絶対にまた来てよ!? 約束だよ!? 指きりだからね! 嘘ついたらハリセンボンだよ!」

美嘉「それ、魚じゃないからね? 私と莉嘉を助けてくれて、ありがと~!」


578: 2015/08/09(日) 00:09:27.29


アーニャ「シン! 待って! 私も……私も連れて……」

蘭子「うぅ、もう、ダークスパークレンスが光ってくれない……! 追いかけられない……」

美波「ダメよ。彼を、困らせちゃ」

アーニャ「美波は、平気なんですか?」

蘭子「そうですよ!」

美波「彼がウルトラマンだって、私が一番最初に知ったんだもん。光ちゃんにゼロを教えてもらって……」

美波「いずれ、こうなると分かってた」ポロポロ

アーニャ「美波……」

美波「ふふ、ダメね。笑顔でお別れしようと思ったのに」

アーニャ「絶対、また来てくださいね! アベシチャーニエ、約束です!」

蘭子「うぅ……我が呪いは、永遠の呪縛なり! その身を蝕むであろう!(ずっと、想ってます!)」

美波「必ず、必ず、また会いましょう」

ゼロ「……美波、アーニャ、蘭子、ありがとう。シュワッ!」 ビュゥン


579: 2015/08/09(日) 00:10:11.04


ベリアル「武内P、悪いがうちのアイドルを頼むぜ。事務所に金庫があるから、そいつはくれてやる」ヒソヒソ

武内P「あなたも……何故、私に?」

ベリアル「お前が一番、アイドルの笑顔を理解してるからだ」

武内P「わかりました……」

ベリアル「じゃあな、お前ら! 達者でやれよ!」

スライ「みなさん、お元気で!」

ヴィラニアス「お前達と過ごした日々、楽しかったぞ!」

グロッケン「みんなと別れるのは辛いけど……」

デスローグ「フゴ!(陛下について行くのが、我々の使命!)」

ジャタール「例えそれが光の道でも、闇の道でも!」

タイラント「元気でな~」

拓海「お、おい! バカ野郎! 何勝手に消えて……あ……。バカ野郎ーーー!! アタシは、あんたが好きだったぞーーー!!」

文香「勝手な人……その、2、です……」ポロポロ

志希「……社長との子作り実験、ホントに考えてたのになぁ」

飛鳥「陛下……ありがとうございました。僕を、闇から救ってくれて」

周子「また遊びに来てね~」


580: 2015/08/09(日) 00:11:28.11

ちひろ「本当に、行っちゃいましたねぇ……」

部長「寂しく、なるね……」

卯月「さぁ! 映画の宣伝、いっぱいしましょう!」

未央「ウルトラマンっていう、最っ、高っの!」

凛「ヒーローが居た事を、伝えよう」

智恵理「いつの日か」

かな子「彼らがまた来た時に」

杏「この世界に」

みく「笑顔が!」

李衣菜「溢れてるよう!」

みりあ「私達が!」

莉嘉「みんなに!」

きらり「はっぴはっぴ! 伝えるにぃ☆」

武内P「ウルトラマン。私の大好きな、ヒーロー。その力で、多くの人を笑顔に……」



美波「さようなら……、ウルトラマンゼロ。私の大好きな人……」ポロポロ



アーニャ「私の胸のドキドキ、きっと、消えません。あなたが、また訪れる日を、待っています」



蘭子「いつか、また……。その時は……我が胸に宿りし想い、聞いてください」



581: 2015/08/09(日) 00:13:04.52


>>宇宙

スライ「陛下、次は一体どうされるのですか?」

ベリアル「あぁ、宇宙警備隊に復帰して悪党をぶちのめすに決まってんだろ」

ヴィラニアス「はは! 仰せのままに!」

ベリアル「その陛下っつーのはやめろ。俺はもうただのウルトラマンだ」

グロッケン「そんなのムリっすよ! 陛下は陛下ですから!」

ゾフィー「……お前たち、宇宙警備隊に入る気なのか!?」

デスローグ「フゴ(やっぱり、ダメですか?)」

マン「ダメではないが……(チラ」

ヴィラニアス「あ、めっちゃ見られてる」

ジャタール「極悪宇宙人だし……」

タイラント「ていうか、お前らの同族、殆どエンペラ星人配下じゃん……」

ウルトラの父「ふふ、喜ばしいことじゃないか」

ゾフィー「仕方がない……。お前達、まずは宇宙警備法の筆記試験からだからな!?」

ダークネスファイブ「よろしくお願いします! ゾフィー隊長!!」


582: 2015/08/09(日) 00:16:01.42


グレンファイヤー「しっかし、みんな、可愛くて良い子ばっかだったな~」

ミラーナイト「そうですね」

ジャンボット「エメラナ姫にご報告だな」

ジャンナイン「いつか、彼女を連れていくのも悪くない」

セブン「ゼロ、本当に良かったのか?」

ゼロ「……ああ! 俺達の心は、いつだって繋がってる!」

セブン「そうか……。お前がそう言うなら、私が言う事はない」

グレンファイヤー「ムリしちゃってま~」

ゼロ「うるせぇ!」



ゼロ(合体した時に、彼女達の想いが伝わってきた……。俺のことを、正体を知ってもその想いを抱いてくれるのは、凄く嬉しい。けど、俺はウルトラマンなんだ……)

ゼロ(寿命も違うし、種族も違う。俺は、そういう関係になった後、美波達がいなくなった世界でも戦い続けなきゃいけない……)

ゼロ(逃げる俺を、許してくれ……。必ず、また会いに行く……)


セブン「……また、会いに行ってやるといい」

ゼロ「……ああ!」


ウルトラマンゼロ「……さぁ、行こうぜ!!」

ウルティメイトフォース「おぅ!」




エピローグ1  また会う日まで  おわり


583: 2015/08/09(日) 00:24:55.06
これにて、完結となります。
今まで応援して下さった方、ありがとうございます!

エピローグ1、私が思うゼロらしい、あっさりとした終わり方でした。

ウルトラマンゼロに限らず、多くのウルトラマンが割とあっさりと地球を離れてる印象を受けます
彼らからすれば文字通り融合までした相手だから、心がつながっている。というところなのかもしれませんし
宇宙の平和を守る彼らは多忙ですから、次へ向かわねばならないのかもしれません。
外伝でメビウスも激務な感じでしたしね

593: 2015/08/09(日) 17:16:10.96
皆様、ありがとうございました。
それでは、最後の投下をゆっくりと始めさせていただきます。

594: 2015/08/09(日) 17:16:49.98



『エピローグ 宇宙アイドル、シンデレラガールズ!』



武内P「みなさん、お疲れ様でした」

みく「本当にゃ! 氏ぬかと思ったニャ」

杏「杏は一生分働いたから、永遠の有給休暇を希望する!」

智恵理・かな子「なんでやねん!」

美波「町も元通りだなんて……なんだか、嘘みたい」

アーニャ「けど、嘘じゃありません」

蘭子「みんなが、そこにいます!」

ウルトラマンズ「シュワッ!」

卯月「ウルトラマンだけでも……9人!」

未央「ウルティメイトフォースで4人!」

凛「他の宇宙人の協力者で11人……」

みりあ「全部で……えっと、24!」

莉嘉「こんなにいっぱい、地球の為に戦ってくれたんだね!」

きらり「おっつおっつ☆」

みく「あれ? 何だか、ウルトラマンに違和感が……」

ネクサス「ニヤニヤ」


595: 2015/08/09(日) 17:20:12.24


みく・李衣菜「……ネクサスが普通にいるぅぅぅ!(にゃ)」ガビーン

ネクサス「いえ~い」

飛鳥「ネクサスの姿でピースしてその声はやめて!」

ネクサス「いえ~い(CV田中秀幸)」

ゾフィー「止めろ。……止めろ!」

マン「ゾフィー、ステイ!」

セブン「全力のM87光線はやめろ!」

周子「生きとったんかい!」

ネクサス(のあ)「いいえ、生き返りました」

拓海「そっち!?」

志希「そっか、合体してたから、サーガの中で復活してたわけか~」

文香「と、とにかく、生きててよかったです!」

みく「全くニャ!」


596: 2015/08/09(日) 17:28:44.71


ネクサス(のあ)「それじゃあ、みんな、お別れよ。この地球に、もうウルトラマンは必要ないわ」

拓海「お、おい! お前、まさか……」

のあ「私はネクサス。宇宙の平和を、秩序を守る義務がある。素晴らしい人間達よ、また」

ベリアル「いや、お前、明日は仕事だぞ?」

のあ「え?」

ベリアル「だから、仕事だって言ってんだろ」

のあ「……キャンセルで」

ベリアル「できねぇよ! 前払いだ」

のあ「……私はネクサス。宇宙の平和と秩序を守る義務が」

ベリアル「おい、そいつを取り押さえろ」

スライ「ほら、大人しくお仕事しましょう」

ネクサス「は、放せ! この、エOチ! 変態!」

拓海「だから、その姿でその台詞は……」

ヴィラニアス「お前、そもそも性別すらないだろ!」

のあ「ちっ。バレたか」

拓海「っ!?」

グロッケン「そう考えると、のあちゃんって生き物ですらないのか?」

のあ「おしっこもう○こもしたことがないわ(キリ」

拓海「アタシもウルトラマンになれたら、あいつのこと真っ先に殴るわ」

597: 2015/08/09(日) 17:35:26.34


スライ「くっ、意外と抵抗を! みなさん、手伝ってください!」

ティガ「ほら、大人しくしなきゃダメだよ。アイドルとして、ファンを裏切っちゃダメだよ」

のあ「あなたまで手伝うの!? 同じウルトラマンとして、私の味方をするべきでしょ!」


ティガダーク「あ、黒くなったので」


ダイナ「先輩すげぇ! ここにきて、ダークになれるように!!」


のあ「なん……だと!?」


ダイナダーク「じゃあ、俺も!」


のあ「っ!??!?!?!?!?!?!?」


グロッケン「ここでネタばらし。あれは」

デスローグ「フゴ(私達のホログラム装置を貸しただけです)」

のあ「本当にびっくりしたから止めなさい!」

スライ「ふふ、のあさんがあたふたしてる姿、満足♪」

ジャタール「お前は特にな……」

ゼロ「しまらねぇな……」


598: 2015/08/09(日) 17:42:41.68


アーニャ「シン。何故、ゼロのままなのですか?」

蘭子「お、お仕事、待ってます!」

ゼロ「……悪いな。俺はウルトラマンだから、平和な世界にウルトラマンは必要ないんだ」

美波「そっか。お別れ、なんですね……」


美波(ダメ、わかってた。わかってたのに、涙が……。ウルトラマンゼロとは、笑顔でお別れするって決めてたのに……)


セブン「……ゼロ」

ゼロ「何だよ親父」

セブン「仕事を放り出していくのは感心しないなぁ」

ゼロ「……は?」


599: 2015/08/09(日) 17:49:14.27


ゼロ「いやいや、俺はウルトラマンとしての仕事が」

セブン「人間、諸星シンの仕事は残っているのだろう?」

ゼロ「いや、けどな」

グレンファイヤー「え~、ゼロちゃん、サボりかよ~」

ミラーナイト「それはいけませんね~」

楓「ジャンボット、彼を拘束してください」

ジャンボット「はっ! ほら、大人しくしろ! エメラナ姫のご命令だ!」

ジャンナイン「であえ、であえ~」

茜「それは意味が違うと思います!!」

ゼロ「お、おい!? 放せ! そいつはエメラナじゃなくて、中身おっさんの25歳児だぞ!!」

楓「あ、むか! 手荒にしちゃってください」

ゾフィー「ほら、大人しくするんだ」

ゼロ「こ、この! あ、ずりぃ! ゾフィー隊長たちまで!」

ゾフィー「こうしてゼロを取り押さえていると、君が宇宙警備法を犯した日を思い出すな~」

マン「はは、ゼロも成長したな~」

ゼロ「やめて! 思い出させないで!///」

ベリアル「あん? お前、実は俺様と同じことをしてやがったのかよ。ぷぷ!」

ゼロ「一番知られたくない奴に知られたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


600: 2015/08/09(日) 17:58:19.80


ゼロ「ちくしょぉぉぉぉぉぉ!!(ガチ泣)」

美波・アーニャ・蘭子「……ポカーン」

ウルトラの父「ゼロ、やはり引き受けた仕事は最後までしないといけないと思うんだ」

武内P(彼の想いを受けて引き継ぐ気だったけど、言い出せる雰囲気じゃない……)

美城常務「……ん? 君が諸星補佐だったのか!?」

部長「そういえば、言ってなかったねぇ」

常務「……私を女の子扱いするわけだ」

ちひろ(なら、私も余裕で女の子扱いしてもらえますね)



ベリアル「さてと、仕事はスライ達に任せて……ケン、俺らはいこうぜ」

スライ「……かしこまりました」

ヴィラニアス「必ずや、皆をトップアイドルに導いて見せます!」

拓海「なっ! あ、あんた、まさか……」

飛鳥「陛下、僕達を置いて……」

グロッケン「陛下は……ウルトラマンだから」

文香「ウルトラマン……」

デスローグ「フゴ(例え陛下がどうなろうと)」

ジャタール「我らは陛下についてゆくのみ!」

タイラント「俺も怪獣だけど、頑張るぜ」

周子「プラズマギャラクシーじゃはぶられてたけどね」

タイラント「俺、ハンティングの対象だから……」

601: 2015/08/09(日) 18:17:12.16


ウルトラの父「……ベリアル」

ベリアル「あん?」




ウルトラの父「お前、まさか、宇宙警備隊に復帰できるとか、思ってないよな?」




ベリアル「……え? ……えっ!?」




周子「これはひどい」




602: 2015/08/09(日) 18:23:41.24


ベリアル「いや、確かに、悪かったと思ってるぜ!? けど、ここは流れ的に」

ウルトラの父「光の国を三回も潰そうとしたし……」

ベリアル「いやだからな! これから身を粉にして働こうと」

ゾフィー「私も思いっきり踏みつけられましたし……」

ベリアル「お前が強いから手加減なんてできねぇんだよ! クソ、テメーの親父より強くなりやがって!」

セブン「俺も一回殺されたしなぁ」

ベリアル「だから、宇宙の平和のために働くって言ってんだろ!?」

文香「一回殺されても平然と復活できるウルトラマンって……」

志希「社長、極悪人~」

ベリアル「わかってる!! だから働こうとしてんだろ!?」


603: 2015/08/09(日) 18:33:57.66


ベリアル「確かに色々あったが、半分くらいはレイブラッドのせいでもあるだろ!?」

ウルトラの父「……本当に宇宙警備隊に戻るのか?」

ベリアル「もっかい黒くなるぞゴラァ!?(泣」

スライ「うわ、陛下が泣いてる……」

ヴィラニアス「正直、これは泣くだろ……」

志希「陛下、可愛い~」

ウルトラの父「そこまで言うなら、悪いが大隊長として処遇を決めねばならん」

ベリアル「……覚悟は、できてる」



ウルトラの父「ならば、ウルトラマンベリアル! 君に、この地球の守護を命ずる!」



ベリアル「っ!!!」



604: 2015/08/09(日) 18:44:33.07


拓海「そ、それって!」

ウルトラの父「この次元の地球は、非常に人気が高い。観光目的の者も来るだろうし、侵略目的の者もいるだろう」

ウルトラの父「そうだな、最低でも……50年は守護してもらうとしよう」

ベリアル「ケン……お前……」

ウルトラの父「それが終わったら、共に戦おう」

ベリアル「おぉ……!!」


ウルトラの父「全く、君ときたら、私は君の性格を考えて大隊長になったと言うのに」

ベリアル「……ん!?」

ウルトラの父「だって、そうだろう? 君は大隊長とか、好まない。現場に行って突撃するのが好きじゃないか」

ベリアル「た、確かにそうだが……」

拓海「プロデューサーの話を全部見た俺が今の話を総合すると……」

志希「見てない私でも、大体わかっちゃたかなぁ……」

ベリアル「止めろ! 言うな!」

拓海「ウルトラマンベリアルはエンペラ星人との戦いで活躍覚醒したウルトラの父が、恋人ゲット、名誉と地位をゲットしたのに嫉妬したけど」

志希「実際はウルトラの父が社長に気を使ってくれてただけなのを……」

文香「プロデューサーが勝手に勘違いしてただけ……」

飛鳥「闇への憧れとか、そういうのはあったんでしょうけど……」

ベリアル「いっそ殺せ(白目)」

周子「社長の眼に、光も闇も宿ってない」


606: 2015/08/09(日) 18:50:19.22


のあサス「ぷぷ、ださ」

ゼロ「ティガに取り押さえられてるお前が言うか?」

ギンガ「ゾフィーに取り押さえられている君が言っても、しまらないぞ」

光「あははははは! ウルトラマンもアタシ達と同じ、生き物だってよくわかるね!」

のあサス「正直、私は自分が生物かどうかもよくわからないけど」

拓海「自分でわからねぇのかよ……」

美波「ノアって何者なんでしょうね……」

のあ「正直、分身体である私もよくわからないわ」

ゾフィー「そこはわかっておけ……。というか、君はノアの分身なのか?」

のあ「そう言えば、あなた達とはダークザギが光の国に襲来した際に、共闘しているそうね」

セブン「ネクサスはウルトラマンノアなのか……」

ウルトラの父「その節はお世話になりました」ペコ

のあ「私ではないけど、どういたしまして。たぶん、本体にも伝わったと思うわ」


607: 2015/08/09(日) 18:52:27.14


ウルトラの父「メトロン星人、マグマ星人、ありがとう。君達の勇気がなければ、この星を救えなかったかもしれない」

メトロンA「いえいえ、我々はウルトラマンのファンとして、当然の行動をとっただけですよ」

メトロンB「ただ……、この後のことを考えると人間組織の捜査が入りそうなので、記憶攪乱装置を使ってもいいですか?」

マグマA「さすがに、この地球に技術提供までする気はないからな……」

ウルトラの父「それは正当防衛の範囲だから、大丈夫だ。ただ、できる限り穏便にね?」

メトロンA「了解です」

メトロンB「あ、これ、我々の連絡先です。何かありましたら、遠慮なくどうぞ。宇宙警備隊への協力は、惜しみませんよ!」

ゾフィー「助かるよ」

メトロンA「では、我々はそろそろお暇しましょう」

マグマB「俺らも、正義の味方をやるのもいいかもな~」

マグマC「プラズマギャラクシーの同族の格好、しちゃう?」

メトロンA「それもいいが、我らはあくまで布教者だからね」

メトロンB「ある程度、弁えなきゃね」

美嘉「あ、宇宙人さん達が消えちゃった」

まゆ「メトロンさん、ありがとうございました~」←千草役なので、メトロンに愛着がある。マグマには……(外伝参照)


608: 2015/08/09(日) 18:58:11.72


セブン「ではゼロ、我々は帰るからしっかりと仕事をするんだぞ?」

ゼロ「お、おい! 本気かよ!?」

セブン「彼女達がトップアイドルになるまでが、お前の仕事だろう?」

美波「それって……」

アーニャ「もっと」

蘭子「一緒にいられる……!」

セブン「まさか、もう孫の顔が見れるかもしれないとは」

ゼロ「親父!! 何言ってやがる!?」

美波・アーニャ・蘭子「///」

マン「はは、羨ましいなぁ」

ゾフィー「お前は漫画版があるからいいじゃないか。私なんか……はぁ」

ティガ「そう言われると、僕なんか人間でいい年なんだけどな……」 ズゥーン

ダイナ「先輩は立場的に結婚しづらいっすからね……」←既婚者

凛「ティガの姿のまま落ち込まなくても……」

未央「ていうか、いつまでウルトラマンの姿に?」

卯月「三分以上たってますけど……あ、さっきの光のせいですね」


609: 2015/08/09(日) 19:02:04.00


みりあ「え~、なんで~? お父さん優しいのに!」

莉嘉「イケメンで、優しいくて、オマケにウルトラマンなのに!」

ティガ「はは、ありがと……。けど、やっぱり、色々あってね……」

みりあ「そうなの? じゃあ、私が結婚できる年齢になったら結婚してあげるね!」

ダイナ「っ!? み、みりあちゃん、それはちょっと」

ティガ「あはは……。僕がその時まで未婚だったらお願いしようかな」

みりあ「うん! わかった!」

裕子「サイキックパワーが囁いています。ホントに結婚すると……」

※未来において、大人気アイドル、歳の差カップル誕生が世間を賑わせました


セブン「じゃあな、ゼロ。彼女達と共に、成長するんだぞ」シュワ

ゼロ「余計なお世話だ!」

マン「お前のさらなる成長に、期待しているぞ」 シュワ

ゾフィー「さらばだ、地球人達よ」 シュワ

ウルトラの父「ああ、そうだ。後で追って連絡をするが、君に仕事を依頼すると思うよ。諸星シン」

ゼロ「……は? 仕事?」

ウルトラの父「今は、彼女達の元に戻ってやるといい」 シュワッチ


ギンガ「私も失礼しよう」

光「そっか、お別れなんだよね……。ありがとう、ウルトラマンギンガ! アタシを、地球を助けてくれて!!

ギンガ「こちらこそ、ありがとう。君のお陰で、ルギエルを、もう一人の私を解放する事ができた」

光「あへへへ……///」

ギンガ「君に、これを……」

光「え、これって……」

ギンガ「さようなら、光。さようなら、輝かしいアイドル達よ」 シュワッ

まゆ「さよなら~、ギンガさ~ん!」



614: 2015/08/09(日) 20:59:04.37


ゼロ「……お前ら、帰らないのかよ?」

グレンファイヤー「え~、ゼロばっか可愛い子とイチャついてズルい~」

ミラーナイト「せっかくですから、我々もしばらく滞在しましょうか」

ジャンボット「そうだな。エメラナ姫に、なにかお土産を」

ゼロ「お前らはマジでやめろ!!」

茜「いいじゃないですか!! ジャンボットさん、私がお土産選びますよ! 本物のナオにも!」

ジャンボット「ありがとう、茜。ナオは今、立派に成長して、エスメラルダで働いているからな」

楓「じゃあ、私も本物のエメラナ姫にいいお酒を」

ゼロ「止めろ。マジで、止めろ……!」

ジャンナイン「エメラナは最近、婚約が決まったぞ」

ゼロ「……え!? マジか!?」

ジャンナイン「年齢的なものもあるそうだが、立場があるからな」

楓「ぐふっ」

菜々「ぐぎゃ」

智恵理「楓さんが!」

みく「何で菜々ちゃんまで!?」

ミラーナイト「まぁ、以前の件でエスメラルダで働くようになった、ランと婚約なのですが」

ベリアル「俺様のお陰か」

ミラーナイト「シルバークロス!」

ベリアル「あぶねっ!?」

武内P「あの、危ないので控えていただけると……」

ミラーナイト「これは失礼。今度は確実に当てますね」

ベリアル「あいつ、怖いんだけど」

拓海「あんたがミラーナイトにやったこと、考えてみ?」

ベリアル「あ、はい。すみませんでした」

スライ「素直に謝るんですね……」



615: 2015/08/09(日) 21:00:48.21


美波「結婚、かぁ……(チラ」

アーニャ「ブラーク、結婚……(チラ」

蘭子「魂の誓い……(チラ」

拓海「……結婚(チラ」

志希・飛鳥「結婚!!(チラ」

文香「結婚……(チラ」

ゼロ「あ~、いや、うん。めでたいな! うん」

ベリアル「お、おう、そうだな! めでたいな! 俺もケンとマリーが結婚した時は、何だかんだで祝ったもんだぜ!」


ゼロ(三人と合体した時に……三人の想いがもろに見えちまったからな……)

ゼロ(クソ、俺はどうしたらいいんだ? 三人のことは当然、大好きだが……。恋愛、なのか? この気持ちは?)

ゼロ(けど、三人相手って……。はぁ、エメラナに相談するか……。けどなぁ、何言われるかわからないし……)


ベリアル(俺も人間だったから、ぶっちゃけちまうとこいつらを女としてみちまうう時もあったんだが……)

ベリアル(正直、この戦いで氏ぬつもりだったからな……)

ベリアル(俺が結婚? 地球人の小娘共と? ダメだ。その選択肢が出る時点で、相当毒されてるぜ……)


美波「……はぁ、ほら! シンくん、次の仕事、待ってるわよ?」

ゼロ「……ああ、そうだな!」

のあ「仕方がないから、暫くはアイドルとして活動してあげるわ。仕事の準備をするわよ」

ベリアル「お、おう、そうだな(まさかこいつから助け船が出るとは)」



616: 2015/08/09(日) 21:04:55.97


>> 数か月後

卯月「映画、大好評でしたね!」

未央「いや~、子供達に声かけられまくりだよ~!」

凛「『隊員のお姉さん』ってね。ちょっと、恥ずかしいかも……。お陰で、うちの店も人がいっぱいだし……」

みく「エンディングで入隊したお陰で、みく達もその恩恵に肖れたにゃ!」

李衣菜「まぁ、みんなに比べると知名度低いけど……」

かな子「アクションにチャレンジしておけばよかったなぁ……」

きらり「きらり、嬉しいけど、格好良ぃお仕事がふえちゃったにぃ~」

みりあ「映画のお陰で、お父さんと遊ぶようになったんだよ!」

莉嘉「うん! 大先輩、凄く優しいよね! 今度、アタシとお姉ちゃんも誘おう!」

智恵理「映画が成功して、よかったです!」

杏「私らのお陰って言うか、ウルトラマンゼロのお陰だけどね~」

美波「映画の第二弾も決まり」

アーニャ「今度は、あの戦いを映像化、です」

蘭子「ダークスパークレンス……あの時は、本当に我に力を与えてくれて……」

美波「私達も変身して戦ったなんて、嘘みたい」

アーニャ「だけど、本当です」

蘭子「夢のような、現実……」

美波「あの人がいたから、今も私達がいる」


617: 2015/08/09(日) 21:14:09.09


卯月「映画第二弾! その前に!!」

未央「すっごい仕事がきちゃったもんね!」

凛「昨日は、ちょっと眠れなかったよ……」

ちひろ「あ、みんな、来ましたね」

武内P「みなさん、おはようございます」

「「「おはようございま~す! プロデューサー!」」」

常務「君達は、わかっているのか? 地球の代表として、向かうのだからな!」

部長「まぁまぁ。しかし、驚いたねぇ。我々の宇宙の話しが、向うではアニメという形で放送していて、大人気だなんて」

常務「私は敵役だと言うからな……はぁ」

ちひろ(さすがに、気にしてるんですね)

部長「諸星補佐との勝負にも、負けちゃったからねぇ~」

常務「……あまり、虐めないでください。神崎蘭子くん等、ティガダークに変身したと、多くのテレビ局や雑誌から取材がかかっていますからね」

武内P「諸星補佐のことは秘密ですが、新田さんとアナスタシアさんも多くの取材がありました」

ちひろ「取材だけで、相当な金額でしたからね」

常務「それどころか、ウルトラマンの国から、ライブのお誘い……」

部長「我々の技術でも有効活用できる資源で、ギャラの支払いをされたけど」

ちひろ「私達の技術でも余裕シャキシャキの超レア資源で」

常務「国の借金が半分消えるレベルだったからな……。利益はあるが、あり過ぎて頭が痛い……」

部長「某国が国を通さず、直接乗り込んできたからねぇ……」

ちひろ「ウルトラマンベリアルの残虐ファイト(適当な痛めつけ)で、逃げ帰ってくれましたけどね」

常務「人間同士の争いなど……地球を救ってくれた彼らに、申し訳がない。はぁ……」


618: 2015/08/09(日) 21:16:48.86


みく「遂に、遂に! 本当の宇宙アイドルにゃ!」

李衣菜「まさか本当にそんなことになるなんて……」

杏「ていうか、宇宙にマイクロバスで行くの?」

ゼロ(変身済・人間サイズ)「俺が連れてくから、問題ねぇよ」

かな子「そう言えば、ウルティメイトゼロっていう姿になれば」

智恵理「空間を越えられるんでしたね!」

ジャンボット「宇宙旅行を楽しみたいなら」

ジャンナイン「僕達に乗るといい」

みりあ「宇宙船に乗れるなんて、すごいね~!」

莉嘉「わ~い! 宇宙だ! 宇宙船だ~!」

美嘉「ちょ、ちょっと! 莉嘉、宇宙だからね!? 迷子になったら、大変なんだからね!?」

美波「迷子にならなくても、大変だと思うけど……」

アーニャ「シン、光の国は、普通の人間が行くと」

ゼロ「ああ、大丈夫だ。バリア装置を作って、光を弱めてくれるそうだ。ヒカリの奴が、作ってくれてる」

杏「確か、ウルトラマンヒカリ、だっけ? 女の子みたいな名前だよね」

ゼロ「武闘派の科学者だけどな」

凛「科学者(ウルトラマン)だね」

アーニャ・蘭子「……そのバリアを突破できれば」

ゼロ「勝手な行動したら、俺はそのまま帰るからな?」

アーニャ「……ちっ。私は、そんなことしません」

蘭子「……ちっ。そうですよ!」

ゼロ「今の舌うちは何だ!?」

アーニャ「ふふ、冗談です」

蘭子「私達を置いて帰ろうとした、お返しだなんて思ってませんよぉ?」

ゼロ「うぐ……」

美波(念の為、見張っておかないと)


619: 2015/08/09(日) 21:18:23.57


楓「今回はお休みだなんて、残念だわ」

ミラーナイト「申し訳ございません。今回はシンデレラプロジェクトの方々のみというお話ですから」

茜「残念です!!」

拓海「アタシら、向うのアニメじゃほぼ出番がないらしいからな~」

文香「地球でお留守番……ですね……」

志希「宇宙か~。ん~、行ってみたいなぁ!」

飛鳥「宇宙……。僕達ではたどり着けない未知の領域……けれども、届く時が来たんだね」

周子「社長たちの力を借りてだけど」

スライ「宇宙くらいでしたら、我々がいつでもお連れしますよ」

ヴィラニアス「さすがに、火星くらいまでだがな」

グロッケン「次はみんなが呼ばれるように、頑張ろうぜ!」

デスローグ「フゴ!」

ジャタール「あ、陛下~。襲ってきた人間のブロンズ像、どうします?」

ベリアル「ブロンズ像のまま、送り返してやれ。一週間くらいしたら、解けるようにしとけ」

タイラント「殺さないとか、マジ優しい」

620: 2015/08/09(日) 21:21:07.17


光「待って!」

ゼロ「ん? 光じゃないか。どうしたんだ?」

武内P「確か、南条さんは有給休暇を一気にとってお休み中では……」

光「ふふ~ん! 実は……えい!」

   ウルトライブ! ウルトラマンルギエル!

まゆ「黒い、ウルトラマンギンガ……?」

美嘉「色合いはビクトリーに似てるかも」

ルギエル(光)「ダークルギエルのスパークドールをギンガから預かってたんだ!」

グレン「うわ、おどれーた!」

光「ルギエルに約束したからね! 楽しい時を、一緒に過ごそうって!」

ジャンナイン「なるほど。観光目的で同行するつもりか」

武内P「その為のお休みだったんですね」

ルギエル(……我にはギンガ同様、ライブは3分が限度なんだが)

光「光の国か~! ワクワク! ドキドキ!」

ルギエル(……いや、我が自前のエネルギーで何とかしてやらねば)

ベリアル(こいつ、速攻でデレてやがる)

ルギエル(我が脳内に直接!?)


621: 2015/08/09(日) 21:24:06.38


ゼロ「じゃ、みんなバスに乗れ~」

卯月「は~い!」

みりあ「ジャンボットさん、後で乗せてね!」

莉嘉「お姉ちゃん、行ってくるね!」

美嘉「ホントに気を付けるのよ? ご飯とか、大丈夫だよね?」

ゼロ「その辺はきちんと手配してるから、大丈夫だ。銀十字軍がなんか、凄まじく張り切ってるらしいし」

ヴィラニアス(光の国の女性の方が嵌っているのは何故……?)

タイラント(やっぱ光の国って、結構ヤバいんじゃ……)


622: 2015/08/09(日) 21:29:20.68
>>621の前にこちらでした。
順番ミスが多く、申し訳ございません


光「待って!」

ゼロ「ん? 光じゃないか。どうしたんだ?」

武内P「確か、南条さんは有給休暇を一気にとってお休み中では……」

光「ふふ~ん! 実は……えい!」

   ウルトライブ! ウルトラマンルギエル!

まゆ「黒い、ウルトラマンギンガ……?」

美嘉「色合いはビクトリーに似てるかも」

ルギエル(光)「ダークルギエルのスパークドールをギンガから預かってたんだ!」

グレン「うわ、おどれーた!」

光「ルギエルに約束したからね! 楽しい時を、一緒に過ごそうって!」

ジャンナイン「なるほど。観光目的で同行するつもりか」

武内P「その為のお休みだったんですね」

ルギエル(……我にはギンガ同様、ライブは3分が限度なんだが)

光「光の国か~! ワクワク! ドキドキ!」

ルギエル(……いや、我が自前のエネルギーで何とかしてやらねば)

ベリアル(こいつ、速攻でデレてやがる)

ルギエル(我が脳内に直接!?)



624: 2015/08/09(日) 21:33:06.92



美波「シンくん……ウルトラマンゼロ」

ゼロ「どうしたんだよ? 急に改まって」

美波「……本当に、ありがとう」 チュ

ゼロ「っ~~~!??!?!??」

アーニャ「シンには、とても、感謝してます」 チュ

ゼロ「っっっ!?!?!?!???」

蘭子「な、汝は、輝きのゼロは、我が英雄なり!」 チュ

ゼロ「っ!?!??!?!?!?!?!??///」



>バス内部 乗り込んでる途中で見えなかった人達
未央「あれ? プロデューサーが赤くなってる?」

卯月「フォームチェンジしたんですか?」

凛「する必要、あるっけ?」


625: 2015/08/09(日) 21:33:46.48


グレンファイヤー「家政婦は見た……!」

ジャンボット「私のカメラで、撮影しておいた」

ミラーナイト「後で写真にしておきましょう」

ジャンナイン「ゼロのお父さんに、持って行こう」

ゼロ「う、うるせぇ!! ははははは、早く行くぞぞぞぞぞ!!」

のあ「バグった」

ベリアル「あいつ、女に耐性とかなさそうだからな……。正直、他人事じゃねぇから同情するぜ」

拓海「そうだよなぁ、ベリアルさんよぉ~?」 ギュゥゥゥ

志希「私も社長の匂いを嗅いでいないと氏んじゃう体質に……///」 ギュゥゥゥ

ベリアル「ほら来た……」

スライ「陛下、覚悟を決めちゃいましょうよ」

文香「……私の場合、官能小説……の件があるので、本当に責任を……とってもらいたいです……」

周子「それ、自業自得でしょ」

飛鳥「正直、その趣味はこっちが知りたくなかったです」


626: 2015/08/09(日) 21:36:05.63


ウルティメイトゼロ「あ~、もう! 行くぜ!///」

みりあ「行ってきま~す!」

「ああ、行ってらっしゃい!」

「身体に気を付けてな~! 向うに俺がいたら、よろしくな!」

莉嘉「そっか、本物のダイナは宇宙を旅してるんだっけ!」

「俺が偽物みたいな言い方はやめてよ!?」


ゼロ「月くらいまでは、サービスだ!」 ビュゥゥン

グレンファイヤー「いやっほ~!」

ミラーナイト「地球のみなさん、それではまた」

ジャンボット「ジャンファイト!」

ジャンナイン「ツーダッシュ」

ルギエル(光)「宇宙旅行だ~!!」


スライ「地球の平和は我々が守りますので」

ヴィラニアス「安心して行ってくるがいい」

グロッケン「俺らは俺らで、宇宙警備隊の入隊試験の勉強しなきゃな……」

デスローグ「フゴ……(過去問見る限り、結構難しいんですけど……)」

ジャタール「う、うむ。結構難しいぞ……」

タイラント「怪獣の特別推薦枠使えてよかった……」  他の利用者、ウィンダム、ミクラス、アギラ

のあ「本当は一つの文明に肩入れするのは望ましくないけれども……ま、いいでしょう」

ベリアル「地球、か。……本当に、昔を思い出すぜ。行ってきやがれ、ウルトラマンゼロ!」

ベリアル「お前が戻るまで、俺がこの地球を守ってやる……」

周子「社長、マジでデレデレ」


627: 2015/08/09(日) 21:37:58.70


卯月「わ~! 宇宙です!」

未央「地球だ! すごい!」

凛「ホントに、青いね……」

智恵理「きれぇ」

かな子「凄く美味しそうな飴玉みたい」

ゼロ「かな子、テクターギア装着な」

かな子「っ!?」

杏「まぁ、今のはね……。しっかし、綺麗だね~」

みく「うわぁぁぁ、ホントにホントに宇宙にゃ!」

李衣菜「ゼロのバリアに守られてるとはいえ、こんな、普通の格好で来れるなんて……」

みりあ「私は二回目だもん!」

莉嘉「ね~」

きらり「何度見ても飽きないね~☆」

美波「本当ね」

アーニャ「ずっと、眺めていたいです」

蘭子「命のゆりかご……(綺麗……)」


628: 2015/08/09(日) 21:39:15.11


光「うひゃ~! 地球だ~!! 凄いなぁ!! 凄いねぇ、ルギエル!!!」

ルギエル(光の反応見てる方が面白い)

ゼロ「さぁ、一気に光の国まで飛ぶぜ!!」

卯月「くぅぅぅ! いよいよですね!」

未央「私達の伝説はこれからだー!!」

凛「本田未央の次回作にご期待ください」

未央「終わらせないでよ!!」

みんな「あはははは!」





美波「さ、シンくんの故郷を見に行きましょう!」

アーニャ「ズヴェズダ……別の星、スヴェート、光の国、楽しみです」

蘭子「光の国、かぁ~。お土産とか、買えるかな……」

ゼロ「シャイニングアース……しばしの別れだ! 行くぜ!」

シンデレラガールズ「はい!」



エピローグ2 宇宙アイドル、シンデレラガールズ! 終わり


629: 2015/08/09(日) 21:43:32.59

エピローグ2 宇宙アイドル、シンデレラガールズ!
これにて終了となります。所謂ハッピーエンドになります。
問題の先送りにはなりますが、絆はこれからも見える形で続いていきます。
今後、この地球は多くの異性文明と交流し、発展していくでしょう。
その中心にいるのは、彼女達アイドル・・・

そして、本当に長々とお付き合い、ありがとうございました!
気付けば、600超え・・・

632: 2015/08/09(日) 21:52:41.24
完結乙でした
寂しいけど、いつかまた、作品書いたら読みます

633: 2015/08/09(日) 22:00:04.56


オマケ  『その名は……』


地球に現れた、新たなるウルトラマン!


菜々「みんな、宇宙でライブだなんて羨ましいですね~。けど、次は菜々も選ばれて、ウサミン星を目指しますよ!」

???「た、助けてくれ~」

菜々「……? 携帯、電話?」

???「た、助かった! 前が見えなくて、何事かと思ったんだ!」

菜々「う、ウルトラマン!?」

「私は、ウルトラマンエックス! 私が元の次元に戻るために、協力してくれ!」

菜々「えぇぇぇぇぇ!?」


634: 2015/08/09(日) 22:03:17.06


エックスを狙う、邪悪生命体の手先!!


エックス「さぁ、ユナイトだ! 君は大地と似た周波数だから、いけるはずだ!」

菜々「うぅ、菜々はスペース級のアイドルは目指しても、戦うのは……」


ベリアル「ん? 俺様も見たことがないウルトラマン、だと?」

メトロンA「彼は、エックス!」

メトロンB「我々もまだ、さほど情報を掴んでいないのに!」

スライ「あなた達の情報網、凄すぎません!?」


菜々「ぐぁぁぁぁ! 腰にき、あだだだだ……」

エックス「菜々! しっかり、ぐぅ!? ユナイトの影響で私も腰が!」

楓「動きがぎっくり腰に苦しむ人……よね?」

のあ「……あのウルトラマン、大丈夫?」

ベリアル「いや、ダメだろ……」


635: 2015/08/09(日) 22:04:56.36


菜々を待ち受ける試練とは!?


エックス「菜々、君の身体はもう限界だ!」

菜々「そ、そんなこと……菜々は、まだ戦えます! あなたを、元の次元に!」

エックス「いやもう、君も若くないんだし……」

菜々「おい止めろ」

エックス「もうXX歳なんだから……」

菜々「止めろ。           止めてくださいお願いします」

エックス「私のサーチにおいては、君の肉体は既に平均的な地球人の、四十台並の劣化が」

菜々「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

裕子「最近、菜々ちゃんの独り言が……」


636: 2015/08/09(日) 22:06:08.18


そして……


美波「地球に帰ってきたわ!」

アーニャ「なんだか、とても、懐かしいです」

蘭子「我らが故郷!」

ゼロ「え、元の次元に帰りたい? じゃあ、俺が送って行ってやるぜ!」

菜々「私の苦労は一体!?」





ウルトラマンエックス×安部菜々 

 近日、一切の公開予定なし!

637: 2015/08/09(日) 22:12:07.94
以上、最後に書いてた時に思いついたネタでした。
明後日はウルトラマンエックス放送日、そしてウルトラマンゼロ登場となりますので、是非ご視聴を。

これを持ちまして、完結依頼を報告させていただきます。


また、私はウルトラマンと言うキャラクターが大好きです。
私は彼らの、強大な力を持ちながら、その力を宇宙の平和の為に使う。

彼らはやろうと思えば宇宙の支配など簡単でしょう。事実、陛下はアナザースペースを支配していました。
それがいつもいつも、平和を願う誰かの為に戦う。邪悪な敵と、命がけで戦う。
人の作りだしたキャラクターであるとわかっていますが、そんな彼らの姿勢に、心打たれています。
私は彼らが別の宇宙で存在し、平和の為に戦っていると信じています。

アイドルマスターシンデレラガールズは、彼らのような超人は出てきません。
普通の人間の少女がふとしたきっかけで、生活が変わり、成長していく話です。
仲間の為に、ファンの為に。誰かの為にという点では、両作品は同じかと思います。
個性豊かすぎる彼女達の話しは、身近な感動を与えてくれます。
蘭子可愛い。アーニャ美人。美波さん可愛くて工口イ。卯月の笑顔可愛い

ウルトラマン目当てで見て下さった方は、デレマスもよろしくお願いします!
デレマス目当てで見て下さった方は、ウルトラマンもよろしくお願い致します!

長くなりましたが、これにて終了とさせていただきます。
今まで応援して下さった方、読んでいただいた方、本当に、ありがとうございました。

638: 2015/08/09(日) 22:23:59.39
完結乙です

引用元: ウルトラマンベリアル「アイドルをプロデュースする」