2: 2016/02/01(月) 00:32:38.88
ある日、奉仕部にて…
由比ヶ浜結衣「ねえねえゆきのん、私達の目の前にあるこれは一体?」
雪ノ下雪乃「見ての通りクッキングヒーターとお鍋だけれど」
結衣「うん、それはわかるけど、どうしてそんなものが奉仕部に?」
由比ヶ浜結衣「ねえねえゆきのん、私達の目の前にあるこれは一体?」
雪ノ下雪乃「見ての通りクッキングヒーターとお鍋だけれど」
結衣「うん、それはわかるけど、どうしてそんなものが奉仕部に?」
1: 2016/02/01(月) 00:31:42.47
3: 2016/02/01(月) 00:33:29.88
比企谷八幡「料理の練習だよ」
結衣「え、練習?」
八幡「ああ、お前みたく料理のことで相談に来る奴が今後も現れるかもしれねえだろ?だからこうして、いつ相談者が来てもいいようにわざわざ練習してんだよ」
結衣「そうなんだ。でもさ、それなら調理室借りてすればいいじゃん、なんでわざわざクッキングヒーター持ち込んでるの?」
雪乃「本当は調理室を使いたかったのだけれど、他の部活動が大人数で使っていて、そのそいで借りれなかったのよ」
八幡「ああ、だからこうしてわざわざクッキングヒーターを持ち込んでるってわけだ」
結衣「え、練習?」
八幡「ああ、お前みたく料理のことで相談に来る奴が今後も現れるかもしれねえだろ?だからこうして、いつ相談者が来てもいいようにわざわざ練習してんだよ」
結衣「そうなんだ。でもさ、それなら調理室借りてすればいいじゃん、なんでわざわざクッキングヒーター持ち込んでるの?」
雪乃「本当は調理室を使いたかったのだけれど、他の部活動が大人数で使っていて、そのそいで借りれなかったのよ」
八幡「ああ、だからこうしてわざわざクッキングヒーターを持ち込んでるってわけだ」
4: 2016/02/01(月) 00:34:34.36
結衣「そうなんだ。ところで、これは一体何を作ってるの?見たところ揚げ物みたいだけど」
雪乃「ええ、天ぷらよ」
結衣「天ぷら?一体何の?」
八幡「ああ、書類の天ぷらだよ」
結衣「え!?」
雪乃「ええ、天ぷらよ」
結衣「天ぷら?一体何の?」
八幡「ああ、書類の天ぷらだよ」
結衣「え!?」
5: 2016/02/01(月) 00:35:18.58
雪乃「あら、どうしたのかしら由比ヶ浜さん?突然固まりだしてしまったわ」
八幡「おい、一体どうしたんだよ由比ヶ浜?」
結衣「ごめんヒッキー、もう一度行ってくれる?」
八幡「なんだよ、聞こえなかったのか?だから、平塚先生の書類の天ぷらだよ」
結衣「って、いやいやいやいや!! 何書類の天ぷらってッ!?てか、平塚先生のなのッ!?」
6: 2016/02/01(月) 00:36:03.99
八幡「ああ、さっき職員室へ行って平塚先生の机の上に置いてあったから勝手に持ってきたんだ」
結衣「ちょ、それヤバいんじゃないの!?勝手にそんなことして!」
雪乃「心配することはないわ由比ヶ浜さん、どうせ平塚先生のことだし、大した書類ではないはずよ」
結衣「いや、とか言ってものすごく大切な資料とかだったらどうすんの!?平塚先生困っちゃうじゃん」
八幡「そんなに大切な資料なら机の上に置きっぱにしねえだろ」
雪乃「あら、比企谷君にしてはもっともな意見ね。確かにその通りだわ」
7: 2016/02/01(月) 00:37:06.23
結衣「まあそもかもだけど、でも勝手にそんなことしちゃいけないよ!」
八幡「お、そうこうしてる間に天ぷらが揚がったようだな」
雪乃「そうね、書類は薄いから揚げやすいようね。カラッとしていて、きつね色の衣がいい具合だわ」
結衣「って、本当に天ぷらにしちゃったよ!」
八幡「さて、ここは持参した醤油で頂くか」
雪乃「あら、醤油だなんてお子様ねショタ谷君は。私は大人らしく塩でいただくわ」
八幡「お、そうこうしてる間に天ぷらが揚がったようだな」
雪乃「そうね、書類は薄いから揚げやすいようね。カラッとしていて、きつね色の衣がいい具合だわ」
結衣「って、本当に天ぷらにしちゃったよ!」
八幡「さて、ここは持参した醤油で頂くか」
雪乃「あら、醤油だなんてお子様ねショタ谷君は。私は大人らしく塩でいただくわ」
8: 2016/02/01(月) 00:37:53.92
八幡・雪乃「いっただきまぁーーす!!」
パクッ
八幡「おぉーー、この天ぷらの衣のジューシーさと書類に書かれたインクのにじみ出た味が相まって絶妙なバランスを醸してるな!」
雪乃「そうね、揚げたもの自体が薄いからパリパリとした食感を味わえて、美味しいわね」
結衣「って、マジで食ってるし!!」
9: 2016/02/01(月) 00:38:43.78
八幡「ほら由比ヶ浜、お前も遠慮しねえで食べよろ!」っ
雪乃「そうよ由比ヶ浜さん、天ぷらはたくさんあるのだし、みんなで食べましょう」っ
結衣「うぅぅ……紙の天ぷらだなんて旨いのかな?」
ガラガラ
平塚先生「お前達、一体何をしているんだ?」
結衣「あ、先生!ヒッキーとゆきのんがぁ〜〜〜〜!!」
雪乃「そうよ由比ヶ浜さん、天ぷらはたくさんあるのだし、みんなで食べましょう」っ
結衣「うぅぅ……紙の天ぷらだなんて旨いのかな?」
ガラガラ
平塚先生「お前達、一体何をしているんだ?」
結衣「あ、先生!ヒッキーとゆきのんがぁ〜〜〜〜!!」
10: 2016/02/01(月) 00:39:28.35
平塚先生「ん、二人がどうかしたのか?それに、なんだそのクッキングヒーターは?何か作ってるのか?」
八幡「ええ、天ぷらっすけど」
雪乃「それも、平塚先生の机の上にあった書類の天ぷらです」
平塚先生「な、なんだとぉぉーーーーーー!!!」
結衣「ほら、平塚先生も驚いてんじゃん」
11: 2016/02/01(月) 00:40:25.30
平塚先生「まさかあの書類を……お前達、なんて勝手なことを!!」ガタガタ
結衣「ほら、やっぱりその書類、何か大切なものだったんだよ」
雪乃「そう。でも、そんなに大切な書類なら机の上に放置しておいた平塚先生の管理に問題があるわ」
平塚先生「うぅぅ……夢が、私の夢がぁーーーーーー!!」ブルブル
八幡「は、夢?」
結衣「ほら、やっぱりその書類、何か大切なものだったんだよ」
雪乃「そう。でも、そんなに大切な書類なら机の上に放置しておいた平塚先生の管理に問題があるわ」
平塚先生「うぅぅ……夢が、私の夢がぁーーーーーー!!」ブルブル
八幡「は、夢?」
12: 2016/02/01(月) 00:42:01.27
平塚先生「その書類はな………………………………女優のオーディション用紙だったんだよぉーーーーーーーーーーーーーーーッ///」
三人「え、えぇぇぇーーー!?」
いつまで経っても男が出来ない平塚先生は、いつしか満たされない欲求ばかりがたまり、なんと思い切って女優の道に進もうとしたのでした。
どうせこのまま男が手に入らないというのならば、現役美人高校教師の女優デビューとして、華々しく生まれ変わろうという平塚先生の浅はかな野望は潰えました。
血迷った平塚先生はこうして、普通の教師へと戻りました。
八幡「平塚先生……悪くねえかも」 ボソ
結衣・雪乃「え?」
END
三人「え、えぇぇぇーーー!?」
いつまで経っても男が出来ない平塚先生は、いつしか満たされない欲求ばかりがたまり、なんと思い切って女優の道に進もうとしたのでした。
どうせこのまま男が手に入らないというのならば、現役美人高校教師の女優デビューとして、華々しく生まれ変わろうという平塚先生の浅はかな野望は潰えました。
血迷った平塚先生はこうして、普通の教師へと戻りました。
八幡「平塚先生……悪くねえかも」 ボソ
結衣・雪乃「え?」
END
13: 2016/02/01(月) 01:03:49.74
またお前か、
16: 2016/02/01(月) 01:18:17.23
以下最近はまったゲーム
18: 2016/02/01(月) 01:27:14.79
ドラクエビルダーズ
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