1: 2009/11/13(金) 16:54:08.11
憂「お姉ちゃん、支度できたー?」
唯「ま、待って憂!…ああん、携帯2階に忘れてきた!」ドタドタ
憂「お姉ちゃん、お財布も忘れないでねー!」
唯「あーい!」バタバタ
5: 2009/11/13(金) 17:06:19.94
~駅~
憂「はいお姉ちゃん。この切符を改札機に通したら、2番線に来る電車に乗ってね。」
唯「うん。わかった。」
憂「…お姉ちゃん、本当に一人で大丈夫?
ごめんね。一緒についていけたらよかったんだけど、あたし逆の方向に行かなきゃならないから…。」
唯「だいじょぶだよ、電車くらい一人で乗れるってぇ。」
憂「お姉ちゃん…。
あとね、創立記念日でのお休みだから、他の人は今日も学校とか仕事があるの。
この時間は混むと思うから、ほんとに気をつけてね…。」
唯「うん。いってくるねっ!」タッタッ
憂「楽しんできてね。行ってらっしゃい。」
憂「はいお姉ちゃん。この切符を改札機に通したら、2番線に来る電車に乗ってね。」
唯「うん。わかった。」
憂「…お姉ちゃん、本当に一人で大丈夫?
ごめんね。一緒についていけたらよかったんだけど、あたし逆の方向に行かなきゃならないから…。」
唯「だいじょぶだよ、電車くらい一人で乗れるってぇ。」
憂「お姉ちゃん…。
あとね、創立記念日でのお休みだから、他の人は今日も学校とか仕事があるの。
この時間は混むと思うから、ほんとに気をつけてね…。」
唯「うん。いってくるねっ!」タッタッ
憂「楽しんできてね。行ってらっしゃい。」
14: 2009/11/13(金) 17:15:52.54
~ホーム~
タッタッ
唯「あっ、もう電車きてる!」
唯「2番線…だよね。…うん、これに乗ればいいんだね!」
唯「よいしょっと。」
唯「なんだ、そんなに人いないじゃん。座ろっと。」
プシューッ…バタン
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
~次の駅~
ドダダダダ…
唯「わわわわっ、急にいっぱい人が入ってきた!」
唯「憂の言ってた通りだ…。」
タッタッ
唯「あっ、もう電車きてる!」
唯「2番線…だよね。…うん、これに乗ればいいんだね!」
唯「よいしょっと。」
唯「なんだ、そんなに人いないじゃん。座ろっと。」
プシューッ…バタン
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
~次の駅~
ドダダダダ…
唯「わわわわっ、急にいっぱい人が入ってきた!」
唯「憂の言ってた通りだ…。」
19: 2009/11/13(金) 17:26:05.45
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
唯「…ん?」
老婆「………。」
唯「(あ、おばあさんだ…。どうしよ、代わってあげた方がいいよね?)」
唯「…すわりますか?」
老婆「…いいのかい?ありがとう。」
老婆「よいしょっと…。」
老婆「お嬢ちゃんは立派だねぇ。」
唯「えへへ…。」
~さらに次の駅~
ドダダダダダダ…
唯「うわうわ、また人がいっぱい乗り込んできた…。」
唯「ぎゅうぎゅうだよ…。身動きがとれない…。」
唯「…さっき代わっておいてよかった…。これじゃ、席の交換もできないもんね…。」
唯「…ん?」
老婆「………。」
唯「(あ、おばあさんだ…。どうしよ、代わってあげた方がいいよね?)」
唯「…すわりますか?」
老婆「…いいのかい?ありがとう。」
老婆「よいしょっと…。」
老婆「お嬢ちゃんは立派だねぇ。」
唯「えへへ…。」
~さらに次の駅~
ドダダダダダダ…
唯「うわうわ、また人がいっぱい乗り込んできた…。」
唯「ぎゅうぎゅうだよ…。身動きがとれない…。」
唯「…さっき代わっておいてよかった…。これじゃ、席の交換もできないもんね…。」
21: 2009/11/13(金) 17:35:35.59
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
唯「ん…?向こうのあの人…。」
男「…スンスン…」
唯「(鼻、かゆいのかな?)」
男「…スンスン…」クイックイッ
唯「(ふふ、変な顔ー。)」
男「……!」トントン
唯「(あ、右手で鼻を叩き始めた。)」ジーッ
男「……!」グリグリ
唯「(…そんなに鼻の中痒いのかな?)」ジーッ
男「……。」
唯「……。」ジーッ
男「……。」ホジホジ
唯「(きたない…遂に直接鼻ほじっちゃった…。)」
唯「ん…?向こうのあの人…。」
男「…スンスン…」
唯「(鼻、かゆいのかな?)」
男「…スンスン…」クイックイッ
唯「(ふふ、変な顔ー。)」
男「……!」トントン
唯「(あ、右手で鼻を叩き始めた。)」ジーッ
男「……!」グリグリ
唯「(…そんなに鼻の中痒いのかな?)」ジーッ
男「……。」
唯「……。」ジーッ
男「……。」ホジホジ
唯「(きたない…遂に直接鼻ほじっちゃった…。)」
24: 2009/11/13(金) 17:42:13.39
~少し前~
澪「んー…いい朝だ。」
澪「せっかくの休みだし、この前の海にでも行くか。新曲の歌詞考えたいし。」
澪「…今度こそ浮かぶといいな。この前は結局、何も思い浮かばなかったから…。」
~駅~
澪「うわ、並んでる人多いな…。」
澪「(そっか、今日は平日だもんな。)」
澪「嫌だなぁ…。」
27: 2009/11/13(金) 17:46:02.56
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
澪「(平日はこの電車、こんなに混むのか…。)」
澪「(まさか、次の駅でまた人がいっぱい来るんじゃないだろうな…。)」
~次の駅~
ドダダダダダダ…
澪「来た…!」
澪「うっ…ぎゅうぎゅうだ…。」
澪「(苦しい…帰りたい…。)」
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
澪「(平日はこの電車、こんなに混むのか…。)」
澪「(まさか、次の駅でまた人がいっぱい来るんじゃないだろうな…。)」
~次の駅~
ドダダダダダダ…
澪「来た…!」
澪「うっ…ぎゅうぎゅうだ…。」
澪「(苦しい…帰りたい…。)」
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
28: 2009/11/13(金) 17:56:22.18
男「…スンスン…」
澪「………ん…?」
男「…スンスン…」
澪「(…なんだ?後ろの男、鼻息荒いなぁ…。)」
澪「(…気持ち悪いぞ…。)」
ガタンッ!
澪「っ!!」
澪「(誰の手だよ!お尻に当たってる!どけろ!)」
澪「(…今の振動で、バランス崩したのか…?)」
澪「(いやそれとも、痴漢…。)」
澪「(いやいやいやいや、まさかな…。)」
30: 2009/11/13(金) 18:03:53.87
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
澪「(くそ、身動き取れない…。)」
澪「(ああ最悪だ…!こんな目にあうなら家にいれば…)」
澪「!!!!」
澪「(パ、パンツの中に指突っ込んで…これやっぱり、ち、ち、痴漢だ…!!)」
澪「(どっ、どっ…どうしよう…!)」
澪「(律、ムギ、梓、それに唯…)」
澪「(みんな、助けて…!)」
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
澪「(くそ、身動き取れない…。)」
澪「(ああ最悪だ…!こんな目にあうなら家にいれば…)」
澪「!!!!」
澪「(パ、パンツの中に指突っ込んで…これやっぱり、ち、ち、痴漢だ…!!)」
澪「(どっ、どっ…どうしよう…!)」
澪「(律、ムギ、梓、それに唯…)」
澪「(みんな、助けて…!)」
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
31: 2009/11/13(金) 18:18:11.17
唯「………。」ジーッ
男「ふーっ…。」スッキリ
唯「(あ、鼻ほじった手をそのまま下ろしちゃった…。ティッシュで拭いたりしないのかな…。)」
男「………。」
唯「………。」ジーッ
男「…スンスン…。」
唯「(また!?)」
ガシッ
澪「こっ!この人っ!痴漢ですっ!」
男「………えっ?」
唯「(ん?今の声って…澪ちゃん?)」
唯「(あの掴まれてるの…はなくその人だよね…。)」
唯「んん…よく見えない…。」ズズイッ
男「ふーっ…。」スッキリ
唯「(あ、鼻ほじった手をそのまま下ろしちゃった…。ティッシュで拭いたりしないのかな…。)」
男「………。」
唯「………。」ジーッ
男「…スンスン…。」
唯「(また!?)」
ガシッ
澪「こっ!この人っ!痴漢ですっ!」
男「………えっ?」
唯「(ん?今の声って…澪ちゃん?)」
唯「(あの掴まれてるの…はなくその人だよね…。)」
唯「んん…よく見えない…。」ズズイッ
32: 2009/11/13(金) 18:29:38.14
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
男「…ま、待って!俺はやってない!人違いだ!」
乗客「往生際が悪いな。このゲス野郎。」
乗客「お前、次の駅で降りるぞ。警察に突き出してやる。」
乗客「うわ、痴漢とか初めて見た。キモーイ。」
男「やってないんだって!話を聞いてくれ!」
澪「うう…ぐすっ…。」ヘタヘタ
乗客「お嬢ちゃん、もう大丈夫だからな。」
乗客「よく勇気を出したね。」
澪「はい………ぐすっ…。」
キキーッ…プシューッ…
~次の駅~
男「…ま、待って!俺はやってない!人違いだ!」
乗客「往生際が悪いな。このゲス野郎。」
乗客「お前、次の駅で降りるぞ。警察に突き出してやる。」
乗客「うわ、痴漢とか初めて見た。キモーイ。」
男「やってないんだって!話を聞いてくれ!」
澪「うう…ぐすっ…。」ヘタヘタ
乗客「お嬢ちゃん、もう大丈夫だからな。」
乗客「よく勇気を出したね。」
澪「はい………ぐすっ…。」
キキーッ…プシューッ…
~次の駅~
34: 2009/11/13(金) 18:38:30.32
乗客「オラ降りろ!」ドンッ
男「っ!」バタッ
乗客「君も、ついてきてくれる?」
澪「分かりました…。」
男「………。」
男「…っ!」ダッ
乗客「…逃げたぞっ!追えっ!」
男「うわああああああああ!!ああああああああ!!」ダダダダダ
唯「澪ちゃん!」タッタッ
澪「ゆ、唯…!」
澪「唯!!」だきっ
澪「うっ…ぐすっ…今ね、凄く怖い目にあったんだ…!」
澪「唯が来てくれてよかった…!」ポロポロ
唯「澪ちゃん…。」
男「っ!」バタッ
乗客「君も、ついてきてくれる?」
澪「分かりました…。」
男「………。」
男「…っ!」ダッ
乗客「…逃げたぞっ!追えっ!」
男「うわああああああああ!!ああああああああ!!」ダダダダダ
唯「澪ちゃん!」タッタッ
澪「ゆ、唯…!」
澪「唯!!」だきっ
澪「うっ…ぐすっ…今ね、凄く怖い目にあったんだ…!」
澪「唯が来てくれてよかった…!」ポロポロ
唯「澪ちゃん…。」
35: 2009/11/13(金) 18:46:16.38
唯「澪ちゃん、落ち着いて聞いて…ね…?」
唯「あのね、澪ちゃんが掴んだのは…右と左、どっちの手だった?」
澪「…え………?」
澪「み、右手だよ…。そっちの手で、お尻を触られたんだ…。」
唯「やっぱり…。」
澪「…っていうか、唯。お前、見てたのか…?」
澪「知ってて、助けに来てくれなかったのか!?」
唯「みっ、澪ちゃん!落ち着いて!」
澪「それで、今のは何だよ!あいつはやってないなんて言い出すつもりか!?」
唯「………。」
澪「………。」
唯「………。」
唯「………うん。」
唯「あのね、澪ちゃんが掴んだのは…右と左、どっちの手だった?」
澪「…え………?」
澪「み、右手だよ…。そっちの手で、お尻を触られたんだ…。」
唯「やっぱり…。」
澪「…っていうか、唯。お前、見てたのか…?」
澪「知ってて、助けに来てくれなかったのか!?」
唯「みっ、澪ちゃん!落ち着いて!」
澪「それで、今のは何だよ!あいつはやってないなんて言い出すつもりか!?」
唯「………。」
澪「………。」
唯「………。」
唯「………うん。」
38: 2009/11/13(金) 18:53:29.56
澪「…そっか。」
澪「唯は味方だと思ってたのに…。」
唯「み、澪ちゃん…!」
乗客「掴まえたぞー!」
乗客「オラ、来い!」
男「うう…。」
唯「(どうしよう…。澪ちゃんに嫌われちゃった…。)」
唯「(これ以上言ったら…ほんとに口もきいてもらえないかも…。)」
唯「(でも…。)」
男「やってないんだあああ!離せえええ!」
唯「(でも、言わなきゃ!)」
澪「唯は味方だと思ってたのに…。」
唯「み、澪ちゃん…!」
乗客「掴まえたぞー!」
乗客「オラ、来い!」
男「うう…。」
唯「(どうしよう…。澪ちゃんに嫌われちゃった…。)」
唯「(これ以上言ったら…ほんとに口もきいてもらえないかも…。)」
唯「(でも…。)」
男「やってないんだあああ!離せえええ!」
唯「(でも、言わなきゃ!)」
39: 2009/11/13(金) 19:03:24.47
~駅員室~
乗客「こいつです!」
駅員「まーた痴漢か…。」
男「ち、違っ!俺はやってねえええええ!」
駅員「はいはい、話は警察でしてね。」
唯「ま、待って下さい!」タッタッ
駅員「ん?」
唯「わたし、見てました!この人、ずっと鼻をいじってました!
この人じゃありません!」
男「ほ、ほらっ!俺じゃないんですよっ!」
駅員「そうかい。そういうのは、警察が調べてくれるよ。」
澪「唯、お前…!」タッタッ
唯「澪ちゃん…。」
乗客「あ、それで、この子が被害者です。」
駅員「そう。」
乗客「こいつです!」
駅員「まーた痴漢か…。」
男「ち、違っ!俺はやってねえええええ!」
駅員「はいはい、話は警察でしてね。」
唯「ま、待って下さい!」タッタッ
駅員「ん?」
唯「わたし、見てました!この人、ずっと鼻をいじってました!
この人じゃありません!」
男「ほ、ほらっ!俺じゃないんですよっ!」
駅員「そうかい。そういうのは、警察が調べてくれるよ。」
澪「唯、お前…!」タッタッ
唯「澪ちゃん…。」
乗客「あ、それで、この子が被害者です。」
駅員「そう。」
42: 2009/11/13(金) 19:12:50.11
唯「話を聞いて下さい!」
駅員「…はいはい、こっちの処理は終わったから、みんなこの部屋から出て行ってね。
そういう話は、もうじき警察が来るから、その人に話して。」
男「そんな!証言してくれてる人がいるのに、どうして警察なんか呼ぶんですか!」
駅員「だから、君がやったかやってないかを調べるのは警察の仕事なんだよ。
…これ以上、業務を妨害しないでくれないか。こっちも忙しいんだ。」
駅員「ほらほら、閉めるから出て出て。」
バタン
乗客「………。」
唯「………。」
澪「………。」
男「………。」
駅員「…はいはい、こっちの処理は終わったから、みんなこの部屋から出て行ってね。
そういう話は、もうじき警察が来るから、その人に話して。」
男「そんな!証言してくれてる人がいるのに、どうして警察なんか呼ぶんですか!」
駅員「だから、君がやったかやってないかを調べるのは警察の仕事なんだよ。
…これ以上、業務を妨害しないでくれないか。こっちも忙しいんだ。」
駅員「ほらほら、閉めるから出て出て。」
バタン
乗客「………。」
唯「………。」
澪「………。」
男「………。」
44: 2009/11/13(金) 19:24:57.05
乗客「…あのさ。さっきから思ってたんだけど。」
唯「はい?」
乗客「君はさ、こいつが鼻をいじってたから痴漢じゃないって言ったね。」
唯「はい。」
澪「…ほんとに見たのか?勘違いじゃないのか?」
唯「ほんとに見たんだよ、澪ちゃん…。」
乗客「いや、それはあり得ないんだよ。」
男「いやいやいや、何でそこまで俺を犯人にしたいんだよ!」
乗客「…君達さ、どういう関係なの?」
唯「え…?」
澪「同じ部活の、友達…ですけど…。」
唯「はい?」
乗客「君はさ、こいつが鼻をいじってたから痴漢じゃないって言ったね。」
唯「はい。」
澪「…ほんとに見たのか?勘違いじゃないのか?」
唯「ほんとに見たんだよ、澪ちゃん…。」
乗客「いや、それはあり得ないんだよ。」
男「いやいやいや、何でそこまで俺を犯人にしたいんだよ!」
乗客「…君達さ、どういう関係なの?」
唯「え…?」
澪「同じ部活の、友達…ですけど…。」
45: 2009/11/13(金) 19:33:26.24
乗客「ふーん…。君、澪ちゃん?っていうの?
友達は選んだ方がいいよ。」
澪「え?どういうことですか…?」
乗客「この子さ、嘘を言ってるよ。」
乗客「君を陥れようとしているのか、それとも単に面白がってるのか…どちらにしても、あまりいい趣味とは思えないなぁ。」
唯「そんな!嘘なんか言ってません!」
乗客「俺、見たんだよ。君さ、澪ちゃんとは反対側の座席に座ってただろう?
座席に座ってたら、満員電車の逆側の様子なんか見えないよなぁ。」
澪「!」
唯「!」
友達は選んだ方がいいよ。」
澪「え?どういうことですか…?」
乗客「この子さ、嘘を言ってるよ。」
乗客「君を陥れようとしているのか、それとも単に面白がってるのか…どちらにしても、あまりいい趣味とは思えないなぁ。」
唯「そんな!嘘なんか言ってません!」
乗客「俺、見たんだよ。君さ、澪ちゃんとは反対側の座席に座ってただろう?
座席に座ってたら、満員電車の逆側の様子なんか見えないよなぁ。」
澪「!」
唯「!」
46: 2009/11/13(金) 19:39:43.42
男「…そう、なのか?」
唯「それは最初だけで、途中でおばあさんに席を譲って…!」
乗客「へぇ、身動きも取れないような満員電車で?」
唯「その時にはまだ満員じゃなかったんです!」
澪「いい加減にしろ!唯!」
唯「澪ちゃん…。」
澪「もういいよ、唯…。唯がそんな奴だったなんて…。」
唯「違うの!聞いて、澪ちゃん!」
唯「それは最初だけで、途中でおばあさんに席を譲って…!」
乗客「へぇ、身動きも取れないような満員電車で?」
唯「その時にはまだ満員じゃなかったんです!」
澪「いい加減にしろ!唯!」
唯「澪ちゃん…。」
澪「もういいよ、唯…。唯がそんな奴だったなんて…。」
唯「違うの!聞いて、澪ちゃん!」
50: 2009/11/13(金) 19:47:56.50
澪「…じゃあ唯に聞くけど、やってないならどうしてこいつは逃げた!?お前も見ただろ、こいつが逃げていくのを!
やってないなら堂々としていられるはずじゃないか!」
男「無実を証言してくれてる人がいるって分かってたら、逃げなかったよ!
なんだよ被害者ヅラして!君の勘違いのせいで、俺は、俺は…!」
ドカッ
男「いたっ…!何するんだよ!」
乗客「いい加減にしろよ?自分のしたこと分かってんのか?
何が被害者ヅラだ?あ?これ以上この子を傷つけんなよ!」
乗客「(俺かっこいー!)」
唯「………。」
やってないなら堂々としていられるはずじゃないか!」
男「無実を証言してくれてる人がいるって分かってたら、逃げなかったよ!
なんだよ被害者ヅラして!君の勘違いのせいで、俺は、俺は…!」
ドカッ
男「いたっ…!何するんだよ!」
乗客「いい加減にしろよ?自分のしたこと分かってんのか?
何が被害者ヅラだ?あ?これ以上この子を傷つけんなよ!」
乗客「(俺かっこいー!)」
唯「………。」
53: 2009/11/13(金) 19:56:11.94
~数分後~
警察「こいつかい?」
乗客「はい。」
警察「ほら、来い!」
男「………。」
唯「あの、おまわりさん聞いて下さい!その人は…」
乗客「…もうやめなよ。警察にまで嘘ついたら、それは立派な犯罪だよ。」
唯「…っ!嘘じゃ…!」
警察「何か話があるのかな?じゃあ、また今度署に来てね。
…ほら、歩けっ!」
男「っ!」
唯「………。」
澪「………。」
乗客「………。」
警察「こいつかい?」
乗客「はい。」
警察「ほら、来い!」
男「………。」
唯「あの、おまわりさん聞いて下さい!その人は…」
乗客「…もうやめなよ。警察にまで嘘ついたら、それは立派な犯罪だよ。」
唯「…っ!嘘じゃ…!」
警察「何か話があるのかな?じゃあ、また今度署に来てね。
…ほら、歩けっ!」
男「っ!」
唯「………。」
澪「………。」
乗客「………。」
56: 2009/11/13(金) 20:02:14.02
乗客「それじゃ、俺は帰るけど…。」
乗客「澪ちゃん、大丈夫?一人で帰れる?やっぱり俺が送っていこうか?」
澪「結構です…。」
乗客「そう…。あ、またなんかあった時のために、連絡先を…。」
澪「大丈夫です…。あまり、今日のことを思い出したくないので…。」
乗客「そ、そうかい。」
乗客「(なんだよ、助けて損したな…。)」
乗客「…じゃあね。」ムッスー
唯「………。」
澪「………。」
乗客「澪ちゃん、大丈夫?一人で帰れる?やっぱり俺が送っていこうか?」
澪「結構です…。」
乗客「そう…。あ、またなんかあった時のために、連絡先を…。」
澪「大丈夫です…。あまり、今日のことを思い出したくないので…。」
乗客「そ、そうかい。」
乗客「(なんだよ、助けて損したな…。)」
乗客「…じゃあね。」ムッスー
唯「………。」
澪「………。」
57: 2009/11/13(金) 20:09:03.20
唯「…あの、澪ちゃん。」
澪「………。」スタスタ
唯「澪ちゃん…。」
唯「………。」
唯「………。」
唯「う…ぐすっ…。」ポロポロ
澪「………。」スタスタ
唯「澪ちゃん…。」
唯「………。」
唯「………。」
唯「う…ぐすっ…。」ポロポロ
58: 2009/11/13(金) 20:10:13.05
~夕方、平沢宅~
憂「ただいまー。お姉ちゃん、先に帰ってきてたんだー?」
唯「………。」
憂「部屋にいるのー?開けるよー?」トントン
唯「………。」
唯「…来ないで…。」
憂「お姉ちゃん?」
唯「………。」
唯「…今日はもう、寝るから…。ご飯もいらない…。」
憂「そう…。」
憂「(お姉ちゃん…?)」
憂「ただいまー。お姉ちゃん、先に帰ってきてたんだー?」
唯「………。」
憂「部屋にいるのー?開けるよー?」トントン
唯「………。」
唯「…来ないで…。」
憂「お姉ちゃん?」
唯「………。」
唯「…今日はもう、寝るから…。ご飯もいらない…。」
憂「そう…。」
憂「(お姉ちゃん…?)」
61: 2009/11/13(金) 20:18:27.93
~翌日~
唯「………。」ポツーン
唯「教室…入りたくないなぁ…。」
唯「学校、休めばよかった…。」
律「よ、唯!おはよ!」
唯「り、り、りっちゃん!」
律「どうしたんだ?こんなとこに突っ立ってて。」
唯「い、いやっ、なな何でもないんだよっ?うん。あはは…。」
唯「(澪ちゃんから…聞いてないのかな…?)」
ムギ「あら、二人ともおはよう。」
律「おームギ、おはよ。」
唯「おっ、おはよ、ムギちゃん。」
唯「(あれ?ムギちゃんも普通だ…。)」
唯「………。」ポツーン
唯「教室…入りたくないなぁ…。」
唯「学校、休めばよかった…。」
律「よ、唯!おはよ!」
唯「り、り、りっちゃん!」
律「どうしたんだ?こんなとこに突っ立ってて。」
唯「い、いやっ、なな何でもないんだよっ?うん。あはは…。」
唯「(澪ちゃんから…聞いてないのかな…?)」
ムギ「あら、二人ともおはよう。」
律「おームギ、おはよ。」
唯「おっ、おはよ、ムギちゃん。」
唯「(あれ?ムギちゃんも普通だ…。)」
63: 2009/11/13(金) 20:29:03.15
~放課後~
唯「(あれ?なんだか普通に一日が終わったけど…。)」
唯「(ああそっか、澪ちゃん学校休んだのかな…。)」
律「唯ー、そろそろ部室行こうぜー?」
唯「うん…。」
~部室~
ガチャ
律「おー、いつも早いな。澪も梓も。」
澪「よっ。3人とも。」
唯「みっ、みみ澪ちゃん!?」
梓「遅いですよぉ、先輩たち。」
紬「ふふっ、ごめんね。その代わり、今日はとってもおいしいケーキを持ってきたから。」
唯「………。」
律「唯?」
唯「(あれ?なんだか普通に一日が終わったけど…。)」
唯「(ああそっか、澪ちゃん学校休んだのかな…。)」
律「唯ー、そろそろ部室行こうぜー?」
唯「うん…。」
~部室~
ガチャ
律「おー、いつも早いな。澪も梓も。」
澪「よっ。3人とも。」
唯「みっ、みみ澪ちゃん!?」
梓「遅いですよぉ、先輩たち。」
紬「ふふっ、ごめんね。その代わり、今日はとってもおいしいケーキを持ってきたから。」
唯「………。」
律「唯?」
64: 2009/11/13(金) 20:37:24.62
唯「え?なな何、りっちゃん?」
律「美味いケーキだってよ?いつもみたいに喜ばないのか?」
唯「え?け、ケーキ?うん!美味しかったよ!あはは…。」
紬「唯ちゃん…?」
唯「あ、ああああのっ…!」アタフタ
澪「…唯、ちょっとトイレ行かないか?」
唯「えっ?う、う、うんっ!」ビクウッ
律「なんだ?唯、トイレならさっきあたしらと一緒に…。」
唯「おっ、おっ、お茶飲み過ぎちゃって!」ビクビク
紬「そう…。」
バタン
律「今日の唯はいつにも増しておかしい…。なんなんだ?」
梓「さぁ…。」
律「美味いケーキだってよ?いつもみたいに喜ばないのか?」
唯「え?け、ケーキ?うん!美味しかったよ!あはは…。」
紬「唯ちゃん…?」
唯「あ、ああああのっ…!」アタフタ
澪「…唯、ちょっとトイレ行かないか?」
唯「えっ?う、う、うんっ!」ビクウッ
律「なんだ?唯、トイレならさっきあたしらと一緒に…。」
唯「おっ、おっ、お茶飲み過ぎちゃって!」ビクビク
紬「そう…。」
バタン
律「今日の唯はいつにも増しておかしい…。なんなんだ?」
梓「さぁ…。」
67: 2009/11/13(金) 20:45:25.28
~トイレ~
澪「…唯。」
唯「はっ、はいっ!」
澪「…ふふっ。」ニコッ
澪「やっぱり唯は、あたしの大事な友達だよ。」
唯「…え?」
澪「…みんなには悪いけど、今日は唯を試してたんだ。」
澪「もし律やムギにまでおかしなことを吹き込むようなら、絶対に許さないつもりだったんだけど…。」
澪「あの様子じゃ、何も言わなかったんだろ?」
唯「う、うん…。」
澪「昨日ね、あの後家に帰ってよく考えたんだ。」
澪「…唯。」
唯「はっ、はいっ!」
澪「…ふふっ。」ニコッ
澪「やっぱり唯は、あたしの大事な友達だよ。」
唯「…え?」
澪「…みんなには悪いけど、今日は唯を試してたんだ。」
澪「もし律やムギにまでおかしなことを吹き込むようなら、絶対に許さないつもりだったんだけど…。」
澪「あの様子じゃ、何も言わなかったんだろ?」
唯「う、うん…。」
澪「昨日ね、あの後家に帰ってよく考えたんだ。」
69: 2009/11/13(金) 20:50:58.05
唯「考えた?」
澪「うん…。やっぱりあたしには、あの人の言うように、唯が嘘をついてるなんてどうしても思えなくてさ。」
唯「澪ちゃん…!分かってくれたんだ…!」
澪「ああ。だから、あれはきっと、唯の見間違いだったんだよ。」
唯「…え?」
澪「唯もそう気付いたから、律達に言わないでおいてくれたんだろ?」
澪「あたしもね、自分が痴漢されたなんて周りの人に知られたくないしさ。」
澪「だから、このことは二人だけの秘密にしよう。」
唯「み、澪ちゃん…。」
澪「うん…。やっぱりあたしには、あの人の言うように、唯が嘘をついてるなんてどうしても思えなくてさ。」
唯「澪ちゃん…!分かってくれたんだ…!」
澪「ああ。だから、あれはきっと、唯の見間違いだったんだよ。」
唯「…え?」
澪「唯もそう気付いたから、律達に言わないでおいてくれたんだろ?」
澪「あたしもね、自分が痴漢されたなんて周りの人に知られたくないしさ。」
澪「だから、このことは二人だけの秘密にしよう。」
唯「み、澪ちゃん…。」
74: 2009/11/13(金) 20:56:54.77
澪「…唯。今朝さ、学校に来る前に連絡があったんだ。」
澪「あいつ、自供したって。」
唯「!!!!」
澪「…昨日の態度は謝るよ。でもさ、唯が味方してくれなくて、あたし本当に悲しかったんだからな?」
澪「だから、おあいこってことで…。」
澪「仲直り。」スッ
唯「………。」
澪「唯?」
唯「………うん。」
ギュッ
澪「………。」
唯「………。」
澪「よし、それじゃあ、ケーキ食べに戻ろう!」
唯「う、うん…。」
澪「あいつ、自供したって。」
唯「!!!!」
澪「…昨日の態度は謝るよ。でもさ、唯が味方してくれなくて、あたし本当に悲しかったんだからな?」
澪「だから、おあいこってことで…。」
澪「仲直り。」スッ
唯「………。」
澪「唯?」
唯「………うん。」
ギュッ
澪「………。」
唯「………。」
澪「よし、それじゃあ、ケーキ食べに戻ろう!」
唯「う、うん…。」
76: 2009/11/13(金) 21:04:06.07
律「う!戻ってきちゃったか…!」
澪「なんだよ、戻ってきちゃダメなのか?」
律「もう少し遅かったら、ケーキ半分いただこうかと…。」
澪「まったく…!」
紬「はい、唯ちゃん澪ちゃん。お茶。」
唯「うん…。ありがとムギちゃん…。」
梓「先輩、ほんとに美味しかったですよ、今日のケーキ!どうぞ食べてみて下さい!」
唯「うん…。」パク
澪「…。」パク
澪「なんだよ、戻ってきちゃダメなのか?」
律「もう少し遅かったら、ケーキ半分いただこうかと…。」
澪「まったく…!」
紬「はい、唯ちゃん澪ちゃん。お茶。」
唯「うん…。ありがとムギちゃん…。」
梓「先輩、ほんとに美味しかったですよ、今日のケーキ!どうぞ食べてみて下さい!」
唯「うん…。」パク
澪「…。」パク
77: 2009/11/13(金) 21:07:23.14
澪「ほんとだ、美味いな!」
唯「………。」
律「唯?」
紬「どうしたの、唯ちゃん?お口に合わなかった…?」
唯「………。」
澪「(唯………。)」
唯「…ううん………。」
唯「………。」
唯「…すごく、美味しいよ。」ニコッ
澪「(唯…!)」パァァ
唯「………。」
律「唯?」
紬「どうしたの、唯ちゃん?お口に合わなかった…?」
唯「………。」
澪「(唯………。)」
唯「…ううん………。」
唯「………。」
唯「…すごく、美味しいよ。」ニコッ
澪「(唯…!)」パァァ
79: 2009/11/13(金) 21:14:36.16
憂「あ、お姉ちゃん、おかえりー。」
唯「ただいまー…。」
憂「…お姉ちゃん?」
唯「今日も…もう寝る…。」タッタッ
バタン
唯「………。」
唯「どうしよう…。」
唯「あの人、認めたってことは、本当はやったのかな…?」
唯「でも、鼻をいじってたのは、見間違いなんかじゃ絶対になかったし…。」
唯「やっぱり、警察に行ってちゃんと言わないと…。」
唯「でも澪ちゃん…せっかく仲直りしてくれたのに、そんなことしたらまた怒らせちゃう…。」
唯「もう、澪ちゃんに嫌われたくないよぉ…。」
唯「ただいまー…。」
憂「…お姉ちゃん?」
唯「今日も…もう寝る…。」タッタッ
バタン
唯「………。」
唯「どうしよう…。」
唯「あの人、認めたってことは、本当はやったのかな…?」
唯「でも、鼻をいじってたのは、見間違いなんかじゃ絶対になかったし…。」
唯「やっぱり、警察に行ってちゃんと言わないと…。」
唯「でも澪ちゃん…せっかく仲直りしてくれたのに、そんなことしたらまた怒らせちゃう…。」
唯「もう、澪ちゃんに嫌われたくないよぉ…。」
80: 2009/11/13(金) 21:21:11.91
憂「お姉ちゃん?」トントン
唯「…なに?」
憂「入っても…いい?」
唯「…こないで…。」
憂「お姉ちゃん…。」
唯「…ごめん………。」
憂「うん…。あのね、お姉ちゃん?」
憂「あたしは、どんなことがあっても、お姉ちゃんの味方だからね?」
憂「だから、辛いことがあったら…何でも話してね。」
唯「憂…ありがと…。」
唯「…なに?」
憂「入っても…いい?」
唯「…こないで…。」
憂「お姉ちゃん…。」
唯「…ごめん………。」
憂「うん…。あのね、お姉ちゃん?」
憂「あたしは、どんなことがあっても、お姉ちゃんの味方だからね?」
憂「だから、辛いことがあったら…何でも話してね。」
唯「憂…ありがと…。」
81: 2009/11/13(金) 21:31:11.37
~秋山宅~
澪「もし…もしもだ。」
澪「唯の言ってることが正しくて、犯人があいつじゃないとしたら…?」
澪「………。」
澪「いやいや、大体あいつは罪を認めたじゃないか…!」
澪「でも…今思うと…間違いなくあいつだっていう証拠は…。」
澪「違う!絶対あいつなんだ!」
澪「だって!そうじゃなきゃあたしは!」
澪「あたし…は…。」
男『君の勘違いのせいで、俺は…俺は…!』
澪「っ!!」
澪「違う!あいつだったんだ!絶対あいつなんだ!あいつだ!あいつだ!あいつだ!…」
澪「もし…もしもだ。」
澪「唯の言ってることが正しくて、犯人があいつじゃないとしたら…?」
澪「………。」
澪「いやいや、大体あいつは罪を認めたじゃないか…!」
澪「でも…今思うと…間違いなくあいつだっていう証拠は…。」
澪「違う!絶対あいつなんだ!」
澪「だって!そうじゃなきゃあたしは!」
澪「あたし…は…。」
男『君の勘違いのせいで、俺は…俺は…!』
澪「っ!!」
澪「違う!あいつだったんだ!絶対あいつなんだ!あいつだ!あいつだ!あいつだ!…」
82: 2009/11/13(金) 21:36:27.80
~翌日~
憂「お姉ちゃーん?」トントン
唯「………今日は、学校行きたくない…。」
憂「そう…。」
憂「じゃあ、行くね?」
唯「行ってらっしゃい…。」
唯「………。」
唯「澪ちゃん、仲直りしてくれたのに…。」
唯「澪ちゃんに会うのが、怖い…。」
憂「お姉ちゃーん?」トントン
唯「………今日は、学校行きたくない…。」
憂「そう…。」
憂「じゃあ、行くね?」
唯「行ってらっしゃい…。」
唯「………。」
唯「澪ちゃん、仲直りしてくれたのに…。」
唯「澪ちゃんに会うのが、怖い…。」
84: 2009/11/13(金) 21:52:27.94
唯「今、授業中かな?」
唯「ふふ、学校サボっちゃった…。」
唯「…もう、学校行きたくないなぁ。」
唯「なんでだろう…みんな普通に接してくれるのに…」
唯「みんなに嫌われてるんじゃないかって思ってた時より…」
唯「みんなが怖い…。」
唯「…そっか。」
唯「わたし、嘘つきになっちゃったからだね。」
唯「澪ちゃんに嫌われたくないから…。」
唯「………。」
唯「………ぐすっ…。」ポロポロ
唯「ふふ、学校サボっちゃった…。」
唯「…もう、学校行きたくないなぁ。」
唯「なんでだろう…みんな普通に接してくれるのに…」
唯「みんなに嫌われてるんじゃないかって思ってた時より…」
唯「みんなが怖い…。」
唯「…そっか。」
唯「わたし、嘘つきになっちゃったからだね。」
唯「澪ちゃんに嫌われたくないから…。」
唯「………。」
唯「………ぐすっ…。」ポロポロ
90: 2009/11/13(金) 22:30:32.21
~休み時間、教室~
律「唯、休みか…。」
紬「珍しいわね。」
律「ああ。…なあムギ?やっぱりさ、…」
紬「…昨日様子がおかしかったのと…関係ありそうよね。」
憂「あの…。」
律「お、憂ちゃん!どうしたの?」
紬「唯ちゃんのこと?」
憂「はい…お姉ちゃん、部屋から出てきてくれなくて…。
何か悩んでるみたいなんですが…。」
憂「あたし、どうしたらいいか分からなくて…!」
91: 2009/11/13(金) 22:39:44.81
律「やっぱり…何かあったんだな。」
紬「話してくれてありがとう、憂ちゃん。」
律「今日、行くから。」
憂「は、はい!お願いします!」
タッタッ
紬「…どうする?みんなも誘う?」
律「いや…澪は誘わない方がいいと思う。
あたしの気のせいかもしれないけどさ、なんか昨日の唯、澪にビクビクしてた気がするんだ。」
紬「それに、澪ちゃんも少し様子がおかしかったものね。」
律「お、ムギもやっぱりそう思うか?…あいつもあいつで何かあるのかもしれないけど…。」
律「とにかく、唯には会わせない方がいい。そんな気がする。」
紬「話してくれてありがとう、憂ちゃん。」
律「今日、行くから。」
憂「は、はい!お願いします!」
タッタッ
紬「…どうする?みんなも誘う?」
律「いや…澪は誘わない方がいいと思う。
あたしの気のせいかもしれないけどさ、なんか昨日の唯、澪にビクビクしてた気がするんだ。」
紬「それに、澪ちゃんも少し様子がおかしかったものね。」
律「お、ムギもやっぱりそう思うか?…あいつもあいつで何かあるのかもしれないけど…。」
律「とにかく、唯には会わせない方がいい。そんな気がする。」
93: 2009/11/13(金) 22:56:53.41
紬「梓ちゃんも連れて行かない方がいいわよね。後輩がいると話しにくい、ってこともあるでしょうし。」
律「…だな。2人で行こう。澪達に勘付かれないように、部活終わってから。
…時間大丈夫だよな?」
紬「ええ。」
~夜~
律「おーい唯!」トントン
紬「唯ちゃん。」
唯「っ…!り、りっちゃん、むぎちゃん…!」
律「入っていいかー?」
唯「こないで…。」
律「…そっか。」
紬「唯ちゃん…。」
憂「…お姉ちゃん…。」
律「…だな。2人で行こう。澪達に勘付かれないように、部活終わってから。
…時間大丈夫だよな?」
紬「ええ。」
~夜~
律「おーい唯!」トントン
紬「唯ちゃん。」
唯「っ…!り、りっちゃん、むぎちゃん…!」
律「入っていいかー?」
唯「こないで…。」
律「…そっか。」
紬「唯ちゃん…。」
憂「…お姉ちゃん…。」
97: 2009/11/13(金) 23:28:32.12
律「………。」
律「どりゃあああああ!!」
バーン!
唯「あっ!!」
唯「りっ!りりりりりりっちゃん!開けないでって言ったのにっ!」
紬「ちょっとりっちゃん!」
律「いやぁ~、あはははは…つい手が滑って…」
律「…唯、大丈夫だから。」
唯「え…?」
律「ほら、唯が怖がってたあたしの顔だよ~。見てみたら、別に怖くもなんともないだろ?」プクーッ
唯「べっ、別にりっちゃんなんか怖がってないもん…。」ムッスー
律「はは、どうだか。」
律「どりゃあああああ!!」
バーン!
唯「あっ!!」
唯「りっ!りりりりりりっちゃん!開けないでって言ったのにっ!」
紬「ちょっとりっちゃん!」
律「いやぁ~、あはははは…つい手が滑って…」
律「…唯、大丈夫だから。」
唯「え…?」
律「ほら、唯が怖がってたあたしの顔だよ~。見てみたら、別に怖くもなんともないだろ?」プクーッ
唯「べっ、別にりっちゃんなんか怖がってないもん…。」ムッスー
律「はは、どうだか。」
98: 2009/11/13(金) 23:35:29.54
律「唯が怖がってるほど、あたしら軽音部の関係は脆くないから。」
律「壊れたりなんか…させないから、絶対に。」
唯「りっちゃん…。」
律「だから、話してみなよ。大丈夫だから。」
律「…なにがあったの?」
紬「(りっちゃん…。)」
憂「(律さん…!)」
唯「う………。」
唯「うわぁぁぁん!りっちゃあああああん…!」ポロポロ
だきっ
律「おー、よしよし…。」
律「壊れたりなんか…させないから、絶対に。」
唯「りっちゃん…。」
律「だから、話してみなよ。大丈夫だから。」
律「…なにがあったの?」
紬「(りっちゃん…。)」
憂「(律さん…!)」
唯「う………。」
唯「うわぁぁぁん!りっちゃあああああん…!」ポロポロ
だきっ
律「おー、よしよし…。」
104: 2009/11/13(金) 23:45:32.22
律「…落ち着いた?」
唯「ひっく…ひっく…。うん…。」
唯「あのね…ひっく…話すから…憂は…聞かないで…ぐすっ…。」
憂「…あたしが聞いちゃ、いけない話なのね?」
唯「うん…ぐすっ…。」
憂「分かった。…律さん、紬さん。お姉ちゃんをお願いしますね。」
律「うん。ごめんね…。」
バタン
紬「じゃあ、唯ちゃん…。」
唯「うん…。」
107: 2009/11/14(土) 00:04:41.81
律「そっか。澪が…。」
紬「そんなことが…。」
唯「うん…。」
律「なんつーか…。」
紬「ええ。」
律「澪には悪いけど…。多分、冤罪だな。」
唯「えんざい?」
律「濡れ衣ってこと。」
紬「どうして唯ちゃんの話、聞いてもらえなかったのかしら…。」
律「あー、なんかテレビで見た気がする。
駅員って、めんどいからとりあえず警察に突き出しちゃおう!みたいな奴が多いんだって。」
唯「あ!あの人、確かにそんな感じだった。」
律「やっぱりか。」
紬「そんなことが…。」
唯「うん…。」
律「なんつーか…。」
紬「ええ。」
律「澪には悪いけど…。多分、冤罪だな。」
唯「えんざい?」
律「濡れ衣ってこと。」
紬「どうして唯ちゃんの話、聞いてもらえなかったのかしら…。」
律「あー、なんかテレビで見た気がする。
駅員って、めんどいからとりあえず警察に突き出しちゃおう!みたいな奴が多いんだって。」
唯「あ!あの人、確かにそんな感じだった。」
律「やっぱりか。」
109: 2009/11/14(土) 00:24:11.37
律「…しかし警察に行ったが最後。
そこでも話なんか聞いてもらえなくて、罪を認めるまで取り調べが続くんだってさ。」
紬「それは私も聞いたことがある気がするわ。確か、早く認めちゃった方が得なのよね?」
唯「え…?どういうこと?」
律「罪を認めれば、その場で釈放されるんだよ。」
紬「だから、その人もそれを知って、罪を認めてしまったんじゃないかしら。」
唯「じゃあ、自供したから、っていうのは…。」
律「ああ。全く信用できない。」
そこでも話なんか聞いてもらえなくて、罪を認めるまで取り調べが続くんだってさ。」
紬「それは私も聞いたことがある気がするわ。確か、早く認めちゃった方が得なのよね?」
唯「え…?どういうこと?」
律「罪を認めれば、その場で釈放されるんだよ。」
紬「だから、その人もそれを知って、罪を認めてしまったんじゃないかしら。」
唯「じゃあ、自供したから、っていうのは…。」
律「ああ。全く信用できない。」
110: 2009/11/14(土) 00:46:55.81
唯「やっぱり、濡れ衣なんだね。…それを証明しないと…。」
紬「でも…。」
律「ああ。それをすれば、澪が完全に悪者にされる。」
律「あいつだって、痴漢されたことには間違いないのにな…。」
律「…唯、ムギ。どんなことがあっても、あたしらは澪の味方でいような。」
唯「うん!」
紬「………。」
律「…ムギ?」
121: 2009/11/14(土) 02:27:14.54
紬「私は、約束はできないわ。」
唯「ムギちゃん…。」
律「…はは、もしこのまま澪が逃げたら…って言いたいんだろ?ムギは。」
紬「そうよ。だから…」
律「言うな言うな。あたしも唯も、同じ気持ちだよ。」
律「…やるべきことはやらせる。絶対に逃がさない。
あいつのためにな!」
紬「…うん!」
123: 2009/11/14(土) 02:35:37.76
唯「あのね!りっちゃん、むぎちゃん!」
律「ん?」
唯「やっぱり、二人に話してよかったよ!」ニコッ
紬「ふふっ、こんなことで、澪ちゃんを見捨てたりしないわ。」
律「…それが怖くて、ずっと澪をかばってたんだろ?」
唯「うん…。」
唯「でも、大丈夫だって分かったから。りっちゃんとムギちゃんを信じて…。」
唯「………。」
唯「明日!澪ちゃんともう一回話し合うよ!わたしももう逃げない!」
唯「だから、…一緒に澪ちゃんを説得してくれる?」
律「ああ。」
紬「もちろんよ!」
律「ん?」
唯「やっぱり、二人に話してよかったよ!」ニコッ
紬「ふふっ、こんなことで、澪ちゃんを見捨てたりしないわ。」
律「…それが怖くて、ずっと澪をかばってたんだろ?」
唯「うん…。」
唯「でも、大丈夫だって分かったから。りっちゃんとムギちゃんを信じて…。」
唯「………。」
唯「明日!澪ちゃんともう一回話し合うよ!わたしももう逃げない!」
唯「だから、…一緒に澪ちゃんを説得してくれる?」
律「ああ。」
紬「もちろんよ!」
125: 2009/11/14(土) 03:03:27.75
~翌日の放課後、部室~
律「みんな揃ったな。」
澪「梓がまだだぞ。…珍しいな。」
律「あー、梓には帰ってもらった。今日はこの4人でしなくちゃならない、大事な話があるからな。」
澪「っ!」
澪「…唯!話したのか!」
唯「ごめんね澪ちゃん。でもね、やっぱり…。」
澪「あいつが犯人じゃないって!?まだそんなことを!」
唯「だって、あれは絶対に見間違いなんかじゃなかったから…!」
澪「…律とムギはどう思ってるんだ?」
律「お前の話を聞かないと何とも言えないけど…。」
紬「唯ちゃんの話が事実だとしたら、その人がやったとは考えにくいと思っているわ。」
律「みんな揃ったな。」
澪「梓がまだだぞ。…珍しいな。」
律「あー、梓には帰ってもらった。今日はこの4人でしなくちゃならない、大事な話があるからな。」
澪「っ!」
澪「…唯!話したのか!」
唯「ごめんね澪ちゃん。でもね、やっぱり…。」
澪「あいつが犯人じゃないって!?まだそんなことを!」
唯「だって、あれは絶対に見間違いなんかじゃなかったから…!」
澪「…律とムギはどう思ってるんだ?」
律「お前の話を聞かないと何とも言えないけど…。」
紬「唯ちゃんの話が事実だとしたら、その人がやったとは考えにくいと思っているわ。」
126: 2009/11/14(土) 03:12:55.57
澪「…あたしは。」
澪「ドアの近くで、ドアに向かって立っていて…。」
澪「そう、電車が揺れて、その拍子に誰かの手がお尻に当たってると思って…。」
澪「そしたら…。」
澪「………。」
紬「澪ちゃん、辛いかもしれないけど、話して…。」
澪「…やっぱり嫌だ!」
澪「大体、あのことはもう終わったことなんだ!思い出させないでくれよ!」
律「終わってない!」
澪「!」
律「ここで終わらせちゃいけないんだよ…!」
澪「ドアの近くで、ドアに向かって立っていて…。」
澪「そう、電車が揺れて、その拍子に誰かの手がお尻に当たってると思って…。」
澪「そしたら…。」
澪「………。」
紬「澪ちゃん、辛いかもしれないけど、話して…。」
澪「…やっぱり嫌だ!」
澪「大体、あのことはもう終わったことなんだ!思い出させないでくれよ!」
律「終わってない!」
澪「!」
律「ここで終わらせちゃいけないんだよ…!」
127: 2009/11/14(土) 03:32:10.10
律「澪、…痴漢した経歴を持つ人が、その後どういう扱いを受けるか…分かるだろ?」
澪「そ、それは…実際に痴漢をしたんだから仕方ないだろ…。」
律「本当にやったんならな。」
律「でも、もしもそれが冤罪だったら…。」
律「お前は一生、人一人の人生を潰した奴として生きていくんだ。」
澪「っ!」
律「だから、話してくれよ。
もちろん、そいつが犯人だと確信できれば、それにこしたことはないんだ。」
律「でも、ここで逃げるなら…。」
律「あたしらは忘れないからな。澪が、人の人生を潰したかもしれない奴、ってことは。」
澪「…っ。」
澪「そ、それは…実際に痴漢をしたんだから仕方ないだろ…。」
律「本当にやったんならな。」
律「でも、もしもそれが冤罪だったら…。」
律「お前は一生、人一人の人生を潰した奴として生きていくんだ。」
澪「っ!」
律「だから、話してくれよ。
もちろん、そいつが犯人だと確信できれば、それにこしたことはないんだ。」
律「でも、ここで逃げるなら…。」
律「あたしらは忘れないからな。澪が、人の人生を潰したかもしれない奴、ってことは。」
澪「…っ。」
130: 2009/11/14(土) 03:39:04.39
澪「…分かったよ。」
澪「その手が、あたしの尻を揉んで…。」
澪「そして、パンツの中に入ってきて…。」
律「どこから?」
澪「左の、足通す穴から…。」
澪「そこで、その腕を掴んで引っ張り上げたら、」
澪「やっぱりパンツの中から腕が抜けたから、その腕が痴漢の腕だって確信して…」
澪「あとは多分、唯から聞いた通りだよ。」
澪「その手が、あたしの尻を揉んで…。」
澪「そして、パンツの中に入ってきて…。」
律「どこから?」
澪「左の、足通す穴から…。」
澪「そこで、その腕を掴んで引っ張り上げたら、」
澪「やっぱりパンツの中から腕が抜けたから、その腕が痴漢の腕だって確信して…」
澪「あとは多分、唯から聞いた通りだよ。」
131: 2009/11/14(土) 03:50:12.69
紬「その人と澪ちゃんの位置関係って覚えてる?」
澪「うん…。」
律「唯を澪とすると…その男はどう立ってた?ちょっと移動してみて。」
唯「えっ、わたしはどう動けばいい?」ウロウロ
律「…お前は動くな!微動だにするな!」
唯「はっ、はい!」
澪「んー…」
澪「こう…だった。」
紬「………っ!」
律「ま、間違いないのか…?」
澪「ああ。満員でぎゅうぎゅうだったし、途中で体をよじったということもないと思う。」
律「そう…か…。ありがとう…。」
澪「うん…。」
律「唯を澪とすると…その男はどう立ってた?ちょっと移動してみて。」
唯「えっ、わたしはどう動けばいい?」ウロウロ
律「…お前は動くな!微動だにするな!」
唯「はっ、はい!」
澪「んー…」
澪「こう…だった。」
紬「………っ!」
律「ま、間違いないのか…?」
澪「ああ。満員でぎゅうぎゅうだったし、途中で体をよじったということもないと思う。」
律「そう…か…。ありがとう…。」
132: 2009/11/14(土) 04:02:32.68
律「…澪、戻ってきて。代わりに、ムギ。そこに立って。」
澪「…?ああ…。」
紬「…ええ、分かったわ。」
唯「りっちゃん、わたしは…?」ダラー
律「気をつけ!」
唯「はっ、はい!」
律「澪………。」
だきっ
澪「な、なんだよ急に!」
律「…痴漢されて、怖かったな?」ギュウ
澪「い、今さらかよ…。」
澪「…?ああ…。」
紬「…ええ、分かったわ。」
唯「りっちゃん、わたしは…?」ダラー
律「気をつけ!」
唯「はっ、はい!」
律「澪………。」
だきっ
澪「な、なんだよ急に!」
律「…痴漢されて、怖かったな?」ギュウ
澪「い、今さらかよ…。」
133: 2009/11/14(土) 04:09:01.86
律「お前が辛かったのはよく分かってる…。澪はそういうの、人一倍嫌いだもんな。」
律「あたしらは、澪の味方だから…。見捨てたりしないから…。」
律「…一緒に、戦うから!」ギュウウ
澪「律…?」
律「だから、あれを見ろ…。」
澪「………?」
澪「…!!!!」
紬「…そう。この位置からでは、右手を、その穴からパンツの中に入れることは、できないの…。」
唯「澪、ちゃん…。」
律「澪…。」
律「あたしらは、澪の味方だから…。見捨てたりしないから…。」
律「…一緒に、戦うから!」ギュウウ
澪「律…?」
律「だから、あれを見ろ…。」
澪「………?」
澪「…!!!!」
紬「…そう。この位置からでは、右手を、その穴からパンツの中に入れることは、できないの…。」
唯「澪、ちゃん…。」
律「澪…。」
135: 2009/11/14(土) 04:16:35.06
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「…っ!!」ポロポロ
律「澪…。」
澪「あっ…!あたしは…っ!どっ、どうしたら…!」ガクガク
澪「怖い、怖い、怖い、怖いよっ!律…!」ガクガク
律「澪…。」ギュウウ
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「………。」
澪「…っ!!」ポロポロ
律「澪…。」
澪「あっ…!あたしは…っ!どっ、どうしたら…!」ガクガク
澪「怖い、怖い、怖い、怖いよっ!律…!」ガクガク
律「澪…。」ギュウウ
136: 2009/11/14(土) 04:30:15.75
唯「澪ちゃん…。」
澪「あたし本当は、ずっと自信がなかった…!あの人が犯人だって…!」
澪「でも怖くて…!それが認められなくて…!」
澪「あの時、唯の言うことを聞いておけば…!」ポロポロ
澪「…律、どうしよう!今さら…。あたし、どうしたら償える?」
律「…澪、大丈夫。今からでもできることは、いくらでもあるよ。」
律「あたしらも付き合うから。最後まで。」
澪「あたし本当は、ずっと自信がなかった…!あの人が犯人だって…!」
澪「でも怖くて…!それが認められなくて…!」
澪「あの時、唯の言うことを聞いておけば…!」ポロポロ
澪「…律、どうしよう!今さら…。あたし、どうしたら償える?」
律「…澪、大丈夫。今からでもできることは、いくらでもあるよ。」
律「あたしらも付き合うから。最後まで。」
139: 2009/11/14(土) 04:46:48.13
~しばらく後~
紬「落ち着いた?」
澪「うん…。」
律「…でさ。その人の連絡先とか…知らないよな?」
唯「んー、分からない…。」
律「だよなー…。…ムギ、そういうのを調べたりとかは…」
紬「ええ任せて!調べさせるわ!」
律「(調べられるんだ…。)」
唯「(さすがムギちゃん…。)」
律「やっぱり、まずは本人に謝罪だよな。」
澪「うん…。」
紬「落ち着いた?」
澪「うん…。」
律「…でさ。その人の連絡先とか…知らないよな?」
唯「んー、分からない…。」
律「だよなー…。…ムギ、そういうのを調べたりとかは…」
紬「ええ任せて!調べさせるわ!」
律「(調べられるんだ…。)」
唯「(さすがムギちゃん…。)」
律「やっぱり、まずは本人に謝罪だよな。」
澪「うん…。」
141: 2009/11/14(土) 04:57:31.03
律「あとさ、無実の証言は…。」
紬「…裁判まで待った方がいいと思うわ。」
唯「裁判…!」
紬「本人が認めてしまった以上、起訴はされると思うの。
だから、法廷で全てを話すのよ。その方が、効果が高いはず。」
紬「でも…澪ちゃんにはそれだけ、泥を被ってもらうことになるわ…。」
澪「…やるよ、あたし。」
澪「みんなを信じて…いいんだよな。」
律「何度も言わせんな!見捨てたりなんかしないよ!」
唯「そうだよ!澪ちゃん!」
紬「澪ちゃん…!頑張りましょう…!」
紬「…裁判まで待った方がいいと思うわ。」
唯「裁判…!」
紬「本人が認めてしまった以上、起訴はされると思うの。
だから、法廷で全てを話すのよ。その方が、効果が高いはず。」
紬「でも…澪ちゃんにはそれだけ、泥を被ってもらうことになるわ…。」
澪「…やるよ、あたし。」
澪「みんなを信じて…いいんだよな。」
律「何度も言わせんな!見捨てたりなんかしないよ!」
唯「そうだよ!澪ちゃん!」
紬「澪ちゃん…!頑張りましょう…!」
142: 2009/11/14(土) 05:05:36.47
~翌日の放課後、男宅前~
律「ムギはさすがだな。」
唯「まさか一晩で調べてくるなんてねー。」
紬「ふふ、調べたのは私じゃないけどね。」
澪「…。」
律「さ、澪。行こうぜ」
澪「…いや、一人で行くよ。」
紬「大丈夫?」
澪「ああ。みんなでいけば怖くない…なんて言うしな。」
澪「一人でいかないと、誠意が伝わらないと思うんだ。」
律「分かった。行ってこい。」
律「ムギはさすがだな。」
唯「まさか一晩で調べてくるなんてねー。」
紬「ふふ、調べたのは私じゃないけどね。」
澪「…。」
律「さ、澪。行こうぜ」
澪「…いや、一人で行くよ。」
紬「大丈夫?」
澪「ああ。みんなでいけば怖くない…なんて言うしな。」
澪「一人でいかないと、誠意が伝わらないと思うんだ。」
律「分かった。行ってこい。」
143: 2009/11/14(土) 05:09:55.46
澪「………。」ドキドキ
澪「…っ!」
ピンポーン
澪「………。」ドクッドクッ
男「………。」ガチャ
男「!」
男「な、何しにき…え?」
澪「っ!」ダンッ
男「土下座…?」
澪「…申し訳ありませんでした。」
男「………。」
澪「…っ!」
ピンポーン
澪「………。」ドクッドクッ
男「………。」ガチャ
男「!」
男「な、何しにき…え?」
澪「っ!」ダンッ
男「土下座…?」
澪「…申し訳ありませんでした。」
男「………。」
144: 2009/11/14(土) 05:16:42.94
唯「どうだった?澪ちゃん。」
澪「…ムギ、あの人の…勤め先、分かるか?」
紬「ええ、分かるけど…。」
澪「…痴漢の件が会社に知れて、クビになりそうなんだって…。」
澪「他にも、家族、友達、…色々失った。」
澪「だから、ゴメンで済ますことはできないって…。」
唯「そっか…。」
澪「…ムギ、あの人の会社はどこだ?」
紬「…ふふっ、ここからは近いわよ?行く?」
澪「…ムギ、あの人の…勤め先、分かるか?」
紬「ええ、分かるけど…。」
澪「…痴漢の件が会社に知れて、クビになりそうなんだって…。」
澪「他にも、家族、友達、…色々失った。」
澪「だから、ゴメンで済ますことはできないって…。」
唯「そっか…。」
澪「…ムギ、あの人の会社はどこだ?」
紬「…ふふっ、ここからは近いわよ?行く?」
145: 2009/11/14(土) 05:24:49.48
~会社~
紬「このオフィスね…。」
澪「………。」
澪「…行ってくる!」
律「どうだった?」
澪「クビ、考え直してくれるって。
あの人の人生を狂わせた元凶として、責任を持ってあの人の無実を証明します、って言ったんだ。」
紬「その言葉を、信じてくれたのね。
会社としても、疑惑のある人を残すのは、リスクのあることのはずだから…。」
律「よし、いい手土産ができたことだし、もう一回あの人に会いに行こうぜ!」
紬「このオフィスね…。」
澪「………。」
澪「…行ってくる!」
律「どうだった?」
澪「クビ、考え直してくれるって。
あの人の人生を狂わせた元凶として、責任を持ってあの人の無実を証明します、って言ったんだ。」
紬「その言葉を、信じてくれたのね。
会社としても、疑惑のある人を残すのは、リスクのあることのはずだから…。」
律「よし、いい手土産ができたことだし、もう一回あの人に会いに行こうぜ!」
146: 2009/11/14(土) 05:32:14.98
~夜、男宅~
ピンポーン
ガチャ
男「君か…。」
澪「あ、あのっ!」
男「いや、もう会社から連絡きたから、報告はいいよ。」
澪「そ、そうですか…。」
男「………。」
澪「………。」
男「…俺はね、やっぱり君を許すことはできないよ。こんなことをされてもね…。」
澪「っ…。」
男「…でも、俺の無実を証明する…その言葉は、信じるよ。」
男「裁判、1週間後に決まったから。…頼んだよ。」
澪「…は、はいっ!」パァァ
ピンポーン
ガチャ
男「君か…。」
澪「あ、あのっ!」
男「いや、もう会社から連絡きたから、報告はいいよ。」
澪「そ、そうですか…。」
男「………。」
澪「………。」
男「…俺はね、やっぱり君を許すことはできないよ。こんなことをされてもね…。」
澪「っ…。」
男「…でも、俺の無実を証明する…その言葉は、信じるよ。」
男「裁判、1週間後に決まったから。…頼んだよ。」
澪「…は、はいっ!」パァァ
147: 2009/11/14(土) 05:41:36.00
澪「裁判、1週間後だってさ。」
律「そうか…。」
唯「それで、許してはもらえた…?」
澪「…考えてみたら、ゴメンで済まそうなんて考え方が図々しいんだよな。いくら謝っても、許されるはずないよ。」
澪「だからまず、法廷で無実を証明してみせて、態度から示す。
…その後でまた、改めて頭を下げに行くよ。」
律「澪…。」
ギュッ
律「あんまり、無理すんなよ?」
澪「無理なんかしてないよ。…みんながいてくれるから、な。」
律「そうか…。」
唯「それで、許してはもらえた…?」
澪「…考えてみたら、ゴメンで済まそうなんて考え方が図々しいんだよな。いくら謝っても、許されるはずないよ。」
澪「だからまず、法廷で無実を証明してみせて、態度から示す。
…その後でまた、改めて頭を下げに行くよ。」
律「澪…。」
ギュッ
律「あんまり、無理すんなよ?」
澪「無理なんかしてないよ。…みんながいてくれるから、な。」
148: 2009/11/14(土) 05:56:12.44
~裁判前日~
唯「いよいよ明日だね…澪ちゃん。」
澪「ああ…。」
律「明日、法廷で全てを話して…多分、お前は色々なものを失う…。」
紬「でも、私達の関係は、絶対になくならないから。」
唯「だから、澪ちゃん。思いっ切りぶつかってきて!」
澪「ああ…!」
課長「明日、だな。」
男「はい…。」
部長「大丈夫だ。被害者が味方についてる裁判なんか、デキレースみたいなものだからな。」
課長「あの子がそこまで泥を被ってくれると言っているんだ…。」
男「はい。必ず、無罪を勝ち取ってきます!」
唯「いよいよ明日だね…澪ちゃん。」
澪「ああ…。」
律「明日、法廷で全てを話して…多分、お前は色々なものを失う…。」
紬「でも、私達の関係は、絶対になくならないから。」
唯「だから、澪ちゃん。思いっ切りぶつかってきて!」
澪「ああ…!」
課長「明日、だな。」
男「はい…。」
部長「大丈夫だ。被害者が味方についてる裁判なんか、デキレースみたいなものだからな。」
課長「あの子がそこまで泥を被ってくれると言っているんだ…。」
男「はい。必ず、無罪を勝ち取ってきます!」
150: 2009/11/14(土) 06:17:59.81
~数日後、判決公判~
裁判長「………、以上の点から、被告人が犯行を行ったとは考えにくく、」
裁判長「被告人を、無罪とする!」
澪「こんにちは。」
男「やぁ。…これで晴れて、潔白の身だ。」
澪「よかったです。証言したかいがありました。」
澪「…今日は改めて、謝りに来たんです。
決めてたんです。あなたの潔白を証明できたら、また来るって。」
裁判長「………、以上の点から、被告人が犯行を行ったとは考えにくく、」
裁判長「被告人を、無罪とする!」
澪「こんにちは。」
男「やぁ。…これで晴れて、潔白の身だ。」
澪「よかったです。証言したかいがありました。」
澪「…今日は改めて、謝りに来たんです。
決めてたんです。あなたの潔白を証明できたら、また来るって。」
151: 2009/11/14(土) 06:34:29.68
男「…いや。謝罪の言葉はもう、いらないよ。」
男「正直言って、ね。潔白を証明できても、取り戻せないものがいっぱいあるんだ。」
澪「はい…。」
男「でも君は、自分で泥を被ってまで、俺の潔白を証明するために奮闘してくれた。」
男「それはね、土下座すりゃ許してくれんだろ、みたいな甘ったれた謝り方とは違う、本物の謝罪なんだと思うんだ。」
男「だから俺も、君を許さなくちゃならない。
全て取り戻せなければ許さない、なんていうのは間違ってるからね。」
澪「はい…!」
男「正直言って、ね。潔白を証明できても、取り戻せないものがいっぱいあるんだ。」
澪「はい…。」
男「でも君は、自分で泥を被ってまで、俺の潔白を証明するために奮闘してくれた。」
男「それはね、土下座すりゃ許してくれんだろ、みたいな甘ったれた謝り方とは違う、本物の謝罪なんだと思うんだ。」
男「だから俺も、君を許さなくちゃならない。
全て取り戻せなければ許さない、なんていうのは間違ってるからね。」
澪「はい…!」
153: 2009/11/14(土) 06:39:45.32
~学校~
澪「………。」
「聞いた?秋山さんの話…。」ヒソヒソ
「知ってる!あの人、痴漢をでっち上げてたんでしょ?」ヒソヒソ
「どうかしてるよねぇ。人の人生潰しておいて、平気な面して学校に来れるんだから。」ヒソヒソ
「厚顔無恥っていうか何ていうか…。」ヒソヒソ
澪「………。」
和「おはよ、澪。」
澪「和…!う、うん、おはよう。」
澪「………。」
「聞いた?秋山さんの話…。」ヒソヒソ
「知ってる!あの人、痴漢をでっち上げてたんでしょ?」ヒソヒソ
「どうかしてるよねぇ。人の人生潰しておいて、平気な面して学校に来れるんだから。」ヒソヒソ
「厚顔無恥っていうか何ていうか…。」ヒソヒソ
澪「………。」
和「おはよ、澪。」
澪「和…!う、うん、おはよう。」
155: 2009/11/14(土) 06:49:17.95
「ちょっとどうする?真鍋さん、あの子に話し掛けてるわ…!」ヒソヒソ
「まだ知らないんじゃないの、秋山さんがどんな人か…。」ヒソヒソ
「あの人、噂話とか疎そうだもんね…。」ヒソヒソ
「どうする…?教えてあげる…?」ヒソヒソ
和「澪、数学の宿題やってきた?
1つ分からないところがあって、教えて欲しいのだけれど…。」
澪「へ、へぇ…。和が数学で詰まるなんて、珍しいな…。」
澪「(和は…知らないのかな。あのこと。)」
澪「(知らないままでいて欲しい…。和には、嫌われたくない…。)」
「まだ知らないんじゃないの、秋山さんがどんな人か…。」ヒソヒソ
「あの人、噂話とか疎そうだもんね…。」ヒソヒソ
「どうする…?教えてあげる…?」ヒソヒソ
和「澪、数学の宿題やってきた?
1つ分からないところがあって、教えて欲しいのだけれど…。」
澪「へ、へぇ…。和が数学で詰まるなんて、珍しいな…。」
澪「(和は…知らないのかな。あのこと。)」
澪「(知らないままでいて欲しい…。和には、嫌われたくない…。)」
158: 2009/11/14(土) 07:00:34.80
「真鍋さん!」
澪「っ!!」
澪「(頼む…!和には言わないで…!)」
「秋山さんが何したか知ってる?」
「この人ね、電車で痴漢をでっち上げたんだってー。」
「真鍋さんも、あんまりこの人に近付かない方がいいよー?」
「真鍋さんも、犯罪者にされちゃうかもー!」
澪「………。」
澪「…のど…か…。」
和「………。」
159: 2009/11/14(土) 07:05:55.91
和「…ああ、そのこと?」
澪「…和?知ってたのか?」
和「どうしてでっち上げなんてことになってるのかは、知らないけれどね。
…バカって怖いわ。」
「バッ…!な、何よ!あたし達は真鍋さんのために!」
澪「和…。」
和「大丈夫よ。私はバカじゃないから。」
和「…澪がどれだけかっこよかったか、理解できるわ。」
澪「和…!」パァァ
澪「…和?知ってたのか?」
和「どうしてでっち上げなんてことになってるのかは、知らないけれどね。
…バカって怖いわ。」
「バッ…!な、何よ!あたし達は真鍋さんのために!」
澪「和…。」
和「大丈夫よ。私はバカじゃないから。」
和「…澪がどれだけかっこよかったか、理解できるわ。」
澪「和…!」パァァ
160: 2009/11/14(土) 07:12:46.71
~放課後、部室~
律「澪、大丈夫だったか?」
紬「ここまで尾ひれがついて、噂が広がるなんてね…。」
唯「教室で、なんか言われなかった?」
澪「大丈夫だよ。和が味方についてくれた。」
唯「和ちゃんが?」
律「そっか!やっぱり、分かってくれる奴は分かってくれるんだな!」
梓「先輩…!」
律「よ、梓。」
梓「よ、じゃないですよ!私だって軽音部のメンバーなのに、どうして何も話してくれなかったんですかぁ!」
律「澪、大丈夫だったか?」
紬「ここまで尾ひれがついて、噂が広がるなんてね…。」
唯「教室で、なんか言われなかった?」
澪「大丈夫だよ。和が味方についてくれた。」
唯「和ちゃんが?」
律「そっか!やっぱり、分かってくれる奴は分かってくれるんだな!」
梓「先輩…!」
律「よ、梓。」
梓「よ、じゃないですよ!私だって軽音部のメンバーなのに、どうして何も話してくれなかったんですかぁ!」
161: 2009/11/14(土) 07:33:02.87
紬「ふふ。ごめんね、梓ちゃん。」
梓「…なんですか、たった1年早く生まれたくらいで。」
唯「ごめんねあずにゃーん!」ギュッ
梓「…唯先輩も他人事じゃないですよ。憂も怒ってましたから。」
唯「えっ!?」ガバ
澪「あはは…。」
律「お、久しぶりに見たな。澪の笑顔。」
澪「…え?そうだったか?」
唯「うん…。澪ちゃん、ずっと笑ってなかったんだよ?」
澪「そっ、か…。何だかんだ言っても、ヘコんでたのかもなぁ…。」
澪「でも、大丈夫。分かってくれる奴はどこにでもいるって、今日気付いたからな。」
梓「…なんですか、たった1年早く生まれたくらいで。」
唯「ごめんねあずにゃーん!」ギュッ
梓「…唯先輩も他人事じゃないですよ。憂も怒ってましたから。」
唯「えっ!?」ガバ
澪「あはは…。」
律「お、久しぶりに見たな。澪の笑顔。」
澪「…え?そうだったか?」
唯「うん…。澪ちゃん、ずっと笑ってなかったんだよ?」
澪「そっ、か…。何だかんだ言っても、ヘコんでたのかもなぁ…。」
澪「でも、大丈夫。分かってくれる奴はどこにでもいるって、今日気付いたからな。」
162: 2009/11/14(土) 08:04:13.24
律の言ってた通り、あたしは本当に色々なものを失った。
あたしから離れていった人も少なくない。
でも、後悔はしていない。
あたしの勘違いから、人一人の人生が潰れかけたんだ。
何を犠牲にしても、それは修正しないとな。
あたしは必氏にかけずり回って、何とか償った、許してもらえた…。
だから、これからも堂々と生きていける。
少なくとも、痴漢冤罪で人の人生を破壊して、それでも平気で被害者面ができる人達なんかよりはな。
そして何より、一番大切なものは、そう簡単に壊れたりなんかしなかった。
それどころか、あたしを導いてくれた。
…それだけで、十分過ぎるくらいだ。
律、唯、ムギ…それに、梓や和も…。
みんな、本当にありがとうな…。
あたしから離れていった人も少なくない。
でも、後悔はしていない。
あたしの勘違いから、人一人の人生が潰れかけたんだ。
何を犠牲にしても、それは修正しないとな。
あたしは必氏にかけずり回って、何とか償った、許してもらえた…。
だから、これからも堂々と生きていける。
少なくとも、痴漢冤罪で人の人生を破壊して、それでも平気で被害者面ができる人達なんかよりはな。
そして何より、一番大切なものは、そう簡単に壊れたりなんかしなかった。
それどころか、あたしを導いてくれた。
…それだけで、十分過ぎるくらいだ。
律、唯、ムギ…それに、梓や和も…。
みんな、本当にありがとうな…。
165: 2009/11/14(土) 08:16:06.66
最後に。あたしに痴漢をした、真犯人。
もはや、そいつが誰かなんて調べようも無いことなんだけど…。
捕まらなくったって、やったことが無くなるわけじゃないんだ。
そいつにも何らかの形で裁きが下ることを、あたしは信じている。
乗客「あー、澪ちゃんの尻の感触…忘れらんね…。」
乗客「しっかし、あの子も…。痴漢から助けてやったってのに…恩知らずな奴だったよなぁ。」
乗客「ま、いいや。隠し撮りした写真が携帯に入ってるしぃ。」
カチャッ
乗客「へへ、よく撮れてる…。これなら澪ちゃんも、ヤらせてくれるでしょ。」
乗客「って、おっとっと!」
ポトッ
もはや、そいつが誰かなんて調べようも無いことなんだけど…。
捕まらなくったって、やったことが無くなるわけじゃないんだ。
そいつにも何らかの形で裁きが下ることを、あたしは信じている。
乗客「あー、澪ちゃんの尻の感触…忘れらんね…。」
乗客「しっかし、あの子も…。痴漢から助けてやったってのに…恩知らずな奴だったよなぁ。」
乗客「ま、いいや。隠し撮りした写真が携帯に入ってるしぃ。」
カチャッ
乗客「へへ、よく撮れてる…。これなら澪ちゃんも、ヤらせてくれるでしょ。」
乗客「って、おっとっと!」
ポトッ
166: 2009/11/14(土) 08:18:08.98
乗客「やべ、線路に落ちちゃったよ…。」
乗客「よいしょっと…ん?」
ゴォォォォォォォォォォ!!キキィィィィィ!!
~完~
乗客「よいしょっと…ん?」
ゴォォォォォォォォォォ!!キキィィィィィ!!
~完~
170: 2009/11/14(土) 08:29:57.80
乙
引用元: 唯「それでもあの人はやってないよ」


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