1: 2013/01/04(金) 01:12:13.94
P「ただいま戻りました」
ちひろ「あ、お帰りなさい!プロデューサーさん!」
P「すみません、私用で事務所を留守にしてしまいまして……」
ちひろ「いえいえ。いいんですよ。
プロデューサーさんにはいつもスタドリ買ってもらってますから
P「そ、そうですか」
ちひろ「事務仕事はやっておきましたし、アイドル達には、
プロデューサーが仕事を辞めたというドッキリ情報を伝えて
場を温めておきましたので、これからも頑張ってくださいね!」
P「ありが……おい待て何してくれてるんですか!?」
ちひろ「あ、お帰りなさい!プロデューサーさん!」
P「すみません、私用で事務所を留守にしてしまいまして……」
ちひろ「いえいえ。いいんですよ。
プロデューサーさんにはいつもスタドリ買ってもらってますから
P「そ、そうですか」
ちひろ「事務仕事はやっておきましたし、アイドル達には、
プロデューサーが仕事を辞めたというドッキリ情報を伝えて
場を温めておきましたので、これからも頑張ってくださいね!」
P「ありが……おい待て何してくれてるんですか!?」
18: 2013/01/04(金) 02:00:17.75
凛「……」
P「…いやぁその、あはははは」
凛「……ずっと」
P「!?」ビクッ
凛「私のこと見ててねって言ったのにな」
凛「プロデューサーは私との約束破っちゃうんだ」
凛「ふぅん」じろっ
P(うわ、ご機嫌斜め)
P「…いやぁその、あはははは」
凛「……ずっと」
P「!?」ビクッ
凛「私のこと見ててねって言ったのにな」
凛「プロデューサーは私との約束破っちゃうんだ」
凛「ふぅん」じろっ
P(うわ、ご機嫌斜め)
20: 2013/01/04(金) 02:13:02.42
P「何か誤解してないか?俺はただ親戚の葬式に――」
凛「嘘は聞きたくないよ」
P「嘘じゃない、なんなら家内に連絡とってもいいぞ?」
凛「どうせ根回ししてるんでしょ」
P「困ったな、どうしたら信じてくれる?」
凛「今のプロデューサーの言ってること、何にも信用出来ない」
P「どうして?」
凛「ちひろさんが泣きながら言ってたよ」
凛「別の会社からスカウトされたんだってね」
凛「嘘は聞きたくないよ」
P「嘘じゃない、なんなら家内に連絡とってもいいぞ?」
凛「どうせ根回ししてるんでしょ」
P「困ったな、どうしたら信じてくれる?」
凛「今のプロデューサーの言ってること、何にも信用出来ない」
P「どうして?」
凛「ちひろさんが泣きながら言ってたよ」
凛「別の会社からスカウトされたんだってね」
29: 2013/01/04(金) 02:28:36.00
P「弁明の余地は?」
凛「プロデューサーには、まず反省して貰わないとね」
P(無し、か……)
凛「でもさ、私も鬼じゃないよ?反省したら許してあげる」
P「どうしたら許してくれるんだ?」
凛「何でも聞いてくれる?」
P(何でもって言うのは引っ掛かるが、凛なら度は越えないだろうし、まぁ機嫌が直ってくれるまでならいいか)
P「ああ、いいぞ」
凛「うん、じゃあ……」
凛「プロデューサーは今日うちの家に泊まっていくこと」ニヤリ
凛「プロデューサーには、まず反省して貰わないとね」
P(無し、か……)
凛「でもさ、私も鬼じゃないよ?反省したら許してあげる」
P「どうしたら許してくれるんだ?」
凛「何でも聞いてくれる?」
P(何でもって言うのは引っ掛かるが、凛なら度は越えないだろうし、まぁ機嫌が直ってくれるまでならいいか)
P「ああ、いいぞ」
凛「うん、じゃあ……」
凛「プロデューサーは今日うちの家に泊まっていくこと」ニヤリ
36: 2013/01/04(金) 02:46:30.01
P「ああいいよ、面談ついでに――」
凛「それから今日は私の仕事、レッスンに付きっきりであること」
P「今日は一人で営業行っても心配ない子だしいいぞ」
凛「それから今日、何が食べたいか私に教えること」
P「ハンバーグ食べたいな」
凛「それからプロデューサーの好みのタイプを私に教えること」ムッ
P「料理が出来る家庭的な子かな」
凛「それから家に帰っても私のことはずっと見ること」ニンマリ
凛「それから今日は私の仕事、レッスンに付きっきりであること」
P「今日は一人で営業行っても心配ない子だしいいぞ」
凛「それから今日、何が食べたいか私に教えること」
P「ハンバーグ食べたいな」
凛「それからプロデューサーの好みのタイプを私に教えること」ムッ
P「料理が出来る家庭的な子かな」
凛「それから家に帰っても私のことはずっと見ること」ニンマリ
42: 2013/01/04(金) 03:11:57.11
――午後6:30――
凛「今日もお疲れさまプロデューサー」
P「待ってたのか?別に直帰でも――」
凛「…」ムスッ
P「待ってくれててありがとう」
凛「…」チラ
P「凛と帰るのを楽しみだったよ」
凛「よしよしP子、私は素直な子の方が好きだよ」ナデナデ
P「……」
P(他人とは距離を置くタイプだと思っていたが、色々難しい子だな)
凛「今日もお疲れさまプロデューサー」
P「待ってたのか?別に直帰でも――」
凛「…」ムスッ
P「待ってくれててありがとう」
凛「…」チラ
P「凛と帰るのを楽しみだったよ」
凛「よしよしP子、私は素直な子の方が好きだよ」ナデナデ
P「……」
P(他人とは距離を置くタイプだと思っていたが、色々難しい子だな)
82: 2013/01/04(金) 11:45:43.22
凛「ただいま」
P「ただいま」
凛「おかえり、早速ご飯作って来るから待ってて」
P「親御さんは?」
凛「……まだ帰ってこないみたい」
P「なら凛と一緒に居るよ」
凛「ふふ、そう?わかった」
P「ただいま」
凛「おかえり、早速ご飯作って来るから待ってて」
P「親御さんは?」
凛「……まだ帰ってこないみたい」
P「なら凛と一緒に居るよ」
凛「ふふ、そう?わかった」
87: 2013/01/04(金) 12:15:15.15
凛「……」
P「……」
凛「あのさ」
P「なんだ?」
凛「プロデューサーは、もし」
凛「もし、ここの会社辞めて他の会社にお誘いが来て」
P「……だからそれは」
凛「黙って聞いて」
P「はい」
凛「プロデューサーは行きたいって言って」
凛「そこで私も行きたいって言ったら――」
凛「私も一緒に連れてってくれる?」
P「……」
凛「あのさ」
P「なんだ?」
凛「プロデューサーは、もし」
凛「もし、ここの会社辞めて他の会社にお誘いが来て」
P「……だからそれは」
凛「黙って聞いて」
P「はい」
凛「プロデューサーは行きたいって言って」
凛「そこで私も行きたいって言ったら――」
凛「私も一緒に連れてってくれる?」
93: 2013/01/04(金) 12:47:59.77
P「連れて行きたいな」
凛「そっか、そうなんだ」
凛「ふふ、プロデューサー、二人で移籍した後もよろしくね」
P「だから行かないってば、それに行くなら――」
P「二人って言うより、みんなだろ?」
凛「はい?」
凛「そっか、そうなんだ」
凛「ふふ、プロデューサー、二人で移籍した後もよろしくね」
P「だから行かないってば、それに行くなら――」
P「二人って言うより、みんなだろ?」
凛「はい?」
97: 2013/01/04(金) 13:10:27.54
凛「…」ムッスー
凛(分かってる、分かってたんだ。プロデューサーはそう言うって)
P「俺が悪いことしたなら謝るからさ、機嫌直してくれよ」
凛(プロデューサーのいいところなんだけどさ)
凛「お、お風呂から……お布団の中までずっと私を見ていること」
凛(――本当なら他の子よりもっと私を見ていて欲しいんだ)
P「……は?」
凛「言う通りにしないと明日も……」
凛(だってプロデューサーのシンデレラは)
「怒るよ?」
「困ったな」
(たった一枠なんだから)
凛(分かってる、分かってたんだ。プロデューサーはそう言うって)
P「俺が悪いことしたなら謝るからさ、機嫌直してくれよ」
凛(プロデューサーのいいところなんだけどさ)
凛「お、お風呂から……お布団の中までずっと私を見ていること」
凛(――本当なら他の子よりもっと私を見ていて欲しいんだ)
P「……は?」
凛「言う通りにしないと明日も……」
凛(だってプロデューサーのシンデレラは)
「怒るよ?」
「困ったな」
(たった一枠なんだから)
100: 2013/01/04(金) 13:13:06.43
おわり感謝
101: 2013/01/04(金) 13:14:26.23
おつ
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