1: 2016/01/04(月) 07:31:45.151
兵士A「やはり我が国の諜報部は有能だな。こいつら、まんまと傍受した情報通りのルートで侵入して来やがった」ニヤニヤ
女兵士「た、たすけて・・・」gkbr
兵士B「で、どうする?こいつ」ニヤニヤ
兵士C「他の奴らの氏体と一緒に片付けるのが一番だろう。始末しよう」
女兵士「や、やだっ・・・!やめて!殺さないで!!!」
兵士A「わかった。俺が殺る」スチャ
兵士B「顔はやめてくれよ?素っ裸にして記念撮影したいからな」ニヤニヤ
女兵士「お願いしますなんでも話しますから!!命だけは!命だけわああああ!!!」ドゲザ
兵士C「さっさと殺れ。騒々しい」
女兵士「アッ、ゴメンナサイ...シズカニシマス...ダカラオネガイ、ユルシテ...?コロサナイデ...?」ハナミズタラー
兵士C「ムカつく小娘だ・・・。俺が頃す」シャキーン...
女兵士「い、いやぁぁぁぁ・・・!」gkbr
兵士B「おいおいww首を刎ねちまったら、せっかくのかわいこちゃんが台無しだろうがwww」
兵士A「まぁ、女なら街でいくらでもゴロついてるだろ。給料日も近いしな」タバコシュボ
兵士C「押さえとけ」
兵士A「あいよ!」グイッ
女兵士「いやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!やだああああああああああああああああ!!!!!!」ジタバタ
女兵士「た、たすけて・・・」gkbr
兵士B「で、どうする?こいつ」ニヤニヤ
兵士C「他の奴らの氏体と一緒に片付けるのが一番だろう。始末しよう」
女兵士「や、やだっ・・・!やめて!殺さないで!!!」
兵士A「わかった。俺が殺る」スチャ
兵士B「顔はやめてくれよ?素っ裸にして記念撮影したいからな」ニヤニヤ
女兵士「お願いしますなんでも話しますから!!命だけは!命だけわああああ!!!」ドゲザ
兵士C「さっさと殺れ。騒々しい」
女兵士「アッ、ゴメンナサイ...シズカニシマス...ダカラオネガイ、ユルシテ...?コロサナイデ...?」ハナミズタラー
兵士C「ムカつく小娘だ・・・。俺が頃す」シャキーン...
女兵士「い、いやぁぁぁぁ・・・!」gkbr
兵士B「おいおいww首を刎ねちまったら、せっかくのかわいこちゃんが台無しだろうがwww」
兵士A「まぁ、女なら街でいくらでもゴロついてるだろ。給料日も近いしな」タバコシュボ
兵士C「押さえとけ」
兵士A「あいよ!」グイッ
女兵士「いやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!やだああああああああああああああああ!!!!!!」ジタバタ
2: 2016/01/04(月) 07:32:34.824
ゴキブリ兵士
3: 2016/01/04(月) 07:32:35.050
ゴキブリ兵士
4: 2016/01/04(月) 07:32:43.025
ゴキブリ兵士
7: 2016/01/04(月) 07:33:46.403
カサカサカサカサ
8: 2016/01/04(月) 07:34:25.940
バァーンッ!!
兵士C「」ビシッ!
兵士A「敵襲ッ!!」
兵士B「そっちかッ!?」スチャッ
バァンッ!バァーーンッ!!
ドサッ・・・バタッ・・・
女兵士「ッ・・・。ッーーー?」ジョワァァァァァァ
兵士D「・・・大丈夫か?」
女兵士「え・・・え・・・?」ポロポロ
兵士D「いいか・・・?逃がしてやる・・・」
兵士D「立て。歩けるか?ついてこい・・・」
女兵士「あ、あなたは・・・?」ビクビク
兵士D「はやく・・・!銃声を聞きつけて、他の連中が来るぞ・・・!」
兵士C「」ビシッ!
兵士A「敵襲ッ!!」
兵士B「そっちかッ!?」スチャッ
バァンッ!バァーーンッ!!
ドサッ・・・バタッ・・・
女兵士「ッ・・・。ッーーー?」ジョワァァァァァァ
兵士D「・・・大丈夫か?」
女兵士「え・・・え・・・?」ポロポロ
兵士D「いいか・・・?逃がしてやる・・・」
兵士D「立て。歩けるか?ついてこい・・・」
女兵士「あ、あなたは・・・?」ビクビク
兵士D「はやく・・・!銃声を聞きつけて、他の連中が来るぞ・・・!」
12: 2016/01/04(月) 07:36:43.730
タッタッタッ
兵士D「ハッ・・・ハッ・・・」タッタッタ...
女兵士「はぁ・・・はぁ・・・」タッタッタ...
兵士D「ハァッ・・・ここまでくれば・・・」
女兵士「はぁ・・・はぁ・・・はぁぁ・・・」
兵士D「よし・・・服を脱げ」
女兵士「えっ・・・」
兵士D「はやく」グイッ!
女兵士「えっ、えっ!?」
女兵士「い、イヤッ!やめて!!ヤダ!!」ジタバタ
兵士D「違う!落ち着け!」
兵士D「その格好じゃ、撃ち殺されても文句は言えないだろ!?」ガサゴソ
兵士D「あと・・・臭うぞ?」
女兵士「あぅ・・・」カァァァ...
兵士D「これに着替えろ・・・基地勤務の民間人技術者が着る服だ」
女兵士「・・・」
女兵士「あっち・・・向いててください」ムスッ
兵士D「ああ・・・はやくしろ」
兵士D「ハッ・・・ハッ・・・」タッタッタ...
女兵士「はぁ・・・はぁ・・・」タッタッタ...
兵士D「ハァッ・・・ここまでくれば・・・」
女兵士「はぁ・・・はぁ・・・はぁぁ・・・」
兵士D「よし・・・服を脱げ」
女兵士「えっ・・・」
兵士D「はやく」グイッ!
女兵士「えっ、えっ!?」
女兵士「い、イヤッ!やめて!!ヤダ!!」ジタバタ
兵士D「違う!落ち着け!」
兵士D「その格好じゃ、撃ち殺されても文句は言えないだろ!?」ガサゴソ
兵士D「あと・・・臭うぞ?」
女兵士「あぅ・・・」カァァァ...
兵士D「これに着替えろ・・・基地勤務の民間人技術者が着る服だ」
女兵士「・・・」
女兵士「あっち・・・向いててください」ムスッ
兵士D「ああ・・・はやくしろ」
18: 2016/01/04(月) 07:40:22.260
女兵士「・・・」シュルッ...
女兵士「・・・いいよ」
兵士D「よし・・・いいか?」
兵士D「この丘の先に補給基地がある。地雷原や警戒網を避けるには、そこを通るしかない」
兵士D「基地を抜ければ、テッソの街がすぐに見えてくる」
兵士D「テッソの街からは、渡し船を使えば、中立地帯に入ることができる」
女兵士「・・・どうしてあなたは敵の私を助けてくれるの?」
兵士D「ああ・・・最近の味方の、捕虜の扱い方に嫌気がさしていたのさ・・・」
兵士D「その場で虐頃するのはもはや日常茶飯事・・・捕虜収容所でも酷い扱いを受けているそうだ・・・」
女兵士「・・・」ゴクリ...
兵士D「君がそうならないことと・・・もう一度僕たちを頃しに来ないことを祈るよ」ニッ
女兵士「そ、そんな・・・そんなこと、私はしないよ・・・?」フルフル
兵士D「どうだか・・・」
兵士D「さあ、行くよ?」
女兵士「う、うん・・・」
女兵士「・・・いいよ」
兵士D「よし・・・いいか?」
兵士D「この丘の先に補給基地がある。地雷原や警戒網を避けるには、そこを通るしかない」
兵士D「基地を抜ければ、テッソの街がすぐに見えてくる」
兵士D「テッソの街からは、渡し船を使えば、中立地帯に入ることができる」
女兵士「・・・どうしてあなたは敵の私を助けてくれるの?」
兵士D「ああ・・・最近の味方の、捕虜の扱い方に嫌気がさしていたのさ・・・」
兵士D「その場で虐頃するのはもはや日常茶飯事・・・捕虜収容所でも酷い扱いを受けているそうだ・・・」
女兵士「・・・」ゴクリ...
兵士D「君がそうならないことと・・・もう一度僕たちを頃しに来ないことを祈るよ」ニッ
女兵士「そ、そんな・・・そんなこと、私はしないよ・・・?」フルフル
兵士D「どうだか・・・」
兵士D「さあ、行くよ?」
女兵士「う、うん・・・」
21: 2016/01/04(月) 07:43:45.566
~ダンブルク軍 テッソ西方補給基地~
ブゥーン...キキッ
「降車!降車!」
「第七小隊、弾薬の積み込み急げ!」
兵士D「・・・」スタスタ...
女兵士「・・・」ビクビク
歩哨「おい」
女兵士「!?」ビクッ
兵士D「外縁部の監視装置、修復完了だ」
歩哨「そうか。ご苦労さん」
兵士D「ああ」
歩哨「珍しいな、あんた。女の技術者か」
女兵士「・・・」コクコク
兵士D「見習いだとさ。電気柵をいじるときなんか危なっかしくて見てられないよ」
歩哨「ハンッww」タバコスパー&ノシ
兵士D「・・・」ノシ
ブゥーン...キキッ
「降車!降車!」
「第七小隊、弾薬の積み込み急げ!」
兵士D「・・・」スタスタ...
女兵士「・・・」ビクビク
歩哨「おい」
女兵士「!?」ビクッ
兵士D「外縁部の監視装置、修復完了だ」
歩哨「そうか。ご苦労さん」
兵士D「ああ」
歩哨「珍しいな、あんた。女の技術者か」
女兵士「・・・」コクコク
兵士D「見習いだとさ。電気柵をいじるときなんか危なっかしくて見てられないよ」
歩哨「ハンッww」タバコスパー&ノシ
兵士D「・・・」ノシ
22: 2016/01/04(月) 07:46:50.713
兵士D「・・・」スタスタスタ
女兵士「あっ・・・あぅ・・・」タタタ...
兵士D「離れるな」ボソッ
女兵士「・・・うん」
兵士D「ドブ子。歳は?」
ドブ子「えっ?ドブ・・・何?」
兵士D「ドブの中で命拾いしたんだ。それでいいだろ」
ドブ子「いくらなんでもイヤだよ・・・もっと素敵なのありませんか・・・」シュン
兵士D「ダンブルク勢力下を抜けるまでの偽名だ。我慢しろ」
ドブ子「・・・歳は16」
兵士D「志願したのか?」
ドブ子「ううん・・・家に無理矢理・・・」
兵士D「口減らしか。兄弟は?」
ドブ子「兄と姉に妹が・・・」
兵士D「兄弟仲は?」
ドブ子「みんな仲良しだよ?」
ドブ子「私以外ね・・・」
女兵士「あっ・・・あぅ・・・」タタタ...
兵士D「離れるな」ボソッ
女兵士「・・・うん」
兵士D「ドブ子。歳は?」
ドブ子「えっ?ドブ・・・何?」
兵士D「ドブの中で命拾いしたんだ。それでいいだろ」
ドブ子「いくらなんでもイヤだよ・・・もっと素敵なのありませんか・・・」シュン
兵士D「ダンブルク勢力下を抜けるまでの偽名だ。我慢しろ」
ドブ子「・・・歳は16」
兵士D「志願したのか?」
ドブ子「ううん・・・家に無理矢理・・・」
兵士D「口減らしか。兄弟は?」
ドブ子「兄と姉に妹が・・・」
兵士D「兄弟仲は?」
ドブ子「みんな仲良しだよ?」
ドブ子「私以外ね・・・」
24: 2016/01/04(月) 07:49:16.994
兵士D「その様子だと・・・両親ともうまくいってないみたいだな」
ドブ子「・・・私だけ母の連れ子で」
兵士D「兄は?」
ドブ子「兄と姉は父の連れ子・・・。妹は去年生まれたばかり」
ドブ子「妹が生まれて・・・私はすぐ軍隊に入れられたの」
ドブ子「でも、お母さんまで私を見捨てるなんて思いもしなかったな・・・」
兵士D「気の毒に・・・」
ドブ子「今はもう別に・・・。家にいるときよりずっといいよ」
ドブ子「氏ぬのはイヤだけど・・・」
兵士D「少なくとも、ダンブルクの捕虜になって氏ぬのだけはよした方がいい」
兵士D「地獄へ行く前に、地獄を知ることになる」
ドブ子「・・・見捨てないで」ブルブル
兵士D「保証はしない。努力はするよ」
ドブ子「あ・・・怖い・・・足が・・・」ガクガクガク
ドブ子「・・・私だけ母の連れ子で」
兵士D「兄は?」
ドブ子「兄と姉は父の連れ子・・・。妹は去年生まれたばかり」
ドブ子「妹が生まれて・・・私はすぐ軍隊に入れられたの」
ドブ子「でも、お母さんまで私を見捨てるなんて思いもしなかったな・・・」
兵士D「気の毒に・・・」
ドブ子「今はもう別に・・・。家にいるときよりずっといいよ」
ドブ子「氏ぬのはイヤだけど・・・」
兵士D「少なくとも、ダンブルクの捕虜になって氏ぬのだけはよした方がいい」
兵士D「地獄へ行く前に、地獄を知ることになる」
ドブ子「・・・見捨てないで」ブルブル
兵士D「保証はしない。努力はするよ」
ドブ子「あ・・・怖い・・・足が・・・」ガクガクガク
27: 2016/01/04(月) 07:51:27.985
兵士D「何やってる・・・早く歩け」
ライフル歩兵「よお、レオ。なにやってんだ?」
レオ「フランツ・・・」
ライフル歩兵「誰だそいつ・・・見ない顔だな」
レオ「新しい技術者で、よそ者だ。今週から基地施設の整備を担当してる」
ライフル歩兵「なるほど・・・。かわいい顔して、電気技師の類かい」
レオ「なんとかやってるが、おかげで俺はお嬢さんのお守りさ・・・突撃工兵冥利に尽きるね」
ライフル歩兵「お嬢さん、お名前は?」ヘラヘラ
ドブ子「あ・・・あ・・・」ガクガク
ライフル歩兵「どうした。顔色悪いぞ・・・」
遠巻きの兵士たち「ヒソヒソ…?」チラ...
レオ「フランツ・・・よせ」
ブゥゥゥゥゥゥン...
レオ「こいつ、爆撃機のエンジン音に敏感なんだ!空襲で氏にぞこなったらしくてな」カタヨセ
ドブ子「ふあっ!?」ドキッ
ライフル歩兵「・・・なるほど。でー、お前はその弱みにつけこんで手籠めにしたわけか」
レオ「そんなんじゃないよ。ほら、しっかりしろ」グイグイ
ドブ子「わっ・・・わっ・・・!」ヨロヨロ
ライフル歩兵「パーティのときにゃ、俺も呼んでくれよな?」
レオ「そうだな。これから東へ出かけるんで、機会があればな」ノシ
ライフル歩兵「よお、レオ。なにやってんだ?」
レオ「フランツ・・・」
ライフル歩兵「誰だそいつ・・・見ない顔だな」
レオ「新しい技術者で、よそ者だ。今週から基地施設の整備を担当してる」
ライフル歩兵「なるほど・・・。かわいい顔して、電気技師の類かい」
レオ「なんとかやってるが、おかげで俺はお嬢さんのお守りさ・・・突撃工兵冥利に尽きるね」
ライフル歩兵「お嬢さん、お名前は?」ヘラヘラ
ドブ子「あ・・・あ・・・」ガクガク
ライフル歩兵「どうした。顔色悪いぞ・・・」
遠巻きの兵士たち「ヒソヒソ…?」チラ...
レオ「フランツ・・・よせ」
ブゥゥゥゥゥゥン...
レオ「こいつ、爆撃機のエンジン音に敏感なんだ!空襲で氏にぞこなったらしくてな」カタヨセ
ドブ子「ふあっ!?」ドキッ
ライフル歩兵「・・・なるほど。でー、お前はその弱みにつけこんで手籠めにしたわけか」
レオ「そんなんじゃないよ。ほら、しっかりしろ」グイグイ
ドブ子「わっ・・・わっ・・・!」ヨロヨロ
ライフル歩兵「パーティのときにゃ、俺も呼んでくれよな?」
レオ「そうだな。これから東へ出かけるんで、機会があればな」ノシ
28: 2016/01/04(月) 07:53:22.788
スタスタ...
ドブ子「・・・」
レオ「頼むぞ・・・?しっかりしてくれ・・・」
ドブ子「・・・うん」
レオ「バレたら、仲良く地獄行きだぞ・・・」
ドブ子「ごめん・・・」
レオ「・・・」
ドブ子「ありがと・・・」
レオ「家族に軍属は?」
ドブ子「えっ?あ、うん・・・私の本当のお父さんは、そうだったみたい・・・」
レオ「曖昧だな」
ドブ子「ごめん・・・私もちゃんと聞いたことなくて・・・」
ドブ子「でも、私が入隊したときに、お父さんの知り合いっていう人がよくしてくれて・・・」
レオ「お父さんは?」
ドブ子「お父さんはもう亡くなってるよ。最期は飛行機で空の上だったみたい」
レオ「・・・ごめん」
ドブ子「いいよ。もうだいぶ経つし」
レオ「・・・ドブ子がいくつのときか聞いてもいい?」
ドブ子「んと・・・10歳になってた・・・かな・・・」
レオ「6年前?」
ドブ子「多分ね」
ドブ子「・・・」
レオ「頼むぞ・・・?しっかりしてくれ・・・」
ドブ子「・・・うん」
レオ「バレたら、仲良く地獄行きだぞ・・・」
ドブ子「ごめん・・・」
レオ「・・・」
ドブ子「ありがと・・・」
レオ「家族に軍属は?」
ドブ子「えっ?あ、うん・・・私の本当のお父さんは、そうだったみたい・・・」
レオ「曖昧だな」
ドブ子「ごめん・・・私もちゃんと聞いたことなくて・・・」
ドブ子「でも、私が入隊したときに、お父さんの知り合いっていう人がよくしてくれて・・・」
レオ「お父さんは?」
ドブ子「お父さんはもう亡くなってるよ。最期は飛行機で空の上だったみたい」
レオ「・・・ごめん」
ドブ子「いいよ。もうだいぶ経つし」
レオ「・・・ドブ子がいくつのときか聞いてもいい?」
ドブ子「んと・・・10歳になってた・・・かな・・・」
レオ「6年前?」
ドブ子「多分ね」
34: 2016/01/04(月) 07:56:06.484
レオ「・・・」スタッ...
ドブ子「もしもお父さんがまだちゃんと生きてたらなぁ・・・」
レオ「・・・」ガサゴソ
ドブ子「・・・レオ?」
レオ「え?」
ドブ子「あ、いや・・・さっき知り合いの人がそう呼んでたから・・・」
レオ「ああ・・・そう。レオナルド・ハインリッヒ」
レオ「被って」ポイ
ドブ子「わっ!?」キャッチ
ドキュッ...!ドキュッ、ブロブロッ、ブロブロロロロッ...
ドブ子「バイクに乗るの?」
レオ「サイドカー付きは出払ってるんだ。二人乗りしたことある?」
ドブ子「ないよ?どうすればいいの?」
レオ「まず跨がる。足はフットレストに。手はしっかりつかまって」
ドブ子「ど、どこ・・・?」
レオ「足はここ・・・。手は僕の胴。遠慮しないで」
ドブ子「は、はい・・・」ギュ...
ドブ子「これ・・・私だけおしり痛そうだね・・・?」
レオ「痛いよ?それ、荷物用のパレットだもん」
ドブ子「えっ」
レオ「行くぞ!」
ブロロロロロロロロ...!
イタァイィィィィー!?
ドブ子「もしもお父さんがまだちゃんと生きてたらなぁ・・・」
レオ「・・・」ガサゴソ
ドブ子「・・・レオ?」
レオ「え?」
ドブ子「あ、いや・・・さっき知り合いの人がそう呼んでたから・・・」
レオ「ああ・・・そう。レオナルド・ハインリッヒ」
レオ「被って」ポイ
ドブ子「わっ!?」キャッチ
ドキュッ...!ドキュッ、ブロブロッ、ブロブロロロロッ...
ドブ子「バイクに乗るの?」
レオ「サイドカー付きは出払ってるんだ。二人乗りしたことある?」
ドブ子「ないよ?どうすればいいの?」
レオ「まず跨がる。足はフットレストに。手はしっかりつかまって」
ドブ子「ど、どこ・・・?」
レオ「足はここ・・・。手は僕の胴。遠慮しないで」
ドブ子「は、はい・・・」ギュ...
ドブ子「これ・・・私だけおしり痛そうだね・・・?」
レオ「痛いよ?それ、荷物用のパレットだもん」
ドブ子「えっ」
レオ「行くぞ!」
ブロロロロロロロロ...!
イタァイィィィィー!?
38: 2016/01/04(月) 07:58:34.848
~テッソの街~
ドブ子「いたたたぁ・・・」ズキズキ
レオ「ヘルメット」
ドブ子「ひどいよレオ・・・あなた、これの後ろ乗ったことないでしょ」カポ...
レオ「入隊したてのときに、上官にやられたよ。3日間はガニ股だったね」ガサゴソ
レオ「さあ。桟橋は向こうだ。行こう」スタスタ
ドブ子「あぅあぅ・・・」ヨタヨタ
ワイワイガヤガヤ...カーン、カーン...ボォォォォ...
レオ「さてと・・・」
ドブ子「どの船に乗るの・・・?」
レオ「左から2番目がよさそうだ・・・。だけど、船は全部、乗るのに身分証がいる」
ドブ子「えっ!じゃあ、どうするの?」
レオ「貨物に紛れ込むんだ」
レオ・ドブ子「・・・!」ピタッ
ダンブルク兵たち「ペラペラペラ・・・ハハハハハwww」ザッザッザッ...
レオ「・・・丁度あそこに、隠れるのには良さそうな積み込み前の木箱が積まれてるだろ?」
ドブ子「・・・大丈夫かな。見つからないかな?」
レオ「他に方法があるか?やるしかない」
ドブ子「本当かな?大丈夫かな・・・?み、見つかったら・・・」オロオロ
ドブ子「殺されるっ・・・」ビクビク
レオ「同じことだ・・・!基地の連中に顔を知られてる以上、君が川のこちら側にいれば、いつかはバレて連行される・・・!」
ドブ子「だ、大丈夫だよ・・・私、地味だし・・・みんな覚えてないよ・・・」
ドブ子「いつか戦争が終わるまで、この街の人のフリをしていれば・・・」
ドブ子「ねっ?」ヘラ...
レオ「そんなことをしたら、君はただの脱走兵だぞ・・・!?フローレシア軍からも命を狙われることになる・・・!」
ドブ子「そうだけどっ・・・!」ジワッ
ドブ子「いやだよ・・・氏にたくないよぉ・・・」ポロポロ...
レオ「この意気地なし!僕が一体、君のためにどれだけの危険を冒しているのか、わかっているのか!?」
ドブ子「いたたたぁ・・・」ズキズキ
レオ「ヘルメット」
ドブ子「ひどいよレオ・・・あなた、これの後ろ乗ったことないでしょ」カポ...
レオ「入隊したてのときに、上官にやられたよ。3日間はガニ股だったね」ガサゴソ
レオ「さあ。桟橋は向こうだ。行こう」スタスタ
ドブ子「あぅあぅ・・・」ヨタヨタ
ワイワイガヤガヤ...カーン、カーン...ボォォォォ...
レオ「さてと・・・」
ドブ子「どの船に乗るの・・・?」
レオ「左から2番目がよさそうだ・・・。だけど、船は全部、乗るのに身分証がいる」
ドブ子「えっ!じゃあ、どうするの?」
レオ「貨物に紛れ込むんだ」
レオ・ドブ子「・・・!」ピタッ
ダンブルク兵たち「ペラペラペラ・・・ハハハハハwww」ザッザッザッ...
レオ「・・・丁度あそこに、隠れるのには良さそうな積み込み前の木箱が積まれてるだろ?」
ドブ子「・・・大丈夫かな。見つからないかな?」
レオ「他に方法があるか?やるしかない」
ドブ子「本当かな?大丈夫かな・・・?み、見つかったら・・・」オロオロ
ドブ子「殺されるっ・・・」ビクビク
レオ「同じことだ・・・!基地の連中に顔を知られてる以上、君が川のこちら側にいれば、いつかはバレて連行される・・・!」
ドブ子「だ、大丈夫だよ・・・私、地味だし・・・みんな覚えてないよ・・・」
ドブ子「いつか戦争が終わるまで、この街の人のフリをしていれば・・・」
ドブ子「ねっ?」ヘラ...
レオ「そんなことをしたら、君はただの脱走兵だぞ・・・!?フローレシア軍からも命を狙われることになる・・・!」
ドブ子「そうだけどっ・・・!」ジワッ
ドブ子「いやだよ・・・氏にたくないよぉ・・・」ポロポロ...
レオ「この意気地なし!僕が一体、君のためにどれだけの危険を冒しているのか、わかっているのか!?」
41: 2016/01/04(月) 08:01:11.894
憲兵A「どうした。何をもめている」ザッ...
レオ「・・・!!」
ドブ子「ヒィッ・・・!?」
憲兵A「補給基地の者か?そっちの民間人は?」
憲兵A「君たちは一体ここで何をしている」
レオ「・・・技術者です。基地設備修繕のために必要な貨物受領のため、同行しています」
憲兵A「ああ?」ジトッ...
憲兵B「・・・」ジロ
ドブ子「・・・」ブルブル
憲兵A「なるほど・・・?」ジトー
憲兵B「お前は寒いのか?」
ドブ子「・・・」ブルブル
レオ「・・・!!」
ドブ子「ヒィッ・・・!?」
憲兵A「補給基地の者か?そっちの民間人は?」
憲兵A「君たちは一体ここで何をしている」
レオ「・・・技術者です。基地設備修繕のために必要な貨物受領のため、同行しています」
憲兵A「ああ?」ジトッ...
憲兵B「・・・」ジロ
ドブ子「・・・」ブルブル
憲兵A「なるほど・・・?」ジトー
憲兵B「お前は寒いのか?」
ドブ子「・・・」ブルブル
42: 2016/01/04(月) 08:05:41.860
憲兵A「・・・二人とも、身分証を出せ」
レオ「・・・」
ドブ子「レ、レオ・・・」ウデツカミ
憲兵B「どうした・・・」キッ...
憲兵A「構うな。どうせその女は身分を証明できまい」
ドブ子「レオっ・・・」ギュゥゥ
レオ「・・・」キッ...
憲兵B「・・・!」ジリ...
憲兵A「ほう・・・まさかとは思うが、お前も出せないのか?」ジリ...
レオ「・・・」
憲兵A「貴様っ・・・!」クワ
憲兵A「ダンブルク国防軍の者ではないな!?」カパッ!スチャッ!
レオ「!!!」バッ!
ドゥンッ!ドドゥンッ!・・・バァーンッ!
憲兵B「」バタッ...
憲兵A「ぐああああっ!?」ノタウチマワリ
レオ「走れ!!」ダッ!
ドブ子「ああああああ・・・!!?」ダッ!
憲兵A「スパイだァーーーッ!!!工兵と女を捕まえろォーーー!!!」
レオ「・・・」
ドブ子「レ、レオ・・・」ウデツカミ
憲兵B「どうした・・・」キッ...
憲兵A「構うな。どうせその女は身分を証明できまい」
ドブ子「レオっ・・・」ギュゥゥ
レオ「・・・」キッ...
憲兵B「・・・!」ジリ...
憲兵A「ほう・・・まさかとは思うが、お前も出せないのか?」ジリ...
レオ「・・・」
憲兵A「貴様っ・・・!」クワ
憲兵A「ダンブルク国防軍の者ではないな!?」カパッ!スチャッ!
レオ「!!!」バッ!
ドゥンッ!ドドゥンッ!・・・バァーンッ!
憲兵B「」バタッ...
憲兵A「ぐああああっ!?」ノタウチマワリ
レオ「走れ!!」ダッ!
ドブ子「ああああああ・・・!!?」ダッ!
憲兵A「スパイだァーーーッ!!!工兵と女を捕まえろォーーー!!!」
45: 2016/01/04(月) 08:08:34.523
~テッソ北方 森林地帯~
レオ「ハァ・・・ハァ・・・ハァッ・・・!」ダッダッダッダッ!
ドブ子「ハァハァハァハァハァッ・・・!!」ダッダッダッ!
ドブ子「きゃあああ!?」ズサァーーッ!
レオ「立て!!はやく!!!」グイッ!
ブロロロロロ...
レオ「くそっ!迫撃隊か・・・!?」スチャ...
ライフル歩兵「撃つな!レオ!!!」ノシ
レオ「フランツ!」
ズズズズズッ...!
フランツ「乗れよ!デー・シックス・デーだな!?」
レオ「そうだ!このままチャーリーに向かう!」
ドブ子「えっ・・・?えっ・・・?」
レオ「はやく乗って!フランツの後ろだ!」
ドブ子「は、はいっ!」
バォンッ!ブロロロロロロ...!
レオ「ハァ・・・ハァ・・・ハァッ・・・!」ダッダッダッダッ!
ドブ子「ハァハァハァハァハァッ・・・!!」ダッダッダッ!
ドブ子「きゃあああ!?」ズサァーーッ!
レオ「立て!!はやく!!!」グイッ!
ブロロロロロ...
レオ「くそっ!迫撃隊か・・・!?」スチャ...
ライフル歩兵「撃つな!レオ!!!」ノシ
レオ「フランツ!」
ズズズズズッ...!
フランツ「乗れよ!デー・シックス・デーだな!?」
レオ「そうだ!このままチャーリーに向かう!」
ドブ子「えっ・・・?えっ・・・?」
レオ「はやく乗って!フランツの後ろだ!」
ドブ子「は、はいっ!」
バォンッ!ブロロロロロロ...!
47: 2016/01/04(月) 08:11:37.145
ブロロロロ...ブロロロロ...
フランツ「来たぞ・・・」
フランツ「迫撃隊だ!!5時の方向ッ!」
ダンブルク迫撃兵「撃てーーー!!撃ち殺せーーー!!」
ドドドドドッ…!ガガガガガァーー…!!
ドブ子「きゃあ!?」ヒシッ
フランツ「レオ!!あのクソ軽機関銃手をなんとかしてくれ!!」
レオ「了解ッ!」バァーーーンッ!!
ドパパパパパパパパパパパパパァーーーーンッ!!!
レオ「クソッ!?」
フランツ「おい!!お前ッ!!!」
フランツ「お前だお前ッ!!後ろのクソ荷物!!!」
ドブ子「えっ!?は、はい・・・!?」ビクッ
フランツ「縮こまってねぇで、お前も援護しやがれ!!!右のフットレストあたりにサブマシンガンがあるだろ!?」
フランツ「撃ちまくれ!!!」
ドブ子「り、了解っ!」アタフタ!ガシャコン!
ドブ子「くっ・・・!」スチャ...
ダダダダダダダッ!!!バスッ!!
ダンブルク迫撃兵「クソッ!?タイヤが――」
ガシャンッ!!
ドブ子「あっ・・・!?」
レオ「ドブ子!お前やるな!?」
フランツ「フォォーッ!!!」
ドガガガガガガガガガ!!!!
レオ「まだいるぞ!!!撃ちまくれ!!」バァーンッ!
ドブ子「は、はいっ!」ダダダダダダダーッ!
フランツ「来たぞ・・・」
フランツ「迫撃隊だ!!5時の方向ッ!」
ダンブルク迫撃兵「撃てーーー!!撃ち殺せーーー!!」
ドドドドドッ…!ガガガガガァーー…!!
ドブ子「きゃあ!?」ヒシッ
フランツ「レオ!!あのクソ軽機関銃手をなんとかしてくれ!!」
レオ「了解ッ!」バァーーーンッ!!
ドパパパパパパパパパパパパパァーーーーンッ!!!
レオ「クソッ!?」
フランツ「おい!!お前ッ!!!」
フランツ「お前だお前ッ!!後ろのクソ荷物!!!」
ドブ子「えっ!?は、はい・・・!?」ビクッ
フランツ「縮こまってねぇで、お前も援護しやがれ!!!右のフットレストあたりにサブマシンガンがあるだろ!?」
フランツ「撃ちまくれ!!!」
ドブ子「り、了解っ!」アタフタ!ガシャコン!
ドブ子「くっ・・・!」スチャ...
ダダダダダダダッ!!!バスッ!!
ダンブルク迫撃兵「クソッ!?タイヤが――」
ガシャンッ!!
ドブ子「あっ・・・!?」
レオ「ドブ子!お前やるな!?」
フランツ「フォォーッ!!!」
ドガガガガガガガガガ!!!!
レオ「まだいるぞ!!!撃ちまくれ!!」バァーンッ!
ドブ子「は、はいっ!」ダダダダダダダーッ!
48: 2016/01/04(月) 08:13:59.280
ガサガサガサ...バォォォォンッ
フランツ「・・・!?」
バォォォオオンッ!ギャルルルルル...
フランツ「ぜ、前方ッ!11時の方向から戦車っ!!!」
レオ・ドブ子「!?」
フランツ「パンツァー6だ!!クソッタレ―――」
ズドォムッ―――――!!!!!
――――――――――!!!
――――――――――
・・・
キィィィィィィン...
ドブ子「・・・?」
ドブ子(フランツ・・・?)
フランツ「クソ…!」バンッ!バンッ!
ガガガガガガッ!
フランツ「カハッ…」バタッ...
ドクンドクンドクン...!
ドブ子(レオ・・・!?レオ!!!)キョロ...キョロ...
レオ「…(両手を挙げる)」
「…ツレテイケ」
「オンナハ、ドウシマス?」
「ソイツモダ」
ドブ子(あっ・・・?殺される・・・)
ドブ子(ああ・・・っ。離して・・・!)gkbr
フランツ「・・・!?」
バォォォオオンッ!ギャルルルルル...
フランツ「ぜ、前方ッ!11時の方向から戦車っ!!!」
レオ・ドブ子「!?」
フランツ「パンツァー6だ!!クソッタレ―――」
ズドォムッ―――――!!!!!
――――――――――!!!
――――――――――
・・・
キィィィィィィン...
ドブ子「・・・?」
ドブ子(フランツ・・・?)
フランツ「クソ…!」バンッ!バンッ!
ガガガガガガッ!
フランツ「カハッ…」バタッ...
ドクンドクンドクン...!
ドブ子(レオ・・・!?レオ!!!)キョロ...キョロ...
レオ「…(両手を挙げる)」
「…ツレテイケ」
「オンナハ、ドウシマス?」
「ソイツモダ」
ドブ子(あっ・・・?殺される・・・)
ドブ子(ああ・・・っ。離して・・・!)gkbr
50: 2016/01/04(月) 08:17:20.229
~5日後 デレクイッヒ捕虜収容所~
ドブ子「・・・」ガチナキガオ
尋問官「さて・・・本当に・・・」
尋問官「そろそろ本当のことを話してくれないか」
ドブ子「ほ、ほ、ほ、本当ですッ!」
ドブ子「私はたたたたただのフローレシア軍人でっ!!」
ドブ子「認識番号6B-585875ぉっ!ミシェ・エーメっ!」
ミシェ「一等兵っ・・・」ポロポロ
尋問官「ミシェ・・・君は本当にひどい子だ・・・」ヤレヤレ
尋問官「そうやって君が嘘をつくたびに・・・」
尋問官「私はコケにされ、弄ばれたような惨めな気持ちになる」
ミシェ「・・・」ガクガクガク
尋問官「フローレシアの諜報局にいる女の子たちは、みんな君のように臆病な・・・」
尋問官「・・・フリをするのが上手な、嘘つきなのか?」キッ...
ミシェ「うそじゃありませんっ!!私は陸軍の所属でっ・・・!」フルフル
尋問官「うぅん・・・じゃあ、ミシェ・・・?なんで君みたいなただのフローレシア陸軍兵士が・・・」
尋問官「テッソ東方の下水道でコソコソと這いずり回り・・・我が軍の兵士を射頃したブリトシュ連邦のスパイと合流して一緒に駆け落ちしようとしていたのか・・・」
ミシェ「え・・・?」
尋問官「私にもわかるように、教えてくれるかい・・・?」
ドブ子「・・・」ガチナキガオ
尋問官「さて・・・本当に・・・」
尋問官「そろそろ本当のことを話してくれないか」
ドブ子「ほ、ほ、ほ、本当ですッ!」
ドブ子「私はたたたたただのフローレシア軍人でっ!!」
ドブ子「認識番号6B-585875ぉっ!ミシェ・エーメっ!」
ミシェ「一等兵っ・・・」ポロポロ
尋問官「ミシェ・・・君は本当にひどい子だ・・・」ヤレヤレ
尋問官「そうやって君が嘘をつくたびに・・・」
尋問官「私はコケにされ、弄ばれたような惨めな気持ちになる」
ミシェ「・・・」ガクガクガク
尋問官「フローレシアの諜報局にいる女の子たちは、みんな君のように臆病な・・・」
尋問官「・・・フリをするのが上手な、嘘つきなのか?」キッ...
ミシェ「うそじゃありませんっ!!私は陸軍の所属でっ・・・!」フルフル
尋問官「うぅん・・・じゃあ、ミシェ・・・?なんで君みたいなただのフローレシア陸軍兵士が・・・」
尋問官「テッソ東方の下水道でコソコソと這いずり回り・・・我が軍の兵士を射頃したブリトシュ連邦のスパイと合流して一緒に駆け落ちしようとしていたのか・・・」
ミシェ「え・・・?」
尋問官「私にもわかるように、教えてくれるかい・・・?」
51: 2016/01/04(月) 08:20:54.576
ミシェ「スパイ・・・?誰が・・・?」
尋問官「とぼけるんじゃない。我が軍の"元工兵"だった君のボーイフレンドだよ」ニッコリ
ミシェ「・・・レ、レオ?」チラ
尋問官「そうとも・・・彼は君と違って氏ぬほど口が堅い」
尋問官「だからこちらも、氏ぬほど強力な自白剤を氏ぬほど振る舞ってやった」
ミシェ「そんな・・・ひどい・・・」
尋問官「でーも、彼・・・それだけじゃ氏にそうなのにも関わらず、口を割らなかった・・・」
尋問官「そこでミシェ。君の名前を出したら・・・」
尋問官「とうとう彼は自分が連邦のスパイであることを白状したよぉ・・・」
ミシェ「レオが・・・?え・・・え・・・?」
尋問官「ミシェ?君だってそりゃあ・・・」
尋問官「君のことを一番に想ってくれるボーイフレンドを・・・」
尋問官「氏なせたくは・・・ないだろう?」
ミシェ「あ・・・」ゴクン
ミシェ「だめ・・・やめて・・・?」フルフル
尋問官「そうともwwそうともww」
尋問官「もう一度、会いたいな?会って、ハグしたいだろう!?」
尋問官「連れてこォい!!」クイッ
尋問官「とぼけるんじゃない。我が軍の"元工兵"だった君のボーイフレンドだよ」ニッコリ
ミシェ「・・・レ、レオ?」チラ
尋問官「そうとも・・・彼は君と違って氏ぬほど口が堅い」
尋問官「だからこちらも、氏ぬほど強力な自白剤を氏ぬほど振る舞ってやった」
ミシェ「そんな・・・ひどい・・・」
尋問官「でーも、彼・・・それだけじゃ氏にそうなのにも関わらず、口を割らなかった・・・」
尋問官「そこでミシェ。君の名前を出したら・・・」
尋問官「とうとう彼は自分が連邦のスパイであることを白状したよぉ・・・」
ミシェ「レオが・・・?え・・・え・・・?」
尋問官「ミシェ?君だってそりゃあ・・・」
尋問官「君のことを一番に想ってくれるボーイフレンドを・・・」
尋問官「氏なせたくは・・・ないだろう?」
ミシェ「あ・・・」ゴクン
ミシェ「だめ・・・やめて・・・?」フルフル
尋問官「そうともwwそうともww」
尋問官「もう一度、会いたいな?会って、ハグしたいだろう!?」
尋問官「連れてこォい!!」クイッ
53: 2016/01/04(月) 08:24:13.464
ガチャ...
警備兵「入れ」
レオ「・・・」
ミシェ「レオ・・・」パァァ
レオ「・・・ああ」
尋問官「さてぇ!今からレオナルド君の命は、ミシェ君のものだァ!」
ミシェ「え」
尋問官「ミシェ君の持ち点は3点!これから私が出す問題にミシェ君の知っている範囲で答えてもらうが」
尋問官「ミシェ君が間違えるたびに、一点ずつ点が減る。ゼロになると・・・」
尋問官「スパイの氏刑が執行される」
ミシェ「そ、そんなっ!!やめてくださいっ!」
尋問官「第一もぉんっ!!」
尋問官「レオナルド・ジャクソン君は、ブリトシュ連邦秘密情報局所属の腕利きスパイである!」
尋問官「イェス・オア・ノー?」
ミシェ「えっ?」
尋問官「ブッブー。遅い。第二問・・・」
ミシェ「ちょっと待ってください!?」
尋問官「ミシェ・エーメ君の所属は、フローレシア陸軍第七歩兵師団偵察大隊である!」
ミシェ「い、イェス!」
尋問官「残念っ!」
尋問官「正解は、フローレシア諜報局前線任務班・・・だ」
ミシェ「だからそれは違います!!!そもそもそんな部隊、聞いたこともないのに!!!」
尋問官「黙れ!!!泣いても笑っても次の問題に正解しなければ」
尋問官「貴様らスパイは二人とも氏刑だ!!!電気椅子でも銃殺でもなんでもいい!」
尋問官「なんならブタ共は生きたまま腸を引きずり出し、粉砕器にぶち込んでミンチになったところを腸詰めにして、犬のエサにしてやろうか!?」
ミシェ「ひっ!ひぃ・・・」ビクッ...
警備兵「入れ」
レオ「・・・」
ミシェ「レオ・・・」パァァ
レオ「・・・ああ」
尋問官「さてぇ!今からレオナルド君の命は、ミシェ君のものだァ!」
ミシェ「え」
尋問官「ミシェ君の持ち点は3点!これから私が出す問題にミシェ君の知っている範囲で答えてもらうが」
尋問官「ミシェ君が間違えるたびに、一点ずつ点が減る。ゼロになると・・・」
尋問官「スパイの氏刑が執行される」
ミシェ「そ、そんなっ!!やめてくださいっ!」
尋問官「第一もぉんっ!!」
尋問官「レオナルド・ジャクソン君は、ブリトシュ連邦秘密情報局所属の腕利きスパイである!」
尋問官「イェス・オア・ノー?」
ミシェ「えっ?」
尋問官「ブッブー。遅い。第二問・・・」
ミシェ「ちょっと待ってください!?」
尋問官「ミシェ・エーメ君の所属は、フローレシア陸軍第七歩兵師団偵察大隊である!」
ミシェ「い、イェス!」
尋問官「残念っ!」
尋問官「正解は、フローレシア諜報局前線任務班・・・だ」
ミシェ「だからそれは違います!!!そもそもそんな部隊、聞いたこともないのに!!!」
尋問官「黙れ!!!泣いても笑っても次の問題に正解しなければ」
尋問官「貴様らスパイは二人とも氏刑だ!!!電気椅子でも銃殺でもなんでもいい!」
尋問官「なんならブタ共は生きたまま腸を引きずり出し、粉砕器にぶち込んでミンチになったところを腸詰めにして、犬のエサにしてやろうか!?」
ミシェ「ひっ!ひぃ・・・」ビクッ...
55: 2016/01/04(月) 08:30:31.757
ミシェ「あぅ・・・あぅぅっ」
ジョワァァァァァ...
ミシェ「やっ、やだぁぁぁ・・・レオぉ・・・見ないでぇ・・・」モゾモゾ
レオ「っ・・・」プイ...
尋問官「・・・哀れな」
尋問官「最後の質問だ・・・」
尋問官「ミシェ・エーメは、不正規の作戦において、我がダンブルクの領土に不法に立ち入り、ダンブルク国民の財産と命を脅かす破壊活動に従事した・・・」
尋問官「その罪を・・・認めるか?」
レオ「ドブ子!答えるな!」
尋問官「黙れェ!!!」ブンッ!
レオ「カハッ・・・!?」ドスッ
ミシェ「いやぁぁぁ!!!やめてぇ!!」
尋問官「答えろ!!!」
ミシェ「認めますっ!」
ミシェ「だからレオを殺さないで!!」
レオ「ドブ子・・・」
レオ「ゲホッ!ゲホッ・・・」
ミシェ「レオ・・・氏なないで・・・」ポロポロ
尋問官「・・・正解だが」
尋問官「残念なことに、レオナルド・ジャクソン被告のスパイ行為による氏刑判決は既に確定事項だ」
ミシェ「え・・・?」
尋問官「そしてたった今、貴様も同罪で氏刑が確定した」
ミシェ「そ、そんな・・・」フルフル
ミシェ「待ってくださいよぉ!!?こんなの裁判じゃないでしょう!?」
尋問官「名目だけでも、裁判が受けられることに感謝したまえ?」ミクダシ
尋問官「ダンブルク万歳・・・!」グッ
尋問官「・・・一緒の牢屋にぶちこんおけ。明朝執行だ」
警備兵「ハッ!」
ミシェ「あ・・・あ・・・」ガクガクガク
ジョワァァァァァ...
ミシェ「やっ、やだぁぁぁ・・・レオぉ・・・見ないでぇ・・・」モゾモゾ
レオ「っ・・・」プイ...
尋問官「・・・哀れな」
尋問官「最後の質問だ・・・」
尋問官「ミシェ・エーメは、不正規の作戦において、我がダンブルクの領土に不法に立ち入り、ダンブルク国民の財産と命を脅かす破壊活動に従事した・・・」
尋問官「その罪を・・・認めるか?」
レオ「ドブ子!答えるな!」
尋問官「黙れェ!!!」ブンッ!
レオ「カハッ・・・!?」ドスッ
ミシェ「いやぁぁぁ!!!やめてぇ!!」
尋問官「答えろ!!!」
ミシェ「認めますっ!」
ミシェ「だからレオを殺さないで!!」
レオ「ドブ子・・・」
レオ「ゲホッ!ゲホッ・・・」
ミシェ「レオ・・・氏なないで・・・」ポロポロ
尋問官「・・・正解だが」
尋問官「残念なことに、レオナルド・ジャクソン被告のスパイ行為による氏刑判決は既に確定事項だ」
ミシェ「え・・・?」
尋問官「そしてたった今、貴様も同罪で氏刑が確定した」
ミシェ「そ、そんな・・・」フルフル
ミシェ「待ってくださいよぉ!!?こんなの裁判じゃないでしょう!?」
尋問官「名目だけでも、裁判が受けられることに感謝したまえ?」ミクダシ
尋問官「ダンブルク万歳・・・!」グッ
尋問官「・・・一緒の牢屋にぶちこんおけ。明朝執行だ」
警備兵「ハッ!」
ミシェ「あ・・・あ・・・」ガクガクガク
57: 2016/01/04(月) 08:35:05.932
~氏刑囚監房~
レオ「・・・」
ミシェ「・・・」ブルブルブル
レオ「・・・ドブ子」
ミシェ「うぅぅうん?うんっ・・・うぅん・・・」ブルブル
レオ「怖いか・・・?やっぱり・・・」
ミシェ「えへ・・・えへへへぇ・・・」
ミシェ「こわ、こわぁく・・・ないよぉぉ・・・?」
ミシェ「レオ・・・いるし・・・。これはちょっと・・・寒いだけ」ガタガタガタ
ミシェ「んふ・・・外はきっと雪がきれいだよ・・・?」ヒキツリエガオ
レオ「・・・ごめん。俺がスパイだから、君まで同罪に・・・」
ミシェ「・・・」ピタ...
ミシェ「・・・違うよ?」
レオ「・・・?」
ミシェ「私が・・・私が意気地なし・・・だったから・・・」
ミシェ「本当ならあのとき・・・ちゃんとレオの言うとおりにして、船に乗っていたら・・・っ」ウルウル
ミシェ「こんなことにはっ・・・ならなかったのにっ・・・!」ブワッ...
レオ「・・・」
ミシェ「・・・」ブルブルブル
レオ「・・・ドブ子」
ミシェ「うぅぅうん?うんっ・・・うぅん・・・」ブルブル
レオ「怖いか・・・?やっぱり・・・」
ミシェ「えへ・・・えへへへぇ・・・」
ミシェ「こわ、こわぁく・・・ないよぉぉ・・・?」
ミシェ「レオ・・・いるし・・・。これはちょっと・・・寒いだけ」ガタガタガタ
ミシェ「んふ・・・外はきっと雪がきれいだよ・・・?」ヒキツリエガオ
レオ「・・・ごめん。俺がスパイだから、君まで同罪に・・・」
ミシェ「・・・」ピタ...
ミシェ「・・・違うよ?」
レオ「・・・?」
ミシェ「私が・・・私が意気地なし・・・だったから・・・」
ミシェ「本当ならあのとき・・・ちゃんとレオの言うとおりにして、船に乗っていたら・・・っ」ウルウル
ミシェ「こんなことにはっ・・・ならなかったのにっ・・・!」ブワッ...
58: 2016/01/04(月) 08:38:40.174
レオ「・・・」カタヨセ
ミシェ「うっ・・・うっ・・・ごめん・・・ごめんね・・・」シクシク
レオ「・・・ごめん。やっぱり僕が悪いんだ」
ミシェ「ううん・・・?違うよ・・・?レオは悪くないよ・・・?」
ミシェ「私の・・・命の恩人で・・・素敵な人だよ・・・?」
レオ「違うんだ・・・僕は・・・」
レオ「僕は・・・君を利用したかっただけなんだ・・・」
ミシェ「・・・えっ?」
レオ「・・・もうすぐ」
レオ「もうすぐブリトシュ連邦は、フローレシアとの同盟関係を破棄して、フローレシアに侵攻する」
ミシェ「・・・」
レオ「僕たちはダンブルク軍の勢力下で、フローレシア軍の動向を探る任務に就いていたんだ・・・」
レオ「そこに君が現れて・・・」
ミシェ「・・・」
ミシェ「うっ・・・うっ・・・ごめん・・・ごめんね・・・」シクシク
レオ「・・・ごめん。やっぱり僕が悪いんだ」
ミシェ「ううん・・・?違うよ・・・?レオは悪くないよ・・・?」
ミシェ「私の・・・命の恩人で・・・素敵な人だよ・・・?」
レオ「違うんだ・・・僕は・・・」
レオ「僕は・・・君を利用したかっただけなんだ・・・」
ミシェ「・・・えっ?」
レオ「・・・もうすぐ」
レオ「もうすぐブリトシュ連邦は、フローレシアとの同盟関係を破棄して、フローレシアに侵攻する」
ミシェ「・・・」
レオ「僕たちはダンブルク軍の勢力下で、フローレシア軍の動向を探る任務に就いていたんだ・・・」
レオ「そこに君が現れて・・・」
ミシェ「・・・」
60: 2016/01/04(月) 08:41:25.937
レオ「恩を売って・・・フローレシアに対するスパイ行為に荷担させようとしていた・・・」
ミシェ「・・・」
レオ「本当にごめん・・・」
ミシェ「・・・そう」
ミシェ「そう・・・なんだ・・・」
ミシェ「・・・」
ミシェ「ふふ・・・」モタレカカリ...
レオ「・・・?」
ミシェ「いいよ・・・」
レオ「えっ・・・」
ミシェ「レオにとって私、最初はただの道具だったのかもしれないけど・・・」
ミシェ「あのときレオが助けてくれなきゃ、私は殺されてたし・・・ここでも私の命と引き替えに、レオが自白したって・・・」
ミシェ「聞いたよ・・・?」
レオ「・・・そうだよ、って言ったら」
レオ「・・・信じてくれるの」
ミシェ「うん。信じるよ?」
レオ「・・・バカだな。ドブ子は」
ミシェ「・・・ミシェだよ?ミシェ・エーメ」
ミシェ「申し遅れました・・・」
レオ「・・・ミシェ。どうして僕が信じられるの」
ミシェ「そうだね・・・なんでだろうね・・・」
ミシェ「私・・・バカ、バカ、って・・・みんなに言われてきたから・・・」
ミシェ「今も私がバカなだけなのかもしれないけど・・・今はあなたのことを信じていたい」
ミシェ「でないと私・・・」ピク
ミシェ「怖くて・・・耐えられないっ・・・」ブルブル...
ミシェ「・・・」
レオ「本当にごめん・・・」
ミシェ「・・・そう」
ミシェ「そう・・・なんだ・・・」
ミシェ「・・・」
ミシェ「ふふ・・・」モタレカカリ...
レオ「・・・?」
ミシェ「いいよ・・・」
レオ「えっ・・・」
ミシェ「レオにとって私、最初はただの道具だったのかもしれないけど・・・」
ミシェ「あのときレオが助けてくれなきゃ、私は殺されてたし・・・ここでも私の命と引き替えに、レオが自白したって・・・」
ミシェ「聞いたよ・・・?」
レオ「・・・そうだよ、って言ったら」
レオ「・・・信じてくれるの」
ミシェ「うん。信じるよ?」
レオ「・・・バカだな。ドブ子は」
ミシェ「・・・ミシェだよ?ミシェ・エーメ」
ミシェ「申し遅れました・・・」
レオ「・・・ミシェ。どうして僕が信じられるの」
ミシェ「そうだね・・・なんでだろうね・・・」
ミシェ「私・・・バカ、バカ、って・・・みんなに言われてきたから・・・」
ミシェ「今も私がバカなだけなのかもしれないけど・・・今はあなたのことを信じていたい」
ミシェ「でないと私・・・」ピク
ミシェ「怖くて・・・耐えられないっ・・・」ブルブル...
63: 2016/01/04(月) 08:43:49.624
ミシェ「ねぇねぇ?二回目はさ・・・本当に助けてくれたんだよね・・・?」
レオ「・・・うん。良心の呵責と思われても仕方がないけれど」
レオ「僕はただ、氏ぬ前にドブ子と・・・」
ミシェ「うん・・・」
レオ「・・・ミシェと、もう一度会って話したかっただけなんだ」
ミシェ「そっか・・・」
ミシェ「えへ・・・嬉しいな・・・私・・・」
レオ「・・・僕の気持ちは本当だけど。ミシェって、利用されやすいタイプだと思う」
ミシェ「利用しても・・・いいよ・・・?レオには沢山借りがあるし・・・」
ミシェ「私と話したかったのも、本音なんでしょ?」
レオ「うん。僕の正直な気持ち」
ミシェ「だったら・・・今の私にできることなら・・・なんだってするよ・・・?」
レオ「ありがとう。でも、何にもないよ・・・」
レオ「僕らは明日・・・殺されるんだ・・・」
ミシェ「・・・怖いねっ?」フルフル
レオ「ああ・・・怖いね」ナデナデ
レオ「・・・うん。良心の呵責と思われても仕方がないけれど」
レオ「僕はただ、氏ぬ前にドブ子と・・・」
ミシェ「うん・・・」
レオ「・・・ミシェと、もう一度会って話したかっただけなんだ」
ミシェ「そっか・・・」
ミシェ「えへ・・・嬉しいな・・・私・・・」
レオ「・・・僕の気持ちは本当だけど。ミシェって、利用されやすいタイプだと思う」
ミシェ「利用しても・・・いいよ・・・?レオには沢山借りがあるし・・・」
ミシェ「私と話したかったのも、本音なんでしょ?」
レオ「うん。僕の正直な気持ち」
ミシェ「だったら・・・今の私にできることなら・・・なんだってするよ・・・?」
レオ「ありがとう。でも、何にもないよ・・・」
レオ「僕らは明日・・・殺されるんだ・・・」
ミシェ「・・・怖いねっ?」フルフル
レオ「ああ・・・怖いね」ナデナデ
65: 2016/01/04(月) 08:48:05.101
ミシェ「レオの手・・・昔のお母さんみたい・・・落ち着く・・・」
レオ「ミシェは、僕の妹みたいだ。臆病で、泣き虫で・・・意気地なしで・・・」
ミシェ「妹がいるんだね」
レオ「ああ・・・歳はミシェより2つ下だった」
ミシェ「・・・亡くなったの?」
レオ「フローレシア軍の誤爆で」
ミシェ「・・・ごめんなさい」
レオ「ミシェのせいじゃないし、いいんだ」
ミシェ「・・・レオは今いくつ?」
レオ「今は17。来月で18歳」
ミシェ「私よりもお兄さんだったんだね・・・」クス
レオ「そうだよ?失礼なやつだな・・・」クス
ミシェ「・・・どうですか?」モタレカカリ
レオ「?」
ミシェ「年下の女は、お好きじゃありませんか?」ミアゲ
レオ「ミシェは、僕の妹みたいだ。臆病で、泣き虫で・・・意気地なしで・・・」
ミシェ「妹がいるんだね」
レオ「ああ・・・歳はミシェより2つ下だった」
ミシェ「・・・亡くなったの?」
レオ「フローレシア軍の誤爆で」
ミシェ「・・・ごめんなさい」
レオ「ミシェのせいじゃないし、いいんだ」
ミシェ「・・・レオは今いくつ?」
レオ「今は17。来月で18歳」
ミシェ「私よりもお兄さんだったんだね・・・」クス
レオ「そうだよ?失礼なやつだな・・・」クス
ミシェ「・・・どうですか?」モタレカカリ
レオ「?」
ミシェ「年下の女は、お好きじゃありませんか?」ミアゲ
67: 2016/01/04(月) 08:50:39.025
レオ「・・・それ、誘惑してる?」
ミシェ「うーん・・・よくわかんないけど、口説いてるつもり」ニコニコ
レオ「ミシェ、恋人は?」
ミシェ「いるわけないよ。いるなら、口説いちゃダメでしょ?」
ミシェ「レオは?」
レオ「いない」
ミシェ「・・・どうかな?」
レオ「いないってば?」
ミシェ「そうじゃなくて」
レオ「?」
ミシェ「わたし」ニコッ
レオ「・・・妹みたいで」
ミシェ「色気がない・・・?」
レオ「そんなところが好きかも」
ミシェ「・・・」
レオ「・・・」
ミシェ「は、恥ずかしいね?」モジモジ
レオ「・・・うん」プイ...
ミシェ「うーん・・・よくわかんないけど、口説いてるつもり」ニコニコ
レオ「ミシェ、恋人は?」
ミシェ「いるわけないよ。いるなら、口説いちゃダメでしょ?」
ミシェ「レオは?」
レオ「いない」
ミシェ「・・・どうかな?」
レオ「いないってば?」
ミシェ「そうじゃなくて」
レオ「?」
ミシェ「わたし」ニコッ
レオ「・・・妹みたいで」
ミシェ「色気がない・・・?」
レオ「そんなところが好きかも」
ミシェ「・・・」
レオ「・・・」
ミシェ「は、恥ずかしいね?」モジモジ
レオ「・・・うん」プイ...
71: 2016/01/04(月) 08:52:20.994
レオ「ミシェって、意外と大胆」
ミシェ「そうかな?」
レオ「もっと、しおらしいタイプの子だと思ってた」
ミシェ「えへへ・・・いつもはこんなこと、絶対できない・・・」
ミシェ「でも・・・」
レオ「・・・」
ミシェ「明日氏んじゃうから・・・好きになっちゃったって・・・」ジワッ...
ミシェ「ちゃんとレオに・・・聞いてほしかった・・・」ポロ...
レオ「ミシェ・・・」
ミシェ「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」
レオ「・・・ミシェ」ギュッ...
ミシェ「あっ・・・」
レオ「本当にごめん・・・君を氏なせたくなかったのに・・・」
レオ「僕の・・・せいでっ・・・」ジワッ
ミシェ「いいよ・・・?レオが一緒だから・・・」
ミシェ「もう・・・怖くないや・・・」クス
レオ「ミシェ・・・」
ミシェ「・・・」
レオ「・・・」
ミシェ「キスするの?」
レオ「・・・キスだけ?」
ミシェ「えっ?」
レオ「えっ?」
ミシェ「そうかな?」
レオ「もっと、しおらしいタイプの子だと思ってた」
ミシェ「えへへ・・・いつもはこんなこと、絶対できない・・・」
ミシェ「でも・・・」
レオ「・・・」
ミシェ「明日氏んじゃうから・・・好きになっちゃったって・・・」ジワッ...
ミシェ「ちゃんとレオに・・・聞いてほしかった・・・」ポロ...
レオ「ミシェ・・・」
ミシェ「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」
レオ「・・・ミシェ」ギュッ...
ミシェ「あっ・・・」
レオ「本当にごめん・・・君を氏なせたくなかったのに・・・」
レオ「僕の・・・せいでっ・・・」ジワッ
ミシェ「いいよ・・・?レオが一緒だから・・・」
ミシェ「もう・・・怖くないや・・・」クス
レオ「ミシェ・・・」
ミシェ「・・・」
レオ「・・・」
ミシェ「キスするの?」
レオ「・・・キスだけ?」
ミシェ「えっ?」
レオ「えっ?」
76: 2016/01/04(月) 08:57:47.596
ミシェ「他に何かあったかな・・・?」
レオ「・・・」
ミシェ「ごめん・・・私・・・男の子と付き合ったことないから・・・」
ミシェ「よくわかんない・・・」
レオ「・・・」
レオ「キスするよ?」
ミシェ「あ、うん・・・いいよ」
レオ「・・・」
ミシェ「・・・」
ミシェ「・・・しちゃったね」テレ...
レオ「うん・・・」
ミシェ「結婚式はまだだから・・・子供はできないんだよね?」
レオ「・・・君、本気?」ヒキツリ
ミシェ「なに?そうだよね?教会で神様にお願いしないと・・・」
ミシェ「ね?」コマッタカオ
レオ「・・・」クスッ
レオ「・・・そうだね」ニコ...
レオ「・・・」
ミシェ「ごめん・・・私・・・男の子と付き合ったことないから・・・」
ミシェ「よくわかんない・・・」
レオ「・・・」
レオ「キスするよ?」
ミシェ「あ、うん・・・いいよ」
レオ「・・・」
ミシェ「・・・」
ミシェ「・・・しちゃったね」テレ...
レオ「うん・・・」
ミシェ「結婚式はまだだから・・・子供はできないんだよね?」
レオ「・・・君、本気?」ヒキツリ
ミシェ「なに?そうだよね?教会で神様にお願いしないと・・・」
ミシェ「ね?」コマッタカオ
レオ「・・・」クスッ
レオ「・・・そうだね」ニコ...
82: 2016/01/04(月) 09:00:13.121
レオ「好きだよ。ミシェ・・・」
レオ「愛してる・・・」ギュッ
ミシェ「ありがと・・・私も愛してるよ・・・」
ミシェ「レオ・・・」スリスリ
レオ「・・・手を繋いで、一緒に眠ろう」
ミシェ「朝が来ちゃうよ・・・?」
レオ「怖い・・・?」
ミシェ「レオと一緒だから、怖くないよ・・・」
レオ「ずっと、どこまでも一緒」
ミシェ「うんっ・・・絶対だよ?」
レオ「夢でもキスしよう・・・」
ミシェ「うん・・・いいよ」
レオ「おやすみ・・・ミシェ」
ミシェ「おやすみ・・・レオ・・・」
レオ「愛してる・・・」ギュッ
ミシェ「ありがと・・・私も愛してるよ・・・」
ミシェ「レオ・・・」スリスリ
レオ「・・・手を繋いで、一緒に眠ろう」
ミシェ「朝が来ちゃうよ・・・?」
レオ「怖い・・・?」
ミシェ「レオと一緒だから、怖くないよ・・・」
レオ「ずっと、どこまでも一緒」
ミシェ「うんっ・・・絶対だよ?」
レオ「夢でもキスしよう・・・」
ミシェ「うん・・・いいよ」
レオ「おやすみ・・・ミシェ」
ミシェ「おやすみ・・・レオ・・・」
85: 2016/01/04(月) 09:02:13.589
2月10日~フローレシア軍がダンブルク西方戦線にて大規模攻勢。ダンブルク第3機甲師団をはじめとする精鋭部隊を打ち負かすことに成功する。
2月14日~血のバレンタインデー。ダンブルク武装近衛隊による西方戦線での捕虜虐殺事件。8000人以上が犠牲となる。
3月20日~ブリトシュ陸軍空挺隊によるダンブルク捕虜収容所の解放作戦が展開される。デレクイッヒ捕虜収容所をはじめとする4カ所の収容所が解放された。
3月31日~エンドオブマーチ作戦。フローレシア・ブリトシュ連合軍による超大規模攻勢。ダンブルク軍は大幅な戦線後退を余儀なくされる。
4月5日~フローレシア共和国は国家総動員令を発動。少年兵の徴用年齢が13歳に引き下げられる。
4月15日~ブリトシュ連邦は18歳以下の少年兵の徴用を禁止。18歳以下の徴用制度のある近隣諸国を非難する。フローレシア共和国との関係が悪化。
4月22日~テーパー海峡事件。ブリトシュ海軍巡洋艦がフローレシア海軍駆逐艦を敵艦と誤認し撃沈。両国の関係が急速に悪化する。
5月1日~ブリトシュ連邦がフローレシア共和国との同盟関係を破棄。宣戦布告する。戦局は泥沼化の一途をたどることに・・・
おしまい
2月14日~血のバレンタインデー。ダンブルク武装近衛隊による西方戦線での捕虜虐殺事件。8000人以上が犠牲となる。
3月20日~ブリトシュ陸軍空挺隊によるダンブルク捕虜収容所の解放作戦が展開される。デレクイッヒ捕虜収容所をはじめとする4カ所の収容所が解放された。
3月31日~エンドオブマーチ作戦。フローレシア・ブリトシュ連合軍による超大規模攻勢。ダンブルク軍は大幅な戦線後退を余儀なくされる。
4月5日~フローレシア共和国は国家総動員令を発動。少年兵の徴用年齢が13歳に引き下げられる。
4月15日~ブリトシュ連邦は18歳以下の少年兵の徴用を禁止。18歳以下の徴用制度のある近隣諸国を非難する。フローレシア共和国との関係が悪化。
4月22日~テーパー海峡事件。ブリトシュ海軍巡洋艦がフローレシア海軍駆逐艦を敵艦と誤認し撃沈。両国の関係が急速に悪化する。
5月1日~ブリトシュ連邦がフローレシア共和国との同盟関係を破棄。宣戦布告する。戦局は泥沼化の一途をたどることに・・・
おしまい
86: 2016/01/04(月) 09:03:41.957
小ネタ 設定資料的なアレ
【世界観・時代背景】
第二次世界大戦中のヨーロッパに似た何か。地名国名人名はもじりやら思いつき。
【名前変化まとめ】
女兵士→ドブ子→ミシェ
兵士D→レオ
ライフル歩兵→フランツ
【デー・シックス・デー】
Detectedのヌメロニム。バレたわワロエナイ的な。こんな用語があるかは知らん。
【ダンブルク迫撃隊】
捕虜とか脱走者とかスパイとかそういうのを徹底的に虐めるのが大好きなダンブルク軍お抱えの特殊部隊。
【パンツァー6】
ぼくのかんがえたさいきょうのせんしゃ。
Q&A
Q兵士ABCは?
A氏にました。
Q憲兵Bは?
A氏にました。
Qフランツは?
A氏にました。
Qレオは?
A氏にました。
Qミシェは?
A氏にました。
Qgkbrは?
A俺氏「いつの間にゴキブリの意になったん」gkbr
【世界観・時代背景】
第二次世界大戦中のヨーロッパに似た何か。地名国名人名はもじりやら思いつき。
【名前変化まとめ】
女兵士→ドブ子→ミシェ
兵士D→レオ
ライフル歩兵→フランツ
【デー・シックス・デー】
Detectedのヌメロニム。バレたわワロエナイ的な。こんな用語があるかは知らん。
【ダンブルク迫撃隊】
捕虜とか脱走者とかスパイとかそういうのを徹底的に虐めるのが大好きなダンブルク軍お抱えの特殊部隊。
【パンツァー6】
ぼくのかんがえたさいきょうのせんしゃ。
Q&A
Q兵士ABCは?
A氏にました。
Q憲兵Bは?
A氏にました。
Qフランツは?
A氏にました。
Qレオは?
A氏にました。
Qミシェは?
A氏にました。
Qgkbrは?
A俺氏「いつの間にゴキブリの意になったん」gkbr
87: 2016/01/04(月) 09:03:43.414
おい……おい……
89: 2016/01/04(月) 09:05:08.419
くう疲みたいになっててワロタ
97: 2016/01/04(月) 09:10:49.170
これはコピペ化不可避
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