～～～～某薬局～～～～

パーマ「さ～て、下剤下剤っと…」

パーマ「これが良いかな…強力下剤ドパピプペか…、かぁ～効きそうだなこりゃ」

～～～～某コンビニ～～～～

角刈り「リポＤと肉まんにするか、両方に仕込めば確実だろ…」


～～～～あたる宅付近～～～～

チビ「もしもし、こちらチビ…只今あたるの家の近くで張り込み中、まだ家にいるみたいですオーバー」

メガネ『よし、そのまま張り込み続行、動きがあり次第報告せよ』

チビ「了解」


～～～～あたるの部屋～～～～

ラム「ダーリン、どこ行くっちゃ？」

あたる「どこでも良かろうが、お前には関係無いわ！」

ラム「そんな事言って、またガールハントに行くっちゃね！？」

あたる「ち、ちゃうわい！！（す、鋭いやっちゃな…）」


あたる「と、とにかく付いてくるなよ！俺は一人で散歩がしたいんじゃ！」ｶﾞﾗｯ　ﾋﾟｼｬｯ


ラム「怪しいっちゃ…」

ラム「発信器仕掛けといて良かったっちゃ」
　
　

　
～～～～～～～～

ｶﾞﾁｬｯ…

あたる「～♪」ｽﾀｽﾀ



チビ「あたるが家から出てきましたオーバー」

メガネ『よし、追跡開始…』

チビ「了解…」ｽｯ…


～～～～メガネ宅作戦本部～～～～

パーマ「メガネ～、買って来たぞ！」

角刈り「待たせたな」

メガネ「遅いぞ貴様ら！さっさと下剤を仕込め！あたるが家を出たぞ！」ｸﾜｯ！

パーマ「わ、わかった…」

角刈り「目が座っとる…」


～～～～～～～～

あたる「お姉さ～ん！良い天気ですね～よろしければ住所と電話番号などを…」ﾒﾓ…

お姉さん「え…なにこの人、気持ち悪い…」ﾋｷｯ…

あたる「ねぇねぇ～教えてよ～」ﾆﾀﾆﾀ

お姉さん「イヤッ！近くに来ないで！」ﾊﾞｼｯ！

あたる「いてっ！」


あたる「ちぇっ…全然釣れないや…」



チビ「こちらチビ…あたるのアホはガールハントをしています、ただいま12戦12敗であります…」

メガネ『バカめ…自分の面を鏡で見たことあるのか…』

メガネ『こちらではトラップの用意が出来た、これより作戦に移る』

チビ「了解…」
　
　

　
～～～～友引町商店街～～～～

あたる「あ～あ、つまらんな～」ﾃｸﾃｸ



ラン「ん？あれはラムんとこのダーリンやんけ…」


ラン「ダーリン！」ﾌﾘﾌﾘ

あたる「おわっ！蘭ちゃ～ん♪」ﾊﾞｯ！

ラン「一人で何してるの～？」

あたる「いや～ははは！ガールハ、じゃなく散歩だよ～」ﾆﾀﾆﾀ

ラン「あらそう、暇ならあたしの家でお茶でもど～お？」

あたる「ぬかかかか、行きます行きます、行かいでか」ﾆﾀﾆﾀ


ラン（くっくっくっ…チャンスじゃ、このアホから若さを吸いとったるわい…）



チビ「た、大変だ～」

メガネ『なんだ？どうしたチビ』

チビ「あたるが蘭ちゃんと合流、蘭ちゃんの家に行くみたいですオーバー」

メガネ『な、なんだと！？』


パーマ「どうしたんだ？メガネ」

メガネ「……」

メガネ「これはかえって好都合かもしれん…」ﾆﾔｯ

角刈り「好都合って何が？」

メガネ「蘭ちゃんとラムさんは親友の様に見えて実は仲が悪い」

パーマ「そうなのか？」

メガネ「いや、仲が悪いと言うか、一方的に蘭ちゃんがラムさんに恨みを持っているらしい…」

角刈り「で？」

パーマ「それがどうかしたのか？」

メガネ「馬鹿か貴様ら！？今あたるのアホは蘭ちゃんの家におるのだ！」

メガネ「蘭ちゃんの恨みを逆手に取って、我々の作戦に協力させるのだ！これにより…」

一同「これにより？」


メガネ「作戦の成功率は飛躍的にアップする…」ﾆﾔｯ

メガネ「見ておれあたる！！ラムさんの目の前で赤っ恥をかかせてやるわ！！」

メガネ「うはははは！わーっはっはっはっはっ！！あがっ…」

パーマ「ど、どうしたメガネ？」

メガネ「あがががががか…」（アゴが外れた）

角刈り「こいつもアホだ…」
　

結局温泉マークとか眼鏡達って名前付けられなかったのか

>>6
メガネ＝サトシ
パーマ＝コースケ
カクガリ＝ヒロユキ
チビ＝アキラ

だそうです。
アニメの中では本名で呼び合わないので、
通称名で表記しますです。

　
～～～～ランのUFO～～～～

ラン「さぁ～上がって～♪」

あたる「にゃははは、おっ邪魔しま～す♪」ﾆﾔﾆﾔ


ラン「紅茶にする？それともコーヒー？」

ｼｭｯ！

あたる「蘭ちゃん…僕は君の唇がいい…」ｷﾘｯ！

ラン「あらやだ～♪ダーリンったら～（しめしめ…アホが罠にかかりおったわ…）」

あたる「ん～」ﾑﾁｭｰ…

ラン「ん～」ﾑﾁｭｰ…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ♪

ラン（くっ…誰じゃい！良いところだったのに！）

ラン「ダーリンちょっとごめんなさいね～♪」

あたる「ぬかかかか、待ちます待ちます（惜しかったな～）」ﾆﾀﾆﾀﾆﾔﾆﾔ
　
　

　
～～～～～～～～

ラン「は～い、どなた～？」ﾌﾟｼｭｰ

？？？「蘭ちゃん、ちょっと外まで…」ｶﾞﾊﾞｯ！

ラン「きゃっ！」



ラン「何さらすんじゃワレぇ～！！」ｶｯ！

メガネ「まぁまぁ…抑えて抑えて…」

ラン「あら？メガネさんじゃな～い♪ほほほ…」

メガネ「蘭ちゃん…ちょっと良い話があるのだが…」

ラン「良い話って？」

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

ラン「おもろいやんけ…その話し乗ったわ…」ﾆﾔｯ

ラン「見とれよラム！おどれんトコ滅茶苦茶にしたるわ！わ～はははは！」


メガネ（お、恐ろしい女だな…）ｸｲｯ

ラン「で、これをあのアホに食わせれば良いんやな？」

メガネ「ああ…強力下剤を仕込んである、食わせた後すぐに帰せばちょうど良く…」ﾆﾔﾘ

ラン「……」ﾆﾔｯ
　

　
～～～～～～～～

ラン「お待たせダーリン♪」

あたる「待ちくたびれちゃったよ～蘭ちゃ～ん」ﾑﾁｭｰ…

ラン「ダーリンこれ食べて～」

あたる「お？肉まんじゃないか～、いただきま～す」ﾊﾟｸｯ

ラン「これもどうぞ～」ﾌﾟｼｭｯ

あたる「ありがと～♪」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ


ラン「……」ﾆﾔﾘ


～～～～～～～～

ラム「おかしいっちゃ…ダーリンに仕掛けた発信器が反応しないっちゃ…」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

ｶﾞｶﾞｶﾞ…ﾋﾟｺｰﾝ！

ラム「あ！反応したっちゃ！って…ここは…」

ラム「ランちゃんの家だっちゃ！まさかランちゃん、ダーリンの若さを吸い取ろうとしてるっちゃね！」

ラム「そうはさせるか～！！」ﾋﾟｮﾛﾛﾛﾛﾛ～
　
　

　
～～～～～～～～

あたる「げぷっ、ご馳走さん！」

ラン「…あっ！大変！用事を思い出したわ！ダーリンごめんなさい、今日は帰ってね～♪」ｸﾞｲｸﾞｲ

あたる「え？あ、ちょっと蘭ちゃん？」

ﾌﾟｼｭｰ　　ﾄﾞﾝｯ！

ラン「ダーリンまたね～♪」ﾌﾘﾌﾘ

あたる「え？え？」


～～～～塀のかげ～～～～

メガネ「くっくっくっ…上手く行ったようだな…」ﾆﾔｯ


ﾋﾟｮﾛﾛﾛﾛﾛ～

メガネ「ぬっ？ラ、ラムさん！？」

メガネ「いかん！貴様ら隠れろ！」ｻｻｯ！



ラム「ダーリン！！」

あたる「ラ、ラム！？どうしてここに？」

ラム「細かい事はいいっちゃ！それより大丈夫だっちゃ？」

あたる「何がじゃ！俺はピンピンしとるわ！」

ラム「良かったっちゃ…」ﾎｯ…

あたる「わけが分からんわ！」

ラム「ダーリン、とにかく今日は大人しく帰るっちゃ！」ｸﾞｲｯ！

あたる「アホ！離せ！」

ラム「ダメだっちゃ！ダーリンは狙われてるっちゃ！」ﾋﾟｮﾛﾛﾛﾛﾛ～

あたる「うわああああ！離せ！飛ぶな！」

ﾋﾟｮﾛﾛﾛﾛﾛ～…


メガネ「ふぅ…なんとか上手く行ったな…」

パーマ「家に着いた辺り」

角刈り「下剤が効いて」

チビ「ケツから熱いマグマが…」


メガネ「ああ…大噴火だ…」ｸｲｯ

メガネ「明日の学校が楽しみだな……くっくっくっ…わーっはっはっ…あがっ…」

パーマ「またか」

角刈り「外れ癖が付いたか」

チビ「医者行った方がいいよ…」
　

　
～～～～あたるの部屋～～～～

ラム「ふぅ、ダーリン重いっちゃね～」

あたる「やかましいわ！いきなり連れて帰りやがって、どういうつもりだ！？」

ラム「いいからいいから、気にしないっちゃ！」

あたる「するわ、アホ！」


ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ…

あたる「…！？」

ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ…

あたる「くっ…」ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ…

ラム「どうしたっちゃ？顔色が真っ青だっちゃ！」

あたる「ｲﾔｿﾉ…ﾊ、ﾊﾗｶﾞｲﾀｲﾉﾀﾞ…」ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ…

ラム「大変だっちゃ！お布団敷くから横になるっちゃ！」

あたる「ﾏ､ﾏﾃ…ﾁｮｯﾄ…ｳｺﾞｹﾝ…」ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ…


～～～～メガネ宅作戦本部～～～～

パーマ「そういや、どんくらい下剤入れたんだ？」

角刈り「にっへっへっ…全部！」

チビ「全部って…あたる氏なないよね？」

メガネ「心配するな、あのあたるの事だ…氏にゃ～せん」ﾆﾀﾘ
　

　
～～～～あたるの部屋～～～～
あたる「ﾀﾞ、ﾀﾞﾒﾀﾞ…ﾓｳ…」ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾋﾟｯ…ﾌﾟｽｯ…

ラム「ダ、ダーリン！？」

あたる「ﾗﾑ…ﾐﾙﾅ…///」ﾌﾞﾘｬﾘｬﾘｬﾘｬ！

ラム「あっ！？」


～～～～翌日～～～～

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

パーマ「おいメガネ…」

メガネ「何も言うな…」

角刈り「ますますベッタリになっとりゃせんか？」

チビ「うんうん…」


メガネ「何故だ！！何故なんだ！？神は我等を見放したのかああああ！！！」ｶﾞﾊﾞｧ！！

パーマ「落ち着けよメガネ…」

角刈り「作戦は失敗って事だな…」

チビ「うんうん…」


メガネ「…かはっ…かはは…」ﾋｸｯ ﾋｸｯ…

パーマ「魂が抜けとる…」

　
～～～～昨夜～～～～

ラム「ダ、ダーリン…」

あたる「うっ…ううっ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

あたる「な、情けない…女房の前で糞を漏らすなんて…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…

ラム「に、女房…？」ﾊﾟｧ

ラム「大丈夫だっちゃ！うちに任せるっちゃ！」

あたる「ラ、ラム…お前…」

ラム「まだ動いちゃダメだっちゃ！うちが片付けるっちゃよ！」ﾃｷﾊﾟｷﾃｷﾊﾟｷ


あたる「す、すまん…」ｼﾞﾜｯ ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

ラム「泣くんじゃ無いっちゃ、うちは平気だっちゃよ」ﾆｺｯ

あたる「臭かろうに…汚かろうに…」

ラム「ダーリンのウ○チなんだもん、汚なく無いっちゃ！」ﾆｺﾆｺ ﾃｷﾊﾟｷ

ラム「将来の介護の練習見たいなものだっちゃ！」ﾃｷﾊﾟｷﾃｷﾊﾟｷ

あたる「お前…」ｼﾞｰﾝ…

ラム「さぁ良いちゃよ、お風呂で洗ってくるっちゃ！」

あたる「あ、ありがとうな…ラム…」


俺はその時、ラムと一生添い遂げても良いと本気で思った。
　
　

～～～～教室に戻る～～～～

ラム「ダーリン、うち母性に目覚めたみたいだっちゃ♪」

あたる「な、なんじゃそりゃ？」

ラム「昨夜のダーリン、可愛かったっちゃよ」ﾆｺﾆｺ

あたる「バ、バカもの！あの事は言うな！///」

ラム「言わないっちゃ…」ｼﾞｯ…

あたる「な、なんだその慈愛に満ちた眼差しは！？止めろ！そんな目で見るな！心が洗われる！」

ラム「うふふ…」ﾆｺﾆｺ

ラム「それにダーリン、うちの事女房って言ってくれたっちゃ♪」

あたる「なっ！し、知らん！そんなこと言った覚えは無い！」

ラム「確かに言ったっちゃ！この耳でしっかり聞いたっちゃ！」

あたる「バ、バカな事を言うな！俺はお前を女房だなんて微塵も思っとらん！！」ﾌﾝｯ

ラム「にゃにおおおお…綺麗にウ○チ片付けてやったのにいいい…」ﾊﾟﾘﾊﾟﾘﾊﾟﾘ…

ラム「ダーリンのバカあああああ！！」ﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ！！

あたる「ぎゃああああ！！ご、ごめ！ラム！止め！ぐわああああ！！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ！



パーマ「毎日毎日、懲りずに良くやるなぁ…」

角刈り「今日の電撃はいつもより強烈だな」

チビ「今度こそ氏ぬかもね」



メガネ「……」ﾋﾟｸﾋﾟｸ…

パーマ「こいつ、まだ燃え尽きとる」




錯乱坊「さだめじゃ…」ﾁｰﾝ


終わり
　

乙乙！
これがおっさんホイホイか…

次回も期待